【文徒】2018年(平成30)8月28日(第6巻161号・通巻1335号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】「オウム事件真相究明の会」と「日本脱カルト協会」、2つの集会
2)【記事】「記者よりもネットデマが信用される時代」vs「ネットよりも記者が頼りにならない時代」
3)【本日の一行情報】
4)【人事・決算】集英社 平成30年8月27日付役員人事と決算報告

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1)【記事】「オウム事件真相究明の会」と「日本脱カルト協会」、2つの集会(岩本太郎)

7月の「13人死刑執行」を受けて久々にオウム真理教問題がメディアを賑わす中、先週末、2つの集会が都内で開催された。
24日が「オウム事件真相究明の会」主催の「死刑執行に抗議し、オウム事件についてもう一度考える」集会(文京区民センター)。25日は「日本脱カルト協会」の公開講座「オウムのすべて 事件をふりかえって そしてこれから」(立正大学品川キャンパス)。
私(岩本)は両日とも参加したが、どちらも会場はほぼ席が埋まる盛況だった。
http://www.aum-shinsokyumei.com/
http://www.jscpr.org/archives/446
「真相究明の会」は映画『A』監督の森達也や作家の雨宮処凛などが中心となり、麻原彰晃ら死刑囚への執行が間近との観測が流れていた6月4日に立ち上げの記者会見を行っている。
他方、日本脱カルト協会(1995年設立)は弁護士の滝本太郎など、80年代後半からオウム信者の脱会支援、サリン事件後の被害者支援に携わってきた人々が参画しており、前記「真相究明の会」に対しては当初から批判的である。特に滝本は森の『A』を試写段階から厳しく批判していたほか、森の著作『A3』が2011年に講談社ノンフィクション賞を受賞した際も、ジャーナリスト青沼陽一郎らと連名で、講談社野間省伸社長あてに抗議書を送っていた。いわば犬猿の仲である。
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24403_4.html
http://dailycult.blogspot.com/2011/09/a3.html
ウェブメディア『やや日刊カルト新聞』主宰の藤倉善郎も以前から森には批判的である。「真相究明の会」に対しても6月4日の会見に出席して以来、その趣旨のほか団体運営の在り方にまで疑問を呈する発信を続けている。
TBS出身ジャーナリストの下村健一が「真相究明の会」に名前を連ねることを見合わせる意向を同会事務局に伝えていたにも関わらず公式サイトで「賛同人」となっていた件をTwitter上で当人に指摘。これを知った下村が驚いて事務局に連絡し、名前を削除させるという一幕もあった(下村は24日の集会には登壇して発言)。
https://twitter.com/daily_cult/status/1030370319570100224
https://twitter.com/ken1shimomura/status/1030382575989080064
https://twitter.com/daily_cult/status/1030384683010293760
https://twitter.com/ken1shimomura/status/1030395188869386241
https://twitter.com/daily_cult/status/1030398084021284864
藤倉は24日の集会にも撮影およびネットでの動画中継を行うべく「真相究明の会」に申し入れるが、同会側は当日の映像中継は岩上安身の「IWJ」に限定する旨を伝えてこれを拒否。
https://dailycult.blogspot.com/2018/08/blog-post_23.html
ネット上での押し問答が続いた末に藤倉は取材を強行すべく当日会場へ赴いたが、そこではIWJのほかにテレビ朝日クルーもカメラを構えていた。そうした状況を確認した藤倉が構わずネット中継の準備に入ろうとしたところ、主催者側スタッフがこれを制止する動きに出た。「真相究明の会」メンバーで当日の司会を務めた『創』編集長の篠田博之精神科医香山リカらが制止にに入ったものの、最終的には藤倉や鈴木エイト(『やや日刊カルト新聞』主筆)によって、その姿をTwitterやブログ上で写真入りで公開される結果となった。
https://twitter.com/cult_and_fraud/status/1032929001965158401
https://twitter.com/cult_and_fraud/status/1032930624204492803
https://twitter.com/cult_and_fraud/status/1033009669793406978
https://twitter.com/daily_cult/status/1032954649156841472
https://dailycult.blogspot.com/2018/08/blog-post_27.html?spref=fb
私も当日、客席後方で背中越しに見、藤倉のTwitterでも事態は把握していた。
篠田は壇上から「勝手に中継をやっている人がいる。ルールを守ってほしい」と呼び掛けていたが、最後はほとんど諦めてしまったようで、藤倉は結局場内を自由に歩き回りながら撮影していた。香山はしつこく彼の動きをマークし続けていた。
当日不参加だった江川紹子も「真相究明の会」には当初から批判的な一人である。江川も藤倉や鈴木エイトのツイートを見ながら動きは注視していたらしく、鈴木に以下のようにリプライ。
《これは拝読したんですけど、写真から伝わってくる憎悪の雰囲気がただならぬ感じで驚きました。先方は妨害しながら、なんと言っていたの?》
https://twitter.com/amneris84/status/1033012845514907648
これに対して香山リカも翌日以下のリプライ。
《私は会場係を拝命しておりました。事前打ち合わせで、動画配信はあらかじめ許可した社のみ、従っていただけない場合は入場お断り、などの注意事項が共有され、それを遂行いたしました。「憎悪」からではありません。聴衆まで映る生配信が行われ、結果的に任務を果たせなかった責任を痛感しております》
https://twitter.com/rkayama/status/1033267305495453696
ここから江川と香山との応酬も始まるが、結局香山が《のちほどおこたえさせていただきます》と沈黙して終わっている。
https://snjpn.net/archives/64570
なお、藤倉のtwitterアカウントは上記の件に関連してか、27日にTwitter社によりロックされたという。これも本人が報告していた。
https://dailycult.blogspot.com/2018/08/twitter.html#more
藤倉は翌25日の日本脱カルト協会主催の集会にも参加。こちらは許可が得られたようで、主催者にとがめられることもなく場内を歩き回りながらカメラで撮影していた。もっとも、同集会も「許可を得たメディア以外の参加者は録画も録音も禁止」とする旨が主催者によって告知され、実際に会場で注意を受けた参加者もいた。こちらの集会にはオウムを脱会した元信者3人が発言者として参加していたため、彼らを含めた出席者のプライバシーに配慮してのことらしい。
1996年より個人で情報発信を続けてきた「オウマー」こと西村新人類(本職は大学職員で、オウムへの信仰歴はなく、当初からオウム教団と、事件を報じるマスメディアの報道にも批判的なスタンスをとる人物)も24・25日の両日とも参加。特に25日の集会に関しては「録音不可」とされたことにもめげず、メモ書きした内容に基づく長尺のレポートをブログ「オウマー日記」に逸早くアップしていた。
24日の集会で登壇した河野義行(1994年松本サリン事件被害者)の「被害者感情」に関する発言に対し、1995年の地下鉄サリン事件で夫を失った高橋シズヱが集会名や個人名を挙げずに批判した下りなど、マスメディアの報道ではほとんど触れられなかった場面もきちんと押さえていた。
http://sinzinrui.blog.fc2.com/blog-entry-4384.html
http://sinzinrui.blog.fc2.com/blog-entry-4385.html
「真相究明の会」にはジャーナリストも多数参加しているのに、「許可した者以外は不可」と選別するような挙に出たことについては他にも多くの批判の声が上がっている。もっとも、日本脱カルト協会側にしても(元信者のプライバシーに配慮したことは理解できるが)ネットやデジタルデバイスが普及した今の時代に「許可した者以外は録画も録音も不可」と申し渡すなど、外向けの広報感覚という点では両日の主催者とも決して褒められたものではなかった。
長らくオウム問題を追ってきた人々の話が集中的に聞けるという点ではどちらも有意義ではあったが、発言者ごとに様々な論点(脱会者支援・被害者支援・死刑制度の是非・オウム裁判の問題点等々)からの意見表明や問題提起が一度になされたため、討論自体は最後までまとまりのないまま終わったという点も双方で共通していた。
なお「真相究明の会」は上記24日の集会をもって解散することが、主催者により当日会場で公表された。

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2)【記事】「記者よりもネットデマが信用される時代」vs「ネットよりも記者が頼りにならない時代」(岩本太郎)

『日経×TECH』はかつて日経BP社の技術系メディアとして運営されてきた『日経テクノロジーオンライン』や『日経アーキテクチュア・ウェブ』『ITpro』などを統合する形で今年2月13日に創刊されたウェブメディアだ。その今月23日付の「記者の目」に同誌および紙媒体『日経NETWORK』の記者である大森敏行が「記者よりもネットデマが信用される時代」と題したコラムを寄せていた。以前に自分が書いた「ある問題」に関する解説記事について「その問題は既に解決済みで存在しない」との指摘をSNSで書かれたとか。
《ところが、どうやってもその問題が解決されていることを確認できない。(略)よく調べてみると、この人が勘違いをしている可能性が高いようだった》
《本来は、その人に連絡を取って確認すべきだったのかもしれない。しかし、私や編集部に直接、連絡が来たわけではなく、あくまでSNSの個人的な書き込みに過ぎない。こちらから下手に連絡すると「誤りを頑なに認めようとしない記者が言いがかりをつけてきた」と受け取られて炎上する可能性がある。私の仕事は読者に正しい情報を提供することだ。記事の誤りを確認できない以上、できることはない。この件にはこれ以上深入りしなかった》
《気になったのは、このアカウントの指摘を無条件に正しいと信じる人が多いように見えたことだ》
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/081000125/?n_cid=nbpnxt_twbn
大森はさらに同僚の記者がある企業について書いた記事が、有名なSNSアカウントで「企業の言いなりだ」と批判されたのをきっかけに炎上した件などにも言及しつつ、そうしたネット上の書き込みの多くには「事実の検証を誰がするのか」という視点が抜けているといった結論で締めている。もっとも「ある問題」とは何か、そのSNSでの書き込みというのが具体的に何なのかなど、個々の名前が全部伏せられているため、この記事自体の「事実の検証」も不可能だ。
そう思いながら探すと、ネット上にはさっそくこれについての「検証記事」が上がっていた。最近の海賊版サイト問題でも「ブロッキング反対」の立場から論陣を張った楠正憲が自身のブログ「雑種路線で行こう」で、上記の大森の「記者よりもネットデマが信用される時代」を翌24日付のエントリ「ネットよりも記者が頼りにならない時代」でさっそく槍玉にあげたのだ。
https://masanork.hateblo.jp/entry/2018/08/24/001854
楠によれば「企業の言いなりだ」との批判を浴びた記事というのは大森の同僚である齊藤貴之が8月10日付で書いた「佐川急便の不正アプリ対策でトレンドマイクロがバッシングされた真相」。これに対して産業技術総合研究所高木浩光が同日に元記事を引用しながら書いた以下のツイートだそうだ。
《まんまといいように言いくるめられた記事https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/080700122/?P=5
https://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1027722395702849536
《良いことを書くつもりで挑んだはずだったのに、取材先の広報に言われるがままにまんまと丸め込まれてしまった残念な記事。よくあるパターンだと思う。》
https://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1027902370175279104
《そして見出しが「バッシングされた真相」だの「最新のブログで紹介していないだけ」とおかしな部分が強調されてしまった結果、編集委員が記事の趣旨を見出しの通りに勘違いして宣伝してしまい、元から提灯記事だったかのように読者には受け取られてしまった。お気の毒。》
https://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1027903641179447296
他にも楠は《「親しき仲にもスクープあり」と公言して憚らないジャーナリストの大先輩と》飲んだ際に出た話なども織り交ぜながら、最後は『日経×TECH』に対し、《しっかりと「裏取り」した質の高い記事を掲載いただきたい》とエールを送って結んでいる。
ただ、「裏取り」の大事さももちろんだが、自らの記事に対して批判してきた相手の名前も出さずに小さなコラムで反論めいたことを書いたとしても、今のメディア環境ではたちまち相手側に伝わってさらなる批判に晒されるということもよく物語るケースだろう。《炎上する可能性がある》などというへっぴり腰は通用しないのだ。

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3)【本日の一行情報】(岩本太郎)

◎KKベストセラーズの新刊『みんなちがって、みんなダメ』(中田考)は7月25日の発売以来すでに三刷までいくなど好調の模様。ベストセラーになった『君たちはどう生きるか』について「読むとバカになり、そして不幸になる」などと異議を唱える内容で、帯の言葉でもそう謳っている。
https://twitter.com/bestshoseki/status/1033558344089231360
https://twitter.com/bestshoseki/status/1033757759827673088
http://best-times.jp/articles/-/9530
そんな同書も含めて26日付の朝日新聞朝刊2面に出稿された半5段の出版広告に対し、朝日新聞から《広告審査の時に「『君たちはどう生きるか』を読むとバカになる!」と書いた帯を外してほしい》との要望があったとKKベストセラーズ書籍編集部が同日付のTwitter公式アカウントで報告していた。すぐ隣りにマガジンハウスが同じ半5段で『君たちはどう生きるか』の出版広告を掲載していたのだ。
https://twitter.com/bestshoseki/status/1033555234314801152

◎24日に開催された政府の知的財産戦略本部「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)」第5回会合の模様を『日経×TECH』がレポート。出版広報センターの村瀬拓男弁護士は「漫画村」閉鎖以降の6月からアクセス数が急増しているという「第2の漫画村」の存在を指摘。講談社野間省伸社長は、韓国におけるブロッキング制度について同国の出版社にヒアリングした結果「アクセスの8割を抑えられており、成果に満足」とする意見があがったことなどを報告。東京大学大学院教授の宍戸常寿はブロッキングやフィルタリングに代わる「第3の対策」として「約款に基づくアクセス警告表示」方式を提案したそうだ。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/02419/?n_cid=nbpnxt_twbn

◎その海賊版サイト問題をめぐり6月に日本アドバタイザーズ協会JAA)、日本広告業協会(JAAA)、日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の3団体が共同で公表した声明について『impress BUSINESS MEDIA』がJAAの専務理事・鈴木信二にインタビュー。この問題に関するJAA会員社の受け止め方は、鈴木によれば概ね以下のようであるらしい。
《あくまで感覚値ではありますが、まずは問題意識を持っている、知っているという状態の企業が6〜7割程度。このうち半分程度が「やらなきゃ」と考えているものと思います。残りの3〜4割については従来からの広告観、メディア観のまま「それは広告主の問題ではない」と考えている可能性があります》
https://webtan.impress.co.jp/e/2018/08/23/30139

◎「小学館漫画賞」の運営を担当し、9月16日に授賞式が行われる「京都国際漫画賞」の審査員長も務める有藤智文が『マンガ新聞』の3回連続インタビューに登場。マンガ家志望者向けに「賞への応募」「持ち込み」「ネット投稿」など様々な道があることを、過去の具体的な事例などをもとにアドバイスしている。有藤は『週刊少年サンデー』で『うる星やつら』『タッチ』などを担当。後に『ビッグコミックスペリオール』編集長を務めたベテラン編集者だ。
http://www.manga-news.jp/news/body/1781
http://www.manga-news.jp/news/body/1974
http://www.manga-news.jp/news/body/1994

◎cakesは21日からマンガ、コラムなどの記事を「LINE NEWS」へ配信開始。
https://www.pieceofcake.co.jp/n/ne8271ce4d40f

毎日新聞社と元NHK堀潤の「8bitNews」が共催の形で現在実施中のワークショップ「毎日ビデオジャーナリズム・ラボ」の公式サイトが新たに開設された。ワークショップの模様や受講者たちが制作した映像作品などが掲載されている。
https://m-videoj.com/

クックパッドは釣り情報サイト『ツリホウ』などを運営するウミーベ(株)(福岡県福岡市)を買収したことを24日に発表。ウミーベ創業者の渡部一紀は音大出身で現在32歳。今後も同社のCEOを兼務しつつクックパッドの新規事業の分野に配属になるという。
https://www.businessinsider.jp/post-173786
https://www.wantedly.com/companies/umeebe

水道橋博士との「ガチ対決」を征した幻冬舎・箕輪厚介の弁舌の勢いはとどまるところを知らない。『withnews』のインタビューでは見城徹に命じられ、自身と《相性がいいけど性格的には真逆》な佐々木紀彦と「NewsPicks」を立ち上げた際のエピソード、オンラインサロン「箕輪編集室」の狙うところなどについて、歯に衣着せぬ例の調子で語っている。
《中途半端なコンテンツは、箕輪編集室のようなオンラインサロンに侵食されていくんじゃないかな。それこそ、箕輪編集室のメンバーは無給どころか月額を払いながら、寝ないで動画を作ったり、記事を書いたりして毎日スキルや実績を得ているのに、サラリーマン編集者が高給をもらいながらコンテンツを生み出していくモデルは、よほどの戦略とクオリティがないと厳しいでしょうね》
https://withnews.jp/article/f0180821002qq000000000000000W02h10101qq000017886A

◎かつて日本テレビで「ネットカフェ難民」など貧困問題に関する報道番組を数多く手がけ、退職後の現在は上智大学文学部教授も務めるジャーナリストの水島宏明が、ゼミ生たちとの合宿の際に生じた宿泊トラブルについて『Yahoo!ニュース』への寄稿でホテルや予約サイトの実名を出しつつ批判を述べたところ逆に批判が殺到。当該記事を削除する事態に。
https://www.j-cast.com/2018/08/24337006.html

夏の甲子園決勝「大阪桐蔭×金足農」の一戦を、金足農の地元の秋田朝日放送は緊急中継。しかし注目の集まる視聴率は「調査対象期間外」につき、地元ではこの時期そもそも計測されていなかった。ビデオリサーチの世帯視聴率調査が52週(つまり常時)行われているのは関東地区・関西地区・名古屋地区など大都市圏のほかは北部九州・札幌・仙台・広島・静岡・福島・新潟・岡山香川の各地区のみ。他の地区は現在でも24週調査なのだ。
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/08/22/0011565924.shtml
https://www.videor.co.jp/tvrating/pdf/handbook.pdf

◎その上記の金足農が勝ち上がった決勝戦の結果を受けて、日本農業新聞は21日に号外のPDF版を公式サイト上に掲載した。日刊スポーツによれば《TPP交渉の節目など農業関連の重要案件がほとんどで、高校野球の結果が号外になるのは極めて異例》とのこと。
https://www.agrinews.co.jp/static/pdf/kanaasi0821.pdf
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201808210000869.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

◎「PR TIMES」主催、「CINRA」企画・運営によるメディア関係者向けイベント「MEDIA DAY TOKYO 2018」が9月13・14日に渋谷「EDGE of Tokyo」で開催される。ネットニュースが抱える問題やYouTuberの台頭などをテーマに6セッションが予定され、『BuzzFeed』日本版の朽木誠一郎、『cakes』編集長の大熊信、『BUSINESS INSIDER JAPAN』統括編集長の浜田敬子などがそれぞれ登壇する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000881.000000112.html

小川紳介ゆかりの「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が米国アカデミー賞の公認映画祭に認定された。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34411110R20C18A8L01000/
同映画祭は隔年(西暦では奇数年)開催だが、合間の今年も10月6日から「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形 in 東京2018」が都内・新宿のK's cinemaなどを会場に開催される。
https://www.yidff.jp/news/18/180705.html

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4)【人事・決算】集英社 平成30年8月27日付役員人事と決算報告

27日の定時株主総会にて以下の通り取締役を選出。引き続き行われた取締役会にて取締役および役員待遇の担務を決定した。

〈8月27日付役員人事〉

代表取締役社長 堀内丸恵

専務取締役〔昇任〕高梨雄二
管理部門(社長室、人事部、厚生部、総務部、経理部)、編集総務部、資材部、制作部、関連会社担当

常務取締役 柳本重民
雑誌販売部、コミック販売部、書籍販売部、マルチコンテンツ販売部担当

常務取締役 鈴木晴彦
第1〜第5編集部、ジャンプ・コミック出版編集部、ジャンプ・ノベル編集部担当

常務取締役 廣野眞一
宣伝部、コンテンツ事業部、広報部、読者サービス室担当

常務取締役 小林桂
ブランド事業部担当

常務取締役 茨木政彦
出版部門(文芸編集部、文庫編集部、校閲室、新書編集部、ノンフィクション編集部、学芸編集部、出版管理室)、デジタル事業部、ライツ事業部担当

常務取締役〔昇任〕田中恵
第6編集部〜第10編集部、整理編集部、雑誌デジタル編集室、コミュニケーション・デザイン室、女性誌企画編集部、広告部担当

取締役 渡辺隆
社長室、人事部、厚生部、総務部、編集総務部担当

取締役 北畠輝幸
第1〜第3編集部、ライツ事業部担当(兼)第2編集部部長

取締役 隅野叙雄
雑誌販売部、コミック販売部、書籍販売部、マルチコンテンツ販売部担当(兼)雑誌販売部部長

取締役 田中純
第4編集部、ジャンプ・コミック出版編集部担当(兼)第4編集部部長

取締役〔新任〕鈴木麻美
資材部、制作部担当

取締役〔新任〕日高麻子
整理編集部、雑誌デジタル編集室、第7〜第9編集部、コミュニケーション・デザイン室担当(兼)第7編集部部長

取締役〔新任〕徳永真
文芸編集部、文庫編集部、校閲室担当(兼)文芸編集部部長(兼)文庫編集部部長(兼)校閲室部長

役員待遇〔新任〕佐野明夫
書籍販売部担当(兼)書籍販売部部長

役員待遇〔新任〕林秀明
経理部担当(兼)経理部部長

役員待遇〔新任〕海老原美登里
第6編集部、第10編集部、女性誌企画編集部担当(兼)第10編集部部長(兼)女性誌企画編集部部長

監査役 木川真希子

監査役(非常勤) 相賀昌宏

東田英樹専務取締役は退任し、顧問に就任。
石渡孝子常務取締役は退任し、集英社インターナショナル代表取締役専任に。
村田登志江取締役は退任し、集英社クリエイティブ取締役専任に。

〈第77期(平成29年6月1日〜平成30年5月31日)決算報告〉

売上高 116,497百万円(前期比:99.1%)

[内訳]

雑誌売上 50,185百万円(前期比:87.0%)

 ※コミックス含む 内訳 雑誌:24,996百万円 コミックス:25,189百万円)

書籍売上 10,846百万円(前期比:87.3%)

広告売上 9,326百万円(前期比:100.2%)

その他 46,141百万円(前期比:121.1%)

 ※内訳 Web:16,240百万円 版権:21,077百万円 物販等 8,824百万円)

税引前当期純利益 4,122百万円(前期比:55.6%)

当期純利益 2,526百万円(前期比:47.1%)

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