【文徒】2017年(平成29)年4月20日(第5巻74号・通巻1003号)

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1)【記事】中川俊直政務官フェイスブックで辞任を発表
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】中川俊直政務官フェイスブックで辞任を発表

経済産業省中川俊直政務官が4月18日、フェイスブックで次のように書いている。
「心よりお詫び申し上げます。
本日、一部週刊誌に掲載される予定の記事をめぐり、経済産業大臣政務官の辞表を提出いたしました。
多くの関係者の皆様に対して、心よりお詫び申し上げます。
家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべて私の不徳の致すところであり、言い訳のしようがありません。誠に申し訳ございません。
妻に対しては、昨年末、私からすべてを説明し、本当に申し訳ないことをしたと詫びました。それから時間をかけて話し合い、信頼回復に向けて共に歩もうと話してくれました。
今後は、ご迷惑をお掛けしたすべての方にお詫びを申し上げていきながら、精一杯努力して参ります。これまで私を支えて頂いた方々に対し、心よりお詫び申し上げます」
https://www.facebook.com/toshinao.nakagawa/posts/1380933041989741
同日、「週刊新潮」が次のようにツイートしている。
「#中川俊直 議員が政務官辞任へ。今週発売の「#週刊新潮」不倫報道を受けてでしょう。また週刊誌の不倫ネタかよと思われるかもしれませんが、“重婚ウエディング”までした愛人と揉め、現職議員が警察に『ストーカー登録』されてしまったという前代未聞です。明日17時頃、速報をお伝えします」
https://twitter.com/shukan_shincho/status/854254257238712320
週刊新潮」らしいスクープ記事である。
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/04191700/?all=1
今回は単なる「不倫」ではなかったわけである。毎日新聞は、こう書いている。
「中川氏は衆院広島4区選出で当選2回。テレビ東京の記者を経て父秀直元官房長官の秘書となり、2012年衆院選で初当選。今年3月、別の週刊誌が自民党の女性議員との不倫疑惑を報じていた」
http://mainichi.jp/articles/20170419/k00/00m/040/107000c
「別の週刊誌」とは「フライデー」のこと。「フライデー」に自民党の前川恵衆院議員とのダブル不倫をスッパ抜かれている。
https://friday.kodansha.ne.jp/sn/u/event/98465
親父の中川秀直も女性問題で官房長官を辞任している。新潮社の今は亡き写真週刊誌「フォーカス」のスクープだった。親子二代にわたり新潮ジャーナリズムのお世話になっているわけだ。ちなみに親父もマスコミの出身。テレビ東京の「親会社」にあたる日本経済新聞社で政治部記者をつとめていた。

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2)【本日の一行情報】

資生堂はコーセーに敗れたのである。資生堂を担当したことのある広告代理店の関係者の多くは、こう思っているのではないだろうか。
http://diamond.jp/articles/-/125014
みんな薄々気がついていても口にしないことがある。資生堂の失敗は「プロ経営者」を招いたことである。「プロ経営者」は資生堂が創業以来、培ってきた、言ってみれば「文化資本」を破壊してしまったが、コーセーの同族経営者はこれを残したのである。

集英社の「FLAG SHOP」が「決済のシステム障害について」を発表している。
集英社 FLAG SHOP をご利用いただき誠にありがとうございます。
本日16時50分より下記の決済がシステム障害で利用できない状況になっております。
クレジットカード
dケータイ払いプラス
銀行前払い(ATM/ネットバンキング)
LINE Pay
コンビニ前払い
auかんたん決済
お客様にはご不便おかけして大変申し訳ございません。
引き続きFLAG SHOPをよろしくお願いいたします」
https://flagshop.jp/fs/shop/pages/excuse_170417.aspx

◎「LINEアカウントメディア プラットフォーム」に「読売新聞」「anan web」「いぬのきもち・ねこのきもちNEWS」「北海道ニュースUHB」「週プレNEWS」「日刊SPA!」「ゲットナビ」など新たに22メディアが参画した。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1721

Yahoo! JAPANが運営するニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」で、「Yahoo!ニュース 動画」を開始した。まずは、日本テレビと提携し、同社のニュース専門チャンネル日テレNEWS24」から提供を受けたニュース動画を24時間365日ライブ配信する。
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2017/04/18a/

バンダイナムコエンターテインメントは、ユーザー参加型のネットワークイベントサービス「アソビスタ」を今夏スタートさせる。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1055275.html

◎D2Cとサイバー・コミュニケーションズは共同で、インターネット広告市場でのデバイス別広告費、広告種別広告費、動画広告費の調査結果を発表した。これによれば2016年のインターネット広告媒体費は1兆378億円。そのうち、スマホ向け広告費は6476億円(62%)、PC向けは3902億円(38%)。スマホ広告費が初めて6割を超えた。
http://www.d2c.co.jp/news/2017/04/17/1763/

三宿の「IID世田谷ものづくり学校」で4月22日と23日、親子の読書イベント「AMAZON キッズ ブック ウィーク」が開催される。
https://sancha.keizai.biz/headline/673/

三ツ矢サイダーが新テレビCMの放送を中止した。
「この度、三ツ矢サイダーの新CM『僕らの爽快編』につきまして、お客様からたくさんのご意見を頂きました。
配慮に欠ける表現がありましたことを、ここに深くお詫び申し上げます。
皆様のご意見を真摯に受け止め、当CMの掲出を取りやめることと致しました。
この度は誠に申し訳ございませんでした」
http://www.asahiinryo.co.jp/mitsuya-cider/sp/cm/
トランペットを吹く女子に背後から体当たりするシーンが描かれていて、管楽器の奏者に背後から体当たりすると唇が切れたり歯が折れる危険性があるという指摘が関係者から寄せられたことを受けての判断である。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1704/19/news063.html

◎「名探偵コナン」「まじっく快斗」「YAIBA」など小学館を支えて来た青山剛昌の単行本が2億冊を突破した。
http://natalie.mu/comic/news/229267

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、独立系ではインド最大級のデジタルパフォーマンスマーケティンググループ「SVG Media Group」(SVGメディアグループ)の株式89%を取得すること、および今後段階的にシェアを拡大して完全子会社化するオプションを当社グループが有することで合意した。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2017053-0418.pdf

電通は、運営する電子雑誌業務支援システム「Magaport」(マガポート)内の新サービスとして、紙の雑誌を想定して作られた誌面PDFデータをテキストや画像単位のマイクロコンテンツに自動変換し、企業のオウンドメディア、ニュースサイト、電子書店などへの配信を可能とする「マガポート記事サービス」の提供を開始した。「Magaport」の運営で協業する富士山マガジンサービスが開発したマイクロコンテンツ生成・管理システム「fujisan 記事抽出システム」を独占的に活用することで実現した。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2017054-0419.pdf

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3)【深夜の誌人語録】

挫折とは夢が実現できないからといって夢を諦めてしまうことである。