【文徒】2017年(平成29)9月19日(第5巻176号・通巻1105号)

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1)【記事】「自主回収」つづきの資生堂
2)【記事】産経VS望月衣塑子記者の勝敗は?
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】「自主回収」つづきの資生堂

資生堂は終わった、のだろうか。まさか……とは思いたい。しかし、だ。資生堂はアイライナー「インテグレート キラーウインクジェルライナー」の一部に製造段階での不備によりアイライナーの芯に本体プラスチックの小片が混入した商品があることが判明し、全品を自主回収すると発表した 。
「このたび、当社が販売するセルフメイクアップブランド『インテグレート』のアイライナー『キラーウインクジェルライナー』の一部において、製造段階での不備によりアイライナーの芯に本体プラスチックの小片が混入した商品があることが判明し、商品を自主回収することといたしました。
お客さま、お取引先の皆さまには多大なご心配とご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます 」
http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002268
この商品、2月にも自主回収と商品の交換 を発表していたはずだ。実は、その際に交換した商品も今回の自主回収の対象 だ。
http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002134
資生堂は、この7月には立て続けに商品の自主回収を発表している。ボディー用洗剤と日やけ止め商品がそうだ。
「このたび、弊社が販売している日やけ止め商品のうち、3品を自主回収することといたしました。これは、特定の条件下で製造した一部の商品において、中味のざらつきにより使用感に問題を生じ、弊社の品質基準に達していないと判断したものです。商品の安全性や紫外線防御機能には問題はありません」
「このたび、弊社が販売しているボディー用洗浄料のうち、平成29年1月から7月に製造した一部商品において香りに異常が見つかりました。これは、弊社久喜工場にて当期間の管理体制に不備があり社内規格値に満たないことによるものです。安全性や洗浄機能に問題があるものではございませんが、お客さまにご愛用いただく品質に達していないと判断しましたので、下記の【自主回収対象商品】を自主回収いたします 」
http://www.shiseido.co.jp/announcement/201707/
http://www.shiseido.co.jp/announcement/201707_02/?id=91
資生堂は製造過程におけるクオリティコントロールに問題があるのではないか。果たして資生堂は抜本的な検証をしているのだろうか。
決して大袈裟ではなく資生堂という三文字が不良品の代名詞になりかねないことを経営は危機感を持って受け止めねばなるまい。資生堂の何かが狂い始めているのだ。

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2)【記事】産経VS望月衣塑子記者の勝敗は?

産経によれば東京新聞社会部の望月衣塑子記者は9月14日午前の官房長官会見で次のように発言した。
「…東京新聞に送られた官邸報道室の注意文書の関連だが、私が執拗に質問していることもあり、長官の回答および、それが産経新聞さんにたびたび取り上げられるということが続いてきた。こちらのやり方としても、反省する点は多々なのですが、注意文書のことが産経新聞になぜ、リークとして出て、記事が出て、またこれまでの官房長官とのやり取りも、いくつも記事にされていた。その中でやはり個人への、記者等に対する誹謗中傷というのが、私事ですけれども、かなり進んできていると感じております…」
「…このような状況に、菅長官ご自身のご発言等々が、ネット上で拡散されることで、たまたまこういうことになっていると思うのですが、まさに言論弾圧を助長するかのような、ネット上の誹謗中傷、ネット以外の誹謗中傷等々について、政府としては今、どのように受け止めていらっしゃるのか、お聞かせ願えますか」
こうした望月記者の発言に対して「産経新聞社は14日、『事実無根であり、社の名誉と信用を著しく毀損するもので看過できない』として発言撤回を求める抗議文を東京新聞編集局長宛てに送付した」
http://www.sankei.com/premium/news/170914/prm1709140010-n3.html
「リテラ」などは「官邸と産経が煽動する東京新聞・望月記者バッシングがヒドい! 卑劣な報道圧力に、メディアは即刻抗議せよ!」を掲載し、興奮と怒りを隠さなかった。「週刊金曜日」も「『東京新聞』望月記者に強まる官邸の圧力」を発表。これはネット独自記事だそうだ。
もっとも、望月記者はあっさりと謝罪した。15日付産経によれば「東京新聞社会部の望月衣塑子記者は15日、首相官邸報道室が東京新聞に注意喚起した文書を報じた産経新聞の記事を『官邸からのリーク』と発言したことについて、菅義偉官房長官の記者会見の場を使って『(文書は内閣記者会に常駐する)全社に出していて誤りだった。撤回して謝罪したい』と述べた」のである。
http://lite-ra.com/2017/09/post-3456.html
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2017/09/15/news-5/
http://www.sankei.com/politics/news/170915/plt1709150073-n1.html
ツイッターには予想していた通り、親「望月」と反「望月」の投稿が溢れかえっていた。
「政府が嫌がる質問をするのがジャーナリストの使命なのだから、東京新聞の望月イソコさんは立派な仕事をしている。官房長官に直撃する立場で、まともなジャーナリストは望月さんだけだ」(竹熊健太郎)
https://twitter.com/kentaro666/status/908274898828632065
「リークやなくて、東京新聞官邸キャップが各社に配布したらしい。勝手に解禁縛り破りされたら、官邸キャップとしても、各社に申し開きせざるを得ないわなあ」(福島香織
https://twitter.com/kaori0516kaori/status/908286475652939776
産経新聞、一寸酷すぎるのでないか。安倍政権批判、疑問の声を出す人を攻撃。菅官房長官に質問発する東京新聞の望月記者を徹底的に攻撃していたが、ツイートにまでかみつき始めた 」(孫崎亨)
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/908990140957171712
「【拡散希望東京新聞の望月記者に対する応援が急務だ。きちんとした仕事をやれるジャーナリストが攻撃を受けたり、外されたりすることはあってはならない。新聞社やテレビ局に読者や視聴者の思いを届けることが今は重要 」(田中稔
https://twitter.com/minorucchu/status/908713112718655488
「そもそもなぜ東京新聞は望月記者を守らないわけ?記者が反論するんじゃなくて、東京新聞として官邸に抗議しかえせよ!」(Nobuhiro Chiba 日刊スポーツ記者)
https://twitter.com/sunnyc19730720/status/909040010019586048
「記者会見の私物化だ。謝罪ですむなら警察はいらない。昔なら『登院停止』だが、記者クラブは何やってるのか」(池田信夫
https://twitter.com/ikedanob/status/908958723468603392
「私に対する個人攻撃ともいえる批判が増えている、菅官房長官はこのことについてどう思うのか、の望月衣塑子活動家。自分は反政府集会で散々安倍総理を罵倒してきたクセに、己にちょっと鞭が入ると泣きが入って、出してはイケナイ声を上げる。言論の自由を口にするなら、敵の言論の自由に音をあげる勿れ」(村西とおる
https://twitter.com/Muranishi_Toru/status/908621711955738625
「今朝の記者会見で菅官房長官東京新聞の望月記者にこう答えた『毎日2回記者会見している国はない』。事実であるかもしれないけど、日本と違って他の民主主義の国では記者会見する時にきちんと質問に答える。嫌いな記者に質問されていても会見を打ち切らない」(Karyn NISHI-POUPEE=AFP通信社)
https://twitter.com/karyn_poupee/status/908298019799367687
「菅官房長官が記者会見で質問をはぐらかした時に『それでは答えになっていません』と、民主主義が一定レベルで成熟した国の記者会見で当たり前の「問い返し」をする記者が、東京新聞の望月記者以外に見当たらない。産経は政府と結託して、その望月記者を記事で叩く。他社の記者はいじめを傍観している」(山崎雅弘)
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/909282070567862272
東京新聞の女性記者の取材姿勢が問題に。本人は『権力の暴走を止める』と懸命なのだろうが『権力の暴走』以上に恐いのが『マスコミの暴走』。これは昭和史の教訓でもある。マスコミの仕事は反権力に凝り固まることではなく、事実を伝えること。権力の監視は必要だが、そればかりに執着すれば目が曇る」
(早坂隆=「ルーマニア・マンホール生活者たちの記録 」の著者)
https://twitter.com/dig_nonfiction/status/908593586651799552
「菅官房長官とのやりとりを長々引用。産経新聞って、東京の望月さんが、ホント好きなのねぇ」(江川紹子
https://twitter.com/amneris84/status/908791461537185792
東京新聞望月記者は菅官房長官に『ネット上の中傷誹謗を、政府はどう受け止めているのか』と質問。しかしネット上の言論に対する政府コメントを求めることは、要するに政治権力を言論の世界に関与させようとするものだ.それ自体はまさに民主主義の原則と言論の自由に対する冒涜。民主主義の敵は誰か」
産經新聞記事によると、6月8日の官房長官記者会見で、望月記者は20回以上も質問し会見時間は40分に及んだ。つまり彼女は記者会見を独り占めにして他の新聞記者の質問する機会を大量に奪ったのだ。他人の権利を無視してすべて自己中心のこの『権力記者』、よくも『権力と戦う』といえるのだ」(石平太郎=拓殖大学客員教授の石平である)
https://twitter.com/liyonyon/status/908277805015646208
https://twitter.com/liyonyon/status/908286553004285953
スクープを売り物とする週刊誌は望月衣塑子記者のスキャンダルを狙っている。というか喉から手が出るほど欲しいだろうな。

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3)【本日の一行情報】

◎「東洋経済オンライン」は広告宣伝費を5年前に比べて削減した金額が多かったランキングを発表した。1位はキヤノンで約3割減少。2位「キリン」、3位「グリー」、4位「任天堂」、5位「オリンパス」、6位「住友商事」、7位「日本電信電話」、8位「ディー・エヌ・エー」、9位「NTTドコモ」、10位「三越伊勢丹ホールディングス」。
http://toyokeizai.net/articles/-/188372

◎「ハフポス」が「水原希子出演のCMに『日本人を使え』など差別ツイート サントリーTwitterに聞いた」を掲載した。
サントリー広報担当者は、ハフポスト日本版の取材に対して、『今回の当社の投稿に対して、Twitter上でキャンペーンの趣旨と異なるコメントが多く付いていることを残念に思っております』とコメントした」
Twitter Japan社の広報担当者はハフポスト日本版の取材に対し、個別のアカウントに関するケースのため、同アカウントのツイートやリプライへの対応措置については回答できないとした。
その上で、ヘイトスピーチ対策として「すでに毎日大量のツイートに対処を行っている」とし、以下のようにコメントした。
Twitterは世界中のすべての方々がそれぞれの視点や経験からの意見や知識、情報、また作品などを自由に表現できる場でありたいと考えています。そのために存在するTwitterのルールにのっとり、すでに毎日大量のツイートに対処を行っています。
先日の抗議活動を含め、ヘイトスピーチに関してさまざまなご意見を頂戴しています。100%ご満足いただく結果をもたらすことはなかなか困難ではありますが、最大限の努力のもとでTwitterを改良していこうとさまざまな観点から見直しを始めています』」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/13/kiko-mizuhara-suntory-cm_a_23208289/

トーハンは、9月中旬より全国約500書店にて、「comico」「GANMA!」「LINEマンガ」「pixivコミック」という四つのマンガアプリと連動した棚をコミック売場に新設する施策をスタートさせた。
http://www.tohan.jp/news/20170914_1064.html
http://www.tohan.jp/news/upload_pdf/20170915webmangaappli_shoten.pdf
参加書店には、商品とあわせて、各アプリのサービスアイコンが明示された売場告知用のパネル、および各アプリ別の棚プレートを用意する。また、店頭展開提案書も送付し、アプリ発のコミックスについて、揃えるべき商品を確実に読者に届けられる陳列方法とともに提案するという。メンテナンスは二カ月おきだ。

トーハンは、店頭活性化プロジェクトの企画として、小学館コロコロコミック&ちゃお40周年記念 書店ハロウィンまつり」を全国約900書店で9 月15 日(金)〜11月14日(火)まで実施する。
http://www.tohan.jp/news/20170915_1063.html

トーハンは、9月11日に平成29年度版「書店経営の実態」を発売した。決算書からみる売上高伸長率は、健全企業−2.28%、欠損企業−5.48%、総平均−2.78%となり、総平均では22年連続のマイナス成長となった。
http://www.tohan.jp/news/20170914_1065.html

◎「週刊少年マガジン」9月13日発売号が連載の「風夏」で袋とじ企画にチャレンジしている。袋とじは番外編として企画され、登場してほしいヒロインとシチュエーションを「袋とじ総選挙」 と称して投票で決めている。マンガ誌も販売面では苦戦を強いられているのだろう。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1709/13/news147.html

◎電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 が1年間の人気雑誌ランキングを発表した。
20代男性 1「ゲットナビ」、2「グッズプレス」、3「メンズジョーカー」、4「メンズノンノ」、5「ダイム」
30代男性 1「ゲットナビ」、2「グッズプレス」、3「ダイム」、4「デジモノステーション」、5「バイラ」
40代男性 1「ゲットナビ」、2「グッズプレス」、3「ダイム」、4「デジモノステーション」、5「フライデー」
50代男性 1「フライデー」、2「ゲットナビ」、3「ダイム」、4「グッズプレス」、5「フラッシュ」
60代男性 1「週刊現代」、2「週刊ポスト」、3「フライデー」、4「週プレ」、5「フラッシュ」
学研の「ゲットナビ」が強い。徳間書店の「グッズプレス」も強いし、小学館の「ダイム」も強い。全世代でモノ&ライフスタイル情報誌が強い。
20代女性 1「モア」、2「バイラ」、3「アール」、4「マキア」、5「美的」
30代女性 1「バイラ」、2「オッジ」、3「ドマーニ」、4「サンキュ」、5「ジンジャー」
40代女性 1「マリソル」、2「バイラ」、4「サンキュ」、4「リー」、5「ドマーニ」
50代女性 1「マリソル」、2「バイラ」、3「オッジ」、4「カムホーム」、5「サンキュ」
60代女性 1「ゆうゆう」、2「婦人画報」、3「家庭画報」、4「きょうの料理」、5「暮し上手のお裁縫」
20〜50代の1位は、いずれも集英社のタイトルが占めた。ベネッセの「サンキュ」が健闘している。「アンアン」が全世代でベスト10から外れている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000581.000005889.html

朝日新聞によれば「水戸芸術館水戸市)の職員が、人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の作品を無断で改変し、ツイッターで同館を宣伝する内容の投稿をしていたことが14日、朝日新聞の取材でわかった。著作権侵害の可能性を外部から指摘され、同館は投稿を削除した 」という。
http://www.asahi.com/articles/ASK9G3RP8K9GUJHB004.html
水戸芸術館ツイッターでお詫びを発表している。
「先日の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』作品に関するコラージュ投稿についてお知らせです。昨日、(株)集英社様ともご相談のうえ投稿を削除いたしました。今後は著作権者の権利保護に充分留意し情報発信をしてまいります。ご心配、ご不快な思いをさせてしまった皆様には謹んでお詫び申し上げます」
https://twitter.com/art_tower_mito/status/908165793589772288

◎「ドン・キホーテ神保町靖国通り店」が 僅か8カ月で閉店!
https://www.j-cast.com/2017/09/14308531.html

◎「少年ジャンプ+」は創刊3周年を記念して、79作品1000冊以上のマンガを無料公開するキャンペーン「ジャンプ+フェス2017」をスタートさせた。
http://natalie.mu/comic/news/248878
スマホでマンガを読む習慣は完全に定着した。

◎山田ユカは元書店員シンガーだそうである。
http://www.nicheee.com/archives/2146869.html
YouTubeで漫画や小説のレビュー、楽曲の配信を行なっている。
https://www.youtube.com/channel/UCe13dsZEjVAM4a4V0oGTVpw

都民ファーストの会 のツイートではなく、東京都庁広報課のツイートである。
〈【お知らせ】「都民ファーストでつくる『新しい東京』 2020年に向けた実行プラン」事業実施状況レビュー結果をまとめましたので、お知らせします 〉
https://twitter.com/tocho_koho/status/907839996085899264?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fbuzzap.jp%2Fnews%2F20170914-tocho-ad-tomin1st%2F
「BUZZAP!」が「東京都庁広報課、地域政党のはずの『都民ファースト』の宣伝をしてしまう」を掲載している。
http://buzzap.jp/news/20170914-tocho-ad-tomin1st/

ダイヤモンド社の書籍編集局第1編集部に所属する金井弓子 の発言。ダイヤモンド社は書籍編集者を募集している。
ダイヤモンド社では、営業と編集の現場の人間が参加する会議で書籍企画を検討します。その場で編集担当者が企画を自らプレゼンし、最終的な採否もそこで行われる。これは編集者にとって非常に納得のいく仕組みだと思います。営業の方たちの考えも分かりますし、とてもやりやすいですね」
http://diamond.jp/articles/-/142064

放送倫理・番組向上機構BPO放送倫理検証委員会 は川端和治 委員長名で談話「インターネット上の情報にたよった番組制作について」を発表した。
「最近フジテレビの2番組で、インターネット上の情報・画像に依拠して番組を制作した結果、事実ではない発言を事実として辛口のコメントを加えたり、実在しない商品を紹介するという事案が発生した。
いずれも事実ではない放送であるから放送倫理違反があることは明らかであるが、インターネット上のもっともらしい情報を真実と信じてしまったという不注意からの過誤であり、誤った内容は、過去に何度か引退表明と撤回を繰り返したことが広く知られているアニメ映画監督についての事実ではない引退宣言集と、珍しい味が売り物のアイスの実在しない味のパッケージ画像であるから、それ自体はそれほど重大とは言えない。
その上、虚偽の発言集を放送された本人のプロダクションや実在しない商品を発売したと報じられた会社は、この過ちを問題としておらず、また番組を制作したフジテレビは、直ちに訂正と謝罪の放送を行い、過ちが発生した経過と原因を検証した上で、再発防止策を講じている。委員会はこれらの点を考慮して、審議の対象とはしなかった。
しかし、この2つの事案は、番組制作にあたり、まずインターネット上の情報を利用することが広く行われている現状で、十分な裏付け取材なしにそれを利用することがあれば、同じ問題が他の局でも発生する可能性があることを示したものと言える。かつて委員会が公表した「情報バラエティー2番組3事案に関する意見」(委員会決定第12号)は、インターネットで探し出した出演者の話の裏付け取材をしないまま、それを事実と思い込んで制作された番組についての事案である。
今回の事案は、専らインターネット上の情報だけにたよって番組を制作したという点でそれと異なっているが、それだけに一層、インターネット上の情報を利用するときのリスクを明確に示していると言える。そこで、番組制作にあたってインターネット上の情報を利用するときに起こりがちな問題点について注意喚起するために、委員長として談話を発表することにした」
https://www.bpo.gr.jp/?p=9216&meta_key=2017

◎「CanCam」(小学館) 専属モデルとなった中条あやみ は今年6月まで「Seventeen」(集英社)専属モデル だった。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201709150000051.html
花とゆめ」に連載されている福山リョウコの「覆面系ノイズ」が映画化されたが、これの主演女優をつとめている。
http://fukumenkei-noise.jp/

◎新潮社は黒子タイプの編集者が多いなか中瀬ゆかり出版部長は例外的な存在である。テレビやラジオにも出演することさえ厭わない。
http://toyokeizai.net/articles/-/187917

スター・チャンネルは、9月16(土)〜29日(金)に開催される「第39回ぴあフィルムフェスティバル」に協賛している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000008010.html

集英社女性誌「MORE」の公式ウェブサイト「DAILY MORE」が1220万PVを突破 した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000011454.html

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4)【深夜の誌人語録】

リーダーは喜怒哀楽に溺れてはならない。