【文徒】2017年(平成29)11月6日(第5巻208号・通巻1137号)

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1)【記事】メディバンのマンガビジネスに注目しておこう
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】メディバンのマンガビジネスに注目しておこう

無料のマンガ制作ソフト「メディバンペイント」を公開するメディバンは、2年間で100人のプロマンガ家を募集する「パートナープログラム」を開始したという。ここで契約したマンガ家には、「iPad Pro」「Apple Pencil」を無償貸与し、デジタル作画ノウハウの講習を実施するなど、漫画制作のサポートも行 い、投稿プラットフォーム「MediBang!」上で、1回当たり16ページ程度の作品を隔週で連載できるそうだ。特筆すべきは原稿料も支払う ことである。
https://medibang.com/partner/
メディバンは今年7月にメディアドゥと資本業務提携契約を締結している。これによりメディバンは総額約6億8千万円の資金調達 を実現している。
https://medibang.com/press/450
http://www.mediado.jp/corporate/1777/
「技術革新とインターネットの普及により、誰もが『作品』を作って公開でき、そして、誰もがその『作品』に触れられるようになりました。
作り手と受け手の垣根が取り払われ、『作品』が主役となる時代の到来です。しかしながら、テレビ放送や紙をベースとした従来型のメディアでは、仕組みが完成されている反面、受け手の態様が非常に限定されてしまいます。もっと自由に『作品』を届けられ、もっと自由に『作品』に触れられる仕組みを作ることはできないか。そうした問いに対して、新たな『作品』のあり方を模索する試みが、メディバンです。メディバンは、マンガや小説を、インターネットを通じて公開できるプラットフォームです。メディバンでは、マンガや小説を、電子書籍として作成することができます。
電子書籍化されたマンガや小説は、ブラウザ上や、電子書籍リーダーで閲覧できます。
作り手は、簡単に『作品』を作り、届けることができ、受け手は、豊富な「作品」に簡単にアクセスできます。インターネットを通してみなさまの日常を、より便利に、安価に、そして、楽しいものにしたい。
書籍の電子化が可能になった今だからこそできる、新たな楽しみ方を伝えたい。そうした思いをのせて、メディバンがはじまります」
既存の出版社はこういう認識を苦手としている。
https://medibang.com/about/company
メディバン の高島秀行 代表取締役社長 はGMOクリック証券代表取締役会長である。新日本証券出身であり、松井証券ではエンジニアをつとめている。ライブドアを経てGMOインターネットに入社し、GMOインターネット証券(現GMOクリック証券)を立ち上げている。
https://www.click-sec.com/corp/company/profile/
ちなみに今年6月にリリースされた「ジャンプPAINT」を集英社の協力のもとに提供しているのはメディバンだ。
https://medibangpaint.com/jumppaint/
https://medibang.com/press/441

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2)【本日の一行情報】

◎「eBookJapan」 は今年も「編集長、オススメのマンガを教えてください 2017」を実施している。 「週刊漫画ゴラク」の岩田祐介が田中ほさなの「聖骸の魔女 」(少年画報社)を絶賛していたけれど、 それが嬉しかった。「聖骸の魔女 」は本当に凄いマンガである。田中は、もともとは小学館育ちの作家なんだけどね。
https://www.ebookjapan.jp/ebj/content/curation/editors/extra.asp
菅野文 の「薔薇王の葬列」(秋田書店)なんてのも、オレは好きだなあ。

◎稀見理都 の「エロマンガ表現史」(太田出版) は本当に勉強になる。
http://www.ohtabooks.com/publish/2017/11/01000015.html
稀見理都 のツイート。
「『エロマンガ表現史』ありがたい事に、初動は好評なのですが、連休と言う事もあって、配本が間に合っていないところが多く出ているようです。大変申し訳ありませんが、以下のサイトでは手に入りやすいと思います。あとアキバ系専門店は最初から比較的多く入れてもらっているので、特典もありお勧め! 」
https://twitter.com/kimirito/status/926437482677207040

山上たつひこの傑作「喜劇新思想大系」 は単行本が青林堂から刊行されたため青林堂のイメージが強いかもしれないが、もともとは双葉社から刊行されていた成人漫画誌 「漫画ストーリー」「別冊漫画ストーリー」に連載されていた。その当時のことが山上たつひこの自伝「大阪弁の犬」 (フリースタイル)では語られている。フリースタイルの公式ブログ「編集長ノート」は、こう書いている。
http://d.hatena.ne.jp/tamotsu_yoshida/
http://webfreestyle.com/shop/books.html#89
宮谷一彦 の「ライク ア ローリング ストーン 」を初めて単行本化したのもフリースタイルである。宮谷の「太陽への狙撃 」「肉弾時代」 「性蝕記」 といった作品も忘れ難いよね。宮谷は西山広喜の娘と駆け落ちして結婚したんだよね。その後、離婚するんだけれどさ。西山広喜は部落解放同盟松本治一郎 の秘書をつとめた後、三浦義一の大日本義人党を経て昭和維新連盟を結成する。西山と松本治一郎の甥である松本英一 は「義兄弟」であり、松本龍松本英一の息子である。更に言えば西山は新左翼系言論誌「現代の眼」を経営していた総会屋・木島力也とは「刎頚之友」である。西山、木島に岡村吾一を加えた三人は児玉誉士夫 門下三羽鴉と呼ばれた。そうそう1970年代の神戸製鋼の「内紛」に介入したのは西山、木島、児玉、町井久之 であったと言われている。木島は長男を神戸製鋼に入社させ、ハイセイコーの馬主となる。ハイセイコーの「セイコー」は神戸製鋼の「製鋼」である。
フォーサイト」(新潮社)の「創業以来の『企業風土』に根付く『神戸製鋼』負の伝統」は読んでおきたい。
https://www.jiji.com/jc/v4?id=foresight_00218_201711010001
大橋栄の共同PRにとって神戸製鋼は欠かせないクライアントであったことも記しておこう。
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20052_2.html

◎天堂きりんのマンガ「きみが心に棲みついた」(講談社)、「きみが心に棲みついたS」 (祥伝社)がTBS系でテレビドラマ化される。主演をつとめるのは吉岡里帆
http://natalie.mu/comic/news/254961
「パウダア−おしろい」で知られる 劇作家の菱田信也が次のようにツイートしている。
「6年前に菱田の芝居のフライヤーデザインを描いて下さった天堂きりんさんの漫画がついにTBSでドラマ化だよ。嬉しいなー。 あ、つまり今年『いつも煙が目にしみる』のデザイン描いてくれたカイマミカさんの漫画も必ず将来ドラマ化されるのだ。いや、ほんとよ 」
https://twitter.com/hishidashinya1/status/925642328278044673

蛯原友里小学館の女性ファッション誌「ドマーニ」の専属モデルを卒業することになった。
https://ameblo.jp/ebihara-y/entry-12324587784.html?frm_src=thumb_module
「プレシャス」には入学しないようだ。

◎新聞19紙が実施した読者アンケートで、ニュースの詳細な内容を知るためのメディアとして「新聞」を挙げた回答が73・4%と最多だった。
http://www.sankei.com/life/news/171101/lif1711010021-n1.html

◎「Business Journal」の「読売新聞は100万部減…瀕死の新聞業界、なぜか部数減らない新聞の『意外な共通点』」は次のように書いている。
「新聞離れが進む現在でも、地域の情報が充実している地方紙が、各地で生き残っているという現実がある。とくにお悔やみ欄が充実している地方紙は、部数を落とさず、読まれ続けるという状況が、都市部の人が知らないところで起こっている。お悔やみ欄が詳しければ詳しいほど、地元の人たちから支持され、部数が減らないという傾向が見て取れるのだ」
http://biz-journal.jp/2017/11/post_21179.html

◎「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が森アーツセンターギャラリー で開催されている。
https://casabrutus.com/art/58734
しりあがり寿 の映像が圧倒的だった。

◎オリジナルフレグランス「資生堂MG5 オードトワレ」が ブランド誕生50周年 を記念して発売された。
https://asm.asahi.com/article/11198078?utm_source=fbox_u&utm_medium=display&&utm_campaign=201709?iref=com_fbox_u07
https://www.youtube.com/watch?v=CtUUliALOGw

◎第一弾のヒットを受けて第二弾「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX 」が宝島社から発売された。もともとはツイッターから生まれた企画である。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000596.000005069.html

神保町ブックフェスティバル は「せどり」に利用されている。せどり専用のスマートフォンアプリ があり、誰もが簡単にできるようになった。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1711/04/news014.html

Yahoo!ショッピング 2017年9月度の月間ベストストアにイーブックイニシアティブジャパンが運営する二つのネット書店が本、雑誌、コミック部門賞の1位と3位を獲得した。1位となったのは「BOOKFANプレミアム」。3位は「オンライン書店boox @Yahoo!店」。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000659.000001485.html

自民党は 安倍首相のLINEスタンプを無料で提供している。40代の主婦層がターゲットだそうだが、10代、20代に受けそうだな。
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/815026/
LINEスタンプは小泉進次郎ではウケず、安倍だからウケるのではないか。早くもSNSでは「選挙に強いし受験の御守りにもいいかも。 支持率低いと言われながらも勝った。 合格率なんて気にせず、諦めず頑張れ 」などと呟かれている。無料アプリゲーム「あべぴょん」 てのもあるんだよね。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.jimin.abepyon&hl=ja
自民党は18歳〜24、25歳の支持をグンと広げそうだ。

◎TBS社会部のツイート。
「突然のご連絡失礼致します。TBSテレビ社会部の者です。現在座間市で起きた事件について取材しております。白石容疑者のアカウントとみられる『首吊り士』とやりとりをされていることについて直接お伺いしたいのですが差し支えなければ相互フォローの上DMでやりとりさせていただけませんか? 」
https://twitter.com/tbs_shakaibu/status/925985460345638913

江東区とPIAZZA(ピアッツァ)は、包括的な連携を開始する協定を締結した。これに伴い、地域SNSアプリ「PIAZZA」を、11月1日(水)より江東区全域でオープンし、既存の「豊洲・東雲・有明」エリアに加えて「清澄白河門前仲町・木場・越中島」エリア、「亀戸・大島・住吉」エリア、「砂町」エリアとして新たに3エリアで利用可能となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000016981.html

乃木坂46東京ドーム公演記念 公式SPECIAL BOOK「N46MODE」が 発売即重版。版元は光文社。
https://news.dwango.jp/2017/11/01/154823/idol/
日本の出版業界においては「甲乙丙丁」の版元であろうとも、「神聖喜劇」の版元であろうとも、利益を出すためには何でもやる。むろん、時には「神聖喜劇」の版元が毎日出版文化賞を獲得することもある。

毎日出版文化賞 が決まった。
▽文学・芸術=古処誠二「いくさの底」(KADOKAWA)▽人文・社会=東浩紀「ゲンロン0観光客の哲学」(ゲンロン)▽自然科学=千葉聡「歌うカタツムリ」(岩波書店)▽企画=田川建三新約聖書 訳と註 全7巻(8冊)」(作品社)▽特別賞=前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」(光文社)。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110300231&g=soc
東浩紀のツイート。
「同書の内容はぼくのゲンロンでの実践と切り離せません。毎日出版文化賞は、ゲンロン0という書物の評価と同時に、ゲンロンという出版社への期待も込めて選ばれたものと受け止めています。これからも、書き手として、経営者として精進いたします。今後とも、みなさま、よろしくお願いいたします 」
https://twitter.com/hazuma/status/926241325061636096
「ところでこの毎日出版文化賞、出版文化を顕彰するものなので、贈賞式では著者だけでなく出版社代表にも盾が贈られる。ところがうちの場合、著者も出版社代表もぼくなので、2つ連続で盾を受け取ることになる。毎日の記者さんはそれでもいいですよと言ってくれたのだが、実際には他のひと立てますw 」
https://twitter.com/hazuma/status/926627800911507456
これは批判でもなんでもないのだが、東の言う「観光客の哲学」はルカーチ疎外論の変奏曲のように思えてならなかった。

◎創刊46周年 を迎えた講談社文庫が「乃木坂46」とコラボフェアを開催 している。メンバー1人1人を46作品のカバーにひとりずつ起用している。
http://kodanshabunko.com/nogizaka-bunko/index.html
こんな感じになる。
https://www.jr-tgm.com/shopnews/detail/6107
辻村深月の「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」の表紙を飾る高山一実は、11月2日に閉店後の紀伊國屋書店新宿本店を訪れた。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3048732

◎「ミシェル城館の人 」の版元も負けてはいない。集英社乃木坂46に所属する若月佑美の 1st写真集「パレット」を11月7日に発売する。
https://twitter.com/waka_palette/status/915427445934768128
大手出版社とは乃木坂46を起用できる出版社である。

◎光文社は「本屋さんへ行こう!キャンペーン」を宮城県で開催している。協賛に名を連ねているのは阿部蒲鉾店、菓匠三全、きちみ製麺、JA仙台、JA全農みやぎ、仙台89ERS、仙台ロイヤルパークホテル、玉虫塗総本舗東北工芸製作所、名取屋染工場、マルセンファーム、銘酒浦霞醸造元 佐浦 。
http://web-kob.jp/go-honya/miyagi/
このキャンペーンに連動して、マピオンの提供するウォーキングアプリ「aruku&」(あるくと)は、特別企画として宮城県内の約100店に及ぶキャンペーン参加書店や宮城県内の名所、熊谷達也 の小説「七夕しぐれ」(光文社文庫)の舞台をめぐる3つのウォーキングコースを設定し、参加者に素敵な賞品が当たるコラボ企画を11月1日から実施している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000018526.html

SHOWROOM講談社の女性ファッション誌「ViVi」は4月号の誌面に登場できる「ViVi」出演権オーディションを実施。グランプリ を獲得すると「ViVi」公認インフルエンサーである「ViVigirl」に もなれる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000026205.html

◎2018年大河ドラマ西郷どん」の原作となる林真理子の同名小説がKADOKAWA から発売された。全国7都市でサイン会が開かれる。
http://promo.kadokawa.co.jp/segodon/
上製版と並製版の2種類で発売 される。

GMOインターネットグループ が運営するサイト売買仲介サービス「サイトM&A」の個人情報1万4612件が流出してしまった。
https://www.gmo.jp/info/alert/index171030.php
このようにして流出してしまった個人情報が電子書籍として アマゾンのキンドルで無断販売されていたそうだ。むろん、現在は削除されている。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1711/01/news144.html

トーハンは、楽天、NTT ドコモ、ロイヤリティ マーケティングの3 社と提携し、各社の運営する「共通ポイント」を導入できるサービスを11 月1 日より開始し、同サービスに対応した新POS レジ「POS V」(ポス ヴイ)を稼動 した。
http://www.tohan.jp/news/20171101_1088.html

トーハンのほんをうえるプロジェクトは、本と人をつなげるコミュニティ「#好きな本を語ろう」を運営している。この 読書コミュニティで、読者からすすめられた本を紹介したフリーペーパー「#好きな本を語ろう 第3号」を12月下旬発行する。また恒例となったフリーペーパーの発行にあわせ、配布書店店頭での連動フェア促進を開始した。
「#好きな本を語ろう 第3号」の配布書店を対象としたフェアのテーマは「私を狂わせた本」。読者がTwitter で「#好きな本を語ろう」をつけて投稿したおすすめ本から選んだ10冊とトーハンのPI推進プロジェクトが支援しているライツ社の三宅香帆 「人生を狂わす名著50」とのコラボを実現している。三宅は現役の京大院生で「京都天狼院」で働く書店員である。
http://www.tohan.jp/news/20171102_1091.html
「人生を狂わす名著50」はケイクスから生まれた企画だ。

早川書房の山口晶執行役員編集本部本部長兼企画室室長 が「Business Journal」のインタビューに答えて次のように語っている。
「そもそも、弊社は外国書籍を中心に扱っていますので、代理店やエージェントを通じておつきあいが多く、他社さんと比較すると入手する情報量がまったく異なります。事前にその作家さんが何を執筆しているかもわかっています」
http://biz-journal.jp/2017/11/post_21192.html

ばるぼら野中モモによる 「日本のZINEについて知ってることすべて〜同人誌、ミニコミ、リトルプレス 自主制作出版史1960〜2010年代〜 」が誠文堂新光社 から刊行された。これは良い仕事だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000012109.html

◎本屋Title を経営する辻山良雄 の「365日のほん 」が河出書房新社から刊行された。
https://title-books.stores.jp/items/59e0a5553210d57e4b00066f
http://www.gentosha.jp/articles/-/9007

丸善CHIホールディングスの取締役であり、丸善ジュンク堂書店代表取締役社長である工藤恭孝 がこれら取締役を11月1日付でともに退任した。 丸善ジュンク堂書店代表取締役社長の後 任には、大日本印刷出身で丸善CHIホールディングス代表取締役社長の中川清貴が兼任する。工藤恭孝は丸善ジュンク堂書店の代表権を持たない会長に就任 した。
http://www.maruzen-chi.co.jp/ir/news/2017/release20171101.pdf
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201711/0010697471.shtml

◎関西TSUTAYA は、創業の地である枚方の「TSUTAYA ベルパルレ国道1号線店」を改装し、TSUTAYAが新たに手がける新コンセプトの「TSUTAYA BOOK GARAGE 枚方ベルパルレ」 をオープンした。中古本約25万冊と、新刊本約5万冊の合わせて約30万冊で構成された本をメインとする本館と、従来のDVD・CD・COMICのレンタル売場を持つレンタル館 によって構成される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000395.000018760.html

◎「京都本大賞」 はアイドル出身の原田まりるによる「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」(ダイヤモンド社)に 決定。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171101000174
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/11/01/0010696231.shtml
https://twitter.com/kyotobontaisho/status/925590298025066496
ニーチェは『神は死んだ』と言ったのですが、素敵な賞をいただき『神はいた!!!』と思いました」 と挨拶したんだってね。
https://twitter.com/diamond_sha_pr/status/925609554255142912
ゴメン、オレまだ読んでいない。

藤崎竜のマンガ「封神演義」(集英社)のTOKYO MX で来春1月より放映される新作テレビアニメのタイトルが「覇穹(はきゅう) 封神演義」に決まった 。
http://www.tvhoushin-engi.com/

JTBパブリッシングセガゲームスは、11月1日(水)〜14日(火)の2週間、紀伊國屋書店新宿本店で、旅するオトナを応援する「ノジュール×シュミカツ!ブックフェア」を開催している。
http://www.dreamnews.jp/press/0000162907/

◎「ニコニコカドカワ祭り2017 年に1度の電子書籍大感謝祭!」 開催中。賞品が魅力的ではない、以上。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003827.000007006.html

浜松市との楽天電子図書館の実証実験を始める。
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/422637.html

◎「とんかつDJアゲ太郎」(集英社)が実写映画化されることになった。
http://kai-you.net/article/47118

オレンジページ角田光代のエッセイ集「月夜の散歩」を刊行した。
https://www.atpress.ne.jp/news/142166

白泉社 から工藤ノリコの絵本「ノラネコぐんだん アイスのくに」が発売された。累計70万部突破の シリーズ最新作だ。
http://www.dreamnews.jp/press/0000162883/

◎米フェイスブック の2017年7〜9月期決算は 純利益が前年同期比79%増の47億700万ドル(約5370億円)と過去最高を更新した。 また四半期ベースで売上高が初めて100億ドルを超えた 。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23028310S7A101C1MM0000/

青山商事は、世界文化社男性誌「Begin」との冬季連携企画として、イタリアの老舗生地メーカー「E.THOMAS」(イー・トーマス)社製生地を使用したスーツを発売した。
http://www.aoyama-syouji.co.jp/topics/2017/pdf/1016_pr.pdf

ザ・リッツ・カールトン京都 は「コンデナスト・トラベラー」が実施する「2017年 リーダーズ・チョイス・アワード」において、日本のホテルランキング第1位を獲得した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000011305.html
https://www.cntraveler.com/travel-awards/readers-choice-awards

講談社の「モーニング」と「FRaU」が共同で制作する無料電子雑誌「 BABY!」が、タイトルを「ベビモフ」と改め、11月1日にリニューアルオープンした。
http://natalie.mu/comic/news/255174

一般社団法人宮城インバウンドDMO、KADOKAWAパソナは11月1日、宮城県南エリアの観光振興のため「宮城県南4市9町を中心とした国内外観光推進協定」を締結した。KADOKAWAは「酒蔵ツーリズム」のコンテンツ開発および自社媒体を活用した海外発信を担う という。
http://min-paku.biz/news/miyagidmo-kadokawa-pasona.html

◎日経によれば英WPPは「アサツーディ・ケイから申し入れを受けている資本業務提携解消について、提携解消後もADK株を保有し続けられることを確認する申し立てを東京地裁に行っ」ていたという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23032430S7A101C1EAF000/

ルビコン川を渡ったということになるのだろうか。文藝春秋文春文庫編集部では、小説投稿サイト 「エブリスタ」とタッグを組み、「バディ小説」をテーマに新人作家養成プロジェクトを実施することになった。 募集は全3回。第1回目のテーマは「お仕事」。募集期間は11月2日(木)〜2018年1月31日(水) 。第2回のテーマは「ロケーション」で募集期間は2018年3月2日(金)〜2018年5月31日(木)。第3回のテーマは 「キーアイテム」で募集期間は2018年7月2日(月)〜2018年9月30日(日)。いずれも魅力的な主人公と、そのバディ(相棒)が織りなす物語を募集する。
https://www.atpress.ne.jp/news/142228
https://estar.jp/_ofcl_evt_outline?e=153156&_from=top_a1_4211

◎日販は、リブロの協力のもと、 特定非営利活動法人チャリティーサンタ とともにクリスマスイブの夜に、厳しい環境に置かれている子どもたちへ、サンタクロースが絵本を直接プレゼントするプロジェクト「Book Santa 2017」を11月1日(水)より開始した。
http://www.nippan.co.jp/news/book-santa-2017/

◎日販は、地域ごとの「書店祭」の一環として、11月3日(金・祝)より12月17日(日) まで、関西エリアの150書店で「2017関西書店祭」を実施する。
http://www.nippan.co.jp/news/matsuri_2017kansai/
参加書店はこちら。
http://hon-hikidashi.jp/bookstore/38719/

◎「国宝応援プロジェクト」に賛同する日清食品 は、「カップヌードル専用 縄文DOKI★DOKIクッカー」を日清食品グループ オンラインストアで11月6日(月) 午前10時に15個限定、特別価格59,800円(税込) で発売する。 成型から焼き上げまでの全工程を、約250年の歴史を持つ愛知県の窯元である瀬戸本業窯が行い、小学館和樂 」編集部の監修、また国宝「火焔型 土器」を所蔵する新潟県十日町市博物館の公認のもとで完成 したそうだ。制作過程やプロジェクトの詳細については「和樂」12月号 が紹介している。
https://www.nissin.com/jp/news/6517

◎10月19日付「産経抄」のタイトルは「日本を貶める日本人をあぶりだせ」だが、これに朝日新聞が「産経新聞コラムのウェブ版、『排他的』見出しに批判次々」として噛みついた。
朝日新聞の調べでは、産経抄に言及したツイートの数は、配信された19日から2日間で約2万件あった。大半はウェブ版の見出しや、内容に批判的なものだった」
http://www.asahi.com/articles/ASKC1666HKC1UTIL04M.html
紙の新聞には「日本を貶める日本人をあぶりだせ」というタイトルはついておらず、本文にもそれに類する表現はなかった。朝日が書くように「報道の自由度ランキング」で日本の順位が低いのは、「日本に対する強い偏見」に加え、「一部の日本人による日本の評判を落とすための活動」が助長しているためだとは書いている。また「そもそも国連を舞台に、実態からかけ離れた慰安婦像を世界にばらまいたのは、日本人活動家だった。何ということをしてくれたのか 」と結ばれている。
報道の自由度ランキング」で日本の順位が低いのは、記者クラブ制度があるからだとは、産経も朝日も考えていないという点では、所詮同じ穴の貉なんだけれどもね。

双葉社の「快活60」は応募資格を50歳以上に限定した、アイドルグループ「仮面女子」の撮影会を参加費3万円で実施する。20名限定だ。
https://kaikatsu60.com/event/

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3)【深夜の誌人語録】

誤解を放置しておいてはならない。何故なら誤解されるということは理解され始めたということであるからだ。