【文徒】2017年(平成29)11月27日(第5巻222号・通巻1151号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】スタートトゥデイ ZOZOSUITの衝撃
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】スタートトゥデイ ZOZOSUITの衝撃

ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが、「ZOZO」と名付けたプライベートブランドに進出することになった。スタートトゥデイとニュージーランドの製造会社StretchSense Limited(SSL)が共同開発した着用するだけで採寸できる伸縮型センサーを内蔵したZOZOSUITを無料配布している。
https://www.starttoday.jp/news/20171122-3168/
https://www.starttoday.jp/news/20171122-3175/
スタートトゥデイの前澤友作社長がこうツイートしている。ZOZOSUITを発表した11月22日は前澤の誕生日である。
「ZOZOSUITは、街頭やコラボ企業経由等、圧倒的な速度で世界中で無料で配りまくり、体重計や体温計のように一家に一台の存在にします。そして、世界中のお客様の体型を最も知り尽くした企業となり、そのデータを元に一人一人にピッタリの服を提供する、世界でも類を見ないファッション企業を目指します」
https://twitter.com/yousuck2020/status/933170052018323457
プライベートブランドの名称はもちろん「ZOZO」にしました。想像と創造の二つのSOZOが語源のZOZOですが、遂に私たちの想像が創造され、世の中に発表できることとなりました。ZOZOTOWNはもちろん、これからはブランドZOZOもよろしくお願いします!商品の販売は今月末より」
https://twitter.com/yousuck2020/status/933170466470051841
一家に一台の存在にするという意気込みが凄い。前澤は「革命」を起こすつもりなのである。「そう遠くない未来、『既製品』という概念が過去のものになる可能性」を切り拓く「革命」である。もし、この「革命」が成就すると、「ベーシックな既製品を大量生産して稼ぐビジネスモデルがそう遠くない未来に崩壊する」のである。最所あさみの指摘である。要するに前澤の「革命」が成就すると、ユニクロは無用の長物に追いやられることになるのかもしれない。
https://note.mu/qzqrnl/n/n6d7a1acd0927?creator_urlname=qzqrnl
ファッションアプリ「iQON」を運営するVASILYは、スタートトゥデイの完全子会社となったが、同社の金山裕樹がこうツイートしている。
「ZOZOSUITのコンセプトを前澤さんから聞かせてもらったとき頭をブチ抜かれた。ここから集まる人々の体型情報は他のファッション企業だけでなくGAFAでも取れない価値あるデータ。我々はこのデータを科学しみんなの想像を超えるサービスを産み出し世の中に笑顔を増やしていくぞ!」
https://twitter.com/yukiller/status/933174267256094720
「データは21世紀の石油。ZOZOSUITは誰も採掘できなかった油田だ」
https://twitter.com/yukiller/status/933175607793410048
糸井重里もZOZOSUITに飛びついた。
「ぼくも、ぶったまげて、登録して申し込んでしまった。なんにせよ、申し込むべきだと思ったもん」
https://twitter.com/itoi_shigesato/status/933362196075003904
これは東浩紀のツイート。ちゃんとわかっている。
「たしかにZOZOSUITは画期的だが、本当に画期的なのはこの『あと』の『各自のボディサイズに最適化された商品が安価に作れる世界』のはずなので、ぜひそこまで走り抜けてほしい」
https://twitter.com/hazuma/status/933207636358545408
前澤は安倍晋三総理と並んで写した写真を並べて、こうツイートする。
「そういえば42歳になりました。僕の誕生日に間に合わせたい、というみんなの計らいもあって、誕生日当日にZOZOSUITの発表ができました。人生で一番バタついた誕生日でしたが、数年後に振り返った時、あの誕生日は革命の日だったよね、となるよう引き続き精進してまいります」
https://twitter.com/yousuck2020/status/933529613581426688
安倍は、前澤が前衛を担うような「革命」の隊列に加わっているのである。若者に自民党支持者が多い理由が何となく理解できる写真である。いずれにせよ、私たちが問うべきはZOZOSUITを前に雑誌にできることは何かである。ちなみに「FRIDAY」は、前澤友作と女優・下京慶子との密会を報じている。こういう解答の仕方もあるのか!ただし「FRIDAY」の記事にZOZOSUITについての言及は一行もない。これが紙の雑誌の速度である。やはり、遅い。
https://friday.kodansha.ne.jp/sn/u/entertainment/102464
http://news.livedoor.com/article/detail/13933317/
http://biz-journal.jp/gj/2017/11/post_5108.html
前澤はハードコアバンド「SWITCH STYLE」のドラマー出身の経営者である。
https://www.youtube.com/watch?v=GlSDGA2sBkE
GOETHE 」では1月号 から「現代アート、聖地(アトリエ)巡礼」 の連載を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000347.000007254.html
前澤はアートコレクターとしても有名であり、ジャン=ミシェル・バスキアの『Untitled』を 約123億円で 落札している。
https://casabrutus.com/art/58769?utm_content=buffere1919&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

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2)【本日の一行情報】

◎「『安倍叩き』は今なお『朝日の社是』なのだ」と 書いたのは比喩表現なのだそうだ。小川榮太郎は文芸評論家なのであれば、もうちょっと文学に寄り添った比喩表現を使えよ。産経が「朝日新聞から訂正や賠償求められた小川榮太郎氏『抗議は恫喝だ』逆に法的措置検討」を掲載した。
http://www.sankei.com/premium/news/171126/prm1711260025-n2.html
こちらは世耕弘成経産相の一本勝ちではないだろうか。産経によれば「世耕弘成経済産業相は26日までに、朝日新聞社に、記事の訂正を申し入れる書面を送ったことを自身のツイッターへの投稿で明らかにした」そうだ。
http://www.sankei.com/politics/news/171126/plt1711260008-n1.html
これが世耕のツイートである。
「新聞社は議員の会の議員から聞いた話を根拠に『当面委託継続の方針』との記事にしたと説明している。しかしこの記事は政府の方針に関する記事である。野党議員の話だけ聞いて、当事者である経産省に取材せずに記事にしていいのだろうか?」
https://twitter.com/SekoHiroshige/status/934572228338860032
世耕は朝日新聞経済部の丸石伸一部長あてに送った申入書の書面までツイッターで公開している。
https://twitter.com/SekoHiroshige/status/933905301979373569
世耕が問題としているのは、この「核のごみ説明会、謝礼金問題の業者に当面委託継続の方針」という記事である。
http://www.asahi.com/articles/ASKCQ6KBLKCQULFA025.html

◎「TOKYO FM」は同局の番組「NISSAN あ、安部礼司 - BEYOND THE AVERAGE - 」のサイト内「日本全国サラリーマン実態調査」 において「マンガ雑誌を買っていますか? 」と尋ねたところ、YESが29.2%、NOが70.8% だった。
http://tfm-plus.gsj.mobi/news/k2Wk1OZrdp.html?showContents=detail

◎「GQ MEN OF THE YEAR」 に稲垣吾郎草磲剛香取慎吾という「新しい地図」の三人も選ばれた。外資系出版社のほうが雑誌の魂を持っているということだ。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201711230000041.html
https://gqjapan.jp/moty/2017/
何度でも言おう。女性誌を抱える出版社はジャニーズ事務所を気づかって、この三人を無視したが、それは極めて雑誌らしくない態度である。鈴木正文編集長は次のように書いている。
「いつまでも逃げないで縛りつけられたままでいると、負けていることすらわからなくなるかもしれない」
https://gqjapan.jp/magazine/letter/20171123/editors-letter-176/page/2
稲垣吾郎 は鈴木編集長のファンなんだってね。
http://news.mynavi.jp/news/2017/11/22/299/
最近の編集者は確かに負けていることすらわかっていないのかもしれない。

◎「週刊金曜日」が日本報道検証機構の検証記事を何と盗用していたことが発覚した。問題となったのは「週刊金曜日」2月17日号と7月に刊行された「検証 産経新聞報道』。お詫びは「週刊金曜日」11月17日号に掲載された。
これに対して、日本報道検証機構は「週刊金曜日の盗用問題について」を発表して次のように書いている。
「今般ようやく〈お詫び〉記事が掲載されましたが、原因や再発防止策が明確でなく(同誌は過去にも盗用事件を起こしています)、ウェブサイト上でも何ら説明していません。増刷版で引用先を追記したとのことですが、問題を指摘してから3ヶ月以上たった現在も、初版本が一般書店で販売されています。成澤氏から謝罪はなく、これまで通り同誌の常連執筆者となっています。これらの対応をみるとメディアとしての責任を果たしたとは到底言えず、誠に遺憾であります。当機構の今後の対応につきましては検討中です」
http://wanj.or.jp/17112201/
J-CASTニュース」 が書いているように「他メディアを批判する記事で盗用が発覚するのは極めて異例 」なことである。「週刊金曜日は05年、配信契約を結んでいない共同通信時事通信の記事を『無断使用』したとして謝罪記事を掲載」したこともあるというから、今回が初犯ではないのである。
https://www.j-cast.com/2017/11/22314681.html?p=all

◎日販グループ(連結子会社数27社)の2017年度中間決算の連結売上高は2,825億円。雑誌の減収が主要因となり、前年に対し4.9%減、144億円の減収 。
http://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2017/11/20171122.pdf
産経によれば「卸売り事業でコミックスを含む『雑誌』部門の売上高が前年同期比8・9%減の約1037億円にとどまった。このうちコミックスの売り上げが12・7%減と激しく下落しており、紙の漫画本離れが顕著に表れた」決算であった。巨大取次にしても経営を支えていたのはコミックスだけに、これは看過できない傾向であろう。
http://www.sankei.com/life/news/171122/lif1711220054-n1.html

◎一日も早く読みたいと思う本は、そうザラにはない。私の場合、高山文彦小学館から上梓する「宿命の戦記 笹川陽平ハンセン病制圧の記録」は、そうした一冊である。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09379899
わが国のリベラルの運動神経がダメなのは、笹川親子の「宿命」に鈍感だからなのではないか。

◎「東洋経済オンライン」が掲載している「楽天が企てる『巨大広告会社』への変身計画」は読んでおこう。
http://toyokeizai.net/articles/-/198594

講談社は、電子書籍キャンペーン『冬電書2018』の目玉企画の一つとして、11月24日(金)から11月27日(月)までの4日間限定で「講談社 ブラックフライデー」を開催している。全巻セットを20〜44%オフで提供したり、人気・注目作品を無料や半額で提供する。
http://news.kodansha.co.jp/5443
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001520.000001719.html

講談社現代新書は11月に発売した「健康格差」を日経ビジネスオンライン、ダイヤモンド・オンライン、プレジデントオンライン、東洋経済オンライン、BUSINESS INSIDER JAPAN、ハフポスト、現代ビジネスという七つの、しかも他社のウェブメディアで1章ずつ、順次全文公開する。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53493
https://withnews.jp/article/f0171124003qq000000000000000G00110701qq000016327A

証券取引等監視委員会金融商品取引法違反の疑いでイーブックイニシアティブジャパン強制捜査していた。
証券市場関係者によると、「IT大手『ヤフー』が配信会社を子会社化するために行った株式公開買い付け(TOB)をめぐり、イーブック社の関係者の知人が公表前の内部情報をもとにインサイダー取引で不正な利益を得ていた疑いが持たれている」。
http://www.sankei.com/affairs/news/171124/afr1711240024-n1.html

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、オランダの最大のオムニチャネルCRM会社「Oxyma Group B.V.」(オクシマ社)の株式78.8%の取得と、今後完全子会社化するオプションを有することに合意した。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2017126-1124.pdf

◎「暮しの手帖」が雑誌・書籍編集者の正社員を募集している。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/information/171124-3

矢作俊彦のツイート。
「モンゴル会は星の回しあいをしている。だから貴乃花は弟子を飲み会に行かせないというのは事件前から何度か耳にした。子飼いの相撲記者、利益供応のメディアを総動員しての貴乃花血祭りキャンペーンに注がれている必死の情熱!協会が、例えばそのぐらいの重大問題を隠蔽したがっているのは間違いない 」
https://twitter.com/orverstrand/status/933577884706381824
貴乃花が最も嫌うのは八百長だ。そのため兄と絶縁するほどに。さほどの求道者が是非なく怒っている。世間に沈黙を貫く理由を協会は『(聞かされているが)我々の口からは言えない』と俯く。暴行の根底に何があったか素人にも分かる。星の回しあいを峻拒する貴ノ岩にモンゴル会がヤキを入れたんだろう 」
https://twitter.com/orverstrand/status/933611867737546753
こう考えると、確かに筋が通る。

実業之日本社から刊行された伊吹有喜 の「彼方の友へ」は「乙女の友」なる雑誌編集部を舞台にしているが、「乙女の友」のモデルとなっているのは「少女の友」である。弥生美術館・竹久夢二美術館 のツイートを発見。
「人気作家 #伊吹有喜 さんの『#彼方の友へ』(実業之日本社)が刊行されました!『少女の友』編集部をモデルにした本作、読者に『最上のもの』を届けようとした作り手たちの熱い気持ちを伝えてくれます」
https://twitter.com/yayoi_yumeji/status/932167964148695040
伊吹自身も自らのブログにこう書いている。
「この作品は実在の雑誌「少女の友」をモデルにした「乙女の友」編集部を舞台に、一人の少女が大人になっていく姿、そして時代の大きな変化に翻弄されながらも、自分たちが信じるものをどこまでも真っ直ぐに伝え続けようとした人々の姿を描いた作品です。
 創作なので、実際の「少女の友」編集部とは異なる部分も多いと思います。それでも充実した誌面を読者のもとに届けようとする作り手の志、その雑誌を多くの読者に届けた人々の熱意、その雑誌を心待ちにして、読後の感想や思いを編集部に届けた読者たちの情熱。こうした思いは変わらないと思い、描いてきました 」
http://ibuki-yuki.jp/#20171117
「少女の友」の版元は、そう実業之日本社である。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-10756-1
雑誌の仕事に少しでも関わっている人にとっては、これ必読の一冊だ。TBS「王様のブランチ」 でも紹介されたそうだ。
http://www.j-n.co.jp/columns/?article_id=439
書店の評判も良いようだ。
http://www.j-n.co.jp/static/pdf/kanata_review.pdf
伊吹はオレと同じく白門の出身なんだね。

◎「パンダぴあ」 かぁ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000690.000011710.html
パンダがいるのって上野動物園だけじゃないんだね。和歌山のアドベンチャーワールドには五頭もいる!和歌山3区は親中派として知られる二階俊博 の地盤である。二階も白門である。

◎この人の指摘する通りなんだろうな、客観的には。
成人雑誌の内容がどうであるかに限らず、売れないという理由で雑誌自体がコンビニのビジネスモデル上はお荷物気味な存在となっているわけです 」
https://news.yahoo.co.jp/byline/kakumajunichiro/20171124-00056599/

◎「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ!」のランキングが発表された。オトコ編では「裏サンデー」の「ケンガンアシュラ」、オンナ編では「LINEマンガ 」の「マリーミー!」が第1位を獲得した。
http://100comic.net/
https://sp.handycomic.jp/feature/index/id/fcpn_cp2017112415
http://manga-blog.line.me/ja/archives/73252484.html
小学館WEBコミックに強いことがわかる。「Helck」 もオトコ編の第5位だ。

トーハンは、トーハン独占販売のMVPブランドとしてタカラトミーが11月下旬に発売するトミカスター・ウォーズ スター・カーズ」シリーズの「スター・ウォーズ スター・カーズ ツムツム BB-8? & R2-D2?/カイロ・レン & キャプテン・ファズマ」の2点を全国の書店で販売 している。書店向け完全オリジナル商品 だそうだ。
http://www.tohan.jp/news/20171124_1096.html

トーハンは、店頭活性化プロジェクトの企画として、映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」連動企画を11 月24 日(金)〜2018年1月15日(月)の期間に、全国1,000書店で実施。
http://www.tohan.jp/news/20171124_1102.html

トーハンは、くまざわ書店の要請により、トーハン複合POSを改造し、セルフレジとしても対応できるようにした。
http://www.tohan.jp/news/20171124_1104.html

白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」と学研のアイテム情報誌「GetNavi」は、「日本&世界のものづくり」を応援するべく、読者投票による家電アワード「家電大賞2017」を開催 している。投票締め切りは2018年1月9日(火)23時59分 。
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1093056.html

◎本屋B&Bの移転先が 決まった。移転先は、現在の店舗と同じく下北沢駅南口側。
ファーストキッチンウェンディーズが入居しているビル、「ビッグベン」の地下1階。 現在の店舗での通常営業は12月13日まで。12月14日から22日まではイベントのみの営業を行ない、新店舗での移転リニューアルオープン日は12月23日。12月25日にリニューアルオープン記念イベントを開催する。
http://bookandbeer.com/news/reopen/

新江ノ島水族館主催、学研プラス協賛で、「リリアーネといっしょ Happy Chiristmas(ハッピークリスマス) 英語deワクワク☆ えのすいスタンプラリー」イベントを開催する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001382.000002535.html

ピースオブケイクが運営するデジタルコンテンツプラットフォームcakesに連載されていた、ゆるりまいのコミックエッセイ「ゆるりまいにち猫日和」が、幻冬舎により書籍化された。
https://www.pieceofcake.co.jp/n/n124d3c2fc0fe?magazine_key=md5d06b2116b5
出版社は投稿サイトを持つべきだ。プラットフォームはデジタル時代の雑誌にほかなるまい。

◎三省製薬のデルメッド化粧品を愛用する仲間を「デル友」と呼ぶらしいが、「クロワッサン」は デルメッド化粧品 を使って、肌が変わり、気持ちも行動も変わるという嬉しい変化を体験した「デル友」にモデルとして誌面に登場してもらう企画を実施している。
https://magazineworld.jp/croissant/der-tomo/

◎11月23日 に「パークハイアット東京」で 小学館の女性美容誌「美的」が主催した体験型ビューティーイベント「美的クルーズ」 が開催された。
https://www.news-postseven.com/archives/20171124_632337.html
こうしたイベントは雑誌の販促のため読者サービスとして企画するのではなく、サービスそのものとして利益をあげるビジネスへと発展させなければならないはずだ。

小学館によるオールコミックスフェア「小コレ!」が、12月1日(金)より全国の書店で開催される。
https://comics.shogakukan.co.jp/news/9273

モータースポーツ専門誌「レーシングオン」(三栄書房)が、創刊号からのすべてのバックナンバーを電子雑誌で復刻することになった。
http://lib.as-books.jp/news/info.php?no=1217

集英社が12月16日(土)、17日(日)に 開催する「ジャンプフェスタ2018 」。有料を考えても良いのではないだろうか。
https://ddnavi.com/news/416355/a/

パイロットコーポレーションは、シャープ替芯『ネオックス・グラファイト』の販促キャンペーンとして、集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載中の「銀魂」とのタイアップによる「ネオックス・グラファイト×銀魂コラボキャンペーン」を 11月30日(木)より実施している。
http://www.pilot.co.jp/press_release/2017/11/24/post_36.html

◎日経で同じ内容のコラムを4日後に再び掲載するというミス(というよりもヘマだろう)が起きた。「BuzzFeed News」によれば「20日付朝刊には九州電力の貫正義会長と友人との親交が書かれた『欲得ない親友』とのコラムが掲載されており、この文章が24日付朝刊にも重複掲載された」。
https://www.buzzfeed.com/jp/tatsunoritokushige/kouyusyo?utm_term=.qcDBJzYVl#.dkvYwlrBW
日経は「お詫び」を掲載した。
「(おわび)24日付紙面に掲載した貫正義九州電力会長の交遊抄『欲得ない親友』は20日付で掲載済みでした。読者および筆者や関係者にご迷惑をおかけしたことをおわびします」
https://www.nikkei.com/article/DGKZZO2385659024112017000000/
担当記者、デスク、部長、整理部、校閲部が目を通すはずだが、誰も気付かなかったのだとしたら、それこそ「奇跡」のような凡ミスである。

◎韓国の男性アイドルグループのSEVENTEENが表紙を飾る集英社女性誌Seventeen」1月号特装版(12月1日発売) はHMVLoppi限定 で発売される。
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2082863
http://seventeen-17.jp/news/index.html

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3)【深夜の誌人語録】

幸福とは退屈なものである。それ以上の幸福を求めることが不幸への道の第一歩となる。