【文徒】2018年(平成30)2月26日(第6巻35号・通巻1209号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】小学館コロコロコミック」がモンゴル国民に謝罪
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

                                                                                • 2018.2.26 Shuppanjin

1)【記事】小学館コロコロコミック」がモンゴル国民に謝罪

小学館は「コロコロコミック3月号掲載『やりすぎ!!!イタズラくん』の一部表現に関するお詫び」を発表した。
「2月15日に発売致しました弊社月刊誌「コロコロコミック」3月号掲載の漫画『やりすぎ!!! イタズラくん』において、モンゴルの英雄であるチンギス・ハーンに関する不適切な表現があったことにより、モンゴル国国民の皆様をはじめチンギス・ハーンを敬愛する全ての方々にご不快の念を抱かせましたことを、深くお詫び申しあげます。
今後はかかる事態を起こさないよう、モンゴルの歴史・文化に関する知見を深め、一層の配慮をして参る所存です。
なお2月23日、同趣旨の謝罪文を、モンゴル国のダンバダルジャー・バッチジャルガル駐日臨時代理大使に直接お渡し致しましたので、あわせてご報告致します 」
http://www.corocoro.tv/
問題となったのは「主人公がチンギス・ハーンの肖像を見て名前を解答する場面において、肖像に男性器のような"落書き"が描きこまれるなどの表現 」だという。
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/23/rakugaki-shazai_a_23369333/
横綱朝青龍ツイッターで批判し、在日モンゴル大使館も公式フェイスブックに臨時代理大使名で次のような抗議文を掲載した。
「日本政府、日本国民のモンゴルと友好関係をもっと強化し、構築したいと考える意思まで侮辱した内容の道徳性に欠けたイラストが掲載されました。これは単なる道徳性に欠ける行為だけではなく、日本のわいせつから児童を守る方針の法にも触れるような行為であると考えております」
http://www.news24.jp/articles/2018/02/23/07386427.html
現在、横綱の地位にある白鵬もブログで、このマンガについて触れている。
「残念ですね。
子供が見るものでしょう…!! !?」
https://ameblo.jp/hakuho-69/entry-12355160782.html
朝日新聞が掲載した「チンギス・ハーンに男性器を落書き 漫画に朝青龍ら抗議」には、こうもある。
「日本外務省によると、来日中のモンゴル外相と日本の国会議員による23日の会合に同行した外務省職員に対してモンゴル側から抗議があり、同省は小学館に連絡した。小学館は役員が同日、駐日モンゴル臨時代理大使と面会し、謝罪したという 」
https://www.asahi.com/articles/ASL2R643YL2RUTFK01K.html
佐上靖之 取締役と和田誠編集長の連名で謝罪文は駐日モンゴル臨時代理大使に提出された。
日テレNEWS24」によれば「今のところ雑誌の回収は考えていない」ようだ。部数が多いだけに回収は難しいのだろうか。「モンゴルなう 」は「コロコロコミックのチンギス・ハン侮辱問題で出版社と作者が行うべきこと」は「雑誌の回収をはじめとする具体的な対策が書かれていない」ことを問題視している。
「チンギス・ハンは全てのモンゴルにとって、歴史上の偉人である以上に、民族の象徴であり、崇敬と信仰の対象です。台北の国立故宮博物院に収蔵されている肖像画の額に、『チンチン』と男性の生殖器を描き、さらに男性の生殖器が本体と描いた表現は、完全な侮辱行為です 。
そして、『キミも足利義満&チンギス・ハンの落書きに挑戦だ!!』と、一般読者にチンギス・ハンの肖像画を印刷したハガキ頁をつけ、読者である日本の子どもたちにいたずら書きを募集しています。更に肖像画についても、『顔も体も描きこみスペースありまくり。』という煽り文句まではいっています 。
締め切りが3月14日、発表がコロコロコミック5月号(4月14日ごろ販売)で懸賞当選者を発表する旨も書かれています。
そのため
・全国書店からのすみやかな自主回収
・コンテストの中止の告知
・コミック化に際しての問題箇所の適切編集
・次号における同作品内での謝罪文の掲載
の約束と実行が、それぞれ最低限不可欠です 」
http://mongol.blog.jp/2018/02/24/51972862
「「モンゴルなう」は「チンギス・ハーン冒涜にはなぜモンゴル民族は激怒するのか」も掲載している。そこで「モンゴル民族にとってチンギス・ハーンは「英雄」を遥かに超える存在であり、その精神世界を支える神様である」としたうえで次のように書いている。
「モルゴル国では、政府宮殿の前にチンギス・ハーン像があり、大統領就任式など重要な国事はそこで行われ、チンギス・ハーンの前で宣誓する。また毎年7月11日に開催される国家儀礼としての国家大ナータムでは、政府宮殿からチンギス・ハーンのツァガーン・スルデ(九柱白幟旗)を騎兵儀仗隊が中央スタジアムに招き入れ、会場に立てることになっている。大統領はその前で開閉宣言をする。
また開会時に国家首脳や大会に参加するすべての力士などが順次にチンギス・ハーン像に祈りを捧げる。2012年にモンゴル国政府はチンギス・ハーン生誕の日を「モンゴルの誇りの日」と制定している。そのようにモルゴル国ではチンギス・ハーンは独立、主権、国民結束の象徴となっているのである」
http://mongol.blog.jp/2018/02/25/51972993
私が不満でならないのは、 「やりすぎ!!!イタズラくん」を描いた作者たる吉野あすみが自らのツイッターアカウントを閉鎖することはしていても、お詫びも謝罪も何もしていないことである。

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2)【本日の一行情報】

◎「ダイヤモンドオンライン」が「Web記事有料化に秋田の地方紙が挑戦、勝算はどこにあるか」を掲載している。「秋田の地方紙」とは県内での普及率が54%に及ぶ秋田魁新報社のことである。同社は昨年10月1日より、ウェブサイト「秋田魁新報電子版(さきがけ電子版)」に有料記事を1日当たり1本読めるSコース(月額無料)、10本読めるMコース(同540円)、30本読めるLコース(同972円)の3コースからなる「ウェブ専用コース」のサービスを始めている。
「『ここでしか読めない記事』という強みは、地方新聞だけでなく、ある分野に抜きん出た強みを持つ雑誌に当てはめることもできるものだ。そのあたりに、中小メディアがWeb時代に生き残るためのヒントがあるのかもしれない」
http://diamond.jp/articles/-/160834
https://machi-log.net/?p=59765
CMに「演歌篇」と「ラップ篇」がある。
https://www.youtube.com/watch?v=D_Y7mHosje8
https://www.youtube.com/watch?v=spujUTAbmn4

◎服を着ることは思想や意味を着ることだという「GQ JAPAN」編集長・鈴木正文の至極真っ当なご意見。
https://gqjapan.jp/magazine/letter/20180222/editors-letter-178
鈴木に言わせれば「服はアルマーニにおいて、ジェンダー(社会的性)に隷属することをやめたのである」。
https://gqjapan.jp/fashion/fashionstory/20150605/axp-armani-unconstructure
「中世の騎士の戦闘具であった甲冑」に起源を持つスーツをアルマーニはdeconstructedしてみせたのである。

◎宝島社が「世界の名銃100 完全実力ランキング」を発売した。
http://toygun.jp/2018/02/21/11650
銃と言えばベレッタでしょ。
http://www.beretta-japan.com/lineup/

角岡伸彦のブログ「五十の手習い フリーライター 奮戦&炎上記」にエントリされた「上原善広『路地の子』を読む。その後に・・・(4)」を読めばわかるが、昨年、新潮社から刊行された上原善広の「路地の子」はノンフィクションとは到底言い難いようである。部落解放同盟の抗議に対し上原は、登場人物について3人を1人に集約して表現した、と弁明したというが、それだけでもノンフィクションと自称するには無理があるだろう。 上原はノンフィクション作家としては、あまりに「雑」なのである。角岡は昨年10月から「路地の子」を批判しつづけている。
ちなみに、上原が大宅賞を受賞した「日本の路地を旅する」の差別性についても部落差別の解放運動に携わる多くの人が指摘している。
http://goo.gl/34YBwR

中条あやみ小学館の女性ファッション誌「CanCam」4月号(小学館)で表紙と裏表紙のW表紙を飾った。表4は中条がイメージガールを務める化粧品「KATE」の広告。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/925876/
こうして記事になれば「KATE」は表4に広告を掲出する以上の反響を獲得できたということになる。

電通が「2017年(平成29年)日本の広告費」を発表した。日本の総広告費は、6兆3,907億円、前年比101.6%となり、6年連続でプラス成長。
媒体別にみると、「新聞広告費」(前年比94.8%)は5,147億円。「雑誌広告費」(同91.0%)は2,023億円。「ラジオ広告費」(同100.4%)は1,290億円。「テレビメディア広告費」(同99.1%、地上波テレビと衛星メディア関連)は1兆9,478億円。「マスコミ四媒体」と呼ばれる旧媒体広告費は2兆7,938億円で、前年比97.7%。
一方、「インターネット広告費(媒体費+制作費)」は、1兆5,094億円(前年比115.2%)と4年連続で二桁成長となった。媒体構成比も23.6%と、前年から2.8ポイント上昇。「インターネット広告媒体費」は、1兆2,206億円(同117.6%)と、前年より1,828億円の増加。この「インターネット広告費」の高度成長が「日本の広告費」には反映されていないのである。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2018016-0222.pdf
本間充(電通マクロミルインサイト )の「電通発表の『日本の広告費』媒体別広告予算に意味があるのか?」は読んでおこう。
https://news.yahoo.co.jp/byline/hommamitsuru/20180223-00081928/

◎ソル・メディアの海外サッカー専門誌「footballista」は、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されているサッカー 漫画 「アオアシ」とコラボして、「アオアシ」を1冊まるごと特集した 増刊号「アオアシ×footballista special magazine」が、コミックス 12 集と同時に発売された。
https://bigcomicbros.net/news/aoashi_footballista/

◎「eコマースと書店の店舗数や売り場面積はあまり相関関係がない 」という指摘は、その通りである。書店数は1988年をピークに減少している し、総売り場面積は2006年 をピークに減少している。
http://tm2501.com/Amazon_has_not_serious_yet

◎「AbemaTV 」設立の中核を担った卜部宏樹 は現在、サイバーエージェントビットコイン の代表をつとめている。
http://toyokeizai.net/articles/-/209947
「AbemaTV 」と仮想通貨事業をドッキングさせる可能性がないとは言えまい。

◎米アマゾン・ドット・コムが公表した前期(2017年12月)におけるアマゾンジャパンの売上高は前年比10・2%増の119億700万ドル( 1兆3360億円 )。
「米アマゾンが公開した日本事業の売上高はアマゾンによる直販分や仮想モール事業における手数料収入など日本のアマゾンの売上高となり、『マーケットプレイス』に出店・出品する他社の売り上げを含んだ日本のアマゾンの流通総額ではない。流通総額は明らかにしていないが、関係筋によると2・2兆円程度となっている模様 」(通販新聞)
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2018/02/113360.html

小学館文庫にライト文芸の 新しいレーベル「小学館文庫キャラブン!」が誕生した。
https://charabun.shogakukan.co.jp/sinkan/index.html

幻冬舎テレビ朝日ピクシブによって開催された小説コンテスト「ピクシブ文芸大賞」の大賞作「Q&A」(小林大輝)は、幻冬舎 から3月8日に単行本として発売され、テレビ朝日が映像化したドラマ作品は3月24日(土)(26:50〜28:05 )に放送され、放送終了後には映像配信サービス「GYAO!」がディレクターズカット特別版を独占無料配信する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000366.000007254.html
http://www.gentosha.co.jp/qanda/
http://www.tv-asahi.co.jp/qa/#/?category=drama

◎「断捨離」 というからマガジンハウスの刊行かと思ったが、さにあらず。「人生を変える断捨離」の版元はダイヤモンド社である。
http://diamond.jp/articles/-/160452
私など本を捨てるだけで「汚部屋」から解放されることがわかっていても、そんなことはできない。私にとって「断捨離」は大きなお世話である。

長谷川幸洋が嫌いだからといっても「・・・『最初からフリーのジャーナリストを目指す』というのは、あまりお勧めしない。なぜかといえば、記者という仕事は『基礎スキルが肝心』だからだ 」という指摘や「自分で気に入った記事を書き写すのである。それだけで、必ず『筆力』と『考える力』が身についていく」という指摘は否定できない。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54572

◎若竹千佐子 のデビュー作にして、芥川賞受賞作の「おらおらでひとりいぐも」(河出書房新社)は 累計発行部数が50万部を超えている。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20180223_3
直木賞の門井慶喜でオススメしたいのは小説ではなく評論の「マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代」(角川文庫)である。これは小説よりも面白い。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321605000335/

朝日新聞は2019年1月25日に創刊140周年 を迎える。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000009214.html

◎トランプタワー?またバカをやっている。まだバカをやっている。「炎と怒り トランプ政権の内幕」(早川書房) が発売となり、三省堂書店神保町本店は・・・。産経は次のように書いている。
「東京都千代田区三省堂書店神保町本店1階には、同書を約300冊積み上げた『トランプタワー』が出現。米ニューヨークにそびえ立つ“本家”の写真パネルを背景にしつらえた。成功の象徴とされるこのビルにあやかり、重版を目指す 」
http://www.sankei.com/photo/daily/news/180223/dly1802230004-n1.html
「書店の貧困」を象徴するタワーだ。

◎日経によれば「電通は2018年12月期にM&A(合併・買収)に500億〜600億円を振り向ける方針だ 」そうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27256840S8A220C1DTA000/

住友商事は、デジタルメディア事業推進の核として、100パーセント子会社であるSCデジタルメディア を設立した。
SCデジタルメディアは、デジタルメディア事業に関連する様々な事業者への出資や合弁会社設立の投資母体として、デジタルメディア事業領域におけるポートフォリオを形成すると同時に、傘下の事業会社の経営管理機能などを有する統括会社だという。
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=30611
http://goo.gl/k1AP8S

◎80年代前半くらいまでは、こういう記事こそ雑誌の独壇場であったように思えてならない。「文春オンライン」に掲載された「なぜ『デビルマン』の映像化は失敗続きなのか?」。
「むしろ、『変身ヒーローもの』のフォーマットを極限まで突き詰めると『デビルマン』になってしまう、と言った方が正しい。『変身ヒーローもの』って、実は恐ろしいジャンルなんや。平成版仮面ライダーのプロデュースを手がけてきた白倉伸一郎氏は、仮面ライダーの本質について『同族同士の争い』『親殺し』『自己否定』という3つの要素を挙げているけど、これらの要素は『デビルマン』にも、ぴったりそのまま当てはまる 」
http://bunshun.jp/articles/-/6257
新世紀エヴァンゲリオン」プロデューサーの大月俊倫は「我々の70年代安保はやっぱりデビルマン」と発言しているらしい。

◎「文春オンライン」は河西秀哉による「眞子さまご結婚への逆風 戦後の皇室は『持ち上げられて落とされる』の連続だった」は次のように指摘している。
宮内庁はこうした週刊誌報道が結婚延期の理由ではないと強く否定するが、私には眞子内親王と小室さんの結婚延期の決定打は、週刊誌報道が大きくなりすぎ、そこから大衆の疑念が広がったことにあるように見える。
というのも、実は、これまでも戦後の皇室はマスメディアと大衆文化から大きな影響を受けていたからである。マスメディアが醸成する世間のムードによって、皇室に関する物事は大きく左右された。言わば『共犯関係』にあった。このことを皇室自体、よく知っている 」
http://bunshun.jp/articles/-/6337
河西は「天皇制と民主主義の昭和史 」を人文書院から上梓したばかりである。
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b324654.html

講談社は「FRIDAY」編集部 による「完全保存版 羽生結弦 平昌オリンピック 金メダルの全記録 」を緊急出版。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180223-OHT1T50150.html

◎創刊50周年を迎えた「ビッグコミック」(小学館)の創刊号が復刻された。「ビッグコミック」5号と復刻版の2冊パックがが890円で、5号のみが390円。
https://mainichi.jp/articles/20180223/dyo/00m/200/038000c
かわぐちかいじの「空母いぶき」が実写映画化される。

◎ぴあが「新橋名酒場100」 を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000775.000011710.html
かつて新橋は出版の街であった。徳間書店婦人画報社日本ジャーナル出版映画芸術、ゴルフダイジェスト社、モーターマガジン社山と渓谷社の関係者はみな新橋の酒場を愛した。徳間書店に至っては自社ビルの地下で酒場を経営していたくらいである。私も20代の頃は新橋に入り浸っていた。毎晩のように中川六平と飲んでいたなあ。「五條」という店でね。

幻冬舎の男性向けライフスタイル誌「ゲーテ」の公式WEBサイト がローンチした。読者会員組織の「GOETHE Biz SALON」 も本格的に始動する。
https://goetheweb.jp/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000368.000007254.html

TSUTAYA三軒茶屋店の栗俣力也 は「仕掛け番長」を自称する書店人だ。
https://twitter.com/maron_rikiya
「withnews」が掲載した「こういう本屋が増えて欲しい… 文庫の棚『お客さま目線』でひと工夫」は「著者名の五十音順の仕切りを、横からではなく正面から見えるように設置している 」栗俣に焦点を当てている。これは試してみる価値があるかも。
「・・・『表紙を見せた状態で何冊並べると売れ行きが伸びるか』。1冊ずつ増やして試したところ、6冊を超えると急にお客の足が止まり、売り上げがアップするということでした」
https://withnews.jp/article/f0180223003qq000000000000000W00o10101qq000016848A

サイバーエージェントグループの長期インターンの窓口となっているHASIGOが学生団体/サークルを対象としたSNS「hasigo@」 を2月15日にリリースしている。
https://845.at/
https://hasigo.co.jp/blog/hasigoatrelease/

朝日新聞は次のように書いている。
朝日新聞慰安婦に関する報道で誤った事実が世界に広まり名誉を傷つけられたなどとして、国内外に住む62人が朝日新聞社謝罪広告の掲載などを求めた訴訟で、本社の勝訴とした二審・東京高裁判決が確定した。原告側が22日の期限までに上告しなかった」
https://www.asahi.com/articles/ASL2R5CMTL2RUTIL03K.html

◎アレクサがキンドル本を読み上げてくれるのか!視覚障害者 にとっては朗報である。
https://japan.cnet.com/article/35115190/

◎長崎次郎書店 (熊本)が紹介されている。
https://beauty.biglobe.ne.jp/news/spot/mni_180223_2078364130/
私は熊本を訪れたならば必ず立ち寄り二階の喫茶室で一服することにしている。

フィギュアスケート宇野昌磨の自伝「あきらめない力 」が光文社から2月14日に発売され、その予約受付 がアマゾンなどの電子書店で開始されていたが、これは全くの「フェイク」であったようだ。
「デイリー新潮」が「宇野昌磨“自伝本”突然の発売中止!? Amazon予約開始でファンも大騒ぎの怪」を掲載している。光文社の担当者が取材に応じている。
「・・会社の中で企画を進行させていたのは事実です。どんな出版社でも『宇野さんに自伝を書いていただいたら素晴らしいものになるはずだ』と思い描きますよね。ところが何かの手違いで、構想段階の企画が、Amazonさんなどに流れてしまったんです」
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/02240730/?all=1&page=1
本当にこんなケアレスミスが起こるものなのだろうか。

◎「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人 」が8月18日より全国公開決定 。原作者・鈴木央の描き下ろしネーム によるオリジナルストーリーだそうだ。講談社から刊行されているコミックスは累計2750万部 に及ぶ。
https://animeanime.jp/article/2018/02/16/36796.html

◎「月刊アクション」に連載されている「踏切時間」がテレビアニメ化されTOKYO MX で放送される。
https://animeanime.jp/article/2018/02/24/36883.html

◎2月16日付の西日本新聞に 「今は、別府行くより、草津行こうぜ」 と別府市草津温泉を応援する新聞広告を打った。
https://www.houdoukyoku.jp/posts/26628

◎2月24日付毎日新聞の一面を飾ったのは「台湾地震募金デマ  募金『届かぬ』拡散6万 投稿男性仰天 」。
「日本時間7日未明に台湾で地震が発生した直後、テレビ局の呼びかける募金は朝鮮に行く−−などとするデマがツイッターに投稿され、丸1日で約6万回リツイート(拡散)された 」
https://mainichi.jp/articles/20180224/k00/00m/040/077000c?fm=mnm
ツイッターに投稿されたデマは次のようなものだった。
「台湾の地震で募金する時の注意事項ね
ドラえもん募金(朝日系列。一部しか届かず残りは朝鮮へ)サザエさん募金(フジ系列。同じく。)日本ユニセフ(一番ダメ。アグネスチャンやスタッフの収益に大半が消費される。)ピースウインズ(北朝鮮系。言わずもがな。)
募金する際は直接日本赤十字へ! 」
男性ツイート主のフォロワーは約300人。ところが、このツイートを投稿したところリツイートは6万回に及んだ。2月8日には「JCASTニュース」や「ハフポスト日本版」などのネットメディアも話題として取り上げ投稿はデマだと断定した。
https://www.j-cast.com/2018/02/08320837.html?p=all
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/08/taiwan-bokin-dema_a_23356081/
男性は9日には自らの投稿を削除するとともにツイッターで謝罪した。
「皆様の善意が現地に届く事を願ってでしたが、騒ぎになる事は本意ではありません。当該ツイートは削除しました。また、行き過ぎた表現がありました事、関係者の皆様へお詫び申し上げます。慈善、救援活動について支えたい気持ちに偽りは無いですし、今後とも支援を行って参りたいと考えております」
しかし、この投稿のリツイート僅かに100程度であった。それどころか謝罪したことにより、男性投稿主は実名やら住所といった個人情報はおろか顔写真までバクロされてしまい、遂には毎日新聞という全国紙の一面を飾るに至ってしまったのである。

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3)深夜の誌人語録】

負けつづけても戦いつづけるという生き方もあるに違いない。