【文徒】2018年(平成30)8月23日(第6巻158号・通巻1332号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】「FLASH」が映画「カメラを止めるな!」の著作権侵害疑惑をスクープ
2)【記事】夏の甲子園の主役は金足農業だったけれど
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】

                                                                                • 2018.8.23 Shuppanjin

1)【記事】「FLASH」が映画「カメラを止めるな!」の著作権侵害疑惑をスクープ

光文社の写真週刊誌「FLASH」がスクープを飛ばした。「大ヒット映画をめぐる著作権侵害疑惑 『カメラを止めるな!』は私の作品を無断でパクった」がそうだ。この夏、爆発的な大ヒットとなった上田慎一郎監督の映画「カメラを止めるな!」は、劇団「PEACE」を主宰していた和田亮一の舞台「GHOST IN THE BOX!」の「盗作」ではないかと報じたのである。
https://smart-flash.jp/showbiz/47826
産経が「大ヒット映画『カメラを止めるな!』に盗作疑惑と写真週刊誌が報道」を掲載した。
「同誌によると、劇団を主宰していた男性が、映画の構成は自身の舞台と『まったく一緒』と主張。著作権が侵害されたとして映画の製作側を訴える準備を進めているという。同誌は、映画と舞台の類似点を15カ所指摘している」
https://www.sankei.com/entertainments/news/180821/ent1808210005-n1.html
テレビのワイドショーでも大騒ぎである。上田監督は「原作」ではなく舞台から着想を得たという言い方をツイッターでしている。
「『カメラを止めるな!』は劇団PEACEの舞台『GHOST IN THE BOX!』から着想を得たものです。ただ僕としてはその後自らが脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っています。和田さんや劇団の方の主張にもしっかり耳を傾け、お互い円満な解決が出来ればと思っています。よろしくお願いします!」
https://twitter.com/shin0407/status/1031908659608006657
映画を製作したENBUゼミナール「『カメラを止めるな!』に関するご連絡」は「FLASH」に対して怒っている。
「…本映画は上田監督自身による脚本、監督、編集というように、本舞台とは独自の形で製作を進め、ストーリーは本舞台と全く別物である上、脚本の内容も異なるものですから、本映画について、本記事の見出しに掲載されているような、法的に『著作権侵害』が生じていたり、本舞台を『パクった』といった事実は一切ございません。
また、当方としましては、本舞台関係者の方々と都度協議を行っており、クレジットを含めたその他の条件や今後の対応についても協議を進めようとしていたところでした。
それにもかかわらず、このような『著作権侵害』や『パクった』といったセンセーショナルな見出しや、未だ確定していない本舞台関係者との協議過程の内容を含む記事が掲載されたことに強く憤りを感じます」
http://kametome.net/news/7320551
驚かされるのは和田亮一が7月8日にツイッターに投稿した呟きである。映画がミニシアター2館で公開された当初は「カメラを止めるな!」を絶賛しているのだ。
カメラを止めるな!
めちゃ面白かった。作り手のみんな、映画が好きなんだなぁと思えた。
あの頃命かけて大好きな仲間と作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった。最高でした」
https://twitter.com/Rookey_rw/status/1015955712843739137
この間、何が変わったかと言えば映画が予想外の大ヒットとなったことである。公開劇場も200館を超えた。和田は8月21日に次のようにツイートしている。
「怒りの告発とありますが、決して怒っているわけではありません。
こうなる前になんとかする方法もあったのでは無いかとも思っています。
だけど、僕が声を上げることで、同じようにもやもやしている人たちにも届けばいいと思っています」
https://twitter.com/Rookey_rw/status/1031697123836739584
和田は「note」に「映画『カメラを止めるな!』について」を8月21日に発表した。
「その件で直接話をするために、先方のプロデューサー含め、会って話しました。
その際に、配給拡大のタイミングで、今日クレジットは決めなくてはならない。といわれ、最終的に向こうから妥協案として『原案』だったらどうですか、という話になり、“ひとまず”クレジットには原案として劇団名、作品名を入れてもらいました。
そして、その後原作かどうかは判断しましょう。
という話になりました。
だから今、映画のエンドロールには
原案:劇団PEACE『GHOST IN THE BOX!』(作:A 演出:和田亮一)
special thanks で和田亮一と入っています。
でも僕は、ただ、『原作』と入れて欲しかったんです。
元劇団員のみんなが『あの作品PEACEの芝居が原作なんだよ!』と、素直に応援して、自慢できるようにしたかったんです。
『原案』は作品を作るに当たって参考にしたアイデア
『原作』はその作品を作るための元の作品
です。
銀魂の映画は、全くオリジナルストーリーだけどちゃんと『原作』って入ってます」
https://note.mu/rookey/n/ne25a640b8cc7
こんな呟きもあった。
カメラを止めるな!盗作問題。件の和田亮一さんの名前を追いかけていったらTwiリンクにあるラップスクール→運営会社の社長が和田氏→そこはサイブリッジという会社の100%子会社→サイブリッジの取引先に光文社→光文社はFLASHの出版元、と辿り着いてしまったんですが偶然ですよね?」
https://twitter.com/roy_twi/status/1031961290002980864
確かにギガトレンドの社長は和田亮一である。
https://www.giga-trend.com/
確かにサイブリッジは光文社の仕事をしているようだ。
https://www.cybridge.jp/business/integration/systemworks/
https://www.cybridge.jp/corporation/pr/offer
歌人枡野浩一がツイートしている。
「私は、原案として自分の名前をクレジットしてほしいとお願いしたのに関係者全員から無視された経験があり、原案のかたのお気持ちも察しますが、法的に著作権違反をしているとは思いにくいケース。原案とクレジットしたのも、法的に必要だからというより、もとよりリスペクトの気持ちがあったからでは」
「『盗作』問題は専門家の栗原裕一郎@y_kurihara さんの見解を待ちたい。「アイデア」自体には著作権ないはず。原案を隠してもいない。私はむしろ別の劇団の恒例の構造と同じと書いたことがあり、ネタバレになるから消しましたが、同様の構造の映画も複数あります。元の劇も再演して仲よくしてください」
https://twitter.com/toiimasunomo/status/1031772882303574016
https://twitter.com/toiimasunomo/status/1031756590641102848
ゲーム作家の米光一成に次のようなツイートがあることも枡野の呟きで知った。
「カメ止の原案か原作かでもめてるのは、予想外のヒットによるフェイズの変化で引き起こってるコミュニケーション不足で、どっちが悪いとかじゃないし、盗作かどうかですらない。ふたりで、いままでの経緯のトークショーとかやって、ふたりが活動しやすくなるといいなー」
https://twitter.com/yonemitsu/status/1031718324399292421
メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方」の著者である九龍ジョーもこの件に言及している。
「『カメラを止めるな!』の件、多くの演劇ファンが指摘する通り、舞台ではよく使われる作劇構造なわけで。それでもカメ止めが特別なのは、その背景となるドラマが監督も含めたインディ映画をとりまく人間群像と重なる、という部分にあるかと。なので『原案』は妥当な気が。後は手続きと気持ちの問題か…」
https://twitter.com/wannyan/status/1031821772595724289
弁護士の福井健策はこの件で取材を受けたようだ。
「この件で取材。答えたこと:ポイントは、①両作品が著作権を侵害するほど似ているか、②(YESなら)舞台脚本の著作者は誰だったか、③その者が映画化に同意していたか」
https://twitter.com/fukuikensaku/status/1032052181938130944

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2)【記事】夏の甲子園の主役は金足農業だったけれど

夏の甲子園秋田県立金足農業高等学校が決勝に勝ち進んだこともあり大いに盛り上がったようである。
地元のAAB秋田朝日放送のタイムラインを追ってみよう。最初は決勝進出を決めた際のツイート。完全に切れちゃっている。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
https://twitter.com/AAB_5ch/status/1030737151925792768
「あああ秋田の皆さん!!なんと明日13:55から #甲子園 を!AAB秋田朝日放送で中継放送することが!!決まりました…!!弊社甲子園の放送は初めてです!!秋田だけのCMもありますので是非・・・是非・・・一緒に応援しましょう!!13:55からですよ!!」
https://twitter.com/AAB_5ch/status/1031386031738695681
「弊社 甲子園の《決勝で秋田県勢の中継をするのは》初めてです!
興奮して言葉足らずでした…申し訳ありません!!」
https://twitter.com/AAB_5ch/status/1031414702402760706
「皆さんちゃんとごはん食べましたか??
さぁ、14時からの #甲子園 決勝、#金足農業 は先攻に決まりましたね!
雑草は美しい花を咲かせます 秋田の侍!がんばれ!!!AAB秋田朝日放送社員一同応援しております!!
あっ放送は13:55からですよ!一緒に応援しましょう!」
https://twitter.com/AAB_5ch/status/1031757429048889344
ABS秋田放送・広報の公式ツイッターだって負けてはいない。金足農業が決勝進出を決めると相場詩織アナウンサーらが、「外人4コマ」として知られるポーズをきめた写真を公開したのだ。これがそうだ。
https://twitter.com/ABS_PR_AKITA/status/1031381142790856705?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1031381142790856705&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.huffingtonpost.jp%2F2018%2F08%2F20%2Fkana-ashi-abs_a_23505280%2F
「ハフポスト日本版」も「金足農業が決勝進出を決めた瞬間、秋田放送の社内がすごいことに」で、この写真をデカデカと掲載される。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/20/kana-ashi-abs_a_23505280/
NHK秋田放送局の公式ツイッターも興奮していた。決勝進出を決めた際のツイートは言葉になっていないんだもの。AAB秋田朝日放送が「あ」だから、こっちは「お」で行こうという程度の理性は機能しているろだろうけれど。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
https://twitter.com/nhk_akita/status/1031379574829895680
エフエム秋田も意味不明のツイートだが、「あ」や「お」に比べれば凝り過ぎじゃないのと半畳も入れたくなるようなツイートであった。
「コ---ノ---ミ---チニ----!!
ワレ-ラ-ヒラ--カ---ン---!!!!!!!
ワ--レラ--ワ--レラ--!!!
ワ-レラ---!!ヒラ--カ---ン---!!!!!」
https://twitter.com/fm_akita/status/1031380746634637314
残念ながら甲子園の優勝旗は今回も白河の関を越えなかった。優勝は大阪桐蔭に決まった。ただ、判官びいきというのだろうか、地域ナショナリズムは秋田にとどまらず、金足農業に対する声援は全国的に拡大していった。
日本人は「敗北」に美を見てしまうという屈折した習性が昔からあるのかもしれないのだけれど、メディアには、これに歯止めをかけるという意識が希薄である。自らが煽って醸成された熱狂の奔流に自らも流されて行ってしまう。AAB秋田朝日放送にしても、そうした全国的な声援に呼応するかのようにツイートしている。
「弊社アカウントが注目を頂いたのも金足農業高校球児たちのおかげです!本当にありがとう!こんなにも全国の方々と一緒に興奮して喜びを分かち合ったのは初めてです…!お疲れ様でした!お気をつけて帰って、おいしい物食べて、ゆっくり休んでください…!」
https://twitter.com/AAB_5ch/status/1031806825518096384
こうしたメディアのあり方は、今から70年以上も前に「玉砕」や「特攻」を美化してやまなかった「戦争報道」と相似形をなすということは、やはり指摘しておいたほうが良かろう。吉田輝星投手は投げ過ぎなのではないのだろうかという指摘が普段はリベラルな主張をするメディアですらなされない「翼賛報道」に吐き気を誰も催さない?
私は橋下徹のツイートに同意する。
大阪桐蔭金足農業のメンバーには敬意。しかし金足農業の吉田選手を美談で終わらす間は、日本のスポーツ界に未来はない。吉田選手にどれだけの負担がかかり、選手寿命をどれだけ縮めたのかを科学的に明らかにすべき。それくらいのことができないなら日本のスポーツ科学論は役立たず」
https://twitter.com/hashimoto_lo/status/1032076530728333313
ホームレス作家」の松井計にも同意する。
金足農業の投手、予選から1517球投げたの? とんでもない話だ。これが美談になるようでは、高校生投手への虐待はなくならないし、大投手になる可能性を持つ若いもんを潰す愚行もなくならない」
https://twitter.com/matsuikei/status/1032111250296074240
東洋経済オンライン」が広尾晃の「金足農『投手の玉砕』を賞賛する甲子園の病」を掲載した。
「高校生の世代で短期間に膨大な球数を投げれば、その後の野球人生に深刻な影響を与えるのは、疑問の余地がない。選手生活も短くなり、投手を続けられなくなる可能性さえある」
https://toyokeizai.net/articles/-/234656

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3)【本日の一行情報】

朝吹真理子は「流跡」を「新潮」2009年10月号に発表して、小説家としてデビュー。2010年に単行本化され、第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。堀江敏幸の選考だった。「新潮」2010年9月号に「きことわ」を発表すると、これが芥川賞を受賞。2011年2月のことであった。あれから7年、朝吹の小説が新潮社から刊行された。しかも長編。タイトルは「TIMELESS」。産経が「芥川賞作家・朝吹真理子さん 7年の沈黙を破って世に問う『永遠』」を掲載している。
「父は詩人の朝吹亮二さんで、大叔母は仏作家、サガンなどの翻訳で知られた朝吹登水子さん。“文学一家”に育った才媛の鮮烈なデビューは話題となったが、その後『TIMELESS』の連載を始める27年末まで筆が進まなかった」
https://www.sankei.com/life/news/180820/lif1808200001-n1.html
驚くのは未だ早い。曽祖父は衆議院議長までつとめた政治家の石井光次郎元帝国生命保険(朝日生命保険)社長などをつとめた朝吹常吉である。シャンソン歌手の石井好子も大叔母だ。
篠山紀信朝吹真理子を被写体にして個展「Untitled 朝吹真理子」を清澄のギャラリーhiromiyoshiiで開催したのは2011年9月。あれから7年が経つわけだ。
http://bp.shogakukan.co.jp/junkishin/backnumber/vol11_110920/index.html

◎「AERAdot.」が「芥川賞作家が被災地で書店オープン 創作活動に思いがけない影響も」を掲載している。柳美里福島県南相馬市のJR小高駅からほど近い場所に今年の4月に開店した書店「フルハウス」を取り上げた記事だが、タイトルに柳美里と入れていないのは、これを入れるとPVを稼げないと判断したためだろう。「芥川賞作家・柳美里」よりも、「芥川賞作家」としたほうが撒餌としては効果があると踏んだに違いない。
https://dot.asahi.com/aera/2018081600013.html?page=1

◎ビデオリサーチは、日本雑誌協会、日本雑誌広告協会に協力し、2018年2月〜4月に「雑誌広告効果測定調査」を実施し、その結果をまとめた。
これによれば雑誌閲読者のうち、掲載された広告に「注目」した(確かに見た)人の割合を示す「広告注目率」は、のべ38誌702素材平均で47.9%。
また、広告種類別に主要指標のスコアをみると、「広告接触率」「広告注目率」では純広告が記事広告・タイアップ広告と比べて高い一方、「興味関心度」「購入・利用意向度」では記事広告・タイアップ広告が純広告を上回る結果となった。
https://www.videor.co.jp/press/2018/180820.htm
まあデータは多いに越したことはないからね。雑誌業界の悪いところって一つのことにしか集中できないことなのではないだろうか。あれもこれもとなると足並みが急に揃わなくなる。昔も今も変わらない「風景」である。こう書きゃオレの思いはわかるでしょ!

◎光文社の「小説宝石」9月号。柳澤健の「2016年の週刊文春」の連載第9回「遊び人たち」は、何故かオレの発言から始まる。
「頭がいい坊ちゃん、という点では文藝春秋も新潮社も朝日新聞も同じだけど、新潮や朝日に入っちゃうと、坊ちゃんっぽいところを捨てて、ドス黒くならないといけない(笑)。
でも、文春だと底抜けに明るい感じが最後まで認められちゃう。仕事を仕事と思っていなくて、アマチュアのままずっときている良さがある。雑誌って、本来そういうものじゃないかな」
https://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=104001
ここでいうアマチュアリズムの基本は本が好きという、ミーハー精神である。

◎ロイターが「インタビュー:米大統領ソーシャルメディアの利用禁止『非常に危険』」を掲載している。
「トランプ米大統領は20日、ロイターのインタビューに応じ、ツイッター(TWTR.N)やフェイスブック(FB.O)などのソーシャルメディア企業が一部のユーザーに自社サービスの利用を禁止した措置について『非常に危険』だと述べた」
https://jp.reuters.com/article/trump-sns-idJPKCN1L52CO

◎「BuzzFeed News」が「朝日新聞取材班の文庫本、表紙が類書に酷似 『パクリ』指摘の声も」によれば、朝日新聞の連載を文庫化した『【増補版】子どもと貧困』(朝日新聞出版)の表紙が、NHKディレクター新井直之の「チャイルド・プア〜社会を蝕む子どもの貧困〜」(TOブックス)にソックリなのである。
「調べてみると、確かにこの写真は『Hiroyuki Oniki / Getty Images』の署名、『watching the rail』のタイトルでGettyに登録されていた。お金さえ払えば、誰でも写真を利用することができる。
ただ、法的な問題とは別に、『子どもと貧困』の文庫化に際して、なぜ同一ジャンルの先行書である『チャイルド・プア』と同じ写真を使ったのか、という疑問は残る」
https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/asahi?utm_term=.irO3456mqp#.jrv2nNKXGk
庶民感覚からすれば「パクリ」なんじゃないの?

◎「VOGUE JAPAN」まで安室奈美恵を表紙に使うのかよ…でも、これ、格好良い!
https://tower.jp/article/news/2018/08/21/tg009
そういえば、オレ、先週、安室が琉球共和国の大統領に就任した夢を見たのよ。

◎デーリー東北が8月22日付で「1日平均487人、販売は30冊 公設書店『八戸ブックセンター』の利用実績」を掲載している。
青森県八戸市は21日、八戸ブックセンターの開館(2016年12月)から18年3月までの約1年4カ月間の利用実績を明らかにした。累計来館者数は19万9639人で1日平均487人。今年7月の八戸まちなか広場『マチニワ』オープン以降は、2〜3割程度増加している。累計販売冊数は1万2287冊で、1日平均約30冊。同センターは今後も各種イベントを積極的に開催し、来街者の増加や市民が本に親しむ環境づくりに取り組む方針だ」
https://this.kiji.is/404826432536953953

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4)【深夜の誌人語録】

空気は読まないこと。流れには乗らないこと。ただ、空気や流れには敏感でなければならぬ。