【文徒】2018年(平成30)12月27日(第6巻243号・通巻1417号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】最近書店閉店事情
2)【記事】「週刊春」が報じた「DAYS JAPAN」の人権派広河隆一の性暴力
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2018.12.27 Shuppanjin

1)【記事】最近書店閉店事情

滋賀県草津市の宇野書店が10月31日(水)をもって閉店。
「かなりカナシイ。
中学入学以来通いつめた本屋さんが・・・。」
https://twitter.com/higenuma/status/1052492627080146945
「わー宇野書店さん!!昔ながらの街の本屋さんどんどんなくなっていく…><。
教えていただきありがとうございますm(_ _)m」
https://twitter.com/gessanyokoyama/status/1052547818454364160
岐阜の林堂田神店が10月31日(水)をもって閉店。
https://brunogen.com/%E3%81%8E%E3%81%B5%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%BA%972018%E5%B9%B411%E6%9C%8812%E6%9C%88%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81
阿佐ヶ谷の公堂書店が11月30日(金)をもって閉店。
「この度ビーンズくるく2階「公堂書店」は2018年11月30日(金)をもちまして閉店いたしました」
http://beans.jrtk.jp/asagaya/topics/4478.html
作詞家の大地丙太郎がツイートしている。
阿佐ヶ谷駅ビルダイヤ街の公堂書店が突然店を閉めてしまっていた。すごく寂しい。ずっと、利用して来た書店だもん。せめて、今読んでるこの新刊をここで買えて良かったと思っている。阿佐ヶ谷がどんどん寂しくなる…」
https://twitter.com/akitaroh/status/1069451378928406528
空犬太郎もツイート。
「阿佐ヶ谷の公堂書店、駅ビルの様子も、店の位置も閉店時のそれとは違うけれど、お店自体は、ぼくが学生のころ(30数年前、ってことです…)からあったお店。公堂書店も、今もがんばっている駅前の書楽も、当時はほんとによく利用したなあ」
https://twitter.com/sorainu1968/status/1069924983592402944
福家書店リバーウォーク北九州店が2019年1月14日(月・祝)をもって閉店。
「店頭には、大きく『15年間のご愛顧ありがとうございました!閉店1月14日』と掲示されていて、店内には福家書店リバーウォーク北九州店閉店のお知らせの貼紙が複数あり、『平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。この度1月14日(月)をもちまして閉店することとなりました。永年ご愛顧賜りましたこと厚く御礼申し上げます。尚、閉店後のご連絡は下記へお願いいたします。福家書店Tel.047-379-0511』と書かれてある。
福家書店は、現在リバーウォーク北九州店を含め全国に11店舗あり、福岡県内では「福岡木の葉モール橋本店」と2店舗のみだ」
https://www.myliving.info/life/31916/
宮脇書店取手本店が2019年1月15日(火)をもって閉店。オープンは2012年だった。
https://twitter.com/kyony1024/status/1074156248424243201
芳林堂書店イーサイト上尾店が2019年1月20日(日)をもって閉店。
「いつも芳林堂書店イーサイト上尾店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
勝手ながら諸般の事情により、2019年1月20日(日)を持ちまして閉店させていただくこととなりました。
日頃よりご利用いただいておりますお客様におかれましては、ご迷惑をおかけいたしまして、本当に申し訳ございません。
また、お客様には2010年3月の店舗開店から約9年に渡り、ご愛顧いただきまして本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
なお、お持ちのポイントカードは引き続き芳林堂書店全店でご利用いただけます。
今後とも、芳林堂書店のご利用の程、何卒よろしくお願い申し上げます」
http://www.horindo.co.jp/ageo/
社バンビオ店が2019年2月11日(月)をもって閉店。
「1976年に前身となる店舗が開店以来、40年以上にわたりお引き立ていただきました当店でございますが、諸般の事情により2019年2月11日(月・祝)をもちまして閉店することとなりました」
http://keibunshabambio.hatenablog.jp/entry/2018/12/13/151828
「恵社バンビオ店さん。我が街界隈でオタク化を支えてきた同人誌も売ってる本屋が2月に閉店と。漫画コーナーのチョイスが最高でした。昔の店舗の二階へ続く階段はワクワクした。今日もredeyes23巻買った。ああ本屋が消える」
https://twitter.com/BANG_M_team0726/status/1076976256170655745
「恵社バンビオ店が来年の2月で閉店するらしい...素敵な本屋さんなのに残念
マツオヒロミさんのカレンダー買いに行ったりしてたのにな」
https://twitter.com/theodore_s_r/status/1074730728351457280
「京都右往左往」が「閉店の報を聞いて長岡京の恵社バンビオ店へ」を掲載。
「恵社といえば、本好き・本屋好きの間では一乗寺にあるお店が有名だけれど、系列のバンビオ店もそちらに負けず劣らずの個性派書店という印象。
誤解を恐れずに書くなら、一乗寺の棚を雰囲気はそのままに間口を広く揃えたような展開。
品揃えとして雑誌と子供向けの本、そして漫画の品揃えが充実していた印象。
そこにセンスの良い選書や雑貨が並び、ここでしかない店の雰囲気ができあがっていた」
http://305f.hateblo.jp/entry/2018/12/19/183000
「京都を発つ前にちょこっと寄り道して恵社バンビオ店へ。丸一日会えなかった子どもたちに1冊ずつ本のお土産。こんなすてきなお店がまもなく閉店というのが解せない」
https://twitter.com/eripoppins/status/1076494976261939200
「恵社のバンビオ店が閉店。いろいろ仕掛けて頑張ってもやっぱり厳しいみたい。もう大きなところじゃないと耐えられないのかしら」
https://twitter.com/il_biscione/status/1074575652743831557
「京都の個性派書店恵社(長岡京バンビオ店)が2019年2月11日で閉店するとのこと。天地がひっくり返るくらいショック。約42年の歴史に幕を閉じる。一乗寺西大路店だけになる。
長岡京は来年からもう1つの駅前本屋さんも店舗を閉じて配達専門店に移行するし、いよいよ大変なことになりました」
https://twitter.com/donadona958/status/1072011066006097921
喜久屋書店 漫画館 京都店が2月11日(月・祝)をもって閉店。
「【閉店のお知らせ】この度、20年以上に渡りお引き立ていただきました喜久屋書店漫画館京都店でございますが、諸般の事情により2019年2月11日(月)をもちまして閉店することとなりました。皆様の長年にわたるご愛顧ありがとうございました」
https://twitter.com/kikuyakyoto/status/1073800480940122112
喜久屋書店漫画館京都店が閉店なんですか。京都いってた時はけっこう通ってたので悲しい」
https://twitter.com/kuta_liver/status/1076749405284265984
BL小説家の飯田実樹が呟く。
喜久屋書店漫画館京都店様が閉店との知らせにがっかりしています。
いつも拙著をコーナー作って販売くださっていて、京都へ行く際はこっそり覗きに行ってました」
https://twitter.com/iida_miki/status/1074284533804019712
喜久屋書店漫画館京都店の棚で出会って大好きになったマコちゃんの2巻の発売日に喜久屋書店漫画館京都店が閉店になる情報がでるなんて。。。。マコちゃんもまさか2巻で最終巻になると思わなかったし。。。なんか辛いな(´;ω;`)
世知辛いね。。。」
https://twitter.com/izumi_naru/status/1073861097101217792

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2)【記事】「週刊春」が報じた「DAYS JAPAN」の人権派広河隆一の性暴力

「週刊春」1月3日・10日号が「セックス要求、ヌード撮影『世界的人権派ジャーリストの性暴力を告発する』7人の女性の#MeToo」を掲載している。世界的人権派ジャーリストとは広河隆一のことである。
「広河氏といえば、2004年に月刊報道写真誌『DAYS JAPAN』を編集長として創刊。『1枚の写真が国家を動かすこともある』をモットーに、15年間発行を続けてきた。経営難と後継者不在を理由に、来年2月の休刊を先日発表したばかりだ。私生活では、大手出版社に勤める妻と暮らしている。
広河氏による性被害を訴えた女性のうちの一人は、編集部でアルバイトをしていたある日、広河氏に、『キミは写真が下手だから僕が教えてあげる』と言われ、指定の日時にホテルに来るよう指示されたという。ホテルの部屋に足を踏み入れた途端、ベッドへ連れて行かれ、恐怖で言葉を発せず、抵抗できないうちに関係を持たされたと証言している」
http://bunshun.jp/articles/-/10144
志葉玲が次のような投稿をツイッターにしている。
「志葉も広河隆一さんは、本当に、とても尊敬しているのですが、関係者に話を聞くと、どうやら春の記事内容は事実のようです。潔く関係者への謝罪等、相応の責任をとっていただければ幸いです
広河隆一さんは、間違いなく、日本のジャーナリズム史に残る偉大な仕事をされてきました。志葉も広河さんに憧れ、心から尊敬してきました。だからこそ、ご自身の行ってしまったことについて、潔く被害者の方々に謝罪され、相応の責任をとっていただければと切に願います」
広河隆一さんは、志葉にとってのヒーローでした。ジャーナリズム精神は広河さんの著作から学び、フリーになる前、彼のマネをしイスラエルキブツに滞在し、その後、パレスチナを訪れました。ただただ残念で悲しい。しかし、広河さんのこれまでの仕事に敬意を持つからこそ志葉は被害者側に立ちます」
https://twitter.com/reishiva/status/1077481053021921280
https://twitter.com/reishiva/status/1077563833235910656
https://twitter.com/reishiva/status/1077575859819532289
おしどりマコが「週刊春の広河隆一氏に係る記事に関して。」をエントリしている。
「週刊春 2019年1月3・10日号掲載の、DAYS JAPAN前編集長の広河隆一氏の「性暴力を告発する」という記事を読み、驚き、そして怒りがこみ上げました。  
DAYS JAPAN編集委員として、被害に遭われた方々に本当に申し訳なく思います。  
そして、全く気付くことができなかったことを謝罪いたします。
記事を読む限り、被害に遭われた方々は、広河隆一氏より、立場の弱い方々です。  
そのような力関係に差がある中で、立場が上の側が、合意の上ととらえることは間違っていると思います。
被害があったと声を上げてくださった女性の方々のお気持ちを考えると、悔しく悲しく申し訳なく思います」
http://oshidori-makoken.com/?p=3854
BuzzFeed」が「『神様のような広河さんに私は服従した』。フォトジャーナリストからの性的被害、背景に支配関係」を掲載している。
「ドアを開けると、部屋はきれいに片付いていた。
『一言か二言しゃべったかもしれませんが、はいじゃあベッドに座って、という感じで、あっという間にキスをされて押し倒されました』
『最初はなんとか逃れられないものかと思っていたのですが、よしよしという感じで体を撫でられたときに、自分の心と体がフリーズしたような感覚になり、固まって動けなくなってしまいました』
女性がそんな状態になってしまったのには理由がある。
広河氏はDAYS編集部で、ささいなことで激昂し、理不尽にスタッフを怒鳴ったり罵倒したりすることが何度もあったという。
『そうなったらもう、刺激をしないように息をひそめ、嵐が過ぎ去るまでやり過ごすしかないというのがわかってきた頃でした。そのパワハラと同じことがセクシュアルな行為で起きてしまったのです
性行為が終わると、広河氏は『これからモデルの子が来るからベッドをきれいにして』と女性に伝えた。モデルが部屋に着くと、『ストロボの使い方はこうやって』などと何事もなかったかのような態度で女性に写真を教えはじめた」
https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/photojournalistmetoo
この記事を読んだ「BuzzFeed」の岩永直子のツイート。
「狡猾で許しがたい支配の仕方。野心を持った若い女性が身を守るためにはどうしたらいいのか絶望的になるけれど、こうやって声を上げるのが一歩になるのだろう。勇気を持って証言した女性たちに拍手を送りたい」
https://twitter.com/nonbeepanda/status/1077685786571563008
DAYS JAPAN」に何度か寄稿している想田和弘のツイート。
「僕も信頼する関係者の方から事情を聞きました。僕はDAYS JAPANに何度か寄稿してますし、映画『広河隆一 人間の戦場』のトークに登壇したこともあります。それだけに非常に残念かつ衝撃的ですが、記事の内容に間違いはないと思います。谷口真由美さんの声明に賛同します」
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/1077604189403049989
大阪学院大学の谷口真由美がフェイスブックに「メディアにおけるセクハラを考える会より フォトジャーナリスト広河隆一氏の性暴力告発記事に関して」を発表した。
「はじめに、思い出すのもつらい性暴力の記憶について、告発された女性たちの勇気を称えたいと思います。私たちの会では、告発した女性たちから、本件につき直接相談も受けており、告発内容が事実であると信じるに足る情報を得ています。私たちは、告発した7人の女性を支持し、支援します。彼女たちへの、『ついていった方にも落ち度があったのではないか』、『広河氏は人権派なのでそんなことはしないだろう』といった二次被害については、下記の理由により、とうてい許容できる言説ではないとここに明記します」
https://www.facebook.com/mayumi.taniguchi.3/posts/2171789172845514
温又柔が呟いている。
「"彼"に逆らったら、この世界では生きてゆけなくなるから…結局そう。大体そう。決まってそう。写真の世界だけ? ちがうよね、絶対にちがうよね。"彼"はどこにでもいる」
https://twitter.com/WenYuju/status/1077742905647804416
武田砂鉄は学生時代に広河にインタビューしたことがあるという。
「雑誌も読んできたし、学生の頃にインタビューしたこともある。なのでショック。だけどこちらのショックなどどうでもよく、立場を利用する下劣な行為が、ただただ許せない」
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1077719836770193409
マンガ評論家の伊藤剛ツイッターで次のように発言している。
「人権もなにも、本気で考えているのではなく、ただのお題目、飯のタネだったということなんだろうなあ。広河隆一氏がいかに福島を食い物にしてきたかを鑑みれば、チェルノブイリも同様と考えたほうがよさそうですね」
https://twitter.com/GoITO/status/1077709074228101120
30年以上前、講談社時代の月刊「DAYS JAPAN」の「革命伝説」で広河とキューバを取材旅行した日名子暁は、「感覚がまったくあわなかった。気持ち悪い男」と評していた。広河が正義のフォトジャーナリストを仮面にして取り巻き女性に食指を伸ばす色魔ぶりは数十年前から知る人ぞ知る話。もっと早くに告発されるべきだった。

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3)【本日の一行情報】

◎光社の「小説宝石」2019年1月号が勝谷誠彦を追悼して短編「連絡船のうどん」を再掲載している。表紙にも勝谷の名前が載っている。
https://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=104001

◎ゲイ雑誌「月刊誌バディ」は2019年1月21日発売の3月号をもって休刊することになった。
http://www.sbadi.jp/%E3%80%8C%E6%9C%88%E5%88%8A%E8%AA%8C%E3%83%90%E3%83%87%E3%82%A3%E3%80%8D%E4%BC%91%E5%88%8A%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-2019%E5%B9%B43%E6%9C%88%E5%8F%B7%EF%BC%882019%E5%B9%B41%E6%9C%88/
てれびのスキマ」が「マツコも輩出! 休刊が発表された“ゲイのトキワ荘”『バディ』が夢見た世界」を書いている。
ドラァグクイーンとしても知られるマーガレットこと小倉東が実質的初代編集長を務め、その下の編集部員としてブルボンヌ(斎藤靖紀)やマツコ・デラックスがいた。その人材の豊富さを表して『真夜中』の中でリリー・フランキーは、『バディ』をこう形容した。『ゲイのトキワ荘』」
https://news.yahoo.co.jp/byline/tvnosukima/20181224-00108772/

◎結局、兼業化しか生き残る方法はないと言っている。三省堂神保町本店の新井見枝香が「現代ビジネス」に「『本は日用品。』カリスマ書店員が語る、効果的な本の売り方」を発表している。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59087
私にとって本は日用品であることは間違いないが、私にとって本が何故、日用品になってしまったのかといえば、本は非日常品だからである。本の非日常性を甘く見てはなるまい。ここにリスペクトのない兼業書店に私は魅力を微塵にも感じないのである。

◎バーンズ&ノーブルのクリスマス・キャンペーンのCMが良い。「本を開けば、どんな人にもなれる」って!
https://adgang.jp/2018/12/169645.html

◎こういうのは買っちゃうんだよね。マガジンハウスの女性誌「アンアン」1月9日発売号は「平成!LOVE」を特集する。平成30年をどう振り返るか、編集者の腕の見せ所である。
https://www.fashionsnap.com/article/2018-12-25/anan-playback-heisei/
出版にとって平成は天国から地獄に向けて転がりつづけている30年間であった。

電通で起きた過労自殺から3年が経ち、母親が手記を発表した。
「昨年電通労働基準法違反で罰金50万円の有罪判決を受けましたが、上司に関しては不起訴処分になりました。私は検察審査会申し立てをしましたが、今年7月に不起訴相当が決定しました。他の管理職も同様な労務管理をしていてひとりだけ処分すると不公平になるからと言う理由がありました。サービス残業も深夜労働も労基法違反もみんながやっているから処分されないと言うのは納得できません」
https://www.asahi.com/articles/ASLDP6X1LLDPULFA052.html

◎日刊スポーツの「政界地獄耳」が12月25日付で掲載した「政権とメディアの独立性」は共同通信編集委員・石井暁の「自衛隊闇組織 秘密部隊『別班』の正体」(講談社現代新書)と元NHK大阪放送局司法キャップ・相沢冬樹の「安倍官邸vsNHK」(芸春秋)を紹介している。
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812250000189.html
石井暁は、「現代ビジネス」でこう書いている。
「身分を偽装した自衛官に海外でスパイ活動をさせている、陸上自衛隊の「別班」という非公然秘密情報部隊をご存じだろうか。
『別班』は、ロシア、中国、韓国、東欧などにダミーの民間会社をつくり、民間人として送り込んだ『別班員』にヒューミント人的情報収集活動)を展開させている。日本国内でも、在日朝鮮人を抱き込み、北朝鮮に入国させて情報を送らせる一方、在日本朝鮮人総聯合会朝鮮総聯)にも協力者をつくり、内部で工作活動をさせている」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57914
こうも書いている。
自衛隊幹部から脅迫めいた言葉を聞いたこともあった。
『本当にあなたが虎の尾を踏んでしまったら、(別班は)あなたを消すぐらいのことはやる』」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58840?media=gs

◎アムタスは、双葉社より発売される協業マンガ誌「めちゃコミックfufu」の発売を記念し、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」(めちゃコミ)で独占先行配信を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000022277.html

小学館集英社プロダクションは、マンガワン公式通販サイト「マンガワンSHOP」において、12月25日12:00より、大島智子初マンガ作品「セッちゃん」の大島智子直筆デジタルカメラ、原作イラストを使用したキャラクターグッズ9種の受注を開始した。
http://www.dreamnews.jp/press/0000187077/

◎東京広告協会白川忍賞は仲畑貴志(クリエイティブディレクター・コピーライター)に決定した。特別功労賞はトヨタの広告宣伝業務の中核を担って来た土橋代幸(デルフィス常務取締役)。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000002850.html

◎「アエラ」12月24日号に掲載された「編集長4人が明かす『庫本の部数の伸ばし方』カギは既刊本にあり!」。
「昨年10月にカズオ・イシグロノーベル賞受賞が決定してから、ハヤカワ庫が独占的に出している庫が8点で125万部も重版しました。副社長が結婚するとき、イシグロ夫妻が仲人をしたくらい、オーナーの早川家との関係が深い。老舗翻訳出版社の強さを感じます」(ハヤカワ庫 塩澤快浩)
「新刊だけではなく、既刊のいい本を長く売るのが庫のあるべき姿だと私は思っています。『神様からひと言』は、販売・宣伝関係が連携して帯や新聞宣伝のスケジュールを考え、目標部数を設定して展開していきました。口コミで売れるものは強いんです。今、小杉健治さんの『父からの手紙』が同じような形でどんどん大きくなって、50万部を超えています」(光庫 小口稔)
「角川庫では伊岡瞬さんの『代償』というミステリーが、社内の仕掛けもあって、40万部を超える大ヒットになりました。書店員さんの支持もあったんですけど、最初に火がついたのは会社の営業部門なんです。有志を募って、庫増売のための「増チーム」を作りました。どの本を売りたいかを話し合いで決めて、本屋さんに働きかけたところ、少しずつ広がり、既刊本の売り伸ばしとしては近年一番の成功例になりました」(角川庫 吉良浩一)
https://dot.asahi.com/aera/2018122000016.html?page=1

紀伊國屋書店スタッフがすすめるベスト30「キノベス!2019」が発表された。
1位 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ藝春秋)
2位 『ある男』平野啓一郎藝春秋)
3位 『地球星人』村田沙耶香(新潮社)
4位 『みえるとか みえないとか』ヨシタケシンスケ(さく) / 伊藤亜紗(そうだん)(アリス館)
5位 『アウシュヴィッツの歯科医』ベンジャミン・ジェイコブス(紀伊國屋書店)
6位 『字渦』円城塔(新潮社)
7位 『さざなみのよる』木皿泉河出書房新社
8位 『歌集 滑走路』萩原慎一郎(KADOKAWA
9位 『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』松本ひで吉講談社
10位 『熱帯』森見登美彦藝春秋)
11位 『骨を弔う』宇佐美まこと(小学館
12位 『火のないところに煙は』芦沢央(新潮社)
13位 『ミステリと言う勿れ』田村由美小学館
14位 『クマとたぬき』帆(KADOKAWA
15位 『本を贈る』笠井瑠美子 / 川人寧幸 / 久禮亮太 / 島田潤一郎 / 橋本亮二 / 藤原隆充 / 三田修平 / 牟田都子 / 矢萩多聞 / 若松英輔(三輪舎)
16位 『最初の悪い男』ミランダ・ジュライ(新潮社)
17位 『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理(KADOKAWA
18位 『1ミリの後悔もない、はずがない』一木けい(新潮社)
19位 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』新井紀子東洋経済新報社
20位 『ののはな通信』三浦しをんKADOKAWA
21位 『そしてミランダを殺す』ピーター・スワンソン(東京創元社
22位 『#名画で学ぶ主婦業』田中久美子(宝島社)
23位 『マリコ、うまくいくよ』益田ミリ(新潮社)
24位 『原爆 広島を復興させた人びと』石井光太集英社
25位 『My Room 天井から覗く世界のリアル 55ヵ国1200人のベッドルーム』ジョン・サックレー(ライツ社)
26位 『リアルサイズ古生物図鑑 古生代編』土屋健(技術評論社
27位 『夢印』浦沢直樹小学館
28位 『日本のヤバい女の子』はらだ有彩(柏書房
29位 『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』花田菜々子(河出書房新社
30位 『14歳、明日の時間割』鈴木るりか(小学館
https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20181226120001.html
紀伊國屋じんぶん大賞2019 読者と選ぶ人書ベスト30」も発表された。
1位 『誰のために法は生まれた』木庭顕(朝日出版社
2位 『歴史修正主義サブカルチャー』倉橋耕平(青弓社
3位 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』吉川浩満(河出書房新社)
4位 『新復興論』小松理虔(ゲンロン)
5位 『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』福尾匠(フィルムアート社)
6位 『どもる体』伊藤亜紗医学書院)
7位 『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』奥野克巳(亜紀書房
8位 『未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学宇野重規東京大学出版会
9位 『エコラリアス 言語の忘却について』ダニエル・ヘラー=ローゼン(みすず書房
10位 『字と組織の世界史 新しい「比較明史」のスケッチ』鈴木董(山川出版社
11位 『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』ユヴァル・ノア・ハラリ(河出書房新社)
12位 『評伝 小室直樹 学問と酒と猫を愛した過激な天才』村上篤直(ミネルヴァ書房
13位 『知性は死なない 平成の鬱をこえて』與那覇潤(藝春秋)
14位 『意味がない無意味』千葉雅也(河出書房新社
15位 『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』シェリー・ケーガン(社)
16位 『原民喜 死と愛と孤独の肖像』梯久美子岩波書店
17位 『はじめての沖縄』岸政彦(新曜社
18位 『不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか』堀越英美(河出書房新社)
19位 『先史学者プラトン 紀元前一万年-五千年の神話と考古学』メアリー・セットガスト(朝日出版社
20位 『公開性の根源 秘密政治の系譜学』大竹弘二(太田出版
21位 『なぜ世界は存在しないのか』マルクス・ガブリエル(講談社
22位 『制作へ 上妻世海初期論考集』上妻世海(オーバーキャスト)
23位 『トマス・アクィナス 理性と神秘』山本芳久(岩波書店
24位 『「コミュ障」の社会学貴戸理恵青土社
25位 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』新井紀子東洋経済新報社
26位 『超越と実存』南直哉(新潮社)
27位 『労働者のための漫画の描き方教室』川崎昌平(春秋社)
28位 『説教したがる男たち』レベッカ・ソルニット(左右社)
29位 『絶望する勇気 グローバル資本主義原理主義ポピュリズム』スラヴォイ・ジジェク(青土社
30位 『社会制作の方法 社会は社会を創る、でもいかにして?』北田暁大勁草書房
https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20181226120002.html

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4)【深夜の誌人語録】

前を見るばかりが能ではあるまい。横も、後ろも、上も、下も、見る必要がある。