【文徒】2019年(令和元)7月4日(第7巻118号・通巻1538号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】毎日新聞幹部は本当に「テレビを見て取材する方法もある」と発言したのだろうか?
2)【記事】「オカルト番組」は消えたか?
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.7.4 Shuppanjin

1)【記事】毎日新聞幹部は本当に「テレビを見て取材する方法もある」と発言したのだろうか?

「ダイヤモンドオンライン」が「毎日新聞が200人規模の早期退職、役員の呆れた『仕事削減策』に怒る現場」を公開している。毎日新聞社がリストラを断行し、1993年以来、26年ぶりとなる早期退職者を募集していることは既報の通りだが、併せて経営サイドは「支局などの地方機関から105人を減らす組織再編」を提案しているそうだ。
《再編の狙いは人材の大都市圏への集中だ。同社執行役員松木編集編成担当は、「10年後には社員が(自然減も含め)400人以上減る。東京、大阪、西部(福岡県)の本社の取材力は極めて脆弱になっており、毎日ブランドの維持には本社の取材機能をこれ以上落とすわけにいかない」と必要性を強調した。
この再編案では愛知県が17人減って21人に縮小。その他、青森、秋田、山梨、石川、富山、鳥取、徳島、高知、鹿児島の9県は記者3人、デスク、支局長――の5人体制に縮小する。》
これでは地方からは完全撤退したほうが良いのではないかとさえ思ってしまう。この体制で地方を支えるのは無理だ。
《森羅万象を記事にする新聞社の仕事は原則24時間休みがない。それは支局でも同じだ。記者3人で県域の突発的な事件などに備える「夜?翌朝」の警戒担当をローテーションで回すと、単純計算で毎月約10日間担当することになる。重大事件や火事などの発生が常時あるわけではないにせよ、過労で倒れる記者が出てもおかしくない。》
私が理解できないのは経営サイドから、とんでもない暴言が吐かれたことである。「松木氏」とは取締役・デジタルトランスフォーメーション委員会委員長(執行役員)編集編成担当の松木健のことだろう。
《さらに、社員らの怒りの火に油を注いだのが、松木氏が団体交渉中に発した「(突発的に発生する事件は)テレビを見て取材する方法もある」、「発表モノで県版を埋めてもいい」という発言だ。》
これは自社の記者を愚弄するとともに多くはいないにせよ存在する地方の読者を愚弄する発言である。
https://diamond.jp/articles/amp/207581
毎日新聞OBの佐々木俊尚がツイートしていた。
《私の古巣だけどこんなことになってるとは。50歳代以上が社員の4割強を占めるいびつな構造とか。「テレビを見て取材する方法も」「発表モノで県版を埋めてもいい」と会社側が本当に言ったんなら暴論。》
https://twitter.com/sasakitoshinao/status/1146197118576713728
朝日新聞の岩井建樹も松木発言に呟く。
《むむむ……。この発言が本当なら、あんまりだ。記者の存在意義に関わる。》
https://twitter.com/ttk_iwi/status/1146217408597676032
朝日新聞デジタル編集部の毛利光輝の次のような指摘は案外鋭い。
《毎日は共同通信に加盟して、発表モノは共同に任せて調査報道にシフトする狙いだったと思うが、「テレビを見ながら取材を」とか「県版は発表モノで埋めていい」とかの発言をみると、現場は変わっていない印象を受ける。》
https://twitter.com/m_mitsuteru/status/1146218027286794240
早期退職の対象者を50歳以上60歳未満の社員にしていることについては朝日新聞の記者でもあり、小学館から刊行した「牙」が話題の三浦英之が次のようにツイートしている。
毎日新聞「50歳代以上が社員の4割強、管理職が3割以上」。新聞業界にいて日々苦しんでいるのは、業界を覆う超高齢化によって組織全体の「内向き化」や「保身主義」が進み、リスクを伴う取材や言論がかつてに比べてしにくくなっていること。緒論あるが、私は変化を求めたい》
《大事な問題なので追記。個人的には、年齢を重ねれば地位や家族ができて、多くが保身に傾くのは仕方ないと思う。でもそれがジャーナリズムといった観点で見たときに本当に健全か。これは現場ではなくて経営の問題。僕はこの国のジャーナリズムを守りたい》
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1146262434426097664
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1146264597558648832
私は東京新聞の小川慎一のツイートに同感である。
《リストラは他人事ではない。新聞は生き残るだろうが、今の規模で、今のカタチで残るとは思えない。全国紙という看板を降ろさざるを得ない日が来るかもしれない。》
https://twitter.com/ogawashinichi/status/1145988653799227393
現在は朝日新聞記者として働く青木美希は北海タイムスの休刊を経験している。こんなツイートを投稿している。
《亡くなった前の会社のデスクの奥様からご挨拶状が届きました。彼の笑顔が浮かび涙腺が緩んできました。人が減る中、やるべき仕事は何なのか整理しなければ、また人が倒れます。》
《「記者が出してくる原稿が発表ものばかりで疲れた」。他社のデスクが辞めた理由を話しました。記者の数が減り、少人数で紙面を埋めるため、記者が行政が発表した内容の原稿ばかりを書いてくるようになり、疲弊したとのことです。本来の仕事をしたいと。評判の先輩だったのに。》
https://twitter.com/aokiaoki1111/status/1146274745832353792
https://twitter.com/aokiaoki1111/status/1146279838090747904
「MyNewsJapan」のオーナーである渡邉正裕のツイート
《経営不在の見本みたいなダメ会社だな。社員2100人のうち4割(800人)が50代、その半数が部長職。部長が400人もいるってことかい》
https://twitter.com/masa_mynews/status/1146032621647826945
産経、毎日と来て次は朝日か読売か。

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2)【記事】「オカルト番組」は消えたか?

「ダイヤモンド・オンライン」が「昔は大人気だったオカルト番組が放送されなくなった理由」を掲載している。確かに「ここ10年近くは、ほとんどテレビで“本気の”オカルト番組は見られなくなっている」のは間違いない。
《ネットが普及する以前は、オカルト番組の非科学的内容が問題視されることは少なく、わざわざクレームの電話をテレビ局にかける人も少数派だった。
ただ、今はツイッターなどのSNSでは、匿名でありながら気軽に誰でも句をつぶやくことができるため、瞬く間に拡散してしまうケースもあり得る。テレビ局としては、仮に視聴率を稼げるにしても、そのような危険を冒してまでオカルト番組を放送するわけにはいかないのだ。》
https://diamond.jp/articles/-/207375
「ダイヤモンド・オンライン」の記事は高橋直子にインタビューして書かれているのだが、高橋の「オカルト番組はなぜ消えたのか 超能力からスピリチュアルまでのメディア分析」(青弓社)はオススメしておきたい。高橋は朝日新聞の「好日好書」にも登場している。
《オカルト番組がテレビからなくなったとしても、世の中からオカルトのネタがなくなるわけではありません。楽しむにしても真面目に検証するにしても、オカルトに対するリテラシーは必要です。でもそれをどこで身に付けて、誰がどう責任を取るかを考えると難しい。この手の話や宗教の話は、普通は人と会って話題にすることもありません。SNSなどがある種の受け皿になりうるかどうかも含めて、宗教学者としても興味深いテーマではあります。ただ、それを検証できる頃まで、私が生きているかもわかりませんし…。》
https://book.asahi.com/article/12212339
もっともWebサイト「超常現象の謎解き」を運営してしている本城達也の見解は違うようだ。
《相変わらずツッコミどころがたくさん。特に酷いのが2ページ目以降。「2010年代に入って、オカルトがメインに取り上げられる番組がほぼなくなってしまった」なんて、完全に妄言です。》
《2014年~2016年はオカルト番組のブーム期で、なかでも2015年はオカルトをメインした番組は年間で50本を超えました。ちゃんとオカルト番組を見るなり、調べるなりしていれば、前記のような妄言は出てきません。要するに、著者の高橋さんはそういう当たり前のことをやってないんです。》
《そのせいでオカルト番組の流れを把握できておらず、スピリチュアル番組中心に語ってしまうというトンチンカンなことにもなっています。感動を売りにしてないオカルト番組なんてたくさんありました。過剰演出で炎上するなんてことも稀です。実在しないストーリーを語るのはもうやめにしませんか。》
《補足しておくと2000年代以降のオカルト番組は、2004年~2009年のブーム期、2010年~2013年の落ち着いた時期、2014年~2016年のブーム期、2017年~現在までの落ち着いた時期、となっています。たくさん放送されて飽きる→少なくなってまた見たくなる→ブームになってまた飽きる、の繰り返し。》
https://twitter.com/honjo_tatsuya/status/1145886153557463041
https://twitter.com/honjo_tatsuya/status/1145886154379501568
https://twitter.com/honjo_tatsuya/status/1145886155285549057
https://twitter.com/honjo_tatsuya/status/1145888584664174593
Webサイト「超常現象の謎解き」は面白い!人気があるのも頷ける。
http://www.nazotoki.com/
サイゾーから「昭和・平成オカルト研究読本」が刊行された。ひとつ買ってみるか。
http://www.asios.org/info/book18

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3)【本日の一行情報】

インフルエンサー(芸能人含む) 専門の総合広告代理事業を行うFor youは、講談社が運営する小説投稿サイト「NOVEL DAYS」において、For youに所属するプロデューサー・女優として活動中の「木村なつみ」を主人公にした短編小説を募集する「NOVEL DAYS 超短編コンテスト#5」を7月31日(水)まで開催する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000020367.html

◎「ITmedia NEWS」が「“選択と集中”進めるドワンゴ、『電ファミニコゲーマー』手放す 編集長の会社などに事業移管」を発表している。ドワンゴは今年に入り、AIの研究を行う「ドワンゴ人工知能研究所」、ゲームアプリ「テクテクテクテク」を終了しているが、今度は「電ファミ」を手放す。川上量生が築いたドワンゴは解体過程にあるということである。
ドワンゴは7月1日、ゲーム情報サイト「電ファミニコゲーマー」(電ファミ)の運営事業を他社に移管した。メディア事業は平信一編集長が社長を務める新会社「マレ」、攻略情報の配信プラットフォーム「電ファミWiki」事業はKADOKAWA傘下のGzブレインが引き継ぎ、運営を続ける。》
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/01/news090.html

◎アップルの最高デザイン責任者ジョニー・アイヴが年内に退社することを発表したがWall Street Journalによればティム・クックCEOら経営陣との方向性の違いがあったようだ。これによりアップルはハードウェアよりも、ソフトウェアとサービス事業に重心を移していくことになるのかもしれない。
https://japanese.engadget.com/2019/07/01/ceo-wsj/

◎「トーハン調べ6月期月間ベストセラー」が発表された。テレビ放映前だが池井戸潤の「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)が第2位に入って来ている。7月以降、更に部数を伸ばしそうだ。私が着目しているのは第10位にランクインされた坂東眞理子の「70歳のたしなみ」(小学館)。これがどこまで化けるのか見ものである。
https://www.tohan.jp/bestsellers/upload_pdf/190702bestseller_6m.pdf

トーハンは、講談社「動く図鑑MOVE」及び「大昆虫展in東スカイツリータウン」と連動した店頭活性化企画を、ぴあと共同で、7月3日(水)から9月1日(日)の約2ヶ月間にわたり、全国1,025書店で実施する。
首都圏の企画参加書店限定で「大昆虫展in東京スカイツリータウン みんなで応援!昆虫メダリスト」入場割引券付きのしおりを配布する。しおりの裏面は「MOVE」の告知広告となっており、購買意欲の喚起を狙う。本とイベントと書店を絡めた好企画である
https://www.tohan.jp/news/20190703_1431.html

◎学研プラスは、「大人のためのヒーリングスクラッチアート おとぎの楽園物語 けずって描く癒しの動物たち」を発売した。
クラッチアート1作目の「癒しの森の動物たち」(絵:ヨシヤス)と、それに続く2作目「Flower! Flower! Flower!」は、ZEN SCRATCH ARTシリーズとなり、それぞれ「MAGICAL WOODLANDS」「FABULOUS FLOWERS」というタイトルで発売され、話題となっている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002260.000002535.html

◎「アニメ化30周年記念企画 ちびまる子ちゃん展」が、松屋銀座において8月8日(木)から8月26日(月)まで開催される。
https://www.fashion-press.net/news/51366

資生堂ジャパンは、スキンケアブランド「recipist(レシピスト)」より、公式アンバサダーに任命されたカップル「たおりゅう」が発信していくInstagramカップルアカウントを7月1日(月)に発表した。「たおりゅう」の彼女役「たお」は、土屋太鳳!土屋が今回初のコスメアンバサダーを務める。インスタグラムでは「たおりゅう」カップルのうるおいあふれる日常生活の一部をストーリーズやタイルで投稿していく。気になる「たおりゅう」彼氏役の「りゅう」の正体は今日7月4日(木)に発表される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000046398.html

◎企画展「最上の消防×羽州ぼろ鳶組」が山形県新庄市にある最上広域交流センター「ゆめりあ」もがみ体験館で7月21日~来年3月31日まで開催される。「ぼろ鳶組」は今村翔吾の小説に登場する羽州新庄藩お抱えの火消組織だ。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14074548.html
これ、これ。祥伝社庫から既に8点が刊行されている。
https://www.shodensha.co.jp/imamura/
朝日新聞の「好書好日」で、こう語っている。頼もしいではないか。昔気質の流行作家を思わせてくれる。
《「残り35年として30万6600時間。1日に原稿用紙10枚書くとしても283作しか書けない。いま頭の中にあるアイデア数を考えると、全然足りない」》
https://book.asahi.com/article/12502367

博報堂DYホールディングスは、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として博報堂DYベンチャーズを設立し、ベンチャー企業との連携を深め、革新的なテクノロジーや新たなビジネスモデルで生活者や社会の未来を共にデザインする「HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND」(ファンド)を組成した。
今年5月に発表した新中期経営計画期間中(2019年度~2023年度の5カ年)に100億円規模のベンチャー企業への投資活動を行う予定である。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000036543.html
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/1727698/00.pdf

◎宝島社の附録誌の凄みを感じる。「mini 」8月号(税込920円)の付録は、X-girl特製の超大容量バックパック。7月12日(金)発売の「SWEET」 8月号(税込1,000円)の附録は、COCO DEAL特製の2WAYモノトーンリュック。7/23発売の「SPRiNG」(税込1,080円)の付録はJOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」のビッグボストンバッグ。
https://isuta.jp/600119

◎日本図書普及の第59期決算。売上高は1億1156万9000円、営業利益は▲23億3995万2000円、純利益は4億6744万7000円。
https://kessan.laboneko.jp/settlements/116274

ソニーで広報に従事し、現在は独立してDoenを設立している遠藤眞代が「日経クロストレンド」に「風雲!広報の日常と非日常」を連載している。第8回「『なんだこの記事は』広報が取材対象者に後で怒られないコツ」は、こう書いている。
《取材を受ける会社は、自社がどの役回りなのか、そしてどういう台詞を求められているのか、広報は熟考しなくてはなりません。
そこを怠り、「○○誌から取材依頼があった!」と浮かれてほいほい取材を受けると、「俺が言いたかったことが書かれてない」とか、「思ったような記事じゃなかった」という事態を引き起こす可能性があるので、ご注意ください。
媒体特性をつかみ、自社の台詞を検討するには、記事の“読み方”が大切です。それは記事中の章を「事実」と「記者や媒体の考えや推測」に切り分けて読むことです。記事の主語の有無と、章の締めの部分を見れば大体分かります。何度も繰り返して“癖”にしてしまえば、無意識にできるようになるでしょう。》
https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00157/00008/?P=1
私は広報とは広聴であり、公聴であると考えている。当然、「読む力」も「聴く力」にとって欠かせない要素である。自分の言い分を発信することばかりに気を取られていると、広報は社会(=民衆)から孤立してしまう。最近の事例でいえば、講談社の広報室がものの見事に該当する。厳しい言い方をするならば、乾智之広報室長自身が「聴く力」と「読む力」に欠けているのだ。

◎これだよ、これ。編集長は、こうでなければダメだよ。元木昌彦がこのところ冴えている。それだけ元木は現在の週刊誌ジャーナリズムに危機感を抱いているのだろう。元木節が唸りをあげるご存知「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」の第9回だ。
《放っておくと、こうした無責任な声が社内に広がり、再びフライデーを休刊せよという動きにつながりかねない。記憶はあいまいだが、広報か総務の人間に、私が事情を説明するから部課長以上を講堂に集めてくれと伝えた。
翌日の昼頃だったと思うが、登壇して、この間の事情を説明した。今回は、取材方法にも記事の内容にも、皆さまが心配する点はまったくない。そう言った後、こう続けた。
「実は、たけし事件の後、私もフライデーを休刊せよと主張した1人だった。しかし、自分がフライデーをやってみてわかったことがある。社内からの心ない批判がどれほど辛いものかということだ。当時の編集長や編集部員たちは、どんなに辛い思いをしただろうかと考えた。今回は、あの時のような取材の誤りはまったくない。この件は我々で必ず解決するから、社内から批判することだけはやめてほしい」》
https://www.data-max.co.jp/article/30212
たとえ犬の遠吠えに終わろうと、吠えない犬に用はないのだということを私も噛みしめておきたい。言うまでもなく週刊誌は首輪のない猟犬のジャーナリズムなのである。久しぶりに元木と酒精を交わしたくなった。

◎「日経ビジネス電子版」が「リアル書店は倒れるのみか 教堂、ADR申請へ」を公開。こう書いている。
《「買う」に特化したネット書店と、「買う」以外の付加価値で戦う大型書店。この二極化のはざまで、郊外や地方都市に中規模のチェーン店を出すという教堂のモデルは力を失っていった。》
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/070200502/
雑誌の品揃えにおいて競合店を圧倒した教堂であったが、雑誌市場が縮小してしまったことが経営危機の引き金を引いたと私は理解している。

大英博物館で開催された「日本漫画展」をコミック高岡が手伝っていたのか!
大英博物館様、関係者の皆さま、本当にありがとうこざいました
今年3月をもちまして当店は閉店となりましたが、最後の最後に素晴らしい思い出と、愛する漫画に僅かばかりでも貢献が出来たとスタッフ共々喜んでおります。益々のご成功を心よりお祈り申し上げます。
元 店長》
https://twitter.com/TakaokaComic/status/1145952785189494786

石原千秋の「【芸時評・7月号】学するのをやめる勇気」を読む。この章のどこが「芸時評」なのだろうか。学の現場を放棄した章を書いているだけではないのだろうか。
https://www.sankei.com/life/news/190630/lif1906300020-n1.html

講談社「なかよし」創刊65周年記念原画展が弥生美術館において10月4日(金)~12月25日(水)まで開催される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002239.000001719.html

◎「ニューズウィーク日本版」が「同性愛差別でニベアとの契約打ち切り?──大手広告代理店FCB」を公開している。
《世界最大級の広告代理店であるFCB(Foote, Cone & Belding)が、スキンケア・ブランド「ニベア」との代理店契約を終了することがわかった。その理由として、同性愛差別の疑いが浮上している。FBCが広告用に提案した2人の男性が手を触れ合っている画像を、ニベアが却下したというのだ。》
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12449_1.php

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4)【深夜の誌人語録】

知ることは罪である。だからこそ知らなければならないのである。