【文徒】2019年(令和元)12月3日(第7巻219号・通巻1639号)


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1)【記事】牧野雅子「痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学」が評判だ!
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.12.3 Shuppanjin

1)【記事】牧野雅子「痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学」が評判だ!

雑誌の責任は重い。「Yahoo!ニュース」が「『触り方』特集も 痴漢を娯楽として消費してきたメディアの過去を暴く『痴漢とはなにか』」(小川たまか)を11月29日付で公開している。性暴力加害者へのインタビューが圧倒的であった「刑事司法とジェンダー」(インパクト出版会)の牧野雅子がエトセトラブックスより上梓した「痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学」を取り上げた。
《1982年、当時の気鋭クリエイターたちが集結した雑誌の創刊号特集が「快適通勤電車特集 ここまでならつかまらない スレスレ痴漢法」。誌面ではイラスト付きで「(女子高生に)カバンでお尻をガードされた。でもなんとなくお尻が『さわってほしい』と語っていました。だからさわった」などと紹介されていた。》
これは教育を商売にしている学研から創刊された「月刊ドリブ」のことである。編集長は平凡社「太陽」出身の嵐山光三郎、コピーライターは糸井重里であった。実は女性誌もグルだった。牧野は女性誌の事例も取り上げているという。
《1990年、女性誌の中で「オレなんかも、やむにやまれないって感じで、痴漢しちゃうことあるもんね」「(覗きをしたことをあるかを聞かれ)もちろん、学生時代なんか盛んに(笑)」と語ったのは、当時お笑いタレントで後に政治家となった男性。》
https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20191129-00152470/
フェミニストが運営する日本初のラブグッズストア「ラブピースクラブ」のホームページに牧野雅子は「今月のマモルくん」を連載しているが、10月30日付で「痴漢はどんな犯罪なのか?」を発表し「痴漢とはなにか」について、どういう本なのかを自ら説明している。
《ざっくりどんな本かを紹介すると――痴漢を扱った戦後の雑誌や新聞記事をかき集めて読み、そこに書かれている出来事や語り口、ネタの仕方までをも取り上げて、電車の中の痴漢をめぐってこれまでなにが起き、なにがどんなふうに語られ、当事者は(っていうか、わたしたちは)黙らされてきたのかを、書いたものです。》
https://www.lovepiececlub.com/column/13762.html
小川たまかの記事を読んでいると「第2部 痴漢の社会史~痴漢はどう語られてきたのか」が圧巻のようである。こんなツイートを発見した。
《牧野雅子『痴漢とはなにか』、第二章の「痴漢の社会史 痴漢はどう語られてきたのか」の内容が凄まじい。今なら痴漢常習者特有の"認知の歪み"とみなされるような(女性は痴漢されて喜ぶものだといった類の)歪んだ女性観を、他ならぬメディアが撒き散らし続けてきたことが数多の実例と共に示されている。》
https://twitter.com/arima_yukimi/status/1199301319460151296
牧野は元警察官。エトセトラブックスのホームページにプロフィールが紹介されている。
《1967年、富山県生まれ。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員。警察官として勤めたのち、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。 専門は、社会学ジェンダー研究。 著書に、『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)、 『生と死のケアを考える』(共著、法蔵館)がある。》
https://etcbooks.co.jp/book/chikan/
「みかんとひよどり」(KADOKAWA)の小説家・近藤史恵こうツイートしている。
《痴漢とはなにか』牧野雅子(エトセトラブックス)、本当にすごい本だった。メディア関係者と、痴漢や女性専用車についてなにか一言でも言おうとする人はこれ読まないとダメだ。》
https://twitter.com/kondofumie/status/1198668852239880193
共和国の下平尾直がツイートしている。
《著者の牧野雅子さんは大学院時代の同窓で、元警察官として可能な限りのことを研究に反映させる、という困難をたたかう敬愛する友人でもあります(さいきんご無沙汰してますが)。名著『司法事件とジェンダー』(インパクト出版会)につづく本書も、ぜひ多くの方に読まれてほしい。》
https://twitter.com/Naovalis/status/1184989393259356160
東京堂では売れているし、Titleやtoi booksも注目しているぞ。
https://twitter.com/__etcbooks/status/1194379745762234368
https://twitter.com/Title_books/status/1192365196984979456
https://twitter.com/toibooks/status/1192689445872402435
「痴漢とはなにか」は出版社に限らず広報に携わる人たちにとっての必読書でもあろう。

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2)【本日の一行情報】

◎アムタスが運営する電子コミック配信サービス「めちゃコミック」(めちゃコミ)は、集英社グランドジャンプ編集部との協業企画として「『グランドジャンプ』×『めちゃコミック』#めちゃ漫画大賞」を開始した。大賞作品&入選作品は、「グランドジャンプめちゃ」掲載と「めちゃコミック」配信が確約される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000022277.html

◎「少年ジャンプ+」編集部は、新マンガアプリ「瞬刊少年ジャンプ」を11月29日(金)~2020年3月2日(月)までの期間限定で配信する。「ジャンプアプリ開発コンテスト」の第2期入賞企画だそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000011454.html

集英社藤巻忠俊の「黒子のバスケ」コミックス本編30巻と続編2巻分を、庫判として16巻に再編集し、3つのBOXに分けて刊行していたが、全3BOXが完結した。藤巻忠俊の新規描き下ろしイラストは3BOX合計40点に及ぶ。BOX1、BOX2が4,800円+税。BOX3が5,700円+税。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000011454.html
しかし、色々なことを考えるものだ。それだけ必死なのである。

朝日新聞デジタルは11月28日付で「『深読みしたい』に勝機? ネットメディアが書籍に参入」を掲載している。インターネットメディアの「ハフポスト日本版」と、出版社のディスカヴァー・トゥエンティワンがともにつくる新シリーズ「ハフポストブックス」の第一弾「サードウェイ」は「途上国支援とビジネスの両立をテーマにした硬派な内容だが、出版後すぐに増刷がかかった」という。
《(「ハフポスト日本版」の)竹下隆一郎編集長は「お金を払ってでも、じっくり読みたい人が多い」と判断し、ネットの反応をみながら関心を呼びそうな順に章立てを考えた。「編集者の直感頼みでなく、読者の興味を丁寧に拾えば読まれる本ができるはずだ」。参入初年度の19年度は6冊で計20万部の売り上げをめざす。》
https://www.asahi.com/articles/ASMCT63J6MCTUTIL03C.html
「ハフポスト日本版」にとってはディスカヴァー・トゥエンティワンがパートナーであったから成功したのではないだろうか。

◎音声テクノロジーで新しい音声体験をデザインするVoicyが開発・運営するボイスメディア「Voicy」は、Cyber Nowが企画・運営するR25世代(20~30代)のビジネスパーソン向けのWEBメディア「新R25」とコンテンツ連携を開始した。
https://corp.voicy.jp/2019/11/29/579/

◎日販は、地球環境保護対策として、プラスチック製レジ袋に替わるオリジナルの布製エコバッグ製作を企画した。推奨店頭売価は100~150円。書店ごとにオリジナルのデザインを採用した各法人限定バッグのほか、「赤毛のアン」や「ウォールデン 森の生活」など、名作をモチーフにした書店ならではのデザインのオリジナルエコバッグを製作する。2020年2月より、日販グループのリブロプラスが運営するリブロ、オリオン書房、あゆみBOOKSでのエコバッグの店頭販売が決定している。
https://www.nippan.co.jp/news/bookstore_ecobag2019/

◎中高年やシニア男性のひとり旅も増えつつあるなか、今年1月に出版された「気軽に始める! 大人の男海外ひとり旅 つくり続けて37年地球の歩き方編集者がすすめる最強の楽しみ方」(ダイヤモンド社)は、注目を集めた。その第2弾として「より手軽に始められるアジア」と「旅人の心を浮き立たさせる・世界一周」をテーマとした2冊が出版された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000010017.html
私も一人旅が好きだ。これまで北京、上海、桂林、バンコク、ホーチミン、パリ、ニューヨーク、ハバナプロウスリブ、シンガポール、ニューデリー、グアム、サイパンに一人で行った。

◎「マイナビニュース」は11月29日付で「『もしドラ』編集担当から転身! 加藤貞顕『note』立ち上げの思いと手応え」を公開している。
《…「note」のサービスを設計する上で意識したことを尋ねると、「続けることがけっこう重要。(課金などの)いままでなかった機能をフォーカスした」と回答。
というのも、「出版やテレビ、ラジオなどは、続けるための仕組みが内包されている。いままでインターネットのエンジンって広告だった。PV(ページビュー)が増えれば増えるほど収益が上がるけど、厳しい表現や煽り表現、コピペなどが溢れがちで。広告だけに頼っているアーキテクチャ構造)の原因が大きく、課金の手段があったほうが健全だろうなと思った。課金がすべてではないけど、必要であれば収益が上げられ、お客さんと長期的な関係性が築けて、平和でいい空間のほうがモノづくりしやすい」と強調しました。
https://news.mynavi.jp/article/20191129-930470/

◎「ハフポスト日本版」はエディター/広告系ディレクター/ 総務を募集している。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ddf7d13e4b0913e6f7942bc

◎11月28日付本流通産業新聞によれば新潮社と藝春秋は通販でコラボすることになった。
《新潮社は20年2月、藝春秋とカタログ紙面で共同展開する計画だ。新潮社の「優越感具現化カタログ」と、藝春秋の通販媒体「今月の豪華主義」のコラボ紙面を、藝春秋の月刊誌「藝春秋」定期購読20年2月10日号に同封する。2月20日に発刊する「優越感具現化カタログ」春号にもコラボ誌面を同梱する。》
https://www.bci.co.jp/nichiryu/article/6244
「垣根を越える」ことは出版界のテーマである。

◎「学研の新レインボー辞典」シリーズ(改訂第6版)を2冊購入すると、漏れなく500円分の図書カードがプレゼントされるキャンペーンが実施されている。
https://gkp-koushiki.gakken.jp/2019/11/28/17229/

◎ボクシング2団体統一バンタム級王者井上尚弥が所属する大橋ジムの会長で元WBAWBC世界ミニマム級王者の大橋秀行による「最強モンスター井上尚弥はこうして作った」が祥伝社から発売された。12月13日に紀伊国屋新宿店9階イベントスペースで出版記念イベント(トーク&サイン会)が開催される。
https://www.nikkansports.com/battle/news/201911290000340.html

日本製紙連合会による「ビジネスパーソンの紙媒体とデジタル媒体の利用に関する意識・実態調査」によれば、紙での使用を支持するのは「書籍」(73.5%)、「手紙」(68.9%)、「漫画」(62.1%)、「雑誌」(61.2%)、「手帳」(58.6%)、「新聞」(54.9%)であった。一方、デジタルでの用途としては、「写真」(83.6%)、「地図」(79.8%)に支持があった。
紙媒体の魅力としては、「書き込みや切り貼りができること」(43.2%)、「持ち運べる」(31.8%)などの機能的なことや、「温かみ」(30.7%)、「さわり心地」(29.2%)など情緒的な特長があがった。
 また、手帳は紙派が約6割いるなか、ビジネスパーソンの4割以上が、予定管理に使うツールに「紙の手帳」(42.7%)を今後も買う予定であるとした。紙の手帳のよさとしては、「予定以外にもメモができる」(56.7%)、「データが飛ばない安心感」(40.3%)等があがり、デジタルのスケジュールツールのよさとしては、「どこからでもアクセスできるから」(57.8%)、「修正が簡単だから」(43.8%)等があがった。


ベネッセコーポレーションの通信教育講座「進研ゼミ」の会員向けサービス「電子図書館まなびライブラリー」は、 講談社の人気シリーズ「おばけずかん」とコラボした「オリジナルおばけコンテスト」を実施した。このコンテストに入賞した子どもたちのおばけアイデアを紹介する図鑑「しょうがくせいのおばけずかん かくれんぼう」が、講談社より発売された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000767.000000120.html

大日本印刷DNP)が運営するカスタマイズグッズのECサイト「FUN'S PROJECT MARKET」(https://market.funs-project.com/)は、里中満智子「天上の虹」「恋歌・万葉集」、寺沢武一COBRA」のイラストを使用した複製画9商品と、アクリルアート6商品を販売する。これは11月29日(金)~12月2日(月)に開催した「アジアMANGAサミット」の北九州大会を記念してのものだ。
https://www.excite.co.jp/news/article/Atpress_200050/

朝日新聞デジタルは11月30日付で「NHKネット同時配信、深夜早朝カットを検討 費用削減」を掲載している。
《テレビ番組を放送と同時にネットに流す「常時同時配信」について、NHKが配信時間の短縮を検討していることがわかった。深夜・早朝の配信をなくし、1日17時間とする案が有力だ。》
https://www.asahi.com/articles/ASMCY44FNMCYULFA016.html

主婦の友社の「『学力日本一!』 秋田県東成瀬村のすごい学習法」が3刷重版と売れている。
https://jktec.com/2019/11/29/%E3%80%90%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E4%B8%BB%E5%A9%A6%E3%81%AE%E5%8F%8B%E7%A4%BE-%E3%80%91-%E3%80%8E%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AD%90%E3%81%AF%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%89%A9%E3%81%8C/

◎世界化社は「偏愛的インスタントラーメン図鑑」を刊行した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000702.000009728.html

◎日刊スポーツは11月28日付で「オリコン、雑誌『コンフィデンス』来年3月休刊」を掲載している。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201911280000353.html

◎「まんたんウェブ」によれば「第31回フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞作「パニックコマーシャル」(中村允俊)がドラマ化された。コマーシャル撮影の舞台裏を描いた作品で、広告代理店の若手クリエーティブディレクターが主人公だという。12月16日深夜1時15分から関東ローカルで放送される。
https://mantan-web.jp/article/20191129dog00m200062000c.html

◎12月7日発売の「VERY」(光社)1月号より矢野未希子がカバーモデルをつとめることになった。愛称は「みっこ」。「Oggi」から「VERY」へという転身だ。多くの雑誌に登場して来たモデルだが、「ニコラ」を起点に「non-no」「MORE」を経て「Oggi」に至り、今度は「VERY」ということになる。夫は芸能事務所TWIN PLANET代表取締役・矢嶋健二。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000041036.html

集英社はLink-Uと業務提携することになった。
https://www.link-u.co.jp/irdata/news/ir-news_1128.pdf

双葉社は、はるき悦巳直筆サイン入り「じゃりン子チエ」複製原画の注受付をMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店、ジュンク堂書店大阪本店、ジュンク堂書店難波店の3書店において12月1日~2020年1月15日の期間限定で実施する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000014531.html

小学館ノンフィクション大賞は、ドキュメンタリー監督でジャーナリストの笠井千晶の「家族写真 3・11原発事故と忘れられた津波」に決定した。
https://www.sankei.com/life/news/191129/lif1911290061-n1.html
笠井千晶は、東日本大震災津波原発事故による複合災害の現実を、家族を亡くした男性と、その妻、そして震災後に生まれた娘との5年半にわたる福島県南相馬市での生活を通じて描いたドキュメンタリー映画「Life 生きてゆく」で「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」を受賞している。
https://www.tvguide.or.jp/column/kimagure/20180525_01.html
笠井は1974年、山梨県生まれ。お茶の水女子大学 外国学科英語学科卒業し、SBS静岡放送・中京テレビで計15年間にわたって報道記者をつとめた後に独立した。「アントレ」は、こうプロフィールを紹介している。
《15年以上のテレビ報道記者勤務を経て独立。フリーの映像ディレクターとして、撮影~編集までを手がけ、テレビ・映画のドキュメンタリーを制作。震災後の福島に通い、原発周辺の街で映像記録を続ける。
また死刑囚の再審請求事件「袴田事件」を十数年に亘り取材。死刑囚・袴田巌さんが2014年に釈放された瞬間に同行し、47年ぶりに自由の身となった直後の様子を記録した。裁判所組織を描いたものなど司法に関するテーマが多い。
会社員時代に、日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門 最優秀賞 (2004年度)、「地方の時代」映像祭 優秀賞 (2006年度)、石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 奨励賞 (2010年度) などを受賞。独立後に、山本美香記念国際ジャーナリスト賞 (2018年度) を受賞。》
https://entrenet.jp/magazine/14510/
ノンフィクションの世界に大型新人が現れた。

◎23年ぶりの最新刊となった「ドラえもん 0巻」(小学館)は発売即日大重版が決定し、累計25万部を突破した。発売前に2度重版しているから、発売日重版は4刷となる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000463.000013640.html

ローマ教皇が来日して、すっかり有名になった「焼き場に立つ少年」の写真だが、この写真をはじめて収録、世に広く紹介した写真集「トランクの中の日本」は小学館から1995年5月に刊行されていて、再び売れ始めているそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000013640.html

◎日販が発表した2019年の年間ベストセラーだが、写真集ではベスト10のうち9作を“坂道シリーズ”が占めた。唯一割って入ったのは男性の横浜流星
1位となった生田絵梨花乃木坂46)の「インターミッション」講談社を代表する出版物である。その証拠に野間出版化賞において特別賞を受賞した。同時受賞は、2017年に刊行されたにもかかわらず今年も第9位にランクインした「パスポート」白石麻衣乃木坂46)。写真集のベスト10に講談社は4点もランクインさせているのである。アイドル写真集は講談社を代表する出版化なのである。
https://hon-hikidashi.jp/more/98338/

読売広告社は、「ミレニアル世代(1981~96年度生まれ)の意識・行動・消費志向」などに関する調査結果を明らかにした。ポイントとなるのは次の4点である。
1)「未来は明るいと思う」ミレニアル層は3割強とその他世代より高く、実は前向きな将来感が見受けられた。
2)ミレニアルの約半数が「多少無理をしてでも、欲しいものを購入したい」。その他世代を上回る結果に。
3)ミレニアル世代の6割弱が「つながることよりも適度な距離感」を重視。闇雲なつながりを好まない結果に。
4)「狭く深い人付き合いが多い」ミレニアルが約半数。その他世代より密接で濃厚な人付き合いを好む傾向。
http://www.yomiko.co.jp/news/item/old/pdf/20191128.pdf

◎「日経WOMAN」による「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2020」が発表された。大賞はサンリオエンターテイメント代表取締役社長で、サンリオピューロランド館長の小巻亜矢に決まった。
https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20191129/

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3)【深夜の誌人語録】

フットワークは軽く、存在感は重くが原則だ。