【文徒】2020年(令和2)7月21日(第8巻134号・通巻1791号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】逮捕された迷惑系YouTuber「へずまりゅう」は感染源だった!
2)【記事】東京芸大名誉教授・宮廻正明のバクリをソウル・フラワー・ユニオンが告発
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.7.21 Shuppanjin

1)【記事】逮捕された迷惑系YouTuber「へずまりゅう」は感染源だった!

Web版「女性自身」は7月17日付で「YouTuberへずまりゅう 逮捕後陽性…次々判明の悪行に批判が」を掲載している。
《愛知県内のスーパーで会計前に魚の切り身を食べたとして、7月11日に窃盗罪で逮捕されたYouTuber「へずまりゅう」こと原田将大容疑者(29)。17日、原田容疑者が新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。原田容疑者の行動は、県をまたいで余波が広がっている。》
https://jisin.jp/domestic/1877908/
東洋経済オンライン」は7月18日付で「『迷惑系YouTuber』逮捕されても反省しない理由 山口県知事も激怒『へずまりゅう』とは何者か」を発表している。
《3月には人気YouTuberのラファエルの仮面を剥がそうとしたり、ストーカーまがいの行為をしてあわや告訴という事態に。6月には同じく人気YouTuberのシバターやその妻子と見られる人物の映像を、「シバターの嫁と娘を大公開」として公開し、シバターと口論になることもあった。
著名YouTuberに次々と突撃をしてUUUMやVAZなどの大手YouTuber事務所から弁護士経由で警告を受け、訴訟問題も抱えていたようだ。
6月には、首里城公園に設置された焼失した首里城正殿の復興を願う応援メッセージの寄せ書きの上から落書きをする動画を投稿したりもしている。動画の拡散を受け、ボードは管理者によって撤去されていた。
今月行われた東京都知事選では、NHKから国民を守る党の立花孝志党首の演説カーに乗り、自らの活動を宣伝する場面も見られた。
https://toyokeizai.net/articles/-/363706
東スポWebは7月18日付で「〝迷惑系ユーチューバー〟へずまりゅう 大迷惑コロナ拡散男の正体とは」を掲載している。
《しかし、一方で何者も恐れぬそのスタイルがネット上でカリスマ視され“へずっこ”と呼ばれる信者を生み出したり、都知事選ではホリエモン新党から立候補した立花孝志氏と“合体”。6月29日に東京・新橋での街頭演説に飛び入りし、多くの若者を集めた。ちなみに立花氏はSNSで「6月29日なので問題ないと思っています」としている。
へずまりゅう人気をうまく利用するユーチューバーもおり、猛バッシングを浴びる存在ながらへずまりゅうをからめた動画はいずれも「バズる」パラドックスが起き、常にへずまりゅうの動向は注目の的となっていた。
本人は現在、入院中だが、山口県も愛知県も大迷惑。果たしてトラブルメーカーの行く末は…。》
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1989945/
毎日新聞は7月19日付で「山口の10代学生が新型コロナ感染 居酒屋でユーチューバーと偶然居合わせる」を掲載している。
《ユーチューバーの男性を巡っては、すでに県内で接触した2人の陽性が判明しており、3人目となった。県はこれまでに男性と接触した可能性がある人などを対象に175人のPCR検査を実施しており、陽性が判明している3人を除いて全員が陰性だった。》
https://mainichi.jp/articles/20200719/k00/00m/040/050000c
アエラドットコムは7月18日付で「迷惑系YouTuberのへずまりゅう容疑者の滞在先でコロナ感染拡大 捜査員、留置所収容者も」を発表している。
《原田容疑者の発熱、体調不良が確認されたのは7月13日。岡崎署で朝に検温したところ、37・1度。翌14日に37・6度と熱があがり、PCR検査したところ、コロナ感染がわかった。
「愛知県から山口県まで身柄確保に出向いたので10人ほどの捜査員が動いている。原田容疑者の感染が判明する前後に急に捜査員らが、ノドが痛い、倦怠感があるとの申告が相次いだ。原田容疑者の感染が判明してから、取り調べ担当の捜査員など3人が感染していることがわかった」(捜査関係者)
当初、原田容疑者を収容した際、留置場にはもう一人、男性の収容者がいたという。前出の捜査関係者は怒りをこう隠せない。
「実はこの男性も感染していた。原田容疑者は留置場ではマスクを希望しなかったので、つけていなかった。留置場や取調室は逃走防止が重要なので、壁に囲まれ、空気の流れは悪く、三密だ。よけいに、コロナ感染が拡大したのかもしれない」》
https://dot.asahi.com/wa/2020071800014.html?page=1
「ABEMA TIMES」は7月15日付で「『“地味だけど楽しい”が評価される化を』迷惑系YouTuber『へずまりゅう』逮捕、どうすれば“過激コンテンツ”は防げる?」を公開している。
《ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「どこまでの行為なら許されて、どこからは許されないのか、という基準をプラットフォーム側が明確にしていないことも問題だと思う。一方で、テレビだって昔はひどいことをいっぱいやってきた。迷惑行為が面白い、という笑いは必ずあるので、グレーゾーンすらも完全に社会から取り除いてしまうのはどうかとも思う。そして警察は一罰百戒を狙っているのだろうが、行き過ぎた権力の介入が起きないよう、自律的に防いでいかなければいけないと思う」と話す。》
https://this.kiji.is/656016828230616161?c=491619008454902881
テレビの情報番組は、逮捕された迷惑系YouTuber「へずまりゅう」が新型コロナに感染したことを伝えるとともに、「へずまりゅう」を批判しているが、私が見た限りではテレビの側の自己批判をともなった「へずまりゅう」批判は残念ながらなかった。私が指摘するまでもいだろうが、「へずまりゅう」がYouTube投稿した映像コンテンツは、テレビの情報番組やバラエティ番組を反映し、その延長線上で発想されていることは間違いあるまい。「へずまりゅう」が下劣なように公共の電波を使って流される「笑い」の少なくない部分が心性を「へずまりゅう」と共有しているとしか思えないほど下劣のである。その点に目を瞑って「へずまりゅう」を批判するのは、ある種の魔女狩りのようなものである。

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2)【記事】東京芸大名誉教授・宮廻正明のバクリをソウル・フラワー・ユニオンが告発

ソウル・フラワー・ユニオンが7月16日にツイートしている。
《これ、どうなんよ。反転させてるけど、トリミングまでそっくり。ちなみにソウル・フラワー・ユニオン『死ぬまで生きろ』のジャケの際は、バングラデシュのカメラマンAftab Tuhinさんに使用料を払って使わせて貰った。》
https://twitter.com/soulflowerunion/status/1283667862326935552
ソウル・フラワー・ユニオンが「死ぬまで生きろ」のジャケットに使ったバングラデシュのカメラマンAftab Tuhinの写真を反転させて使ったとしか思えない宮廻正明の「銀河鉄道」!松永洋介がリプライしている。
《宮廻正明「銀河鉄道」(2020)、日本美術院のサイトにデータで掲載がありましたhttp://nihonbijutsuin.or.jp/75/miyasakomasaaki/index.html 。ソウル・フラワー・ユニオン『死ぬまで生きろ!』(2010)http://breast.co.jp/soulflower/special/live-until-you-die/pc.htmlのジャケット写真と、ほんとうにぴったり一致します。》
《宮廻正明インスタグラムに「本作品の制作経緯につきまして」とする投稿が。写真家とは面識がなく「数十年前に写真家の関係者と会ったとき、制作の許可を取った」というが、いろいろ説明があいまい。写真家の名のつづりもまちがっている。日本美術院はこんなのでOKなのかな。》
《宮廻正明「銀河鉄道」のもとになったAftab Tuhin氏の写真は、ストックフォトとして使用権が販売されている。画家が「連絡をしないまま、展覧会に出品」したのは完全にアウトだろう。また、2006/9/23と日付があり、「数十年前に許可を取った」という説明はなりたたない。》
《Aftab Tuhin氏の写真をもとに、氏に無断で制作された宮廻正明「銀河鉄道」の件をFacebookに投稿したら、氏がこの絵の存在を把握した》
日本美術院からは「本院役員の処分について」との発表。事実認定の細部は書いてないが、すばやい倫理審査だ。ほっとする。「宮廻正明同人には、役員を辞任するよう勧告するとともに、今後1年以上の間、謹慎処分(出品及び同人としての審査資格の停止)としました」》
院展出品作品が、バングラデシュの写真家の作品の無許可トレースだった事件。画家の弁明がおそろしい。一から十まで、認識がくるっている。おそらく“余罪”もあるだろう。画壇から永久追放すべきではないか。》
https://twitter.com/narapress/status/1283758531661885440

https://twitter.com/narapress/status/1284032301270069248

https://twitter.com/narapress/status/1284632336512856064
https://twitter.com/narapress/status/1284830251902590977
毎日新聞は7月19日付で「日本美術院、理事の東京芸大名誉教授を謹慎処分 作品が写真に酷似『道義上の責任』」(高橋咲子、平林由梨)を掲載している。
日本美術院が、同院の倫理規則に反する行為があったとして、同院理事の宮廻正明・東京芸術大名誉教授を謹慎処分にしたことが19日、分かった。
同院のホームページによると、そごう美術館(横浜市西区)で17日から始まった「第75回春の院展」に宮廻さんが出品した「銀河鉄道」という作品をめぐり、同院の信頼を裏切る行為があったとしている。》
https://mainichi.jp/articles/20200719/k00/00m/040/166000c
「Eigen Kino」は毎日新聞の記事についても「毎日新聞が報じたが、取材が足りなすぎるのでは。」と呟いている。
https://twitter.com/eigenkino/status/1284817564871225344
「Eigen Kino」が問題にしたのは記事の次のような部分だ。
《宮廻さんは毎日新聞の取材に「関係者から写真のスケッチを認めてもらい、それを元に制作した。本来なら共同作品として、コラボレーション展に出すべきだった。今後はこのようなことがないようにしたい」と話した。》
「Eigen Kino」は、こうツイートしている。
《宮廻正明さんは「関係者から写真のスケッチを認めてもらい」という主張は変えてないのだそうで。2006年9月に撮影された写真を2006年4月にどうやってスケッチできたのかとか、関係者とは誰なのかとか、毎日新聞の記者は確認しなかったんだろうか。》
https://twitter.com/eigenkino/status/1284819131213033472
「Eigen Kino」はこんなことも呟いている。
《宮廻正明さんといえば、2015年7月に安倍昭恵氏を東京藝術大学非常勤講師として委嘱した方ではないか》
https://twitter.com/eigenkino/status/1283682903809855488

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3)【本日の一行情報】

早川書房編集部長・塩澤快浩の連投ツイート。
《「塩澤さんは編集長になって、それまでの日本SFを切り捨てましたよね」と、先日、伴名練氏に面と向かって言われたわけですが、1996年秋、日本SFをほとんど読んでいなかった入社5年半の人間にできたのは、他ジャンルからデビューした新鋭作家たちによって日本SFを再起動させることだけでした。》
《それが2002年のJコレクション創刊につながったわけで、その判断自体を微塵も後悔したことはありませんが、90年代以前の日本SFからの継続性を断ってしまった自覚はもちろんありました(それは、2000年代以降に、なかなかうまく展開できなかった何人かの作家さんの企画についても同様です)。》
《伴名練氏より日本SF再発掘アンソロジーの企画をいただいた際に、僕が、ありえたかもしれないもう一つの日本SF史というコンセプトに拘り、『日本SFの臨界点』というタイトル(もちろんリアル「ゼロ年代の臨界点」です)を提案した根底には、自分が果たせなかった仕事への自責の念がありました。》
《自分が世に出せなかった日本SFが、たった一人の尋常ではない情熱によって形になり、高い評価を得ている事実に尊敬と羨望の念を抱くいっぽう(それは担当編集者に対しても)、そんな才能を「世界で最もSFを愛した作家。」と形容した、編集者としての業の深さに震撼とする夜です。精進します。》
https://twitter.com/shiozaway/status/1284849888660869120

https://twitter.com/shiozaway/status/1284862928642904064

◎声優&アイドル・豊田萌絵のフォトブック「もえしぐらし」が8月7日(金)に発売される。発行が主婦の友インフォス、発売が主婦の友社で予価3,200円(税抜)。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000634.000007785.html
主婦の友インフォスオンラインショップでは「声優グランプリ」連載にもフォトブックにも未掲載のカットが満載の豪華アナザーフォトブック付の特別版が購入できる。
https://twitter.com/moeshigurashi/status/1284048239382028288

◎「リアルサウンド」は7月17日付で「中国SF学『三体II』はなぜブームとなったのか 芸書週間ランキング」(立花もも)を公開している。
《7月の芸書ランキング、注目はなんといっても8位と10位にランクインした『三体II』だろう。昨年7月に刊行された第1巻は、バラク・オバマ前米国合衆国大統領や、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏らも夢中になったという触れ込みで日本に上陸するやいなや、発売後1週間を待たずに、10刷。累計8万6千部を達成したベストセラー作品だ(ちなみに全世界では、昨年9月の段階で2900万部を売り上げている)。続編を待ち望む声も多く、このたび刊行された『II』は、上下巻ともに初版は6万部。発売4日目に重版が決まり、累計発行部数は14万部となった。》
https://realsound.jp/book/2020/07/post-587661.html
実は、私はまだ「三体」を読んでいない。これは読んでおかないとダメだろうな。

JR東日本リテールネットが運営するエキナカ専門店の書店とドラッグストアは、ブランド名および店舗デザインの刷新を行う。
ブランド名については、エキナカ書店の「BOOK EXPRESS」等を「BOOK COMPASS」(ブック コンパス)、ドラッグストアの「くすりSTATION」を「Eki RESQ」(エキ レスク)に順次変更する。
「BOOK COMPASS」のコンセプトは様々な人々が集まるエキナカにおいて、「知的好奇心旺盛な、時間を有効に使いたいビジネスパーソン」をブランドターゲットに、「ストレスフリーに買い物ができ、『一瞬だけ早く』トレンド情報を得られる」ことをコアバリューとしたエキナカ書店だ。エキナカ書店の特性、独自性である「コンパクト性」や「時代性やトレンド性」を強化、売り場のわかりずらさや雑多感をなくし、話題の新刊・書籍がひと目でわかる売り場を目指すことになる。7月15日(水)に「エキュート品川 サウス店」がオープンしている。
https://corp.j-retail.jp/lib/pdf/press_release/9-61-971/20200717_jretail_blandrelease.pdf

村上春樹の3年ぶりとなる小説の新刊「一人称単数」(藝春秋)が、7月18日に発売された。例によって三省堂神保町店はタワー積をしているのだが、私はタワー積を見る度に不愉快な気分になる。作者の村上には罪はないし、作者と作品はある意味で被害者なのかもしれない。私にはタワー積は何よりも作品に対する「優しさ」が欠けているように思えてならないのである。そもそも、そんなに沢山仕入れる必要があるのだろうか。ここでタワー積をすることで、配本されない街の書店が生まれるのだろうし、そうした街の書店の周辺に村上春樹の読者がいないとは私には考えられない
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20200718-OYT1T50173/

◎「幻冬舎ゴールドオンライン」は7月18日付で「『こども六法』異例の大ヒットの裏に込められた、ある願い」(平尾俊郎)を発表している。
山崎聡一郎「こども六法」の版元は弘堂である。
《弘堂は、東京・神田駿河台に本社を置く法律関係書籍・社会学書籍を専門とする出版社だ。法律に詳しい編集者や監修スタッフをたくさん抱えている。そして、児童書が法律を扱ってはいけないという決まりはどこにもない。専門を生かしつつ、今いちばん元気のあるジャンルに新しい販路を求めたマーケティング戦略の勝利ともいえるだろう。ちなみに同社が児童書を出すのはこれが初めてという。》
https://gentosha-go.com/articles/-/27856?per_page=1
山崎は「こども六法」を刊行するに際してクラウドファンディングを立ち上げ、179万6000円を集めている。その結果、定価を1200円にして刊行できたという。この定価もヒットに繋がった重要な要素だろう。
https://camp-fire.jp/projects/view/95629
https://www.koubundou.co.jp/book/b451093.html

楽天グループのRakuten Kobo Inc.は、新型電子書籍リーダー「Kobo Nia」(コボ ニア)の日本国内における予約受付を、7月16日(木)より開始している。販売開始は7月22日(水)、価格は10,978円(税込)。
Kobo Nia」は、8GBの内蔵メモリと目に優しいフロントライト技術「ComfortLight」を搭載し、Kobo社が提供する電子書籍リーダーの中では最も手頃な商品価格を実現したエントリーモデルだ。電子書籍リーダーを使ったことがないユーザーでも、気軽に読書を楽しむことができる。内蔵メモリは、一般的な小説で約6,000冊分、コミックで約150冊分を保存するのに十分な容量を備えている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001267.000005889.html

小学館が運営するコミックアプリ「マンガワン」で、ライトノベル「弱キャラ友崎くん」スピンオフ漫画の連載がスタートした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000756.000013640.html
マンガはノベライズ、小説はコミカライズすれば作品の世界観も広がり、そこから新たなビジネスチャンスも生まれる。

自民党広報のツイッターアカウントがダーウィンの進化論を「誤用」したことが話題となり、光社古典新訳庫の「種の起源」が重版されることになった。上巻は2,000部増刷で12刷、累計38,000部。下巻は2,000部増刷で10刷、累計30,000部。上下巻累計で68,000部となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000453.000021468.html

東スポWebが7月19日付で「三浦春馬さんの書籍がベストセラーに 匠の技を取材した自著『日本製』」を掲載している。
《18日亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)が出した「日本製」という本が話題になっている。19日のアマゾン売れ筋ランキングでは全ジャンルで1位に。》
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1992333/
版元はワニブックスだ。4月に刊行されたばかりである。
https://www.wani.co.jp/event.php?id=6591
百田尚樹ツイッターで追悼している。
三浦春馬さんの訃報に驚いている。
映画『永遠の0』の撮影時に何度か話をした。真面目で誠実な青年だった。
食事の席で私と山崎貴監督が映画の話をしている時、横で真剣に聞いていたのが印象に残っている。
人としても俳優としてもこれからという時に、残念としか言いようがない。ご冥福を祈ります。》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1284380632919900161

毎日新聞は7月19日付で「『不要』アベノマスク10万枚、返却・寄付相次ぐ 自治体悲鳴『使い道なく困る』」(阿部亮介)を掲載している。
《政府が新型コロナウイルスの感染防止策として全戸配布した通称「アベノマスク」が、国や自治体に送り返されたり、使われず民間団体に寄付されたりするケースが相次いでいる。このように「不要」とされたアベノマスクは少なくとも10万枚近くに上ることが、毎日新聞の取材で明らかとなった。行き場をなくしたアベノマスクは別の施設などで再利用される場合もあるが、送り返された自治体からは「使い道がなく困っている」と困惑する声も上がっている。》
https://mainichi.jp/articles/20200719/k00/00m/040/168000c
アベノマスクの次に顰蹙を買っているのは「Go Toキャンペーン」である。朝日新聞デジタルは7月19日付で「GoToの開始、74%が『反対』 朝日新聞世論調査」を掲載している。
朝日新聞社は18、19日に全国世論調査(電話)を実施した。政府の観光支援策「Go To トラベル」を22日から始めることに、74%が「反対」と答えた。「賛成」は19%だった。開始時期や対象地域を決めるまでの安倍政権の一連の対応も「評価しない」が74%を占めた。》
https://www.asahi.com/articles/ASN7M6F97N7MUZPS001.html
また、来夏に延期された東京五輪パラリンピック開催を、どのようにするのがよいか3択で聞いたところ「来夏に開催」は33%にとどまり、「再延期」32%、「中止」29%に意見が割れた。
https://www.asahi.com/articles/ASN7M6GBNN7MUZPS002.html

◎「茄子の花」のツイート。
《週刊誌が堂々とこんな記事を載せられるのに、 #私たちは女性医師を求めてます は男性医師への差別で失礼だということになるのがわからないよ。
https://twitter.com/kiss_a_mikan/status/1284644821714395136
「安達瑶」の片割れ安達Oがリプライしている。
週刊現代 2018年 9/22・29 合併号ですね。こんな記事を堂々と載せる週刊現代はクソですね。この2年で改まったのかどうか。改まってない感じがしますが。》
https://twitter.com/Adachi_O1958/status/1284746385368035329

朝日新聞の7月18日付書評欄で呉座勇一は石井妙子の「女帝 小池百合子」(藝春秋)を取り上げている。
《職業倫理や専門性を持たないタレント学者や自称歴史家のもっともらしいヨタ話が社会的影響力を持つ様を、評者は何度も目にしてきた。私たちが対峙すべきなのは、表面的な面白さを追いかける風潮そのものなのである。》
https://book.asahi.com/article/13554433
「月海月」がこんなツイートを投稿している。
《以前GOZA先生が井沢元彦さんとの喧嘩で「本の正しさが売上で決まるのであれば『ノストラダムスの大予言』はどうなるのか」的なことを言っていたが、何を隠そう井沢さんは『ノストラダムスの大予言・中東編』に推薦を寄せているのだ》
https://twitter.com/iamr0b0t4/status/1284803458285989888

◎「徳川夢声と出会った」の濱田研吾のツイート。
《来月解体されてしまう三角寛の旧宅「雑司が谷 寛」(昭和9年築)をご厚意で見学させて頂く。建物の造り(壁は漆塗り)、佇まい、装飾、調度品の素晴らしさに加え、「人世坐」株主の徳川夢声が三角に贈った双龍の彫刻、滝沢修自画像『こわれがめ』の水墨画など、興奮しっぱなし(許可を得て撮影、アップ)。》
https://twitter.com/hamabin1/status/1284799856775557125
ええぇっ!

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4)【深夜の誌人語録】

好悪にしか過ぎない問題を正邪で論じてはなるまい。