【文徒】2020年(令和2)8月26日(第8巻157号・通巻1814号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】差別煽動に加担するNHKひろしまタイムライン」の「謝罪」
2)【本日の一行情報】
3)【人事】光社 2020年8月25日付
4)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】差別煽動に加担するNHKひろしまタイムライン」の「謝罪」

朝日新聞デジタルは8月24日付で「『ひろしまタイムライン』NHKが謝罪 差別助長と批判」(宮崎園子)を掲載している。
《「もし75年前にSNSがあったら」という設定で、実在の被爆者が残した日記や手記などをもとに若者らがツイッターで投稿を続ける企画「ひろしまタイムライン」について、NHK広島放送局24日、「配慮が不十分だった」などとおわびする章をホームページに掲載した。》
https://www.asahi.com/articles/ASN8S6VQ5N8SPITB00R.html
毎日新聞は8月24日付で「『配慮が不十分』NHK広島が謝罪 原爆企画『朝鮮人』ツイート 削除はせず」(古川宗)を掲載している。
NHK広島放送局ツイッターで展開している「1945ひろしまタイムライン」上で、「朝鮮人」への差別的な投稿をしていた問題で、広島放送局は24日、ホームページ上で、「配慮が不十分だった。ご迷惑をおかけしたことをおわびする」とする謝罪を掲載した。》
https://mainichi.jp/articles/20200824/k00/00m/040/207000c
確かにNHK広島放送局「1945ひろしまタイムライン」は8月24日付で「6月16日・8月20日のツイートについて」を発表している。全を引用しておこう。
《6月16日、および8月20日にシュンが発信したツイートについて、多くの方々から、さまざまなご意見をいただきました。一連のツイートは、被爆された方々の手記やインタビュー取材に基づいて掲載しましたが、「差別を助長しているのではないか」というご批判も多数いただきました。戦争の時代に中学1年生が見聞きしたことを、十分な説明なしに発信することで、現代の視聴者のみなさまがどのように受け止めるかについての配慮が不十分だったと考えています。
また、手記を提供してくれた方が、1945年当時に抱いた思いを、現在も持っているかのような誤解を生み、プロジェクトに参加している高校生など関係者のみなさんにも、ご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。
「1945ひろしまタイムライン」は、戦後75年がたち、戦争や原爆の記憶が薄れつつあるなか、若い世代に関心を持ってもらうため、身近なメディアであるSNSと放送を連動させた企画として発足したプロジェクトです。被爆された広島の人々の日記や手記を元にし、SNSで発信することによって、当時の混乱した状況を追体験し、戦争や原爆について、リアリティをもって考えていただく取り組みです。
「1945ひろしまタイムライン」のツイートはすべて、NHK広島放送局の責任で行っています。今後は、被爆体験の継承というプロジェクト本来の目的を的確に果たしていくため、必要に応じて注釈をつける、出典を明らかにするなどの対応を取り、配慮に欠けたり、誤解が生じたりすることがないように努めます。》
https://www.nhk.or.jp/hibaku-blog/timeline/434653.html
配慮が足りなかったことを謝罪はしている。今後は、必要に応じて注釈をつける、出典を明らかにするなどの対応を取るともしている。しかしながら、8月25日午前11時現在、問題となったツイートは削除されることも、注釈が加えられることもなく、そのまま公開されている。
https://twitter.com/nhk_1945shun/status/1296216569832513544
https://twitter.com/nhk_1945shun/status/1296225307079344129
https://twitter.com/nhk_1945shun/status/1296225903740096512
私が思ったことは望月優大も同じように思ったようである。こうツイートしている。
《「今後」と言わずまず今回の諸ツイートについてコメントすべきでは?運営としてそれらの内容を"今"どう捉えているかが知りたい。》
https://twitter.com/hirokim21/status/1297883838480228352
新聞、雑誌、テレビと様々なメディアで「報道」にかかわって来た清水潔は、このNHK章の本質をツイッターで次のように断言している。
NHK広島、やっと謝罪かと思えば、よく読むと謝罪相手は「にも」といいながら、他には謝っていない巧妙な章で、差別を感じた方々に対してはいまだ無視である。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1297902091004854273
乗松聡子も信じがたいとツイートしている。
《信じがたい。目を疑っている。謝罪が出たかと思ったら謝罪は関係者に対するものだけで、これらのツイートが脅威を与えている在日コリアンの人々への言及も謝罪もなし。おまけにツイートを削除していない。居直りに輪をかけるつもりなのだろうか。》
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1297938481868451840
日本近現代史の住友陽は、次のように指摘している。
《「被爆された広島の人々の日記や手記を元にし、SNSで発信することによって、当時の混乱した状況を追体験し、戦争や原爆について、リアリティをもって考えていただく取り組み」というが、「混乱」の一因に朝鮮人があるという言い訳ですか。朝鮮人からしら解放ですよ。》
https://twitter.com/akisumitomo/status/1297907866397859841
住友は、こうもツイートしている。
《映画や漫画や小説に、敗戦直後の朝鮮人が日本人を罵倒し返すというシーンがあったとしても、そのシーンに出くわす人は物語を最後まで通覧する。そして脈や全体の構造の中でその瞬間を理解しようとする。しかしTwitterの1つに少数民族の粗暴さを描写してそのまま切り取って垂れ流したら、ダメだろ。》
https://twitter.com/akisumitomo/status/1298248929331433473
毎日新聞編集編成局次長・齊藤信宏のツイート。
《最近のNHK、差別を助長するような表現での謝罪が相次いでいます。》
https://twitter.com/nobusaitoh/status/1297879486654898178
私には偶然とは思えないのである。
毎日新聞グループホールディングス顧問・小川一のツイート。
《素晴らしい取り組みだけに残念です。NHKの事後対応が遅れたのも悔やまれます。私はこの企画に参加した若者たちのことがとても心配です。彼らに非はありません。彼らに丁寧なケアをお願いします。この問題でもう一回番組をつくることを期待します。深い教訓を残せるはずです。》
https://twitter.com/pinpinkiri/status/1298035541347143680
BuzzFeed News Japan」は8月25日付で「欠けていた『加害の視点』 NHKが釈明に追われた原爆企画『ひろしまタイムライン』に見る平和報道の問題点」(貫洞欣寛)を公開している。
《…原爆と戦争に苦しんだのは「日本人」だけでなく、むしろ日本が各地の人々を苦しめた事実があるという地理的な「横軸」に展開する意識は、薄かったのではないだろうか。
私自身を含めこれまでの多くの日本の平和報道が、そうであったように。》
《もう一つの問題は、一連のツイートを、一定の意図を持った人々がそこだけ切り取ることで、現在進行形の新たな差別を生んだ、という点だ。
日本社会は敗戦から75年過ぎても、当時と同じような差別の意識構造を内包していたことを、図らずも改めて表面化させたともいえる。》
https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/nhk-timeline2
在日コリアン4世のライター・秋原京がツイッターにこんな投稿をしている。
《「ひろしまタイムライン」のぼやかした曖昧な見解に対して、「応援してます」「負けないで」「再開待ってます」とたくさんリプライついてるんですが、えっと、この人たちは朝鮮人差別とか言われても気にするな、もっとやれと応援してるのですか??もうこの状況、異常とか通り越してますよね。》
https://twitter.com/akinas_akinas/status/1297854427928227840
春乃花が「note」を発表している。
《こうした「当時を体験する」試みは、慎重に行えば悲惨な歴史を繰り返さない貴重な追体験となるだろう。
しかし、細心の注意とフォローできる準備や配慮もなく、発信だけが一人歩きするツイッターという場では、危険な煽動行為に陥る可能性がはるかに高い。
非常に繊細で危ういことを軽々しく行った罪は重い。》
https://note.com/pectapomme/n/n6f9864866d6b

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2)【本日の一行情報】

鈴木智彦が呟いている。
《匿名の記者って、なんの冗談よ。》
https://twitter.com/yonakiishi/status/1297740632413233153

◎「プライヴァシーの誕生―モデル小説のトラブル史」を新曜社ら上梓した日比嘉高名古屋大学大学院人学研究科日本化学講座准教授である。日比のもとにも送られて来たようである。
《例の愛知県知事リコール運動のハガキが、ポストに入っていた。
受け取った人は「変なハガキ」と思うだろう。その感覚が正しい。
この右側の人物は、自治体による化支援の意味や価値がわからず、芸術作品の解説も理解する気がなく、偏狭な愛国心をもち、そして悲しむべき事に、名古屋の現職市長だ。》
https://twitter.com/yshibi/status/1297881582888292353

◎はらだみずきの小学館庫「海が見える家 それから」は南房総の館山が舞台の小説だ。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09406796
畑中葉子ツイッターで次のようにオススメしている。
《はらだみずき氏『海が見える家 それから』読了。私は八丈島で13歳まで育ったので、海の話しはスゴイ身近に感じるんだけど、南房総では「ウツボ」のことを「ナマダ」というと書いてあって、八丈島では「ナダメ」っていうんだよなぁと思い出して親近感。胸に残る言葉数知れず。良い本に出会えた。》
https://twitter.com/hatanaka_yoko/status/1297881938930200577

◎元NHK記者・島契嗣のツイート。
《Nスぺとクロ現は憧れの番組だった。いまや両方とも牙を抜かれてチャラくなるばかり。若者に見てもらためという名目で若者に媚びる制作方針でイケメン俳優にアイドルにお笑い芸人。きちんと硬派に報道やってるの「報道特集」と「ETV特集」、ときどき「NNNドキュメント」ぐらい。「BS1スペシャル」もいい》
https://twitter.com/shima_keishi/status/1297868364564504577
島は、こんなツイッターで次のような提案もしている。
日経テレコンで検索してると地方紙のいい記事がやたらヒットする。本当にいい取材してると思う。いま地方紙をテーマにした連載や、NHK/Yahooと地方紙の連携も注目されてるけどいかんせんマネタイズができない。「いい報道する」ことがお金にならないのがほんとつらいよな。報道と経営はまったく別の話》
《「radiko」がわりとうまくいってるみたいなんだけど、新聞系でradikoみたいな枠組みは難しいんだろうな。47newsは元気にしてるんだろうか。ジャーナリズムの問題も深刻なんだけど、その前に経営がくたばるよ。NHK受信料の数パーセントを地方紙・地方局に配分するのは本当に検討してもいいと思いますね》
https://twitter.com/shima_keishi/status/1297882438572503042
https://twitter.com/shima_keishi/status/1297883532891627521

◎谷津矢車は若山牧水を商業作家としてモデルとなりうると評価している。
《ところで若山牧水さん、晩年には今でいう全国行脚サイン会(揮毫会)で稼いでいたりして、同じ商業作家として一つのモデルなりうる人物なんだよなあと思って眺めてます。》
https://twitter.com/yatsuyaguruma/status/1297706596076646400

◎宝島社は、「MONO具BOOK」を8月31日(月)に発売する。付録は、消しゴムの「MONO」柄そっくりそのままの形のガジェットポーチ。本体1890円+税。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001048.000005069.html

◎宝島社の女性ファッション誌「リンネル」10月号の付録は「SNOOPYバス形収納ポーチ&ミニポーチ 3個セット」。セブン‐イレブン、セブンネットショッピング限定販売の増刊号付録は「SNOOPY(スヌーピースヌーピーウッドストック エコバッグ 2個セット」。ムーミンスヌーピーと宝島社は付録にキャラクーを上手に使っている。
https://ima.goo.ne.jp/column/article/8769.html

毎日新聞は8月24日付で元「サンデー毎日」編集長・山田道子の「メディア万華鏡 コロナ禍でも『夢を売る』ファッション誌の存在理由」を掲載している。
《各誌の9月号では、「9月のリスタート きれいめ服プラン」(VERY)と一見元にもどったかのようだが、内容は「おうち服を外出用へ」とコロナを反映している。さらに「『オインライン映え』メーク」(CLASSY.)、「リモート会議で頼りになるオンライン映えトップス」(eclatと、働く女性のリモートワークに対応した特集は定番となったようだ。
そんな中、存在意義にチャレンジしたと感じたのは「VOGUE JAPAN」9月号。「世界が求めるフェミニンの豊かなフォース」について14ページの特集をした。世界各国のコロナ対策において多くの女性リーダーの言動が高く評価されたが、それを「フェミニンの力」と単純化できないにしても、彼女たちに象徴される判断と振る舞いを「現代を生き抜く資質」として考察してみたいと思った、と渡辺三津子編集長は巻頭で記した。》
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20200820/biz/00m/020/005000c
着回しに特化した女性誌の最深部には「男性の論理」が隠されている。「VOGUE JAPAN」の特集で田嶋陽子が「女は絶対『女らしさ』で生きちゃいけないんだよ。じゃあ、女はどうやって生きるのか。『自分を生きる』。」と喝破していることの意味を考えたい。

◎「GQ Japan」編集長・鈴木正は次のように書いている。
《「男らしさ」「女らしさ」の問題は、このように、性やジェンダーにまつわる差別の問題と同根であり、それはまた「らしさ」から外れた者にたいする差別や抑圧の問題につながることを媒介として、「人間らしさ」とはなにか、という問題に僕たちを突き当たらせ、このかんおもにアメリカを震撼させている「ブラック・ライヴズ・マター」(黒人のいのちは大事だ)運動のひろがりにみられる人種差別をどう受け止めるか、というテーマへの応答をも問うものだ、と僕はおもう。》
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20200824-editors-letter
「VOGUE JAPAN」も「GQ Japan」も、日本の出版社の雑誌ではなく、「本誌」をアメリカに持つコンデナスト・ジャパンの雑誌である。

◎光社新書はnoteに「光社新書編集部のことがわかるマガジンを新たに作りました!」を発表した。
https://shinsho.kobunsha.com/n/n8690410caced
2019年12月17日付で発表している「光社新書、noteはじめます。」には、光社の第二代社長で、カッパ・ブックス創刊した神吉晴夫の次のような発言が引用されていた。
《「若くて無名だが、未来のある――つまり今は無名だが、将来は有名になりうる著者たちと手をつなぎ、いっしょに成長していこうと考え、それを実行して成功した。」》
https://shinsho.kobunsha.com/n/n6ff049478f67
神吉晴夫も天才であったが、「女性自身」を創刊した黒崎勇も天才であった。

岩手日報は8月24日付で「巡る楽しみ『御書印』集め 店ごとにオリジナル、県内は7カ所」を掲載している。岩手では7店が参加している。
盛岡市の東山堂肴町本店は、地元の名所をデザイン。どんな印かは「来てからのお楽しみ」といい、中村栄美子店長(38)は「感染症に気を付けつつ、旅行に組み込んで楽しんでほしい。書店に足を運ぶことで、ご当地の本を知るなど気付きの機会にもなるといい」と呼び掛ける。》
https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/8/24/83787
須知徳平の「北の詩と人 アイヌ人女性知里幸恵の生涯」(岩手日報社)なども岩手の「ご当地本」の傑作だろう。
https://ihv.jp/?pid=133954384

電通電通デジタル、日立製作所は、SNSなどデジタルテクノジーの発展で活発化する企業と生活者間のコミュニケーション支援を目的に、テキスト解析プラットフォーム「mindlook」(マインドルック)を開発した。電通電通デジタルは、このプラットフォームを活用したコミュニケーションデザイン領域のコンサルティングの提供を8月24日より開始している。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020075-0824.pdf

◎女優の佐々木希が、9月2日発売の「anan」(マガジンハウス)の表紙に3年ぶりに復活することになった。「毎日キレイ」は8月24日付で「佐々木希:『今回のことがあって…』4時間にわたり心境語る 『anan』に1万字インタビュー掲載へ」を掲載している。
《女優の佐々木希さんが、9月2日発売の女性誌「anan(アンアン)」(マガジンハウス)2215号の誌面と表紙に登場することが8月24日、分かった。誌面には、佐々木さんの12ページにわたるグラビアと、2日間で計4時間に及んだという約1万字のロングインタビューが掲載される。》
https://mainichikirei.jp/article/20200824dog00m100006000c.html
ジャーナリスティックな切り口である。スポーツ紙も当然のことながら取り上げている。日刊スポーツは8月24日付で「佐々木希今回の事で愛されてる実感』家族など語る」を掲載している。
《今年の春以降はコロナ禍に加え、夫で、お笑いコンビ、アンジャッシュ渡部建(47)の不倫騒動など、さまざまなことが身の回りで起こった。
佐々木は「今回のことがあって、周りのみなさんに私はどれだけ愛されているのかが、本当によく分かった。その愛を実感してから、人に助けてもらってばかりじゃなく、私自身も変わらなきゃと、少しずつ前向きになれたような気がします。過去にとらわれて過ごすのは嫌だと思いました」と語っている。》
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202008230000504.html
「窓際記者」がツイートしている。
佐々木希、旦那の不倫騒ぎのほとぼりが冷めてメディア露出が目立ってきた段階でanan使って「すべては愛で整える。今のすべてを語りつくす1万字インタビュー」とはなかなかやり手よのう。女性誌とはまったく関係ない層にもリーチできる上、好感度も上がる。後ろで糸引いてる人が優秀だな。》
https://twitter.com/nekokisha/status/1298005395945000960

◎「J-CASTニュース」は8月23日付で「24時間テレビブルーインパルス』企画にブーイング  『TOKIO』熱唱で『歌とか興味無いから』の声」を公開している。
ブルーインパルスを見ていたはずが、いつの間にか歌番組へ。ツイッターでは、一時期「ブルーインパルス」が「トレンド」入りするなど注目度が高い企画でもあったが、その内容は
ブルーインパルスだけ見せてくれる方がいい...」
ブルーインパルスと歌のコラボとかいらんやろ。ブルーインパルス見せろや!」
航空自衛隊ブルーインパルスに失礼極まりない。台無しな演出、歌」
ブルーインパルスが見たかったんだが?歌とか興味無いから、ブルーインパルス映してくれよ。これだから24時間テレビは」
といったものも少なくない。もちろん、
「いっくんのTOKIOよかったなぁ」 「ブルーインパルス見られてよかった!!」
といった好意的な声もあったものの、両者がコラボしたことに対する評価は芳しくなかったようだ。》
https://www.j-cast.com/2020/08/23392669.html?p=all
武田砂鉄が次のようにツイートしていた。
《翌日のワイドショーで24時間テレビのダイジェスト映像を見ると、「感動」が濃縮されているが、濃縮できる感動ってなんだそれ、と思う。》
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1297706041384136704

◎「ORICON NEWS」は8月24日付で「『SNSが漫画を“民主化”した』、読者と作家に変革もたらしたSNS漫画の現在地」を公開している。コルク代表取締役佐渡島庸平がインタビューに応えて次のように語っている。
SNSに投稿した漫画がバズると、出版社の方から声がかかり、単行本化するという流れが多くなりました。つまり、以前のように作家が編集者にプレゼンし、出版社や編集者の好みに合わせる必要がなくなった。作家は、ありのままの自分を出せるようになったんです。ある意味、自分のやりたいことでファンに刺さることこそ、プロになるための近道になったと言えます。》
《たとえば、出版社の編集者にネームを見せてボツをくらったら1円にもならないし、フォロワーも増えません。でも、SNSで漫画を投稿したら、多かれ少なかれフォロワーが増えます。このフォロワーというのは、作者にとっては“仲間”。編集者は、単行本が売れなかったらいなくなってしまいますが、SNSのフォロワーは、面白くなくても意外と減らないんですよ。SNSではどんな漫画を描こうとも自由ですし、どんなことを描いても許される。そして、成功するまでの道のりも自由です。》
https://www.oricon.co.jp/special/55038/

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3)【人事】光社 2020年8月25日付

武田真士男(重任)
代表取締役社長

古谷俊勝(重任)
常務取締役(編集統轄、編集管理局、出版局担当)

佐藤 均(重任)
常務取締役(営業統括、マーケティング局、業務局担当)

烏山公夫
常務取締役(総務局、経理局担当)

折敷出慎治(重任)
取締役(芸局、コンテンツビジネス局担当)

大給近憲(重任)
取締役(メディアビジネス局担当、新事業・ID戦略室直轄)

爲田 敬(新任)
取締役(第一事業局、第二事業局担当)

内野成礼(新任)
取締役(ニュース事業局担当)

野間省伸
取締役(非常勤)

金丸徳雄
取締役(非常勤)

井上晴雄
監査役

牛嶋 勉
監査役(非常勤)

※平山宏氏は取締役を退任、顧問に就任。
※丹下伸彦氏は相談役を退任。

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4)【深夜の誌人語録】

動機に自由を求めても、効果に自由を求めてはなるまい。