【文徒】2020年(令和2)10月22日(第8巻196号・通巻1853号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】高嶋めいみをご存知ですか?
2)【記事】アベノミクスよりも「キメツノミクス」!
3)【記事】高山羽根子「暗闇にレンズ」(東京創元社)が面白そうだ
4)【本日の一行情報】
5)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.10.22 Shuppanjin

1)【記事】高嶋めいみをご存知ですか?

タイトルからして凄い。「メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話」という。著者はタイトル通り、メイド喫茶で働いて、お金を貯めて整形してコスプレイヤーになって、ホスト狂いして、「風呂嬢」として働きながらAV女優として活躍している高嶋めいみ。整形前と整形後を披露している。版元が驚くなかれ主婦の友社である。
《何かよいこと書いてあるのかもとか人生で役立つんじゃないかとか、そういう「利益」を求めてくれたんだとしたら本当申し訳ない。たぶんそういうんじゃない。
読んでも何の参考にもなりません。むしろこんな人生やばすぎるから。
ただね、読むとひとつだけ確実に効果のあることがあるんです。それは「自分より不幸な人間っているんだなぁ」そんな風に思う効果はあるかもしれない。
人生で行き詰まったとき「そういや高嶋めいみってやつよりはマシかもしれない」そんな風にふと思い出してくれたとしたら私も生きてきた意味があるってもんです。》
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001408.000002372.html
昔は「艶歌」(五木寛之の造語)がそういう役割を果たしてくれたものである。藤圭子なんか典型であった。高嶋めいみは、テレビ東京の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)でも3月19日(木)の放送で取り上げられている。
《気になるのはセクシー女優のギャラ事情。専属デビューした彼女のギャラは1本100万円だそうだが、「稼いだやつを全部ホストに使っちゃった」そうで「今1200円くらいしかない」と。》
《セクシー女優と兼業で風俗嬢もしていた彼女が、ホストにどハマりして1年間で貢いだ総額は、何と2400万円! お店に通う女性の間で払う金額を張り合う状況があるそうで、「伝票同士で殺し合っているんですよ」と。》
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2020/021458.html
高嶋めいみがツイートしている。
《Sカワイイの時にお世話になった編集さんに声をかけて頂いて素敵な?本を作ることができました 自分の本を出すのが夢だったからすごい嬉しい 整形、風俗、ホストなどなどアングラな話題盛り沢山になっているので、もー病んだ しぬ となっている方、是非お手に取ってご覧ください》
https://twitter.com/meme_metan/status/1317113326464241665
女性誌S Cawaii!」の「化圏」から生まれた企画だということに注目したい。

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2)【記事】アベノミクスよりも「キメツノミクス」!

東スポの「キメツノミクス」という言い方は定着するだろう。「東スポWeb」は10月20日付で「キメツノミクスだ!劇場版『鬼滅の刃』の鬼ヒットで関連市場もウハウハ」を掲載している。
《歌手LiSAが歌う同映画の主題歌「炎(ほむら)」はオリコンの週間シングルランキング(26日付)で初登場1位になったと、同社から20日付で発表された。》
《公開初日、午前7時など早朝の上映に多数の客が足を運んだのは関連グッズの購入が目当てだったといわれる。SNS上では「もうメルカリに出品されてる」との声も流れるほど、ネットオークションでもグッズの出品が多い。》
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/movies/2311614/
7月23日付朝日新聞デジタルは「鬼滅の刃『無限城』にそっくり 会津若松の温泉宿が話題」(上田真仁)なる記事を掲載している。
《人気漫画「鬼滅の刃」に登場した城にそっくりとして、福島県若松市会津芦ノ牧温泉「大川荘」の浮き舞台が話題になっている。新型コロナウイルスの影響を受け、旅館は一時休業したが、宿泊客からの問い合わせも増え、客足の回復に期待する。》
https://digital.asahi.com/articles/ASN7Q6QRCN7QUGTB008.html
このことによって「関東東北じゃらん」の観光地ランキングでは、会津若松が第2位になっているのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=mQ9URI2meJ0
スポーツ報知は10月20日付で「『鬼滅の刃』フジテレビ特別編集も絶好調」を掲載している。
《映画の封切りと連動し、17日にフジテレビ系で放送された「鬼滅の刃 第二夜 那田蜘蛛山編」(後9時)の平均世帯視聴率が15.4%(関東地区)を記録したことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。
https://hochi.news/articles/20201019-OHT1T50238.html
京都・南座では11月6日(金)~11月23日(月・祝)の期間に「鬼滅の刃」×「京都南座 歌舞伎ノ舘」を開催する。
https://www.kabukimetsu.com/about/
https://www.shochiku.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/20201019_001.pdf
出版はマーケットとしては、大きくはないが、出版社の持つ「作品」が秘める力は昔も今も世の中を動かし得るのである。出版社が擁しているのは「コンテンツ」などという安っぽい言い方には収まりきれない「作品」であるということを私たちは噛みしめておく必要があるだろう。

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3)【記事】高山羽根子「暗闇にレンズ」(東京創元社)が面白そうだ

高山羽根子の「暗闇にレンズ」が東京創元社から刊行された。芥川賞受賞後第一作でもある。「映画と映像にまつわる壮大な偽史と、時代に翻弄されつつもレンズをのぞき続けた“一族”の物語」だそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000009527.html
ハジメ」のツイート。
高山羽根子「暗闇にレンズ」読了
創元SF短編賞でデビューし芥川賞を受賞した著者の最新作
現代を生きる少女のSide Aと明治の世から代々映像に関わり続けた一族の女性たちの偽史Side Bが交互に描かれる
映像が兵器として用いられる世界の歴史
そしてAとBの世界が一つにつながった時のちょっとした感動》
https://twitter.com/tomo_el/status/1318536504780546048
「Ulalume_eiji」のツイート。
高山羽根子『暗闇にレンズ』(東京創元社)。言葉と映像、そしてカメラと撮影という考えてみればひどく奇妙な事象と行為についての、あらぬ方向からの切口。こういう繊細にして大胆な感性の人がSF界隈にいて、さらに純の最前線に位置しているというのは、ちょっと震えるべきことなんじゃないかと。》
https://twitter.com/Ulalume_eiji/status/1317398073757167616
高山羽根子は「週刊現代」の「わが人生最高の10冊」で第1位に藤枝静男の「田紳有楽・空気頭」を選んでいる。
https://twitter.com/WeeklyGendai/status/1318440563293630464
瀧井朝世が「anan」で高山にインタビューしている。高山は、こんなことを語っている。
《「映画の歴史は100年ちょっとなので、何世代かにわたる年代記的なものができるなと思いました。調べると海外では黎明期の映画業界で活躍した女性もいるんですが、歴史で取り上げられるのは男性の作品が多い。それで、ある程度女性にスポットを当てることにしました」》
https://ananweb.jp/news/313510/
週刊新潮」では豊崎由美が「SF出身にして優れた純学に与えられる芥川賞も受賞した、高山羽根子の真骨頂が味わえる超絶面白ジャンル混淆小説だ」と絶賛しているのか!
https://twitter.com/tokyosogensha/status/1316636143148953601
「オクトローグ 酉島伝法作品集成」の酉島伝法は圧倒されたとツイートしている。
高山羽根子『暗闇にレンズ』すばらしかったです。ある一族の幾世代にも何カ国にもわたる物語とともに、撮ること見ることにまつわる虚実交えた歴史が語られるモザイク的な思弁大河小説で、圧倒されました。頁を閉じても読み終わらない小説でもあります。
https://twitter.com/dempow/status/1302617767997132802
本の雑誌」11月号では大森望が新刊レビューで五つ星をつけて、「すでに円熟期のプーリーストの域」とまで絶賛しているそうだ。
https://twitter.com/dewausao/status/1315944289742974981
これは読まないわけにはいくまい。「リアルサウンド」が10月20日付で「芥川賞作家・高山羽根子、受賞後第一作『暗闇にレンズ』発売即重版決定」を掲載している。
https://realsound.jp/book/2020/10/post-640071.html

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4)【本日の一行情報】

◎「週刊ポスト」での連載がスタートした赤松利市のツイート。
《本日教えて頂いた事。京都は天皇が東京に移って府になった。東京都は天皇がいるから都。大阪は関係ないのに何故都と名乗れるのか? 右翼反対しろよ! 教えてくれた方は共産党支持者です。》
https://twitter.com/hZoImkE6gPbGnUs/status/1318566123831390213
京都こそ京都で良いんだよね。「府」なんか必要ない!

町山智浩のツイート。
週刊現代から「ネットで、いわゆるネトウヨという言葉に代表される人格攻撃、差別的表現がはびこっている」事態にコメントを、と依頼されたので「その記事、差別的な人を差別するな、という論調なんですか?」と返信したら、音沙汰がなくなった。》
https://twitter.com/TomoMachi/status/1318250463884578816
SNSの時代は取材過程が可視化される。記者はそのことを前提に取材し、そのことを利用してしまうことが求められているのだろう

◎「藝春秋digital」の村井弦が呟く。
《雑誌の中の一本だったら素晴らしいものとして光っていた記事が、ネットに出したら思っていたよりも読まれず、記事単体としてそのまま流れていってしまった、という出来事が多すぎてつらい。数字以外に「これはいい記事でしたよ」ということをうまく伝えることができる評価指標ってなんだろう。》
https://twitter.com/Murai_Gen/status/1318354761523949570
同じような経験をした編集者は多いのではないだろうか。

◎「沢村忠に真空を飛ばせた男/昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)の細田昌志がツイートしている。
ジャパンライフの何がすごいかと言うと、読売の社会面で初めて「所得隠し」「詐欺まがい」「マルチ商法」と報じられると、その2か月後にどでかい広告を出稿させ、さらにその後、最低でも毎週1回は広告を載せて、口を封じているところ。》
https://twitter.com/kotodamasashi/status/1318470533579591680
ジャパンライフが記事で批判されたので出稿を開始したのは事実だろうが、それで口を封じることができたかといえば、そんなことはないはずだ。新たな事実が出なかったから記事にしなかった、のだろう。

◎マガジンハウスの女性グラビア週刊誌「anan」は10月21日(水)発売の2222号ではアニメ映画「鬼滅の刃を表紙に掲げ、10月28日(水)に発売される雑誌「anan」2223号では横浜流星が表紙を飾る。誰が表紙を飾るかは、週刊誌である「anan」のジャーナリズムとしての背骨でもあるのだろう。専属モデルに依拠する月刊の女性ファッション誌との違いである。
https://www.crank-in.net/trend/item/82108/1

小学館ポータルサイト「小説丸」は芸誌「きらら」と「本の窓」を迎え、WEB芸誌としてのコンテンツを拡充すべく、デザインとシステムを一新した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000880.000013640.html
瀧井朝世が「WEBきらら」11月号で、「風よ あらしよ」の村山由佳にインタビューしている。
https://shosetsumaru.tameshiyo.me/Q202011PICKUP
村山由佳と栗原康の対談が読みたくなった。栗原が村山の「内なる伊藤野枝」に火をつけてしまったのだから。

◎日販およびリブロプラスが運営する本屋「喫」は、パレスホテル東京と共同で提供する、ホテルでの宿泊滞在時間に読書を愉しめる宿泊パッケージである「あなただけの本と過ごすホテルライフ」の販売を11月1日(日)よりスタートさせた。このプランでは、宿泊を予約すると事前ヒアリングをもとに、宿泊中に読む本を「喫」が選書し、選んだ理由を記した手書きコメント付きの栞とともに、各客室に用意する。1泊1名67000円から。
https://www.nippan.co.jp/news/bunkitsu_palacehoteltokyo/

◎2020年度をもって活動を終了する、さくら学院は初の3日間連続となる配信番組をぴあの配信サービス「PIA LIVE STREAM」で配信することになった。
https://www.rbbtoday.com/article/2020/10/19/183147.html

◎「ハフポスト日本版」は10月19日付で「シャツ無しブレザー1枚。フィンランド首相、ファッション誌の写真が『不適切』などと論争に」を公開している。
《素肌に、ブレザー1枚。
10月に発売されたフィンランドのファッション誌「トレンディ」に掲載された、同国首相のサンナ・マリン氏の写真をめぐり、論争が巻き起こっている。胸元が大きく開いた服装から「首相の立場として不適切だ」との批判が上がる一方で、「ファッションを選ぶのは本人の自由」「女性の政治家にだけ服装を『不適切』と言うのは性差別だ」などと、首相を支持する意見も相次いでいる。》
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f8d18e8c5b62dbe71c43c37
ニュージーランドの総選挙(定数120議席)ではアーダーン首相が率いる労働党が64議席を獲得して圧勝。女性が半数を占め、先住民マオリが16名、スリランカ系が1名、イスラムで初のアフリカ系が1名とロイターが伝えている。
https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC2A69R6LKVFEHVHH2F4VRHVCQ3
北朝鮮や中国、そして日本もフィンランドニュージーランドとともに同じ地球儀に存在する国家である。私はフィンランドやニュージーランドが素晴らしいなどと言っているわけではない。ただ、こうした国々と私たちは価値観を共有しているとは言い難いのではないか。

朝日新聞デジタルは10月21日付で掲載した「沖縄で埋もれた米軍の性暴力 編集局長の『申し訳なさ』」(那覇総局長・木村司)は、沖縄タイムス編集局長・与那嶺一枝をインタビューしている。
《・・・リベラルとみられている沖縄タイムスもまた、男中心の日本社会の例外ではありません。事件に対する痛み、感じ方というのは、女性の方が強いのは当然だと思います。私の力不足を棚に上げるつもりはありませんが、政治の世界と同様に、新聞社の記者やデスクも、女性が増えていく必要があります》
https://digital.asahi.com/articles/ASNBN4CX0NBGUPQJ00H.html
出陣の壮行会が神宮外苑競技場で開催されたのが1943年10月21日、米兵による暴行事件に抗議する1995年の沖縄県大会が開かれたのは1995年10月21日、新宿騒乱事件が起きたのは1968年10月21日。

毎日新聞は10月21日付で「『政府があらゆる記録を残すのは当然』 菅首相の新書から消えた言葉の重み」(大野友嘉)を掲載している。私はブログをチェックするのを忘れていた。
《一方、菅氏の公式ブログ「意志あれば道あり」には12年1月28日、「議事録も作成しない『誤った政治主導』」とのタイトルで、今回削除されたものとほぼ同じ内容の章が投稿されている。10月20日午後9時現在、閲覧は可能だ。
そこには「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録はその最も基本となる資料です」の一に続き「それを作成していなかったのは明らかな法律違反であるとともに、国民への背信行為です」と記されている。「公書の作成は、政党の主義主張とは全く関係のない、国家運営の基本です」との記述もある。
今後、ブログも削除されないかどうか、注目が集まるだろう。》
https://mainichi.jp/articles/20201020/k00/00m/010/342000c

坂野潤治が亡くなった。「坂野」は「ばんの」と読む。私が坂野の書物に出会った最初は1989年の春頃であったと思う。「大系日本の歴史13 近代日本の出発」を通じてのことである。もちろん、坂野潤治という名前は知らないではなかった。共産同(ブント)出身の学者という程度の知識は持っていた。私などは社民主義を社会ファシズム位置づけて来たこともあり、なかなか社民主要打撃論から抜け出せずにいたが、そんな私に猛省を促すことになったのが坂野の仕事であった。追悼のツイートを拾ってみることにしよう。
原武史坂野潤治さんが亡くなった。私が社研の助手のときには所長だった。大学時代に『大正政変』を読み、その目の覚めるような記述に感動した。まるで過去から政治家が蘇ってくるかのようだった。助手時代には衝突したが、あの体は好きだった。体はずっと変わらなかった。ご冥福をお祈り申し上げます。》
https://twitter.com/haratetchan/status/1318530331071311872
五・一五事件」(中公新書)の小山俊樹《坂野潤治先生が亡くなられました。いくつかの思い出がありますが、最初にお会いしたのは大学で集中講義を拝聴したときのこと。『近代日本の国家構想』の筋建てをもとに、1930年代の政治を語られた記憶があります。謹んでご冥福をお祈りします。》
https://twitter.com/tkoyama3/status/1318678668315521024
日本経済新聞編集委員・滝田洋一《「昭和史の決定的瞬間」から「明治憲法史」に至るちくま新書の一連の著作は、いずれも小気味よい〝通念の破壊〟を伴う。》
https://twitter.com/yoichitakita/status/1318591842133233667
住友陽坂野潤治さんがお亡くなりになったという知らせ。お悔やみを申し上げます。僕が初めて書評を書いたのは坂野さんの『大系日本の歴史13 近代日本の出発』(小学館)でした。『日本史研究』347号(1991年7月)に掲載されています。これは書評では珍しく投稿して査読を受け掲載してもらったものです。》
https://twitter.com/akisumitomo/status/1318521066986242048
山口二郎《日本政治史の泰斗、坂野潤治先生が亡くなった。つい最近、ちくま新書で新刊を出されたばかりで、お元気なものと思っていたが。日本政治における社会民主主義の可能性について、教えられた。ご冥福を祈るばかり。》
https://twitter.com/260yamaguchi/status/1318516389917855744
中島岳志《私の拙い研究を読んでくださり、時折、励ましてくださいました。ご冥福をお祈りいたします。》
https://twitter.com/nakajima1975/status/1318543267986898945
坂野潤治は我が国における社民主義の検証、評価を経て西郷隆盛辿り着く。「西郷隆盛明治維新」がそうである。当時、坂野はこんなことを書いている。
《薩摩、長州、土佐などの藩士層を掌握し、勝海舟ら幕府中堅官僚とも手を結んで、将軍も藩主も、そして最後には武士階級そのものも無くしてしまった西郷は、日本近代史上では例外的に、「革命」を「夢」のレベルから「現実」のものにした人物であった。しかも彼の成功の裏には、五年にもおよぶ、鹿児島県沖での流刑生活があった。権力の弾圧に耐え、それをはね返して社会革命を成功させた西郷を描いていると、筆者も革命を疑似体験しているようで、気分爽快になってきた。》
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35544?imp=0

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5)【深夜の誌人語録】

勝たなくて良いから、負けないことだ。