【文徒】2021年(令和3)2月8日(第9巻24号・通巻1921号)つづき

◎「まいじつエンタ」は2月4日付で「今週の『サンデー』が薄すぎる!『ジャンプ』比マイナス100ページでプラス50円」を発表している。
《今号の『マガジン』は467ページなのに対し、『サンデー』は390ページ。2冊を持つと、すぐわかるほど厚みに違いがあった。さらに、『マガジン』が税込300円なのに対して、『サンデー』は税込340円なのだ。
さらに付け加えると、2月1日に発売された『週刊少年ジャンプ10号は497ページで税込290円というボリュームと価格だった。》
https://myjitsu.jp/enta/archives/85903
確かにSNSでは、このことを話題にする投稿が多く見られた。
《週刊サンデー薄すぎだろw
エゴサかけたら、みんな薄いになってたw》
https://twitter.com/sleep10htime/status/1357858086938005504
《サンデーが薄いと聞き
数ページくらいパッと見でわかるわけないわと思ってましたが
今週号はパッとみても酷い薄さ
廃刊前なのかと疑いたくなるレベル
こんな少年週刊誌初めて見たよ》
https://twitter.com/aikadq10/status/1357533510546849794
《今週のサンデー、この薄さならせめて320円にして…》
https://twitter.com/yosk_hina/status/1356630201367732224
《少年サンデー、十年前と比べて本当に薄くなったし高くなった。この薄さのまま値段だけ上がっていったらヤングサンデーみたいになって、最後は廃刊なのかな。》
https://twitter.com/izumium777/status/1356853649813635072

家の光協会は「全国農村読書調査」を発表した。
◆読んでいる月刊誌ランキング
1位「家の光」(家の光協会) 2位「現代農業」(農村漁村化協会) 3位「オレンジページ」(オレンジページ
◆読んでいる週刊誌ランキング
1位「週刊春」(藝春秋) 2位「女性自身」(光社) 3位「女性セブン」(小学館
◆半年間に読んだ書籍ランキング
1位「ONE PIECE」(尾田栄一郎集英社) 2位「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴集英社) 3位「進撃の巨人」(諫山創講談社) 4位「キングダム」(原泰久集英社) 5位「ハイキュー」(古舘春一集英社
◆好きな作家ランキング
1位 東野圭吾(12年連続の1位) 2位 宮部みゆき 2位 湊かなえ
https://www.jacom.or.jp/noukyo/news/2021/02/210202-49231.php
オレンジページ」が農村では支持されている。

ジェフ・ベゾスから米Amazon CEOのバトンを受け取るのは現AWS CEOのAndy Jassy(アンディ・ジャシー)だそうだ。
https://japanese.engadget.com/jeff-bezos-resigns-as-amazon-ceo-074042314.html

産経新聞は2月4日付で「テレビ局勤務の作家、初瀬礼さんの最新作『モールハンター』」を掲載している。
《フジテレビに勤務しながら作家生活を続ける初瀬礼さん(54)の最新作「モールハンター」(発売中、双葉庫)は、警察庁特命捜査官・水野乃亜が活躍する「ホークアイ」(2019年、同)に続くシリーズ第2弾となる。》
https://www.sankei.com/entertainments/news/210204/ent2102040003-n1.html

◎「東洋経済オンライン」は2月4日付で「山崎正和が創りあげた『知の交差点』の磁場」(小玉武)を発表している。
サントリー化財団の設立は、創立80周年記念の事業を検討する役員会議で決定した。財団の本拠地は大阪に置く。初代理事長は佐治敬三、理事に山崎正和高坂正堯開高健などのほか、梅棹忠夫小松左京堺屋太一らも運営に加わった。設立発表記者会見に、三役ならぬ4人がそろい踏みしたのはむしろ当然だった。》
https://toyokeizai.net/articles/-/406050

◎「AV Watch」は2月4日付で「Netflixがゴールデン・グローブ賞を席巻、最多43ノミネート」を掲載している。
《米国現地時間の2月3日、第78回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表され、Netflix作品が映画部門で23、テレビ部門で20、合計43の最多ノミネートを獲得した。なかでも、デヴィッド・フィンチャー監督&ゲイリー・オールドマン主演の「Mank/マンク」は最多6部門にノミネートされている。》
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1304587.html

ポプラ社は「お探し物は図書室まで」(青山美智子)の本屋大賞ノミネートを受けて、2月21日(日)毎日新聞朝刊に全15段カラー広告を掲載する。それに先駆け、広告紙面を彩る「あなたと本のかけがえのない出会い」エピソードをTwitterにて募集する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000031579.html

◎デイリースポーツは2月5日付で「ムック本『パンダ自身』爆売れ 発売1カ月で5万5000部!ヒットの理由に迫る」を掲載している。
《パンダを扱ったムック本「パンダ自身」(光社)が昨年12月21日に発売され、発売1カ月で4刷、5万5000部というヒットになっている。》
《関係者はヒットの理由を「『女性自身』らしいHなパンダグラビアや、昭和時代のパンダのトンデモ記事など、創刊以来追い続けてきたパンダたちの50年の歴史が詰まっており、かわいさだけでなく、面白さと奥深さのある1冊」だからと分析。また、上野が臨時休園、神戸が土日祝のパンダ観覧制限、和歌山が1日あたりの入園者数制限と、思うようにパンダに会えないコロナ禍だけに「『パンダ自身』を見て癒やされている、というファンも多い」という。》
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/02/05/0014057244.shtml

集英社インターナショナルの新書レーベル「インターナショナル新書」が、2017年の創刊から4周年を迎えた。これを記念して、公式Twitterアカウントのフォロー&RTで「コロナブルーを乗り越える本」(非売品)を100名にプレゼントするキャンペーンを開催している。「コロナブルーを乗り越える本」は2020年4月10日から集英社インターナショナルの編集者が日頃から付き合いのある作家をはじめ、各界の著名人53名に、コロナ禍によって疲弊した人々の心を癒やしたり、勇気づけたりする本を選んでもらい、特別サイト( https://www.shueisha-int.co.jp/coronablue )において書影や書評を公開してきたネット企画をまとめた小冊子だ。
https://www.atpress.ne.jp/news/245765

◎ノンフィクション作家の広野真嗣と「藝春秋」編集長の松井一晃による、この1年間を振り返るイベント「『藝春秋』が報じたコロナ禍2020-2021 オンライン総まとめ」が2月10日(水)19時~20時30分(予定)に開催される。料金は900円(藝春秋digital定期購読内コンテンツ)。
https://bunshun.jp/articles/-/43259

KADOKAWAが発表した第3四半期累計期間における業績は、売上高1,527億77百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益132億4百万円(同56.1%増)、経常利益134億47百万円(同46.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益89億87百万円(同14.0%増)と全ての利益項目において過去最高となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008097.000007006.html

高知市の金高堂書店本店はビジネス書11冊について手を触れずに立ち読みできるサービスを始めた。RKC高知放送によれば《本を紹介するポップに二次元コードがついていて、スマートフォン読み込むと専用のアプリが立ち上がり要約を読むことができる》という。
https://www.rkc-kochi.co.jp/news/news109e4fovfturdj3cfrz.html

ハースト婦人画報社は「モダンリビング」No.255×「クリストフル」スイーツスプーン5本特別セットを7,000円(税込)で販売している。AmazonとELLE SHOP、及び六本木蔦屋書店、教館、紀伊國屋書店梅田本店、 紀伊國屋玉川髙島屋店、 軽井沢書店、 梅田蔦屋書店、 湘南蔦屋書店、 三省堂書店 名古屋本店、 TSUTAYA 横浜みなとみらい店で販売している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000260.000008128.html

電通は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が実施する「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーに登録した。
「TEAM EXPO 2025」プログラムは、2025大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現と、SDGs達成への貢献に向けて、多くの参加者が主体となって、理想としたい未来社会を共創していく取り組みである。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2021005-0204.pdf

◎「dancyu」(プレジデント社)は、創刊30周年を記念して「30th dancyu おいしい家呑みフェア」を全国434店舗の書店で開催している。
https://hon-hikidashi.jp/bookstore/122526/

◎「エンタメNEXT」は2月5日付で「日本で最も恐れられる雑誌『週刊春』はいかにして週刊誌のトップランナーになったのか」を公開し、「2016年の週刊春」(光社)が話題の柳澤健をインタビューしている。
《柳澤 有名なドーハの悲劇が4年後の1994アメリカ大会の最終予選。イタリアワールドカップは日本代表が最初にワールドカップに行く8年前です。1990年に僕がイタリアへ行ったことは、じつは藝春秋にとっても有益だったんです。というのも、その後、僕は『Number』に異動になって、初めてのサッカー日本代表特集を作ったし、ドーハで負けた時の号も担当して、1週間で実売98%まで行きました。初めてのヨーロッパサッカー特集を作ったのも、春初のサッカー本(後藤健生『サッカーの世紀』)を作ったのも僕です。こうして、あとになって、僕のイタリアでの経験が生きた。花田さんには、ある程度見えていたんでしょうね。こいつは遊ばせておけば、勝手に何かを拾ってくるって。》
https://entamenext.com/articles/detail/9328/1/1/1
「出版人・広告人」で柳澤は「蹴球諤々」を大河連載してくれている。

ドリームインキュベータは、枻出版社より譲り受けた24の趣味・ライフスタイル系のメディアIP(知的財産)を活用したマーケティングソリューションおよびクリエイティブプロデュースを行うピークスを新たに設立し、2月5日より営業を開始した。
https://www.dreamincubator.co.jp/news/topics/2021/9033/

◎「NEWSポストセブン」は2月5日付で「嵐ファンによる朝日新聞広告に疑問の声、『3600万円値引き』の謎も」を発表している。
朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサービス「A-port」で、嵐への感謝を伝える新聞広告を掲載するための資金調達プロジェクトが発足。その結果、1月27日付の朝日新聞全国版に全面広告が掲載されたのだ。》
《今回のプロジェクトの最終報告を見ると、支援者は合計1214人で、集まった金額は475万9719円。目標金額として起案者が設定した「1000万円」の半分にも満たない金額だ。嵐のファンクラブの会員数は非公開だが推定300万人以上と言われているのに対し、この数字はあまりにも寂しく、多くのファンの“不参加”も感じさせた。》
https://www.news-postseven.com/archives/20210205_1633382.html?DETAIL

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5)【深夜の誌人語録】

情報は分析しなければ、ただのゴシップだ。