2012-03-18から1日間の記事一覧

断片の昭和史(9) 築地・八宝亭一家惨殺事件

中華料理の八宝亭は築地警察署の裏門を出て20㍍ほどの場所で営業していた。1951年(昭和26)2月22日9時半頃、築地警察署に血相を変えて飛び込んできたのは、その八宝亭に見習いコックとして住み込んでいた山口常雄(当時25歳)であった。山口が朝起きてみる…