【文徒】2019年(令和元)11月18日(第7巻208号・通巻1628号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】朝日新聞が「ガンは自分で治せる」広告を掲載し炎上!謝罪はネットで
2)【記事】「日本の仲良し記者クラブ」が見逃した「桜を見る会」疑惑
3)【記事】ヤフー・LINEの統合はITガラパゴス連合なのでは?
4)【本日の一行情報】
5)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】朝日新聞が「ガンは自分で治せる」広告を掲載し炎上!謝罪はネットで

本来、広告表現は広告主の責任においてなされるが、メディアが全く責任を負わないで良いかといえば、違うのではないだろうか。メディアは広告も含めて製造物責任を考えねばならないはずだ。
朝日新聞は11月12日付(東京、大阪、名古屋各本社版)、13日付(西部本社、北海道支社版)の朝刊でホメオスタシス総合臨床家・世古口裕司の新書「イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法」(現代書林)の広告を掲載したが、そこには「重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる」「ガンは真菌だ!」「重曹でガンが消えた!」「ネットの闇(デマと中傷)と闘い、訴え続けた真実!」といった惹句が書かれていた。ツイッターには、こうした広告に批判的なツイートが発表されていった。こんな具合に、だ。
《イタリアで重曹がん治療したとかで禁固刑出てたような…
朝日は日本に害を為すならこんな広告まで打つのか…
パンケーキ食べてがん治れば苦労しない…》
https://twitter.com/b_hentai/status/1194500309973794816
《普通の人なら内容見ただけでやべぇって思う広告だけど、過去に週刊誌を黒塗りで広告出したりしてるから広告内容をチェックする何かしらの部署はあるはずなんだよな~
まぁ、でもとんでも癌治療本の広告は朝日に蔓延してるから感覚が麻痺してるのだと思う。》
https://twitter.com/hana_mokuran/status/1195004147243741184
5ちゃんねるニュース速報板には「朝日新聞広告『癌はカビと同じ真菌だ。重曹つけときゃ治る』←患者死なせて禁固刑の医師の本です」が立ち上がった。
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1573732545/
日本医大武蔵小杉病院に勤務している勝俣範之のツイート。
《本日の朝日新聞の広告。このような治療法ががんに有効という科学的根拠はありません。》
https://twitter.com/Katsumata_Nori/status/1194212554752397312
こうした批判の声を踏まえて、朝日新聞社広報部の公式アカウントは11月14日付で次のようにツイートしている。
朝日新聞社は、朝刊に掲載した『イタリア人医師が発見した ガンの新しい治療法』の書籍広告の表現に疑念があるとする見解をまとめ、広報部コメントとともにコーポレートサイトに公表しました。ご指摘いただき、誠にありがとうございました。》
https://twitter.com/asahi_koho/status/1194910704731484161
コーポレートサイトに発表されたPDFの章は、これである。
https://www.asahi.com/shimbun/release/2019/20191114.pdf
勝俣範之は朝日新聞の今回の対応を評価した。
朝日新聞の対応です。これまで、怪しげな新聞広告に対して、その都度、抗議してきましたが、きちんと対応してくれたのは、初めてのように思います。これを機会に、怪しげな医療広告に対しては、各社しっかりチェックして欲しい。》
https://twitter.com/Katsumata_Nori/status/1194929086243586048
NHKチーフ・ディレクターの市川衛も朝日の対応を評価している
《これほどの迅速なご対応をされるとは驚きでしたし、その決断に敬服します。背景には、真摯に声をあげた内部の人の想いがあると聞いております》
https://twitter.com/mam1kawa/status/1194926105649537025
消化器外科専門医の山本健人のツイート。
《最近話題になった新聞広告の件について、朝日新聞社の広報が、広告表現に疑念があるとする見解を公表したようです。
Twitterの情報パトロールが機能した結果と言えるかもしれません。
新聞広告についてはどこの新聞社も状況は同じです。十分ご注意くださればと思います。》
https://twitter.com/keiyou30/status/1194919716935987200
浪速大学医学部病理学教授・仲野徹は厳しい意見だ。
朝日新聞が大広告をうったおかげでアマゾン110位のベストセラーに。朝日新聞広報部はこんなネット記事だけで収束をはかるつもりか。社会の木鐸が聞いて呆れる。》
https://twitter.com/handainakano/status/1195338889981939712
読者は朝日新聞の記事を信頼するように、そこに掲載された広告も信頼するのである。そうした意味ではコーポレートサイトだけで対応すれば、それで十分かといえば、私にしても疑問が残る。仲野徹は、こうも投稿している。
朝日新聞、こんなバカな広告を出したことに対して、どう対処するのか。最低限、広告と同じ大きさの記事で謝罪すべき、そうでないと、誰も気づかないだろう。》
https://twitter.com/handainakano/status/1194959324080033792
「教養としてのゲーム史」の多根清史は、こう指摘している。
《広告のウソを検証して発表する姿勢はいいんだけど、PDFでの発表は検索避けと疑われるのでテキストでお願いしたい》
https://twitter.com/bigburn/status/1195137471849172992

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2)【記事】「日本の仲良し記者クラブ」が見逃した「桜を見る会」疑惑

政党機関紙の「しんぶん赤旗」は11月14日付で「日曜版がスクープ 安倍事務所が参加募る 首相虚偽答弁か」を掲載している。
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑で、首相の事務所が同会への参加を後援会員らに呼び掛けた案内書の存在を、「しんぶん赤旗」日曜版編集部が確認しました(日曜版17日号で詳報)。》
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-14/2019111401_03_1.html
東京新聞は11月16日付で「桜を見る会『反省』 首相、異例の21分釈明」を公開している。こう書かれていることに敏感でありたい。
《首相は昼、夜とも記者団の要望で取材に応じた。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201911/CK2019111602000166.html
田中康夫によれば「首相会見の主催権は政府でなく官邸クラブ」にあり、「日本の仲良し記者クラブは『既得権益』すら有効活用出来ないチキン集団」ということになる。確かに「釈明緊急会見も求め」ないし、「ぶら下がりで大満足」してしまう虚弱体質を露呈している。
https://twitter.com/loveyassy/status/1195259528641564672
朝日新聞の鮫島浩がこう呟いている。
《安倍首相は桜を見る会前夜祭の公選法政治資金規正法違反さえ打ち消せば逃げ切れるという算段で「事務所や後援会の収入支出は一切ない」と言い切った。ホテル会場費は?シャンソン歌手の費用は?違法性をファクトで矢継ぎ早に突くべき時に政治記者の追及が甘い。プロなのか?》
https://twitter.com/SamejimaH/status/1195508726465093632
民主主義の価値観からすれば、わが国の記者クラブのあり方は民主主義後進国のそれだ。小田嶋隆は11月15日付で「日経ビジネス」に「招待客1万人の口を封じることはムリ」を発表しているが、そこでこう書いている。
《われわれの国では、政治家が自分の支持者を饗応するに当たって税金を使うことが、さして問題視されていない。それどころか、その種の力こそが「政治力」であると考える人たちが、この国を動かしているのかもしれない。
だとすると、われわれの国がふつうの民主主義国として再出発する未来は果てしなく遠いのだろう。》
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00116/00044/?P=1

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3)【記事】ヤフー・LINEの統合はITガラパゴス連合なのでは?

日本経済新聞は11月14日付で社説「利用者の利便を高めるデジタル再編に」を掲載している。
《インターネットサービス「ヤフー」を展開するZホールディングス(HD)とLINEが経営統合に向けて協議入りした。実現すれば国内で1億人規模の利用者を持つ巨大企業になる。消費者利便の向上につながる再編を求めたい。》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52174250U9A111C1SHF000/
春オンライン」が11月14日付で「ヤフー・LINE統合へ 鍵は・韓国大統領と孫会談にあった」を公開している。
経産省関係者は、「孫正義氏は7月上旬にソウルで在寅大統領と会って握手している。韓国から金を引っ張るつもりだ」と筆者に明かしていた。その席で何が話されたのか。ビジョン・ファンドへの協力とともに、LINEの親会社である韓国ネイバーへの働きかけがあったのではないか。》
https://bunshun.jp/articles/-/15475
ブルームバーグ」は11月14日付で「『現代の薩長同盟』と田端氏、ZHD・LINE統合検討-株価急騰」を発表し、こう書いている。
《元LINE上級執行役員で、現在はZHD傘下のZOZO執行役員、田端信太郎氏は動画サイトで、統合は現代の「薩長同盟」だと話した。ネット業界も成熟してきており、「中で争ってる場合じゃないよね、外に打って出ましょうよ」という意味合いがあると分析。「リクルート楽天も全部くっついたらいい」とも話した。》
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-14/Q0XUGYT1UM0W01?srnd=cojp-v2
春オンライン」は11月15日付で「【緊急寄稿】ヤフーはLINEの何が欲しかったのか?」(石川温)を掲載している。
《実は、すでに成功事例となりつつある両社の提携がある。それは通信事業だ。
LINEは2016年に格安スマホLINEモバイル」を始めたが、2018年に自社単独での経営を断念。ソフトバンクに51%出資してもらうという救済策を選んだ。結果、表向きは「LINEモバイル」を名乗ってはいるが、現在ではソフトバンクサブブランドとなっている。》
https://bunshun.jp/articles/-/15505
東洋経済オンライン」は11月14日付で「ヤフーとLINE『統合』実現すれば何が起こるのか」を掲載している。
《デジタルトランスフォーメーション時代の顧客基盤とは、ずばりスマホの中で親密な顧客接点をいかに持つかという点に集約されているなかで、LINEというコミュニケーションアプリと各種サービスを展開するソフトバンク側の企業連合は、国内ナンバーワンの顧客基盤を持つ連合として躍り出たと言っても過言ではないでしょう。》
https://toyokeizai.net/articles/-/314298
ロイターは11月14日付で「コラム:孫氏が本領発揮、ヤフー・LINE統合に大きなうまみ」を発表している。
《今回の計画は、日本のモバイル決済市場で大規模な提携関係を生み出す点に大きなうまみがある。安倍晋三首相は、デジタル決済の比率を2025年までに現在の2倍の40%に高める目標を掲げている。》
https://jp.reuters.com/article/yahoo-line-breakingviews-idJPKBN1XO0GT
「BUSINESS INSIDER JAPAN」は11月14日付で公開した「『ヤフー・LINE経営統合』に戸惑う社員。国内最大のネット企業めざす孫正義の思惑」がこう書いている。
孫正義会長兼社長が10月6日の決算会見で語った「反省はするが萎縮はしない」の言葉の裏に、LINEとの経営統合があったことは疑いようもない。しかし、取り込まれるLINEに不安要素がないと言えば嘘になる。
LINEはここ数年、決済のLINE PayやLINEほけん、LINE証券などの金融事業など大きく事業規模を広げてきた。その分、投資がかさみ赤字決算が続いていたが、2018年通期決算では3年以内の黒字化を目指すと宣言していた。
今回の経営統合が現実のものになるとすれば、ヤフーの事業と被る部分やソフトバンクグループが不要と判断した事業が、どの程度“間引き”されるかも今後注視しておかなければならない。》
https://www.businessinsider.jp/post-202448
東京新聞は11月15日付で社説「ヤフーLINE 『公共』への強い意識を」を掲載しているが、次のように指摘することも忘れてはいない。
《だが不安もある。ソフトバンクは米国の共有オフィス運営会社ウィーカンパニーへの大型投資で損失を出し、グループ全体の九月中間連結決算で赤字に陥った。さらにZHDを通じ、ネット衣料品通販大手のZOZO(ゾゾ)も約四千億円で子会社化した。
巨額支出が続く中、海外の投資先の業績が悪化しているケースがある。七兆五千億円を超える有利子負債も抱えている。経営悪化が日本経済全体の重しになるレベルの企業なだけに、強気一辺倒の投資行動を省みる姿勢も必要ではないだろうか。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019111502000136.html
ヤフー・LINE統合は世界を俯瞰して見るならばITガラパゴス同盟とも、IT敗者同盟とも言えなくもないのである。東京新聞懸念が単なる危惧で終われば良いのだが。

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4)【本日の一行情報】

電通は2020年1月1日をもって純粋持株会社体制に移行する。その商号を「株式会社電通グループ」へと変更し、同社内にグループ内の国内事業全般の事業企画・基盤整備を目的とする「電通ジャパン・ネットワーク」を発足させ、さらに、これまで同社が有していた事業会社としての全ての機能を承継した株式会社電通承継準備会社は、その商号を「株式会社電通」へと変更し、新しい株式会社電通としてスタートする。
電通グループは山本敏博を社長とし、副社長には元総務事務次官アイドルグループ「嵐」の桜井翔の父親でもある桜井俊が副社長に就任する。
116社に及ぶ国内のグループ企業を束ねる「電通ジャパン・ネットワーク」を発足させ、五十嵐博が社長をつとめる。電通ジャパン・ネットワークのもとに電通承継準備会社として「株式会社電通を置く。
電通の社長には五十嵐が就く。副社長には遠谷信幸と榑谷典洋が就き、社長補佐には高田佳夫と徳山日出男が就く。代表権を持つのは五十嵐、高田、遠谷の三人。徳山は国土交通省事務次官だった人物である。
注目すべきは「電通ジャパン・ネットワーク・ボード」を設置することだ。電通ジャパン・ネットワーク・ボードは電通グループの取締役会およびグループ経営会議からの委譲を受け、取締役会およびグループ経営会議決議事項以外の電通グループのジャパン・ネットワークに関する重要事項の審議、ジャパン・ネットワーク経営上の課題の認識、ジャパン・ネットワークの経営計画を策定する会議体だ。
議長は電通ジャパン・ネットワークCEOの五十嵐が務める。メンバーには電通グループ執行役員の日比野貴樹、電通副社長の榑谷典洋、電通ジャパン・ネットワーク執行役員の大久保裕一電通グループ副社長の桜井俊、セプテーニ・ホールディングス社長の佐藤光紀、電通グループ執行役員柴田淳電通グループ取締役執行役員の曽我有信、カラットホールディングス会長の宇佐美進典、電通ジャパン・ネットワーク執行役員の八木隆史、電通ジャパン・ネットワーク執行役員の綿引義昌が予定されている。任期は、2020年1月1日から同年12月31日までの1年間。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2019105-1114.pdf
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2019106-1114.pdf

◎毎日出版化賞を受賞した医学書院の「ケアをひらくシリーズ」を牽引してきた白石正明がツイートしている。
六車由実さんが今朝発売の週刊春で、伊藤亜紗さんの『記憶する体』(春秋社)を書評されています。体についての独特の表現に惹きつけられた六車さんは、語り手内部の内的対話と、好奇心旺盛にそれを聞く伊藤さんとの「開かれた対話」の関係に注目します。本も素晴らしいけど、この書評もすごい!》
https://twitter.com/shiraishimas/status/1194765091092094976
「神、人を喰う 人身御供の民俗学」「驚きの介護民俗学」の六車由実が早速、応答している。
《白石さんにそう言っていただけると嬉しい!本当に面白い本です。是非。》
https://twitter.com/marronmiymiy/status/1194831597825978369
伊藤亜紗は「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(光新書)で注目され、「どもる体」(医学書院)を経て「記憶する体」に至る。代官山 蔦屋書店で開催された伊藤と「かたちは思考する 芸術制作の分析」(東京大学出版会)の平倉圭によるトークイベントが「読書人」に採録されている。伊藤は、こう語っている。
《私たちの本の共通点は「要約できないこと」ではないか、と先ほど話していたんですよね。平倉さんの『かたちは思考する』は、「周囲の者を捉え、巻き込み、揺り動かす」形自体が持つ思考について、言葉を用いて、解きほぐそうとしているわけですが、私の本も平倉さんの本も、それが読者に実感として届くには時間が必要なのだと思うんです。つまり冒頭から章を読んでいくことで、じわじわ読者の体が変化していき、その変化を通して言葉が体に落ちていく、というところまで、引っ張っていく作業が必要です。
https://dokushojin.com/article.html?i=6197
伊藤は「転」組なんだよね。理系から系に転じている。

時事通信が11月12日付で「英フィナンシャル・タイムズ紙に女性編集長誕生へ 来年1月、創刊以来初」を発表している。女性のルーラ・カラフ副編集長が昇任する。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111201286&g=int
ルーラ・カラフはレバノン出身。日経は11月14日付で掲載した「FT編集長にカラフ氏 戦火で育んだ国際感覚」でこう書いている。
《中東のレバノン生まれ。内戦下で育ち、住まいを転々とした。状況を知る手段としてラジオを手放せず「情報の大切さを実感しながら育った」。外国人記者の拠点だったホテル近くに住んでいた際、取材に駆け回る記者の姿を見てジャーナリストを志望した。》
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO52105060T11C19A1FF2000/

博報堂、大広、読売広告社の10月度単体売上高。博報堂は新聞、雑誌、ラジオ、テレビは総て前年同月比100%を割っている。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/1769048/00.pdf

◎2019年上半期(2019年1月~6月)のABC公査部数で「ハルメク」が月刊平均販売部数24万8,015部を記録し、女性誌のトップに立った。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000034765.html

◎「反日種族主義 日韓危機の根源」が藝春秋から発売された。「春オンライン」が11月14日付で「日本でも爆売れ『反日種族主義』の著者が語る『韓国化の恥ずかしい問題』」を発表している。これは売れるだろうな。
https://bunshun.jp/articles/-/15400
春オンライン」の記事が「PRESIDENT Online」に掲載されるようになった。この提携は両者にメリットをもたらすことだろう。
https://president.jp/articles/-/30757
岩田温が呟く。
《「韓国の嘘つき化は国際的に広く知れ渡っています」との冒頭の一を読むと、所謂「ヘイトスピーチ」の本のように思われるかもしれない。だが、その後に韓国社会の様々な日本に関する嘘を実証的に暴露している。背後に潜む思想が「反日種族主義」だ。》
https://twitter.com/iwata910/status/1194937430291316736
韓国よりも日本のほうが売れるのではないだろうか。

東京都美術館で開催されている「コートールド美術館展 魅惑の印象派」(朝日新聞社など主催)の来場者が20万人を突破した。印象派が浮世絵から影響をうけているせいか、日本人は印象派好きだ。
https://www.asahi.com/articles/ASMC74Q37MC7UKJH002.html

◎光社の女性誌「JJ」が、11月22日(金)発売の2020年1月号から判型をダウンサイジングする。従来のA4変型(232mm×297mm)より天地を74mm、左右を64mm縮小した、B5変型(168mm×223mm)のミニサイズに生まれ変わる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000218.000021468.html
厚さはどうするのだろう? 従来通りなのか。小さくするのであれば、薄くする必要もあるのではないか。

◎「DIME」(小学館)の付録はいつも気になる。1月号は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」だ。
https://dime.jp/genre/804184/

◎2017年12月に、藝春秋が小説投稿サイト「エブリスタ」とコラボして始まった「週刊春」小説大賞の第1回大賞受賞作品「お局美智」(明日乃)は、その後電子書籍オリジナル作品として配信され、2018年に続編となる「お局美智2 姿なき愛人」を発表。つづいて「お局美智3 You're fired!」、「お局美智4 キャット・パニック!」、「お局美智5 緑中央銀行錬金術師」、「お局美智6 汚れた異動辞令」と次々にリリースされ、11月15日(金)には第7作目「お局美智7 ウイルス感染源を追え!」が配信開始された。
https://www.atpress.ne.jp/news/198491

北海道新聞は11月14日付で「池田に2年ぶり書店復活 学習塾経営、片山さん15日開業」を掲載している。
《【池田】町内で学習塾を経営する「さくらネットワークス合同会社」(片山喜博社長)は15日、書店「さくら書房」(大通5)を開業する。電器店の一角を活用し、新刊の書籍約500冊を扱う。約2年ぶりに書店が町内に復活する…》
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/364468/

主婦の友社は、ペルラ・セルヴァン=シュベール の「年齢が約束してくれるもの」を発売した。75歳のペルラ・セルヴァン=シュベールは「マリ・クレール」の元編集長だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001019.000002372.html

博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、SNSに加えマスメディアにおけインフルエンサーマーケティングにも対応する専門チーム「インフルエンサーマーケティングEXPERT’S」を組成した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000038657.html

Apple TV+はM・ナイト・シャマランの「サーヴァント~ターナー家の子守~」を配信する。ネットフリックスはスコセッシの「アイリッシュマン」だし。
https://iphone-mania.jp/news-266531/
http://cinema.pia.co.jp/news/172760/80914/
映画はネットで見る時代を迎えている。

◎「SmartFLASH」は11月14日付で「DA PUMPKENZOは60万円…芸能人『PR協力費』大調査」を発表している。
https://smart-flash.jp/entame/85762

博報堂は、タイのデジタルエージェンシー「Winter Egency Co., Ltd.」(バンコク)の株式を取得した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000251.000008062.html

読売広告社の「都市生活研究所」は、博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」が定義した「生活者モード」の概念を取り入れた都市空間における体験型マーケティングの新しいプランニング手法を体系化し、そのプランニングを推進するために都市(街)ごとに異なる特徴をまとめた診断書として、「都市カルテ」を開発した
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000006104.html

◎ファッション雑誌「エル・ジャポン」(ハースト婦人画報社)は、創刊30周年を記念したアート展「ELLE LOVES ART」(エル・ラブズ・アート)を、11月16日(土)~17日(日)の両日KASHIYAMA DAIKANYAMAにおいて開催した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000008128.html

◎「ITmedia」が11月14日付で「新聞や雑誌が細る一方で、新たな売れ筋は? 変貌する『駅ナカ』事情」を公開している。
《…小田急電鉄新宿駅売店では、セブン-イレブンが運営に携わることで、英国の新聞『Financial Times』の日本印刷版や産業専門紙などが扱われなくなり、新聞のバラエティは減った。新宿西口地下に3カ所あった売店で新聞を扱っていたものの、セブン-イレブンになってから1店舗だけになり、その他のお店は別のものを扱うようになった。》
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/14/news027.html

◎米女性誌「Glamour」が選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」はシャーリーズ・セロンが受賞した。「フロントロウ」が11月13日付で「ウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞したシャーリーズ・セロン、スピーチに拍手喝采」を発表している。
《登壇したシャーリーズは、「(女優の私が)多種多様で複雑なストーリーを伝えることにより、現在大きな問題となっている人種差別や性差別、同性愛嫌悪や外国人嫌悪などに立ち向かうための、普遍的な“フィルター”をオンにできるはず」と、さまざまな困難の中で生きる女性たちが共感し助け合うことの大切さを説いた。》
https://front-row.jp/_ct/17318128
シャーリーズ・セロンニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーとともにFOXニュースの創立者で元CEOのロジャー・エイルズのセクハラ事件に焦点を当てた映画「ボムシェル」の主演女優のひとりである。
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a28789864/bombshell-190823/
監督は「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のジェイ・ローチだ。ロジャー・エイルズは2017年5月に亡くなっている。2017年5月18日産経新聞が次のように書いている。
《昨年夏まで米専門テレビ局大手のFOXニュースで最高経営責任者(CEO)を務め、米国の保守政治に大きな影響を与えてきたロジャー・エイルズ氏が18日、死去した。77歳だった。エイルズ氏の家族が発表した。》
https://www.sankei.com/world/news/170518/wor1705180053-n1.html

KADOKAWAの2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比73.0%増の68億円。通期の同利益を従来予想の62億円から108億円(前期は42億円)に74.2%上方修正し、増益率が47.4%増から2.6倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/72887/00.pdf
売上高はダウンする予想なんだけどね。

リクルートキャリアは日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)から、同協会が企業を審査し、個人情報を適切に取り扱っていると評価した場合に使用を認めているPマークを取り消された。「リクナビDMPフォロー」における個人情報の取扱不備が取り消された要因である。
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/191114-01/
リクルートホールディングスの決算は絶好調。中間決算で純利益は前年同期比23%増の1141億円と、同期としては過去最高を記録した。求人検索サイト「インディード」が好調だった。
https://recruit-holdings.co.jp/ir/library/upload/report_20203Q2_pm_jp.pdf

朝日新聞デジタルは11月14日付で「性的少数者を『珍 女性のような男性』 テレビ山口」を掲載している。
《TBS系列のテレビ山口山口市、tys)が今月放送した情報番組で、街頭で取材した性的マイノリティーの人を「珍 女性のような男性」として取り上げていたことがわかった。取材を受けた本人は「事前に何の説明もなく、こういう形で性別をさらされるとは思わなかった。偏見に満ちた放送でショックだ」と話している。》
https://www.asahi.com/articles/ASMCG5S30MCGTZNB015.html
山口県内向けの情報番組「週末ちぐまや家族」で起きた。テレビ山口は11月15日付で「『週末ちぐまや家族』での放送についてのお詫び」を発表している。
《2019年11月9日放送「週末ちぐまや家族」の番組内で、不適切な放送をしてしまいました。
今回の件は、番組制作者が諸事情への配慮に欠け、取材対象者に対する確認を怠ったことが原因で、会社として深く反省しております。ご本人ならびに関係者の方々にお詫び申し上げます。
会社としても今回の放送に至った経緯、原因を検証し再発の防止に努めるとともに、有識者の方を講師に招いて研修会等を行う予定です。》
https://t.co/u6P0oGszcL?amp=1

◎「コロコロコミック」(小学館)が、11月15日に発売された12月号で、1977年4月の創刊から通算500号を迎えた!
https://mantan-web.jp/article/20191114dog00m200061000c.html

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5)【深夜の誌人語録】

簡単なことこそプロの矜持をもって丁寧に取り組め。

【文徒】2019年(令和元)11月15日(第7巻207号・通巻1627号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】「ヤフー・LINE経営統合」をめぐるネット上の反
2)【本日の一行情報】
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1)【記事】「ヤフー・LINE経営統合」をめぐるネット上の反響(岩本太郎)

日本経済新聞が13日夜に「ヤフーとLINE経営統合へ」とスクープした。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52139820T11C19A1I00000/
さっそくウェブ上では、メディア関係者も含めて驚きの声が続々。元『BuzzFeed日本版』編集長の古田大輔は意表を突かれたらしい。
《この噂について「どうですかね」と話題にあがるたびに「カニル分野ありすぎてないでしょー」と言ってたらこのニュース。不明を恥じるしかない。ペイの統合とかは想像できるけど、あとはどうするんだろう》
https://twitter.com/masurakusuo/status/1194625206540623878
「note」プロデューサーの徳力基彦も驚きの第一声。
《うひゃー、まじかー、こう来たかー。
まぁ、GAFAと対抗するとしたら論理的にはこれしかないと思いますが。
もはや空中戦ですねぇ》
https://twitter.com/tokuriki/status/1194602170139602945
『ハフポスト日本版』編集長の竹下隆一郎も同様の見解。
《ヤフーとLINEの経営統合。世界的に成長するGAFAに対抗するための施策なのだろうか。(略)そして、何よりユーザーから膨大なデータを集めることになる。欧米規制当局とGAFAの緊張関係が生まれたように、ルール作りもポイントになってくるだろう。》
https://twitter.com/ryuichirot/status/1194606419422564353
ライブストリーミングサービス「SHOWROOM」代表の前田裕二は即座に孫正義の決断を賞賛。
《世界に「機能(役に立つ / インフラ)」と「意味(ブランド / エンタメ)」の戦いがあるとしたら、孫さんが「機能」の戦いを根こそぎ全部取りにいってる印象。本気で世界をとりにいってることが分かる。何だかめちゃくちゃワクワクするし、震えます。》
https://twitter.com/UGMD/status/1194601620505391106
ZOZO執行役員田端信太郎は仰天したようだ。
《なにぃいいいい!》
https://twitter.com/tabbata/status/1194598460755828737
しかし「コルク」佐渡島庸平ホリエモンからこんな話を聞いていたという。
《ZOZOがYahooに買収された日、堀江さんと飲んでたら、俺なら次はLINEいくね、と予想していた。
堀江さんの予想の正確さに驚く。YouTubeでのニュース解説楽しみ》
https://twitter.com/sadycork/status/1194622194254401536
一方でこのスクープ、当事者であるYahoo!の『Yahoo!ニュース』や『LINE NEWS』にも何故かなかなか上がってこなかった。古田大輔も上記ツイートからしばらく後「あれ?」という感じで再び言及。
《「ヤフーとLINEの経営統合」という超弩級のニュースが、ヤフーニュースでもLINEニュースでもトップに上がってない。ニュース産業はそれほど微妙で難しい世界で、経済だけでは語れない
https://twitter.com/masurakusuo/status/1194629016063377408
元朝日新聞記者でフリーランスジャーナリストの亀松太郎も疑義を表明。
《ヤフトピに「ヤフーLINE経営統合」ニュースがまだ上がっていない不思議。自社のニュースは扱わない方針とはいえ。。。まだ決定していないという点も考慮しているのだろうが、NHKなど主要メディアがトップで報じているニュース。「公共性」の観点からみて、どうなのか》
https://twitter.com/kamematsu/status/1194782252195934208
同じ日経新聞でも編集委員で『ワールドビジネスサテライト』解説キャスターの滝田洋一は醒めた見方だ。LINEの今年1~9月期が339億円の赤字だったとの共同記事を引用しつつ呟く。
スマホ決済を巡っては、事業者間で利用者の囲い込みを狙った競争が激しくなっている。ラインは、5月に実施した300億円の還元キャンペーンに伴う費用が業績を圧迫した。
ーー競争激化のなかの統合。囃す話だろうか》
https://twitter.com/yoichitakita/status/1194609135741853697
毎日新聞グループホールディングス取締役(元社会部長など)の小川一も冷静な見方をしている。
《大学で講義をしていますが1、2年生は「ヤブトピ」も知りません。みんなLINEでニュースを読んでいます。メディアの観点からは高齢化進むヤフーが自分たちの届かない年齢層を一気に手にすることになります。フェイスブックのインスタグラム、グーグルのユーチューブのように。》
https://twitter.com/pinpinkiri/status/1194726195515908096
慶応の理工学部出身でバーチャルホームロボット『Gatebox』のプランナーも務めた安川尚宏もこう呟く。
ソフトバンクと韓国ネイバーで、YahooとLINEをお互いに差し出し合う座組みなんね。LINEがソフトバンクグループになるのも衝撃だけど、Yahooが韓国ネイバーの傘下に入るのもえらい話やな》
https://twitter.com/nijuni_yasu/status/1194627642856599552
ジャーナリストの森岡英樹は10月の時点で『春オンライン』にソフトバンクグループの窮地で孫正義が狙うLINE買収」を寄稿している。
《その仲介役とみられるのが、みずほフィナンシャルグループだ。SBとLINEの共通のメインバンクで「SBから得る手数料は多い年に数百億円で、一蓮托生の関係」(メガバンク幹部)。また、みずほとLINEは共同でネット銀行「LINE Bank」を設立、来年開業を目指している。》
https://bunshun.jp/articles/-/14493
ニュースを聞くなり一刀両断にしたのが田中康夫
《負け犬同士の生き残り策》
https://twitter.com/loveyassy/status/1194601532668252160
山本一郎が今後の展開を予測する。
《無いとは思うけど一応は独占禁止法上の制約はありやなしやというところも含めて、日本政府がこれに介入するのかどうかは注目していかざるを得ません》
Yahoo!JAPAN、LINEともに取り組むべき課題のハードルが高いところへ、さらなる飛躍を求めたこの経営統合の交渉がどうなるのかは見ものですが、国内事業のさらなる収益化や、国際展開が劇的に改善に向かうような取り組みはこのディールでは完結しないので、ソフトバンクグループがより大きな国際的取引を仕掛ける可能性もあるのではないでしょうか》
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20191113-00150826/
上で名前が挙がったホリエモンも滞在先の英国から見解を表明。改めて「韓国ネイバー社がLINEの7割以上の支配株主なので買収されやすかった」などと当初見立ての理由を改めて解説。そのうえで「ヤフーはスマホ革命に乗り遅れていた。ヤフオクもメルカリに完全にやられてしまい、目下「PayPay」ではどうしても負けられないとばかりに物凄いお金を投じている。
一方でLINEはスマホアプリで日本、タイ、台湾では1位ではあるものの、グローバルな競争では厳しい戦いを強いられていた。そこで資本力のあるソフトバンクにグループ入りすることが生き残りをかけた非常に重要な戦略だったのではないか」と背景を分析していた。「もしかしたら次はメルカリあたりを……」とも。
https://www.youtube.com/watch?v=vbjIAicqkpU

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3)【本日の一行情報】(岩本太郎)

◎日本芸社が同社初のマンガアプリ「マンガTOP」の配信を開始。1日に3回(7時・12時・19時)に3話分のポイントを獲得できる仕組みで、通勤時や昼休み、晩酌中に「毎日タダ読み」できるというのが売り。一度読んだ作品は72時間読み返し無料という。「ミナミの帝王」「白竜」「銀河伝説WEED」「麻雀飛龍伝説 天牌」など過去の名作を取り揃えている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000041489.html
http://gamebiz.jp/?p=252893

講談社が従来の「読者が選ぶ・講談社広告賞」「講談社デジタル広告大賞」イベントを一新した 、「メディアカンファレンス2019」を12日に東京會館で開催。今回「講談社メディアアワード」にて優れた広告企画として、『ViVI』ブランドを使って日本と台湾で同時に実施された資生堂ジャパンの事例など8作品が顕彰されたとのこと。
https://www.advertimes.com/20191113/article302225/
『ViVi』の自民党広告をめぐって大騒ぎを巻き起こした2019年の同社の広告部門を思えばブラックジョークのような選定である。

◎ジャーナリズムNGOの「ワセダクロニクル」は『週刊金曜日と提携することになった。そのお披露目も兼ねた「『監視社会ニッポン』を問う共催シンポ」が17日に早稲田大学で行われる。
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=4287

サイバーエージェントが赤字続きの「AbemaTV」の事業モデルを見直すらしい。広告収入だけでなく「課金収入にも軸足を置いて赤字縮小を図る」方針だと日経が伝えている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52072890S9A111C1TJ1000/

◎『暮しの手帖』元編集長の松浦弥太郎が編集長を務める「印刷メディア」の『DEAN & DELUCA MAGAZINE』の第1号が11月25日に発売される。米国に本拠を置く食料品チェーン「DEAN&DELUCA」の自社出版(日本で同社のライセンス展開を担う企業「ウェルカム」が発売を担当)で「雑誌でもなく、書籍でもない印刷メディア」を目指すという。
https://www.cinra.net/news/20191113-deandeluca

小学館『Domani』が12日より「LINE MOOK」に参画。今後は月に2回、水曜の21時頃に無料配信を行っていく予定。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000440.000013640.html

主婦の友インフォス発行(主婦の友社発売)の『声優グランプリ』が9日発売の12月号で創刊25周年を迎えた。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6172548

【文徒】2019年(令和元)11月14日(第7巻206号・通巻1626号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】木村元彦「13坪の本屋の奇跡」(ころから)が描く隆祥館書店の70年!
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】木村元彦「13坪の本屋の奇跡」(ころから)が描く隆祥館書店の70年!

木村元彦と言えば「オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える」(集英社)で知られるが、「無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代」(ころから)や「終わらぬ『民族浄化セルビア・モンテネグロ」を読めばわかるように硬派のジャーナリストである。原一男の疾走プロダクションの出身と聞けば納得できよう。そんな木村が「13坪の本屋の奇跡: 『闘い、そしてつながる』隆祥館書店の70年」を上梓することになった。版元は、「九月、東京の路上で」などを刊行していることで知られる「ころから」である。
http://korocolor.com/book/honyanokiseki.html
11月16日隆祥館書店 多目的ホ-ル 8階で「木村元彦×黒木重昭×木瀬貴吉」によるトークイベントが開催される。黒木重昭は小学館出身で、現在は「読書人」の社長をつとめる。木瀬貴吉は「ころから」の代表である。司会をつとめるのは隆祥館書店の店主である二村知子である。
《何が独立系本屋を廃業に追いやっているのか?WEBニュース・ビジネスインサイダージャパンで、10万PVを超えるほど話題になった、ヘイト本等の見計らい配本システムや、その改善点。未来に向けて本屋はどうあるべきか。このメンバーで、語り合いたいと思います。本書を通じて、本屋の将来を見つめるイベントにしたいと思います。》
黒木についても書かれているようだ。
《そしてゲストには、本書にも登場する人物で、現在、週刊読書人・社長、元小学館・販売部長の黒木重昭さん。黒木さんは、ほぼ20年前に書店の規模で決められる「ランク配本」で当店に本が入らなかった時にご尽力下さった方で、当時から、町の書店のために奔走して下さっていました。ベストセラーの動物占いが入荷できずに困っていた当店にいきなり、「何とかします」と手紙を下さったエピソードは、ぜひ本書を読んで知っていただきたいと思います。》
https://atta2.weblogs.jp/ryushokan/2019/10/20191116-13%E5%9D%AA%E3%81%AE%E6%9C%AC%E5%B1%8B%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%8B%E3%82%89-%E7%99%BA%E5%88%8A%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-%E6%9C%A8%E6%9D%91%E5%85%83%E5%BD%A6-%E9%BB%92%E6%9C%A8%E9%87%8D%E6%98%AD-%E6%9C%A8%E7%80%AC%E8%B2%B4%E5%90%89-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%99.html
二村知子がツイートしている。
《11/16(土)17:00~隆祥館書店にて『13坪の本屋の奇跡』 発刊記念 木村元彦×黒木重昭×木瀬貴吉トークイベント
独立系書店の目を通じてみた出版業界の流通の理不尽な仕組みにまで、深く切り込んだ唯一無二の本の内容がテーマ
今回の本の装画は、世界的に有名な降矢ななさん。》
https://twitter.com/ryushokanbook/status/1191884695371317248
産経新聞が11月12日付で「13坪の小さな本屋の取り組みが本に 大阪」を掲載している。
《インターネットでの書籍や雑誌の販売が一般化し経営が困難な小規模書店が多い中、大阪の街中の小さな書店の取り組みが話題を集めている。著名な作家らを招いた座談会は盛況で、出版社から開催依頼がくるほどに。店主が選ぶ「お薦め本」や客にあわせた選書も好評だ。店主の原動力は、本と地域を愛した先代の父親の存在。12日からは、作家の木村元彦さんが店の軌跡をまとめた書籍「13坪の本屋の奇跡」の先行販売が始まった。》
https://www.sankei.com/west/news/191112/wst1911120012-n1.html
二村は11月2日にも武田砂鉄と「本の未来」「本の化」を守るためにはどうしたら良いかをテーマにトークイベントを開催している。
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1190211703889219584
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1190821612464918528
ちなみに隆祥館書店の名物となった「作家と読者の集い」は「永遠の0」がまだまったく売れなかったころ百田尚樹を招いて始まった。百田は隆祥館書店に三度ほど招かれている。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/48025?page=2
https://www.sankei.com/west/news/150615/wst1506150048-n1.html
2013年4月15日の二村のツイートも紹介しておこう。
《今日の日本経済新聞広告、本屋大賞第一位「海賊とよばれた男講談社刊 著者百田尚樹さん、隆祥館書店の「作家さんを囲む会」に3回ご登場いただきました。魂を揺さぶられる歴史経済小説、戦後、会社が立ち行かない苦しい時代に、出光佐三が命がけで守ったのは、社員だった。》
https://twitter.com/ryushokanbook/status/327199510394724353

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2)【本日の一行情報】

◎小説「愛国商売」が小学館庫から刊行された古谷経衡は言い切る。
《権力者と一緒に桜を見て、キャッキャウフフと騒ぐ連中の中に、ペンでモノを食う物、言論で世に主張をせんとする者が大勢入っていることが嘆かわしい。そんなもの言論人とは言わない。ペンは弱きを助け、強きをくじき、以て持論を公に問うものである。権力者の隣で笑う物書きなど万死に値する。》
https://twitter.com/aniotahosyu/status/1194250347218272256
https://www.shogakukan.co.jp/books/09406717

◎「CNET Japan」が11月8付で「グーグルのフィットビット買収は何を意味するのか--新たな可能性、気がかりなこと」を公開している。
《筆者は8月にFitbitの「Versa 2」発表イベントに参加し、Fitbitが膨大な量のデータを収集していることを改めて思い知らされたのを覚えている。企業や医療保険ウェルネスプログラムにおけるFitbitの存在感も巨大だ。Fitbitの既存のハードウェアが最終的に取って代わられることになると仮定しても、本当に重要なのはデータとFitbitのサービスの加入者だ。
Fitbitによると、同社の現在のアクティブユーザー数は2800万人以上だという。Fitbitのアプリには、コミュニティー機能がたくさんある。Googleが(ユーザーのプライバシーを侵害したり、気味悪さを感じさせたりすることなく)そのすべてを活用する方法を見つけられたら、ウェアラブルで次に目指している場所がどこであれ、非常に幸先のいいスタートを切ることができるだろう。》
https://japan.cnet.com/article/35144999/
「WIRED.jp」が11月12日付で「グーグルによるFitbit買収が、『ウェアラブルの未来』を左右する」を公開している。
《…消費者にとって考えられるマイナス面のひとつとしては、グーグルが健康データについて広告を売ることはしないと約束しながらも、あなたの手首を通して共有されるあらゆるデータを何らかのかたちでマネタイズする方法を編み出してくる可能性だ。「データを保有しているグーグルは、ソフトウェアとサーヴィスを組み合わせてほかサーヴィスの売上を伸ばすことができます」と彼は言う。》
https://wired.jp/2019/11/12/google-fitbit-future-of-wearables/
「Engadget 日本版」が11月11日付で「GoogleがFitbit買収、関心が落ちていたウェアラブルになぜ注力するのか」(佐野正弘)を公開している。
《…センサーの高度化によってウェアラブルバイスから取得できる身体のデータが増えており、それがフィットネスだけでなく、医療にも役立てられる可能性が出てきたことを示しています。ウェアラブルデバイスを販売するという側面だけで見れば、低価格化が進んでいるだけに強化するメリットは大きくないかもしれませんが、医療の分野に入り込むことができればビジネスの可能性はとても大きくなることから、グーグルはそこに可能性を見出してウェアラブルの強化に動いたと見ることができそうです。》
https://japanese.engadget.com/2019/11/10/google-fitbit/
ウェアラブルの主戦場は医療であり、当面「時計」ということになるのだろう。
ブルームバーグ」は11月12日付で「グーグル、数百万人の医療情報にアクセス-アセンションとの提携で」を発表している。
《米アルファベット傘下のグーグルは新たな電子ツール開発で米病院運営大手のアセンションと協力しており、それにより米国民数百万人の個人的な医療情報へのアクセスが可能になっている。》
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-12/Q0TZ8FDWLU7801

化庁はメディアアート、映像、ゲーム、アニメーション、マンガ等のメディア芸術作品を総合的に展示・上映する展覧会「メディアナラティブ ~物語が生まれる港街で触れるメディア芸術」を2020年1月、小説や映画、マンガなど数多くの物語を生み出し続けている北海道小樽市で開催する。クリプトン・フューチャー・メディアが企画・運営を担当する。
https://www.crypton.co.jp/cfm/news/2019/11/12otaru2019_j-mediaarts
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000047048.html
初音ミクを生んだことで知られるクリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役伊藤博之は北海道出身で、北海道で起業した。部省のノンキャリ出身である。
https://globis.jp/article/7084

朝日新聞社は「論座」に菅孝行の「天皇制と闘うとはどういうことか 融通無碍な鈍感さを許さない政治的・歴史的想像力を奪還する」を掲載し、一方で朝日新聞出版から豪華写真集「令和 即位の礼 豪華記念写真集」を11月29日に発売する。とことん天皇を商売としてしゃぶり尽くすつもりなのだろうか。
https://webronza.asahi.com/national/articles/2019101500003.html
https://straightpress.jp/company_news/detail?pr=000000833.000004702

すかいらーくグループでブッフェ事業を展開するニラックスは、11月13日に開業した「南町田グランベリーパーク店」に「BUFFET THE FOREST(ブッフェ・ザ・フォレスト)南町田グランベリーパーク店」をオープンした。生活情報誌のパイオニアである「オレンジページ」とコラボし、同誌が発信する食の情報をテーマにオリジナルメニューをブッフェ・ザ・フォレストのシェフが開発した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000033462.html

◎日刊スポーツが11月11日付で「新潟早川『これが僕自身』白血病闘病記が異例の重版」を掲載している。J2アルビレックス潟のDF早川史哉が急性白血病の闘病生活を記録した「そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常」(徳間書店)は「10月26日の発売前に、すでに重版が決定し、11月に入って2度目の重版が決まった」という。
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201911110000307.html

◎新潮社は「ニコラ」と「月刊コミックバンチ」のコラボ「コミックニコラ」をスタートさせた。11月12日より電子コミックサービス「LINEマンガ」での独占配信を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000047877.html
「LINEマンガ」の存在感が増してゆく。

フジテレビジョンは、視聴者の意見を番組作りに反映させるため、2020年の社外モニターを募集する。任期は前半と後半の6か月ずつ、募集は11月12日(火)から12月27日(金)まで。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000916.000000084.html

朝日新聞は11月13日付で社説「桜を見る会 首相の私物化許されぬ」を掲載している。毎日新聞は11月13日付で社説「『桜を見る会』の支出増 公金私物化の疑問が募る」を掲載している。東京新聞は11月13日付で社説「桜を見る会 『私物化』は許されない」を掲載している。
讀賣新聞産経新聞は、11月13日付の紙面の社説で、この問題を取り上げなかった。
地方紙では北海道新聞が11月13日付で社説「『桜を見る会』 首相に疑念晴らす責任」を掲載している。信濃毎日新聞も11月13日付で社説「桜を見る会 首相の公金私物化なのか」を掲載している。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14254159.html?iref=editorial_backnumber
https://mainichi.jp/articles/20191113/ddm/005/070/029000c
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019111302000151.html
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/364136?rct=c_editorial
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191113/KT191112ETI090006000.php
芸批評家の佐藤清が次のようにツイートしていると、田中康夫から教えてもらった。
《寄付行為と言えば、田中康夫長野県知事大鹿歌舞伎を見た時、弁当を頂戴したのでお代を払ったら、有権者なので寄付行為に当たると書類送検されています。それと比べて、今回の桜を見る会の件は甘すぎますね。》
《またアメリカで心臓移植する幼児の父親がガラス張り知事室の入口に募金ポスターを貼らせて欲しいとマスコミ同伴で訪れたので快諾し、八十二銀行の当該口座に田中康夫長野県知事がポケットマネーで1万円振り込んだら長野県警公選法違反で書類送検それに比べ、(註ツイートにはサクラの絵字が入っている)疑惑は...》
https://twitter.com/SavenSatow/status/1194386339581423616
https://twitter.com/SavenSatow/status/1194420051668959232

◎「週刊少年ジャンプに絶対載る!Twitterブコメマンガ賞」の募集が始まった。4ページ以内のショートラブコメに限定しツイッター上で投稿させる漫画賞で、「週刊少年ジャンプ」での掲載を確約する大賞を必ず1作品選出するそうだ。
https://www.oricon.co.jp/news/2148419/full/

◎「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」が大ヒット。