2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

総選挙がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

石原慎太郎が都知事を任期の途中で辞任し、国政に復帰するために立ち上げる新党の名称が「太陽の党」に決まったのが11月13日。野田佳彦が自民党の安倍晋三との党首討論で「11月16日に解散する」と表明し、実際に野田はその通り衆議院を解散した。あれからま…

中国の習近平体制について

11月15日、中国で政権交代が発表された。中国共産党のトップに予想されていた通り、習近平が就いたのである。「msn産経ニュース」(http://sankei.jp.msn.com/)はこう報じている。 中国共産党は第18回党大会の閉幕を受け、第18期中央委員会第1回総会(1…

アメリカの民主主義について

アメリカで大統領選挙が行われ、オバマ大統領が再選を果たした。その際、テレビを見ながら考えたことを書き残しておこうと思う。 欧米の帝国主義に侵食されたアジアを解放するという高邁な理想を持って戦われたはずの大東亜戦争に敗北した日本はアメリカに占…

全国大学同和教育研究協議会秋季企画「京都の被差別民と芸能およびキリシタン迫害」のフィールドワークに参加して

京都に行って来た。11月10日、11日の一泊二日。京都は紅葉の季節だった。東福寺は朝から人でごった返していた。 集合時間は午後1時だったが、東京を早めに出立し、東福寺に立ち寄ってから龍谷大学に向かった。全国大学同和教育研究協議会による秋季企画…

茶飲話として―民主主義は最高の政治制度であるがまだまだ未完の政治制度である

『民主主義は最高の政治制度である』は橋爪大三郎の著書のタイトルだが、私もまた民主主義は最高の政治制度であるとは思っている。しかし、民主主義が政治制度として完成されているとは思えない。民主主義はまだまだ途上にある政治制度なのではあるまいか。…

第25回尾崎秀樹記念大衆文学研究賞を大衆文学部門で受賞しました

三角寛「サンカ小説」の誕生作者: 今井照容出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2011/09メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログを見る受賞作の『三角寛「サンカ小説」の誕生』のほかにもこんな本を書いています。報道と隠蔽?ゲンパツから遠く離…

忌花学廃人篇 七

口を吸ふことに恥らふ君散草 むらさきに古代を探す蝉時雨 恍惚のいつかどこかで春を焼く ゆきゆきて花も紅葉も白き闇 五等辺四角形なる花迷路 様々に破戒せり余の末の秋 紅葉見の胸の乱れに魔羅さわぐ 月光は母の不倫の肌のごと 後の月父を三途の河の辺に 大…

集団的自衛権について考える

自民党の安倍晋三は早くも総理大臣になったような気分なのだろうか。10月31日、臨時国会の代表質問に立った安倍はノリノリであった。朝日新聞などが指摘しているように代表質問というよりも、「まるで所信表明」であったことは間違いあるまい。これで首相に…