2012-11-02から1日間の記事一覧

忌花学廃人篇 七

口を吸ふことに恥らふ君散草 むらさきに古代を探す蝉時雨 恍惚のいつかどこかで春を焼く ゆきゆきて花も紅葉も白き闇 五等辺四角形なる花迷路 様々に破戒せり余の末の秋 紅葉見の胸の乱れに魔羅さわぐ 月光は母の不倫の肌のごと 後の月父を三途の河の辺に 大…