2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
次の総選挙で誰に、あるいはどの党に投票するか。日共の委員長もデモに参加しているらしいが、野田佳彦だけには一票を投じない。私は野田の選挙区に暮らしている。しかし、日共に投票する気も全くない。自民党?これも二度と嫌である。自分のことを考えても…
2009年の総選挙が実現した政権交代の意味について、自民党にかわって政権与党の座に就いた民主党は鈍感すぎたのである。民主党に一票を投じた多くの人々は総選挙に際して発表したマニフェストに則って、コンクリートから人へ、官僚主導から政治主導へという…
庶民の常識で考えれば、記者クラブと国会記者会館は別個のものではないのだろうか。国会記者会館を国会記者会なる記者クラブに加盟する153社のみが独占的かつ排他的に使用する理由はいったいどこにあるというのだろうか。どうやらマスメディアに私たちの生活…
暗がりに花咲かば人夢に死す 狂ふまで死を友とせよ花は敵 夜明け前世界を覆ふ花の縊死 花散れりこころの滅ぶ宿酔 花びらを浮かべて海は倒錯す 花の舞ふここもあそこも死者の国 粉々に砕けし花の詩の記憶 三月は桃源郷の黒が死ぬ かく咲かばかく散る花の生理…
最初に発表があったのは「民間事故調」、次が「東電事故調」で、これに続いて「国会事故調」の発表があり、昨日7月23日に「政府事故調」が発表された。私たちはどの「事故調」を信じれば良いのだろうか。東電の社員からすれば「東電事故調」が正しいいうこと…
朝日新聞の「天声人語」を読まない日はあるが、産経新聞の「産経抄」を読まない日はない。私はその歯切りの良さが好きである。例えば7月21日の次のような件には思わずニンマリとしたものである。 菜食主義を一度は試し、電気自動車のコマーシャルに出る。還…
スポーツ新聞各紙によれば阪神タイガースの新井貴浩を会長とする労組日本プロ野球選手会は7月20日、大阪市内で臨時大会を開き、来年3月に開催が予定されている第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加しないことを全会一致で決議した。こ…
毎週金曜日の午後6時からはじまる首相官邸前抗議行動に「元首相」の鳩山由紀夫がやってきた。このことの持つ意味はとても大きい。日共などの左翼党派の場合、この手のデモや集会に積極的なのはデモや集会の掲げるスローガンを実現することが目的というよりも…
日本は国民主権を標榜している民主主義国家のはずだが、実際は国民が主権者としていかに軽んじられているか、福島第一原発の過酷事故後、政府や東電の記者会見に100回以上にわたって通い続け、志半ばにして故人となった日隈一雄は日本の政治の現状を「主権在…
大飯原発の再稼動を拙速に決断したり、原子力基本法を改悪したりする野田佳彦や福島第一原発の過酷事故に際して福島の人々を翻弄しつづけた菅直人を私は許せないが、原子力発電に誇りを持って推進して来たひとたちを私は頭から批判する気になれない。むしろ…
エントリした時点では、さして反響もなく、二ヶ月近く経ってから話題になることがあるんだな。ブログって「検索メディア」の側面が強いのだろう。要するに「百科」でもあるわけか。レバー刺し問題では喰えなくなって初めて、どういうことなんだろうという関…
私は「反原発」原理主義者では毛頭ないのだが、毎週金曜日には仕事を終えると、何故か首相官邸前を目指して歩き始めてしまう。それは野田佳彦を首相とする民主党政権の原発再稼動のヤリクチや原子力基本法の改悪などに強い異和感を抱いているからである。私…
政治学者の佐々木毅が東京新聞の「時代を読む」に「政治と時間の観念」と題した文章を書いている。ここで佐々木は「選挙の頻繁さと『決められない政治』とのアンバランスは異様」であるとし、政党内で行われる代表・総裁選も含めて選挙に次ぐ選挙という政治…
ネットからマスメディアに至るまで「いじめ」を糾弾する正義の言葉で満ちあふれている。しかし、私はそうした「正義」だけには加担したくない。何故なら、そうした大人たちから発せられる、誰も否定できないような正義が「いじめ」の温床となると私は考えて…
「戦後」という言葉がリアリティを失い、使われなくなるということは何を意味するのか。恐らく、時代は「戦前」に足を踏み入れているのだ。しかし、「戦前」という言葉もまた「戦後」と同じくらいリアリティを持っていない。「戦前」という言葉がリアリティ…
7月12日付毎日新聞16面に意見広告が掲載された。 「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません。」 ことの発端はツイッターでの呼びかけであった。お笑い芸人の母親が生活保護を不正に受給しているのではないかという女性週刊誌が報じたスクープを…
政権与党の座にある民主党だが、自民党、公明党の協力を得て消費増税法案を衆議院で可決すると、まるで野党第一党である自民党と見紛うばかりの法案をさしたる国会の審議を経ずして衆議院で可決していった。首相の野田佳彦はそれでも物足りないと思ったのか…
「いじめ」にかかわる報道を読んだり、見たり、聞いたりしていると、私はどうしても沈鬱な気分になってしまう。他人事ではないのだ。それは自分の過去に後ろめたさがあるからである。自分自身の傷が、それも傷が二重にうずきはじめるのだ。私は今から40年以…
何でもそうだが、絶対などありはしない。絶対などあり得ようはずもない。それは過信を戒める言葉である。絶対がないからこそ少しでも絶対に近づくために努力もするし、もしものときに備えることも厭わないのである。 絶対が許されるのは神学においてだけであ…
楽天が日本における電子書籍サービスに7月19日から本格的に参入することになった。7月2日に六本木のミッドタウンで記者会見が開かれたが、その規模からしても、また社長兼会長の三木谷浩史が出ずっぱりで説明し、また記者の質問にも一人で答えていたことから…
どんなムーブメントでもそうだが、「純化」することによって民衆から孤立してしまう。 こうも言える。できるだけ多くの雑駁物を丁寧に包み込んでいかない限り、ムーブメントは民衆の生活過程に寄り添えないということである。いい加減さや杜撰さまでも包み込…
アフガニスタン支援国際会合が8日に東京で開催される。このこと自体もそれほど報道されていないが、6月27日に同志社大学の一神教学際研究センターなどが主催した「アフガニスタンにおける和解と平和構築」と名づけられた国際会議に政権側の幹部とタリバンの…
民意を反映するはずの議会が必ずしも民意を反映していないのは衆議院で消費増税関連法案が圧倒的多数で可決されたことからもわかる。何故、こんなことになるのかと言えば、国民主権といっても、主権は議会の議員を誰にするかの選挙に際して一票を投じること…
小沢一郎グループが民主党を離党した。衆議院議員が38人、参議院議員が12人の計50人が離党することになった。最初52人と発表されたが辻恵、階猛の二人が脱落したため50人となった。もともと消費増税法案で造反した衆議院議員は反対に投じた57人、棄権・欠席…
ジャーナリストの江川紹子が次のようにツイートしていることが私のタイムラインでは話題になっている。江川のツイートを拾ってみると、こんな感じになるのだろうか。 金曜日に首相官邸前でのデモを行った人たちと、今日、大飯原発前で機動隊員を相手に立ち回…
今日から牛のレバ刺しが居酒屋のメニューから消える。週末の金曜日、土曜日は牛のレバ刺しを提供する店には長蛇の列ができたようである。今朝のNHKの朝7時のニュースでは最初に小沢一郎の離党問題を取り上げ、次に取り上げたのは牛レバーの話題であった。 そ…