2012-06-01から1日間の記事一覧

原発被災者の「自殺」について考える

5月31日、100歳を迎えた新藤兼人監督が亡くなったことを新聞は伝えた。新藤兼人が凡百の「社会主義リアリズム」と一線を画した映画作家であったのは、新藤が人間を描くに際して「性」の問題から決して逃げなかった。新藤は人間が人間であり続けるための可能…