2012-08-16から1日間の記事一覧

歴史観について―壺井繁治と張志淵

日本の古典的な左翼というか、この場合、日本共産党と言っても良いのだが、二度の転向を許してしまう。例えば壺井繁治。プロレタリア詩人として作品を発表し続けながら、大東亜戦争が始まると戦争協力詩を書き出す。ここで一度目の転向を遂げるわけだが、戦…