2012-12-20から1日間の記事一覧

忌花学廃人篇 其の八

柿色の殺意を纏ふ宿酔 恋してももちろん冬がやつて来る 日の本の国家死すとも雁渡る 父なれば小春日和の呆け悲し 国破れ裸婦の舞ひ散る神無月 胸反らし脚震はせて聖誕祭 武器ひとつ黒衣に秘めし冬薔薇 凩や乳房に埋まる夜の棒 極めつつ堕落奈落の落葉焚 擦れ…