【文徒】2014年(平成26)3月24日(第2巻53号・通巻255号)

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1)【記事】海堂尊本屋大賞批判に頷く
2)【記事】新聞は高齢者のメディア?
3)【記事】ジェフ・ベゾスの「ワシントンポスト」改革
4)【記事】長谷川幸洋VS二木啓孝
5)【本日の一行情報】
6)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】海堂尊本屋大賞批判に頷く

海堂尊本屋大賞を売上低下傾向に拍車をかける「伐採商法」だと痛烈に批判しているが、私も本屋大賞に疑問を抱く一人である。私もまた本屋さんは大好きなのだが、本屋大賞は嫌いなのである。というよりも私が大賞に相応しいと認めるのは第一回の「博士の愛した数式」だけである。小説の魅力がこの程度のものと思われたくないということである。
「…本屋大賞は売れているではないか、という反論があるかもしれませんが、それは本屋大賞に選ばれた一冊だけのことであって、小説全体を見れば、却って地盤沈下させてしまっているわけです。なぜなら『本屋さんが一番売りたい本』があれば、それ以外の本は『本屋さんがそんなに売りたい本ではない』というメッセージになってしまうからです。すると読者は本屋大賞受賞作だけ読めばいい、と思っても不思議はありませんし、他の本は、本屋大賞以下なので読む価値がない、とみなす人も出てくるでしょう」
本屋大賞による「伐採」によって、本来であれば、もっと真剣に取り組むべき「植林」が軽視されていると海堂はつづける。
本屋大賞の本が百万部売れたとしても、本屋さん全体が総力を挙げて売るわけだから当然です。その裏側で『本屋さんが一番売りたい本ではない』本が、次々に討ち死にしていくわけです。本来、出版業界というものは本来、植林していかなければ滅びてしまうのに、本屋大賞は伐採商法なのです」
http://author.tkj.jp/kaidou/2014/02/post-81-2.php
今年の受賞作は和田竜の「村上海賊の娘」(新潮社)で決まり、だよね。広告会社の影も気になるところだ。ちなみに第4回広島本大賞は小山田浩子の「工場」(新潮社)に決定。広島在住の小山田の芥川賞作品ではなく、第一作品集を選んでいる。
https://www.facebook.com/hiroshimabontaisho/posts/833587403334705

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2)【記事】新聞は高齢者のメディア?

日本新聞協会広告委員会による「2013年全国メディア接触・評価調査」。新聞を読んでいる人は83.6%。電子版の新聞を読んでいる人は7.7%。紙と電子版を併読している人は6.3%。新聞社が発行する電子版の認知度は49.2%。
http://mainichi.jp/select/news/20140319k0000m040165000c.html
もちろん、次のような指摘も当然のごとく出て来る。
「…『新聞を読んでいる人は83.6%』と言われても、どういった母集団を想定しているのかわからず、どう捉えるべきかよくわからない。新聞購読者が83.6%と言われても、回答者の多くが高齢者であれば『まあ、そんなもんかな』と思うし、逆に相当数の若者も回答していて、日本の成人の世代構成を割と的確に反映しているならば『それは多いな』と思う。今回の調査に関しては、あくまで私見だが、恐らく前者だと思われる」
http://blogos.com/article/82637/
電子版の認知度が約5割であるにもかかわらず、利用者が7.4%に過ぎないのも同じ理由によるものなのだろうか。
http://www.j-cast.com/2014/03/19199683.html

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3)【記事】ジェフ・ベゾスの「ワシントンポスト」改革

ワシントン・ポストの社主となったジェフ・ベゾスが動き始めたようだ。地方紙とのパートナープロジェクトを打ち出したのだ。田中善一郎は次のように書いている。
「提携する地方新聞の有料購読者が、ワシントン・ポストの有料デジタル記事(pay wall内の記事)を無料でアクセスできるようにする」
「6新聞の有料購読者数の総計が約150万人である。つまりWPの有料デジタル記事のリーチが一気に150万人も拡大することになる。pay wall(課金の壁)内に置かれた記事は、閉ざされたリーチのためにデジタル広告料金が抑えられたり、購読者が限られるため影響力が低下する心配があった。こうした心配をまず払しょくさせたいのだろう」
やはりキイワードは資本の垣根を越えた「同盟」であり、「無料」であるということだ。田中も予想しているが、アマゾンのプライムの有料会員やSpotifyの有料会員に無料で提供するのであれば、ワシントン・ポストはマスメディアとして生まれ変わることだろう。
http://blogos.com/article/82650/

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4)【記事】長谷川幸洋VS二木啓孝

東京新聞長谷川幸洋が日本BS放送二木啓孝を批判している。長谷川はジャーナリストF氏と名指しを避けているが、誰が読んでもF氏は二木である。二木は東京新聞の「新聞を読んで」に寄稿し、長谷川が同紙の「私説」において集団的自衛権容認の文章を「政府与党が喧伝するそのまんま」と批判したことに端を発している。両者の激突対談を東京新聞なり、「現代ビジネス」なりで実現してくれないものだろうか。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38728
小松田健一はツイッターで次のように述べている。
集団的自衛権を肯定した弊社の論説コラムへ今も一部読者から非難囂々らしい。社論に沿わない言論に紙面を出すというのは、言論の多様性が保たれている証左だと思うのですが。異論を一切許さない編集方針では、息苦しくてたまりません」
https://twitter.com/kenkoma

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5)【本日の一行情報】

双葉社のスキー専門誌「Bravoski」、「FREESKIING」、スキー・スノーボード専門誌「FallLine」、アウトドア誌「SOTO」の編集を担っているのはキャストという編集プロダクションであることがわかる。編集者募集の求人広告だが、契約社員としての募集だ。給与が明記されていないということは、給与は決して高くはないのだろう。雑誌マーケットが縮小し、そのしわ寄せを最も蒙るのは編集プロダクション所属の編集者やフリー編集者である。
http://www.cast-inc.co.jp/news/133.html

博報堂博報堂グループの調査会社である東京サーベイ・リサーチは、共同でアジアにおけるマーケティングリサーチグループ「Cimigo Holdings」の株式を51%取得した。
http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/16375

◎「ナショナル・インタレスト」に寄稿したアメリカの海軍大学教授ジェームズ・ホームズは日中戦争の可能性を否定しない。
「日中間では、欧米人が取るに足りないと見なす問題を巡り戦争が勃発する恐れがある。それは同盟戦争になるだろうし、大規模で、悲惨で、長期にわたる戦争にならないとも限らない。
日米同盟は、その戦争の初期段階では堅固に見え、同盟内部の奥深くの亀裂を覆い隠しているかもしれない。しかし、戦闘が長引き、米国の決意が揺らいで、こうした亀裂が表面化するようなことがあれば、日米同盟は瓦解するかもしれない。これらは、忌まわしい事態に至る前に、今の同盟国間で明確化しておくに値する問題である」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40190

日本ペンクラブは、児童ポルノ禁止法改正を名目とした言論表現規制に反対する声明を発表した。
http://blogos.com/article/82606/

◎10年目を迎える「Animelo Summer Live 2014 -ONENESS-」が8月29日(金)、30日(土)、31日(日)の3日間、さいたまスーパーアリーナで開催されるが、これを記念してMOOK「アニサマぴあ 2014」が刊行されることになった。ぴあブランドの出版はチケットとともにあってこそ、そのブランド力を最大に生かせる。
http://ure.pia.co.jp/articles/-/21557

◎宝島社の女性ファッション雑誌「GLOW」は、イオンリテールの運営するレディスファッションブランド「ぺルソデア」をプロデュースすることになった。宝島社はイオンとの結びつきは強固だ。「リンネル」や「InRed」とも組んだことがあるし、「大人のおしゃれ手帖」とも組む予定だという。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000005069.html
宝島社は「雑誌販売部数、業界トップシェア」であると胸を張るが、日本雑誌協会に加盟していないアウトサイダーである。

学研教育出版は、この三連休に銚子電鉄と組んで体験型教育イベント「ラボ・トレイン」を開催した。
http://www.gakken.jp/labtrain/

ミクシィのハンティングRPGモンスターストライク」の利用者が400万人を突破した。
http://app.famitsu.com/20140319_337252/

◎岩田均の「寄生獣」(講談社)がテレビアニメ化される。10月から日本テレビ系列で放送開始。
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-22622.html
コミックスの販売に再び火のつく予感。

キリンビールは、キリン横浜ビアビレッジ内のパブブルワリー「スプリングバレー」で、キリンビール公式Facebookアカウントと連動した「キリンビール カンパイ会議」というオンラインコミュニティから生まれたシーズンビール「YOKOHAMA〜港の風薫る生〜」を期間限定発売する。こういう話を聞いていて思うことがある。例えば女性誌の読者コミュニティから女性のための究極のビールを生もうという発想は出て来ないものなのだろうか。それは一誌だけできなく、会社の垣根を越えた何誌かが組んで、各誌の読者コミュニティから生まれた「アンアン」ビールであったり、「VERY」ビールであったり、「オッジ」ビールであったりすれば、大きな話題を呼ぶと思うのだけれど。
http://digitalpr.jp/r/7072

帝国データバンクの「広告関連業者の倒産動向調査」によれば、2013年の広告関連業者の倒産件数は前年比7.7%減の205件で、2年ぶりに減少。リーマン・ショック後のピーク時(258件)と比較すれば約2割減となった。ただし負債規模別に見ると、「5000 万円未満」は2年連続で増加。すなわち新聞や雑誌など「紙」をメインとしたり、販促ツールなどを手がけている小規模業者の倒産の構成比は上昇傾向にある。
「『IT化に伴い得意先において内製化が進んだことで受注が減少』したことを倒産原因にあげている業者もあり、IT環境の充実による受注環境や媒体環境の変化が、従来型の媒体を扱う中小零細業者の倒産につながっている可能性がある」
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p140306.pdf
一昔前まで広告代理店はデスクと電話さえあれば喰って行けたんだよなあ。

KADOKAWAは、内外薬品とアニメ「ケロロ軍曹」のコラボ商品の第2弾として4月26日より「☆ケロロ☆×ケロリン ラバーマスコット付1/6桶ストラップ」と「☆ケロロ☆×ケロリン 根付」を発売開始。コレ売れるよ。
http://news.ameba.jp/20140319-548/

講談社は隔月刊の「ITAN」と月刊の「別冊少年マガジン」の電子版を4月より紙版と同時に電子書籍書店で配信することになった。
「2013年の国内コミック市場は3669億円で前年比2.6%減となった。単行本が3年ぶりのプラスで2231億円(1.3%増)と好調だった一方で、コミック雑誌は8%減の1438億円だった。コミック雑誌は3357億円だった95年のピーク時から18年連続のマイナスとなり、9年で4割も縮小している」
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO68528170Z10C14A3000000/

◎一審では幸福の科学側請求を棄却していたにもかかわらず、東京高裁は「週刊文春」の記事は名誉毀損に当たるとして文藝春秋に400万円の賠償と謝罪広告を命じた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/19/kiji/K20140319007806720.html
信じられないような判決である。週刊誌ジャーナリズムが根幹から揺さぶられている。

◎出版社にとって耳の痛い話である。
「そういえば同じ堀江氏の著作でも、ビジネス本や自伝にはゴーストライターとおぼしき人物のクレジットがある場合が多いのに、『拝金』『成金』の2冊にはそのような記載はない。
その辺りを考え合わせると、堀江氏の小説でのゴーストライター起用は佐村河内問題と同じような構造にあり、出版業界の慣習に照らしても明らかにルール違反といわざるを得ない。
しかし一方、出版業界においては、堀江氏に限らず、このようにルール違反なはずの小説でのゴーストライター起用が増えているという事実があるようだ」
http://biz-journal.jp/2014/03/post_4418.html

◎日本統治下の1931年に日本人・台湾人・先住民の混成チームで甲子園出場を成し遂げた嘉義農林高校を題材とした「KANO」が台湾で大ヒットしている。
http://www.youtube.com/watch?v=pmG6LuRxilw
主演は永瀬正敏霧社事件を取り上げた「セデック・バレ」の監督ウェイ・ダーションがプロデューサーをつとめている。ウェイ・ダージョンはエドワード・ヤンの弟子筋にあたる。それだけでも一日も早く見たくなる映画である。
http://www.cinematoday.jp/page/N0061558?utm_source=gunosy&utm_medium=feed&utm_campaign=xchg

電通は日本市場で培ってきた強みであるエンタテインメント、スポーツ関連コンテンツなどのプロデュース業務を、アジアを中心に海外輸出すべく専門組織「Dentsu media Creative Content」を4月1日に発足させる。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/pdf/2014025-0320.pdf

幻冬舎主催セミナー「追加開催!利回り10%超! いま注目のグリーン投資減税で実現する『太陽光発電事業による節税対策』入門」。こう謳っているけれど、厳密には幻冬舎メディアコンサルティングの主催。直木賞作品の版元でもある幻冬舎の出版業界における信用力=ブランドイメージを利用して、相当エグい商売を繰り広げている。
http://www.seminarjyoho.com/course_show_80800.html

◎「マンガボックス」は、300万ダウンロードを記念して講談社の「週刊少年マガジン」2014年15号(3月12日発売)に掲載された、ほぼすべての作品を3月25日まで無料配信している。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1403/19/news111.html

◎日販は米の「PLAYB0Y」創刊号の復刻版を取引書店に導入を促進する。「PLAYB0Y日本版」の創刊号が復刻されないかなあ。オレ、当時、書店に駆けつけたときは売り切れで買えなかったという苦い想い出があるのよ。
http://www.dreamnews.jp/press/0000090306/

◎遂に新聞も不正アクセスの餌食にされた!?西日本新聞のホームページが不正アクセスにより改竄された可能性があるそうだ。
http://www.sanspo.com/geino/news/20140320/tro14032001490001-n1.html
西日本テレビでも不正アクセスが発覚。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/20/kiji/K20140320007813340.html
出版業界も負けてはいない?KADOKAWAが1月につづき不正アクセスの餌食となった。
不正アクセスを受けた期間は公表していないが、これによりフィッシングメールを送信する"踏み台"にされた可能性がある。現在同社は、KADOKAWAオフィシャルサイトを閉鎖して調査を行なっているという」
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/22/039/

◎ミュージシャンのROLLYが、仲村佳樹のマンガ「スキップ・ビート!」(白泉社)のキャラクター・ローリィ宝田に扮したポスターが全国の書店に登場。
http://mantan-web.jp/2014/03/20/20140319dog00m200071000c.html

◎韓国で同国最大のポータルサイトを運営するNAVERの株価が急上昇し、 時価総額では、財閥系大手企業と肩を並べるほどに成長した。当然と言える。NAVERはLINEの親会社なのである。つまり、LINEは韓国系日本企業なのだ。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20140320/1125144/?rt=nocnt

◎2013年の世界のモバイル広告支出額は179億6000万ドルに達し、前年の2倍以上に成長した。企業別シェアは、米Googleが49.3%で首位、2位は米Facebookで、シェアは17.5%、米Twitter(シェア2.4%)、米Pandora Media(同2.1%)、米YP(同2.1%)、米Millennial Media(同0.8%)と続く。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140320/544882/

◎BS-TBSは、博報堂DYメディアパートナーズと組んで、スマホの番組専用アプリをダウンロードして楽しむホラードラマ&メイキング番組「スマホラー劇場」を3月31日(月)の深夜24時から特別番組として放送する。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000005544.html

◎岸田一郎のいつものパターンだ。「MADURO」創刊準備号が刊行された。ターゲットは「LEON」の卒業生。
http://www.asahi.com/and_M/fashion/SDI2014031929441.html

◎光文社の女性ファッション誌「VERY」に内閣広報室から取材要請の電話がかかる。そうか!アッキーは「VERY」の読者に違いない。
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032001002021.html

佐村河内守の「交響曲第一番」を出版した講談社による「お詫びとお知らせ」。
当時の編集責任者、編集担当者だけでなく、当時の編集責任者、編集担当者および著者である佐村河内守本人にも面談し、事情聴取を行ったという。そこで佐村河内は「本に関して、ゴーストライターはいません」と語っている!
http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/samura.pdf

河合楽器製作所はクラシック楽譜販売最大手の全音楽譜出版社の全株を取得して、同社を完全子会社化へ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014032000807

三省堂書店は、店頭での電子書籍販売サービス「デジ本(デジポン)」の拡張機能として、紙の書籍を買うと、電子書籍ストア「BookLive!」で電子書籍が読めるクーポン券を自動的に発券できる、「デジ本プラス(デジポンプラス)」サービスを、3月下旬より本格的に開始する。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140320/prl1403201407066-n1.htm
雑誌の定期購読者に電子版をサービスするというところまで、あと一歩なんだよなあ。

諫山創進撃の巨人」(講談社)のチーフ編集者を務める川窪慎太郎が紹介されている。現在、31歳。諫山とは入社1年目からの付き合いだそうだ。
http://www.townnews.co.jp/0203/2014/03/21/229790.html

◎「ViVi」5月号は20周年を迎える「美少女戦士 セーラームーン」とタッグを組む。ローラのコスプレに加え、附録は武内直子のイラストを使った特製レザーポーチだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140321/prl14032111280018-n1.htm

JR東日本の「Suicaポイントクラブ」のWebサイトに対して大量の不正ログイン攻撃があった。3月16日17時7分以降に通常にはない約92万件のログイン失敗があったという。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1904K_Z10C14A3000000/

◎台湾の学生たちが「国会議場」を占拠した理由。
http://www.slideshare.net/noexcuse/ss-32581194

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6)【深夜の誌人語録】

石橋を叩いて渡るというが、石橋を叩きすぎて石橋が崩壊することもあれば、目指すべき向こう岸の景色が一変していることもあるだろう。改革に石橋の叩き過ぎは禁物である。