【文徒】2014年(平成26)5月7日(第2巻82号・通巻284号)

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1)【記事】「美味しんぼ」が描く「福島の真実篇」における雁屋哲の覚悟
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】「美味しんぼ」が描く「福島の真実篇」における雁屋哲の覚悟

行動する保守」として知られている瀬戸弘幸小学館を訪問したそうだ。「美味しんぼ」で福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す描写に対してのものらしい。瀬戸はブログで次のように書いている。
「…昨日小学館を訪問しました。全くのアポなしでしたが、『福島県からやってきました。』と受付で伝えると、それだけでどのような目的でやって来たのか、受付の女性は理解した。昨日の各紙の朝刊でこの事件が取り上げられていたからでしょう。
小学館は現在本社を建て直ししているので、幾つかに機能が分散していた。昨日行ったのは勿論抗議の意味を込めてですが、とりあえずは面会できた二人の男性に対しては次のことを伝えた。
1、今回の問題で小学館に対しての抗議行動を近く行う、その時に質問状や謝罪の要請文を提出したいが、受け取って頂けるのか?
2、ただ受け取るだけではなく、参加者の中から何名かと話会いに応じていただけるのか?
この二つに関しての小学館の回答は、質問状や謝罪の要請文に関しては受け取ることを承諾した。つまり無視することだけはしないと約束を取り付けた。また、応接間において代表者と数名との話し合いにも応じるとの回答だった」
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53042248.html
小学館の「ビッグコミックスピリッツ」編集部は「美味しんぼ」に関して、公式ツイッターで次のように表明している。
「4月28日発売号の『美味しんぼ』作中における鼻血や疲労感の表現につきまして、多数のご批判とご意見を頂戴致しました。編集部へのお電話、ツイッター、メール等々でお寄せ頂いた内容すべてを真摯に受け止め、今後の誌面作りに活かしてまいります」
「皆様からご意見を頂戴した4月28日時点で既に次号は制作済みであったため、5月19日発売の25号と小誌公式HPにて、識者の方々のご見解やご批判を含むご意見を集約した特集記事を掲載する予定です。『美味しんぼ』本編と合わせてご覧頂ければ幸いです」
「また、皆様から頂戴いたしましたツイッター上でのご意見に個別にご返答ができず、誠に申し訳ありません。今後とも、読者の皆様のご意見、ご感想をぜひお聞かせいただければと存じます。ご指導ご鞭撻のほど何とぞよろしくお願いいたします」
https://twitter.com/spiritsofficial
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20140502-OYT1T50119.html?from=ytop_main8
今年の1月にオーストラリアの「日豪プレス」でインタビューに答えて、「美味しんぼ」の原作者である雁屋哲は次のように語っている。
「残酷な言い方になるけど、あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった。でも、僕たちが住んでいる人に出ろとは言えない。『福島の食べ物を食べて応援しよう』というキャンペーンもありますが、これもどうかと思います。仮に市場に出回る食品自体は大丈夫だとしても、土の汚染はすごいですから。農作業中は、土が肌に触れたり、器官から吸い込んでしまったりもします。そういう意味では農作業に携わる人の被ばく量はものすごいものになります。ただ、11年に各地で高い線量が検出されたり、翌年には米の作付が禁止されたりしましたが、僕は福島で一番問題なのは漁業だと思いますね。これから先、何十年経っても漁業復活は無理なのではないかと思います」
http://www.google.co.jp/url?q=http://nichigopress.jp/interview/%25E3%2580%2590%25E3%2583%25AB%25E3%2583%259D%25E3%2580%2591%25E5%258E%259F%25E7%2599%25BA%25E5%2595%258F%25E9%25A1%258C%25E3%2582%2592%25E8%2580%2583%25E3%2581%2588%25E3%2582%258B/51415/&sa=U&ei=m0ljU5SfIMe-kQXWy4CoDw&ved=0CB4QFjAA&sig2=fxPvLSEMVE2IPs69syYJPw&usg=AFQjCNGyvyrjDeZhs8MSF9lPBdAwaTLrJQ
これは雁屋が1年間にわたって「心身共にくたくたになるほど福島に打ち込んできた」結果、辿り着いた自分自身の考え方であろう。しかし、雁屋は「美味しんぼ」において自らがどう思ったか、考えたかは露骨に表明していない。雁屋はブログ「雁屋哲の今日もまた」2013年2月14日で次のように書いている。
「『美味しんぼ』の福島篇では、私がどう思うかを表明することは止めにする。反原発であるとか、原発推進であるとか、そのようなことを漫画の中で言うのは止めた。そのような、一つの意見で漫画全体に色を付けてしまうと、なにやら、宣伝パンフレットみたいになってしまう恐れがある。一つの考えを読者に押しつけるのも嫌だ。で、私は、今回の『美味しんぼ』福島篇は『福島の真実篇』とした。私が見てきた福島の真実を、その真実の姿だけを書く。それに対してどう考えるか、それは読者にお任せする。私は読者が色々と物を考えるための材料を提出しようと思うのだ」
http://kariyatetsu.com/blog/1568.php
今回の「騒動」についても5月4日付のブログで、次のように言い切っている。
「『美味しんぼ 福島の真実篇』、その22で、鼻血について書いたところ、色々なところで取り上げられてスピリッツ編集部に寄れば、『大騒ぎになっている』そうである。(中略)その23、特にその24ではもっとはっきりとしたことを言っているので、鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない」
http://kariyatetsu.com/
私は「野望の王国」を支持したようにイデオロギーを超えて「美味しんぼ」を支持したい。

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2)【本日の一行情報】

◎生徒用タブレット東京オリンピックの開催される2020年度までに一人一台が実現されることを見据えてのことなのだろう。大日本印刷株式会社は、生徒がデジタルペンで紙に書いた文字・図形などをデジタル化し、教師のパソコンやタブレット端末に加え、生徒同士のタブレット端末でも共有できるシステムを開発した。教育向けタブレット端末販売大手のダイワボウ情報システムなどのICT関連製品の販売会社と連携し、2014年6月に発売開始し、2014年度までの累計で2000校の導入を目指す。
http://www.dnp.co.jp/news/10098479_2482.html
教育に関わる出版領域ではデジタル化が一気に進みそうだ。

◎学研電子ストアが、ブックビヨンドと名前を変え、今では学研以外の電子書籍も配信している。
http://bookbeyond.jp/

◎「eBookJapan」は、宮崎県の情報誌「Jaja」を無料配信している。宮崎市出身の東村アキコのマンガ「メロポンだし!」が読める。
http://www.the-miyanichi.co.jp/horou/_5500.html

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、ブラジルの独立系としては最大規模を誇る広告会社「NBS」の株式70%取得する。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/0501-003722.html

◎次のように書くジャーナリストとやらは安倍晋三の過去の発言を知っているのだろうか。安倍を政治家として、あまり貶めないほうが良いだろうし、安易な反米を煽れば、煽るほど、得をするのは中国だというリアリズムぐらいは頭の片隅に置いておくが良かろう。
「それどころか、オバマ氏は、朴氏との共同記者会見で、慰安婦問題について『恐ろしくて、おぞましい人権侵害だ』『(慰安婦の女性らの)声を聞き、尊重されなければならない』と、一方的に韓国の肩を持つ仰天発言までした」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140501/plt1405011140002-n2.htm
安倍は平成19年4月26日米国連邦議会議員との会談で次のように「真意」を述べている。
「本日は折角の機会なので、慰安婦問題について一言念のために申し上げたい。私の真意や発言が正しく伝わっていないと思われるが、私は、辛酸をなめられた元慰安婦の方々に、個人として、また総理として心から同情するとともに、そうした極めて苦しい状況におかれたことについて申し訳ないという気持ちでいっぱいである。二〇世紀は人権侵害の多い世紀であり、日本も無関係ではなかったが、そのような認識に立って二一世紀が人権侵害のないより良い世紀になるよう、日本としても全力を尽くしたい」
http://www.s-abe.or.jp/history
安倍とオバマの発言にさしたる違いはないのである。安倍が問題にしているのは「強制性」の問題である。

◎米ツイッターの今年1〜3月期決算を発表。純損失は1億3236万ドル(約135億円)と前年同期の2702万ドルから大幅に増大した。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201404/2014043000118&g=int

◎アマゾンのスマホは、こんな感じになるらしい。
「写真によればこのデバイスは裏表とも黒で、エッジはマット仕上げで金属かプラスチックかは確認できない。表側はいろいろな点でGalaxy Sシリーズによく似ている。面取りした垂直の側面はiPhone 5的だ。全体としてiPhone4、5とGalaxy Sシリーズを混ぜあわせたようなデザインで、あまりオリジナリティは感じられない」
http://jp.techcrunch.com/2014/05/02/20140501amazons-smartphone-design-reportedly-leaks-looks-like-a-galaxy-s-crossed-with-an-iphone/
あまりオリジナリティは感じられないというけれど、ユーザーがアマゾンのスマホに求めるのは斬新なデザインではあるまい。

◎「風になった伝書猫 猫と人の魂が交差する物語」は作曲・編曲家の田村元が実話をベースにして書き上げた小説だが、35社の出版社に断られ、手作り本を作成し、自ら多摩川沿いの書店に営業をはじめる。その結果、東京都書店商業組合の有志や多摩川沿いの書店10店舗が協力し、出版が実現した。これに着目したKADOKAWAが新装版を全国発売する。全国発売されるまでの過程に共感が集まれば売れるんだろうな。私には違和感があるけどさ。
http://www.kadokawa.co.jp/company/release/detail.html?id=2014200661

幻冬舎総合財産コンサルティングが定員10名の無料セミナーを開催するというけれど、この手のセミナーは営業の第一歩。それを10名限定で開催するというのだから、クワバラ、クワバラ。
http://gentosha-tac.com/archives/4509

電子書籍経験者がなぜ電子書籍を読むのかと言えば「無料で入手可能な電子書籍/雑誌がある」(58.9%)、「持ち歩きに便利」(35.3%)、「読みたい電子書籍/雑誌がある」(34.3%)、「電子書籍/雑誌の値段が安い」(21.2%)という順位。一方、未経験者でこれから読みたいと考えている人が何故そう考えるかと言えば「持ち歩きに便利」(66.2%)が圧倒的に多く、コンテンツ入手性にかかわる選択肢は「無料で入手可能な電子書籍/雑誌がある」が28.6%、「電子書籍/雑誌の値段が安い」が15.4%という結果になったそうだ。こうした調査結果を踏まえ、インターネットコム編集部は次のように結論づけている。
「同じ電子書籍というメディアについての質問であるにもかかわらず、経験者はコンテンツ入手性を評価し、未経験者は機能性に期待してた。この相違を理解した上で電子書籍の利用を希望している層に働きかければ、実際の利用に一歩踏み出してもらえるかもしれない」
http://internetcom.jp/research/20140502/1.html

◎これ、ありそうな話で笑える。<「領収書下さい。『集英社』で」 「どういう字でしょうか?」 「集まるに英語の英に会社の社です」 「かしこまりました」 『集A社』 「あっそういう事じゃないです」>
http://inagist.com/all/461910042329899009/

東急エージェンシーは、産業技術総合研究所の技術サポートを受け、大規模顧客データを保有している企業向けに顧客の購買行動を予測(消費者が購買するに際しての「癖」などを推測する)、メールやスマートフォン・アプリで購買行動に適合した販促情報を配信することを可能にするソフトウエア開発に着手。発売は14年度内を予定。価格は数百万円程度とビッグデータ解析ツールとしては低価格を目指す。
https://www.tokyu-agc.co.jp/news/2014/release20140502.pdf

◎謎の呪文から始まるのは、資生堂の「ザ・コラーゲン ジュエルスパークリング」のCMに 平愛梨と一緒に登場のはmoumoonのYUKAである。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/newsdwango_7077

学研教育出版はインドの国立理科系大学・インド工科大学ボンベイ校が作った数字を使ったゲーム「ゼロサム」(1620円)を書店で発売した。
http://www.gakken.jp/koho/
インドは私立学校の7割が「スマートボード」と呼ばれる電子黒板型の教育機器を導入しているが、そうしたデジタル教育の場に学研流の体感型教材を持ち込んでのアナログ教育が受け入れられている。そうした繋がりから「ゼロサム」は生まれたのだろう。

◎美容雑誌「マキア」(集英社)は、創刊10周年を記念してカメラアプリ「マキアプリ」をリリース。自分の欠点を客観的に判断できる自分撮りと、美白・美肌などで画像を加工するブラッシュアップ機能を搭載し、マキア表紙デザインもフレーム合成でき、「なりきり表紙モデルコンテスト」も実施している。しかし、重要なのは編集部からの最新美容情報が届けられ、マークのついた百貨店やショップのポップ、雑誌本体に画像リーダーをかざすと、製品の詳細やお得情報を入手できることだ。
http://www.fashion-headline.com/article/2014/05/02/6086.html

SNS広告のトラブルが増加中。国民生活センターはこんな事例をあげている。
「…1回300円でダイエット用サプリメントのお試しができると書いてあり、サプリメント2種類を注文することにした。連絡先やクレジットカード番号を入力し決済した。その後、受注メールも何もないまま、外国から注文品が届いた。さらにその数日後、また荷物が届いたが開封しないでいた。クレジットカードの利用明細を見て、注文したサプリメントの代金600円以外に12,000円と6,000円の請求があがっていることに気づいた。定期購入になっていたらしい。SNSサイトで調べても、そのサプリメントを購入した際のホームページを見つけられない。商品の発送伝票には外国の住所らしき記載はあるが、電話番号の記載がなく、連絡ができない。どうしたらよいか」
「SNSの広告で「しわ取りクリームのサンプルが400円で買える」とあるのを見て注文し、クレジットカードで決済した。外国から封筒に入ったクリームが2個届いた。最近クレジットカードの明細書に、サンプルの注文日だけでなく、別の日の利用としても約20,000円の請求もあがっていた。1回しか注文していないのに2回分の注文になっており、定期購入になっていたようだ。広告や注文時の画面を残しておらず、販売している事業者のホームページも検索できない」
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140424_1.pdf
女性ファッション誌の広告は安心、安全を売りにして、なおかつ店頭と結びつくことによってSNS広告に対抗したい。店頭とむすびつくためにはデジタル戦略が欠かせないのである。

防衛ゲーム「LINE レンジャー」のダウンロード数が世界累計 1,000 万件を突破。
http://www.4gamer.net/games/249/G024935/20140502040/

◎LINEの公式アカウントに、AKB48グループのアカウントが登場し、総選挙で選ばれる選抜メンバー上位16人のLINEスタンプが作成されるそうだ。
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11838544527.html

ドワンゴが3D投稿サービス「ニコニ立体」を開始した。
http://blog.nicovideo.jp/3d/2014/05/post-1.html

電通は、ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供するワイヤレスゲート、OOHメディア・ソリューション、シーエスと共同で、「無線LAN環境構築支援プロジェクト」を推進する。その第一弾としてJR秋葉原駅前に新たに設置される屋外広告(柱巻き広告)と無料Wi-Fiを連動させる「アキバWi-Fiシリンダー」を開発し、販売を開始。これはスマホなどを使用して屋外広告エリアから広告主サイトへのアクセスを直結させることで、屋外広告の価値の向上を実現する。オフラインtoオンラインの流れだよね。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/0502-003723.html
雑誌にしてもスマホを取り込まない限り、時代から置いてけぼりにされよう。

◎「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」がドキュメンタリー映画ファルージャ」を監督した伊藤めぐみに決定。第一回に相応しい選考だ。高山文彦フェイスブックで次のように書いている。
「選考は最相葉月藤田博司船戸与一、野中章弘、吉田敏浩各氏の議論によって決定しました。そばで見守っている私にも、その白熱の議論に胸が熱くなりました。自信をもって全世界に送り出せる作品です!」
http://www.mymf.or.jp/contents/prize.html

◎ゲーム情報サイト「4gamer」の運営会社Aetasの親会社ハーツユナイテッドグループ(HUG)、KADOKAWAドワンゴの3社はゲーム情報サービスに関わる新会社「リインフォース」を設立した。
http://mantan-web.jp/2014/05/02/20140502dog00m200047000c.html

エニグモは、世界中の本やコンテンツをクラウドソーシングで翻訳し電子書籍で販売するプラットフォーム型サービス「BUYMA Books(バイマブックス)」をオープンしている。
http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2014/04/press_20140407.pdf
世界中の著者、翻訳者、読者をつなぐ電子書籍プラットフォームであり、著者からすれば、初期コストなしで自分の本を翻訳して世界中に販売できるということなのだが、エニグモのバックはソニーなのだけれど、常識的に考えれば、無理な話なんじゃないの。

ニューズ・コーポレーションがハーレクイン・エンタープライゼスを4億5500万カナダドル(約423億円)で買収することになった。
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014050301000792.html

KADOKAWAの「月刊コミックフラッパー」6月号は「デンキ街の本屋さん」TVアニメ化を発表。
http://natalie.mu/comic/news/115761
アニメ化の数からしてもKADOKAWAがコミック出版の第4勢力となりつつあることがわかる。

幻冬舎メディアコンサルティングは企業出版に特化したオンリーワン企業として業界随一の500社の実績を有しているそうだ。しかし、こうも良いことだらけのデータが並ぶと、かえって嘘っぽく感じることはないのだろうか。
幻冬舎が独自に築き上げてきた150法人、5,000店舗のチェーン制度を網羅する特約店制度を駆使して全国に書籍を流通させることができます」「幻冬舎の企業出版では、電子書籍化サービスも提供。15ストアで電子書籍を販売することができます」「クライアントの中には出版効果で30億円のプロジェクトを受注したケースもあります」「出版によって、ブランド力がさらに向上し、出版前と比較して、売上が300%増加したクライアントもいます」「不動産コンサルティングの相談・問合せが40倍になったクライアントもいます」「初回契約期間は3年です。お申し出がなければ以降毎年更新されます」「クライアント1社に対して平均13名のプロジェクトメンバーで業務を推進」「原稿完成からクライアント提出まで社内のプロジェクトメンバー内で平均10回にわたって校正」「出版後、3ケ月に1回、販売報告を行います」
http://www.gentosha-mc.com/number/

日本合コン協会なんてあるんだ!しかも一般社団法人だという。会長は絵音。「えのん」と読む。タレントとして活躍する一方で、累計2000回以上の合コンに携わり、「合コン」をキーワードに様々なイベントやインターネットメディア事業を展開するビッグリボンの代表取締役である。そんな絵音による「『急に熱が出た』と言い出す女の本音」を主婦の友社が刊行した。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000002372.html
主婦の友社日本合コン協会はアンケート調査を実施した。その結果によれば4割以上の女性が初デートの約束をドタキャンした経験があることがわかった。ふぅ、男はつらいよ

集英社の「マーガレット」に連載中の「ひるなかの流星」(やまもり三香)と「earth JapanLabel」がコラボして、すずめとゆゆかのコーディネイトアイテムを発売した。
http://emae-jp.tumblr.com/

◎今年1月〜2月に代官山蔦屋書店で開催された「“BOOKS and STORE”STUSSY Livin’GENERAL STORE」が恵文社 一乗寺店 、スタンダードブックストア あべの、スタンダードブックストア 心斎橋で開催されることになった。
http://openers.jp/interior_exterior/product/news_stussy_45093.html

渡辺淳一が亡くなった。毎日新聞の訃報記事が一番印象に残った。
「夜の銀座で遊び、女性とのうわさも絶えなかった。常々、『僕の小説はある種“私小説”なんだ』と話していた。小説になった恋愛の核の多くは実体験ということだ。例えば、京都の女性と縁ができれば京都が舞台になる。その半面では、帯や反物の製作現場から取材するなど世界観を構築するための努力を欠かさなかった」
http://mainichi.jp/feature/news/20140506k0000m040026000c.html

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3)【深夜の誌人語録】

固い信念は深い絶望によって鍛えられる。