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1)【記事】KADOKAWA・DWANGOの社外取締役 麻生巖が注目されはじめている
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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- 2015.01.14 Shuppanjin
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1)【記事】KADOKAWA・DWANGOの社外取締役 麻生巖が注目されはじめている
「ニコ動」は「ネトウヨの温床」と評価されるに至ったか。「リテラ」は次のように書いている。
「ここで注目すべきなのが、麻生一族とニコ動との関係だ。麻生の長男はニコ動の会社であるドワンゴの会長・川上量生氏の遊び仲間で、ニコ動立ち上げプロジェクトの初期に携わっていた。そして、現在もニコ動の親会社であるKADOKAWA・DWANGOの社外取締役には、麻生の甥が名を連ねているのである」
http://lite-ra.com/2015/01/post-778.html
麻生の甥とは、麻生グループのトップをつとめる麻生巖のことである。九州の飯塚に行くとわかるが、セメントはもちろん、病院からホテルから不動産、スーパーに至るまで「麻生」である。
http://www.aso-corp.jp/message.html
しかも「株式会社麻生」は「ぎょうせい」を傘下に持つ。法令出版を手がけることで地方公共団体に食い込む、あの「ぎょうせい」である。
http://gyosei.jp/company/outline.html
「ぎょうせい」買収に関しては様々な噂が流れていた。
http://polestar.0510.main.jp/?eid=875898
http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1827495.html
ドワンゴはニコニコ町会議を実施しているが、ドワンゴが「ぎょうせい」と何らかのカタチで提携する可能性はゼロではあるまい。
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2)【本日の一行情報】
◎「紙の本と電子書籍では、どちらが好き?」という問いに「紙の本」と答えたのは72.7%、「電子書籍」と答えたのが27.3%であった。出版市場の3割を電子書籍が占めても、少しもおかしくない情況にあるということだ。
http://dmm-news.com/article/908248/
◎「iRONNA」で池上彰が一連の朝日新聞騒動について語っているが、雑誌に関しても、例えば次のように発言している。
「そういえば、週刊文春は『売国』という言葉を使って朝日の問題を報じましたよね。『売国』っていう言葉は、メディアとして使うべきではないと思います。
光文社のフラッシュでは『朝日新聞の社長を国会招致せよ』という見出しをつけた。出版社が政治介入を積極的に求めるってどういうことですか。要はフラッシュの記事をめぐって何かあったときに光文社の社長を国会招致せよって言われたら、どんな気持ちになりますか? そこですよね、私が言いたいのは。だからこそ、言論には言論でやりましょうと常々思うわけです」
http://ironna.jp/article/828
◎フジテレビは12月29日〜1月4日の週間平均視聴率では、ゴールデン、プライム2部門でテレビ東京を下回った。1月4日は全日も含めた3部門すべてでテレビ東京の後塵を拝した。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/354319/
◎トマ・ピケティの「21世紀の資本」(みすず書房)が今月中にも発行部数13万部を超えるという大ヒットとなった。これって、とんでもない数字じゃない! しかし、最後まで読み通すことのできる読者は何人いるだろうか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150110/k10014594681000.html
◎糸井重里がやってくれた!「吉本隆明の183講演」をフリーアーカイブとして公開開始。合計2万1746分(約362時間26分)に及ぶ。電子出版の可能性は、こういうところにある。
http://www.1101.com/yoshimoto_voice/index.html
◎文藝春秋の「本の話WEB」に連載されている「週末の旅は本屋さん」で、静岡県の谷島屋浜松本店を紹介している。中土居一輝店長は棚板にマスキングテープを貼り、手書きPOPを掲げているそうだ。
「谷島屋は、浜松市内に1872年に創業。静岡市にMARUZEN&ジュンク堂書店がある以外に、全国チェーンがあまり入っていない静岡県内で、最も多くの店舗を展開する老舗書店チェーンだ。浜松本店は、チェーン内でも最大規模を誇る旗艦店で、浜松駅ビルメイワンの8階のワンフロアを占める」
http://hon.bunshun.jp/articles/-/3087
◎日本出版者協議会に加わる晩成書房、緑風出版、水声社の3社がアマゾンに対して出荷停止をしつづけている件について、産経がレポートしている。いつもながら、こうしたテーマに関して、産経の取材は全国紙に比べて丁寧である。
http://www.sankei.com/premium/news/150110/prm1501100022-n1.html
◎フランチェスコ・ロージが亡くなった。「シシリーの黒い霧」「コーザ・ノストラ」「ローマに散る」などイタリアン・フィルム・ノワールとも呼ぶべき作品が忘れ難い。国際石油資本を正面から描いた「黒い砂漠」も好きだった。「エボリ」も美しかった。私からすればロージに比べると山本薩夫なんていう日本の映画監督は、ひ弱に思えた。対抗し得るとすれば、深作欣二なのだろうけれど。私にとって菅原文太とジャン・マリア・ヴォロンテは、義兄弟なんだよね。
http://www.asahi.com/articles/ASH1B7RD4H1BUCFI006.html
◎長岡弘樹の短編「迷走」が長岡自身の脚本でラジオドラマ化された。1月24日にNHK-FMで放送される。「迷走」は「傍聞き」(双葉社)に収められている。このドラマと原作本をパッケージメディアとして売ることはできないものなのだろうか。
http://www.cinra.net/news/20150111-meisou
◎資生堂は、「マキアージュ」春のプロモーションに、水原 希子を起用した新TVCMを1月21日より放映する。水原の起用は正しい選択だ。
http://www.fashion-press.net/news/14649
◎講談社が中国で発行している月刊マンガ誌「勁漫画」の新人賞の授賞式が北京市で開催された。金賞を獲得すると日本でマンガ研修を受けられる。
http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015011101001328.html
◎SNSの誕生によってメディアが「脱中心」化し、「分散型」となる可能性を佐藤慶一が「現代ビジネス」で論じている。「BBCは世界でいちばんツイートされるメディアでもある。その数なんと月間400万回」なんだそうだ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41680
「脱中心」化が進み、「分散型」が進んでいくと、ジャーナリズムを担う企業のあり方が変わらざるを得まい。ネットワーク型の企業を志向せざるを得なくなるということだ。
◎岡田斗司夫って9人も「彼女」がいるのかよ!同時に80人くらいの「彼女」がいたこともあったって!恋愛格差社会が深刻化しているというのに!
https://www.youtube.com/watch?v=qAfbdDWaTy4
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1501/11/news011.html
◎佐賀県知事選挙に落選した樋渡啓祐は日本ツイッター学会と日本フェイスブック学会の会長であった。選挙戦を前にツイッターアカウントを昨年12月に閉鎖していた。橋下徹大阪市長ほどの覚悟がなかったということである。そういう意味では落選して当然だったのかもしれない。
http://togetter.com/li/768223
ブログは「素浪人物語」に改題されていた。
http://hiwa1118.exblog.jp/
◎佐藤優が浦和高校時代に社青同協会派だったとは知らなかった。
http://diamond.jp/articles/-/64773
◎トレーニングジム「RIZAP」のテレビCMが話題になりそうだ。赤井英和が肉体改造し、2か月で7キロの減量に成功。体重が77.1キロから70.1キロ、ウエストは100センチから84.5センチ!少しは見習わなくてはなるまい。
http://www.cinematoday.jp/page/N0069644
◎「あの戦争から遠く離れて――私につながる歴史をたどる旅」で知られる城戸久枝が新潮社から「祖国の選択──あの戦争の果て、日本と中国の狭間で」を上梓する。これは買わなくちゃ。
http://www.shinchosha.co.jp/book/338071/
◎1999年時点では全国約2万2200店あった書店が、2014年時点では約1万3700店まで減少してしまったのは周知の事実だが、私からすれば、さして驚くべき現実ではない。コンビニの相次ぐ出店攻勢によって、中小零細書店は、雑誌という最大の「利益源」を破壊されてしまったうえに、アマゾンなどのネット書店の出現やそのアマゾンが牽引する電子書籍出版市場の急成長によって、更なるダメージを負ったことは間違いない。
私からすれば、それでも尚、1万3000店以上の書店が生き残っていることこそ「奇跡」に思えてならない。この「奇跡」は、「兼業書店」化を進めるなど、できる限り守っていかなければならないことではあるだろう。それでも10年後を想像するのであれば、生き残っている書店は多くて8000〜9000店ではないのだろうか。
http://104ka.net/news/en_45339/
◎通常は6万部の急進左翼系の風刺マンガ新聞「シャルリー・エブド」だが、今回は100万部を発行。何とグーグルや保守系の「ル・モンド」が資金援助していた!
「The newspaper said that it will print over 1 million copies this week, with financial help from Google, Le Monde and other organizations」
http://www.huffingtonpost.com/2015/01/12/charlie-hebdo-cover-je-suis-charlie_n_6458876.html
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3)【深夜の誌人語録】
話さずにいられないことは、必ずしも話すべきことではない。