【文徒】2016年(平成28)4月5日(第4巻63号・通巻750号)

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1)【記事】ワックが花田紀凱を弾劾!花田は「月刊HANADA」を創刊
2)【記事】表現の自由をめぐって「堺市VS日本雑誌協会日本書籍出版協会
3)【本日の一行情報】
4)【人事】ダイヤモンド社 4月1日付組織改編と人事
5)【人事】エムオン・エンタテインメント 4月1日付人事
6)【深夜の誌人語録】

                                                                            • 2016.4.5.Shuppanjin

1)【記事】ワックが花田紀凱を弾劾!花田は「月刊HANADA」を創刊

ワックが3月28日付で「月刊『WiLL』読者の皆様へ」を発表した。ワックの取締役までつとめた花田紀凱を弾劾する文章だ。
〈はじめに、株主総会議事録から花田氏の取締役解任に関する部分を引用します。
花田紀凱氏は当社の承認なくして、当社が発行する月刊誌『WiLL』につき、当社所属の編集部員全員を株式会社飛鳥新社に移籍させ、自らも編集長として同社に移籍し、"New WiLL" なる名称で平成28年4月以降『WiLL』に類似する月刊誌を株式会社飛鳥新社において発行させようと企て、当社の取締役在任中に人材の勧誘その他の準備作業を行っている。かかる行為は、明らかに取締役の競業避止義務並びに善管注意義務及び忠実義務に違反する行為である。
よって、同人を取締役から解任すべく議場に諮ったところ、満場一致をもって賛成可決されました。」
以上は、直近の花田氏の行動とその責任を問うものです。
次に花田氏がこうした行動に出た背景につきご説明いたします。一言でいえば会社の経営方針に従わないこと。業務命令違反です。
一、まず、際限ない増ページについて。『WiLL』は特別号を除いて256ページが適正頁ですが(最初は240ページ)その後、増ページが常態化しピーク時には334ページに膨らみました。およそ100ページ増です。当然印刷費、用紙代はもとより、原稿料等も嵩み雑誌の収益を圧迫したのです。金額にすると年間約三千万円以上の損失になりました。
編集の内容でみれば、本来の『WiLL』にそぐわないエンターテイメント系の連載が増えつづけました(AV監督の人生相談、爆笑問題の対談、等々)。
社としては経営上の問題として、二年前より適正ページに戻すように再三申し入れたのですが、言葉をにごすばかりで聞き入れられませんでした。昨年やっと減頁に踏みきったのですが、わずか24ページにとどまりました。
一、編集経費について。年間、千五、六百万円をほぼ花田氏が一人で費消していたので、削減を申し入れました。しかしながらこれもまた聞き入れられませんでした。媒体の性質にもよりますし、花田氏は役員でもあるのでプラスアルファ分をみてもその二分の一が小社の適正範囲と考えます。
一、昨年は『WiLL』創刊十周年ということで「評論新人賞」なるものを設けました。本来なら社業として執り行う性質のものにもかかわらず編集部のみで実行、受賞式の日程などにつき他の部署のみならず社長にも綿密な連絡をとらぬままでした。本来、この種の「賞」は出版社にとりましては社を挙げて展開するイベントであります。独断専行、私物化と言われても仕方がないでしょう。
一、他業と本業とのバランスを欠く。花田氏はWeb番組のレギュラー番組二本、紙媒体のレギュラー連載数本を持ち社外で活躍していますが、ここにきて社でその姿を見かける機会が減り簡単な打ち合わせにも不便を感じさせるほどでした。まったく報告のない週もありました。社長ならずとも本来の社業は大丈夫かと思わせるほどでした。
以上が解任にいたる経緯です〉
http://web-wac.co.jp/info/magazine/437
ワックは3月23日付で発表した「月刊『WiLL』読者の皆様へ」では次のように書いていたのだけれど、一週間も経たないうちに立場を豹変させてしまったようである。
「花田編集長は創刊以来今日まで『WiLL』を育てあげてくれました。今度は別会社にて雑誌を手掛けるとのこと、辣腕編集者だけによきライバルとして送り出したいと思います」
http://web-wac.co.jp/info/magazine/434
ワックにはAV監督の人生相談、爆笑問題の対談などがあってこそ雑誌だという考え方はないようだ。今後、「WiLL」は「正論」のように堅苦しい雑誌になってしまうのだろうか。
一方、飛鳥新社は「『月刊HANADA』創刊のお知らせ」として花田紀凱編集長の挨拶を発表した。
〈これまで『月刊WiLL』を制作していた編集部全員(5人)とDTP担当者がそろって飛鳥新社に「電撃移籍」しました。
新創刊の『月刊HANADA』は一段とパワーアップ。スクープも含め、内容はさらに充実。低迷する雑誌界に活を入れます。
「21世紀の『文藝春秋』を目指す」と言ったら、部員に叱られました。
文藝春秋』はもう下り坂です、と。
その通り! 取り消し!
 『月刊HANADA』は21世紀の雑誌界をリードする月刊誌を目指します。
おもしろくて、ためになる。
そして「大人の常識」を!〉
http://www.asukashinsha.co.jp/news/n14673.html
花田はまだまだ雑誌で遊ぶつもりなのだろう。しかも自らの姓をタイトルにしてしまうとは!今日は、これから花田紀凱編集長インタビューである。乞う!ご期待。「週刊誌欠席裁判」でも冒頭6分間を割いてワックの批判に答えている。
https://amebafresh.tv/ctm/9259
これだけ聞いておけば良いか。
http://www.nicovideo.jp/watch/1459585394

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2)【記事】表現の自由をめぐって「堺市VS日本雑誌協会日本書籍出版協会

「産経WEST」は、次のように書いている。
コンビニエンスストアに並ぶ成人向け雑誌を子供が目にする機会を減らすため、堺市ファミリーマートが始めたビニールカバーで表紙の写真などを隠す取り組みについて、日本雑誌協会日本書籍出版協会は1日、市に中止を求める声明を発表することを決めた。週明けにも両協会のホームページに掲載し、市に送付する」
http://www.sankei.com/west/news/160401/wst1604010068-n1.html
堺市は、3月16日、一部のコンビニエンス・ストアとの間で、「有害図書類を青少年に見せない環境づくりに関する協定」を締結したことについて、日本雑誌協会日本書籍出版協会堺市竹山修身市長あてに公開質問状を3月18日付で送付した。最初に据えられた質問は、予想通り「協定第1条(目的)には、『公的空間における性的表現を抑制するため』とありますが、これは日本国憲法第21条で保障されている『表現の自由』に抵触するものではないでしょうか?」とある。また「表紙を『フィルム』で覆うと、成人読者もその図書類の内容を表紙から確認できず、図書を選択する自由を奪われることになりますが、どうお考えですか?」とも質問している。
日本雑誌協会日本書籍出版協会は竹山市長からの回答もホームページ上で公開している。これまた予想されたように竹山市長は表現の自由に対する違反にはあたらないし、「図書を選択する自由」を奪う結果にはならないと考えていると回答している。
http://www.j-magazine.or.jp/doc/20160318.pdf
http://www.j-magazine.or.jp/doc/20160331.pdf
ここで忘れてはならないのだが、「有害図書類を青少年に見せない環境づくりに関する協定」は、同市が参加している国連UNWomen(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)が取り組む「セーフシティーズ・グローバル・イニシアティブ」の具体的施策であるということだ。
ということは日本雑誌協会にしても、日本書籍出版協会にしても、ビニールカバーで隠された表紙の写真とそこに刷り込まれた活字が女性に対するセクハラ、性暴力、人権侵害に当たらないと確信しているのだろう。日本雑誌協会日本書籍出版協会には、そのことをしっかりと表明してもらいたいものである。できれば、表紙の事例を添えて、英文で。

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3)【本日の一行情報】

◎「小説家になろう」「E・エブリスタ」「アルファポリス」などのCGMサービスから書籍化され 、ベストセラーになった小説の何と多いことか。こんな具合である。
住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社)35万部、 橙乃ままれログ・ホライズン」(KADOKAWA)シリーズ累計100万部、 川原礫アクセル・ワールド」(KADOKAWA)シリーズ累計420万部、 佐島勤魔法科高校の劣等生」(KADOKAWA)シリーズ累計560万部、 金沢伸明王様ゲーム」(双葉社)シリーズ累計650万部 。
http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2016/04/post_6628/

◎世界的なショコラティエ・小山進と、人気芸人であり、絵画制作でも評価をされているにしのあきひろのコラボ 絵本「The Lost Treasure−失われたアルアコの秘宝」 が双葉社から刊行された。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000014531.html

◎日清カップヌードル のCMが話題になっている。北野武狂言回しに小林幸子、ムツゴロウ に加え、矢口真里新垣隆までが出演している。
http://www.cupnoodle.jp/obakasuniversity/

◎ジャズを題材にしたマンガ「BLUE GIANT」(小学館)のラジオCMで著者の石塚真一 がテナーサックスのロングトーンを披露している。
http://natalie.mu/comic/news/182039

◎新所沢パルコが、リニューアルが完成するゴールデンウィークのタイミングで、「翔んで埼玉」(宝島社)を広告に起用することになった。他にも『翔んで埼玉フェア』と題して各種イベントを実施 するそうだ。
http://shintokorozawa.parco.jp/page2/event/4870/

博報堂DYメディアパートナーズ、ヤフー、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムDAC)の3社は、 データマーケティングの発展を目的とし、マーケティングソリューションおよび関連サー ビスを研究・開発する「株式会社 Handy Marketing」(ハンディ・マーケティング)」を共同で設立した。
http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/HDYmpnews20160401_h.pdf

博報堂DYメディアパートナーズは、期間限定のプレミアム野外レストラン「DINING OUT」のプランニングノウハウを活用し、地域の価値創造を実現する専門会社「株式会社ONESTORY」を 設立した。
http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/HDYmpnews20160401_o.pdf

◎米xAdの日本法人「エックスアド・ジャパン合同会社」は、セルフサービス型で広告を登録、配信できるユーザーポータル「MarketPlace」の試験運用を4月から開始する。「MarketPlace」はスマホの位置情報に応じて広告を配信する。
http://goo.gl/YnjJxv

au電子書籍ストア「ブックパス」とソニーの「Reader Store」の ダウンロード型ビューワーと配信プラットフォーム が共通化された。ブックリスタが「Reader Store」 で使用されているダウンロード型ビューワーと配信プラットフォーム を「ブックパス」に提供する。今回の共通化によって、各出版社からのコンテンツ入稿作業などが効率化されるだけでなく、電子書籍ストアでは合理的に安定した配信運用が可能 になる。
https://www.booklista.co.jp/corp/newsrelease/1633/

◎3月31日発売の「週刊文春」は、「保育園落ちた」ブログ問題の国会質疑で「匿名だよ、匿名」とヤジを飛ばした自民党菅原一秀衆院議員が、経済産業副大臣時代に、「政治経済事情視察」として国会を休み、当時の愛人とハワイ旅行に出かけていた というスクープを掲載した。「BUZZAP!」によれば、この号が菅原一秀議員の選挙区である東京9区(練馬区の一部)の書店やコンビニで軒並み売り切れ となったそうだ。ツイッターでは菅原サイドが買い占めたのではないかという声が上がっているようだ。
http://buzzap.jp/news/20160401-sugawara-bunshun/

◎メディアドゥは、米OverDrive社とともに、国内で展開する電子図書館事業「OverDrive Japan」において、障害者差別解消法対応の1つとして、日本語オーディオブックの提供を4月中に開始する予定だという。米OverDriveが日本国内の図書館向けに提供できる30,000作品以上の外国語のオーディオブックに加え、国内のオーディオブック権利元との契約により、10,000作品以上の日本語オーディオブックを取り揃えていく そうだ。
http://www.mediado.jp/service/1329/

主婦の友社は、コミックサイト「コミカワ」のプラットフォーム連携パートナーとして実業之日本社のコミックサイト「COMICリュエル」の作品掲載をスタートさせた。「コミカワ」パートナーサイト機能の利用は「電脳マヴォ」に続き2サイト目となる。 今回のプラットフォーム連携では、「COMICリュエル」は掲載作品の新たな読者への認知度向上などのプロモーション効果を、「コミカワ」は読者の作品選択肢の多様化による読者サービス向上などを目指す。今後両社は、WEBコミック市場での新たな読者の開拓に積極的に協力するそうだ。
http://corporate.shufunotomo.co.jp/newsrelease/9409/

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、マレーシアのクリエーティブエージェンシー「Merdeka LHS Sdn Bhd」(ムルデカLHS社)の株式100%を取得することで合意した。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0401-008726.html

高知市の興文堂書店 、高知出版販売 が3月15日までに事業を停止し、破産申請した。興文堂書店は書籍取次の高知出版販売の関連会社として 設立された。
http://news.livedoor.com/article/detail/11366949/

集英社発行の女性向け隔月小説誌「Cobalt」が、4月1日発行の5月号をもって休刊。というよりも同日に開設した無料ウェブマガジン「Cobalt」に移行する ことになったと書くのが正しいのだろう。
http://www.sankei.com/life/news/160401/lif1604010024-n1.html
http://cobalt.shueisha.co.jp/
小説誌の大半はデジタルに移行するのではあるまいか。

山口県周南市 は新徳山駅ビル整備で中核施設となる新市立図書館建設 でカルチュア・コンビニエンス・クラブ との連携を解消した。
http://mainichi.jp/articles/20160402/ddl/k35/010/396000c

◎全国にファッションセレクトショップを展開するナノ・ユニバースハースト婦人画報社の「MEN’S CLUB」の戸賀敬城編集長ディレクションによるライン「ナノ・ユニバース クアトロ オット」の第2弾ローンチイベントを4月16日(土)に開催する 。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000017673.html

◎学研プラスは、小・中学生のためのWebサイト「学研キッズネット」を4月1日にリニューアルオープン した。保護者のために「学研キッズネット for Parents」を新たに立ち上げ たことが肝であろう。
https://kids.gakken.co.jp/
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000593.000002535.html

◎光文社の女性ファッション誌「STORY」5月号の表紙を飾ったのは稲沢朋子(42)。彼女、人気出そうだな。「モデルプレス」は次のように書いている。
「21歳で結婚、翌年22歳、さらに続けて23歳で出産し、2児の母である稲沢。子育ても落ち着いた38歳の頃、読者モデルとして同誌に出演し、普通の主婦からモデルへ。42歳での表紙モデル抜てきに、“遅咲きのシンデレラ”と異名がついた」
http://mdpr.jp/review/detail/1575091
「STORY」5月号の特集は「40代の『オシャレ復帰組』こそ、最高に輝ける!」。

毎日新聞の新聞委員会がSMAP報道について触れているが、私は荻上チキの次のような指摘に同感した。
毎日新聞も大きく取り上げたが、独自取材よりも芸能メディアへの『後追い』『悪乗り』が目立った。まるでスポーツ紙のようで『毎日新聞の強み』をこの分野でどのように生かそうとしているのかが見えず、文字数の割に中身がないのが残念だった」
http://mainichi.jp/articles/20160402/ddm/010/070/007000c

◎国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営するプラネットが「新聞に関する意識調査」を実施した。これによれば「ニュースや時事情報を何から得ているか」という問いの回答で、最も多いのはテレビで68.8%、次いで「インターネットのニュース」が67.3%となった。「紙」の新聞は61.8%で3位。4位の「インターネットの電子版の新聞」23.5%を大きく引き離している。雑誌はたったの10.2%。ラジオよりも、ブログ・SNSよりも下位に甘んじている。
これを年代別でみると「70代以上」は88.5%で「テレビ」と同率1位になったが、「50代」では66.0%、「20代」では30.0%まで低下する。もっとも私などは「20代」で30.0%もの人たちが新聞と答えていることにむしろ驚きを禁じ得ない。紙の新聞は意外としぶといメディアなのである。
何しろ家庭での「『紙』の新聞」の購読率は、65.6%で、ほぼ3軒に2軒の割合である。ちなみに購読紙は何かを聞くと、「読売新聞」が28.5%、「朝日新聞」が25.2%と、それぞれ3割弱。「その他のブロック紙、地方紙」が、16.8%と続いている。
「紙」の新聞を、読む以外ではどんなことに使っているかでは、「野菜の保存」35.0%、「荷物を送る際の緩衝材」26.8%、「濡れた靴を乾かす」25.4%、「工作・作業を行なう際に下に敷く」20.5%が上位を占める。こんな使い道も他の媒体にはない「紙」の新聞の「しぶとさ」と言えよう。
今後、新聞をどのように読んでいこうと思うか、「紙」と「電子版」について問うと、「『紙』の新聞を中心に読んでいきたい」が43.2%、「『電子版』の新聞を中心に読んでいきたい」が7.2%、「紙」と「電子版」の併用派は12.4%。電子版では野菜の保存に使ったり、荷物を送る際の緩衝材として使えないからね。
http://www.planet-van.co.jp/news/pdf/fromplanet_35.pdf

◎「ぴあ日本酒フェスティバル2016 春酒祭」が4月16日(土)に開催される。
http://www.pia-sakefes.com/

Yahoo! JAPANは20周年特設サイト「History of the Internet 〜インターネットの歴史〜」を公開した。
http://docs.yahoo.co.jp/20years/
いいね!

◎コミュニケーションアプリ・LINEの公式アカウントを松竹、東映アスミック・エースKADOKAWA映画、GAGA★、ソニー・ピクチャーズエンターテイメント、20世紀フォックス20世紀FOXホームエンターテイメント、ワーナー ブラザース ジャパンの9社が開設し、今後さらに東宝KADOKAWAアニメ、パラマウント・ピクチャーズ(日本版)、ユニバーサル・ピクチャーズの4アカウントが開設され、12社13アカウント開設されることになった。「LINE LIVE」にて、記者会見や舞台あいさつなどが配信されるという。
http://www.cinematoday.jp/page/N0081693

◎「Oggi」5月号付録・Tバックショーツが履いてないみたいにすごい!のだそうだ。その名も「美ヒップファンデーションショーツ」という。
http://www.womaninsight.jp/archives/201349

夕刊フジによれば「通常、文春の直撃取材は「記者2人+カメラマン1人」だが、記者のひとりが動画用のハンディーカメラを回している」そうだ。こういうところでも「週刊文春」は進んでいる。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160402/enn1604021429015-n1.htm

古舘伊知郎キャスターが「報道ステーション」を降板するにあたって述べた最後のスピーチの全文である。
https://gunosy.com/articles/aANf6?utm_medium=email&utm_source=mynews_mail
古館も「このごろは、報道番組で開けっぴろげに昔よりもいろんな発言ができなくなりつつある空気は私も感じています」と語っている。何故、こうした空気がテレビ局に充満しているのかと言えば、何度も私は書いているが、テレビが昔のように儲からなくなってきたからだ。新聞にしても、雑誌にしてもそうだ。
ちなみに視聴率は15・2%と今年最高を記録した。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1625066.html

岩波書店の「文学」が年内をもって休刊することになった。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160403-OYT1T50101.html

◎「サザエさん」の長谷川町子が1940年前後に描いた139点の掲載作品が小学館の資料室で発見された。
この「掲載作を発掘したのは、小学館社長室顧問の佐藤正治」である。
http://www.asahi.com/articles/ASJ3R55PXJ3RUCFI009.html

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4)【人事】ダイヤモンド社 4月1日付組織改編と人事

<組織改編>
クロスメディア広告部から名称変更し、クロスメディア推進部に変更
<人事>
今給黎 健一
新:クロスメディア事業局 局次長
旧:クロスメディア事業局 ソリューション企画部部長

田村 淳一
新:クロスメディア事業局 クロスメディア推進部部長兼DOL事業部部長
旧:クロスメディア事業局 クロスメディア事業局 クロスメディア広告部副部長兼ダイヤモンド・オンライン編集部副部長

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5)【人事】エムオン・エンタテインメント 4月1日付人事

渋谷 学
新:代表取締役執行役員専務
旧:ライフメディアカンパニー副本部長(広告営業担当)

村田 茂
旧: 代表取締役執行役員社長
新: (株)ソニー・ミュージックエンタテインメント
     デジタルコンテンツルーム チーフ・ゼネラルマネージャー

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6)【深夜の誌人語録】

世界は矛盾に満ちているのだから、人生は摩擦の連続である。