【文徒】2016年(平成28)5月6日(第4巻82号・通巻769号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】SNS時代のキイワードは「協働」
2)【記事】ダルビッシュ有とスポーツ新聞の浪花節報道
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】

                                                                            • 2016.5.6.Shuppanjin

1)【記事】SNS時代のキイワードは「協働」

津田大介が「週刊朝日」で次のように書いている。
「…熊本地震をめぐる朝日新聞社会部の『ウェブ報道』は興味深いものだった。足を使って記者6人がかりで熊本県内の避難所を調べ、施設名を羅列する記事をいち早くデジタル版で公開。ツイッターで『どなたか地図に落としませんか?』と呼びかけた。
これにネットを通じてつながった九州内外の学生有志グループが反応。グーグルマップに避難所を落とし込む作業を買って出て、わずか1日後にはグーグルマップ上で避難所の情報を一覧できるようになった」
http://dot.asahi.com/wa/2016042800270.html?page=1
とても示唆的な逸話である。例えば、雑誌のデジタルシフトにおいても、編集者とオーディエンスの「協働」が問われているのである。既存メディアは「垂直軸のコミュニケーション」から解放されない限り、いつまでも停滞から抜け出すことはできないに違いない。
サッポロ一番」(サンヨー食品)は「クックパッド」内に「めん☆パラ」というタイアップページを設け ている。広告代理店はジェイアール東日本企画サンヨー食品の福井尚基 が次のように語っている。このようにネットメディアはオーディエンスとの「協働」を可能にする。
「マス広告だけだと、コミュニケーションが一方通行になりがちです。しかし『クックパッド』のような場は、こちらからメッセージを投げかけると、実際にそれをレシピという形で打ち返していただける。お客さまとの絆を深めることができる活動になるのではないかと期待しています」
http://www.advertimes.com/20160502/article223308/
NBC長崎放送はオーディエンスがスマホやビデオカメラで撮影したスクープ(事件、事故、災害、自然現象、身近な心和む光景など)の動画や写真を募集するサイト「NBCスクープ投稿」を開設 した。テレビもこのようにオーディエンスとの「協働」を模索し始めている。
https://www.nbc-nagasaki.co.jp/topics/20160502pr_toukou/

                                                                                                                        • -

2)【記事】ダルビッシュ有とスポーツ新聞の浪花節報道

レンジャーズのダルビッシュ有投手が、423日ぶりにマウンドに戻って、傘下2Aフリスコでリハビリ登板したが、スポーツ新聞の論調は例によって浪花節のオンパレードだった。
「登板時は『ユウ(有)!』と大歓声が飛んだ。降板時は総立ちのファンからスタンディングオベーションを受け、グラブを上げて応えた。『1年いなかったのに、忘れないでいてくれたので、それは本当に感謝です』としみじみ話した。早ければ今月下旬のメジャー復帰へ向け、14カ月ぶりにマウンドにたどりついた。自分の居場所に立って感無量。右腕は、目を潤ませていた 」(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1641154.html
「降板時には総立ちのファンから万雷の拍手が送られ、『1年いなかったのに忘れないでいてくれて、本当に感謝です』。冷静な右腕が珍しく感極まるほど、球場は『Welcome back(おかえり)!』のムード一色に染まった」(サンケイスポーツ
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160503/mlb16050305060002-n2.html
こうした報道にダルビッシュ有自身がツイッターで異議を申し立てている。
「ありがとうございますm(_ _)m にしてもこういう感極まってないのにすぐ「感極まった」って持っていくのにはいつもながら違和感感じます。。 」
https://twitter.com/faridyu/status/727228041026379776
「基本的にも個人的な感情は持ち込まないですし、自分自身に感動なんてしません。リハビリも楽しかったし泣く要素ないのになぜこうなるのか。。 」
https://twitter.com/faridyu/status/727235444086173697
「本当にそうならいいんでしょうが、よくわからない時は書くべきではないと思うんですよ。 その人の事を捻じ曲げて伝える事になりますからね」
https://twitter.com/faridyu/status/727237053474205696
スポーツ新聞は相変わらず「鋳型」から自由になれないようである。「予断」をもって取材し、「鋳型」を破壊して記事を書く。この意味、わかりますか?

                                                                                                                        • -

3)【本日の一行情報】

◎「WiLL」編集部侵入で右翼団体の男逮捕。西尾幹二加地伸行対談「皇太子さまへの諫言」に憤ったという。花田紀凱なき「WiLL」はマッカーシーと同じ形で自滅していくのか?背景は複雑そうだ。それにしても何故、日テレは「自称・右翼団体理事」と書くのだろうか。こういう書き方は容疑者をバカにしているのではないか。
http://www.news24.jp/articles/2016/05/05/07329405.html
http://goo.gl/iHDg7B

◎KADOKAWAは、BS日テレが放送する「ぶらぶら美術・博物館」の公式ムック「ぶらぶら美術・博物館 プレミアムアートブック2016-2017」 を発売した。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002349.000007006.html

テレビ東京系で放映されているアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の原作はKADOKAWAMF文庫Jから刊行された、長月達平ラノベ小説だが、もともとは小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載された作品である。
http://otapol.jp/2016/04/post-6530_entry.html

県立岐阜商業高校がユニークな取り組みを始めた。全生徒が出資し、生徒らが運営する株式会社「GIFUSHO」の第一回株主総会が開かれたそうだ。岐阜新聞は、こう書いている。
「各学科で事業部を構成し、生徒たちは授業の実習として業務に当たる。流通ビジネス科が担当する販売事業部は、新事業としてジビエを使用したカレーや入浴剤の商品開発などを計画している」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160429/201604290913_27187.shtml

◎「ガイコツ書店員 本田さん」(KADOKAWA)は、書店のコミック売り場を舞台にした実録マンガだ。
http://www.asahi.com/articles/ASJ4R552LJ4RPWPJ001.html
もともとは「pixivコミック」に発表された作品だ。
https://comic.pixiv.net/works/1764

◎パンクカルチャーを牽引した音楽雑誌「DOLL」をご存じだろうか。1980年に創刊され、2009年に休刊となったが、「DOLL」の相川和義社長が4月28日、大動脈解離により亡くなった。
https://note.mu/onojima/n/nca44ad8ba801
「DOLL」は私が好きだった雑誌のひとつである。

◎エイベックスのアーティストのオフィシャルサイトにおいて、使用しているソフトウェアの脆弱性を利用した不正なアクセスがあり、調査の結果、キャンペーンの応募者データ等で、個人情報(名前、住所、メールアドレス、電話番号、他)約 35 万件が流出した可能性があることが判明した。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=announcement&sid=27850&code=7860

共同通信が配信する中島岳志の「論壇時評」が早くも菅野完を取り上げている。
「この日本会議の活動を明らかにするのが、インターネット上に連載されている菅野完(たもつ)『シリーズ草の根保守の蠢動(しゅんどう)』(ハーバービジネスオンライン)である。日本会議の原点を『生長の家』メンバーを中核とした1960年代の学生運動に見出(いだ)し、その活動とイデオロギーを明らかにしている。現時点における最も詳細な日本会議論と言えるだろう」
「菅野の連載は『日本会議の研究』(扶桑社新書)として4月末に刊行される予定という。大きな話題になるだろう」(2016/04/26付)
http://www.nishinippon.co.jp/feature/press_comment/article/242529
上丸洋一がツイートしているように、誰もが一番知りたいのは「日本会議の研究」が何故に扶桑社から刊行されたかである。
日本会議を批判的に検証する新書『日本会議の研究』がなぜか扶桑社から出た。日本会議はさっそく出版差し止めを求めたが、産経新聞はどっちにつくのか。経営上の同士たる扶桑社か、思想上の同士たる日本会議か」
https://twitter.com/jomaruyan/status/726415033580675073
5月2日、神保町で「日本会議の研究」を探すも、東京堂書店三省堂書店書泉グランデで「日本会議の研究」は売り切れていた。中川右介は、「日本会議の研究」を次のようにツイッターで評価している。
「菅野完『日本会議の研究』読了。現政権を動かしている右翼団体だが、その基本原理は、議員を道具として使い議会を形式的なものにさせて行政を動かすという、日本共産党がやろうとして果たせなかった組織・運動形態である。ナチスではなくスターリン共産党体質の組織。これは手強い 」
https://twitter.com/NakagawaYusuke/status/727477184697262080

新潟日報社は1日、夕刊を刷新して新しい情報紙を今年秋に創刊することを紙面で告知した。内容や紙面サイズはアンケートなどを通じて読者の意見を取り入れながら決める「参加型」を目指すそうだ。
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/lifestyle/20160501251986.html

集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載する「銀魂」は、5月2日に発売となったコミックス64巻で、シリーズの国内累計発行部数が5000万部を突破した。これを記念して集英社はグリーとともに「銀魂 無料連載公式アプリ」をリリースした。このアプリは、「少年ジャンプ+」での「週刊少年ジャンプ」電子版の購読やアプリ内の動画広告を視聴することでポイントを獲得、これにより毎週1冊「銀魂」のコミックスを無料で読むことができるというものだ。「販促+広告」という発想に注目したい。
http://animeanime.jp/article/2016/05/02/28340.html
また、「少年ジャンプ+」は「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」合計130話を無料で読めるキャンペーンも実施している。「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」は、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのマンガ版として「週刊少年ジャンプ」で1989〜1996年の7年間にわたり連載され、テレビでアニメ化されてもいる。キャンペーンの実施期間は5月1日〜5月31日。5月1日に100話分を配信し、2日目以降101話目から毎日1話ずつ更新する。
このキャンペーンは「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」の原作・三条陸、作画・稲田浩司というコンビによる「冒険王ビィト」が、「ジャンプSQ.CROWN 2016 SPRING」で連載再開されることを記念してのものだ。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1605/01/news035.html

主婦の友社は、インスタグラムで話題となっている「上下ユニクロ部」の部員によるコーディネートを集めた、「#上下ユニクロ部 インスタグラマーの大人の着こなしBOOK」を発売した。
http://www.work-master.net/201664804

◎小説「僕とツンデレハイデガー」の堀田純司 による分析だ。
「なぜ『不謹慎狩り』が起こるのか。その背景には、厳しい現代事情があり、それを実感しないままに『寛容であれ』『息苦しいのはやめよう』と言っても『かえって反発されるだけだったのではないか』と、私などは思います。
その事情とは『すでに現代社会はディストピアである』という現実。SNSが台頭した現代社会で、もっとも重視される価値は『共感』と『共有』。これはいいことでもあるのですが、その一方で、『一度、共感の輪から転落するとめちゃくちゃ叩かれる』という、息苦しさを持つ。
コンテンツ分野を見る限り、現代人はすでに、この『共感のディストピア』に暮らしている。こうした現実を踏まえた言葉でないと、それこそ『共感されない』」
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1605/02/news065.html
進撃の巨人」(諫山創) を生み出した「別冊少年マガジン」 のコンセプトは「希望よりも絶望を」 だったのか。

◎「PRESIDENT Online」に掲載された「三菱自動車の“重罪” - もしあなたが三菱自動車の社員だったら」を書いたモータージャーナリストの池田直渡は三菱自動車のクルマについては原稿を書かないことに決めていたという。
「最終的な決め手となった事件について書いておきたい。一連のリコール隠し問題がひとまずの決着を見た2005年、三菱は新型車アウトランダーを発売した。当時筆者は自動車雑誌の編集部にいたが、アウトランダーの発表会から激高して帰って来た同僚がいた。
『三菱の広報の人が言うんですよ。三菱は過ちを犯しました。それについて深く反省をし、すでにみそぎは済みました。これからは攻めです』
その言葉を聞いた時の、筆者の絶望を想像してほしい。2002年の死亡事故からたった3年しか経っていない。それでもうみそぎは済んだというのか……。リコール隠しはどう割り引いてもひどい問題だったが、それを乗り越えて頑張って再起してほしい。当初はそう願っていた筆者にとって、それはとても残酷な言葉だった」
http://president.jp/articles/-/17928

◎テレビ番組制作会社「HI−STANDARD」と立浪仁志社長 が脱税の疑いで東京国税局から刑事告発された。
http://www.asahi.com/articles/ASJ4X00C8J4WUTIL06Q.html
HI−STANDARDはTBSの人気バラエティー番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」 や「最強スポーツ男子頂上決戦」などを手がけている。
http://www.hi-standard.tv/staff/staff_index.html

◎4月29日、30日に幕張メッセで、ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」が開催した「ニコニコ超会議2016」の「会場総来場者数」は15万2,561人、会場からの公式生放送を視聴したネット総来場者数」は554万8,583人となった。
http://dwango.co.jp/pi/ns/2016/0430/index.html

◎「ヴォーグ」英国版の6月号の表紙を キャサリン妃が飾る。
http://www.sankei.com/world/news/160501/wor1605010019-n1.html

◎LINEの2016年1月 - 3月期業績 。営業収益は341億円(前年同期比21%増) 。全体の営業収益に占めるサービス別の割合は、広告35%、コンテンツ35%、コミュニケーション22%、その他6%、その他の営業収益2%。広告の割合は2015年Q1に30%だったものが2016年Q1に35%へと増加するなど、海外を中心に急速に伸長している。
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1347

◎「少年は荒野をめざす」「ジュリエットの卵」などのマンガで知られるの吉野朔実 が4月20日に亡くなっていた。「本の雑誌」で書評エッセー「吉野朔実劇場 」を連載 していた。
http://www.webdoku.jp/newshz/zasshi/2016/05/02/130000.html
吉田戦車が次のようにツイッターに投稿している。
吉野朔実さんとは、一時期よく行っていた飲み屋の常連同士という形で知り合い、中川いさみと3人で映画鼎談などやったりしていました。その縁で、小規模にやりたいというご遺族のご意向の中、友人枠に入れていただき、先日葬儀に参列してまいりました 」
https://twitter.com/yojizen/status/727033387060330496
「直前まで映画を観に行き、食事をし、行きつけのバーに顔を出すなど、普通の生活をなさっていた晩の急な出来事だったということです。翌日はお母様に会いに行く約束があり、手作りの料理を用意されていたとか… 早すぎる、残念だ、悲しい…とくりかえすしかない 」
https://twitter.com/yojizen/status/727034260842930176

◎学研プラスは、大学受験を目指す高校生を対象とした映像講義の制作・配信事業を 開始する。第一弾として、学習参考書を出版してきたノウハウを活用し、映像講義「学研プライムゼミ」大学受験コースを2016年夏よりリリース する。
映像の配信には、学研ホールディングスの業務資本提携先である市進ホールディングスのグループ会社であるウイングネットのプラットホームを用い、学研塾ホールディングス傘下のウイングネット導入塾や全国のウイングネット加盟塾・市進グループに先行配信 するという。
来春には、学研ホールディングスのグループ会社である学研エデュケーショナルが運営する「学研教室」や塾にも展開してく予定で、マルチデバイス型映像配信システムによる個人・家庭向けサービスも順次提供していく計画 だそうだ。
http://gakken-plus.co.jp/news/201605/20160502.html

◎「サントリーウイスキー角瓶」の新テレビCMで 浜崎貴司 が「ウイスキーが、お好きでしょ」 を歌っている。
http://natalie.mu/music/news/185963

◎アートブックフェア「PND写真集飲み会」が、5月14日、15日に大阪・中央区のドゥラポ(drapeau)にて開催される。こういう企画、良いじゃない。
http://www.fashion-headline.com/article/2016/05/02/14384.html

◎昨年12月に東証マザーズに上場した鎌倉新書は、仏教関連の出版社だった が、清水祐孝社長は葬儀・お墓などライフエンディング関連の情報ビジネスに業態を転換させた。
「『鎌倉新書』は仏教関連の書籍を専門とする出版社として私の父が設立しました。私は大学を卒業し証券会社に就職した後、当社に入社しましたが、仏教書出版のマーケットは限られており、突破口はないかと考えていました。調べてみると葬儀やお墓、仏壇などの市場は2兆円規模の巨大な個人消費のマーケットであることが分かりました。そこで、当社が売っているのは情報であり、『出版社ではなく情報加工業』であると捉え直し、2000年以降はインターネット事業に本格的に舵を切りました」
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201605020460

主婦の友社は「ウソみたいにとびきりかわいい二重になれる本」に、二重美容液を付録につけた「二重美容液つき S Cawaii!Beauty ウソみたいにとびきりかわいい二重になれる本 特装版」を発売した。
http://actresspress.com/make_up-double-cawaii_beauty/

ジュンク堂書店で難波店店長をつとめる福嶋聡人文書院から「書店と民主主義」を上梓する。目次を見ればわかるが、出版社の販売関係者にとっては必読書といえそうだ。「必要なのは信念であり、矜持であり、そして勇気なのである 」というのは、その通りだと思う。
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b222590.html

杉良太郎の「売名行為と批判する人もいるけど、それなら『国民総売名行為』をした方がいい」 と発言。格好良いなあ。
http://www.sanspo.com/geino/news/20160501/geo16050105050018-n1.html
http://fundo.jp/67763
http://matome.naver.jp/odai/2146215226937076001?&page=1

◎「日刊スパ」の「Facebookで絡んでくる老人世代がウザい」を読んで思った。「シニア左翼」の時代なんだろうね。
http://nikkan-spa.jp/1104085
安保法制の国会前抗議ではシールズばかりが目立っていたけれど、小林哲夫の「シニア左翼とは何か」を読めばわかるように あの広場で多数を占めていたのは「シニア左翼」という怒れる老人たちだったんだよね。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17869

朝日新聞によれば「2010年に創刊した『思い出食堂』(少年画報社)は、ほっこりした食がテーマ、複数作家の新作読み切り、コンビニ中心の販売、というスタイルを作り上げた雑誌のひとつだ 」が、「創刊号は4万部だったが、8万部まで伸び、別冊号なども出している 」そうだ。
http://www.asahi.com/articles/ASJ4V4DGMJ4VUTFL005.html

野田サトルの「ゴールデンカムイ」(集英社)は「マンガ大賞」を受賞前の3月には1〜6巻で計100万部だったが、 受賞後の現在、は1〜7巻で220万部以上となったそうだ。
http://mantan-web.jp/2016/05/04/20160503dog00m200010000c.html

◎関西発ファッションカルチャー誌「カジカジ」、「カジカジH」を発行する交通タイムス社が4/28より新しくローンチしたウェブサイト「COME PASS」と、梅田蔦屋書店 の一周年を記念し、コラボイベントが5月 8日(日) に同書店のカフェスペース で開催される。
http://top.tsite.jp/news/lifetrend/campaign/28891157/

◎「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭」 で妙高酒造 (新潟県上越市)が、蔵元グランプリを獲得した。
http://jp.sake-times.com/special/press/press_myokoshuzo_pia

                                                                                                                        • -

4)【深夜の誌人語録】

バカを相手にすることなく、バカであり続けたいものである。