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1)【記事】上西小百合が「政治」ではなく「サッカー」で炎上!
2)【記事】「AMETORA日本がアメリカンスタイルを救った物語」のデーヴィッド・マークスに注目
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
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- 2017.7.19 Shuppanjin
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1)【記事】上西小百合が「政治」ではなく「サッカー」で炎上!
上西小百合衆議院議員のツイートが炎上している。といってもツイートの内容は「政治」にかかわるものではない。サッカーの、日本代表ではなく、浦和レッズとドルトムントの親善試合について上西がこうツイートしたのが発端である。
「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」
https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/886193985252753408
「これに猛反発や非難の声が集まり、ツイッターが大炎上。批判や、罵詈雑言を浴びる展開となった」(デイリースポーツオンライン)わけである。
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/07/17/0010378886.shtml
こうした炎上を踏まえて上西は、次のようにツイートした。
「なんかブーブー言ってる。リツイートの数は大した事ないけど、コメントは結構多い。国民と揉めます(サッカーでとは思わなかったけど)って言った途端にこれ。有言実行」
https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/886346159563751424
しかし、次のようなツイートがガソリンを注ぐ。
「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」
https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/886541501420904449
これも上西のツイートである。
「今日テレビ取材があったけれどレッズサポーターを敵にして怖くないですかと質問された。なんで?と本気で思った。政治家がそんな事考えて街に出れるんだろうか。政治や経済は自分の利益を重視するけれど、スポーツや文化はある意味それを超える最大の武器。ただ私は収束させる気はなく近々浦和に行く」
https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/886874689942859776
こうした一連の炎上をスポーツ新聞やワイドショーも取り上げる。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1857433.html
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/07/16/kiji/20170716s00041000507000c.html
衆議院議員たる上西は蓮舫の戸籍問題に関しても熱心にツイッターに投稿しているのだが、こちらは炎上どころか、殆んど話題にさえなっていない。
「私の戸籍です。自主的に出しました。私が出せば悪しき前例にならず、上西の単なる人気取りだという事になると思って。蓮舫代表は絶対に出すべきではありません。とくになんという事は書いてありませんが、蓮舫代表に要求をしている議員は自分の戸籍を開示する事。それぐらいやらないと筋が通らない」
https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/886938337788911616
ソーシャルメディアとマスメディアの「野合」は芸能(=ワイドショー)ジャーナリズムでは「定番」となりつつある。この「野合」が政治ジャーナリズムに及ぶと「フェイクニュース」問題ということになる。
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2)【記事】「AMETORA日本がアメリカンスタイルを救った物語」のデーヴィッド・マークスに注目
DU BOOKSから刊行される「AMETORA(アメトラ)日本がアメリカンスタイルを救った物語」には期待している。「アイビー、ジーンズ、ストリートウェアなど戦後アメリカへの憧れから、日本に輸入されたスタイルを、90年代以降、アメリカへ輸出している状況を分析したノンフィクション」だそうである。2015年にはアメリカで出版されている。DU BOOKSはディスクユニオンの出版部門。
http://top.tsite.jp/news/magazine/i/36267566/?sc_int=tcore_news_lifestyle
http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK144
著者はデーヴィッド・マークス。講談社でインターンをしていたそうだ。何と「ホット ドッグ プレス」や「チェックメイト」で仕事を手伝っていた。「W. デーヴィッド・マークスと朝食を」で次のように語っている。
「『ホットドッグ』にいたときは、何もやることがなかったから、バックナンバーを取り出して読んでた。そしたら『猿の惑星』の猿の顔がプリントされてるTシャツを見つけたんだ。ちょうどそのブランドが店を再オープンさせたばかりだって誰かが教えてくれたから、早速その日の午後に行ってみたら、ベルベットのロープを持って外で座ってる人がいて『もう入れないよ』って言うんだ。それがNowhere、A Bathing Apeの店だった」
https://www.ssense.com/ja-jp/interview/breakfast-with-w-david-marx
こんな鋭い指摘もしている。
「日本人はファッションのマニュアルとして雑誌を使おうとしている。そして雑誌もマニュアル化し、読者に押しつけるという読者と雑誌の関係があります。日本の雑誌は情報が盛んでなんでもあるんですけど、こうやって着こなすと正しいよ!というニュアンスで書いてある。こうやって着ると絶対にバッシングされませんよとか。これをやると間違っていると言われない。まるで保証されているかのように書いてあります。それをまるで聖書かなにかのように読んでいて、みんながなんとなくマネしています」
http://fashionpost.jp/portraits/1114
デーヴィッド・マークスはグーグルの広報マンであったこともここに書き留めておこう。
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3)【本日の一行情報】
◎雑誌「オレンジページ」が「従」で、「オレンジページサロンWEB」が「主」だという発想の転換ができるかどうかなんだよね。
https://orangepage.cocosq.jp/tops
◎OBの花田紀凱が「週刊文春」に苦言を呈している。
「『週刊文春』ともあろうものが、と言いたくなった。
7月20日号、トップが『安倍首相にNO!』。今、これでは朝日新聞となんにも変わらないではないか。大手メディアの報道に異を唱える、『ちょっと違うんじゃないか』、というのが週刊誌の原点だったのでは」
http://www.sankei.com/premium/news/170716/prm1707160010-n1.html
花田の言わんとするところは理解できなくもないが、女性読者の比率がここまで上がると、「週刊文春」のこの程度の「朝日化」(=リベラル化)は致し方あるまい。
◎周知のようにお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣は絵本「えんとつ町のプペル」を幻冬舎から出版するに際して制作費をクラウドファンディングで9800万円を集め、この経緯をまとめたビジネス書「革命のファンファーレ 〜現代のお金と広告戦略〜」をこれまた幻冬舎から10月に出版するに際して、「同書についての講演会の開催権を販売するクラウドファンディングを実施し、既に3000万円を突破したという」から驚きである。〆て約1億3000万円也。
https://mainichi.jp/articles/20170716/dyo/00m/200/019000c
◎講談社の「週刊少年マガジン」で連載されている鈴木央「七つの大罪」の新作TVアニメシリーズが2018年1月より放送開始され、来夏には劇場版が公開される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000538.000016356.html
◎ビーワークスが開発・運営するアプリ「なめこの巣」は、集英社のティーン向け女性誌「Seventeen」および同誌のトレンド情報発信アプリ「ST channel」とのスペシャルタイアップ企画「STなめこ部」を実施している。
https://www.value-press.com/pressrelease/186518
◎私は「関東緋桜一家」を片手(=50回)は見ているほどの藤純子ファンであるが、同時に「文春砲」の大ファンである。まあ、このタイトルは注目されるだろうからね。「文春オンライン」が掲載した「私は『文春砲』が嫌いだ」で楠木建は次のように書いている。
「文春砲がぶっ放すスキャンダルやスクープは週刊誌エンターテイメントのど真ん中だ。有名人の滑った転んだを面白がる。これは人間の本性であり、古今東西不変にして普遍の太く硬い需要である。エンターテイメントとしての週刊文春が太い需要に向けて文春砲を連発するのは是非にあらず。当然にして当たり前の話だ」
「コンテンツにユニークな価値があれば、ネットやスマホやAIがどうなろうと商売として成立する。商品が価値を喪失すれば、市場がきれいさっぱりと淘汰してくれる。商売とはそういうものである」
http://bunshun.jp/articles/-/3364
「有名人」に民衆が抱く羨望と嫉妬をカタルシスとして解放するのがスキャンダリズムである。次に紹介するのは毎日新聞紙面審査委員山田道子の弁。
「『文春砲』といえども、それだけだと週刊誌業界は必ず衰退する。週刊誌の種類が多い社会のほうがいい」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170714/biz/00m/010/005000c
蛇足ながら「関東緋桜一家」の監督はマキノ雅弘。脚本は「総長賭博」「仁義なき戦い」の笠原和夫である!
◎産経の「安倍政権考」が「官房長官の記者会見が荒れている! 東京新聞社会部の記者が繰り出す野党議員のような質問」を掲載した。
「安倍晋三政権のスポークスマンでもある菅義偉官房長官の記者会見が東京新聞の社会部記者の参戦によって雰囲気が一変した。この記者が臆測による質問や延々と質問を続けるためだ」
http://www.sankei.com/premium/news/170718/prm1707180006-n1.html
◎イーブックイニシアティブジャパンは、1933年から2017年までに発表されたまんが作品を、ジャンル別に年表形式でまとめた10週連続の「まんがの大博覧会 〜これがジャンルの最前線!〜」を開催している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000629.000001485.html
◎メディアドゥの第1四半期決算は「増収減益」となった。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=yuho_pdf&sid=2563499
◎アイアが運営するスマートフォン・フィーチャーフォン対応のソーシャルカードゲーム「SKE48 Passion For You」は双葉社のマンガ誌「漫画アクション」とのコラボ企画を7月18日(火)から8月1日(火)までの期間限定で実施している。
https://www.atpress.ne.jp/news/133319
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4)【深夜の誌人語録】
考えたからといって答えが出るとは限らない。だから決断するのである。