主婦と生活社の金正恩か?! 遠藤大介会長の鶴の一声で今年もまた社長交代

北朝鮮における最高指導者が金正恩であるように、主婦と生活社における最高指導者は遠藤大介である。遠藤会長さん、今年も鶴の一声で社長交代を決めてしまったのだという。
昨年、遠藤は高納勝寿社長をヒラの取締役に降格し、牧秀幸常務を社長に据えたばかり。遠藤からすれば「信賞必罰」ということなのだろうが、出版不況が深刻さを増すなか、思ったような成績を上げられなかった牧を一年で社長の座から追放してしまった。で、誰が次の社長に就任するかといえば、昨年、降格した高納取締役を再び社長に就任させるという。
こうなると「衝撃の社長交代」ではなく「笑劇の社長交代」と言ったほうが正確だろう。社長だった牧は社を去るのではなく、常務取締役にとどまるというから、また一年後には高納がそうであったように牧も社長に復帰するのかもしれない。
しかし、こうなると主婦と生活社は真っ当な企業の体をなしているかといえば、「否」と言わざるを得まい。消息筋は言う。
「もう呆れてしまってモノも言えません。こんな社長人事を繰り返していると、主婦と生活社は誰からも信用されませんよ。それにしても高納さんは社長就任祝いを二度もらうことになるんでしょうかね」
主婦と生活社の社員こそ、たまったものではあるまい。モラル&モラールダウンに拍車がかかるのではないか。
「いっそのこと、ウチの会社をどこかが買ってくれないでしょうか。太陽印刷の関係者も苦虫を噛みつぶしていましたよ」
なんていう悲鳴も京橋界隈からは聞こえてくる。しかし、遠藤大介にとっては馬耳東風といったところか。出版界のベテランは喝破する。
「お宅で主婦と生活社について書かれた記事を読んでも感じたし、知り合いの主婦と生活社の社員の話を聞いていても思いましたが、遠藤さんという方は経営者として問題があるというより、人間として問題があるのではないでしょうか。世界観が相当歪んでいるのだと思います」
ちなみに遠藤と高納は同じマンションの住人である。社員のひとりは言った。
「遠藤会長からすれば、高納さんなんて使用人のひとりに過ぎないわけですよ」