【文徒】2018年(平成30)12月19日(第6巻238号・通巻1412号)
Index-------------------------
1)【記事】駒井稔の「いま、息をしている言葉で。」(而立書房
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】駒井稔の「いま、息をしている言葉で。」(而立書房
「光文社古典新訳文庫」の創刊を編集長として手がけた駒井稔の「
http://jiritsushobo.co.jp/
https://www.hanmoto.com/bd/isb
著者の駒井稔と私は一歳違いである。駒井が1956年横浜生まれ
私が似たような感性と書いたのは、例えばまえがきで「まっぷたつ
「If it were said of us that we’re almost romantics, that we are incorrigible idealists, that we think the impossible: then a thousand and one times we have to answer ‘yes we are’」
あるいは「古典新訳」の意義を語るに際して、一貫して在野に身を
しかも、駒井は光文社のキャリアを広告部でスタートさせている。
「二年目になると外回りの営業職になり、大手の広告代理店に日参
むろん、私も大手広告代理店にも日参したし、銀座のクラブにも経
駒井は広告部から「週刊宝石」「翻訳編集部」を経て「光文社古典
「当時、団さんの横浜の自宅には緊縛部屋とでも言うべき部屋があ
団鬼六が横浜の自宅に緊縛部屋を構えていたのは事実である。私の
いずれにせよ、「いま、息をしている言葉で。」という魅力的なタ
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2)【本日の一行情報】
◎TSUTAYAは、「TSUTAYA が『本との出会い』を変える。」をコンセプトに、TSUTAYA
「生きてさえいれば」は、大ヒット作「余命10年」を2007年
「たとえば、君という裏切り」は、昨年10月に新刊プロデュース
https://prtimes.jp/main/html/r
◎芥川賞の候補作が決まった。
上田岳弘「ニムロッド」(群像十二月号)
鴻池留衣氏「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」(新潮九月号)
砂川文次「戦場のレビヤタン」(文學界十二月号)
高山羽根子「居た場所』(文藝冬季号)
古市憲寿「平成くん、さようなら」(文學界九月号)
町屋良平「1R1分34秒」(新潮十一月号)
12月17日放送のフジテレビ「とくダネ!」に出演した社会学者
https://twitter.com/shinko_kai
https://twitter.com/shinko_kai
https://www.sponichi.co.jp/ent
社会学者で芥川賞の候補も経験している岸政彦のツイート。
「さすが「いろんな人がムカついてると思う」(笑)(笑)(笑)
https://twitter.com/sociologbo
古市は社会学者として大した仕事をしていないので芥川賞を受賞し
直木賞の候補は次の通り。
今村翔吾「童の神」(角川春樹事務所)
垣根涼介「信長の原理」(KADOKAWA)
真藤順丈「宝島」(講談社)
深緑野分「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)
森見登美彦「熱帯」(文藝春秋)
私の好みからすれば大本命が「宝島」で、対抗が「ベルリンは晴れ
https://twitter.com/shinko_kai
http://hon-hikidashi.jp/more/7
◎オレのほうが優しい。OBの花田紀凱にかかると「一見、スクー
https://www.sankei.com/premium
◎双葉社の「comic marginal」は「きらめく人外BLの宝石箱」。オレの関わ
https://www.futabasha.co.jp/co
http://www.gendaishokan.co.jp/
網野善彦にインタビューしたのはオレ。「『顔』のみえる『資本論
http://www.gendaishokan.co.jp/
◎ぴあより「大人計画 その全軌跡 1988→2018」が刊行された。2006年に発売された「大
https://prtimes.jp/main/html/r
大人計画が結成される12年前にオンシアター自由劇場を退団した
http://www.nikkatsu.com/movie/
◎「先生と親のためのLGBTガイド ~もしあなたがカミングアウトされたなら」(合同出版)の遠藤ま
「ところで今、駅前の小さな書店を見渡したとき、LGBTに関す
https://wezz-y.com/archives/62
◎小学館の女性ファッション誌「CanCam」2月号(12月2
「ニセコイ」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2011年1
https://mainichikirei.jp/artic
◎「読売新聞オンライン」が来年2月にスタートする。読売新聞の
https://www.yomiuri.co.jp/topi
◎ビジネスデザインカンパニー「ADDIX」は、三栄書房のライ
https://prtimes.jp/main/html/r
◎花王「セグレタ」と光文社の女性誌「HERS」のコラボキャン
https://hers-web.jp/kao/post_1
https://prtimes.jp/main/html/r
◎日販は、12月14日(金)~16日(日)の3日間、“見て・
https://www.nippan.co.jp/news/
◎河出書房新社より刊行している直木賞作家・白石一文の「火口の
https://prtimes.jp/main/html/r
◎イーストプレスから「改訂版 全共闘以後」が早くも刊行された。イーストプレスのプレスリリー
https://twitter.com/saqrako/st
https://twitter.com/Cadavre_K/
外山は日本のジジェクじゃないのか…。
◎「弁護士ドットコムNEWS」が「山本一郎氏、カドカワ川上社
https://www.bengo4.com/interne
◎トーハンは、読書推進運動の一環として、「企業版ふるさと納税
併せて秋田県書店商業組合との共催で、学校・公共図書館の蔵書充
http://www.tohan.jp/news/20181
◎元広島カープの新井貴浩が「メンズクラブ」(ハースト婦人画報
https://www.daily.co.jp/baseba
◎朝日新聞デジタル12月17日付「小6息子が過激な有害サイト
「親の知らない間に、小学生の我が子がスマホで過激な性的描写の
https://www.asahi.com/articles
◎幻冬舎から12月13日(木)に発売された般若の自叙伝「何者
https://prtimes.jp/main/html/r
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3)【深夜の誌人語録】
文章に毒を盛ることも必要である。