【文徒】2019年(平成31)2月13日(第7巻26号・通巻1444号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】ジェフ・ベゾスvs.アメリカン・メディア社に大統領の影
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】ジェフ・ベゾスvs.アメリカン・メディア社に大統領の影

アマゾン・コムの創業者であるジェフ・ベゾスが、米タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」を擁するアメリカン・メディア社から脅迫を受けた。アメリカン・メディア社CEOのデービッド・ペッカーはトランプ大統領の友人だ。「ITmedia NEWS」が「ジェフ・ベゾス氏、ゴシップメディアからの脅迫メールをMediumで公開『プライベート写真公開は嫌だが脅迫に屈するのも嫌だ』」を報じている。ベゾスによれば「もちろん私の個人的な写真が公開されるのは嫌だが、彼らのよく知られている脅迫メールや政治的攻撃に加担するのも嫌だ。だから立ち上がることを選んだ」のだそうだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/08/news078.html
https://medium.com/@jeffreypbezos/no-thank-you-mr-pecker-146e3922310f
ロバート・ゲラー(東京大学名誉教授 地震学)がベゾスの言い分を簡潔にまとめてくれている。
「アマゾンCEOベゾス氏は不倫して離婚することになった。米国タブロイド紙Nation Enquirerは未公開ネタ(ニュード写真など)を入手して、ベゾス氏が同タブロイド紙に都合の良い発言をしてくれないとネタを公開すると脅した。ベゾス氏は全面対決を選び、脅しメールを公開した」
https://twitter.com/rjgeller/status/1093650529660465152
ロイターは米「アマゾンのベゾス氏、大衆紙から脅迫受けたと告白」を掲載している。
アメリカン・メディアは、ベゾス氏に関する報道には合法的に対応しており、同社がベゾス氏を脅迫したとの主張について調査を進めるとともに必要な対策を講じるとした」
https://jp.reuters.com/article/amazon-bezos-idJPKCN1PX1VK
北丸雄二は元東京新聞NY支局長を経て独立した経歴を持つ。アメリカはこの話題で持ちきりだとツイートしている。
「今日のアメリカはこの話で持ちきり。浮気写真でアマゾンのベゾス離婚の原因を作った『ナショナル・エンクワイアラー(NE)』紙が『写真はまだある』とベゾスを脅迫している事が暴露された。背景に、トランプ攻撃を続けるワシントンポスト所有者ベゾスへの報復とそれに対する反撃」
https://twitter.com/quitamarco/status/1093761693585305600
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」編集長の西山誠慈がツイッターでこう解説している。
「これは単にベゾス氏とタブロイド紙の戦いとしてではなく、ベゾス氏がトランプ大統領が目の敵にするワシントンポスト紙のオーナーであり、一方のタブロイド紙の発行元はトランプ氏に不都合な情報をもみ消してきた過去があることを知った上で見ていく必要があります」
https://twitter.com/g_nishiyama/status/1093694835796529152
扶桑社の冨田健太郎アメリカン・メディアのオーナーであるデイヴィッド・ペッカーについて、かつて次のようにツイートしている
「ナショナル・エンクワイアラーの編集者が『トランプと女性たち』について本を書くらしい。同誌のオーナー、デイヴィッド・ペッカーは大統領とお友達で、例のポルノ女優やらに口止め料を払った渦中の人物とされているが、そのへんの情報が入るのかどうか、ってどうでもいいか」
https://twitter.com/TomitaKentaro/status/1067260150254354432
ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250」「知的生活の設計」(KADOKAWA)の著者である堀正岳のツイート。
「ベゾス氏がこの告発を特定のメディアのオピニオン欄ではなくMediumで行ったということも意識しておく必要があります。日本だとnoteで著名人が立場表明をするようなもの」
https://twitter.com/mehori/status/1093772417909039104
日経のコメンテーター村山恵一はベゾスの肩を持つ。
「背景にはベゾス氏vs.トランプ氏という構図があるといいます。この問題で「情報の公開」に踏み切ったベゾス氏の行動は評価できる、というのが私の印象です」
https://twitter.com/kmurayama/status/1093720344391630848
ブルームバーグニュース日本版」によればトランプ政権発足後に最も資産を増やしたのは、ジェフ・ベゾスにほかならない。
https://t.co/OXqiGmjCsH
朝日新聞サンフランシスコ支局長である尾形聡彦は波紋はまだまだ広がると見ている。
「昨日、アマゾンのベゾス氏が『脅迫を受けた』とブログで公表したことは衝撃でした。ベゾス氏が自身にもダメージがあることを敢えて公開し、逆に追い込まれたのは、タブロイド紙の側です。トランプ陣営の選挙資金違反疑惑にも深く関わる話で、波紋はまだまだ広がると思います」
https://twitter.com/ToshihikoOgata/status/1094211349486260224

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2)【本日の一行情報】

◎「パタリロ!」「翔んで埼玉」の魔夜峰央、37年ぶりの復刻となった作品は書籍ではない。小学館は55枚のイラスト入りトランプカード「豪華新装版 魔夜峰央のトランプ王国 ~パタリロ&オールスターズ~」を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000013640.html

小学館の「週刊少年サンデー」とサイバードは、漫画やスタンプ、アニメなど、「名探偵コナン」の全ての情報が詰まった「名探偵コナン公式アプリ」において、4月12日(金)公開予定の劇場版アニメ「名探偵コナン 紺青の拳」の応援企画、「世界でたったひとつの予告状!怪盗キッドに名前を呼んでもらえる!?ボイスプレゼントキャンペーン」を2月8日(金)より実施している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001494.000001661.html

◎「森の回廊」(NHK出版)や「『日米合同委員会』の研究」(創元社)の吉田敏浩が角川新書から「横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁」を刊行した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005489.000007006.html

中公新書ラクレから「安彦良和戦争と平和」。「宮崎駿論」の杉田俊介が20時間にわたって安彦良彦をインタビューしている。
http://www.chuko.co.jp/laclef/2019/02/150646.html

◎「庫X」など仕掛販売に積極的に取り組み、書店発のヒットを生み出して来た、さわや書店フェザン店の長江貴士が退職することになった。讀賣新聞によれば退職は「『環境を変えて挑戦したい』というのが理由で、3月から東京の書店で新たな仕掛けを考える」そうだ。
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20190208-OYTNT50020/

インプレスの運営するニュースサイト「Impress Watch」編集部では、編集・記者を担当するスタッフを募集している。契約社員で月給23.5万円~36万円。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/common/notice/1168820.html

AP通信東京支局は、自治体や企業、製品ブランドにとって、目的に合った最適なコンテンツを提案し、効果的な映像や写真、記事などを有料で制作する海外広報サービスを2月から開始し、ニューヨークとロンドンを拠点とするAP海外広報サービス部門をアジアに拡大した。
https://webtan.impress.co.jp/n/2019/02/08/31813

◎「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説」で第1位を獲得し松尾由美の「九月の恋と出会うまで」(双葉社)が、高橋一生川口春奈主演で映画化され、3月1日に全国公開されることに決まった。
http://otakei.otakuma.net/archives/2019020802.html

村上春樹の「騎士団長殺し」が庫化され、第1部が2月28日(木)、第2部が3月28日(木)に新潮庫から刊行される。2月10日(日)にTOKYO FMで「村上RADIO~今夜はアナログ・ナイト!~」が放送されたが、新潮社で村上を担当する編集者である寺島哲也が出演した
「最初に会ったのは1984年の冬です。新宿のプチモンドという茶店で待ち合わせて、雑誌の原稿をもらいました。窓際の席で待っていると、向こうから紺色のダッフルコートを着た村上さんが入ってきました。『やっぱりダッフルコートを着てるんだ』って思いました。自然な感じで、イメージ通りでした。『翻訳でこういう面白い本があるよ』とか、35年経った今とほとんど変わらない会話をしましたね。でも、なんと言っても、いちばんの印象は、『いい声の人だな』ということでした」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00010010-tokyofm-ent&p=1
むろん「1Q84」も寺島の担当なんだよね。「光の犬」の松家仁之も村上の担当だった。

◎「ぴあフィルムフェスティバル」(PFF)が9月7日(土)から21日(土)まで「国立映画アーカイブ」で開催される。
http://www3.cinematopics.com/archives/105451

はるやま商事は、講談社の女性ファッション誌「ViVi」のライセンスブランド「ViVi /ヴィヴィ」を展開している。同ブランドから「定番ブラックセットアップ」が、ウォッシャブル機能付きに進化し、全国のはるやま店舗(252店舗)に出揃った。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000030981.html

◎LINEは、「LINEリサーチ」の新メニューとして、外食チェーンを対象とした「来店客調査パッケージ」の提供を開始した。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2600

◎「BOOK☆WALKER大賞2018」は「転生したらスライムだった件」に決まった。同名小説はマイクロマガジン社から刊行され、同名マンガは講談社から刊行された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000965.000001227.html

◎「月刊ComicREX」(一迅社刊)とTwitterにて連載中の4コマ漫画「八十亀ちゃんかんさつにっき」がTVアニメ化され、テレビ愛知で4月4日(木)、TOKYO MXで4月8日(月)に放送開始されることが決まった。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1549547045

◎米Twitter社が創業以来初の通期黒字決算を発表した。
https://abematimes.com/posts/5689548

◎映画「ボヘミアン・ラプソディ」主演俳優のインタビュー記事が掲載されたこともあり、「ビッグイシュー日本版」1月15日発売号が売れている。朝日新聞デジタルは2月8日付「雑誌『ビッグイシュー』にフレディ効果 15年ぶり増刷」で、こう書いている。
「同号の販売が始まると、初めて買う人やまとめ買いする人が続出。通常より多めに準備した2万5千部は1週間でほぼなくなり、急きょ6千部増刷した。創刊16年目だが、ここ数年、販売冊数は減少傾向にあり、増刷は15年ぶり2度目という」
https://www.asahi.com/articles/ASM284FGWM28PTIL00G.html

◎メルカリは2018年12月中間連結決算を発表したが、営業利益は36億円の赤字となった。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190207-OYT1T50320/

幻冬舎は、冬の電子書籍キャンペーンとして「電本フェス~幻冬舎の電子書籍ほぼ全作品割引 最大70%OFFキャンペーン~」を、2月8日(金)から2月21日(木)までの計2週間、国内主要電子書店にて実施中。合計で3,700冊を超えるタイトルのうち、ロングセラータイトルなど400冊以上については2週間通して70%割引となる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000435.000007254.html

星海社は、バーチャルYouTuberVTuber)の輝夜月とそのファンたちの濃い日常を描いた「輝夜月ガチ勢の日常」のコミックスを2月9日に発売する。
http://panora.tokyo/86791/

凸版印刷は、フルカラー電子ペーパーを使用した世界初のデジタルPOPを開発したが、そのプロトタイプの実証実験を2月20日より三越伊勢丹「花々祭」で実施する。
https://www.toppan.co.jp/news/2019/02/newsrelease190208.html

板垣巴留が「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載している「BEASTARS」のテレビアニメ化が決まった。
https://anime.eiga.com/news/107961/

◎マガジンハウスは、かわどうこゆきのコミックエッセイ「毎朝、悩まない!ちゃちゃっと弁当」を2月28日に刊行する。ツイッターで4万人が「いいね」した作品である。書籍化を記念して、「Hanakoママweb」において2月11日より短期集中連載が始まった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000030125.html

小林よしのりが自らのブログに「伊藤詩織の言うBlackBoxは、わしにしか破壊できない」をエントリしている。
「裁判対策をしながら伊藤詩織氏の事件を分析しているが、わしは『権力との戦い』を実行する!/それはもう弁護士の先生にも止められないだろう。/小学館の法務担当の人が、「小林よしのりが描くことを止めることはできないんじゃないか」と言ってくれて、わしはありがたかった。/よう分かってくれている」
https://yoshinori-kobayashi.com/17512/
「弁護士ドットコム」が「小林よしのりさん、山口敬之さんから名誉毀損で訴えられていた…伊藤詩織さん事件めぐり」を掲載している。
SAPIO編集部は2月8日、弁護士ドットコムニュースに対して、版元の小学館と小林さんが、『SAPIO』(2017年8月号)の作品について、山口さんから損害賠償請求の訴訟を起こされたことを認めた。ただ、それ以外については『係争中につきコメントを控えます』とコメントした」
https://www.bengo4.com/internet/n_9217/
有田芳生は訴えられた作品を読んだうえで次のようにツイートしている。
小林よしのり氏が山口敬之TBS元記者に訴えられたというので、該当の『ゴーマニズム宣言』(『SAPIO』17年8月号)を読みました。タイトルは『禍々しき安倍政権』。てっきり全編で元記者をテーマにしていると思っていましたが、そうではありません。8ページのうち7コマ。問題の状況説明が断定です」
https://twitter.com/aritayoshifu/status/1093793747765157889
何故、小林を訴えたのだろうか。私も岩上安身同様に疑問に思った
「山口敬之氏は、伊藤詩織氏でもなく、週刊新潮でもなく、小林よしのり氏を訴えた、という。この構図は、僕が橋下徹氏からリツイートをスラップ提訴されているのと似たような構図である。狙いは何なのか?」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1093522197904146432

紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペースで2月28日(木)18:30より、紀伊國屋書店Kinoppy&光社古典新訳庫Readers Club Reading Sessionが開かれ、光社古典新訳庫創刊編集長の駒井稔が「いま、息をしている言葉で。――光社古典新訳庫のこれまでとこれから」を語る。
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20190209095955.html

◎ニシイズミユカをご存知ですか?インスタグラムを見てみよう。
https://www.instagram.com/shirokumaizm/?hl=ja
彼女はインスタグラムでオシャレさんの街角スナップや、自分自身のファッションコーデをイラストで描く「街角ドローイング」「私服日記」を発表している。
http://signpen55th.jp/interview/45/
実業之日本社によって「TOKYO GIRL'S FASHION DIARY」として一冊にまとめられた。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-33826-2
これステキだなあ。女性誌の編集者であれば「TOKYO GIRL'S FASHION DIARY」を買わなけりゃダメよね。

博報堂DYホールディングスの2018年4~12月期連結決算。売上高は前年同期比10%増の1兆544億円。営業利益は前年同期比35%増の492億円。純利益が前年同期比70%増の376億円。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/1673286/00.pdf
マス4媒体は、前年同期に好調だったテレビの反動減が大きく減収したが、4マス以外においてインターネットメディアの大きな伸びに加え、マーケティング/プロモーション、クリエイティブが好調に推移した。

◎「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)に連載されている生理を題材としたマンガ「生理ちゃん」(小山健)が実写映画化されることになった。
https://mantan-web.jp/article/20190211dog00m200032000c.html

福井新聞ONLINEがトーハンの300円ショップ戦略を紹介している。
「トレチェントは、出版取次大手のトーハン(東京)が昨年から展開を開始した。全国に約50店舗あり、書店の横に設けているのが特徴。同社によると、経営環境が年々厳しくなっている書店の売り上げ増につなげる狙い」
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/794837

◎「現代ビジネス」は、星海社で「江戸しぐさの正体」や「マージナル・オペレーション」シリーズなどを手がけたフリー編集者の平林緑萌が昨年10月に創業した出版社である志学社を取り上げている。志学社が「本社」を構えるのは市川駅から歩15分の二階建ての一軒家だ。名著の復刊や論の電子化と販売に取り組んでいる
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59754

◎「FNN PRIME」が掲載した「出版の新たなカタチ 『SNS発漫画』とは」は、こう結ばれている。
SNSからの書籍化は、出版社の生き残りにとって、なくてはならないプラットホームになってきているようだった」
https://www.fnn.jp/posts/00411821CX

博報堂のグループ会社QUANTUMでクリエイティブディレクターを務める川下和彦が「PRESIDENT Online」に「博報堂マンが見つけた"出世より大切な事"」を発表している。
博報堂では長年マーケティングやPR戦略を考える仕事をしてきましたが、QUANTUMで行っているのは、事業を創造することです。博報堂で培ったクリエイティブやリソースを活用してイノベーションを起こしたいと考えています。
この他に書籍や記事の執筆も行っており、広告であれ、事業であれ、書籍であれ、人が喜ぶものを作りたくて好きなことを行っている感じですね。こうした働き方のとおり、今の私は『職業=アイデンティティ』にする必要はないと思っています」
https://president.jp/articles/-/27484

下山進は「現代ビジネス」に「この10年で1000万部減…日本の新聞に再生の芽はあるか」を発表した。
「日本の全国紙には津々浦々にまではりめぐらされた販売店網がある。この販売店網に支えられた宅配制度によって世界一の部数をほこる新聞が可能になった。
しかし、現在は逆にこのイノベーションが、デジタル化にブレーキをかける『イノベーションのジレンマ』となっている。
紙を中心として新聞業を成り立たせていくのは将来的には難しいことだけは、はっきりしていると思う」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59536
下地は雑誌については一行も触れていないが、下地の言う「変化の波」を日本のメディアにおいて最も蒙るのは新聞でもテレビでもなく、雑誌であることは間違いない。

◎競泳の池江璃花子ツイッターで発表した「ご報告」は、発表後41分にして「いいね」が32748、リツイートが24301を記録している。2月12日午後11時29分現在、「いいね」が135733、リツイートが75538!
https://twitter.com/rikakoikee/status/1095185782480859137

河出書房新社からグレアム・ハーマンの「非唯物論 オブジェクトと社会理論」が刊行される!
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309249018/
思弁的実在論はブームとなりそうだ。

朝日新聞デジタルが2月11日付で掲載した「芥川賞発表日に表彰、噂の『新井賞』 売り上げにも貢献」は、マンガ「ダルちゃん」(小学館)のパブリシティにもなっている。
https://www.asahi.com/articles/ASM2565M6M25UTIL055.html

河出書房新社は、赤坂真理の6年ぶりの小説となる「箱の中の天皇」を刊行した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000218.000012754.html
大川隆法も霊を呼び出すのが得意である。

小学館の女性メディア局 Oggiブランド室が運営する「Oggi.jp」は、Webメディア「しごとなでしこ」と1月21日に統合したが、1月期月間1161万PV、473万UUを達成するに至った。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000230.000013640.html

小学館の学習誌「幼稚園」の企業コラボ付録について、編集長の村上孝雄が「ほんのひきだし」で次のように書いている。
「幼児誌では『ふろく=キャラを乗せる』が定石なもので。同じ小学館の幼児誌『ベビーブック』『めばえ』にはアンパンマンがいますが、『幼稚園』にはいません。
そんなある日、くら寿司へ行きました。ふと周りの家族連れを見ると、お子さんが大興奮しています。タッチパネルで親の注を入力し、到着したお寿司をわれ先にと取る。食べ終わったお皿を5枚入れて挑戦する『ビッくらポン!』に一喜一憂。これはもう、TDRUSJ並みのエンタテインメントだと。
『この一連が家で出来たら楽しいだろうな~』と思い、ふろく化を決意しました。きっかけをくれたくら寿司さんには、そのネームバリューをお借りしたく、協力を打診。モーターで回るお寿司の白ダミーを見せたら、大爆笑でご快諾いただきました」
http://hon-hikidashi.jp/enjoy/74474/

◎ネオキャリアの新卒向け就職支援サービス「就職エージェントneo」と、集英社スーパージャンプ」で連載されていたマンガ「銀のアンカー」のコラボ企画が2月12日(火)から開始された。「就職エージェントneo」の登録就活生限定で「銀のアンカー」を無料で閲覧できる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000011666.html

神戸新聞は2月11日付「まちの書店『生き残る道は地域密着』小型店に活路」で安井書店を取り上げている。
「…兵庫県宍粟市山崎町の幹線道路沿いに大型店を構えていた安井書店がこのほど、創業の地である山崎地区の商店街に24年ぶりに店舗を戻した。売り場面積を8分の1に縮小して本の数を絞り込み、ネットで品ぞろえをカバー。経費や在庫を抑えた小型店に活路を見い出す」
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0211/kob_190211_6681087918.html

◎みすず書店から松本潤一郎の「ドゥルーズマルクス 近傍のコミュニズム」が刊行された。零度のプロレタリアートか…えぇいッ!買っちゃえ!
https://www.msz.co.jp/book/detail/08787.html

◎2月12日付琉球新報「<乗松聡子の眼> 広河隆一氏の性暴力 女性差別抜け落ちた『人権』」は次のように書いている。
「社会的正義を訴え、弱者を救済する仕事で尊敬を集めていた人物が、傍らでは女性の権利侵害の常習犯だったということは、衝撃をもって受け止められているが、これは氷山の一角ではないだろうか。私から見ると、いわゆる『平和』『人権重視』を自認する個人や団体の行動に、その守るべき人権やなくすべき差別から『女性』がすっぽりと抜け落ちていると感じることは少なくない。『正しいこと』をしているが故に、セクハラやパワハラが起こっても、被害者がより声を上げにくくなっているような状況を何度も目撃してきた」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-874320.html

サイバー・コミュニケーションズCCI)と講談社は、女性ファッション誌「ViVi」のTikTokの公式アカウントを開設し、ファッションやコスメ情報を中心に動画コンテンツを拡充するとともに、TikTokの#チャレンジと「ViVi」のコンテンツ制作を組み合わせた広告商品の販売を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000031644.html

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3)【深夜の誌人語録】

一等賞を目指す生き方もあれば、皆勤賞を目指す生き方もある。