Index------------------------------------------------------
1)【記事】東映、東映エージェンシーがセクハラ&パワハラで謝罪
2)【記事】文藝春秋「コミック編集部」が投げたクセ球の正体
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.7.10 Shuppanjin
1)【記事】東映、東映エージェンシーがセクハラ&パワハラで謝罪
東映エージェンシーが自社のホームページに「ヒーローショー運営におけるSNS上での訴えについて」を公開したのは6月24日のこと。
《このたび、東映株式会社と当社が制作しております、東京ドームシティ シアターGロッソでのヒーローショーの運営におきまして、ハラスメント等の被害があったとSNS上での訴えがございました。事実であれば誠に遺憾であり、現在、調査・確認に着手させていただいております。被害を訴えた方、お客様及び株式会社東京ドームをはじめとする関係各社様にご迷惑・ご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
確認結果につきましては、あらためてお知らせする予定でございます。》
http://toeiad.co.jp/info/#000105
7月6日には「ヒーローショーの運営におけるSNS 上の訴えに関するご報告」を公開した。
《当社及び東映株式会社が株式会社東京ドームから制作を受託しております、東京ドームシティ シアターG ロッソでのヒーローショーに関し、SNS 上でハラスメント等の訴えがございました。当社と東映株式会社において詳細を調査中ですが、これまでに行われた被害を受けた方及び関係者からの聞き取りにおいて、当社社員1名のほか委託先の会社に所属するスタッフ等の計6名により、SNS 上での訴えがございましたハラスメント等が行われていたことが概ね確認できました。
このたびは、被害を受けた方及びご家族に心よりお詫び申し上げます。また、ヒーローショーを楽しみにしてくださるお客様、シアターG ロッソを運営する株式会社東京ドームをはじめとする関係各社様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
当社としましては、ヒーローショーを制作する会社としての責任を重く痛感し、被害を受けた方の訴えを真摯に受け止め、ハラスメント等を行ったスタッフに対し、今後その関与の度合いに応じた厳粛な処分・対応を行います。被害を受けた方から名前があがりました当社社員に関しては、現在開催が予定されているヒーローショーの制作に関与させないことといたします。
当社及び東映株式会社で協議の上、被害を受けた方のご意見も取り入れ、今後の具体的な対策として、以下のことを行ってまいります。ヒーローショーに関わるスタッフが事前にハラスメント講習を受講することを必須とし、ハラスメント等が起きないよう継続的な教育プログラムを作成いたします。併せて、ヒーローショーに関わる全てのスタッフが匿名で相談可能な外部窓口の設置、第三者による現場における定期的な聞き取り調査等を行うことにより、ヒーローショーを楽しみにしてくださるお客様やスタッフが安心してショーに参加できる環境づくりに努めてまいります。》
http://toeiad.co.jp/info/#000106
「ハフポスト日本版」が掲載した「ヒーローショー“お姉さん”がセクハラ告発⇒ 東映が謝罪 『計6名』が関与」によれば、ハラスメント被害をツイッターで訴えたのは東京ドームシティの特撮ヒーローショーが行われる劇場「シアターGロッソ」で、ショーの「お姉さん」を務めていた中山愛理である。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/toei-harassment_jp_5d2145aee4b0f3125685319e
中山がツイッターでセクハラ被害を訴えたのは6月23日のことである。
《ゴールデンウィーク、ご来場ありがとうございました
お友だちのみんなのおかげで、わたしも元気に過ごせましたよ!
どうぞこれからも、よろしくお願いします。》
《また、私は第2弾のゴールデンウィークをもちまして、シアターGロッソのお姉さんを卒業しました!
こちらは事前にお知らせできなくてごめんなさい。5月から沢山のお声を頂いて、皆さんの温かさが本当に嬉しかったです。
怪我も病気もなく元気いっぱいに過ごしてますのでどうぞご心配なく》
《続きの文があります。
少し長いですが、読んでくださったら嬉しいです。》
《どうして卒業したかというと、入った当初からの度重なる嫌がらせ(基本的に挨拶も無視、握手会中に水を掛けて妨害する、など)と、セクハラ (男性器のあだ名をつけて呼ぶ、すれ違い様にお尻を揉む、避けられない空間での卑猥な質問や直接的に胸を触る、など)に黙って1年耐えていたら、》
《それも不愉快だったのかゴールデンウィーク明けに「力不足なのでもう来なくていいです」と言われてそれっきりです。
会社からは、余計なことを言ったらもうお前に仕事を振らないぞ、と強く言われていましたのでこれを発信するということはそういうことです。》
《わたしの力不足に間違いありません。しかしそれ以上に許してはいけないことが沢山ありました。
特に性的な嫌がらせは、気にしていない、怒っていないフリをし続けなければいけませんでした。
お客様のおかげでお仕事は楽しかったけれど、胸を張って子供たちの前に立つには、少し辛かったのも事実です。》
《降りかかる性的な嫌がらせを、気にせず笑って流せるのがよく出来た女だとも言われてきました。でも、平成も終わり令和の時代を生きる子供たちには、前時代的なハラスメントに苦しめられることなく、自らの権利を害されることなく生きて欲しいと思います。そんなヒーローに出会って欲しいと思います。》
《以上のことでわたしは卒業です。
あいつは辞めさせられたから、と言っている人がいることも知っています。
あらゆることを笑って流すことができずにいた私は、さぞかしノリの悪い人間に見えたことだと思います。》
《「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています。》
《お客様の声に本当に支えられてきました。
ありがとうございました。
楽しいことに水を差してしまって本当にごめんなさい。
どうか少しでもいい方向に、子供たちの未来に希望を抱ける正しい社会になりますように。》
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142633462156804096
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142630851961733123
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142731455413379073
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736418017464321
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736426972246016
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736428066996224
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736429316882432
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736430428332033
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736431569203200
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1142736432936583168
「J-CASTニュース」が「ヒーローショーセクハラ、東映側が関係者『処分』と被害女性に謝罪」を7月7日に公開した。「J-CASTニュース」は6月25日に「戦隊ヒーローショー出演者のセクハラ告発、『事実であれば誠に遺憾』 東京ドーム・東映エージエンシーが見解明らかに」を公開している。
https://www.j-cast.com/2019/07/07361994.html
https://www.j-cast.com/2019/06/25360865.html?p=all
中山は7月6日に次のようなツイートを投稿した。
《皆様にご報告させて頂きます。
先日、東映様より聞き取り調査があり、事実確認後に現時点での報告と謝罪を頂きました。
まだ最終的な報告ではありませんが、現場の環境改善を約束して頂きました。
応援、励ましのお言葉本当にありがとうございます。》
https://twitter.com/EriNakayamaEri/status/1147491829006229505
「J-CASTニュース」や「ハフポスト日本版」のみならず、こういう記事を「文春オンライン」や「NEWSポストセブン」がスクープするようになれるかどうかである。
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2)【記事】文藝春秋「コミック編集部」が投げたクセ球の正体
文藝春秋にも「コミック編集部」が存在した!創業者・菊池寛の孫が編集長をつとめた「月刊コミックビンゴ」休刊以来、文藝春秋に20年振りに復活したそうだ。そのコミック編集部の第一弾の仕事となるのが、先崎学の「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」のコミカライズ作品(画・河井克夫)を、7月7日(日)より「文春オンライン」で連載開始した。今後は毎週日曜日に更新予定だという。しかし、いきなりクセ球を投げて来たぞ。
https://www.atpress.ne.jp/news/187664
小説のコミカライズではなく、ノンフィクションのコミカライズを第一弾の仕事としたわけである。文藝春秋にとってマンガは「文藝」の仕事と言って良いのだが、題材を「春秋」に求めたところなど、なかなか挑戦的であり、好感が持てる。ただし、「クセ球」ではあるが、文藝春秋にとってノンフィクション・マンガは既に経験済みではある。高田かやの「カルト村で生まれました。」がそうである。これもWEB連載し、2016年2月に単行本化されている。文藝春秋のコミック編集部はノンフィクションのコミカライズを柱の一つにしようとしているのかもしれない。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1639040400000000000X
先崎学の「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」は昨年、ちょうど一年前に文藝春秋より「空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、突然の休場を余儀なくされた羽生世代の棋士。うつ病回復末期の〝患者〟がリハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記」として刊行されている。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908939
「週刊現代」2018年7月21日・28日合併号が取り上げるなどして話題にもなっている。そこで、先崎はこう語っていた。
《うつ病になった原因は、自分ではこれだという確信があります。2016年8月から2017年5月にかけて起こった将棋界の「ソフト不正使用疑惑事件」です。》
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56557
話題にはなったにしても、ベストセラー街道を驀進するという作品ではなかった。このマンガ化が成功すれば、「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」を文庫化するに際して「追い風」となるはずだ。
河井克夫は「大人計画」と係わりが深いことでも知られるマンガ家だ。宮藤官九郎作演出の大人計画部分公演「自慢☆自慢」に出演しているし、松尾スズキと「チーム紅卍」というユニットを組み、「TVブロス」でコラムを連載していた。宮崎吐夢のブレーンとしても知られている。そうそう「あまちゃん」や「半分、青い。」には役者として出演している。
河井克夫は「鬼才」と呼ぶに相応しい作家である。「ブレーメン」や「女の生きかたシリーズ」「日本の実話」「クリスチーナZ」など、青林工藝舎を中心に作品を刊行して来た才能だ。ちなみに「クリスチーナZ」は「ミュージック・マガジン」で連載されていた。
https://axstore.net/products/detail.php?product_id=59
https://axstore.net/products/detail.php?product_id=60
http://www.seirinkogeisha.com/book/212-9.html
私はKADOKAWAから刊行された「久生十蘭漫画集 予言・姦」が好きである。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321607000137/
先崎学の「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」をコミカライズするにあたって河井克夫をマンガ家として起用するなど、コミック編集部には相当な「通」(というか好き者)がいるということだ。
河井克夫がツイートしている。
《先崎学さんの闘病エッセイをコミカライズしております。面白い!つっちゃいけないのかもしれないが、面白い!ご高覧いただければ重畳。》
https://twitter.com/osuwari/status/1147725526938710016
ラジオドラマ化もされる。河井のツイートで知った。
《偶然ですがNHKのラジオドラマでもやるらしい。同じ事務所の山内慶太郎さんが出ているので、よろしければこちらも。》
https://twitter.com/osuwari/status/1147727513965101056
https://www.nhk.or.jp/audio/html_fm/fm2019022.html
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3)【本日の一行情報】
◎「日刊SPA!」が「年200億円赤字のAbemaTVを、なぜ藤田晋社長は続けるのか」(馬渕磨理子)を発表している。
《サイバーエージェントの事業別の売上高を分解してみます。【メディア事業】、【広告事業】、【ゲーム事業】の3つあるメイン事業のなかで、広告事業が54%の売上高を占め、次にゲーム事業が35%を占めています。
知名度の高いAbemaTVのメディア事業は、会社全体の売上高の比率ではわずか6%に過ぎないのです。実際、2018年度のメディア事業の営業損益は177億円赤字(うちAbemaTVは208億円赤字)ですが、広告事業で213億円、ゲーム事業で253億円の営業利益を積み上げ、全体として301億円の営業利益に着地しています。
つまり、サイバーエージェントは、AbemaTVで赤字を出しても、会社全体として黒字に納まるほどの“稼ぐ力”を持っているのです。》
https://nikkan-spa.jp/1586106
◎アグネス・ラムとは懐かしいなあ。小学館は写真家・長友健二、池谷朗の2人がデビュー当時(18歳)のアグネス・ラムを撮った写真を、未発表写真を含めて1冊にまとめたアグネス・ラム初のデジタル写真集「アグネス・ラム 砂浜の恋人」をリリースした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000325.000013640.html
◎福井新聞オンラインが7月8日付で「発売即重版、福井舞台の異色ラノベ」を掲載している。
《福井県福井市出身の作家、裕夢さん(32)=東京都=のデビュー作となるライトノベル「千歳くんはラムネ瓶のなか」が発刊された。福井を舞台にした青春ラブコメディーで、主人公はイケメンで友人にも恵まれた“リア充”側の設定と、ライトノベルでは異色の作品。発売1週間で重版が決まるなど話題を呼んでいる。》
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/890082
小学館の「ガガガ文庫」から刊行された。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09451796
◎賀東招二のガガガ文庫「コップクラフト」が、テレビアニメ化され、7月8日深夜から順次、放送されている。
https://mainichi.jp/articles/20190705/dyo/00m/200/041000c
◎「日刊ゲンダイDIGITAL」の「NHK朝ドラ『なつぞら』には華麗な実在モデルがいる!」は海原かみなが書いている。まず広瀬すずが演じるアニメーター奥原なつは、東映動画で活躍した奥山玲子である。なつの先輩・大沢麻子(貫地谷しほり)は、虫プロダクションに移籍して「鉄腕アトム」の作画を担当する中村和子。なつと同期の三村茜は大田朱美で、宮崎駿と結婚する。大型書店「角筈屋」の社長(リリー・フランキー)は「紀伊國屋書店」創業者の田辺茂一。歌手の煙カスミ(戸田恵子)は清酒黄桜のCMで人気となる楠トシエといった具合である。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/257802
◎「週刊少年マガジン」(講談社)の60周年を記念し、三ツ矢サイダーと同誌の全10作品のキャラクターがコラボした企画が、7月8日より特設サイトおよび公式Twitter(@mitsuyamagazine)でスタートした。
https://natalie.mu/comic/news/338807
https://mitsuya-magazine.com/
◎作・香川まさひと、画・木村直巳、監修・佐藤喜宣のマンガ「監察医 朝顔」がフジテレビで実写ドラマ化され、7月8日より放送が始まった。主演は上野樹里。2006年に放送された「のだめカンタービレ」以来、約13年ぶりの「月9」主演だ。また、山口智子が1996年に放送された「ロングバケーション」以来、約23年ぶり、石田ひかりが1993年に放送された「あすなろ白書」以来、約26年ぶりに、「月9」枠にレギュラー出演するのも話題だ。毎日新聞が7月8日付で「監察医 朝顔 上野樹里“のだめ”以来、13年ぶりの月9主演で法医学者に “月9”女優山口智子、石田ひかりも」を公開している。
https://mainichi.jp/articles/20190707/dyo/00m/200/023000c
◎火野葦平の「天皇組合」が69年ぶりに河出書房新社から復刊される。毎日新聞が7月7日付で「69年ぶり『天皇組合』再刊 実話に基づくユーモア小説」を発表した。
《芥川賞作家の火野葦平(1906~60年)が敗戦直後に書いた小説『天皇組合』が、平成から令和への改元を機に69年ぶりに河出書房新社から再刊された。当時、世をにぎわせた「自称天皇」の実話に基づくユーモア小説。再刊を受けて葦平の出身地、北九州市若松区では葦平の天皇関連の著作を紹介する動きも出ている。》
https://mainichi.jp/articles/20190707/ddp/014/040/006000c
実は半年前の1月に復刊されていた。河出書房新社は1月18日に次のようにツイートしていた。
《火野葦平『天皇組合』発売。
戦争が終って、われこそ本当の天皇だ、と名乗りをあげる人物が続出、その一人・虎沼はまずは全国の天皇が団結して現天皇の退位をもとめることを画策するが。抱腹絶倒の隠れた名作が復活。》
https://twitter.com/Kawade_shobo/status/1086220077182021633
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027739/
古書ダンデライオンの中村明裕が5月2日にツイートしている。さすが三月書房である。
《次の用事の途中、久々の三月書房さんへ。宍戸さんもみやこめっせを覗いてくれてたそうで、うちの棚の前で誠光社の堀部さんとバッタリ会ったそう。二人に棚を見られたと思うと何か背中にヒヤッと。駆け足で火野葦平『天皇組合』(河出書房新社)と山本善行×清水裕也『漱石全集を買った日』(夏葉社)を。》
https://twitter.com/koshodandelion/status/1123884313110568961
「週刊読書人」5月3日号で前田年昭が「天皇組合」を書評している。そこにこんな一文があった。
《近年の護憲運動の無力さは、戦争放棄の九条は擁護しても天皇条項はけっして批判しえないという没歴史的な思想の弱さに起因する。》
https://dokushojin.com/article.html?i=5369
保阪正康の「天皇が十九人いた さまざまなる戦後」も復刊してもらいたい。もともとは角川文庫から出ていた。
http://shuraba.com/?p=book/review/20100626
近藤佐知彦の「天皇ヒロミチとその時代 逆説的天皇論の試み」(晃洋書房)も読んでおきたい。
http://www.koyoshobo.co.jp/book/b311992.html
「自称」天皇の熊沢天皇は熊沢寛道である。
◎コミック配信サービス「まんが王国」を運営するビーグリーは、同社の提供する無料マンガアプリ「コミックevery」において、双葉社のマンガ作品を配信開始した。これにより基本無料作品が900作品・27,000話以上となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000034768.html
◎ぴあが横浜・みなとみらい21に建設中の音楽専用アリーナ「ぴあアリーナMM」の開業日が2020年4月25日に決定した。こけら落とし公演を担うのは地元・横浜出身のデュオ「ゆず」である。
https://www.oricon.co.jp/news/2139536/full/
◎「BLOGOS」が「Twitterの乗っ取り被害報告が相次ぐ…DMの『ONLY FOR YOU』というリンクに注意」を公開した。
《今回騒動になっているのは、Twitterのダイレクトメッセージで「ONLY FOR YOU ○○○○(アカウント名)」という文言とともに送られてきたリンクをタップすると、ブラウザが立ち上がり、表示されたサービスがTwitterとの連携を求めるというものです。
URLのリンク先は脆弱性のある危険なサイトな上、表示されたサービスからTwitterアカウントとの連携を認証してしまうと、アカウントを乗っ取られ、身に覚えのないツイートを投稿されたり、同じようなDMをほかのユーザーに送られてしまったりするようです。》
https://blogos.com/article/389802/
◎土日月によるライトノベル「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」(KADOKAWA)は、「月刊ドラゴンエイジ」(KADOKAWA)でコミカライズ連載されているが、「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」としてテレビアニメ化される。
https://natalie.mu/comic/news/338812
◎サントリー食品インターナショナルは、8月23日(金)の「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」公開を記念し、7月15日(月)よりサントリー緑茶「伊右衛門 特茶(特定保健用食品)」と「劇場版おっさんずラブ」のコラボ企画を実施する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000027480.html
◎「バス停看板」広告で地域住民から慕われている寿交通。
http://www.taxi-kotobuki.co.jp/busstop.html
今回の「バス停看板」は「増税中止と年金が参院選の争点です 棄権は白紙委任状 アベ政治を許すな!」だって。千田裕代表取締役社長は次のようにツイートしている。
《七夕や夏祭りの仕事で忙しい看板屋さんが、無理を押して社外看板を作り直してくれました!
参院選が終わるまではこれでいきます!
原発、福祉、年金、奨学金、お友達政治…etc.
棄権はアベ政権に白紙の委任状を渡すことです。
投票は国民の権利ですが『義務』でもあると(社)は考えています!(社)》
https://twitter.com/taxikotobuki/status/1148094990955847681
これは7月6日のツイート。
《NHKの岩田明子記者兼論説委員はどうよ?
「皆さまのNHK」ならぬ「アベ様のNHK」を露骨なまでに地でやっている岩田記者はBPO違反じゃないですか!(社)》
https://twitter.com/taxikotobuki/status/1147296568581558275
http://www.taxi-kotobuki.co.jp/message.html
平野啓一郎がリプライして曰く。
《次にタクシー呼ぶ時は、寿交通にしよう。この会社の「次世代配車アプリ『S.RIDE (エスライド)』」なるものも、ダウンロードしてみました。》
https://twitter.com/hiranok/status/1148428993927868417
◎君はマキエマキを見たか?
https://twitter.com/makiemaki50/status/1147898273618776064
https://www.instagram.com/makieakaban/
写真集「マキエマキ」は集英社インターナショナルから刊行されている。
https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%e3%83%9e%e3%82%ad%e3%82%a8%e3%83%9e%e3%82%ad
毎日新聞が7月2日付で「『自撮り熟女』マキエマキさん作品集 大手からの出版決めた名物編集者の決断」を掲載している。
《自らを「自撮り熟女」と名乗る写真家、マキエマキさん(53)の昭和風セルフポートレートが快進撃を続けている。海女にふんした写真や、団地で撮影したピンク映画風の写真などユニークな作品が話題を呼び、今年2月に集英社インターナショナルから初の作品集「マキエマキ」も出版した。仕掛け人は元小学館の編集者で、矢沢永吉さんの「成りあがり」などをヒットさせた島本脩二さん(73)。出版界で実績のなかったマキエさんの作品を大手出版社が出すのは異例の決断。》
https://mainichi.jp/articles/20190702/k00/00m/040/016000c
「日本国憲法」をベストセラーにした島本脩二である。
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4)【深夜の誌人語録】
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