【文徒】2019年(令和元)7月12日(第7巻124号・通巻1544号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】「ハンセン病控訴」誤報に朝日の現役・OBからも批判が噴出
2)【本日の一行情報】
3)【人事】小学館 7月11日付 組織変更と人事異動
4)【人事】KADOKAWA 8月1日付
5)【人事】ベストセラーズ 7月1日付
----------------------------------------2019.7.12 Shuppanjin

1)【記事】「ハンセン病控訴」誤報に朝日の現役・OBからも批判が噴出(岩本太郎)

既に報じられている通り、ハンセン病患者に対する隔離政策による家族への差別被害を認めて国に損害賠償を命じた先月28日の熊本地裁判決について、安倍晋三首相が控訴しないことを9日に表明。同日朝にNHKや共同などがこれを報じたことから「ハンセン病族訴訟、控訴へ」と9日付1面トップで報じた朝日新聞は「誤報を大っぴらに指摘される羽目に陥ってしまった。
朝日は朝刊が出た後の同日11時前にはウェブサイトの『朝日新聞デジタル』に「誤った記事を配信したことをおわびします」と追記。夕刊でもお詫びを掲載したほか、翌10日の午前0時には政治部長栗原健太郎による「ハンセン病家族訴訟 記事を誤った経緯を説明します」との記事を公表した。
法務省厚生労働省首相官邸幹部は控訴するべきだとの意向で、あとは安倍晋三首相の政治判断が焦点でした。
首相は7月3日の党首討論会で「我々は本当に責任を感じなければならない」などと発言しました。しかし官邸幹部への取材で、この発言を受けても、控訴の流れに変わりはないと受け止めました
8日、「ハンセン病関連で首相が9日に対応策を表明する」という情報とともに、控訴はするものの、経済支援を検討しているとの情報を得ました。さらに8日夕、首相の意向を知りうる政権幹部に取材した結果、政府が控訴する方針は変わらないと判断しました。このため朝日新聞は1面トップに「ハンセン病家族訴訟、控訴へ」との記事を掲載することを決めました》
https://www.asahi.com/articles/ASM796VF8M79UTFK02M.html
しかしこれが9日朝、記者団に安倍首相が控訴しない方針を表明したことで一気にひっくり返されてしまう。この展開にネット上では案の定「ざまあみろ朝日」や吉田証言問題も持ち出し誤報をあげつらう書き込みの一方、陰謀論というか謀略説を匂わせる声も上がった。憲法学者九州大学法学部教授でもある南野森は同日朝8時の時点でこうツイート。
《もしかして朝日新聞だけがガセネタを掴まされた?鬼の首を取ったようにこれから選挙演説で安倍首相が朝日新聞攻撃を始めたりして?
一面トップのスクープが誤報ということになれば、なかなかの失態だが、これが実は政権によって仕組まれたのだとしたら怖すぎる。まさかね》
https://twitter.com/sspmi/status/1148369299670573058
政治学者の山口二郎もこれを引用RTしつつ言及。
《選挙戦の最中に、政府がハンセン病訴訟の控訴を決定するはずはないというのが常識。南野さんの観測も、うがちすぎではないように思える》
https://twitter.com/260yamaguchi/status/1148374272001265669
故・黒田清の『窓友新聞』の流れを汲む神戸の『新聞うずみ火』もそうしたツイートをしていた。
《逆に毎日新聞には〈政府内に控訴断念論〉の見出し。安倍政権による朝日叩きの臭いがする。はめられたか》
https://twitter.com/shinbunuzumibi/status/1148378831092252672
もとより、こうした朝日擁護ともとられそうなツイートもさっそくネット民の餌食となる。『アゴラ』編集長の新田哲史も上記の毎日の「控訴断念論」報道を持ち出しつつツイート。
《これ毎日にけさ載っているみたいだが、同じアンチ安倍でも政府内の動きを正確に捉えていたことがわかる。朝日の記者がつかまされた「陰謀」の可能性は否定しないが、取材力や判断力の差もあるんじゃないか》
https://twitter.com/TetsuNitta/status/1148398579439947776
ZOZOの田端晋太郎も一刀両断。
《「報道しない自由」もあるんだから、一杯食わされるリスクを考慮しなかったほうの負け》
https://twitter.com/tabbata/status/1148386551245594624
朝日新聞の内部からも鮫島浩が、9日の朝10時前、安倍首相による控訴断念の意向が他でも報じられた後に朝日が出した続報をシェアしながら以下のように批判していた。
誤報のこの修正の仕方は最悪。「政府は控訴する方針を固めていたが首相が控訴断念を最終判断した」では安倍首相をヒーローにする官邸シナリオ通り。誤報の上塗りだ。情報操作に利用されたことを素直に認め、取材経緯を公表し真実を明らかにするのが報道機関としての責務だ》
https://twitter.com/SamejimaH/status/1148395986198265856
朝日がウェブ上で最初のお詫びを出したのはこの約50分後だ。しかし鮫島はその後もさらに続けてこう言う。
《新聞の鉄則として「政府は方針を固めた」と書くのは官邸中枢のウラをとった時。「ハンセン病家族訴訟控訴へ」の誤報は政権に騙された可能性が高い。客観中立の選挙報道どころか「官僚の方針を覆した安倍首相の英断」という参院選向けストーリー作りに加担してしまった格好だ》
https://twitter.com/SamejimaH/status/1148419796616142849
前川喜平もこう書いた。
《アクセス・ジャーナリズムの失敗。あるいは、アクセス・ジャーナリズムを手玉にとった選挙戦術。しっかりしろ、新聞記者。「控訴の方針を明かにした政府関係者」は誰だったんだ?》
https://twitter.com/brahmslover/status/1148713394335289349
東スポWeb』が9日夕刻の記事でこんな見方を披露していた。誤報の常習犯とか「日付以外は全部誤報」といったジョークも飛ばされる『東スポ』だが、こうした大手メディア批評では時々鋭い突っ込みを見せる。
《「控訴期限が12日に迫り、政府内でも意見が分かれていた。控訴すれば参院選に影響するのは間違いなく、安倍首相は3日の記者クラブでの会見で控訴断念を示唆する発言をしていた。それだけに朝日は、よほどの筋から確固たる情報を得て1面で報道したのでしょうが、誤報となっては政権にマイナスのイメージを与える印象操作にもつながる話で責任重大です」(永田町関係者) 》
《朝日は、朝刊では「政府関係者が明らかにした」としていたが、おわびでは「複数の政府関係者への取材をもとに」と“複数の”が書き加えられており、取材源秘匿のための配慮とみられる》
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/1466634/
朝日OBの柴山哲也も翌日にはTwitterで警鐘を鳴らした。
《偽の情報を掴ませて、記者の信頼を損なわせる策動はしばしばあることです。偽情報を掴まされてフェイクニュースを書かされた記者は、その間の取材プロセスを記事にして公表し、権力犯罪を証明することで、名誉回復を計るべきですが、日本の場合、記者の個人的行動を新聞社側が許さないでしょうね》
《朝日誤報事件は記者クラブの情報源に依存しながら政府批判する新聞の限界点を露にした。権力側が語らって記者クラブを操れば新聞を潰すことが可能になった。朝日は政治部を廃止し記者クラブも脱退したらいい。発表もの時間差リークで特ダネを狙うのは辞めたほうがいい。権力悪を暴く調査報道の充実を》
https://twitter.com/shibayama_t/status/1148823240975872000
https://twitter.com/shibayama_t/status/1149075227772510209
鮫島も同様に「記者クラブと決別してでも」と煽る。
《「政権幹部」に嵌められて誤報したとなると「政権幹部」を公表して抗議し全面対決に突入しなければならなくなる。記者クラブ退の覚悟も必要だろう。その腹を固められず「新聞社の判断ミス」として収めたのでは?そんな疑念を解消するには第三者委による徹底調査が不可欠だ。官邸取材への不信は強い》
https://twitter.com/SamejimaH/status/1148869206638641152
本当に「陰謀」だったのかどうかはともかく、柴山が言う通り今の新聞記者の政治取材のシステムがはらむ落とし穴にはまってしまった(なおかつそれについて当該の記者自身らを中心とした自己検証を許さない)事件だったように思える。

------------------------------------------------------

2)【本日の一行情報】(岩本太郎)

◎以後も経過が気になる「漫画村」元運営者逮捕報道だが、NHKが9日夜に、逮捕された元運営者とみられる人物に昨年4月の段階で電話インタビューした際の一問一答を報じていた。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190709/k10011988031000.html

◎『弁護士ドットコム』は「漫画村」元運営者がフィリピンから日本に戻ってきたら「どんな罪に問われる?」と書いていた。弁護士の立場からこの問題についても様々な発言を行ってきた福井健策がインタビューに応じ、次のように語っている。
《もとより正確な実態解明は今後ではありますが、日本の著作権法違反(119条1項・著作権侵害)にあたる可能性は高いでしょう
《多重国籍が取り沙汰されていますが、男性の国籍を問わず、刑法1条1項により、国内が「犯罪地」であれば日本法が適用されます。犯罪地とは、犯罪にあたる行為の地または結果発生地と考えられます。
この結果発生地ですが、漫画村は主に日本の書籍・雑誌が掲載された日本語サイトであり、アクセス数で95%以上とされた国内の膨大なユーザーによって現実に閲覧(受信)されていたサービスです。侵害の結果発生の中心地が日本であったことは否定しがたいところです。
この場合、少なくとも日本は中心的な犯罪地の1つだったと言えるため、日本法が適用される可能性は高いでしょう。その場合、サーバーに他人の著作物である書籍や雑誌を蔵置して日本の不特定のユーザーに読ませる行為は、公衆送信権の侵害などにあたることも疑いがなさそうです》
https://www.bengo4.com/c_23/n_9871/ 

◎相変わらずお笑い芸人の闇営業問題が連日報じられる中、『NEWSポストセブン』での溝口敦と鈴木智彦による連載対談シリーズでも、この話題に絡めて新聞などマスメディアとの「持ちつ持たれつ」の関係性に言及。
記者クラブでビックリしたことがありました。抗争中の暴力団ら警察の記者クラブに「何月何日に出頭するから」と連絡があって、そのときに「車のナンバーを撮るな」「ぶら下がり(取材)をするな」などと暴力団記者クラブに要求してきたんです。けど、新聞記者なんだから、「なに暴力団が好き勝手言ってやがるんだ、ふざけるな。警察に出頭するんだったら、(ぶら下がりで)聞きたいこと全部聞くぞ」くらいの勢いかと思ったら、言われたとおりに全部従ったんですよ(笑い)。おとな~しく質問もせず》
山口組分裂のあと、埼玉で発砲事件があって、東京のテレビ局が撮りに行っている。門を掃除している組員に、「撮らせてください」と言ったら「OK」って言うわけです。ただし、「体面があるから俺はお前らを怒鳴る。怒鳴るシーンを撮れ」って。それで、「オラァ、コラァ、何やっとんじゃぁ!」と怒鳴ってから、いろいろ話してくれたそう(笑い)。組織への体面で、取材に答えるわけにはいかないけど、来たやつに事情を説明するのはいいと》(以上、鈴木)
《新聞もそう。たとえば、抗争でカチコミ(事務所への襲撃)をやるでしょ。襲撃を受けた組のほうが、警察に届けないことがあるんですよね。それだとニュースにならないから、撃った方がわざわざ警察に電話して、「今、拳銃の発砲音がしました」と通報することがあるんです。(略)新聞で見出しにならないと、やった意味がないからね》(溝口)
https://www.news-postseven.com/archives/20190709_1407378.html 
https://www.news-postseven.com/archives/20190710_1407393.html

◎『CREA』が編集スタッフを募集中。雇用形態は業務委託で「期間契約(年間契約)」と「特集号ごとの契約」の2種類。応募資格は女性誌・ビジュアル誌編集経験者(性別は不問)で「ファッション企画の経験者、デジタル・SNS等の活用に詳しい方優遇」とのこと。応募締め切りは7月31日。
http://crea.bunshun.jp/articles/-/23148

◎マガジンハウスのカスタムプロデュース部が公式ウェブサイトをリニューアルした。これまで同部がクライアントとの間で手掛けてきた仕事(書籍やムック、カタログなど印刷物から、ウェブ、動画、アプリ等々)の事例やニュース集を今後はここへコンスタントにアップデートしていくそうだ。
https://custom.magazineworld.jp/
https://custom.magazineworld.jp/news/news-0704/

モーターマガジン社発行の老舗自動車雑誌『ホリデーオート』が10日発売の8月号を最後に休刊。1971年の創刊以来48年の歴史に幕を下ろした。同社の四輪事業部門はコンテンツ事業を再編。ブランドを「Moto Magazine」に統一のうえ従来の『ホリデーオート』的なコンテンツは『Webモーターマガジン』が引き継ぐ。
https://response.jp/article/2019/07/10/324310.html
https://web.motormagazine.co.jp/

◎5日に発売された河出書房新社藝』秋季号が売れ行き好調により、9日夜に重版が決定したそうだ。同誌では17年ぶりのことだという。同号の特集は「韓国・フェミニズム・日本」。ベストセラーになった『82年生まれ、キム・ジヨン』の訳者・斎藤真理子と翻訳家の鴻巣友季子の対談、同書著者のチョ・ナムジュや直木賞作家の西加奈子ら日韓作家10人による短編競作が掲載されており、SNSで口コミが広がったことも大きく作用した模様。発売5日目に紀伊國屋書店の全国消化率が76%を超えたこともあって重版が決まったとか。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1907/10/news082.html
https://rooftop.cc/news/2019/07/10121315.php

電通デジタルの客員エグゼクティブコンサルタントなども務めてきた有園雄一(zonari合同会社代表執行役社長・アタラ合同会社フェロー)が「電通博報堂の良いところ・悪いところ:今日とは違う明日をつくり出すために」と題して『DIGIDAY』に寄稿。
10年以上前には電・博とのネット広告の仕事では「1クリック10円? そんな仕事ができるかよ」といった言葉を浴びせられていたのが、今やすっかり様変わり。最近ではむしろネット広告代理店のほうがGDPR情報銀行、個人情報保護といった新たな話題に絡む局面で保守化してきた傾向があるとしつつ、将来に向けたこんな懸念も語っている。
《デジタル領域だけでいえば、電通博報堂の40代以上の正社員の多くがネット広告の現場を経験していない。子会社や関連企業に任せてきたからだ。そのため、今後、大量にリストラになるのではないかと心配だ》
《ただ、これは、電通博報堂に特有の課題ではない。日経の記事「早期退職はや8000人、18年の倍 次見据える中高年」が指摘するように、「団塊ジュニア世代が50歳に近づき『多くの企業で中高年がボリュームコストになっている』(日本総合研究所の山田久主席研究員)」という。つまり、日本経済全体の課題である。この記事のなかで、デジタル対応のために若手が必要だと書かれている。電通博報堂も例外ではなく、もっと多くのデジタルネイティブな若手が必要なのだ。
そして、私も今年で50歳なので他人事ではない。私も含む40代以上の世代は、できるだけ早く、活躍の場や事業の実権を若手に譲り、若手に古い固定観念を押し付けるのではなく、必要に応じて求められれば支援するぐらいがいい。それが、日本経済のためであり広告業界のためであり、電通博報堂のためだと思う。終身雇用の幻想を追いかけて、若い人たちのお荷物になるのは避けたいところだ》
https://digiday.jp/agencies/the-advantages-and-disadvantages-of-dentsu-hakuhodo-creating-a-new-tomorrow/

博報堂発行の雑誌『広告』(現在は不定期刊)が7月24日発売号よりリニューアル。同社のクリエイティブチーム「monom」を率いるクリエイティブディレクター・プロダクトデザイナーの小野直紀が新たに編集長に就任。アートディレクター・デザイナーを電通の上西祐理のほか、フリーランスの加瀬透と牧寿次郎の3名に委ねるという。
https://kohkoku.jp/
https://www.hakuhodo.co.jp/archives/announcement/58926
小野による創刊の辞は「note」で公開中。
https://note.kohkoku.jp/n/nda28d1c21b3f
今月下旬にはリニューアル記念イベントも予定されている。27日(京都・恵一乗寺店)は『暮しの手帖』編集長の澤田康彦(元マガジンハウス)、29日(東京・青山ブックセンター本店)化人類学者の松村圭一郎、31日(同・無印良品銀座)は映画監督の塚本晋也をそれぞれゲストに招き、小野との対談が行われるようだ。
https://note.kohkoku.jp/m/mba2a43a5d577

博報堂・大広・読売広告社の6月度単体売上高実績表。3社ともラジオが対前年比で大きく伸長。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/1730036/00.pdf
今年3月以降のNHKや民放ラジオ各局が共同で実施してきた統一キャンペーンの効果もあったのではないかと思われる。

ニッポン放送は来たる15日で開局65周年。同日には朝5時から21時30分まで生放送の特別番組「おかげさまで65周年“あなたとROCK&GO!”」が予定されている。
https://www.sankei.com/entertainments/news/190710/ent1907100004-n1.html

◎『VERY』編集長の今尾朝子が、同誌で3年以上連載をしている武田砂鉄が金曜パーソナリティを務めているTBSラジオACTION」の5日放送分に出演。その模様が同番組公式サイトでテキストにて公開された。
https://www.tbsradio.jp/387170

◎『JCASTニュース』が「1964年の雑誌が掲載した、ジャニー喜多川さん32歳の顔写真」を紹介していた。当時小学館が発行していた少女向け雑誌『女学生の友』の同年4月号に掲載されたものだとか。翌年の『週刊サンケイ』には《喜多川氏の写真は、本人の写してもらいたくないとの希望で掲載しません》とあるそうだから、確かにかなりのレアものだろう。
https://www.j-cast.com/2019/07/10362312.html

◎先週も予告したが、インパクト出版会が今年5月、新刊『鎮魂歌(レクイエム)』を含む出版広告を朝日新聞の土曜朝刊「読書」面の下に出稿しようとして拒否された問題(その後朝日が謝罪のうえ6月に当該広告を掲載)について私(岩本)が『週刊金曜日で報じた記事が、昨日から「週刊金曜日オンライン」にもアップされた。
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/07/11/antena-515/
それにしてもインパクト出版会朝日新聞に掲載拒否の理由を直接質そうと担当広告会社に朝日の広告担当者の名前を尋ねたのに対し「ニュースソースは教えられない」との珍回答で拒まれたという話にはびっくりした次第だ。

------------------------------------------------------

3)【人事】小学館 7月11日付 組織変更と人事異動

〈組織変更〉
▼第一児童学習局「Hugkum&学習雑誌ブランド室」、第三児童学習局「教育事業室」、第二コミック局「コロコロデジタルネットワーク室」、第四コミック局「コミックアライアンス事業室」を新設。
▼第一児童学習局「学習雑誌編集室」を「小学8年生」「新聞編集室」に分割。
▼第二児童学習局「百科」「学習まんが」を「学習まんが・百科」、ライフスタイル局「書籍戦略室」「ライフスタイル・ブランドスタジオ」を「ライフスタイル・ブランドスタジオ」、出版局「芸 企画室」「芸編集室」を「芸編集室」に統合。
▼第四コミック局「ジュニア庫」を第二児童学習局に移管。

〈人事異動〉

藤田 基予
新:取締役広告局担当 
旧:取締役(兼)広告局担当(兼)広告局 ゼネラルマネージャー(兼)広告局 デジタルメディア営業センター 室長

塩谷 雅彦
新:取締役制作局担当
旧:取締役(兼)制作局担当(兼)制作局ゼネラルマネージャー

速水 健司
新:制作局 ゼネラルマネージャー
旧:制作局 シニアマネージャー(兼)社長室 経営企画課(兼)国際メディア事業局 国際事業センター

河合 隆史
新:制作局 ゼネラルマネージャー 
旧:制作局 シニアマネージャー

大森 栄造
新:マーケティング局 エキスパートマネージャー
旧:マーケティング局 シニアマネージャー(兼)雑誌SP室室長

森 雅彦
新:社長室 シニアマネージャー 
旧:マーケティング局 シニアマネージャー(兼)社長室 経営企画課

木暮 義隆
新:マーケティング局 シニアマネージャー(兼)コミックSP室 室長(兼)社長室 経営企画課
旧:マーケティング局 シニアマネージャー(兼)コミックSP室 室長

伊藤 真嗣
新:広告局 シニアマネージャー(兼)デジタルメディア営業センター 室長
旧:広告局 シニアマネージャー(兼)デジタルメディア営業センター 課長

村上 孝雄
新:第一児童局 チーフプロデューサー(兼)Hagkum&学習雑誌ブランド室 室長(兼)企画室室長
旧:第一児童学習局 チーフプロデューサー(兼)幼稚園編集長(兼)企画室室長

田崎 守
新:ライフスタイル局 エキスパートプロデューサー 
旧:第一児童学習局 プロデューサー (兼)学習雑誌編集室 室長(兼)国際メディア事業局 国際事業センター

塚原 伸郎
新:第二児童学習局 プロデューサー(兼)児童創作室長
旧:第二児童学習局 エキスパートプロデューサー

岩間 朗子
新:第三児童局 エキスパートプロデューサー
旧:第二児童学習局 プロデューサー (兼)児童創作 室長

杉本 隆
新:第三児童学習局 チーフプロデューサー(兼)こどもデジタル室(兼)教育事業室 室長旧:第三児童学習局 チーフプロデューサー(兼)こどもデジタル室

宮川 勉
新:第三児童学習局 プロデューサー(兼)教育編集室 室長 
旧:第三児童学習局 プロデューサー(兼)幼児と保育 室長

青山 明子
新:第三児童学習局 プロデューサー(兼)図鑑 室長(兼)教育企画室 室長
旧:第三児童学習局 プロデューサー(兼)図鑑 室長

菊池 徹
新:第三児童学習局 エキスパートプロデューサー 
旧:第三児童学習局 プロデューサー(兼)教育企画室 室長

阿部 活
新:第三児童学習局 エキスパートプロデューサー 
旧:第三児童学習局 プロデューサー(兼)教育編集室 室長

井上 拓生
新:第一コミック局 プロデューサー
旧:第一コミック局 プロデューサー(兼)少女コミック 編集長

鳥光 裕
新:第四コミック局 プロデューサー(兼)マンガワン事業室 室長(兼)コミックス企画室
旧:第二コミック局 プロデューサー(兼)サンデー企画室 室長

三上 信一
新:第四コミック局 エキスパートプロデューサー(兼)コミック企画室 編集長
旧:第四コミック局 プロデューサー(兼)コミックス企画室 室長(兼)マンガワン事業室(兼)第一児童学習局 学習雑誌編集室

瀬尾 俊之
新:第四コミック局 エキスパートプロデューサー(兼)デジタルコミック企画室 編集長
旧:第四コミック局 プロデューサー(兼)デジタルコミック企画室 室長

村山 広
新:第四コミック局プロデューサー(兼)第三コミック局 コミックR&D室(兼)デジタルコミック企画室 室長(兼)コミック企画室 室長
旧:第四コミック局プロデューサー(兼)マンガワン事業室 室長(兼)第三コミック局 コミックR&D室

水野 麻紀子
新:ライフスタイル局 チーフプロデューサー
旧:ライフスタイル局 チーフプロデューサー(兼)ライフスタイル・ブランドスタジオ 室長

小林 慎一郎
新:ライフスタイル局 エキスパートプロデューサー
旧:ライフスタイル局 プロデューサー(兼)書籍戦略室 室長

大澤 竜二
新:ライフスタイル局 プロデューサー(兼)ライフスタイル・ブランドスタジ(兼)サライ編集室 室長
旧:ライフスタイル局 プロデューサー(兼)ビーパル編集室 室長(兼)ライフスタイル・ブランドスタジオ

廣田 晋
新:ライフスタイル局 プロデューサー(兼)通販事業センター 室長(兼)国際メディア事業局 コンテンツ事業推進センター(兼)ライフスタイル・ブランドスタジオ
旧:ライフスタイル局 プロデューサー(兼)通販事業センター 室長(兼)ダイム編集室 室長(兼)国際メディア事業局 コンテンツ事業推進センター(兼)ライフスタイル・ブランドスタジオ

飯田 昌宏
新:出版局 チーフプロデューサー
旧:ポスト・セブン局 チーフプロデューサー

川島 雅史
新:ポストセブン局 チーフプロデューサー 
旧:ポスト・セブン局 プロデューサー(兼)女性セブン 編集長

嶋野 智紀
新:女性メディア局 チーフプロデューサー 兼 CanCamブランド室 室長
旧:女性メディア局 チーフプロデューサー

酒井 直人
新:女性メディア局 プロデューサー 兼 コンテンツビジネス室 室長
旧:女性メディア局 プロデューサー 兼 コンテンツビジネス室 室長 兼 Preciousブランド室 編集長

常盤 敬介
新:デジタル事業局 コンテンツ営業室 副課長 兼 国際メディア事業局 国際事業センター旧:デジタル事業局 コンテンツ営業室 主任 

川邊 修平
新:デジタル事業局 コンテンツ営業室 主任
旧:デジタル事業局 コンテンツ営業室

坂本 雄司
新:デジタル事業局 コンテンツ営業室 主任 兼 Webプロデュース室 兼 国際メディア事業局 コンテンツ事業推進センター 
旧:デジタル事業局 コンテンツ営業室 兼 Webプロデュース室 兼 国際メディア事業局 コンテンツ事業推進センター

正道寺 裕子
新:デジタル事業局 Webプロデュース室 主任
旧:デジタル事業局 Webプロデュース室

河合 真理
新:デジタル事業局 コンテンツ管理室 課長 
旧:デジタル事業局 コンテンツ管理室 副課長

藤井 敬也
新:女性メディア局 CanCamブランド室 編集長 
旧:デジタル事業局 デジタル事業局付(出向)課長

松元 浩一
新:マーケティング局 雑誌SP室 課長 兼 第一児童学習局 Hugkum&学智雑誌ブランド室
旧:マーケティング局 雑誌SP室 課長

大高 和久
新:マーケティング局 シニアマネージャー 兼 雑誌SP室 室長
旧:マーケティング局 雑誌SP室 課長

増田 和成
新:マーケティング局 雑誌SP室 課長
旧:マーケティング局 雑誌SP室 課長代理

安野 宏和
新:マーケティング局 雑誌SP室 副部長 
旧:マーケティング局 雑誌SP室 副課長

工藤 昌吾
新:マークティング局 雑誌SP室 課長代理 兼 広告局 企画制作室
旧:マーケティング局 雑誌SP室 副課長

山崎 俊― 
新:マーケティング局 書籍SP室 課長
旧:マーケティング局 書籍SP室 課長 兼 マーケティング戦略

井本 一郎
新:マーケティング局 書籍SP室 副部長
旧:マーケティング局 書籍SP室 副課長

一坪 泰博
新:マーケティング局 書籍SP室 副課長
旧:マーケティング局 書籍SP室 主任

大下 英則
新:マーケティング局 書籍SP室 副課長
旧:マーケティング局 書籍SP室 主任

岸本 信也
新:デジタル事業局 コンテンツ営業室 主任
旧:マーケティング局 書籍SP室 主任

内山 雄太
新:国際メディア事業局 クロスメディア事業センター デスク
旧:マーケティング局 コミックSP室 主任

須江 夏子
新:マーケティング局 コミックSP室 主任
旧:マーケティング局 コミックSP室 

出村 大進
新:マーケティング局 雑誌SP室 課長
旧:マーケティングマーケティング戦略室 主任 

伊澤 亮一
新:マーケティング局 流通企画室 課長 兼 マーケティング局 コミックSP室
旧:マーケティング局 流通企画室 課長 兼 国際メディア事業局 国際事業センター

林 裕一
新:広告局 メディア営業室 副部長
旧:広告局 メディア営業室 課長

宇佐美 亮
新:広告局 メディア営業室 課長 兼 デジタルメディア営業センター
旧:広告局 メディア営業室 課長

井上 宜親
新:広告局 メディア営業室 副課長
旧:広告局 メディア営業室 副課長 兼 第四コミック局 カルチャースクール事業室

阿部 賢太郎
新:デジタル事業局 コンテンツ営業室 主任
旧:広告局 メディア営業室 主任

平本 加奈美
新:広告局 メディア営業室 主任 兼 デジタルメディア営業センター 兼 第一児童学習局 Hugkum&学習雑誌ブランド室
旧:広告局 メディア営業室 兼 デジタルメディア営業センター

小林 由佳
新:広告局 デジタルメディア営業センター 主任
旧:広告局 デジタルメディア営業センター

細川 達司
新:マーケティング局 書籍SP室 副部長
旧:広告局 企画制作室 課長 兼 広告営業室

山野井 雄介
新:広告局 計画管理室 課長
旧:広告局 計画管理室 課長代理

羽牟 美千代
新:第一児童学習局 Hugkum&学習雑誌ブランド室 副編集長
旧:第一児童学習局 めばえ 副編集長

中村 美喜子
新:第一児童学習局 幼稚園 編集長
旧:第一児童学習局 幼稚園 編集長代理

松本 直子
新:第三児童学習局 教育企画室 副編集長
旧:第一児童学習局 幼稚園 副編集長

大泉 高志
新:第一児童学習局 幼稚園 副編集長
旧:第一児童学習局 幼稚園 デスク

三宅 佑治
新:第一児童学習局 幼稚園 デスク
旧:第一児童学習局 幼稚園

長竹 俊治
新:第一児童学習局 小学一年生 編集長(兼)Hugkum&学習雑誌ブランド室
旧:第一児童学習局 小学一年生 編集長

渡辺 依子
新:第一児童学習局 新聞編集室 副編集長
旧:第一児童学習局 小学一年生 副編集長

甲斐 拓也
新:第一児童学習局 小学一年生 デスク
旧:第一児童学習局 小学一年生

後藤 千鶴子
新:第一児童学習局 幼稚園 エキスパートエディター 
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 編集長

渡辺 朗典
新:第三児童学習局 教育事業室 編集長 
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 編集長(兼)第二児童学習局 ドラえもんルーム

斎藤 慎
新:第一児童学習局 小学8年生 編集長
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 編集長

高品 南
新:第一児童学習局 新聞編集室 編集長
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 編集長

楠田 武治
新:マーケティング局 雑誌SP室 副課長
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 副編集長

明石 修一
新:第一児童学習局 小学8年生 副編集長
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 副編集長

小西 麻里
新:第一児童学習局 小学8年生 副編集長(兼)第二児童学習局 ドラえもんルーム(兼)国際メディア事業局 コンテンツ事業推進センター
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 副編集長(兼)第二児童学習局 ドラえもんルーム(兼)国際メディア事業局 コンテンツ事業推進センター

桂 浩司
新:第三児童学習局 図鑑 副編集長
旧:第一児童学習局 学習雑誌編集室 副編集長

津山 晃子
新:マーケティング局 雑誌SP室 主任 
旧:第二児童学習局 キャラクター編集室 デスク

秋窪 俊郎
新:第二児童学習局 学習まんが・百科 室長
旧:第二児童学習局 百科 室長

高成 浩
新:第一児童学習局 新聞編集室 エキスパートエディター
旧:第二児童学習局 百科 エキスパートエディター

熊谷 ユリ
新:第三児童学習局 教育事業室 副編集長
旧:第二児童学習局 百科 副編集長(兼)第三児童学習局 こどもデジタル室

安達 健裕
新:第二児童学習局 学習まんが・百科 編集長
旧:第二児童学習局 学習まんが 室長

藤田 健彦
新:第二児童学習局 学習まんが・百科 編集長
旧:第二児童学習局 学習まんが 副編集長

武藤 心平
新:第三児童学習局 教育企画室 デスク
旧:第二児童学習局 学習まんが デスク

藤田 健一
新:第二児童学習局 学習まんが・百科 編集長
旧:第二児童学習局 ドラえもんルーム 編集長

川辺 一雅
新:第三児童学習局 教育編集室 編集長
旧:第三児童学習局 教育編集室 副編集長

四井 寧
新:第三児童学習局 教育事業室 編集長
旧:第三児童学習局 教育企画室 編集長

楠元 順子
新:第三児童学習局 教育事業室 副編集長
旧:第三児童学習局 教育企画室 副編集長

北川 吉隆
新:第三児童学習局 図鑑 編集長
旧:第三児童学習局 図鑑 編集長(兼)出版局 デジタル出版企画室

村上 奈穂
新:第一児童学習局 Hugkum&学習雑誌ブランド室 デスク
旧:第三児童学習局 こどもデジタル室

中門 恭子
新:第一児童学習局 小学一年生 副編集長
旧:第一コミック局 ぷっちぐみ 副編集長

藤崎 恵美
新:第一コミック局 ぷっちぐみ デスク
旧:第一コミック局 ぷっちぐみ

筒井 清一 
新:第一コミック局 コミックリソース企画室 編集長(兼)ちゃお
旧:第一コミック局 ちゃお 編集長

藤谷 小江子
新:第一コミック局 ちゃお 編集長
旧:第一コミック局 ちゃお 副編集長

伊藤 裕太郎
新:第一コミック局 ちゃお デスク
旧:第一コミック局 ちゃお

本間 千恵
新:第一コミック局 ちゃお 副編集長
旧:第一コミック局 少女コミック 副編集長

西巻 篤秀