Index------------------------------------------------------
1)【記事】「第6回料理レシピ本大賞 in Japan」が決定
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.9.12 Shuppanjin
1)【記事】「第6回料理レシピ本大賞 in Japan」が決定
「第6回料理レシピ本大賞 in Japan」が決定した。
https://recipe-bon.jp/?info=%e3%80%90%e7%ac%ac6%e5%9b%9e-%e6%96%99%e7%90%86%e3%83%ac%e3%82%b7%e3%83%94%e6%9c%ac%e5%a4%a7%e8%b3%9e-%e5%8f%97%e8%b3%9e%e4%bd%9c%e5%93%81%e3%80%91
料理部門の大賞は、はらぺこグリズリーの「世界一美味しい手抜きごはん」(KADOKAWA)。はらぺこグリズリーはツイッターにこう投稿している。
《私事で大変恐縮ですが、この度レシピ本大賞の大賞を受賞させて頂きました。
自分のような未熟な人間がこのような素晴らしい賞を頂けたのは、読者の皆様が盛り上げてくださったおかげです。
まだまだ未熟者ですが、皆様今後ともよろしくお願い申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。》
https://twitter.com/cheap_yummy/status/1171389770632531968
八重洲ブックセンター上大岡店が祝福のツイート。
《第6回料理レシピ本大賞が決定しました!「世界一美味しい手抜きごはん」。いやいや手抜きができる人はそもそも料理の達人ではないでしょうか?これから覚える人だって手抜きのコツをつかんでおくのは有効なはず。だから全方位的に支持されるべき大賞受賞作なのです!》
https://twitter.com/yaesu_kamioooka/status/1171592208090222592
お菓子部門の大賞は藤原美樹の「世界一親切な 大好き!家おやつ」(主婦の友社)。お菓子作りが初めてでも失敗しないように、「見たまんま」作れるレシピだそうである。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000959.000002372.html
主婦の友社販売部促進ユニットのアカウント「ともこ」のツイートは一年前のもの。現在は累計200万とのことである。
《著書累計180万部突破、ブログの平均アクセス数1日80万!おうち料理研究家みきママが、何度もくり返し作ってたどり着いた、初心者でも失敗しない「おやつ」「パン」レシピ。》
https://twitter.com/tomoco_hansoku/status/1048000745184743424
料理部門絵本賞は小西英子の「カレーライス」(福音館書店)。福音館書店によるツイート。
《子どもから大人までみんなに大人気のカレーライスができあがるまでを、まるで料理をしている大人の手元を見ているかのように描いた絵本、その名も『カレーライス』(小西英子 作)をご紹介します。
https://facebook.com/fukuinkan/photos/p.1552811508078004/1552811508078004/?type=3&theater 》
https://twitter.com/Fukuinkan_PR/status/780671004200828928
料理部門エッセー賞は本多理恵子の「料理は苦痛だ」(自由国民社)。丸善ジュンク堂書店劇場のツイート。本多理恵子は鎌倉の料理店「カフェ リエッタ」店主である。
《「ちゃんとした料理」を「作り続ける」ことに疲れてしまったすべての人に向けて、「作らない料理教室」主宰のカフェオーナーが、「作り続ける料理」からの脱出法を教えます。これなら作れるレシピ付き。》
https://twitter.com/junkudo_net/status/1060820593988247553
料理部門コミック賞は、おづまりこの「おひとりさまのあったか1カ月食費2万円生活」(KADOKAWA)。おづまりこのツイート。
《昨日授賞式があって緊張していたのですが、顔うちわのサイズが合っていたのはよかったな、と思っています...貴重な経験でした。すこしバタバタしているのですが、色んな方にお会いできてパワーをいただいた気持ちです》
https://twitter.com/mariskosan/status/1171623965359394817
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2)本日の一行情報
◎朝日新聞デジタルは9月10日付で「京アニ放火殺人と実名報道 メディアはどう向き合ったか」を掲載している。
《7月25日には各社の代表者が、取材拒否の意向が明確な際はその意向を共有するよう努めることや、なるべく各社まとめた形で取材を行う方針を確認した。その後も発表時の取材方法について協議を継続。2回目の公表では、新聞・通信社とテレビの各1社を選び、代表社が遺族に取材の意向を尋ねる形式を取った。》
https://www.asahi.com/articles/ASM934GRLM93PTIL00R.html
◎「おたぽる」に昼間たかしが「『雑誌』というジャンルは終わってしまうのか。読み放題でも読者が戻らない雑誌の実情」を発表している。
《雑誌読み放題サービスはAmazonでも拡大しており、読者にしてみれば手軽に読むことができる機会は増えているはず。それでも読者が戻らない背景には、雑誌の持ち味であった新聞やテレビよりもディープで、時にためになったり、時に下世話な知りたい情報を教えてくれるという価値が完全に失われていることを示している。》
https://otapol.com/2019/09/post-78770.html
◎「旬刊旅行新聞」が「奈良県に『蔦屋書店』2020年春開業予定 観光振興施設の役割担う」を掲載している。
《関西TSUTAYA(能登康之社長)とプレシード・パートナーズ(宮崎俊夫代表)は2020年春、奈良県奈良市に「奈良 蔦屋書店」をオープンする。県が進める 「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」における会議場・観光交流拠点「奈良県コンベンションセンター」内に開業し、観光振興施設としての役割を担う。》
http://www.ryoko-net.co.jp/?p=62790
◎吉本興業所属のお笑い芸人・ひろたあきらによる絵本「むれ」(KADOKAWA)はページをめくるたびに、ページいっぱいに描かれた様々な「むれ(群れ)」がでてきます。ひつじのむれ、アリのむれ、宇宙人のむれ…しかし、「いっぴきだけ 〇〇です。」と、その「いっぴき」を探すのに読者は夢中になる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006224.000007006.html
◎東京新聞茨城版は9月10日付で「お気に入りの小説教えて 『高校生読書総選挙』投票30日まで」を掲載している。
《川又書店などを展開するブックエース(水戸市平須町)が、「高校生読書総選挙-人生で一番好きな小説-」を開催中だ。担当者は「高校生は本を読まないと言われるが、好きと言える物語はあると思う。お気に入りの1冊を教えてほしい」と投票を呼び掛ける。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201909/CK2019091002000157.html
◎東横線 妙蓮寺駅で創業70周年を迎えた石堂書店は、「まちの本屋リノベーションプロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングを実施している。
https://www.value-press.com/pressrelease/227757
◎KADOKAWAの「電撃文庫」から刊行されている「魔法科高校の劣等生」シリーズ(著/佐島 勤、イラスト/石田可奈)は9月10日(火)発行の「魔法科高校の劣等生(30) 奪還編」をもって累計発行部数が1,000万部を突破した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006229.000007006.html
◎小学館と集英社のコラボが実現した!「MAO」の高橋留美子と「ゴールデンカムイ」野田サトルの初対談が実現し、前編が明日9月11日発売の週刊少年サンデー41号(小学館)に、後編が19日発売の週刊ヤングジャンプ42号(集英社)に掲載される。また小学館のマンガアプリ「サンデーうぇぶり」では、同対談の完全版を公開。前編は9月18日、後編は25日から読むことができる。更に「サンデーうぇぶり」では9月18日から10月1日にかけて、「うる星やつら」「境界のRINNE」「らんま1/2」の1巻から10巻までが対象に高橋マンガの無料開放キャンペーンを開催する。
https://natalie.mu/comic/news/346919
◎メドピアの連結子会社であるMediplatは、日本経済新聞社との共同事業として、毎日の歩数や日経電子版の閲読に応じてポイントが貯まる歩数記録アプリ「日経歩数番~三国志令和バージョン~」の提供を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000010134.html
◎小説投稿サイト「小説家になろう」で投稿されていた美紅の「進化の実」は双葉社のモンスター文庫になり、更に「WEBコミックアクション」でミューズメントメディア総合学院マンガイラスト学科卒業生・そらのによってマンガ化され、コミックス第3巻が発売された。次は映像化を模索することになる。これからは、こういうパターンが増えるのだろう。
https://www.excite.co.jp/news/article/Atpress_193079/
◎日販およびリブロプラスが運営する本屋「文喫」は、月額1万円(税抜)の平日限定で「文喫」を何度でも利用できる個人向けの定額制会員サービス「文喫定期券」を開始した。
https://www.nippan.co.jp/news/bunkitsu_teikiken/
◎「紙の希少性が上がるにつれて、雑誌広告の価値は上がってきていると感じる。ただし、紙を生かすも殺すもデジタル次第だろう」という小学館 広告局・小林由佳の指摘に同意する。
https://www.advertimes.com/20190910/article298194/
◎配信開始から6周年を迎えた白泉社のWEBマガジン「Love Silky」は海外で配信されている英語版と、通常の日本語版を一冊に組み合わせた「二か国語版」の配信を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000046848.html
◎西日本新聞の9月10日付「デスク日記『西日本新聞の記者にしては、品がいい顔をしていると思った』」は、こう書いている。
《「西日本新聞の記者にしては、品がいい顔をしていると思った」。麻生太郎副総理兼財務相が先月の記者会見でこう言い放つ一幕があった。どういうわけか、質問した経済紙記者を本紙記者と勘違い。本紙の報道姿勢への不満めいた発言を繰り返した末に勘違いだと指摘され、とっさにそう切り返した。》
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/541897/
◎高知新聞が9月10日付で「4コマで育児描く 高知市在住4児の母 インスタで人気 2巻同時刊行」を掲載している。
《高知市に住む4児の母、MOTOKOさん(40)=ペンネーム=が、2~16歳まで3男1女の育児をユーモラスに描いた4こまエッセー漫画集「うちのヒフミヨ! 兄たちは妹びより」「うちのヒフミヨ! 兄たちはますます妹びより」(祥伝社)が、このほど2巻同時に発売された。2018年から写真共有アプリ「インスタグラム」などで発信していたところ人気を広げ、書籍化が実現。笑えて時々ほろりとする家族の日常が詰まっている。》
https://www.kochinews.co.jp/article/307268/
◎宝島社はファッション雑誌全誌でセブン-イレブンと連携し、専用の透明ビニールパッケージで雑誌と付録を梱包し、「付録の見える化」を図り「増刊号」として9月6日(金)より展開している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000919.000005069.html
◎「丸善」創業150周年記念イベント「博多 BOOKCON(ブックコン)」が9月13日、アミュプラザ博多8階MARUZEN博多店で開催される。次のようなブースが揃う。
NO.1:NHK出版/読者アンケート
NO.2:世界文化社/Begin市場(ビギンいちば)超限定「福袋」をゲット!
NO.3:ポプラ社/『もしアナタがたべものだったら性格診断』診断体験
NO.4:早川書房/ハヤカワ時代ミステリ文庫・創刊キャンペーン
NO.5:中央公論新社/映画【任侠学園】原作PR
NO.6:KADOKAWA/小説『犯罪小説集』から映画『楽園』へ
NO.7:集英社『博学王 13 1/2のビックリ大図鑑』/
NO.8:PHP研究所/読者の人生を応援する、PHP研究所の月刊誌、書籍を紹介します!
NO.9:主婦の友社/「週末の友」おとなの趣味・娯楽ベストセレクション
NO.10:日本経済新聞出版/思わず人に話したくなる!会計×世界史ウンチク問題10選
NO.11:東京書籍/英語絵図鑑・バイリンガルかるた&児童向け図鑑体験会
NO.12:小学館/辞書引き体験イベント
NO.13:JTBパブリッシング/遊んで学べる!るるぶの楽しい知育商品
NO.14:プレジデント社/人気作家サイン本販売会/
NO.15:福岡の出版社/”フクオカの編集者による出版よろず相談所”&B本市
NO.16:ぴあ/九州人が決める!次の九州ガイドはこれだ!!
NO.17:エクスナレッジ/10周年&100万部突破!! 解剖図鑑シリーズ
NO.18:サンクチュアリ出版/絵本から文具、ワインの試飲まで。サンクチュアリ出版の本をリアルに体験しよう。
NO.19:学研プラス/「大人の科学マガジン 小さな活版印刷機&ことば選び辞典シリーズ」を使ってオリジナルミニカードを作ろう!
NO.20:双葉社/"日本初の週刊青年漫画誌「漫画アクション」出張編集部校正作業を体験!貴方は、間違いを見つけられるか!?"
https://honto.jp/store/news/detail_041000036565.html
◎平凡社は、8月26日に刊行した別冊太陽「樹木希林のきもの」の即日重版を決定した。樹木希林旋風が未だ止むことなく吹いている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000042563.html
◎日刊スポーツの9月11日付「安倍政権7年お友達総決算内閣/政界地獄耳」は、こう嘆いている。
《とにかく韓国の法相人事にはあれだけ国民挙げて賛否を言うのに、自国の閣僚人事には論評しないメディアと国民も不思議だ。》
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909110000191.html
◎「DIME」(小学館)11月号は買いだ。付録が「デジタル計量スプーン」、これ欲しいもの。
https://bg-mania.jp/2019/09/11307847.html
◎お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之の「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」(集英社新書)が刊行から一月を待たず5刷5万部と売れている。毎日新聞が9月10日付で「『漫才界の落合博満を目指します』M-1論を出版したナイツ塙さんに聞く」を掲載している。
《芸人だけで価値観を作れるのは、今はネタしかないんですよね。だから、一番芸人が面白さを発揮できるのがM-1だったりするんじゃないですかね。自分の作ったものをみんなに見てもらえる場所。それ以外のとこって、自分じゃなくてもいいわけですから。》
https://mainichi.jp/articles/20190910/k00/00m/040/252000c
◎「集英社新書プラス」で連載している藤田直哉×杉田俊介の「百田尚樹をぜんぶ読む」が面白い。これは藤田の発言。
《この人は実存主義者でもあるんですよね。生きる意味は何なのか、人間は何のために生きるのか、そういう問いが根本にある。とはいえ、そうやって生きる意味を求めることが国家や民族に回収されがちでもあるわけです。国家や会社のために生きることが個人としての自分が生きる意味だったんだ、と。》
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/hyakuta_zenbuyomu/7089
早く新書にまとまらないかな。
◎zonari合同会社 代表執行役社長/アタラ合同会社 フェローの有園雄一が「DIGIDAY日本版」に「電通が捨てるべきは『業界1位の脅迫観念』か?:過労死自殺と働き方改革に想う」を寄稿している。
《たとえば、私の感覚でいえば、電通は10人のうち2人が自由に意見を言う、博報堂は10人のうち5人、そして、Googleは10人のうち8人が、自由に意見する。そんな感じだ。》
https://digiday.jp/agencies/dentsu_work-style-reform/
◎田原総一朗は「週刊朝日」の連載「ギロン堂」で「「『週刊ポスト』炎上でも“嫌韓”が支持される理由」を発表している。
《毎日新聞や東京新聞の激しい批判はそのとおりだと思うが、9月2日付の日本経済新聞の世論調査の数字を見て、大きな衝撃を受けた。
日本政府の韓国に対する輸出管理の強化を「支持する」が67%、「支持しない」がわずか19%なのである。そして、日本政府は韓国に「譲歩する必要がない」が67%、「譲歩はやむを得ない」が21%である。
この数字で判断すると、世論調査を受けた国民の70%近くが、「ポスト」の特集に、あまり違和感を覚えないことになるのではないか。》
https://dot.asahi.com/wa/2019091000046.html?page=1
◎妙心寺派宗務本所が9月5日付で「臨済宗妙心寺派僧侶のネット上における差別発言のお詫び」を公開した。
《今般、臨済宗妙心寺派僧侶がインターネット上においてヘイトスピーチをはじめとする諸々の差別発言を行っていたことが明らかになり、調査の結果、その事実を確認いたしました。
本派僧侶に対し常日頃より人権に関する啓発活動を実施しているにもかかわらず、このようなことが起こりましたことは誠に遺憾であり、多くの方々の心を傷つけましたことに対し、臨済宗妙心寺派として深くお詫び申し上げます。
妙心寺派では『生活信条』の第二条に「人間の尊さにめざめ、自分の生活も他人の生活も大切にしましょう」と定めて、お互いの人権を認め合う生活を目指す活動を行うと共に、人権擁護の推進に努めてまいりました。そのような中、このような事案が起こりましたことは、本派の取り組みが不十分であったと言わざるをえません。
今後、二度とこのようなことが起こらぬよう、本派を挙げて人権問題に関する取り組みの見直しを行っていく所存です。》
https://honjo.myoshinji.or.jp/section_top/honjo/346
産経新聞が「臨済宗妙心寺派の住職がヘイト発言 宗派が謝罪」を掲載している。
《同派によると住職は今年3月~9月にかけ、自らのアカウントでツイッター上に在日朝鮮韓国人を差別するようなヘイトスピーチ6件とその他の差別発言3件を書き込んだという。
今月2日に、同派に指摘があり事実を把握。同派の聞き取りに、住職は事実を認め5日にアカウントを削除した。住職は削除前に一連の書き込みを反省し、謝罪する投稿もしていたという。》
https://www.sankei.com/life/news/190911/lif1909110021-n1.html
こういうヘイト発言があったようである。
https://twitter.com/ueharakiyoshi/status/1168562514491142144
◎ラクーンコマースが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、メイン商材であるアパレル・雑貨以外に本も取り扱っている。しかも、その売上は年々伸びており、2019年1月~8月の合計流通額は前年同期比228%となった。また特に伸びの大きかった2019年7月の本ジャンルの売上は前年同月比350%だった。スーパーデリバリーでは、出版社は購入側の事業者へ「直接」「買い切り」で販売する。出版社は書店以外の事業者へ取引先を広げることが可能で、直接取引ができることで購入者側のニーズに合った商品提案ができる。また、買い切りのため出版社は返品リスクを負うことがなく、そのためスーパーデリバリーでは出版社が約70~80%だった掛け率を下げて販売できるようになり、それが売り上げにも影響を与えている。「スーパーデリバリー」に参加している出版社は河出書房新社、CCCメディアハウス、白泉社、ブティック社、偕成社、文響社、徳間書店、パイインターナショナル、美術出版社、世界文化社、エイ出版社、ディスカヴァー・トゥエンティワンなど。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001185.000003091.html
◎元木昌彦の「平成挽歌―いち雑誌編集者の懺悔録(18)」。小説現代の浅田の担当者とは岡圭介のことである。ミステリーの女王は桐野夏生のことである。
《小説現代の浅田の担当者は大変優秀な編集者だった。作家たちからも信頼され、順調に出世の階段を上ると見られていた。
私は後から聞かされたのだが、彼は、ミステリーの女王といわれていた作家とW不倫していたというのである。
女性作家が、彼の奥さんのところへ出向き、刃傷沙汰にまでなったとも聞いた。
そんな最中、件の編集者が、フラっと入ったバーのカウンターで、突然死んでしまうのである。》
https://www.data-max.co.jp/article/31439
松沢呉一が「なぜ作家のスキャンダルが話題にならなくなったのか 文壇タブーなんてあるのか?」で次のように書いている。
《それまでにも、岡氏には、社内、社外で女性関係の噂は多数あって、「仕事も女もマメ」というのが社内の評価。実際、桐野夏生をここまでの存在にしたのだから、かなりのやり手編集者であることは疑う余地がなく、そこに男と女の関係が関与していたところで、それまでの人物評と合致しているだけのことである。
ここまではよかったのだが、一昨年あたりから二人の関係がおかしくなってきた。何度か「別れる別れない」という話があったのだが、桐野夏生が自宅に電話をしたり、家まで乗り込むなど、ストーカーめいた行動が始まって、これで岡氏が絶縁を決意。
昨年の春、この報復として、桐野氏は講談社から版権を引き上げることを通告。対して講談社は、副社長が何度か交渉の場を持ち、どうにか講談社との関係は修復。》
https://www.targma.jp/vivanonlife/2018/12/post57841/
桐野は、このときの経験をベースに「IN」を書き上げている。
https://booklog.kinokuniya.co.jp/fukushima/archives/2009/07/in.html
◎小学館女性メディア局Oggiブランド室が運営する「Oggi.jp」(URL: https://oggi.jp )が、8月期に、1718万6,582PV、823万6,146UUを達成した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000013640.html
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3)【深夜の誌人語録】
失敗するから学ぶのである。