【文徒】2020年(令和2)8月3日(第8巻141号・通巻1798号)つづき

東京新聞は7月30日付で「『亀田製菓さんへのお願い』で炎上 それでも女子高生が訴えたかったこと」を掲載している。
《お菓子の過剰包装をなくしてほしいとインターネットで署名を集めていた東京都内の私立高校1年の女子生(16)が28、29日、亀田製菓新潟県)とブルボン(同)の東京オフィスを訪れ、集まった1万8737人分の署名を担当者に手渡した。提案に賛同の声が集まる一方で、ネット上には生を中傷するコメントやデマが流れた。生は「声を上げただけで、汚い言葉でどこまでもののしる人たちがいる。血の通った人間なのに」と心を痛めつつ、「署名を機会にプラごみの削減が進んでほしい」と願った。》
《心身ともに傷つきながらも、署名を提出できたのは、亀田製菓担当者や家族らの励ましの言葉があったからだという。生は、ネットで炎上したことを亀田製菓の担当者に伝えると「思いは理解しているので、ネットに惑わされないでください。署名提出を楽しみにしています」とメッセージが送られた。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/45907

◎「NET-IB NEWS」は7月29日付で「【スクープ】西日本新聞社の記者が社内不倫で懲戒解雇? 派閥抗争の余波か」を公開している。
《「ブロック紙の雄」として知られ、最近では「あなたの特命取材班」企画をヒットさせた西日本新聞社で、所属する記者が「社内不倫」などを理由に懲戒解雇されたことがわかった。
解雇されたのは、47歳の男性記者「A」と女性記者「O」の2人。Aは宮崎市出身で、中央大学を卒業後に西日本新聞社に入社した北九州市長に関する著作もあり、有能な記者として社内外でも知られる存在だった。》
https://www.data-max.co.jp/article/36894
47歳の男性記者「A」とは、安部鉄也のことなのだろう。

◎2016年に刊行された汐見夏衛のスターツ出版庫 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は「TikTokでの一般読者の投稿がきっかけになり、緊急大量重版が決定したそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001225.000000607.html
汐見夏衛がツイートしている。
《普段の重版を数倍も上回る、目玉が飛び出るような部数を刷って頂けることになりました!
だいぶ入手しやすくなるかなと思います。
多くの書店から姿を消していた古のデビュー作に、まさかこんな奇跡が起こるとは。まだ夢を見てるようです…》
https://twitter.com/NatsueShiomi/status/1288760100081905666

◎#MeToo運動の起点となったニューヨーク・タイムズのジョディ・カンター、ミーガン・トゥーイーによる「その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い」が新潮社より刊行された。
https://www.shinchosha.co.jp/book/507171/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000047877.html
翻訳は古屋美登里。古屋のツイートによれば映画化が既に決まっているそうだ。
《『その名を暴け』は映画化されることになっていて、脚本はレベッカ・レンキェヴィチ。製作はプランBとアンナプルナ。犯罪の調査を中心に話が進んでいく「大統領の陰謀」のような作品になるだろう、とのこと。》
https://twitter.com/middymiddle/status/1288003600405237760

◎noteは、noteクリエイター支援プログラムのパートナーシップをアルクいろは出版、withnews、河出書房新社玄光社祥伝社、ダイヤモンド・オンライン、DIAMOND SIGNAL、宝島社と新たに締結した。
https://note.jp/n/n2a382f3360e1

◎「AV Watch」は7月29日付で「日テレ、テレビ番組をネット同時配信へ。10月~12月にトライアル実施」を公開している。
日本テレビは27日に開催した定例記者会見において、テレビ放送の、インターネットでの同時配信について、今年10月から12月にトライアルを実施する方向で作業を進めている事を明らかにした。すべての番組ではなく、「プライムタイムの番組で、特に権利者の許諾等々、ネットワークのコンディションにかなうものを配信する予定」だという。》
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1268048.html
https://www.ntv.co.jp/info/press/pdf/press171.pdf

名古屋テレビは7月28日付で「当社関係者の新型コロナウイル感染症への陽性確認について」を発表している。
https://www.nagoyatv.com/archives/024/202007/08e1d6e45f609a431111d68aabe77215.pdf
中日新聞は7月29日付で「中日新聞社社員も感染」を掲載している。
https://www.chunichi.co.jp/article/96520

◎「NHK NEWS WEB」は7月31日付で「NHK福岡拠点放送局 職員ら7人のコロナ感染確認 クラスターか」を発表している。
《NHK福岡拠点放送局の職員ら5人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認され、福岡拠点放送局での感染の確認は合わせて7人となりました。福岡市は感染者の集団、クラスターが発生したとして感染経路の特定を進めています。
新たに感染が確認されたのは20代から40代の職員とスタッフ、合わせて5人です。
NHK福岡拠点放送局では、これまで職員2人の感染が確認されていて、5人は、最初に確認された職員の濃厚接触者で、受信料関係の事務を担当する同じ部署で勤務していました。》
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200731/k10012544451000.html

TBSラジオ化放送、ニッポン放送TOKYO FMJ-WAVEでは、8月3日(月)、在京ラジオ5局を横断して「ラジオ5局オンライン飲み会~みんなで飲もう一番搾り~」を開催する。提供はキリンビール
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000698.000025404.html

主婦の友社から刊行された「昔ながらの家事コツと裏ワザ750選」は、雑誌「主婦の友」(1917年創刊、2008年休刊)の記事アーカイブから厳選して編集している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001311.000002372.html
改めて「主婦の友」という雑誌の「凄さ」がわかる。

◎日刊スポーツは7月30日付で「山田涼介anan表紙『普段の色気』でベッドシーン」を掲載している。
《Hey!Say!JUMP山田涼介(27)が、雑誌「anan」(マガジンハウス)の名物企画「愛とSEX」特集に登場することが29日、分かった。8月5日発売号で表紙を飾り、鍛え抜いた肉体を披露。甘く、切ないラブシーンを演じ、情熱的で官能的なグラビア誌面となっている。》
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202007290000873.html

◎「FNNプライムオンライン」は7月29日付で「“他県ナンバー狩り”にNO! 『日本ナンバー』広告が各地に出現…込めた思いを聞いた」を発表している。
《7月22日から「GoToキャンペーン」も始まり、車で他県へ移動する人も増えている中、「心には、日本ナンバーを。」と、通常では都道府県の地名が表記されている部分が「日本」と書かれたナンバープレートの駅広告の掲載が7月27日から始まった。
「日本001 あ20-20」
この広告を作ったのは、「新車市場」や「100円レンタカー」などを全国チェーン店展開している株式会社カーベル。ちなみに伊藤一正社長は、現役プロレスラー「カーベル伊藤」としても活動している。
この広告は、札幌駅、仙台駅、大宮駅、品川駅、大阪駅博多駅7月27日から8月2日まで)と名古屋駅(7月27日から7月30日まで)の全国7駅の構内で掲載されている。》
https://www.fnn.jp/articles/-/67102

朝日新聞デジタルが7月30日付で掲載している「『政権はSNSを武器化した』メディアCEOの戦う覚悟」(聞き手 編集委員・吉岡桂子)は、フィリピンのドゥテルテ大統領がメディアへの圧力が強めているなかで、掲載記事で実業家の名誉を毀損したとして裁判所から有罪判決を受けたネットメディア「ラップラー」の最高経営責任者(CEO)マリア・レッサをインタビューしている。
《「政権はフェイスブックなどのSNSを『武器化』して大統領の意思を積極的に流し、違う意見を持つ人を威嚇して沈黙に導いています。大統領を支持する組織は背後に隠れ、草の根の声を装い発信しています」
「『大統領は正しい』『マリアは犯罪者だ』――。最初は半信半疑でもずっと聞いていると、本当に違いないと思えてくる。ウソのウイルスが広がり、事実のように思えてくる。ウソも100万回言えば真実になっていく。SNSがつくりだす民主主義は、ポピュリストで権威主義のリーダーの台頭を助長しています」》
https://www.asahi.com/articles/ASN7W3TV1N79ULZU00Y.html
こうした傾向はフィリピンにとどまるものではあるまい。

毎日新聞の7月30日付「倉重篤郎のニュース最前線」は「崩壊・安倍政治 闘う『新聞記者』望月衣塑子が末期安倍政治と『官邸ジャーナリズム』を緊急告発」を掲載している。東京新聞の望月衣塑子と本籍は朝日新聞新聞労連委員長の南彰が倉重のインタビューに答える形毎日新聞に登場している。
安倍首相の記者会見について望月は次のように語っている。
《「目が泳ぎ、官僚作成のペーパーありきで原稿の読み合わせで終わる。挙手がまだあるのに、公務を理由に質問を打ち切る。記者側も聞くべきことが聞けていない。6月18日の会見がそうだった。3時間前に河井克行前法相夫妻が逮捕された。憲政史上まれにみる事件だったはずだが、それに関する質問は一つだけ。産経記者は、改憲について聞き、日テレ記者はポスト安倍は誰かと聞いた。いかにも政治部で否定はしないが、首相の任命責任を問うことこそが、政治部記者の役割ではなかったのか。ありえない、甘いと思った」
また、安倍政権のメディア戦略については次のように指摘している
《「歴代保守政権はメディアとの距離を平等、公平にするよう気を配った、というが、その慣行が安倍政権で破られた。平気でメディアを差別・選別する。記者会見もろくにしないのに、右派系のネットテレビ、雑誌にはよく登場する。各社で抗議すべきだと先輩記者にも訴えたが、表現の自由があるから批判はしづらいという。それを逆手にとってやりたい放題だ。産経や読売には特ダネを与え、朝日に対しては小さなミスにも鬼の首でも取ったかのように国会で名指しで責め立てた。あらかじめ政権寄りが明確なメディアもあり、とても内閣記者会一体で権力に迫る、ということには至らなかった。まさにメディア分断統治だ」》
次のような南彰の分析には深く同意できる。
《「というのも、政権側がメディア戦略をきちんと打ってきているのに対し、メディア側の備えがなかった。1990年代以降の一連の政治改革、選挙制度改革で首相権力を強化することをメディアは支持してきた。にもかかわらず、巨大権力が生まれた時にどうやって権力から情報を取るか、取材するか、あるいは権力にどうタガをはめるのか、という重要な議論をしてこなかった。
書を欧米並みにきちんと管理させる制度をどう作るかといった議論をメディアが市民と一緒になってやってこなかった。非公式取材の伝統芸を過信してしまったところがある。伝統芸は必要だが、記者会見など公式なもの、制度的なものとのバランスを見直す必要がある。メディアにもう一回力を与えてもらうには市民的支持が必要だ。フリーランスと連帯をどう作っていくかも課題だ」》
https://mainichi.jp/sunday/articles/20200727/org/00m/010/002000d

聯合ニュースは「韓国学を世界へ 日本など8カ国の出版社と交流イベント」を配信している。
《韓国化体育観光部と韓国学翻訳院は29日から来月31日まで、韓国の出版社と日本など8カ国の出版社をオンラインで結び、韓国学に関する交流イベントを開催する。》
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200729001900882
日本、メキシコ、ルーマニアブルガリアハンガリー、エジプトベトナム、タイの出版社、計10社が参加するそうだ。

堂場瞬一は、出版社の垣根を越えてオリンピックを題材にした四つの小説を刊行する「堂場2020プロジェクト」に挑戦し、マラソンを取り上げた「チームⅢ」(実業之日本社)、ラグビーと円盤投げの「ダブル・トライ」(講談社)、スポーツ中継を題材にした「空の声」(藝春秋)と刊行してきて、最後を締めるのは集英社から刊行された「ホーム」だ。52歳となった「8年」の主人公が東京オリンピック開催の二カ月前に急遽、アメリカ代表野球チームの監督に抜擢されるという物語である。「ブックバン」は「青春と読書」に掲載された「出版社横断企画『堂場2020プロジェクト』 『ホーム』刊行記念 堂場瞬一インタビュー」を掲載している。
《『8年』には「越境」という大きなテーマがありました。日本とアメリカ、アマチュアとプロといった境界ですね。それもただ越えていくだけではなく、越境していく人たちの中には、枠からはみ出してしまう人が必ずいる。越えていく「境界線」の周囲にいる人というか。その代表が藤原でした。
『ホーム』を書くために『8年』を読み返して、小説を書き始めた時から「境界線」沿いにいる人たちを書いていたことに気付きました。振り返ると、その後多くの小説を書いていく中で、いつも越境する人間たちを書いてきたような気がします。そもそも、そういう「境界線」の話が好きなのかもしれません。》
https://www.bookbang.jp/review/article/628365

◎7月16日(木)に刊行された光社新書「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」(庭田杏珠、渡邉英徳は発売前から予約が殺到し、事前重版となり、また発売後も売れ行き好調で、3刷が決定。5,000部を増刷し、累計20,000部を突破した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000494.000021468.html

毎日新聞は7月31日付で「TOKYOスイッチ それでも五輪をやるのか、選手の本音聞きたい ソウル柔道銅・山口香さん」を掲載している。こういう五輪関係者もいることにホッとする。
《今、「なんとか五輪を開催してほしい」と真剣に思っているのは、選手や関係者などコアな人たちだけだろう。新型コロナウイルス感染が拡大している諸外国の人たちが「なんとしてでも」と思っているだろうか。そうは思えない。新型コロナの影響や経済対策に関することで頭がいっぱいだろう。それは日本の人たちも同じだ。開催地でも、五輪が好かれる国でも、多くの人が「五輪がなくなっても仕方ない」と思っている状況だということは、私たちコアな人間も受け止めざるを得ない。》
https://mainichi.jp/articles/20200731/k00/00m/040/003000c

小学館集英社プロダクションの100%出資子会社で、園児とママ向け情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行する「こどもりびんぐ」は、小学館グループへの加入に伴い、同じ乳幼児メディアを発行する小学館と、広告連携を強化していくことになった。第一弾として2020年12月~2021年3月、こどもりびんぐの「ぎゅって」と小学館「めばえ」、こどもりびんぐ「あんふぁん小学館「入学準備 小学一年生」の広告出稿特別セットプランのセールスを開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000057067.html

東京新聞は7月30日付で「LGBT『うちの職場にはいない』と思い込まないで」を掲載している。
LGBTなど性的少数者が職場で受けやすいハラスメントの実態と、上司や管理職が気を付けるべき点をまとめた新書「LGBTハラスメント」が出版された。6月に施行された改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)では、LGBTへの対策やプライバシー保護も大企業に義務付けられた。人事や労務担当者が取り組むべき施策についても解説している。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/45906?rct=national
集英社新書である。
https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1027-b/

講談社ピクシブが、「もっと、好きな、わたしと、セカイへ」をコンセプトに、企画・運営・開発を共同で取り組む女子向けマンガアプリ「Palcy」(パルシィ)が、本格オープンから2周年を迎えた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002724.000001719.html

◎世界化社は、北野唯我「これからの生き方。」の発売を記念して、8月25日(火)に書店5法人200店舗以上を対象とした購入者限定のオンラインイベントを開催する。「Zoom」を使ったイベントだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000870.000009728.html

◎フーモアはぴあと2.5次元舞台化を目指して共同で原作開発を行った「百華繚乱センゴクスタァ」(略して、センスタ)をインタラクティブノベルアプリ「StoryMe」(ストーリーミー)」において7月31日(金)より配信を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000030863.html
https://storymegame.com/

産経新聞は7月31日付で「閉局相次いだ地方ラジオ局 ネット台頭、地殻変動の予兆か」を掲載している。
新潟県と愛知県のラジオ局が6月末、相次いで閉局した。地域の化を担う存在として親しまれてきたが、広告収入の減少で経営状態が悪化し、改善が見込めなかった。これまで在宅時間のお供や、災害時の情報源として、ラジオは大きな役割を果たしてきたが、聴取者の高齢化やインターネットの普及など、業界を取り巻く環境は大きく変わってきている。専門家は「ラジオというメディアの価値が今一度、問われている」と指摘する。》
https://www.sankei.com/premium/news/200731/prm2007310004-n1.html
閉局したのは「新潟県民エフエム放送」(FM PORT)と名古屋市のFMラジオ局「Radio NEO」(レディオネオ)。

◎KADOKAWAは、夏のコミックスフェア「カドコミ2020」を開催中だ。 この「カドコミ2020」にあわせて、KADOKAWAアプリでは7月31日(金)~8月13日(木)の期間中に、店頭で対象コミックス(紙本の1巻)を購入した際のレシートを使って応募できる最大70%還元キャンペーンを開催している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007327.000007006.html

◎「YAHOO!ニュース」は8月1日付で水島宏明の「テラハ検証でフジテレビが使った『ごはん論法』」を発表している。
《週刊春の側が「スタッフが『ビンタしたらいいじゃん』とけしかけたり、『オッパイとか触ったら』などを指示していたのなら問題だとして、「一般的な視聴者感覚」としてはそれは「やらせ」ではないのか?と指摘したのに対して、フジテレビの検証報告は「やらせ」は「存在しない事実を捏造」したり、「事実を大きく歪曲したりするよう指示しているにもかかわらず、それらがないかのように表示する」ことで「確認されませんません」と答えていることになる。
これでは一般の人たちは納得できないだろう。》
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200801-00191109/

◎「東洋経済オンライン」は8月1日付で「社員47人の出版社が100万部超を連発できる訳」を発表している。自社から「思うことから、すべては始まる ミリオンセラー8冊達成の幸運に学ぶ」を刊行した社長の植木宣隆は次のように語っている。
《ヒットする法則があれば苦労はありません。ですから、そのようなものはないのが本当です。しかし、結果としてヒットした作品を分析すると、そこにはやはり共通点があります。詳しくは拙著にも書いたのですが、
① 驚きを生むタイトルになっている
② 心と体の癒し、健康に関わっている
③ それを読むことによって、読者自身が変われる
④ 田舎でも売れる本になっている
⑤ 女性に応援してもらえる本である
の5つです。「女性に……」はわかりにくいかもしれません。男性読者は感動してもそれで終わりのことが多いのですが、女性は感動したら知人に勧めてくれる伝播力のある人が多いのです。
そして、その5つを私なりにそしゃくして総合すると「病人のお見舞いに持っていける本」ということになります。逆は必ずしも真ならずですが、ヒット作にはそんな共通点があります。》
https://toyokeizai.net/articles/-/365700

◎「NHK NEWS WEB」は8月1日付で「NYの動物園が謝罪 114年前に黒人男性をサルとオリの中で展示」を発表している。
《これは、ニューヨーク市ブロンクス動物園の運営団体が7月29日ホームページで発表したものです。
それによりますと、1906年9月の数日間にわたり現在のコンゴ民主共和国出身の黒人男性をサルとともにオリの中で展示していたということです。》
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200801/k10012544621000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

◎光社新書「学こそ最高の教養である」の刊行を記念して、8月21日(金)19時より、ゲスト・野崎歓東京大学名誉教授)と駒井稔(光社古典新訳庫創刊編集長)によるZoom講演会を開催する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000498.000021468.html

双葉社はモンスター庫が創刊6周年を迎えることを記念して、7 月 31 日から 8 月 10 日までのあいだの対象期間に、モンスター庫とMノベルスの全作品(7、8月の新刊を除く)を50%にて販売する大感謝祭を各電子書店で実施している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000014531.html

◎エヌ・ティ・ティ・ソルマーレが運営する国内最大級の電子書籍サイトであるコミックシーモアは、8月16日(日)に16周年を迎えることを記念して、8月1日(土)より「シーモア少女マンガ診断」や「おうちでシーモア豪華賞品プレゼント」等の16周年特別キャンペーンを多数開催している。
シーモア少女マンガ診断」は小学館講談社集英社白泉社大手出版社4社とコミックシーモアの合同で少女マンガ全60タイトルが最大3巻無料で読めるキャンペーンだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000009284.html

KADOKAWAの「電撃庫」は、毎年恒例の夏のフェア「電庫 超感謝フェア2020」を8月1日(土)よりスタートした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007290.000007006.html

◎有村眞由美のツイート。
《鹿児島県の新知事、塩田康一氏の就任記者会見へ私は参加することはできませんでした。ですが、事前申請をしていた畠山理仁さんは参加し、フリーランスとして初めて質問をしました。かつて質問の合間に質問をするだけで「トラブルを起こした」認定をされ批判され続けることを思えば一歩前進でした。》
https://twitter.com/arimumay/status/1288693253475188736

江川紹子テレビ朝日ワイド!スクランブル」の小松靖アナウンサーを批判している。問題にしているのは「BS朝日 2018新春討論」だ。
https://twitter.com/newsnepia/status/1286373567987253248
《これは小松アナがダメですね。そういう認識で仕事してるのかって、驚くレベルですね。》
《田原さんのマネをしてみたつもりが、物の見事にスベったってことでしょう。小松アナはジャーナリズムを一から学び直した方がいいのではないですか。民放ジャーナリズムがこれでいいんだとテレ朝が思っているんだとしたら、この局は終わってますね》
《世の中の様々な問題に光を当てること、今起きている事を記録すること、この2つがジャーナリストの仕事です。光の当て方、記録の仕方に問題があれば批判すればいいですが、政府の政策に対案を出すのは野党政治家やシンクタンクの仕事です。そこが分かってないで、テレビ番組の司会するって……》
《テレビ局がジャーナリズムをダメにしている例の教材として活用させてもらおう。》
《政策の不備や政府の不正を突き止め、暴いたジャーナリストがいたとしたら、彼/彼女はジャーナリストとしての使命を全うしているのであって、不正を犯罪として裁くのは司法の役目、不正の原因を糾し再発防止を考えたり、よい対案を提案し議論するのは政治の役目。以上》
https://twitter.com/amneris84/status/1289551342755749888
https://twitter.com/amneris84/status/1289567531519287297
https://twitter.com/amneris84/status/1289575301559664642
https://twitter.com/amneris84/status/1289578940323962880
https://twitter.com/amneris84/status/1289581561520599040
サンケイスポーツは7月31日付で「テレ朝系『スーパーJチャンネル』メインキャスターに小松靖アナ 林美沙希アナとタッグ」を掲載している。
テレビ朝日は30日、報道番組「スーパーJチャンネル」(月~金曜後4・40)を10月改編でリニューアルし、メインキャスターに小松靖アナウンサー(45)を起用すると発表した。美沙希アナ(30)とタッグを組む。》
https://www.sanspo.com/geino/news/20200731/geo20073105020006-n1.html
ツイッターにはこんな投稿が…。
《テレ朝の夕方の顔が 10月からネトウヨになるみたいやんか》
https://twitter.com/GM_YANKA/status/1288943098320416768

-----------------------------------------------------

8)【人事】藝春秋 2020年8月27日付

※7月31日付では新任執行役員人事を掲載しておりませんでした。お詫びするとともに改めて再掲いたします。

中部嘉人
新:代表取締役社長(経理部・経営企画室担当)
旧:代表取締役社長(経営企画室担当)

飯窪成幸
新:専務取締役 社長補佐藝春秋編集局、週刊春編集局、庫局、藝出版局、コミック編集局統括
旧:常務取締役 庫局、藝出版局統括(編集委員室、藝春秋編集局、週刊春編集局担当)

石井潤一郎
新:常務取締役 総務局、ナンバー局、クレア局、メディア事業局統括、関連会社(デジタル戦略事業局担当)
旧:常務取締役 総務局、デジタル戦略事業局、ナンバー・クレア局、メディア事業局統括

濱宏行
新:常務取締役 営業局統括(情報システム部、次世代システム開発室、資材製作局担当)
旧:取締役 営業局統括(資材製作局担当)

鈴木洋嗣
新:取締役 編集委員室、編集総務局、春新書局統括(新規事業開発局、宣伝プロモーション局担当)
旧:取締役 新規事業開発局、編集総務局統括(宣伝プロモーション局、春新書局担当)

内田博人
新:執行役員(法務・広報部、管理部、編集総務局担当)
旧:執行役員(総務局担当)

大川繁樹
新:執行役員藝出版局担当)
旧:執行役員庫局、藝出版局担当)

河野一郎
新:執行役員(総務部、社史編纂室、クレア局担当)
旧:執行役員(法務・広報部、ナンバー・クレア局、社史編纂室担当)

勝野聡
新:執行役員(営業局担当)
旧:執行役員(営業局担当)

小濱千丈
新:執行役員(メディア事業局担当)
旧:執行役員(メディア事業局担当)

島田真
新任:執行役員編集委員室、藝春秋編集局、春新書局、コミック編集局担当)

花田朋子
新任:執行役員庫局担当)

新谷学
新任:執行役員(週刊春編集局、ナンバー局担当)

羽鳥好之
新任:監査役

※令和2年7月30日の決算役員会で内定。8月27日の株主総会、取締役会で正式決定。
※専務取締役・古田維氏、監査役・山本喜由氏は退任されます。

-----------------------------------------------------

9)【深夜の誌人語録】

信頼が安心を生むのである。