【文徒】2020年(令和2)2月26日(第8巻35号・通巻1692号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】「草 日本軍『慰安婦』のリビング・ヒストリー」が刊行された
2)【記事】どうなる?!東京オリンピックvs新型コロナウイル
3)【記事】百田尚樹が保守論客の公職選挙法違反をツイッター告発?
4)【本日の一行情報】
5)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】「草 日本軍『慰安婦』のリビング・ヒストリー」が刊行された

朝日新聞デジタルは2月23日付で「出回る『ヘイト本』、書店から考える 取次まかせの配本、『無責任』の指摘」を掲載し、毎日新聞は2月24日付で「はびこるヘイト本 痛みは『人ごと』出版流通の構造的問題」を掲載している。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14376560.html
https://mainichi.jp/articles/20200224/ddm/004/040/012000c
そうしたなかキム・ジェンドリ・グムスク(金ジェンドリ錦淑)が旧日本軍の従軍慰安婦だった女性の半生を描いた韓国の漫画「草 日本軍『慰安婦』のリビング・ヒストリー」が「ころから」から刊行された。
http://korocolor.com/book/kusa.html
キム・ジェンドリ・グムスクが来日し、講演したそうである。
https://www.47news.jp/news/4544192.html
http://korocolor.com/news/202001-post-457.html
書肆喫茶moriがツイートしている。
《キム・ジェンドリ・グムスクさんの『草』読みました!時代に翻弄される女性のものがたりとして強い印象に残る作品でした!》
https://twitter.com/shoshikissamori/status/1226346445638270977
キム・ジェンドリ・グムスクのプロフィールを見てみよう。
《韓国・高興生まれ。グラフィック・ノベル作家。韓国(世宗大学絵画科)とフランス(ストラスブール国立装飾美術学校)で絵画を学び、取材をもとにした作品を多数発表。2017年刊行の『草』は、フランス語、英語、イタリア語などに翻訳され、ニューヨークタイムズで「ベスト・コミック2019」に選ばれるなど高く評価されている。おもな作品に発達障害のミュージッシャンを描いた『チュンイ兄さん』(未訳)など。》
http://korocolor.com/book/kusa.html
バンド・デシネを中心にフランス語翻訳している原正人が解説を担当している。映画プロデューサーの原正人とは同名異人である。
《キム・ジェンドリ・グムスク『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』、昨日発売。解説担当しました。韓国人女性作家のグラフィックノベルとして要注目の作品で、英語圏、フランス語圏では既に高い評価を得ています。世界で評価される作品がちゃんと日本語で読めることがめちゃくちゃ大事!》
https://twitter.com/MasatoHARA/status/1228648074743910402
ロック・バンド「ソウル・フラワー・ユニオン」も絶賛している。
《キム・ジェンドリ・グムスク『草~日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』読了。16歳で日本軍に連れ去られ、60年の歳月を経て韓国へ帰国した、「慰安婦」イ・オクソン(李玉善)さんの悲痛な半生を描く大作漫画。惨苦を忍ぶ少女の孤独と絶望に、何度も胸が締め付けられた。多くの人に読んで欲しい。》
https://twitter.com/soulflowerunion/status/1230198173236248576
クラウドファンディングで318万円を集めた企画である。翻訳権取得(印税前払い)  402,000円、版権データ提供料 56,000円、印刷・製本(2000部)1,200,000円組版・装丁費450,000円、編集作業費250,000円の合計 2,358,000円(税別)はクラウドファンディングで賄えたことになる。
《わたしたちは、すでに翻訳して日本で刊行する権利を得ています。また、金錦淑さんからも日本での刊行に期待するとのメッセージをいただいています。そして、日本軍「慰安婦」の史実を、グラフィックノベルという斬新な手法で描きあげた『草』の日本語版刊行にぜひともご協力ください。
なお、刊行にあたっては、これまでに韓国民主化運動を描いた漫画『沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート』(チェ・ギュソク作)や絵本『花ばあば』の日本語刊行などの実績がある出版社「ころから」にお願いすることが決まっています。世界各国の言葉に翻訳されている『草』の日本語出版に、ぜひ皆さんも一役買ってください。この本を通じて女性の人権問題と平和な社会に向ける思いを世界の人々と共有しましょう。》
https://readyfor.jp/projects/pulpublishinginjapan
2月22日、神田神保町三省堂書店にも東京堂書店にも『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』は置かれていなかった。仕方なくアマゾンに注。2月23日に届き同日読了。右開きではなく、左開きであった。

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2)【記事】どうなる?!東京オリンピックvs新型コロナウイル

東京新聞記者の望月衣塑子が次のようにツイートするのは、まあ理解できる。
《#東京五輪 中止を恐れてか、政府が民間機関を使った #新型コロナ  検査を推奨していないため、医療機関をたらい回しされ、受診断られる事案が多発している。》
https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1231776223736422400
意外なのは百田尚樹東京オリンピックの開催はないと見ていることだ。
《もし日本で中国肺炎の感染が広がれば、東京オリンピックは開催地が変わるんやないかなあ…。
5月の時点で感染が収束の目処が立っていなければ、IOCは代替都市を考える気がする。
オリンピックは大金がかかったイベントだけに、直前まで東京開催予定で粘るより、早々に開催地を変えるんじゃないかな。》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1229313116816592896
《もう東京オリンピックはないね。》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1230340183121260545
《このまま感染が拡大すれば、プロ野球無観客試合になるね。もちろんオリンピックの開催は外国に。イベントやコンサートはことごとく自粛。
それらもきついが、一番の問題は工場や会社が閉鎖されること。そうなれば日本経済は瀕死の危機。
政府は1月の時点でこれらをシミュレートしていたのか!》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1230379049345638400
《日本には感染した中国人と韓国人が溢れかえり、多くの日本人が感染する。
しかし政府は何もしない。
来月あたり、アメリカやヨーロッパの国々は、中国に続いて、日本と韓国にも「入国禁止」措置をとるだろう。
東京オリンピック? そんなもんあるわけだろう。》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1230836041864499205
宗教学者島薗進もオリンピックについてツイートしている。
《今の日本政府のように感染者数を意図的に下げると、かえってオリンピックなどやりにくい状況を招きかねない。その理由。1)感染者数中の重症者や死者の割合が高くなる。2)政府も市民も十分な対策をとらないので実際の感染者が増える可能性大。3)公開性に反し国際的に日本の信用が落ちる。》
https://twitter.com/Shimazono/status/1231583934258925568
芸批評家の若松英輔が島薗をリツイートして、こう指摘している
《じつにまっとうな発言だが、これと逆のことを、誰かが政府に提言し、それを受け入れた現実がある。名目上の数を少なくすればよいと思ったのだとしたら、あまりに浅はかで、心の底からあきれる。ウィルスは目に見えない。しかし症状は違う。そして、その影響は簡単に国境を越える。誰でも分かることだ。》
https://twitter.com/yomutokaku/status/1231586300559380480
アメリカが日本への渡航レベルを1段階引き上げ、高齢者や持病のある人は不要不急の場合、渡航の延期を検討するよう呼びかけている。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200223/k10012297811000.html
「ぴー記者」がツイートしている。
《「中国人を入れるな」と息巻いてた日本人が、逆に他国に入れなくなりつつある現状。》
https://twitter.com/p_kisha/status/1231796067831701504
南アのU―23代表チームが来日を中止した。共同通信が2月23日付で「サッカー、南アが来日取りやめへ 新型肺炎を懸念、U―23」を発表している。
https://this.kiji.is/604264166180537441
オリンピックを開催しても参加をボイコットする選手も出て来るのかもしれない。オリンピックは言うまでもなくメディアの経営を直撃するイベントである。スポーツライターの新田日明は「wedge.ismedia.jp」に「新型コロナ、五輪開催に向けた見えない圧力」を発表し、次のように書いている。
《23日放送の日本テレビ系列「真相報道バンキシャ!」では新型コロナウイルスの感染拡大を受けても大会組織委員会の幹部が「強行突破だ」と言い切っていることが伝えられ、波紋を広げている。こうした理解不能なことを口にする大会組織委員会の関係者は実際に少なくない。》
《個人的に言えば、現状で東京五輪パラリンピックの開催は極めて厳しいと思う。どうしても強行させたいなら、合理的な判断と危機管理ができる舵取り役を大会組織委員会や日本政府内に置くことは絶対条件だ。新型コロナウイルスの猛威を甘く見続けていると、東京五輪パラリンピックの開催強行と引き換えに日本列島はパンデミックの恐怖に沈んでしまうような気がしてならない。》
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18777
岩手県知事の達増拓也ツイッターで提案している。
《お年寄りなど感染弱者を守るために、検査を増やして感染者を治療していくことが重要だが、それが外国人に安心して来てもらい、オリンピック・パラリンピックを成功させることにつながる。人道主義に基づく総力戦が、オリンピック・パラリンピックへの道。》
https://twitter.com/tassotakuya/status/1231796009023328256
毎日新聞は2月25日付で「東京オリンピック開催判断『期限は5月下旬』IOC委員 新型コロナ感染拡大で」を掲載している。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(77)=カナダ=が、東京オリンピックを開催するかどうかの判断の期限は5月下旬になるとの見方を示した。AP通信のインタビューに答えた。順延や開催地変更は難しいとも指摘した。》
https://mainichi.jp/articles/20200225/k00/00m/040/272000c
毎日新聞統合デジタル取材センター長の斎藤信宏がツイートしている。
《さて、いよいよオリンピック中止が視野に入ってきました。まず、なにより大切な事は感染者数をごまかさず、きちんと正しい数字を公表する事だと思います。》
https://twitter.com/nobusaitoh/status/1232320474006220800

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3)【記事】百田尚樹が保守論客の公職選挙法違反をツイッター告発?

百田尚樹ほどスキャンダラスなツイートを投稿して世間をアッと言わせる小説家はいないのではないか。このツイートも話題になっている。
《保守論客の中には、官邸から仕事をもらったり、選挙のたびに応援演説に行き少なくない謝礼をもらったりしている人がいる。
まあ、それは許そう。
しかし、そういう恩義で今回の官邸の対応を擁護しているとしたら、最低だと思う。》
《まあ、あれだけ謝礼をもらえたら、官邸の悪口は言えんわな。選挙のたびに金が入るんやから。
コジキやね。》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1231838248319647744
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1231843123069743105
香山リカが反応している。
《百田さんこんにちは。私は選挙の応援演説によく行きますが、なぜか謝礼をもらったことが一度もありません。ひどいですよね(怒)
次はぜひ謝礼をいただける候補の応援に行きたいので、その方の名前をそっと教えていただけませんか?もちろんすぐに保守に転向します!》
https://twitter.com/rkayama/status/1231868098870800384
「菅野完の従兄弟の同級生のお兄ちゃんの彼女の先輩の友達」なんだそうだけれど、要するに菅野完のツイートだ。
《【悲報】
百田尚樹さん、勢いあまって、保守論客たちが「官邸から仕事もらったり、選挙のたびに応援演説に行き少なくない謝礼をもらったりしてる」ことをバラしてしまう。》
《「応援演説で謝礼をもらう」のは公選法違反なんですが、それさえ「許そう」という百田さんの度量、パナいっす。》
https://twitter.com/noiepoie/status/1231847357974626304
https://twitter.com/noiepoie/status/1231847822254727169
弁護士の滝本太郎は呆れている。
《安倍首相と親しい百田尚樹氏が、保守論客と候補者の公職選挙法違反の行為を暴露してる。凄いもんだ。国政調査権の行使として国会に証人・参考人として呼ぶのが当たり前のこと。ほんともう腐っている、もとより安倍首相人脈って無能に過ぎる、これまでなかった事態。★後は野となれ山となれ政権、だと。》
https://twitter.com/takitaro2/status/1231871365336072193
ホームレス作家松井計によれば百田は「勇気ある告発者」である。
《百田さんのTW、事実であれば東京地検特捜部案件だし、事実でなければ当然、官邸が反論、民事訴訟にすべき場面だから百田さんのお住まいの地を管轄する地裁案件か。》
《それはもう、〈勇気ある告発者〉なんだから、しっかりと我々で守らなきゃいけませんわな。》
https://twitter.com/matsuikei/status/1231873208862814208
https://twitter.com/matsuikei/status/1231873409463635969
新潟県知事の米山隆一リツイートしている。
《「右論客」が官邸から多額の報酬を受けているという百田氏の話題のTWです。
出版不況の中幾らヘイト本でもそれ程売れていそうに見えないあの方この方が、選挙の度に講演して多額の謝礼を貰い、それを「箔」にして平時でも講演で儲けているのは皆気付いていましたが、こうして明言されると又違います》
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1231861484159782912
室井佑月は既存のメディアがこの件で百田に取材に行かないことに納得できないようだ。
《これどういうことか、大きなメディアは取材しにいったほうがいいんじゃない? でないと、お金で雇われた人を、また雇ったりして、それを知っててやってる共犯になってしまわない? てか、メディア業界のあの方との会食も頻繁ですし。》
https://twitter.com/YuzukiMuroi/status/1231871008325259264
江川紹子リツイート
《誰がいくらもらってるのか、全部暴露したら?そのうえで、金額の妥当性をみんなで論議すればよい》
https://twitter.com/amneris84/status/1231919155198119936
ウエブ版「女性自身」は2月24日付で「『謝礼もらっている保守論客いる』百田尚樹氏のツイートが波紋」を掲載している。
《ちなみに、選挙の応援演説で謝礼を払うことも受け取ることも、公職選挙法違反に問われる可能性がある。実際に、2016年の参議院議員通常選挙では、応援演説の見返りに現金を受け取ったとされるタレントのテレンス・リー氏(55)が逮捕されている。》
https://jisin.jp/domestic/1834432/

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4)【本日の一行情報】

朝日新聞デジタルは2月25日付で「電通社員がコロナ感染、本社ビルの全5千人がテレワーク」を掲載している。
《広告大手の電通は25日、東京・汐留の本社ビルに勤務する全従業員約5千人を対象に26日から当面の間、原則として在宅でのテレワークに切り替えると発表した。本社ビルに勤務する50代の男性社員が24日、新型コロナウイルスの感染検査で陽性と確認されたのを受けた措置。事態が収まるまで続ける予定で、この間は健康状態の報告を対象の社員に義務づけるという。》
https://www.asahi.com/articles/ASN2T6X64N2TULFA03K.html

◎自称「芸評論家」の小川榮太郞は論客というより政府の出先機関だったようである。
《有事なのです。影響力ある人による責任能力のない発信は真に危険です。
 まずは現時点での政府の広報に従って行動してほしい。
知識や情報、取材のないまま先走った政府批判をするのは国民の判断を大きく狂わせ、劇症化拡大を最小限にする政府国民一体での取り組みを阻害します。
 必要な具申があれば政府に取り次ぎますので私にお知らせください。》
https://www.facebook.com/eitaro.ogawa/posts/3002613816498086
この投稿も百田尚樹のツイートで知った。
《政府に取り次ぐって…
小川さんは政府の出先機関ですかって話。
そういうことを言えば、政府広報ですかと思われますよ》
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1231850631154978816

◎2003年にBOOK&CAFEとして誕生した「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」が、3月7日「六本木 蔦屋書店」に生まれ変わる。1階のBOOK&CAFEは朝7時からオープンするという。
https://www.ryutsuu.biz/store/m022013.html

翔泳社が主催する「ITエンジニア本大賞2020」は、技術書部門がDavid Scott Bernsteinの「レガシーコードからの脱却――ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス」(オライリー・ジャパン)、ビジネス書部門が前田鎌利の「プレゼン資料のデザイン図鑑」(ダイヤモンド社)に決まった。
https://codezine.jp/article/detail/11982
なかなか渋い選択である。ちなみに前田鎌利は書家である。
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118864/
https://www.diamond.co.jp/book/9784478105870.html

◎「第42回ぴあフィルムフェスティバル」(PFF)が、9月12日から26日まで、京橋の国立映画アーカイブで開催される。
https://www.cinematoday.jp/news/N0114259

◎日経が2月22日付で「資生堂、アジア依存に試練 魚谷氏の改革正念場」を掲載している。日本のマーケットにおいてもインバウンド戦略を優先した訪日中国人偏重の売り場づくりで日本人客が離れている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55897640Q0A220C2TJ1000/
資生堂は大事なものを忘れてしまったように思えてならない。資生堂にとって大事なものとは「伝統」である。

水戸市の川又書店エクセル店、ブックエース 茨大前店、つくば市TSUTAYA LALAガーデンつくば、日立市のブックエース日立鮎川店、石岡市のTSUTAYAビアシティ石岡店の茨木県の5書店で茨城空港フェアが開催されている。
https://flyteam.jp/news/article/121730

◎北海道余市町と、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、北海道TSUTAYA三者は、相互の特色や資源を活かした事業に協働して取り組み、余市町のより一層の地域活性化及びそこに暮らす人々へのサービス向上に資することを目的とした包括連携協定を締結した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000405.000000983.html

東京ニュース通信社の「TV Bros.」は「Amebaブログ」とコラボして、子育て世代の女性に向けた、ブログコンテンツを楽しめる情報誌「ママブロス」を3月17日(火)に発売する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000970.000006568.html

徳間書店青山学院大学駅伝チームを指導するフィジカルトレーナー中野ジェームズ修一による3歳から12歳の子ども向け運動の教科書「医師も薦める子どもの運動」を発売した。「子どもがやってはいけない筋トレ」もあれば、「子どもがやるといい筋トレ」もある。
https://resemom.jp/article/2020/02/19/54866.html

白泉社が運営するアプリ「マンガPark」は、「覆面系ノイズ」などで大人気の漫画家・福山リョウコの画業20周年を記念して(1)福山リョウコ作品 無料公開キャンペーン、(2)サイン色紙プレゼント、(3)ボーナスコインをプレゼントするリツイートキャンペーンを実施している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000046848.html

ジャストシステムの「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2020年1月度)」によればTwitterとInstagramの両方にアカウントを持っている人のうち、「Twitterに複数アカウントを持っている」人は55.9%、「Instagram複数アカウントを持っている」人は42.4%だった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000430.000007597.html
ソーシャルメデテアは「ジキルとハイドのメディア」であるやもしれぬ。

クックパッドは、東京地下鉄メトロコマースと共同で、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、東京メトロ駅構内に設置する。設置されるのは半蔵門線大手町駅居方面改札外。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000027849.html

スターツ出版が運営する会員340万人の女性サイト「OZmall」はヘアサロン予約にて、 2/20(木)~3/31(火)までオーガニックブランド「AVEDA」とのプレゼント付きコラボプランを40店舗で販売する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001174.000000607.html

◎「モデルプレス」によれば2014年8月をもって休刊した角川春樹事務所の女性誌「BLENDA」が、「BLENDA Japan」として、4月30日に新たなスタートを切るそうだ。
https://mdpr.jp/news/detail/1974708

日経BPは3月25日付 役員人事および4月1日付 担当、担当補佐、局室長人事を発表した。
https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20200220/

◎創刊70周年を迎えた角川庫は、周年ラストイベントとして読者、書店に感謝の気持ちをこめた「角川庫 読者大感謝祭」を実施する。(1)角川庫(日・海外)、角川ホラー庫、角川ソフィア庫の1月&2月新刊は除いて、3月15日(日)まで最大50%還元を実現する。(2)電子書籍総合ストア「BOOK☆WALKER」の「角川庫・ラノベ 読み放題」に利用できるプリペイドカード「角川庫・ラノベ 読み放題カード」を全国主要書店で発売開始する。月額760円(税抜)(※Apple決済/GooglePlay決済の場合税込840円)でKADOKAWAの配信する電子書籍10,000点以上が読める定額制読み放題サービスだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006823.000007006.html
出版のサブスクリプションサーヴィスが消耗戦に発展しなければ良いのだけれど…。

集英社の少女マンガ誌「マーガレット」とオンライン動画配信サービスHuluがタッグを組むことになった。「マーガレット」の作品を継続的に実写連続ドラマ化し、「Hulu」で独占配信する恋愛ドラマ・シリーズ企画「マーガレットLove Stories」を始動させる。連続ドラマ第1弾には「マイルノビッチ」が決定、その後は「神様のえこひいき」「悪魔とラブソング」が続く。
https://animeanime.jp/article/2020/02/20/51696.html

ラサール石井ツイッターで警鐘を鳴らしている。
《コロナウィルス、もうすぐ国内外にかなりのパニックが予想される。関東大震災の時の朝鮮人虐殺のようなヘイトをけして起こしてはならない。「武漢ウィルス」などの呼び方はもってのほか。ウィルスは人種、国籍を差別しない。我々は平等に死ぬ。助け合わなければならない。》
https://twitter.com/lasar141/status/1231763898065272832
梁英聖が石井をリツイートしている。
コロナウイルスで中国人や感染が疑われる方々に、心ない差別をする人たちがいます。
こういう時こそ「差別はいけない」と声に出して言うべきです。
著名人の方々は、勇気を出して、ぜひ差別しないよう呼びかけてください。》
https://twitter.com/rysyrys/status/1231791704761458690

◎「花田紀凱の週刊誌ウオッチング」が「週刊ポスト」を褒めている。
《このところ『週刊ポスト』の頑張りが目立つ。
今週号(2・28/3・6)のトップは「未知の殺人ウイルスと戦う名もなき『英雄』への讃歌」。
リードにこうある。
〈安全地帯に逃げ込み、利己的な行動に奔る人も現われた。後手後手に回る政府の対応を批判したくなるのも当然だ。しかし、である。そうしたなかでもなお、感染拡大を防ぐために、身の危険を顧みず、最前線で“見えない敵”と戦う人たちがいることを忘れてはならない〉
まったくそのとおり。後手、後手と政府を責めるのもジャーナリズムの役目のひとつには違いないが、こういう点にも目を配ってほしいのだ。》
https://www.sankei.com/premium/news/200223/prm2002230010-n1.html
リードの章で「奔る」と書いたとこがイカしてるね。

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、新型コロナウィルスが感染拡大している状況を踏まえ、2月17日(月)より実施している在宅勤務を2月28(金)まで継続すると発表した。業務内容によりやむを得ず出社をするスタッフの安全確保のための感染予防対策として3点をあげている。
・出退勤の際はタクシーを使用するかオフピーク出退勤をする
・出退勤の際はタクシーでも電車でも必ずマスクを着用
・オフィス勤務中も必ずマスク着用、アルコール消毒の徹底
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000354.000018193.html
ディスカヴァー・トゥエンティワンはnoteに「【在宅勤務の決断は1日!】ド系の中小出版社が感染症対策のため全社員初在宅勤務にしてみた」を発表している。「IT企業じゃなくても、大企業じゃなくても、全社員在宅勤務は可能」なのだという。
《この感染症が収まったとしても、次はオリンピックが待っています。この先も何があるかわかりません。出社しないと絶対に仕事ができない、ではなく、どこにいても変わらぬ量と質で連絡は取りあえるし、営業も続けられるようなシステムを作り、また働いていける企業を目指したいです。》
https://note.com/discover21/n/n8aa3f29ea088
英治出版取締役編集長の高野達成がツイートしていた。
《各社どんどんやるべき。英治出版も先週から在宅勤務・時差出勤を推奨、1月末から営業スタッフの訪店抑制や出張中止等しています。》
https://twitter.com/tassay/status/1229193800922255360

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5)【深夜の誌人語録】

白紙から始めると言っても完全な白紙など存在しないのだ。