【文徒】2020年(令和2)4月24日(第8巻76号・通巻1733号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】アベノマスクとミャンマーとアッキー
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】アベノマスクとミャンマーとアッキー

株式会社明後日こと小泉今日子がアベノマスクについて次のようにツイートしている。
《人間だから間違えや失敗は誰にでもあるだろう。一生懸命やった結果だったら人はいつか許してくれるかもしれない。でも汚らしい嘘や狡は絶対に許されない。カビだらけのマスクはその汚らしさを具現化したように見えて仕方がない。》
https://twitter.com/asatte2015/status/1252809488916049920
春オンライン」は4月23日付で「『布マスクで国民の不安はパッと消えますよ』アベノマスクを主導した“官邸の金正恩ってどんな人?」を掲載している。
《そんな“アベノマスク”を主導したのは、知る人ぞ知る官邸官僚だという。
「佐伯(さいき)耕三首相秘書官(44)が安倍首相に『全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ』と発案したのです。彼の進言に加え、3月に北海道の一部地域で実施したマスク配布が好評だったことも後押しとなった」(官邸関係者)》
https://bunshun.jp/articles/-/37353
毎日新聞は4月22日付で「首相『高くない』と火消し 物議の『アサヒノマスク』大阪・泉大津市長が官邸に」を掲載している。
大阪府泉大津市の南出賢一市長は22日、首相官邸木原稔首相補佐官と面会し、地元の繊維メーカーが製造した布マスクを手渡した。この布マスクを巡っては、安倍晋三首相が17日の記者会見で政府の布マスクの配布事業に疑問を示した朝日新聞記者に「御社も2枚3300円で販売していた」と“反撃”したことが物議を醸した。
木原氏は「決して高いと言っているわけではなく、価値あるものだ」とする首相のメッセージを南出氏に伝えた。》
https://mainichi.jp/articles/20200422/k00/00m/010/244000c
アベノマスクの発注先の一つがミャンマーであり、日本ミャンマー協会の最高顧問を麻生太郎財務相がつとめていることは昨日のでも触れておいたが、アッキーもまたミャンマーと係わりが深いようだ。「Smart FLASH」が2017年4月12日に掲載した「超お嬢さま『安倍昭恵』卒論は『ミャンマー寺子屋教育』」は次のように書いている。
《だが2007年、晋三氏が突如辞任。昭恵夫人どん底に突き落とされたが、晋三氏が再登板するまで5年間、劣等感を振り切るような行動に出る。そのひとつが大学院への進学だった。2009年、彼女は、立教大学大学院に入学する。》
修士は、「ミャンマー寺子屋教育と社会生活――NGO寺子屋教育支援」と題したものだった。そして彼女は、「大学院修了」という最終学歴を得る。》
https://smart-flash.jp/sociopolitics/18345
アッキーはミャンマー祭り実行委員会名誉会長やNPO 法人メコン総合研究所名誉顧問に就いている。2014年に「ミャンマージャポン」のインタビューにアッキーは答えている。
《周囲に「ミャンマーに行く」と言い続けたことで、ミャンマー係者とつながりができました。そして現在のメコン総合研究所の事務局長との出会いをきっかけに、マンダレーのいくつかの僧院を見て、1つの地域を定め学校づくりが始まりました。2006年から今まで名誉顧問として、これまでにお預かりした寄付で寺子屋(寺が運営する学校)小・中学校の建設を行い、それに伴う学校の物資支援なども地道に進めてきました。》
https://myanmarjapon.com/08interview.html
外務省のホームページには「安倍昭恵総理夫人のミャンマー訪問(概要)(平成25年5月24日~26日)」が公開されている。
安倍総理夫人は、従来からミャンマーの子供教育を研究テーマとしつつ支援活動を行っており、現地を訪問して教師や子供たちとの交流を深めながら、現地の人々の目線に立った支援のあり方を模索しています。こうした観点から、今次訪問においては、総理夫人自らの支援により設立された寺子屋を含め、日本人の支援により設立された複数の教育施設を視察し、現地の人々、特に子供たちとの交流を深めました。》
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page23_000031.html
安倍昭恵総理大臣夫人とスー・スー・ルイン・ミャンマー大統領夫人及びミャンマー支援団体とのグループ懇談」(平成29年12月19日)も外務省のホームページで公開されている。
安倍総理夫人からは,2006年よりミャンマーを訪問する機会に恵まれ,日本とミャンマーは何か特別な縁があるように感じる,当初は,アジアで貧困に苦しむ子どもたちのためにと活動を始めたが,縁がありミャンマーを訪問することとなった旨紹介しました。
さらに,ミャンマーを通じて多くの人々と出会い,ミャンマーに対して何かをしているというよりも,恩返しをさせていただくという気持ちである,本日お越しのNGONPO以外にも多くの人々がミャンマーを支援されており,その一部を大統領夫人に知っていただくことができ嬉しく思う。これからも是非見守っていただけると幸いと述べました。》
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/mm/page3_002333.html
日本財団ブログ「『みんながみんなを支える社会』に向けて」は2017年2月7日付で「昭恵首相夫人 ミャンマーへの熱い思い」をエントリしている。
《席上、昭恵夫人は自身とミャンマーの関わりについて、「義父に当たる故安倍晋太郎元外相が最後に訪問したのがこの国で、夫の安倍晋三首相からも“最も親しみの持てる国”として薦められ、2006年から毎年、訪問しています」と説明。「何かお役に立てばと思って訪問を始めたが、学ばせてもらうことの方がはるかに多い」などと語りました。》
https://blog.canpan.info/nfkouhou/archive/882
ちなみに岸信介が最初に外国訪問したのはビルマと呼ばれていた頃ミャンマーであった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO96918060U6A200C1I10000/
大東亜戦争において日本軍がイギリス軍を追い出し、ビルマが独立した際の外相が、戦後、首相となって、岸信介首相を出迎えたのである。

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2)【本日の一行情報】

久保田るり子春新書「反日種族主義と日本人」は買わねばなるまい。
《李承晩・朴正熙時代の反日は祖国愛そのものだった。》
《軍人出身の全斗煥盧泰愚は経済援助を得る道具に反日を使った。》
《金泳三は軍事政権に反対した民主化運動の政治家で、政権には北朝鮮を信奉する主体思想派が潜り込んだ。金泳三自身の大衆迎合義も作用して、韓国の反日が一気に北朝鮮仕込みの「民族史観」と一体化した。》
《金泳三政権で北朝鮮の思想が韓国に根付き、やがて韓国内の親北勢力が結集してできたのが在寅政権である。政権は反日を使って保守勢力を攻撃し、「大韓民国」を否定して北朝鮮に寄り添おうとしている。》
https://books.bunshun.jp/articles/-/5416

◎デーブ・スペクターのツイート。
《マジメな話、来年、オリンピック、やるつもりですか?誰のために?何のために?すみません、オチはありません。》
https://twitter.com/dave_spector/status/1252860785224634373

西岡研介がツイート。
《本日の「朝日新聞」大阪版1社トップ/見出しは/「備える大阪 次の一手」/「休業応じない事業者名公表」/この「施策」の法的根拠に関する説明はもちろん、疑問視し、批判する言は一行も無し。/これぞ、大政翼賛報道。》
https://twitter.com/biriksk/status/1252858649745043458
酷いな、朝日。西岡は、こうも指摘しているぞ。
《少なくとも「神戸新聞」は法的根拠ぐらいは説明しているぞ。》
https://twitter.com/biriksk/status/1252863287164731394
これが神戸新聞の記事。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202004/0013287709.shtml
更に西岡は、こう呟く。
NHKは、P店が営業続けざるを得ん背景についても、きっちり説明してたぞ。》
https://twitter.com/biriksk/status/1252910381581783041
NHK NEWS WEB 関西NEWS WEB」は4月22日付で「和歌山 越境パチンコ断る対策も」を発表し、次のように書いている。
新型コロナウイルスの影響で売り上げが悪化した企業をめぐり、中小企業庁は、金融機関からの資金の借り入れを万が一、返済できなくても信用保証協会が借入額の80%を立て替える制度を整えています。
しかし、ギャンブル性の高いパチンコ業界は、この信用保証制度の対象外となっていて、資金の借り入れがほかの企業と比べて厳しいのが現状です。
また、休業要請が出された施設に対しての国の補償も確立されない中、従業員の給料の支払いなども滞るため、パチンコ店からは融資制度の拡充など支援を求める声があがっています。》
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200422/2000028731.html
西岡のツイートに対するリプライで知ったのだが、最近の朝日新聞大阪版は大阪維新の「提灯記事」まで連載してしまっている。
https://twitter.com/saigoh_ponta/status/1252879990980395009
https://www.asahi.com/articles/ASN4N3JP5N4GPTIL04S.html

◎「BOOKS 青いカバ」のツイート。
《まだ間に合うので今月の『新潮』の岸政彦「リリアン」は読んで
居なくなったものや人や記憶に自分がいかに支えられているか、そして、それを忘れているからこそ生きていけるし、でも実は「向こう」は忘れていなくて、時々フッと自分の人生に顔を出す。その「美しい」瞬間を感じさせる小説はない。》
https://twitter.com/hippopotbase/status/1252610670388031492
「新潮」5月号のことである。

◎中林香のツイート。
《なぜか急に橋下氏が持ち上げられているようですが、彼は著書で「嘘をつけない奴は、政治家と弁護士にはなれない」「うそつきは、政治家と弁護士の始まり」と書いた人ですよね?今、嘘だらけの政権で苦労しているのに、嘘が政治家の必須能力だと考えている人を、なぜまたここで持ち上げるのか意味不明。》
《平時はメディアさえコントロールしていれば、明らかに嘘だと分かる嘘だらけでも政権を維持していられたかもしれませんが、今のような世界が同時に経験している非常時は、嘘は通用しないでしょう。政治家にとって嘘つきは能力でも適性でもなく、国民(住民)を危険に晒す致命的な欠陥だと私は思います。》
https://twitter.com/kaokou11/status/1252865584426934273
https://twitter.com/kaokou11/status/1252867820439736321

兵庫県明石市泉房穂市長は「困っている市民に手を差し伸べるのが行政の使命・役割。」というモットーのもと、次のような「3つの緊急支援策」を4月16日に発表した。
《1.個人商店に、すぐに100万円。 
来週中に、賃料2か月分を緊急支援。
2.ひとり親家庭に、さらに5万円。 
5月分の児童扶養手当に上乗せ(約10万円支給)。
3.生活にお困りの方に、さらに10万円。
生活福祉金利用者への追加支援。》
https://grapee.jp/815648
泉は元NHKNHKを退職後、民主党石井紘基衆議院議員の秘書をつとめていた。明石出身の西村康稔は泉の爪の垢でも煎じて飲むか。
https://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/kouhou_ka/shise/shicho/kaiken/20200416.html

感染症は実在しない!いや、これ新書のタイトルなんだけどね。岩田健太郎の「感染症は実在しない」(北小路書房)を集英社インターナショナルが新書化した。
https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%e6%84%9f%e6%9f%93%e7%97%87%e3%81%af%e5%ae%9f%e5%9c%a8%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84
岩田健太郎の出版業界デビューは集英社だったんだよね。集英社書「バイオテロと医師たち」が刊行されたのは2002年のこと。このときは最上丈二というペンネームを使っていた。内田樹の「コロナ後の世界」がツイッターでトレンド入りを果たしたのは、岩田健太郎のツイートによるとこが大きい。《いろんな立場の人がお読みと思いますが、とにかく最後のカミュのところは全員必読。》と紹介したのである。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1252896989877944321
須藤元気茂木健一郎もこの「ペスト」の件に反応しているのか。
https://twitter.com/genki_sudo/status/1253109702126268418
https://twitter.com/kenichiromogi/status/1253115869258907648
内田樹カミュの「ペスト」について次のように語っているのだ。
《『ペスト』の中で最も印象的な登場人物の一人は、下級役人のグランです。昼間は役所で働いて、夜は趣味で小説を書いている人物ですが、保健隊を結成したときにまっさきに志願する。
(中略)
特に英雄的なことをしようと思ったわけではなく、市民の当然の義務として、ひとつ間違えば命を落とすかもしれない危険な仕事に就いた。まるで、電車で老人に席を譲るようなカジュアルさで、レジスタンスの活動に参加した。それがカミュにとっての理想的な市民としての「紳士」だったんだろうと思います。
「紳士」にヒロイズムは要りません。過剰に意気込んだり、使命感に緊張したりすると、気長に戦い続けることができませんから。日常生活を穏やかに過ごしながらでなければ、持続した戦いを続けることはできない。》
私が気になったのは、次のような指摘である。
《先行する成功事例を学ばなかったもう一つの理由は安倍政権が「イデオロギー政権」だからです。政策の適否よりもイデオロギーの忠誠心の方を優先させた。だから、たとえ有効であることがわかっていても、中国や韓国や台湾の成功例は模倣したくない。
野党も次々と対案を出していますが、それも採用しない。それは成功事例や対案の「内容」とは関係がないのです。「誰」が出した案であるかが問題なのです。ふだん敵視し、見下しているものたちのやることは絶対に模倣しない。国民の生命よりも自分のイデオロギーの無謬性の方が優先するのです。こんな馬鹿げた理由で感染拡大を座視した国は世界のどこにもありません。》
http://blog.tatsuru.com/2020/04/22_1114.html
では、安倍政権のイデオロギーが何かというと、酔っぱらいのナショナリズム程度のものに過ぎない空虚なイデオロギーなのだが、その程度であることによって「大衆性」を獲得してしまっているという、言わば民主主義のジレンマに私たちを直面させてしまっているのである。

◎こういうツイートをすることが駄目だということを広河隆一は理解できないのだろうか。
《今年一月からこの会が20回ほどサイトで報告を発表。私はメンバーでもなく、インタビューも受けていませんがご覧ください。》
https://twitter.com/RyuichiHirokawa/status/1250993437333053441
「note」で「【検証・週刊春】強要を否定の田村記者、記事では一転「抗えないまま」に: 田村記者の取材と記事の検証(1)」が発表され、売られているのだけれど、この章の名義は「セクハラ報道と検証を考える会」だって。要するに匿名である。昔の怪書のやり方に依拠しているということだ。そんなものをツイッターで紹介する広河隆一を信用できますか?
https://note.com/scshm/n/n11474824b6e2

◎4月21日午後5時、下総中山の教堂書店では売り切れていた双葉社から復刊された「映画秘宝」だ。4月22日、アマゾンでポチろうと思ったが、えっ!定価では入手不可能になっていた。つまり、売り切れ。新型コロナが蔓延するなかで完売で重版が決まったぞ!良くも悪くも「『映画秘宝が独断と偏見で勝手に決める!問答無用の2010年代映画ベスト10ランキング」に「映画秘宝」の雑誌の魅力が凝縮されている。
1位「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15年米、豪)
2位「オデッセイ」(15年米)
3位「レゴバットマン ザ・ムービー」(17年米)
4位「スーパー!」(10年米)
5位「バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋」(15~17年印)
6位「キラー・ジョー」(11年米)
7位「ヒーローショー」(10年日)
8位「十三人の刺客」(10年日)
9位「哀しき獣」(10年韓)
10位「ヘレディタリー/継承」(19年米)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000014531.html
ジェームズ・ガンをBEST DIRECTORに選ぶなんてニヤリとさせるよね。トランプは卒倒するかもしれない。ジェームズ・ガンは自宅待機中に見るべきアクション映画のリストを公開しているが、このリストもセンスが良い。
https://eiga.com/news/20200422/7/

◎「Security NEXT」は4月20日付で「不正アクセス個人情報流出の可能性 - 統一教会関連出版社」を発表している。
《世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連書籍やメディア事業を展開する光言社は、同社のウェブサイトが不正アクセスを受け、会員の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。》
http://www.security-next.com/114257

読売広告社は、商品化・広告起用・催事の問い合わせ窓口を担当するキャラクター「チェブラーシカ」に関して、2010年に公開された日本版映画「チェブラーシカ」から10年の時を経て、新たに「新生・チェブラーシカプロジェクト」として様々な施策を展開していくことになった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000057017.html

◎木俣正剛は「ダイヤモンド・オンライン」に発表した「『噂の真相』も認めた女性記者『春四天王』、和歌山カレー事件でスクープ連発」で次のように書いている。
《ああ、これからは女性の時代だ、と実感したのですが、それから20年。ここに実名を書いた女性たちは春では契約記者でしたから、社員にはならず。春には、女性役員もまだいません。非正規雇用問題と女性雇用問題は、雑誌の不振の大きな原因になっているように思います。
なぜなら、雑誌とは、井戸端会議そのものであり、女性の視点を欠いては存在し得ないと思うからです。》
https://diamond.jp/articles/-/235363

◎ぴあアリーナMMで5月19日・20日に開催が予定されていたアイアン・メイデン来日公演は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった。
https://www.hamakei.com/photoflash/4657/

◎5月15日に予定されていた三島由紀夫賞山本周五郎賞の選考会が今秋に延期されることになった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042100774&g=soc

◎企画、撮影、モデル、インタビュー、編集など、関わる全てのクリエイターをU25で行うというファッションアートマガジン「ooze」がレプロエンタテインメントより4月25日に創刊される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000041036.html

◎「書店員☆irisee☆」のツイートである。
《出版社の皆様も取次の皆様も、運んで下さる方も、開いてる書店も、休業中の書店も、みんな頑張ってます……毎日危険に晒されながら防げてるのかどうか分からないマスクをして手袋をしてビニールシートを下げて、頑張ってます…本当に恐怖です…自分だけが辛いとか、ここだけが辛いとかそういう主張じゃなくて、とにかくここを乗り越えよう、そういう言葉に変えていって欲しいです……危険と隣り合わせで毎日アルバイトに来てくれる皆さんが報われません…。》
https://twitter.com/Booook_ts/status/1252708542693310465
https://twitter.com/Booook_ts/status/1252708544064847872
丸山正樹や遠藤遼がリプライしている。

テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」で玉川徹が紹介していた慶應義塾大学病院のデータである。
《4月13日から4月19日の期間に行われた術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。これは院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性があり、感染防止にむけてさらなる策を講じていく必要があると考えております。》
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40171/
この5.97%という数字をどう評価するかだが、分母が小さいこともあり、これをそのまま市中感染率とすることはできなくとも、首都圏においては市中感染率がそれなりに高いことは間違いあるまい。ノーベル生理学・医学賞を受賞している山中伸弥は4月22日付で「東京の感染者数は減少しているのか?」を公開し、次のように書いている。
《図1は東京都が発表している日ごとの感染者数です。これを見ると4月7日の緊急事態宣言発令以降、ピークは過ぎたのではないか、やや減少傾向にあるのでは、と考えてしまいます。
しかし、図2の検査件数を見ると愕然とします。検査件数も同じように減っているのです。つまり感染者数が横ばいや減少しているように見えるのは、単に検査をしていないからだけなのです。》
https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html
となれば今年のゴールデンウィークは部屋にこもって読書が一番だということである。関西大学学長の芝井敬司学長と丸善雄松堂、紀伊國屋書店が毎年、お薦め図書計100冊を選定しているが、これを参考にするのも良いのではないだろうか。
https://www.kinokuniya.co.jp/c/20200401153355.html
https://opac.lib.kansai-u.ac.jp/?page_id=46284
大阪日日新聞が4月20日付で「『読書機会に』関大学長と大手書店100選公開」を掲載している。
《関西大(吹田市)の芝井敬司学長と大手書店が、読書離れの進む若者に向けたお薦め図書100選を公開している。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言で対象地域に指定された大阪では外出自粛の要請が強まる中、大学関係者らは「この機会に本を読み、人生を豊かにしてほしい」と呼び掛けている。》
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200420/20200420017.html

◎「東洋経済オンライン」は小林恭子の「部数激減『ヤバい新聞』と『生き残る新聞』の差 発行停止や解雇に踏み切るイギリスメディア」を掲載している。
《4月下旬のロンドン。通勤客の減少で、駅構内や入り口に置かれたラックにうずたかく積まれていた無料新聞(朝刊「メトロ」や、夕刊「ロンドン・イブニング・スタンダード」など)を手に取る人が少なくなり、新聞、たばこそのほかの雑貨を販売する「ニュース・エージェント」に立ち寄って新聞を買い求める人もめっきりと減っている。
新聞界の動向を追うニュースサイト「プレス・ガゼット」の調べでは、イギリスの新聞社・通信社の従業員の中で約2000人が自宅待機(一時解雇)中になっているという。》
新聞のウェブサイトへのアクセスは急増しているのだが、広告収入が激減しているのである。わが国の新聞や雑誌にとっても他人事ではない。
《イギリスの新聞界は、1990年代半ば以降、日本同様、「新聞離れ」が進んできた。国民はネットでニュースにアクセスするようになり、紙の新聞の発行部数は減少の一途をたどってきた。どの新聞もウェブサイトに力を入れざるをえなくなったが、サイト上の広告収入では紙の新聞の部数減少によって失われた広告収入を補うまでには至らない場合がほとんどだ。
そこに到来したのが、今回の新型コロナと外出禁止措置である。外に出て新聞を買う人、手に取る人が大きく減り、広告収入も激減した。》
https://toyokeizai.net/articles/-/346180

KADOKAWAは「在宅応援!Reading at home!!」と銘打ち、2~4月に発売された電撃庫の新シリーズを抽選で「合計1000名」に届ける「電撃庫1000冊プレゼント」キャンペーンを展開している。
https://dengekibunko.jp/special/1000pre/

◎「はなまるマーケット」の司会をつとめていた岡江久美子が新型コロナ肺炎で亡くなった。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200423/1000047889.html
善川チャーリがツイッターで次のように指摘している。
《4月3日に発熱して「4~5日様子見」と言われたという岡江久美子さん。基礎疾患を持つ方には「様子見」すら死に直結すると思います。特に岡江さんは乳癌放射線治療後とのことで、照射野に肺が含まれていたと思われ、ただでさえ肺線維化のリスクがある所に、コロナ感染がそれを加速したと推測します。》
https://twitter.com/GoodBye_Nuclear/status/1253228533091954688
大和田伸也のツイート。
《獏と二人は、自慢のすばらしい夫婦でした。
私にとりましても、久美ちゃんは最高にかわいい、いい義妹でした
獏から入院していると聞いた時、まさかこんな日が来るとは思ってもいませんでした。
残念です。悔しいです。
若い頃からの思い出は尽きません。》
https://twitter.com/oowadashinya/status/1253217140783505408
「スコラ」の岡江久美子が美しかった。写真集のタイトルは「華やかな自転」だった。

電通電通デジタル、電通アイソバーの国内電通グループ3社は、あらゆる事業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートするため、デジタル領域のコンサルティングとプロダクト事業を展開するモンスター・ラボと業務提携契約を締結した。
 同時に、国内電通グループは、電通イノベーションパートナーズが運用する「電通デジタル投資事業有限責任組合」(電通デジタル・ファンド)を通じて、モンスター・ラボに出資した。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020026-0422.pdf

◎新しい人ポータルサイト「ゲンロンα」(https://genron-alpha.com/)がオープンした。編集長は東浩紀
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000034496.html

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3)【深夜の誌人語録】

余裕をもって急げ!