【文徒】2020年(令和2)3月24日(第8巻53号・通巻1710号)つづき

◎「春オンライン」の「“小僧”と呼ばれた少年たちのストライキ」(小池新)が岩波書店の歴史を紐解いていて面白い。岩波もブラックだったんだよね。
《「岩波氏」とは同書店創業者で、出版化に大きな功績があったとして戦後化勲章を受章する岩波茂雄。その牙城を揺るがす「小僧さん」たちのストライキの幕開けだった。》
《東京朝の記事によれば、13午後5時、岩波店主は、顧問の東京帝大(現東大)教授ら3人を付き添いに従業員側と会見。席上「3項目の回答案が示されたが、従業員側は誠意なきものとしてはねつけ、怠業を続けている」。さらに「同夜は少年店員もこもごも気勢を上げ、可憐な章などを書いて『夜学へ行かせろ』『も少し眠らせろ』などと叫んでいた」とも。》
https://bunshun.jp/articles/-/36734
https://bunshun.jp/articles/-/36736

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6)【深夜の誌人語録】

理論、理屈に溺れるなかれ。