【文徒】2021年(令和3)2月5日(第9巻23号・通巻1920号)つづき

3)【記事】森喜朗謝罪記者会見でTBSラジオ記者に逆ギレの醜態さらす 

神奈川新聞記者の松島佳子によれば森発言について「蔑視」とはっきりと書いたのは東京新聞だけだったそうだ。
森喜朗氏の女性蔑視発言。
この国のメディアの報道に、問題の根深さを感じる。大手新聞社や弊社の朝刊を比べたところ「蔑視」とはっきり問題を指摘したのは東京新聞のみ。
記事の扱いはこの問題に対する各社の捉え方を写し出す。
メディアで働く一人として、こういう状況を変えなければと痛感する》
https://twitter.com/yotikopiko/status/1357266143828791298
そりゃあ森も強気に出るわな。東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は2月4日、午後2時より記者会見を開いた。
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000351.html
日刊スポーツは2月4日付で「森会長『邪魔な老害、粗大ごみなら掃いて』会見全」を掲載している。
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が4日、都内で報道陣の取材に応じ、辞任を否定した。前日3日に日本オリンピック委員会JOC臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言した問題について謝罪。その上で「辞任する考えはありません」と職を全うする意向を示した。》
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000669.html
東京新聞は2月4日付で「森喜朗会長が会見 辞任は否定も『老害、粗大ごみなら掃いてもらえれば』 女性蔑視発言で」を掲載している。
《一方で会長職を辞任するかどうかについては「辞任する考えはない」と強調。「私は一生懸命、献身的にお手伝いして7年間やってきた。自分からどうしようという気持ちはありません。皆さんが、邪魔だと言われれば、老害、粗大ごみになったのかもしれないから、そうしたら掃いてもらえればいいんじゃないですか」と語った。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/84037
蓮池透が引用ツイート。
《謝罪するのかと思いきや、撤回。開き直り、火に油会見。もう、退場していただいたほうが。》
https://twitter.com/1955Toru/status/1357255909978693633
五百旗頭幸男。
《火に油を注がずに
ぶっかけた人を見ました》
https://twitter.com/yukioiokibe/status/1357210550795522049
「異邦人」のツイート。
《森会長は何の為に記者会見をしたのでしょうか。記者の質問を一回に制限してみたり、至極当然の質問をしている記者を「面白おかしくしたいんだろう」と挑発してみたり、挙句には都合の悪い質問を「聞きたくない」と駄々を捏ねる有様で、火に油を注ぐだけ注いで辞任もしないというのは絶句しました。
https://twitter.com/Narodovlastiye/status/1357283567416397825
三浦英之が次のようにツイートしている。
《森氏の「謝罪会見」、全部見られます。視聴すべきは24:45から。TBSラジオ記者が実力派です。相手の本音を引き出すのが取材・会見。森氏は冒頭、準備された紙を読み上げて謝罪する一方、自由回答では謝罪する意思をほとんど感じられません》
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1357211928276463616
記者会見の模様がこうして映像に収録されている。
https://digital.asahi.com/articles/ASP244JB0P24UTQP00Z.html
毎日新聞は2月4日付で「質問を遮り、胸を張り、徐々に不機嫌に… 森喜朗氏『逆ギレ会見』の一部始終」を掲載している。
《食い下がる記者にいらだちをあらわにする一幕もあった。TBSラジオの記者が、森氏が組織委の女性理事について「みんなわきまえておられる」とした発言について、「女性は発言を控えるべき立場ということか」と質問。「そういうことではない」と応じる森氏に「女性と限る必要はあるのか」などと質問を重ねると、「面白おかしくしたいから聞いてるんだろう」と声を荒らげた。》
https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/040/202000c
TBSラジオの記者とは澤田大樹である。arca CEO /クリエイティブディレクターの辻愛沙子は澤田に感謝。
《森会長の会見で、TBSラジオの澤田さんが会長に話をカットインされながらも負けずにシャープな質問をしていらした。
「”わきまえる”という表現をされていましたが、女性は発言を控える立場だというご認識なんでしょうか。」など。
澤田さん代弁をありがとうございます。
支持します。》
https://twitter.com/ai_1124at_/status/1357203658039910405
澤田がリプライしている。
《ありがとうございます。自分が記者として聞きたいことを聞いただけです。自分の娘たちが大人になったときに「わきまえろ」と言われたら、どう思うか考え、許せる発言ではなかったので聞きました。》
https://twitter.com/nankuru_akabeko/status/1357273299894423554
毎日新聞は2月4日付で掲載している「『おもしろおかしくしたいから聞いているんだろ』森喜朗・組織委会長会見4」は森と澤田の緊迫したやりとりが活字に起こされている。
《Q オリンピック精神に反する。そういう人が組織委会長が適任か。
A さあ、あなたはどう思う?
Q 適任ではないと思う。
A じゃあ、そういうふうに承っておきます。
Q 会長としての発言ではない。責任が問われないという趣旨なのか。
A 責任が問われないとは言っていない。場所をわきまえてちゃんと話したつもり。
Q (会合が)組織委としての場ではないからあの発言は良かったのか
A そうではない。組織委はとても良かった。全部見てから質問してください。
Q わきまえるという表現。女性は発言を控える立場という認識か。
A そういうことではない。
Q なぜああいう発言に。
A 場所だとか時間、テーマに合わせて発言すべきだと。それが一番大事。会議は前に進まないんじゃないですか。
Q 女性と限る必要があるのか。
A だから、私も含めてと言っている。
Q 前段の段階で……。
A (話を遮り)そういう話はもう聞きたくない。
司会(高谷正哲スポークスパーソン) 冒頭発言の内容にありました。
A おもしろおかしくしたいから聞いているんだろ。
Q 何が問題と思っているか聞いている。
A だから、さっきから話している通りです。》
https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/050/132000c
東京新聞労働組合のツイート。
《「そういう話は聞きたくない」/「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」/謝罪、釈明の記者会見で/こんな言葉を口走ってしまう森喜朗氏。/こういう人に公的な仕事を任せるのが間違い。
/自分から辞めないなら、任命権者が解任すべきだ。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1357276399514517505
時事通信は2月4日付で「森会長発言、東京五輪にさらなる逆風 菅首相、危機感の薄さあらわ」を配信している。
《「女性蔑視」などと批判を招く東京五輪パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言は、4日の衆院予算委員会でも取り上げられた。菅義偉首相は「あってはならない発言だ」と述べ、不適切だったとの認識を示したが、事態収拾に積極姿勢を示したとは言い難い。日本の対外イメージ悪化にもつながりかねず、新型コロナウイルスの感染拡大で中止論が強まる東京五輪に一段の逆風となりそうだ。》
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020400899&g=pol
清水潔がズバリ共犯だと言い切っている。
《「あってはならない発言だ」で不適切な発言をした森氏に、それでもオリンピック会長を続行させる首相。俯瞰的には共犯だな。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1357240845913608194
毎日新聞が2月4日付で「『ボランティアやる気なくなった』 森会長女性蔑視発言 東京都に抗議殺到」を掲載している。
東京オリンピックパラリンピック組織委員会森喜朗会長(83)による女性蔑視発言が波紋を広げている。大会ボランティアに応募していた人の中からは「辞退を申し出る」という声が相次いでいるほか、開催都市の東京都には抗議の電話が殺到している。》
https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/040/195000c

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4)【本日の一行情報】

ジェフ・ベゾスがアマゾンのCEOを退任すると発表した。
https://www.afpbb.com/articles/-/3329811
退任に際して従業員に送ったメールの内容が話題になっている。
《発明を続けてください。最初はクレイジーに見えても絶望しないでください。さまようことを忘れないでください。好奇心を羅針盤にしてください。今日もまだ「創業初日(Day 1)」です。》
https://twitter.com/LSYT11/status/1356843386750205953
「BUSINESS INSIDER JAPAN」は2月3日付で「アマゾンのCEOを退任へ…… ジェフ・ベゾス氏について、あなたが知らないかもしれない13のこと」を公開している。
《CNBCによると、1964年に息子を生んだ時、ベゾス氏の母親ジャクリーンさんは17歳になったばかりの高校2年生だった。当時、学校側は卒業まで高校に通い続けることは許可できないとジャクリーンさんに伝えたという。
厳しい条件の下、なんとか高校に戻ることが許されたジャクリーンさんは無事卒業し、その後、ベゾス氏の生物学上の父親テッド・ジョーゲンセンさんと離婚した。2人の結婚生活は1年に満たなかった。この時、ベゾス氏は1歳になったばかりだった。》
《2013年のベゾス氏の伝記、ブラッド・ストーン著『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』によると、ベゾス氏の生物学上の父親テッド・ジョーゲンセンさんは一輪車乗りでサーカスの曲芸師だった。
著者のストーン氏が取材のためにテッドさんを見つけ出すと、テッドさんはもう何十年も息子には会っておらず、自分がベゾス氏の生物学上の父親だとは知らなかったと話した。ストーン氏によると、テッドさんとベゾス氏は再会し、ベゾス氏はテッドさんに対し「恨みは全く感じていない」と伝えたという。
テッドさんは2015年3月16日、71歳で亡くなった。》
https://www.businessinsider.jp/post-227830

◎花房観音のツイート。
《私がアダルト動画を閲覧し、マスターベーションで勢いよく射精する動画をばらまいてほしくなければ金を振り込めというメールが複数来た。
残念ながら、射精できないんですよね……。》
《少し前は、私のPCに侵入してカメラで撮ったハメ撮り動画をばらまいて欲しくなければ金払えってメールも来たけど、
悲しいぐらいに心当たりが、ない。》
https://twitter.com/hanabusakannon/status/1356925873203552256
https://twitter.com/hanabusakannon/status/1356926366390751233

◎「少年ジャンプ編集部」のツイート。政治家も「鬼滅の刃」頼みとは・・・。
《【お知らせ】
一部政治家のポスター等に『鬼滅の刃』の作品イメージを利用したものが見受けられますが、株式会社集英社および週刊少年ジャンプ編集部は、これらについて一切の関与をしておりません。
週刊少年ジャンプ編集部》
https://twitter.com/jump_henshubu/status/1357252665298669569

朝日新聞記者の小峰健ニも蓮実重彦の影響を受けているのだろうな。
キネ旬授賞式、作品賞「スパイの妻」の黒沢清監督はスタッフ一人一人の名を挙げ「皆さんの努力と才能がこうして評価されました」と挨拶。途中、「音声の…誰だっけ。音声は飛ばしまして」と続けましたが、最後は音声のスタッフも思い出して、ちゃんと呼びかけてました。映画同様、唯物的スピーチに涙。》
https://twitter.com/kenji_komine/status/1357274112565989378

朝日新聞デジタルは2月3日付天声人語で「クラブハウス」について次のように書いている。
《▼だれでも好きなテーマのおしゃべりの場を気軽に作れる。届けるのは声だけ。字も写真も動画もなし。やりとりはその場限りで、他人の発言にコメントを付す機能もない▼モノは試しで、天声人語を話題にした場を作ってみた。30分ほど参加したが、生の会話ゆえしばしば脱線。ゆるやかな雑談が妙に楽しい。会ったこともない方々が次々立ち寄ってくれた》
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14786791.html
「雑談」がイジメや差別に転化することも忘れてはなるまい。あるいは「詐欺」の温床になるリスクも頭の片隅に置くべきだろう。朝日新聞デジタルは2月2日付で「新SNS『クラブハウス』日本でも利用急増 音声で会話」(尾形聡彦)を掲載している。
《…米国内では、クラブハウスが生放送の会話を使ったSNSであるだけに、差別や陰謀論などの会話にも使われているとの批判が出ている。デビソン氏は「我々にはヘイトスピーチを許さないといった厳しいルールがある」などと語り、違反行為への対応に力を入れていることも強調した。》
https://digital.asahi.com/articles/ASP225V70P22UHBI01R.html
尾形はクラブハウスを運営する「アルファ・エクスプロレーション」について次のように書いている。
《クラブハウスを運営する「アルファ・エクスプロレーション」は約1年前の2020年3月、スタンフォード大出身のエンジニア2人がサンフランシスコ市で立ち上げた、創業間もないスタートアップだ。シリコンバレーの著名ベンチャーキャピタル(VC)などの出資を受け、すでに約1億ドル(約105億円)を調達。アプリは昨年から試作版の形で、まずバレーのVC関係者やエンジニアなどの間で広がった。》

日本経済新聞は2月2日付で社説「SNS悪用の投機に歯止めを」を掲載している。
SNS(交流サイト)を利用した米個人の集団的な投資行動が、市場を混乱させている。SNSで呼びかけあった個人が特定銘柄を買い上げ、株価が急騰する例が相次いでいる。米規制当局は実態を調査し、SNSを悪用した投機には歯止めをかけるべきだ。
個人らを束ねるのは、米SNSのレディットだ。最大の標的となった米ビデオゲーム販売のゲームストップは業績が赤字ながら、株価は一時年初の20倍を超えた。》
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH022FK0S1A200C2000000/?unlock=1
どんなSNSでも悪用されるのである。

◎マガジンハウスは、大分県と連携し、主に首都圏・関西圏に在住する20代から40代女性を対象に、大分の魅力を発信するポータルサイトを開設した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000030125.html
「edit Oita エディット大分」は「コロカル」が制作に参加し、マガジンハウスが発行する雑誌やウェブサイトと連携して情報発信を行うという。
https://colocal.jp/news/138904.html

丸美屋食品工業は、TVアニメ「鬼滅の刃」をデザインした『「鬼滅の刃」 ふりかけミニパック』『「鬼滅の刃」 カレー<ポーク&コーン甘口>』『「鬼滅の刃」 お茶づけのり』を、2021年2月25日(木)から新発売する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000598.000010538.html

バンダイスピリッツが運営する必ず当たるキャラクターくじ「一番くじ 鬼滅の刃 ~肆~」に竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、煉獄杏寿郎、冨岡義勇、胡蝶しのぶのフィギュアが2月6日より順次ラインナップされる。
https://sn.bpnavi.jp/1kuji_kimetsu/kimetsu6/

◎「『鬼滅の刃吾峠呼世晴原画展」が10月より東京・六本木「森アーツセンターギャラリー」で開催されることになった。
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/123813/

◎「週刊実話」が蓮實重彦の「見るレッスン―映画史特別講義」を書評で取り上げている。評者の居島一平の筆がなかなか冴えている
《御年85歳の著者。最前線への目配りの幅広さも圧倒的ながら、容赦ない毒舌も健在なのが心強い。「(オリヴィエ・)アサイヤスと(マーティン・)スコセッシが世界で最も過大評価されている監督」にどれだけ膝を叩かされることか。往年の晦渋極まる体に慣れた読者からすれば、インタビューをもとに構成の、著者初の新書とあって抜群の取っつきやすさ。「黒澤明は『馬』は撮れても『馬の色気』は撮れない」が、J・フォードはどう違うのか…の一節など、繰り返し吟味したい。》
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/10497
「インタビューをもとに構成の、著者初の新書」であり、蓮實重彦ならではの毒性は薄められている。そんな蛮行に挑んだのが光新書であったとは!新潮社あたりだと逆立ちしてもできないのではないだろうか。断るまでもあるまいが、私は光社新書の、カッパらしい手口を決して評価しているわけではない。こういう書き方は韜晦かな。

毎日新聞は2月3日付で重里徹也(芸評論家、聖徳大教授)の「ベストセラーを歩く 柳美里『JR上野駅公園口』を読み解く三つのカギ」を掲載している。
《私が最も興味深いと思ったのは、主人公たち一家を江戸時代後期越中富山県)から相馬の地に移ってきた浄土真宗の信者たちの末裔(まつえい)に設定していることだ。真宗はそれまでこの地域にあった仏教(真言宗天台宗曹洞宗と教義も、生活態度も、葬送儀礼も随分と違う。地域における新参者で、荒れ地を開墾して自らの居場所をつくることを宿命づけられていた。
小説のあちこちで、念仏が響きわたる。それは日本社会の陰に生きる人々の思いを代弁し、あるいはその死をしずめるようなのだ。》
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20210129/biz/00m/020/001000c

◎「TOKYO SPEAKEASY」は1月25日に放送作家鈴木おさむと「2016年の週刊春」の柳澤健の対談を放送したそうだ。柳澤は次のように発言したという。
《柳澤:“正義感からではなく好奇心から”というのは、藝春秋の根本思想だなと僕は思っていて。当時「田中角栄研究」をやったときの月刊藝春秋の編集長は、田中健五という人なんですけど、彼は「1日に3人、人に会え。それも、できれば会ったことのない人に会え」と。それができないと編集者はやっていけないよっていうふうに教えられるんです。僕ら藝春秋の人間は、みんなそう言われます。
編集長は鵜飼いで、我々編集者は鵜であって、川のなかに潜って魚を捕まえてきては船の上で吐き出す、みたいな。言ってみれば、狩猟民族なんですよ。獲物をつかんでくるまで帰ってくるな、ということですよね。》
https://news.mynavi.jp/article/20210202-1686928/
同じ編集者でも雑誌は狩猟民族で、書籍は農耕民族だと思う。最近、雑誌の編集者が農耕民族化していると言えまいか。例外的に「週刊春」は獲物が激減するなかで何とか狩猟民族として持ちこたえている。そんなイメージを私は持っている。

◎「進撃の巨人」を表紙に据え、キャラクターのリヴァイの缶バッジを付録にしたところ「別冊少年マガジン」(講談社2月号が売れている。「進撃の巨人が5月号で最終回を迎えるにあたって、あの手この手で盛り上げるのだろう。
https://mantan-web.jp/article/20210201dog00m200051000c.html

◎シリーズ77巻の累計発行部数5500万部を超える「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された「銀魂」(空知英秋)のラストとなる劇場版アニメーション「銀魂 THE FINAL」が公開初週の週末観客動員数は堂々の1位となった。
https://animageplus.jp/articles/detail/35310
「少年ジャンプ」は層が厚い。

◎日本雑誌広告協会は「dマガジン」上の電子雑誌(9社22誌)を対象に実施した「電子雑誌読者プロファイリング調査」結果から次のようなことか分かったという。
1 )年齢層では 30-40 代(53%)で 5 割以上を占めており、さらに 30 代(24%)は本誌閲読者平均より 8.5ptおよびネット利用者平均より 5pt 程度高くなっている。
また、本誌閲読者やネット利用者の平均に比べ、未婚率(40%)および有職者(82%)の割合が高くなっている。それにより、平均個人年収(413 万円)、可処分所得平均(1 か月あたり約 3.5 万円)においても高めの傾向である。
2)週刊誌(3 誌平均)、女性誌(6 誌平均)を対象に、電子雑誌の接触タイミングについて PV 推移を見ると、「曜日」については 週刊誌、女性誌ともに平日の PV が土日より多い。「時間帯」においては、週刊誌は平日の午前 7 時、午後 12 時、夜 10 時、女性誌は平日・土日とも午前 10 時から午後 2 時の PV が多いなど、雑誌ジャンルで異なる接触習慣が読み取れる。 
3)アクセス機器は、週刊誌・女性誌のいずれもスマートフォンタブレットが 5 割程度と高い。
4)意識ベースのアンケート調査の回答によると、1 ユーザー当たりの平均閲読誌数は 11~13 誌、加えて接触ログ測定による UU ベースでの 1 号当たりの接触ページ割合では、週刊誌 3 誌平均が 77%、女性誌 6 誌平均ではほぼ 100%の接触率 となっており、複数の雑誌に対して満遍なく楽しんでいる様子がうかがえる。
5)「興味のある商品広告は見る」「自分向けでなくても情報源の一つだと思う」について、本誌閲読者を下回っているものの、 週刊誌 3 誌平均および女性誌 6 誌平均ともに 4 割以上となっており、広告に対して前向きな意識になっている。
6)出版社由来デジタル広告に対しては、「ストレスを感じない」「面白い・楽しい」印象が参考値(ネット広告全体評価)の 2 倍以 上高くなっているが、同時に「同じ広告・繰り返し」などのリターゲティング広告については参考値と同じくらいネガティブな 評価となっている。
7)出版社由来デジタル広告に対する意識においては全体的にポジティブな印象が高くなっており、特に「女性誌6誌(接触者)平均」は参考値の2倍以上の評価が多くなっている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000063507.html

大日本印刷DNP)グループの丸善ジュンク堂書店は、小売業向けクイックデリバリーのシェアリングプラットフォームを運営するエニキャリと共同で、DNPグループが運営する紙とデジタルのハイブリッド型総合書店「honto」の通販サイトを利用して、本の宅配サービスを2月2日より開始した。
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10159186_1587.html

学研ホールディングスのグループ会社、 地球の歩き方は、「御朱印でめぐる栃木 日光の神社~週末開運さんぽ~」「御朱印でめぐる全国の稲荷神社~週末開運さんぽ~」を1月28日(木)に全国書店及びオンライン書店で発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003159.000002535.html

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5)【深夜の誌人語録】

最初が肝心、最後も肝心。