【文徒】2015年(平成27)1月19日(第2巻10号・通巻455号)
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1)【記事】KADOKAWAの大リストラ!順番が逆だろうに!!
2)【記事】「シャルリー・エブド」表紙を紙面に掲載しなかった理由
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
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- 2015.01.19 Shuppanjin
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1)【記事】KADOKAWAの大リストラ!順番が逆だろうに!!
KADOKAWAが300人程度の希望退職者を募集する。3月末時点で41歳以上かつ勤続5年以上の正社員を対象に、3月2〜20日まで募集する。退職日は4月30日。応募者には特別支援金の支給と再就職支援を行うそうだ。
確かに、こういう事態は角川ホールディングスが解消し、同社のもとに結集していた各社が経営統合された際から予想されていた。
私は今更驚きはしないが、KADOKAWAの社員が「はい、そうですか」と、このリストラを簡単に受け入れる神経が私にはわからない。角川歴彦よ!佐藤辰男よ!松原眞樹よ!君たちは何故に300人をリストラに至らしめた自らの経営責任を問おうとしないのか。順番が逆だろう。
まずもって角川歴彦が最大の「戦犯」ではないのか。角川の私財を没収してでも、経営責任を問うべきではないのか。君たちの労働組合は何をしているのか。佐藤辰男は結局、KADOKAWAの近衛文麿ではなかったのか。その甘い言葉に君たちは騙されていたのだぞ。
ハナから経営者の素質など皆無であった長銀出身にして、紀伊國屋書店に長らく君臨した内務官僚の倅であった松原眞樹なんざ、参謀本部の実戦知らずの官僚に他ならなかったはずだ(ちなみに紀伊國屋書店の経営をガタガタにしたのも松原の姉妹だと言われている)。
こういう手合いが一片の経営責任も取らずに、全従業員数の約15%に相当する300人をリストラ?!冗談も休み休みにして欲しいものである。
労働組合はいったいどうしたというのだ。こういう局面において無期限ストライキを断行せずして何の労働組合なのか。他人事ながら腹の底から怒りがこみあげて来る。
希望退職をつのるなどと建前は掲げているが、管理部門は今回のリストラの格好のターゲットであるはずだ。これに雑誌編集者を加えて300という計算であるに違いない。何が「セカンドキャリア支援プログラム」だと、笑わせるんじゃねぇ。経営者として無能だった(正確に言えば株価対策しか頭になかった)お前らがクビを差し出すのが先だろうよ!
それにしても角川歴彦は、
「グーグルやアマゾンやアップルが日本にやってきて日本のマーケットを蹂躙するのは、アメリカとしては大歓迎なんです」
とか何とか偉そうな御託宣をのたまっておいて、結局、蹂躙するのは自らの社員であったということだ。テメーのケツすら、まともに拭けねぇ経営者として遂に馬脚を現したということに他なるまい。正直、反吐が出て来るようなリストラ話である。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/16/news096.html
http://pdf.irpocket.com/C9468/nKx5/oMUA/dpkW.pdf
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2)【記事】「シャルリー・エブド」表紙を紙面に掲載しなかった理由
銃撃後、初めての発売となった「シャルリー・エブド」の表紙を紙面に掲載しなかった理由。
朝日新聞「紙面に載れば大きさとは関係なく、イスラム教徒が深く傷つく描写だと判断した。たとえ少数者であっても、公の媒体としてやめるべきだと考えた」
毎日新聞「表現行為に対するテロは決して許されず、言論、表現の自由は最大限尊重されるべきだ。しかし、言論や表現は他者への敬意を忘れてはならない。絵画による預言者の描写を『冒とく』ととらえるイスラム教徒が世界に多数いる以上、掲載には慎重な判断が求められる」
読売新聞「表現の自由は最大限尊重すべきものだと考えています。ただし、今回の風刺画を掲載するかどうかについては、社会通念や状況を考慮しながら判断していきます」
一方、掲載した新聞は--。
東京新聞「イスラム教を侮辱する意図はない。『表現の自由か、宗教の冒とくか』と提起されている問題の判断材料を読者に提供した」
共同通信「表現の自由をめぐる事件に関連した動きであり、読者の知る権利に応える責務があると判断した」
産経新聞「読者に判断してもらう材料として掲載した」
日経新聞「記事・写真掲載の経緯や判断は公表していない」
http://www.asahi.com/articles/ASH1H5KP5H1HUTIL03V.html
「The Huffington Post UK」のメフディ・ハサンによる「イスラム教徒として言おう。『言論の自由』原理主義者の偽善にはもう、うんざりだ」は読んでおこう。
「むしろ私たちは、アフメドでありたいと思うべきだ。雑誌の存在の権利を守って殺害された、あのイスラム教徒の警察官に。小説家テユ・コールが言うように、『不道徳な言論の権利を、その内容に賛同したり、それを支援することなく、守ることは可能』なのだ」
http://www.huffingtonpost.jp/mehdi-hasan/charlie-hebdo_b_6476358.html
「東亜日報」によれば、テロの犠牲となったステファン・シャルボニエ編集長は共産主義者であり、妻というよりも、恐らく共同生活者といったほうが正確なジャネット・ブーグラはサルコジ政権の大臣であったそうだ。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2015011607708
幸福の科学の大川隆法が「ムハンマドよ、パリは燃えているか。--表現の自由VS.イスラム的信仰--」を刊行した。
「私はイエスの意見も、ムハンマドの意見も聞ける立場にある」
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1394
http://info.happy-science.jp/2015/12602/
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3)【本日の一行情報】
◎「サザンオールスターズ年越しライブ2014に関するお詫び」が桑田佳祐、アミューズの連名で発表された。これは全文を掲げておこう。
「いつもサザンオールスターズを応援いただき、誠にありがとうございます。
この度、2014年12月に横浜アリーナにて行われた、サザンオールスターズ年越しライブ2014『ひつじだよ!全員集合!』の一部内容について、お詫びとご説明を申し上げます。
このライブに関しましては、メンバー、スタッフ一同一丸となって、お客様に満足していただける最高のエンタテインメントを作り上げるべく、全力を尽くしてまいりました。そして、その中に、世の中に起きている様々な問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ちを込めました。
また昨年秋、桑田佳祐が、紫綬褒章を賜るという栄誉に浴することができましたことから、ファンの方々に多数お集まりいただけるライブの場をお借りして、紫綬褒章をお披露目させていただき、いつも応援して下さっている皆様への感謝の気持ちをお伝えする場面も作らせていただきました。
その際、感謝の表現方法に充分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があった為、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます。
また、紅白歌合戦に出演させて頂いた折のつけ髭は、お客様に楽しんで頂ければという意図であり、他意は全くございません。
また、一昨年のライブで演出の為に使用されたデモなどのニュース映像の内容は、緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです。
以上、ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶めるなどといった意図は全くございません。
毎回、最高のライブを作るよう全力を尽くしておりますが、時として内容や運営に不備もあるかと思います。すべてのお客様にご満足いただき、楽しんでいただけるエンタテインメントを目指して、今後もメンバー、スタッフ一同、たゆまぬ努力をして参る所存です。今後ともサザンオールスターズを何卒よろしくお願い申し上げます」
http://www.amuse.co.jp/saslive2014/
桑田は17日深夜、TOKYO FMに出演し、一連の騒動について「お詫び」しているが、次のように語っていることを朝日新聞で知った。
「今までもいろんなことを言われ書かれましたが、全然事実と違うこととか、語られたことがあるんですけど、語られ続けると思うんですけど、大衆音楽というか大衆芸能というか、そういうことを生業にしていると誤解と曲解とか、そこはさけて通れないし、我々は腹を決めなければいけないし、覚悟していますよ。今後ともよろしくお願いします」
http://www.asahi.com/articles/ASH1L0JL9H1KUCVL01M.html
バカをやるにも腹を決めなければならなくなってしまったようだ。
◎京都の喫茶店「ほんやら洞」で火災が起き、ほぼ全焼した。マスターをつとめているのはカメラマンの甲斐扶佐義。八文字屋のマスターでもある。
http://www.asahi.com/articles/ASH1J2Q12H1JPLZB001.html
http://www.honyarado-kai.com/hachimonjiya.html
◎「オレンジページ☆デイリー」が、「グノシー」「アンテナ」「ライブドアニュース」に記事配信を開始した。
http://www.atpress.ne.jp/view/55998
◎「Goods Press」(徳間書店)の長谷部敦編集長がバレンタインデーに向けて、ブレゼントに迷う女性たちにオススメのアイテムを紹介している。スマホで操作できるカメラ搭載の無人飛行機「ドローン」が1万2800円(参考価格)で買えることを私は初めて知った。
http://woman.excite.co.jp/article/love/rid_E1421115920161/
◎「シャルリエブド」が300万部を完売し、発行部数を500万部に増やすそうだ。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20150115-1421727.html
◎スーパーで万引をしたり、菓子に爪楊枝を入れたり、パンの袋を破ったりするという、立派な犯罪を次々にYouTubeに投稿している自称19歳にして「生まれもって負け組」の男性は殺人予告の動画まで投稿している。誰もがメディアを持てる時代のダークサイドを象徴するような動画である。
http://buzz-plus.com/article/2015/01/15/youtube-manbiki/
◎日販が発表した12月の雑誌・書籍・コミック売上動向。合計売上は前年同月比5.1%減。雑誌は7.0%減。書籍は8.4%減。コミックは5.5%増。2年4か月ぶりに雑誌にカウントされるムックの売上増加率が2桁割れしてしまった。
http://ryutsuu.biz/sales/h011415.html
◎宝島社の「TRF イージー・ドゥ・ダンササイズDVD BOOK ESSENCE」が100万部を突破した。
http://www.narinari.com/Nd/20150129650.html
◎米Facebookは法人向けサービス「Facebook at Work」をパイロットリリースするそうだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/15/news064.html
◎インテリジェンスホールディングスとLINEは共同出資による新会社「AUBE(オーブ)」を設立し、アルバイト求人情報サービス「LINEバイト」をスタートさせる。LINEはリクルートのやっていること総てを自らのサービスのメニューに加えていくことになるに違いない。
http://www.inte.co.jp/news/2015inte/20150115.html
◎150万ダウンロードを突破した着こなしアプリ「CoordiSnap」を運営するGMOメディアの森輝幸社長の発言である。
「ファッションアプリの盛況ぶりは雑誌からのリプレイス、つまり、置き換え需要だと思っている。いま、ティーン向けのファッション誌がことごとく休刊に追い込まれている。
携帯電話の利用料として、例えば月額7000円を払うことになると、CDや雑誌が買えなくなる。エンゲル係数ならぬ"モバイル係数"が高まったことで、雑誌を購入する経済的な余裕がなくなったわけだが、そうした中で雑誌に求めていたものがスマホの中に無料であるということが大きい」
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2015/01/post-2073.html
◎企業リサーチサイト「Vorkers」による「働きがいのある企業ランキング 2015」。1位「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」。2位「グーグル」、3位「サントリーホールディングス」、3位「日本経営」、3位「日本ナショナルインスツルメンツ」、6位「住友商事」、6位「伊藤忠商事」、8位「出光興産」、9位「旭化成」、10位「リクルートマネジメントソリューションズ」「北海道電力」「グロービス」「リクルートホールディングス」。
http://www.vorkers.com/award/2015/
◎KADOKAWAは、ゲーム開発に利用しているサーバが不正アクセスを受け、DoS攻撃の踏み台にされていたと発表した。
http://ir.kadokawa.co.jp/topics/20150114_y6w01.pdf
◎「かもめブックス」店主でもある柳下恭平の抱く危機感は本物である。校正・校閲を手がける鴎来堂の社長である。「かもめブックス」は文鳥堂の跡地にオープンした。
「…本が売れないということにアクションを起こさないなら、その先に本が作れなくなるということも、我々は覚悟しなければいけないわけです」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/14/kamomebooks_n_6475626.html
かつて文鳥堂は赤坂にも、飯田橋にも店舗があった。
◎兵庫県書店商業組合が「阪神・淡路大震災 20年の歩み」を刊行。神戸新聞によれば「A4サイズ、48ページ。800部印刷し、東日本大震災の被災地や兵庫県内の全市町に無料で配布。個別に希望する場合は、事務局の巌松堂書店(明石市)TEL078・936・4069」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201501/0007662309.shtml
◎「沖縄書店大賞」が創設された。「郷土書部門」があるのはGood!
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237401-storytopic-6.html
◎信愛書店は昨年12月1日お茶を飲みながら談笑できるようなスペースを設け、「信愛書店 スペースen=gawa(縁側)」と改称していた。
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=77339&thread=01r04
◎韓国でドラマ化された「のだめカンタービレ」がCS「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」で、2月14日より放映開始。フジテレビの韓流路線は健在だ。
http://www.oricon.co.jp/news/2047248/full/
◎芥川賞に小野正嗣の「九年前の祈り」(「群像」9月号)、直木賞に西加奈子の「サラバ!」(小学館)。
http://www.asahi.com/articles/ASH1G5WMMH1GUCLV00V.html
小学館は、これまで直木賞に3度ノミネートされ、うち2度受賞しているということになる。
◎「しらべぇ」によれば雑誌を附録目当てで買ったことがある人は60.7%。私など7割以上になるかと思うが、意外と少ないので驚いた。「雑誌を付録目当てで買ったことがありますか?」という問いに「いいえ」と答えた人の中には、そもそも雑誌を買わない人たちも含まれているのではないだろうか。
http://sirabee.com/2015/01/15/14597/
◎電通がGoogleと組み、プライベート・マーケットプレイス(PMP)を構築していくことになったが、次のような指摘は念頭に入れておきたい。
「純広告の枠は、媒体社にとって一番大きな収益を得られる広告メニューです。しかし全体で見ると純広告のシェアは下落しており、それとは反対にRTBのシェアが拡大しています。
このままの状態が続けばRTBのシェアの拡大に伴い広告単価が下がり、媒体社の収益は減少していきます。だからこそ媒体社は、純広告よりは単価が下がるかもしれないが、柔軟な売り方ができるPMP市場に参加することで、RTBよりはCPMを高く維持して収益を拡大していくことができます」
http://markezine.jp/article/detail/21477
◎集英社はメンズデザイナーズセレクトECショップ「mirabella homme(ミラベラ オム)」をオープンさせた。当然、男性ファッション誌「UOMO」とのコラボ展開も開始され、創刊10周年号となる4月号(2月24日発売)から毎号「mirabella homme」が掲載されるそうだ。
http://flagshop.jp/mirabellah/shop/?id=PRmh150115
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000011454.html
◎「タイムシフト視聴率(録画再生率)」のデータ提供がいよいよ始まる。
http://thepage.jp/detail/20150115-00000005-wordleaf?page=1
雑誌も本格的に閲読率調査に取り組むとか、話題を提供していかないと、広告業界から忘れ去られてしまうことになりかねない。求められているのは速度だ。
◎ユニクロは「グローバル」ブラック企業であった。これはユニクロ残酷物語の中国版である。
http://toyokeizai.net/articles/-/58144
◎ジャストシステム「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年12月度)」によれば、2014年に自身の行動や考え方に最も影響を与えたメディアとして、10代の54.8%がスマホと回答。パソコン(46.5%)、テレビ(45.2%)とつづく。全体ではパソコン、スマホ、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の順位である。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150116_684066.html
◎サンゴ密漁の「誤報」でTBSは、訂正も謝罪もしていなかった。「週刊ポスト」の指摘である。
http://www.news-postseven.com/archives/20150116_298283.html
メディアは大きくなればなるほど謝りたくないし、メディアは有名になればなるほど謝りたくないものである。
◎学研教育みらいは、幼稚園、保育園向けタブレット端末用学習教材「学研知育タブレット キッズボード」を価格11万8000円(税別)で2月に発売する。
http://ict-enews.net/2015/01/16gakken-4/
◎学研教育出版は、「おえかき&シールブック」シリーズのオチアイトモミによるイベント「おえかき&きせかえレッスン!」を、1月24日にららぽーと豊洲の紀伊國屋書店で開催する。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000419.000002535.html
◎ジャパネットたかたの高田明社長が退任した。私は、この人をテレビというメディアから生まれた香具師だと位置付けていた。あの声なくして、ジャパネットたかたの未来なんてあるのかしらん?
http://www.asahi.com/articles/ASH1J5PYMH1JTIPE02H.html?iref=com_rnavi_srank
◎朝日新聞社が編集や業務部門などで使っているパソコン17台がコンピューターウイルスに感染し、パソコンで作成した文書や社内外とのメールなどが外部に流出!
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/k10014743081000.html
http://www.asahi.com/articles/DA3S11555211.html
◎平井和正が亡くなった。
https://twitter.com/JULY_MIRROR/status/556488430465458179
「白門文学」出身の作家であった。
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4)【深夜の誌人語録】
編集の基本は「祈り」にあるはずだ。