【文徒】2016年(平成28)3月3日(第4巻41号・通巻728号)

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1)【記事】ラノベ小説家が小説投稿サイト「カクヨム」でKADOKAWAを告発!
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】ラノベ小説家が小説投稿サイト「カクヨム」でKADOKAWAを告発!

KADOKAWAはてなが共同開発した小説投稿サイト「カクヨム」創刊を彩ったのは、とんでもない実録告発小説であった。その名は「カドカワ 富士見と独占契約したけど本が出ないハートフル物語」(ろくごまるに)!こう書き出されている。
「あのぉ、スイマセン。株式会社KADOKAWA 富士見ブランドカンパニー様。
あたくし『食前絶後!!』『封仙娘娘追宝録シリーズ全巻』の電子出版契約を結んだ、ろくごまるにという者です。独占的に許諾するってェ契約のやつで。
2015/01/01に契約を交わしてから一切音沙汰がないのですが、どうなっているのでございましょうか。
いえね、プロットが通って原稿依頼、一ヶ月かけて書き上げた原稿がボツになってタダ働きになった! とかなら別によろしいのですよ。
しょせん、口約束で回ってる業界なわけでして。
ただ契約書が取り交わされて、なんもなしってェのは、チョイとあまりにあんまりだと思います」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880239915/episodes/1177354054880240021
ラージャンルに登録されているから、当然、小説だよね!フィクションだよね!!いや、「本当にあった怖い話」なのだと、ろくごまるにツイッターに投稿している。
カクヨムにて、カドカワ 富士見と独占契約したけど本が出ないハートフル物語《ストーリー》公開中。まあ小説でもなんでもない、20150101に電子書籍の独占契約して一年以上経っても何の音沙汰もないという、本当にあった怖い話なんですが。タイトルにルビが付けられなくて変な感じに!」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704202799295279104
これが2月29日のツイート。3月1日にはKADOKAWAサイドから接触が試みられたこともツイッターで暴露している。
「朝から確定申告に行って参りました。会場でケータイ鳴らすのもアレなんで、電源切って放置してたのさ。
で、さっき着信チェックしたら、富士見から着信が入ってた。
何だろう、間違い電話かな?」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704517339627171840
続けて、こうもツイート。
「まあ、カクヨムの話なんだろね。
もしそうでしたら、ツイッターで公開でやりません?
電話だとKADOKAWA弁護士軍団(まあ富士見ってのはKADOKAWAだ)とやり合える自信はない!」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704521103738187777
ろくごまるにの怒りは半端ではないようである。それはそうだろう、契約を交わしたにもかかわらず、なしのつぶてだったのだから。
「こっちからの要望ってのも、ちょっと違うんだよね。独占契約した電子書籍が一年経っても出ないという事実を公開しただけで
それに対する確固たる理由があるならそちらも公開すればよろし」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704525947647561728
「出ないわけにもいかないし、電話に出たのよ。
そしたら明日、富士見の人がわざわざ大阪まで謝りに来るんだって。
絶対にあなたのミスじゃないでしょって若い人が、電話口で凄く謝ってんだよ。可哀想に。
と、思わせるテクニックだと判るオジサンの汚れ具合よ! 可哀想は可哀想だけどね!」
https://twitter.com/rokugomaruni
しかし、このKADOKAWAサイドからの接触は、ろくごまるにの怒りに油を注いでしまったようだ。
「で、私の住所確認とかもしたんだけど、何か話が通じない。
とうとう字が潰れてるとか言い出した。
時に2016年。富士見ではワシの連絡先管理に紙とペンを使ってる模様」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704551915774988288
「さてここでミステリー。件の契約書をやり取りする時に、現在の連絡先やメアドをキッチリ教えてるんだ。教えてるから契約書は郵送されたわけでして。
しかし、富士見の人が言ってるのは、凄く古いデータ。
これはつまり……」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704554378082934784
KADOKAWAの酷い対応はつづく。
「それは古いメアドなので先日お伝えしたメアドでお願いします。判りました、至急情報をすり合わせてもう一度お電話差し上げます!
みたいなやり取りから数時間。連絡が来ない。
大丈夫よー、別にメアドなくしたぐらいでオジサン怒らないからねー。口頭でメアド伝えるとミスがあるから言っただけだよー」
https://twitter.com/rokugomaruni/status/704600191916072960
ろくごまるには、第四回ファンタジア長編小説大賞(現: ファンタジア大賞)の審査員特別賞を受賞し、「食前絶後!!」や「天を騒がす落とし物」を富士見ファンタジア文庫から刊行している作家である。
KADOKAWAは昨年末にも谷津矢車の時代小説を作者が知らないうちに勝手に作品を書き換えて発売中止になった事件を起こしたばかりである。KADKAWAは複数の出版社の度重なる離合集散により、間違いなく編集者の質を劣化させてしまったのである。経営責任が問われて然るべきだろう。
http://www.asahi.com/articles/ASHDT3D0QHDTUCVL002.html

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2)【本日の一行情報】

◎「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2012」で「企業の部 インテグレートキャンペーン部門」でGOLDを獲得したのはアプリ「AQUA SOCIAL DRIVE」だった。クライアントはトヨタマーケティングジャパン。CPをつとめたのは久野了史。
http://creative-award.yahoo.co.jp/prize/2012/c02.html
日清食品ホールディングスカップヌードル パスタスタイル ボンゴレ・ボロネーゼ 『Pasta? Not Pasta?』篇 Webムービー 105秒」をご覧いただきましょうか。PRは久野了史。
http://mag.sendenkaigi.com/brain/201509/up-to-works/005966.php?pc=on
ここでは久野了史がプロデューサーをつとめている。
http://tiaa.jp/Results11/info/8.html
実は朝日新聞讀賣新聞で「久野了史」という名前を発見した。インターネット広告制作会社「スペアポケット」の久野了史社長が会社員時代に1億4000万円の所得を隠し、脱税したとして東京国税局に刑事告発されというのだ。同一人物なのだろうか!
「関係者によると、久野社長は2014年8月にスペア社を設立する前、別の広告会社に勤めながら取引先のウェブ広告制作などを個人で手がけるようになった。こうした副業が発覚しないよう、取引先に頼んで請求書や領収書を作らずに現金で報酬を受け取り、13〜14年分の所得を申告しなかった疑いがある」(朝日新聞
「関係者によると、久野氏は広告代理店などに勤務していた2014年までの2年間、副業として別のウェブ広告制作会社(東京都港区)のプロデューサーとして広告制作を手がけていたが、その副業収入を一切申告せず、約1億4000万円の所得を隠した疑い。制作会社は、架空経費を計上して裏金を捻出し、久野氏に現金で報酬を渡し源泉徴収もしていなかったという。久野氏は隠した所得を現金で保管したり、高級車の購入などにも使っていたとみられる」(讀賣新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ2V45W7J2VUTIL022.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160301-OYT1T50129.html
ACCファイナリストとして日清食品ホールディングスカップヌードルパスタスタイル「Pasta? Not Pasta?」の制作会社欄にはスペアポケットの名前があった!
http://www.acc-cm.or.jp/festival/2015fes_result/interactive.html

小田光雄が「出版状況クロニクル」で次のように指摘している。
「…太洋社の自主廃業はこれまで出版業界を底辺で支えてきた、それでいて新しい分野、著者や編集者といった人材を生み出してきてエロ本業界を、これも壊滅的状況へと追いやってしまうかもしれない」
http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20160301/1456758003

◎日経で帝国データバンクの藤森徹が太洋社と芳林堂書店の「もたれあい」が共倒れを生んだと指摘している。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97824320Z20C16A2000000/
トーハンが太洋社帳合の書店を切り崩していったことも忘れてはなるまい。噂にしか過ぎないのかもしれないが採算を度外視したかのような条件を提示しての帳合変更であったと言われていたことを思い出す。少なくとも現状は帳合変更合戦にウツツを抜かすよりも、全取次が結集しての共同配送実現に向けて動き出す段階である。

◎太洋社の戸田流通センターについて「抜群の立地に最高益をたたき出した頃に建てた安井武雄設計の分不相応な建物に広い敷地」と指摘しているツイートを発見した。
https://twitter.com/QAkrxud3yk7bX2N/status/704685759010205698

◎電子出版事業を手がけるインプレスR&Dは、一般からの「出版企画・公開大募集」の第二次募集を開始した。第一弾は昨年7月に開始し、全20タイトルの応募があり、すでに6タイトルをリリースしたそうだ。その6タイトルとは「メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。」、「クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門」、「ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門」、「誰も教えてくれなかった中小企業のメール活用術」、「スマホタブレットで子どもの能力を開発しよう」、「電子出版のプロデューサーになろう エストリビューターとして活躍する方法」だって。
http://www.impressrd.jp/news/160229_3/NP

◎イギリスで紙の新聞としては30年ぶりの創刊となった「ニュー・デー」。全面カラー40ページで、創刊から2週間は25ペンス(約40円)、その後は50ペンスだそうだ。日本の新聞も、この価格政策を学ぶべきではないか。
http://www.sankei.com/world/news/160229/wor1602290023-n1.html

講談社は、デジタル雑誌「Hot-Dog PRESS」から生まれたスマホゲーム「Hot-Dog PALACE」のAndroid版をリリースした。iOS版も3月中旬に配信予定だ。
http://gamebiz.jp/?p=157683
こういう仕事の積み重ねが重要なのである。雑誌を擁する出版社にとってデジタルシフトは数を撃たなければ始まらないのである。加えてコラボと投資が必要である。

DeNAの子会社であるエブリスタは、年に一度の公募文学賞「エブリスタ小説大賞2016-17」を、2016年4月1日(金)より開催する。共催出版社は講談社KADOKAWA三交社、新潮社、太洋図書、双葉社
http://estar.jp/.pc/grandprix/2016/
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000009132.html

◎読者からの信頼を育むという意味で、こういうインフォメーションは大切である。小学館の「『Sho−Comi』『ちゃお』『ぷっちぐみ』ネイル系付録に関するお知らせ」。
「平素より小社出版物をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
 当ホームページでお伝えしております通り、他社刊行物の『マニキュア』『ネイルカラー』等の付録から、国内の化粧品基準では配合が認められていないホルムアルデヒドが検出されるという事態が発生致しました。
 小社においては以下の4誌の各付録について、厚生労働省の登録機関において自主検査を実施して参りました。
■『Sho−Comi』2016年新春3.4合併号(2016年1月4日発売)付録『ダブルネイルセット』
■『ちゃお』2015年9月号(2015年8月3日発売)付録『ダイヤモンドネイルカラーセット』
■『ぷっちぐみ』2015年7月号(2015年6月15日発売)付録『あざやかナツネイル』
■『ちゃお』2014年8月号(2014年7月3日発売)付録『プリズムネイルカラーセット』
 このうち、上記2誌の付録(『Sho−Comi』2016年新春3.4合併号『ダブルネイルセット』、『ちゃお』2015年9月号『ダイヤモンドネイルカラーセット』)におきましては、すでに検査を終了しており、ホルムアルデヒドは検出されなかった旨、先にお知らせしましたが、残る2誌の付録(『ぷっちぐみ』2015年7月号「あざやかナツネイル」、『ちゃお』2014年8月号『プリズムネイルカラーセット』)につきましても検査の結果、ホルムアルデヒドは検出されませんでした」
http://www.shogakukan.co.jp/news/136230
http://www.shogakukan.co.jp/news/135781

◎トゥ・ディファクトは、ネット書店とリアル書店を融合したサービスの中核としてハイブリッド型書店サービス「honto(http://honto.jp/)」を展開してきたが、DNPグループ内の通販サイトの統一によりハイブリッド型書店サービスの基盤強化を行うため、4月11日(月)にHONの通販事業である「丸善ジュンク堂ネットストア(http://www.junkudo.co.jp/)」を譲り受け、「honto」に統合する。
http://www.2dfacto.co.jp/pdf/160301_1.pdf
もっと早くに統合できなかったものか。

◎これは電撃文庫の編集長であるKADOKAWA三木一馬の言う通りだ。まだ、まともな編集者がKADOKAWAにも残っているということなのかしらん。
「…『面白いものを死ぬほど作る』こと、『面白いものを適切な形でエンドユーザーに届ける』ことを意識していくことが大事なのではと考えています」
http://ddnavi.com/news/289229/a/
「適切な形」を硬直化、画一化してしまったことが紙の出版を苦しめている。「適切な形」は紙か、デジタルかという単純な二分法に回収して考えてしまっては駄目なのである。「適切な形」を実現するために必要なのは「多様性」にほかなるまい。

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、ニュージーランドの総合広告会社「Barnes、 Catmur & Friends Limited」(バーンズ・キャトマー・アンド・フレンズ)の株式51%の取得と、段階的にシェアを拡大して完全子会社化するオプションを当社グループが有することで合意した。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0301-008685.html

電通は、米国のLinkedIn Corporationとの協業で合意。グローバル化する日系企業マーケティング活動を支援するため、世界で4億人以上が登録するビジネス特化型のSNS「LinkedIn」が保有するユーザーデータを活用した新しいビジネスを開発する。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0301-008687.html
リクルートに欠けるのはLinkedInなんだけどね。

◎日販による「第3回実用書ブックフェスタ大賞」は「定番」(家の光協会)、「魔法のケーキ」(主婦と生活社)、「ラクうまごはんのコツ」(新星出版社)、「暦の手仕事」(日本文芸社)に決定した。参加書店において3月から拡販に取り組む。
http://www.nippan.co.jp/news/jitsuyoshobookfesta_2016/

スラヴォイ・ジジェクの「もっとも崇高なヒステリー者 ラカンと読むヘーゲル」がみすず書房から刊行される。どうせ最後まで読めないし、6,400円+税と高いんだけれど欲しいなあ。
http://www.msz.co.jp/book/new/

博報堂DYメディアパートナーズは、博報堂DYグループのデジタルメディア領域を中核としたデジタルビジネスを推進する「株式会社博報堂DYデジタル」を4月1日付で設立する。デジタルメディアビジネスを推進する博報堂DYメディアパートナーズのi-メディア局等の組織と、デジタルマーケティングソリューションを提供する博報堂DYメディアパートナーズ100%子会社の博報堂DYインターソリューションズを統合するということだ。代表取締役社長には博報堂DYメディアパートナーズ i-メディア局長の辻輝が就任する。
http://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/organization/20160301_12395.html
博報堂DYグループに限らず、電通ADKにとってもデジタルメディア領域でいかに利益を確保するかが重要なテーマである。利益という面からすれば新聞、雑誌、ラジオ、テレビの既存メディアは広告会社にとって今も利益の源泉となっている。

◎グライダーアソシエイツ が運営するキュレーションマガジン「antenna」は広告商品ラインナップを刷新し、スマホ広告では初となる「タイムスポンサー」商品の提供を開始した。テレビにおける「タイム広告」・「スポット広告」の概念を取り入れ、特定の曜日・時間帯に編成テーマに合った広告を定期的かつ継続的に1社独占して出稿できる「タイムスポンサー」と、出稿時期や出稿面を限定せずに出稿する 「スポットスポンサー」の2ラインで営業を展開する。
https://business.antenna.jp/files/20160301_gliderassociates_press.pdf

◎インターネット広告代理店のオプトは「TV×Web広告の統合分析」の調査結果を踏まえて、プロモーションの全体プランニング、Web専用クリエイティブ制作・広告配信の最適化、予算配分モデル構築まで一気通貫したサービスをパッケージ化した「BLEND.TxD(ブレンド)」の提供を開始した。
http://www.opt.ne.jp/news/pr/detail/id=3394

トーハンの採用サイトだ。
http://www.tohan.jp/recruit2017/challenge/index.html

紀伊國屋書店講談社、KADOKAWAの 3 社が 2013 年 10 月に設立した日本電子図書館サービスは、取り扱う図書館向けの電子書籍コンテンツが10,000冊を突破した。
電子書籍を提供している出版社は予定も含めて次の通りだ。
朝倉書店、朝日新聞社インプレス、学研グループ、KADOKAWA、紀伊國屋書店銀の鈴社、研究社、講談社、JTBパブリッシング、すばる舎ディスカヴァー・トゥエンティワン東洋経済新報社、 PHP研究所、文藝春秋平凡社、ブックブライト、法研ポット出版マイナビ出版三笠書房、未來社。
http://ir.kadokawa.co.jp/topics/20160301_b95s7.pdf
そこに小学館集英社の名前はない。そういう判断があっても良いと思う。というか、私などからするとKADOKAWAは、もう一つ信用できない出版社である。

◎「1万円選書」で一躍、有名になった、いわた書店(北海道砂川市)が紹介されている。
「明治中期に開墾された北の大地に店を構えたのは、一昨年に89歳で亡くなった岩田晟(あきら)さんだった。岩田徹社長(63)の父でシベリア帰りの元炭鉱マン。岩田さんが暮らした三菱美唄炭鉱の長屋では毎月、晟さんが買ってくる子ども向け雑誌に岩田さんと妹の歓声が上がり、それが父の背中を押したようだ」
http://mainichi.jp/articles/20160302/ddm/015/040/004000c

西荻窪は今野書店の今野英治店主の発言。
「あとは最近って、形から入るひとが多いじゃないですか。『本を持つ』=『知的な雰囲気』というスタイルが確立すればいいなあ、なんて思います」
http://motokurashi.com/nishiogikubo-konnosyoten/20160302

◎マガジンハウスの「relax」復刊プロジェクト。これで終わりにしてはもったいない。クライアントを変えてでも、毎年、いや年に2回はできないものか。
http://ddnavi.com/news/289137/a/

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3)【深夜の誌人語録】

被写体との距離を変えることもできれば、アングルを変えてみることもできる。凝り固まってしまっては、何も創造できないし、何も発見できないのである。