【文徒】2017年(平成29)年1月10日(第5巻3号・通巻932号)

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1)【記事】最近書店閉店事情
2)【記事】東京地裁が菅野完「日本会議の研究」(扶桑社新書)に販売差し止め命令
3)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

                                                                            • 2017.1.10 Shuppanjin

1)【記事】最近書店閉店事情

「本、カフェ、雑貨の3つが揃う複合ストア 」を謳い文句にしていたsolid and liquid TENJIN(福岡市)が1月15日をもって閉店。昨年10月に店内改装をしたばかりであった。
フェイスブックで閉店を発表したのは昨年のクリスマスイブであった。
「日頃よりご愛顧賜りましてありがとうございます。
誠に残念ではございますが、ご愛顧いただきありがとうございました。最終営業日までよろしくお願い申し上げます。
つきましては皆様のご愛顧に感謝いたしまして、雑貨商品のセールを行っております。大変お買い得なセールとなっておりますので、ぜひご来店ください。
従業員一同心よりお待ちいたしております」
https://www.facebook.com/SLtenjin/posts/1206905582679302
http://fukuoka.in.coocan.jp/16/2016122902.html
http://blog.livedoor.jp/sltenjin/archives/1061802353.html
明林堂大分宮崎店は昨年12月25日のクリスマスをもって閉店。
https://twitter.com/yossu07/status/812550692384686080
知恵蔵書店エムズクラブ(神戸市垂水区)が1月9日をもって閉店。
「【私が選ぶ垂水5大ニュース】 1位 プリコ垂水 知恵蔵書店エムズクラブが2017年1月9日閉店 2位 ジェームス山トイザらス閉店 3位 日本の人気の古墳で五色塚古墳が3位 4位 よーいドン隣の人間国宝で垂水取材 5位 スーパーでゴキブリを放った西脇小学校事務の女逮捕」
https://twitter.com/067210_/status/813670175522242564
地域住民にとって書店がなくなることは大ニュースなのだ。
KaBoS上荒屋店(金沢市)が1月9日をもって閉店。ここは勝木書店の系列だ。
「ご近所さんの書店。 本はほとんどamazonで購入してしまうので、たまにぶらりと立ち寄るだけだが、いざ閉店となると淋しい 」
https://twitter.com/pooh_1960/status/817612859827953664
野々市のKABOSにて金城短大マンキャラ卒業生の金沢真之介くん初単行本クノイチノイチ購入!そしてKABOS来年始閉店!?ガビーン!使い勝手良かったのにー!まぁお客さん少なかったからなあ。近所のイオンに大型書店入ったんだっけ??」
https://twitter.com/poyo_namaste/status/811852269805154305
昨年6月にオープンしたばかりのザ・本屋さん帯広駅店 が1月24日をもって閉店する。
http://www.tokachi.co.jp/news/201701/20170105-0025576.php
明林堂書店 イオン徳力店(北九州市)は1月31日をもって閉店。
http://kaiten-heiten.com/meirindo-aeon-tokuriki/

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2)【記事】東京地裁が菅野完「日本会議の研究」(扶桑社新書)に販売差し止め命令

扶桑社新書の「日本会議の研究」に対して東京地裁は販売差し止めを命じる仮処分を決定した。スポーツニッポンは次のように書いている。
「決定は、男性の布教活動に関する1カ所の記述が真実とは言えず、著者の菅野完さんは男性に取材していなかったと指摘した。その上で、販売が続くと男性の社会的評価が低下して回復困難な損害を受けるとし、この部分を削除しなければ出版は認められないと結論付けた。その他の記述は、うそとは言えないなどと判断した」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/01/06/kiji/20170106s00042000329000c.html
著者の菅野完は次のようにツイートしている。
「つーか、Twitterみて驚いた。拙著『日本会議の研究』、まるで完全に負けたみたいになってるけど、全然そんなことないよw 裁判費用もほとんど向こう側負担。修正を要求された場所もめっちゃあるのに、裁判所が認めたのは一箇所だけ。 8割がた、こっち側の勝訴」
https://twitter.com/noiehoie/status/817320189188395008
「そもそも先方が修正を求めてきたのは六箇所。そのうち、5/6を裁判所は『菅野はまともに取材しとるがな』と認めたわけ。1/6だけ、『その書き方はないわな』と裁判所は言うてる。こっちにとっては痛くもかゆくもない。今後の対応は、版元と相談しながら決める」
https://twitter.com/noiehoie/status/817323565221482496
BuzzFeed日本版」の「ベストセラー『日本会議の研究』に出版差し止め仮処分命令 著者は『こちらの主張ほぼ通った』」は次のように書いている。
「関係者によると、裁判所が削除・修正を命じたのは第6章の1カ所。宗教団体の活動の中で自殺者が出たが、宗教団体の幹部だった男性がそれについて『馬耳東風であった』とする記載だった 」
「著者の菅野完さんはBuzzFeed Newsの取材に対し、次のようにコメントした。
『決定内容を読んだが、こちら側の主張通り、差し止め請求がほぼ全面的に却下された。言論の自由の観点からも安堵している。1カ所だけ削除修正を求められていることは、極めて遺憾。今後の対応は、版元である扶桑社と協議して決めていきたい』」
https://www.buzzfeed.com/satoruishido/nihonkaigi-kenkyu-karishobun?utm_term=.jv7bdBl0R#.imJX95zWD
BuzzFeed日本版」は著者たる菅野のコメントを掲載しているが、朝日、日経、毎日、産経は菅野のコメントを掲載していない。NHKもそうだ。
http://www.asahi.com/articles/ASK1662PPK16UTIL04Z.html
http://mainichi.jp/articles/20170107/k00/00m/040/116000c
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H8Q_W7A100C1CC1000/
http://www.sankei.com/affairs/news/170106/afr1701060025-n1.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170106/k10010831421000.html

                                                                                                                        • -

3)【本日の一行情報】

◎「ビームサントリー(米イリノイ州)を米ニューヨーク証券取引所に上場させる検討に入った」という毎日新聞の記事をサントリーホールディングス新浪剛史社長は「誤報」と断定した。
http://mainichi.jp/articles/20170105/k00/00m/020/116000c
http://jp.reuters.com/article/suntory-hd-idJPKBN14P0JX

◎これはサントリービール水谷徹 社長の「ダイヤモンドonline」における発言。
「日本のビールは他社製品とブラインドテストをしてもすべて当てるのが難しいくらいに、技術やおいしさが拮抗しています。だからこそ、喉が渇いた時に飲みたくなる『とりあえず、ビール!』の世界にとどまってきたのではないでしょうか」
http://diamond.jp/articles/-/113382

◎「東京広告協会 白川 忍賞」がサントリーホールディングス代表取締役会長の佐治信忠氏に決定 。特別功労賞はサン・アド代表取締役会長兼社長、サントリーホールディングス顧問の久保田和昌に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000002850.html
私は、この文章が好きなんだよね。「創立の言葉」に「共和主義」なんていう言葉を使う会社を私は他に知らない。
http://www.sun-ad.co.jp/about/index.html

電子書籍の読み放題サービス「キンドル アンリミテッド」で、昨年10月にアマゾンによって配信を止められていた約20社のうち、光文社をはじめとした6社の配信が再開された。講談社の再開はまだない。
「出版社の中でも、1000点を超える全作品の配信を一方的に止められた講談社は昨年10月3日、『大変困惑し、憤っている』とする抗議声明文を発表していた。同社作品の配信は、まだ再開されていない」(産経ニュース)
http://www.sankei.com/life/news/170106/lif1701060006-n1.html
光文社は講談社の関連会社だが、「キンドル アンリミテッド」に関しては判断がわかれたということなのだろうか。講談社の再開を待つことは、光文社にとって得策ではないという考え方があるのだろうか。こういう場合は歩調を合わせたほうが良いと私などは思ってしまう。

◎日販は、デジタルハリウッドとともに、「書店体験を変えるIoTプロダクト」をテーマとしたハッカソンを、1月28日(土)・29日(日)の両日にわたって開催する。
http://www.nippan.co.jp/news/iot_product_hackathon/

◎日販による2016〜2017年の年末年始の売上動向調査。前年比で雑誌が105.6%、書籍が101.4%、コミックが92.6%、開発品が105.8% 。期間合計では前年比100.6% 。
http://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2017/01/report2016-2017.pdf
トーハンの年末年始の売上動向調査は前年比で雑誌が107.6%、書籍が101.4%、コミックが91.3%、NMが107.0%。期間合計では前年比101.4%。
http://www.tohan.jp/news/20170106_902.html
日販、トーハンとも前年比を上回っているが、トーハンのリリースが12月31日発売 について触れているのに対し、日販は触れていない。この温度差をどう読むかは意外と重要なことである。

◎米アマゾン がアメリカンアパレル やオーセンティック・ブランズ・グループ の買収を検討しているらしい。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-05/OJAA2E6KLVRC01
アマゾンはファストファッションの業界地図を変えるつもりなのだろうか。

◎2月1日付で「週刊新潮」の編集長が代わる。
酒井逸史
新:取締役「週刊新潮」編集部 写真部 担当
旧:取締役「週刊新潮」編集長
宮本太一
新:「週刊新潮」編集長
旧:「週刊新潮」編集部副部長

主婦の友社は、12月27日(火)、累計135万部を突破した「魔法のパッドシリーズ」から、最新作として初の男性専用版「大山式 for MEN ZERO」を発売した。男のためのダイエット商品は、今後増えるような気がする。
http://corporate.shufunotomo.co.jp/newsrelease/10702/

主婦の友社は「#あなたの体重買い取りますフェア 」を開催している。フェア対象商品を購入し 、実際に1kg以上やせた人の中から抽選で100名に現金1万円をプレゼントする企画だ。
http://www.shufunotomo.co.jp/sales/wp-content/uploads/2016/10/b2fb76db558bbe27937c430b82213d5f.pdf
http://news.mynavi.jp/news/2017/01/06/109/

電子書籍ではKindleストアにおいて「主婦の友社100周年100タイトル100円フェア」を開催している。
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=4847711051

インフォコム 傘下のアムタスが運営する電子書籍配信サービス「めちゃコミック」(めちゃコミ)は、10周年キャンペーンに取り組んでいるが、その第三弾として応募者全員に「めちゃ犬ミニフィギュア」をプレゼントする企画を実施している。
http://www.amutus.co.jp/info/press/2017/p17010401.html

◎「ファミ通」 によれば2016年国内家庭用ゲーム市場規模は2994.8億円。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002979.000007006.html

集英社の女性ファッション誌「BAILA」2月号(1月12日発売)で 桐谷美玲が「セブンティーン」「ノンノ」を経てカバーモデルとしてデビュー 。桐谷は確か千葉東高校の出身。頭が良いんだよね。
http://www.dreamnews.jp/press/0000145306/

塩崎恭久厚生労働相は6日の閣議後の記者会見で、電通に関して「社長1人の引責辞任で済む話ではないと考えている。企業としても文化を変えるという決意をもって自己完結的な努力をしていただきたい 」と発言した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170106-OYT1T50055.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170106/k10010830741000.html
「企業としても文化を変える」となれば外部の力を借りなければ無理な話だろう。そのための「自己完結的な努力」とは、電通の顧問に就任した国土交通省の前事務次官というキャリアを持つ徳山日出男を、社長も含めて、しかるべきポジションで処遇するということに他ならないのではないだろうか。

◎代官山の蔦屋書店 は堀江敏幸 の音楽エッセイ集「音の糸」(小学館)の刊行を記念したトークショーを2月13日に開催する。
http://top.tsite.jp/news/lifetrend/campaign/33984335/

◎さわや書店フェザン店が今度は「著者Xこと清水潔を形づくった10冊のX」を展開している。
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170106_7

最果タヒ の詩集「グッドモーニング」が新潮社で文庫化される。
http://www.shinchosha.co.jp/book/180089/
「きみの言い訳は最高の芸術 」(河出書房新社)も是非!
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309025124/

JTBグループのJTBコーポレートセールスは、JTBパブリッシングと連携し、港区で1月13日(金)より実施される「港区ワールドフェスティバル」との連動企画としてフリーペーパー「るるぶ特別編集『大使館のある街2017』」を発行した。
http://www.jtbbwt.com/news/rurubu_taishikan2017.pdf

◎フランスのニュースサイト「メディアパルト」は有料課金モデルを成功させている。1カ月11ユーロ(約1300円)、1年110ユーロ(約1万3000円)という料金 で、15万人の定期購読者を擁している。同サイトのプレネル編集長 は広岡裕児 のインタビューに次のように語っている。
「メディアパルトのキーポイントの1つは、読者=資金提供者であるということです。特定の企業や業界から限りなく自由であるという側面によって、メディアパルトはどこにも気兼ねすることなく自立しており、自己抑制する必要が先天的にないフリースピーチができるのです」 (ハフィントン・ポスト日本版)
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/french-news-site-success-story_b_13964580.html

◎AOLオンライン・ジャパンが運営する「Engadget日本版」は、編集長に1月1日付で矢崎飛鳥が就任した。矢崎はアスキー出身。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000022405.html

◎「週刊大衆」で阿佐田哲也 (=色川武大 )の「麻雀放浪記」の劇画化連載が開始された。阿佐田哲也 は「朝だ徹夜」に由来する。
http://www.futabasha.co.jp/news/taishu_1701.html
http://futabasha.pluginfree.com/weblish/futabawebmag/maajan1F_6E862/index.shtml?rep=1

大藪春彦賞候補作品が決定した。呉勝浩「ロスト」講談社、翔田 寛「真犯人」小学館 、長浦 京「リボルバー・リリー」講談社深町秋生「卑怯者の流儀」徳間書店 の四作だ。
http://www.tokuma.jp/topicsinfo?tid=12231
オレ、深町の「猫に知られるなかれ」(角川春樹事務所)は読んでいる。

◎宝島社が1月5日付で全国紙に企画広告「忘却は、罪である。」を掲出した。見開き30段を駆使して真珠湾攻撃の写真 と広島の原爆投下によってできたきのこ雲の写真を掲載している。
http://tkj.jp/company/ad/2017/
東京新聞には掲載されず、日刊ゲンダイには掲載された。

◎ぴあは、インバウンド関連事業のひとつとして、タイの携帯電話サービス会社、アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)、及びタイのデパートやショッピングモールを所有する小売企業、セントラル・グループと連携し、タイ人向けに日本の観光・レジャー情報やイベント情報を発信する取り組みを行っていくことで合意した。
http://www.newsclip.be/article/2017/01/05/31710.html
http://corporate.pia.jp/news/detail_thai_inbound.html

オレンジページ白泉社は、両社初のコラボ企画となる連載マンガ「はらぺこ男子」 をスタートさせた。本編は「メロディ」に、レシピ&スピンオフは「オレンジページ」に掲載される。
https://www.atpress.ne.jp/news/119330
出版社の垣根を越えたコラボ企画は、もっともっと増えて欲しい。

◎LINEは「LINEアカウントメディア プラットフォーム」において導入を開始する有料記事「Premium Article」 の第一弾として「週刊文春」による有料記事のニュース配信を2017年1月10日(火)より開始した。
週刊文春」が配信する「Premium Article」では、雑誌発売前日(通常は水曜日)16時にLINEで“スクープ予告”が届き、読みたいスクープは、事前に予約購入することでスクープ記事の全文が発売当日の朝7時に届くというものだ。
記事の購入価格は、通常100LINEコイン(記事掲載時は240円)。第1回の記事配信は、特別に1コイン(約2円)での購入が可能になるそうだ。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1623
http://digiday.jp/publishers/line-news-bunshunho-240-yen/
週刊文春」は編集ばかりではなく、デジタル戦略においても果敢である。チャネルをひとつに絞り込むのではなく、あらゆるチャネルを駆使して売上を確保する時代である。

◎ビデオリサーチと米国ニールセンは、日本におけるデジタル領域(PC、モバイルなど)のコンテンツや広告の視聴に関する測定指標の整備と標準化などのために、両社の子会社への相互出資を伴う業務提携契約を締結した。
https://www.videor.co.jp/press/2017/170106.htm
マス4媒体が主流の時代には考えられなかった業務提携である。いよいよ日本の広告ビジネスも世界に組み込まれていくことになるのだろうか。

◎「ユリイカ」臨時増刊号 が矢野顕子を特集している。
http://natalie.mu/music/news/215861

◎パイプドHDは、講談社の女性ファッション誌「ViVi」連動のECサイト運営および付帯する事業から2月末にも撤退することになった。
https://www.pipedohd.com/news/2016/20161228_01.html
「ネットショップ担当者フォーラム」は次のように書いている。
「事業構造的な赤字体質を改善できない状況が続いており、グループが主体的な立場で事業を継続することは困難であると判断。2016年12月28日に開いた取締役会で事業からの撤退を決定した」
https://netshop.impress.co.jp/node/3826
「ViVi」は今後EC戦略の練り直しに迫られそうだ。

アニエスベーとファッション誌「NYLON JAPAN」のコラボイベントがスタートする。アニエスベー銀座Rue du Jour店では、毎月第2水曜日に違ったキュレーターがアニエスベーのためにアーティストをセレクトするマンスリーカルチャーイベント、アニエスべー キオスクを開催 しているが、六か月間にわたって「NYLON JAPAN」が気鋭のアーティストをキュレートする。
https://www.atpress.ne.jp/news/119346

◎問題はKADOKAWAが 体力的に「COOL JAPAN FOREST 構想」を 支えきることができるかどうかである。相当、無理があるのではないだろうか。私はどうしてもKADOKAWAを信用できない。
https://hbol.jp/124443

◎日経によれば、楽天コボは、ドイツテレコムからドイツの書店が共同で運営する電子書籍サービス「トリノ」の電子書店システムの事業を買収する。トリノシステム開発を担い、電子書店サイトサービスや電子書籍端末の開発事業を引き継ぐ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ06HYB_W7A100C1TI5000/

トーハンの藤井武彦社長が新年仕事始め式で挨拶をした。
「出版界の構造変化の中で、これからのトーハンが継続的発展を期すためには、事業領域を拡げていく必要があります。そのためには、新しい分野でのリスクを取っていかねばなりません。従来の委託販売制度の良い点を生かしながら、柔軟性のある思考回路を持つ必要があります。これからは、企業にとってリスクを取らないことが、その企業にとっての最大のリスクになるということを肝に銘じなければならないと思います」
http://www.tohan.jp/news/20170106_903.html

花田紀凱も評価しているが、私も「週刊実話 創刊3000号特別企画 犯行声明」に狂喜したクチである。まさに企画力の勝利である。
http://www.sankei.com/life/news/170107/lif1701070017-n1.html
http://www.nihonjournal.jp/njs/seimei/index.html
「アサヒ芸能」(徳間書店)がこういう企画をやっても良かったんだよね。

佐藤寛子の超ド級ヘアヌード写真集「1262」が光文社から発売される。私には 石井隆の「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」でヒロインを演じた佐藤寛子が忘れられない。
http://smart-flash.jp/gravure/15045

◎米広告業界誌メディアポストは、2016年の「エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」を発表したが、電通イージス・ネットワーク(DAN)は、「メディアエージェンシー・ホールディング・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」 に選ばれた。
http://dentsu-ho.com/articles/4814

◎大阪・梅田 蔦屋書店 で福井由美子の「今月も世界のどこかで ひとりっぷ(R)」 ムック本(集英社)発売記念パーティー が1月14日に開催される。
https://spur.hpplus.jp/culture/news/201701/10/ElGBVYk/

いくえみ綾が「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のマンガ「あなたのことはそれほど」が実写ドラマ化される。
http://mainichi.jp/articles/20170106/dyo/00m/200/034000c

小保方晴子 が「婦人公論」(1月24日号)で新連載「小保方晴子日記」を開始した。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/197169/1

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4)【深夜の誌人語録】

病も財産の一つであると考えることにしよう。