【文徒】2017年(平成29)10月10日(第5巻190号・通巻1119号)

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1)【記事】カズオ・イシグロで”我が世の春”の早川書房――ネット上での反響は?
2)【本日の一行情報】

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1)【記事】カズオ・イシグロで”我が世の春”の早川書房――ネット上での反響は?(岩本太郎)

2017年のノーベル文学賞カズオ・イシグロに授与されることが発表された5日夜以降、彼の作品を翻訳出版する早川書房は俄かに“イシグロ特需”で沸いている。夜8時の受賞発表から4分後には同社翻訳SFファンタジイ編集部が公式アカウントで喜びのツイート。
カズオ・イシグロノーベル文学賞受賞! おおおおおおめでとうございます!!!》
https://twitter.com/hykw_SF/status/915895367970971648
https://twitter.com/Hayakawashobo/status/915898994978471936
同社編集部長で『SFマガジン』編集長の塩澤快浩も発表十数分後に《社内が大変なことになっています。>カズオ・イシグロ》。
https://twitter.com/shiozaway/status/915902528541229056
https://twitter.com/hykw_SF/status/915919867835846656
https://twitter.com/Hayakawashobo/status/915930938323951617
さっそく問い合わせや注文電話が殺到。折しも16日にはハヤカワepi文庫でイシグロの『忘れられた巨人』が発売されることになっていた。受賞を受けて早川書房は同書の発売を急遽14日に前倒しすることを決定。
https://twitter.com/hykw_SF/status/916226005827588096
http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2017-10-06-172415.html
この5日は同社から『日本SF傑作選2 小松左京 神への長い道/継ぐのは誰か?』が発売された日でもあった。先の塩澤はさらにこんなふうにも呟いていた。
《これは本当に個人的な感慨かもしれないのですが、小松左京氏の本を40年ぶりに刊行できたその日に、カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞受賞というのが、とても無関係とは思えません。地道な出版活動をしていれば、報われることもあるんだなと。》
https://twitter.com/shiozaway/status/915927539994021888
現在は同社の「国内フィクション責任者」でもある塩澤は《今回の事態も悔しくて堪りません》として、こんなユーモラスなつぶやきも。
《おそらく僕の仕事で社長に認められているのは、累計50万部の『虐殺器官』ぐらいで、これは奇しくも『わたしを離さないで』と同部数でしたが、これから大きく水をあけられること確定。数日前に「うちの編集チームは日本でいちばん面白い小説を送り出してるぜ」と自慢してたら、ノーベル賞をぶちこまれる始末。叱咤激励も大概にしていただきたい。これに勝つには、早川書房専属の国内作家でノーベル文学賞を獲るしかないので、どなたかよろしくお願いします》
https://twitter.com/shiozaway/status/916241625130483712
https://twitter.com/shiozaway/status/916242889297952768
https://twitter.com/shiozaway/status/916243579315486720
販売部門も大騒ぎ。群馬県板倉町にある早川書房板倉ブックセンターも、この三連休は休日返上で作業に追われたらしい。
http://www.sankei.com/life/news/171008/lif1710080024-n1.html
同社に縁のある作家や評論家、同業他社や読者たちも発表直後より続々とお祝いのツイート。豊崎由美は5日夜にさっそく早川家とイシグロとの交友の深さにも言及しながら祝福。
カズオ・イシグロ作品を翻訳出版している早川書房は感涙に頬を濡らすのも忘れて、心臓止まるほど喜んでいるにちがいない。カズオ・イシグロが早川家の結婚式に出席するほど親密な信頼関係を築いてますしね。おめでとうございます!》
https://twitter.com/toyozakishatyou/status/915899028579041280
https://twitter.com/huyukiitoichi/status/915897856862560256
https://twitter.com/hashimoto_tokyo/status/915896322690916352
https://twitter.com/torinakisa/status/915907843357732864
https://twitter.com/sakuhinsha/status/916173680350072833
同日深夜にかけて記者会見を開くなど報道対応に追われた社長の早川浩も、上記を含めたエピソードを自ら披露している。イシグロと「村上春樹さんを引き合わせたのは私」と産経新聞も見出し付きで紹介。
http://www.sankei.com/life/news/171008/lif1710080015-n1.html
ただし、早川書店の社員と思しき人物からは、ほくほく顔の社長に対してのこんな注文も。
中央公論社がフィクションから撤退して、早川書房に版権が移ったとき、社内に「シビア・コンペティションの結果、社長が版権を獲得した」という放送が流れました。一部英語だったのが、早川浩社長らしかった。この恩恵はできるだけ社員に還元してほしい。》
https://twitter.com/bluebirdland/status/916109517858889729
書店からも喜びの声が。静岡県掛川市戸田書店掛川西郷店は以前からイシグロ作品を熱心に扱ってきたことで、さっそく買い求めに来たお客さんから「お祝い」の言葉をいただいたとか。
《今日何より嬉しかったのは、「西郷の戸田書店ならあると思った」とカズオ・イシグロ作品を買いに来たお客さんの言葉。ネットには無かったと。派手では無くとも売れてなくても実力作はしっかり揃える。それが当店です。発表時、全作品がありました。田舎書店の意地の品揃えです》
https://twitter.com/toda_saigo/status/916230185275420672
他方、やはりさっそく上がってきたのがマスメディアによる「日系人作家」という報道に対して異論や違和感を唱える声だ。
カズオ・イシグロは国籍からいえば日本人ではありません。日本にゆかりが深くても国籍は日本ではありません。日本と縁の深い作家ではありますが、日本人作家ではありません。》(フジテレビ報道局メディア担当局長・福原伸治)
https://twitter.com/shinjifukuhara/status/915958432619835392
蓮舫二重国籍だの戸籍見せろだの言った人たち、水原希子に日本人の名前つけてんじゃねぇ、とか言ってた輩は、カズオ・イシグロを今更「日系」だの「長崎生まれ」だのという形で賞賛するのはやめてくれんかね。そのダブスタ気持ち悪いから。》(カメラマン・写真集「美少年論」・大串祥子)
https://twitter.com/vostokintheair/status/915899939804160000
《モンゴル出身で日本に帰化した旭天鵬を「日本人力士」として扱わず稀勢の里の優勝を「日本出身力士10年ぶり優勝」って喜んだり、日本出身とはいえ日本語はそんなに話せないでイギリス人として生きてるカズオ・イシグロを「日本出身のノーベル賞作家」にしたり、やれやれって感じだなぁ、おい。》(フリーランス編集者・ライター・渡部真)
https://twitter.com/craft_box/status/916115868186140672
カズオ・イシグロを日本人作家と言うのは、チャールズ・ブコウスキーをドイツ人作家と言うようなもんだと思うのだが。》(「チューバはうたう」の米国在住の小説家・瀬川深)
https://twitter.com/segawashin/status/915932733305696256
《同じ国に生まれたからといって仲良しにはなれないし、同じ作家が好きだからといって仲良しにはなれない。村上春樹の熱心なファンを名乗りながら、カズオ・イシグロは「日本の血を引いているから」を評価ポイントとにするって、まったく村上さんの発想と相いれないと思うんだけどね》(BBCニュース・加藤祐子
https://twitter.com/yukokato1701/status/916129578505998336
カズオ・イシグロ氏が日本人の両親を持ち日本で生まれた人であり、日本の古典映画の影響から、その作品の舞台に日本が使われているとしても、それは英文学とイシグロ文学の問題であって、日本が何かを誇るための材料になるものではない。》(『ホームレス作家』・松井計
https://twitter.com/matsuikei/status/916098987869970432
《ってことで、今年はノーベル賞に日本人の受賞なかったから、テレビで「生まれが日本で両親共(←ここ重要なんだってさ?)に日本人の作家です!」って強調して紹介されるんだろうな…。》
https://twitter.com/momochan159/status/915897979608772608
上記を受けて豊崎由美もこうつぶやく。
《ねえ、もし、そうなったら、ものすごくヤな感じです。カズオ・イシグロはあくまでもイギリス人作家。本人は日本語も話せないんですから。》
《まあ、でも、日本語が話せようが話せまいが、カズオ・イシグロは自分で英国国籍を選んだイギリス人ですから。過剰に日本と関係づけようとする報道は下品だからやめたほうがいいですよね。》
https://twitter.com/toyozakishatyou/status/915899993185075200
https://twitter.com/toyozakishatyou/status/915904716994887684
一方、「それはそれで著者や作品について考える足掛かりや、読むきっかけになればよいのでは」とった捉え方をする声も多い。
《作者が日系人とか日本出身とかいやいや英国籍だから日本人じゃないよとかむしろ立派な英文学の作家だよとかはいったん置いといて、とりあえず日本語に訳されているカズオ・イシグロの小説が面白いのは確かだから、これを機に日本の読者にいっぱい読まれるのはステキなことだと思うな!》(「真ん中の子どもたち」が芥川賞候補となった「台湾生まれ 日本語育ち」の温又柔)
https://twitter.com/WenYuju/status/915967021736538114
《「カズオ・イシグロはイギリス人だ、かこつけた日本賞賛やめろ」って意見が散見されるけど、イシグロ本人が「川端康成大江健三郎に続けて嬉しい」って発言してるのな。》(「風の十二法位」の漫画家・海野螢
https://twitter.com/unnohotaru/status/916061797265715200
横尾忠則もこんなふうに書いている。
《日本の中がガタガタしている最中に、日本の外で大きい「希望」がカズオ・イシグロ氏によってもたらされた。》
https://twitter.com/tadanoriyokoo/status/916126664890900480
他にもメディア上での大騒ぎに対する醒めた見方も。翻訳家の大森望はさっそくテレビ局からコメント取材を受けたそうだ。
《きのうの夜、ノーベル賞がらみで日テレ「ZIP!」にコメント取材されて、カズオ・イシグロ作品の話をいろいろしゃべったんだけど、結局、ある宴席でちらっと会ったときの話をひたすら訊かれて、そこだけ流れた模様(録画忘れたので詳細不明)。まあ、みんな作品には興味ないからねえ。》
https://twitter.com/nzm/status/916071305241182208
《父母が経験した戦争の原風景を記憶の薄明に描くカズオ・イシグロは祖国が陷った歴史修正主義の闇夜を照らす。英国人となった日系作家が英文学として書いたことで、ノーベル賞に結実した。こうした文学作品をノーベル賞を喜ぶ日本人が翻訳を通じてうけいれ、自らの鑑とする。皮肉といえば皮肉でもある。》(ジャーナリスト・柴山哲也)
https://twitter.com/shibayama_t/status/916074859758706688
《きょうの新聞に、春樹受賞に備え特設売り場に並べていた約30点の春樹作品を、カズオ・イシグロの受賞を受け、急遽、在庫のあったカズオ作品と入れ替えたとあって、なんか、春樹ファンでもないのに無常観というか、物悲しさというか、わびしさというか、こもごも複雑な気持ちに……》(「源氏物語」の優れた読み手として知られる古典エッセイスト・大塚ひかり
https://twitter.com/hikariopopote/status/916108941322444800
最後に、米国の流通事情に詳しいコンサルタントの後藤文俊のブログを紹介しよう。「驚愕の真実!カズオ・イシグロ氏の『日の名残り』でアマゾンが生まれた? 」。
《アマゾン創業者でCEOのジェフ・ベゾス氏は熱心な読書家でも知られている。(略)ベゾス氏はノンフィクションより小説から得るものが多いという。実際、アマゾンのリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」1号店には「スタッフ・フェバリット(Stuff Favorites)」のコーナーがあった。そこにはベゾス氏の5冊の推薦図書があり、その中の一つが「日の名残り」だったのだ。ベゾス氏はこの本の推薦文に「私の大好きな本。どんなにノンフィクションを読んでも得られない、人生の後悔による悲しみやリスクを教えてくれる」と記していた。
 リスクを恐れずチャレンジを続けるアマゾンにとって、ノーベル文学賞受賞者カズオ・イシグロ氏の「日の名残り」は、役員幹部の必読書となっているのだ。》
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52037729.html

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2)【本日の一行情報】(岩本太郎)

電通の違法残業事件で東京簡裁は6日、求刑通り罰金50万円の判決。Yahoo!ニュースが判決5分後に速報メールを送ってきたが、簡裁での罰金50万円判決では珍しいケースだろう。判決文の読み上げ後、菊地努裁判官は電通山本敏博社長に「業績との兼ね合いで働き方改革がきちんと遂行されるか疑問に思う方もいるだろう。日本、そして業界を代表する企業として立場に相応した社会的役割を果たしてもらいたい」と説諭。
https://mainichi.jp/articles/20171007/k00/00m/040/174000c
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000045-mai-soci
電通出身で『広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?』著者の前田将多が判決を受けて『ハフポスト』に寄稿。
《大抵の場合、「電通での仕事がいかにキツかったか」を訊きたがるので、そういう一面的な取材に辟易していたのは私なのだが、取材者はみな一様に「わかってますよ、どこも同じということは......」という諦観のようなものを表情に浮かべて、私と話した。
だって、彼らだって、関西にいる私に話を聞くや、トンボ返りで東京の社屋に戻って深夜まで記事を書いたり、映像を編集したりするのである。「あなた方こそ、ごくろうさまです」という気持ちで私は彼らを見送った。》
電通の罰金が50万円。「だったら、ナントカ協会の会員企業すべてが50万円ずつ払って、もっと具体的な業界ルールを敷いて、啓蒙活動や監視活動を行なう基金でも作ったらどうだ」と、私は思っている。一定期間の広告出稿拒否などの罰則も内規として厳しく適用したらいい(全然売上げに影響がなくて、広告の無駄が見直されるだけかもしれんけど......)。》
厚労省とか経団連が、この労働問題に本気で取り組む気があるなら、四月の新卒一括採用をやめたらどうなのかと思う。なぜなら、日本人の横並び意識は根が深いため、一括採用で「せーの」で働き始めるところに、「プロパー(新卒採用)」「中途」「正規」「契約」などの差別意識が生まれると私は考えているからだ。新卒採用で、正規雇用でいないと脱落したような思い込みが、大組織にいる人を追い詰める一因になる。
少なくとも、高橋まつりさんの心の中にそんな恐れがあったであろうことは想像に難くない。》
http://www.huffingtonpost.jp/shota-maeda/dentsu_a_23236193/

NHK記者の過労死問題に関連して、久田将義率いる『東京ブレイキングニュース』が「報道されない中小出版社の過酷な現場」と題して論考。ただし『女性自身』『少年ジャンプ』、読売新聞での事例はあるものの、「中小出版社」の名前を挙げた具体的なケースの提示はなし。
http://n-knuckles.com/media/mass/news002444.html
まあ、挙げ出すとキリがないし、一昔前はこういうのが武勇伝で通った世界でもある。

◎他方で『東洋経済オンライン』が、フリーで食えずに自己破産し、現在は夫婦で生活保護受給者になっているという55歳の「元週刊誌記者」を取材。バブル期に総合週刊誌で手がけた泉谷しげる忌野清志郎のインタビュー記事を今でも部屋に額縁入りで飾り、取材の席にはかつて自分が執筆した『現代』『創』『宝島30』の記事見本誌を持参して現れたそうだ。身につまされる。
http://toyokeizai.net/articles/-/191533?utm_source=Twitter&utm_medium=social&utm_campaign=auto

日本経済新聞が11月1日からの月決め購読料の値上げを発表。現在の朝夕刊セット4509円を4900円(税込)に、全日版を3670円から4000円(同)に改める。朝刊一部売りは現行の160円を180円とするが夕刊は70円のまま据え置き。電子版の月決め購読料も4200円に据え置くとのこと。今時こうした値上げに踏み切れる新聞はここぐらいのものだろう。
https://www.nikkei.com/topic/kaitei.html

◎都内・四谷に本社を置く出版社・三五館が約3億円の負債を抱え、5日付で事業停止。近年は『一流アスリートの食事』(細野恵美)『ジョコビッチの生まれ変わる食事』等の版元として知られた。
http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20171005_01.html
http://www.sangokan.com/top.html
ただ、代表の星山佳須也といえばかつて情報センター出版局で椎名誠の『さらば国分寺書店のオババ』をはじめとするスーパーエッセイ群などを立ち上げたことで、古くからの業界関係者には名前が知られるところだろう(椎名作品にも「A出版社の男」として登場する)。1992年に星山が独立のうえ三五館を設立した際には上記の椎名のエッセイ群の版元もこちらに移行した。事後処理にあたる弁護士の木村晋介も椎名作品ではお馴染みの旧友メンバーである。

浦沢直樹の新作連載が『ビッグコミックオリジナル』の20日発売号から始まるとのこと。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20171007/Cyzo_201710_post_22530.html

沖縄タイムスの「大弦小弦」が8日付で「角川書店は多様な顔を持つ出版社だ。2代目社長時代には薬師丸ひろ子さんら新人女優を起用した映画と書籍でメディアを席巻した」などとしながら、創業者・角川源義と沖縄との縁に言及。9日は源義の生誕100年の誕生日だった。
《「校本おもろさうし」(1965年)「おもろさうし辞典・総索引」(67年)をはじめとする沖縄学関連の基礎文献の版元として沖縄との関わりも深い。沖縄関連本の出版を推し進めたのは創業者の故角川源義/61年の来県時に南部戦跡を巡り、若者たちが死に追いやられたことに、深い悲しみを覚え「いても立ってもおれぬ」(「おもろさうしの島−伊波普猷」)思いを抱いた。東京に戻ってすぐ「おもろ」関連書籍の出版企画はスタートした(外間守善「回想80年」)》
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/153297

上杉隆が来たる衆院選希望の党より比例東京に出馬へ、と8日付で『東スポ』が報道。上杉は取材に「鳩山家と小池氏とのいろいろなつながりの中で、今回ありがたい話を頂いたのは事実です」などとコメントしたんだとか。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/790015/

佐賀県佐賀市の温泉街に「暁」という”泊まれる図書館”があるそうだ。築110年の古民家を改修のうえ昨年10月にオープン。本の購入経費約190万円はクラウドファンディングで集めたという。宿泊は1日1組限定。宿自体には温泉はないが、徒歩数分のところに温泉があるとのこと。
http://www.asahi.com/articles/ASK9C5GBQK9CTIPE02H.html

◎都内・小平に植物専門書店「草舟あんとす号」がオープン。無添加素材を使った焼き菓子店も併設しており、利用客とも気軽にコミュニケーションができる作りになっているようだ。14日には「手仕事と古本と魔法マルシェ」を開催(雨天中止)。古本や珍しい野菜を販売するそうだ。
https://twitter.com/kusafune_anthos
http://anthosdo.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html
https://kitatama.keizai.biz/headline/50/

◎全国各地の新刊書店や古書店、出版社、読書グッズなどが参加する本好きのためのイベント「TORANOMON BOOK PARADISE」が28・29日に虎ノ門ヒルズで開催される。ワークショップやトークショーなども行われるらしい。
http://www.mori.co.jp/company/press/release/2017/10/20171005130000003515.html
https://news.walkerplus.com/article/123919/