Index------------------------------------------------------
1)【記事】「疑惑の美談」でダンマリを決め込む産経ジャーナリズム
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 2018.2.5 Shuppanjin
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1)【記事】「疑惑の美談」でダンマリを決め込む産経ジャーナリズム
沖縄タイムスが掲載した「『米軍関係者の救助、記憶ない』横転車の運転手 産経『沖縄2紙は黙殺』報道の交通事故」。
「昨年12月に沖縄自動車道で発生した車6台が絡む事故で、はねられて意識不明の重体となった在沖米海兵隊の男性曹長について、産経新聞が『(横転した車両の)日本人を救助した』などと報じ沖縄2紙を批判した件で、横転車の男性運転手が2日、弁護士を通じて『米軍関係者の方に救助された記憶はない』とコメントした。米海兵隊も県警も、救助の事実を確認できていないと本紙に回答している。産経新聞広報部は同日、本紙に『継続して取材を進めている』と答えた」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204458
遂に事故当事者が産経の報道を否定するに至ったわけである。琉球新報の「『米軍関係者に救助された記憶はない』 当事者も産経報道を否定」は、こう書く。
「・・・男性の車は追突され運転手側が下になる形で横転した。直後に追突車両の日本人運転手が助手席側のドアを開けたので、男性は自力ではい上がって外に出て路肩に避難した。警察と救急車を電話で呼んだ後に、駆け付けた米軍関係者から『大丈夫か』と声を掛けられたが、この米軍関係者が曹長かどうかは分からないという 」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-658530.html
毎日新聞は「沖縄・米兵事故 『美談』巡り主張対立 産経の報道を琉球新報否定」と報じていたけれど、もはや主張が違うでは片づけられまい。
「沖縄市で先月、米海兵隊の男性曹長が意識不明の重体となった交通事故を巡り、産経新聞と沖縄の地元紙・琉球新報の主張が対立している。産経新聞は、曹長は日本人救出の後に後続車にはねられたとし、『勇敢な行動』を報じない地元紙を批判。一方、琉球新報は海兵隊が取材に『(曹長は)救助行為はしていない』と回答したとして、産経新聞の主張に反論している 」
https://mainichi.jp/articles/20180131/ddm/041/040/115000c
ジャーナリストの鮫島浩が毎日新聞の記事をこう批判していた。
「どう見ても琉球新報の方に説得力があるのに産経の主張と両論併記する最悪の記事。米軍や警察を取材せず第三者を装うのは『客観・中立報道』ではなく『怠慢・萎縮報道』だ。この問題を完無視する新聞テレビの罪はさらに重い。一体何を恐れているのか 」
https://twitter.com/SamejimaH/status/958977694594514944
産経の高木桂一 那覇支局長は過去、こんな記事も書いている。
http://www.sankei.com/affairs/news/171110/afr1711100055-n1.html
この「辺野古で逮捕された『大袈裟太郎』容疑者 基地容認派も知る“有名人”だった」は津田大介のツイートによれば「産経高木那覇支局長は以前もネットの情報だけをソースにやらかした報道してる」「産経は他社と比べて沖縄に人員やコストを割いてないので低コスト体質&広告目当てでネット最適化&イデオロギーの3つが組み合わさりこういう酷い記事ができたのだろう 」
https://twitter.com/tsuda/status/958162633491931137
「バズフィードジャパン」の吉田大輔創刊編集長もこんなツイートを投稿している。
「産経は警察にも米軍にも取材せずに沖縄紙を批判する記事を書いたのか。バズフィードが先日誤りを指摘した記事でも、県への取材形跡がなかった。人不足で取材できないの? 」
https://twitter.com/masurakusuo/status/958120950687584256
「バズフィードが先日誤りを指摘した記事」とは「産経新聞の報道はミスリード 『沖縄県が観光収入を過大発表 基地の恩恵少なく見せ、反米に利用か』を検証」を指す。産経新聞は「バズフィードジャパン」が発した5点に及ぶ質問には答えていないようだ。
「1.県民経済計算の参考資料が、基地収入と観光収入を比較する目的であると報じた根拠を教えてください
2.沖縄県が『基地依存率の低下』の根拠としている『県民経済計算』では、中間投資は排除されていますが、なぜ記事ではその点に触れなかったのでしょうか
3.沖縄県は弊社の取材に対し、参考資料が2つの収入の『比較目的』であることを否定し、『恣意的に基地容認、基地反対の意図を示すものではない』としております。それに対する見解を教えてください
4.沖縄県は同様に、記事にありました『政府の沖縄振興策の適切な執行のためにも、早急な改善を求めている』ことについて、『このような指摘は聞いたことがない』と否定しております。それに対する見解を教えてください
5.沖縄県は産経新聞からの事前取材がなかったとしております。事実かどうか、事実であれば、なぜ事前取材をしなかったのかを教えてください」
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/sankei-okinawa?utm_term=.plGOj8eb0#.lwY7vQR9b
産経は朝日新聞の慰安婦誤報を問題視しつづけたことで知られるが、私のような産経の読者からすれば今回の在沖米軍人美談の「捏造」を通じて産経も所詮朝日と同じ穴の貉であることを露呈させてしまったのかもしれない。
高木圭一那覇支局長は産経の社会部記者であった阿部雅美 の爪の垢でも煎じて飲むべきだろう。朝日新聞記者の高木智子のツイート。
「産経の連載『40年目の検証 私の拉致取材』(阿部雅美氏)を毎日読む。『どこも〈ない〉と答える中、新潟県の柏崎署だけでは〈教えられない〉という。あった、ということだ』。成算は全くなかったが、日本海に沿った警察署に順に電話で問い合わせた時の事という。泥臭い、地道な取材のあとがにじむ」
https://twitter.com/takaki_tomoko/status/956360919616909316
高木智子は「隔離の記憶 ハンセン病といのちと希望と」(彩流社)の著者である。
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2137-1.html
産経がデジタルに強いのも阿部雅美 の功績である。阿部は産経デジタルの初代CEOをつとめている。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2)【本日の一行情報】
◎竹書房のアイドル誌「Top Yell」が2月6日売りの3月号をもって休刊。
https://twitter.com/TopYell/status/958855379848282112
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/01/news154.html
◎東京堂書店は3月2日、高崎俊夫の「祝祭の日々 私の映画アトランダム](国書刊行会)の刊行を記念して「高崎俊夫×滝本誠×宇田川幸洋トーク&サイン会「魅惑の20世紀カルチュア・グラフィティを語る」を開催する。
http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=16118
滝本はマガジンハウスの元編集者。
◎「『感謝!』言うてたら、ホンマに儲かりまっせ!」(実業之日本社)の横山信治のキャリアが面白い。ビジネスマンとしてのキャリアは日本信販からスタートし、ソフトバンクファイナンスに転職。その後、SBIモーゲージを設立。現在では住信SBIネット銀行の代理店グッドモーゲージを運営する。私が面白いと言ったキャリアは、ビジネスマン以前のものだ。何と横山は1971年10月、12歳で6代目笑福亭松鶴に入門し、少年落語家としてデビューしているのだ。しかも、自分より10歳も年上の笑福亭鶴瓶は弟弟子だったそうだ。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-42080-6
◎「BBC NEWS JAPAN」が「BBCの女性たちに『遠回しの脅し』 賃金平等めぐる質問で」を掲載している。
「BBCで働く女性たちが賃金平等の話題を取り上げようとすると、『遠回しに脅され』ていたことが明らかになった。BBCの女性スタッフ組織が30日、英下院委員会に報告書を提出した」
http://www.bbc.com/japanese/42899339
自らをここまで開くことを厭わないのがイギリスの公共放送、か。
◎読売文学賞が決まった。小説賞は東山彰良の「僕が殺した人と僕を殺した人」(文藝春秋)。随筆・紀行賞は保苅瑞穂の「モンテーニュの書斎 『エセー』を読む」(講談社)。評論・伝記賞は米本浩二の「評伝 石牟礼道子 渚に立つひと」(新潮社)。詩歌俳句賞は山口昭男の句集「木簡」(青磁社)。研究・翻訳賞は関口時正・訳のボレスワフ・プルス「人形」(未知谷)。
https://info.yomiuri.co.jp/contest/clspgl/detail/3584.html
米本浩二は毎日新聞西部本社学芸グループの記者だ。
https://mainichi.jp/articles/20180201/k00/00m/040/141000c
◎「毎日新聞・統合デジタル取材センターの公式ツイッターVS岩田温」は岩田の一本勝ち!岩田の「反知性主義的な『毎日新聞』のツイート」によれば、毎日新聞・統合デジタル取材センターの公式ツイッターは毎日新聞が掲載した加計学園獣医学部の一般入試に1000人超の応募があったという記事を引用し、「これでいいのか」とコメントした。これに対して岩田は「加計学園の受験生にまでケチをつける『リベラル』新聞。需要があったから、大学を作った。どこに問題があるのだろう?『リベラル』こそ、散々読者を煽った。これでいいのか」とツイートしたところ、毎日新聞・統合デジタル取材センターは当該ツイートを削除したうえで次のようなツイートを発表した。
「昨晩投稿したこの記事に関するツイートは、受験生を傷つける意図はまったくありませんでしたが、誤解を招く表現であり、おわびして削除します」
岩田は、ブログでこう書いている。
「『誤解を招く』というが、誰がどのように誤解すると言うのだろうか?
『これでいいのか』の『これ』は加計学園の獣医学部に1000人以上の受験生が応募したことであり、それ以外のなにものでもないはずだ。この事実に違和感を覚えての投稿だったはずだ。少なくとも、まともな知性の持ち主であれば、誰でもそのように受け取る。しかしながら、『毎日新聞』は、こういう常識的な理解を『誤解』だと決め付ける。いったい、どのように読めば、受験生を傷つける意図がまったくなかったことになるのだろうか?」
http://blog.livedoor.jp/leostrauss/
岩田の「『リベラル』という病 奇怪すぎる日本型反知性主義」が彩図社から刊行されたばかりだ。
http://www.saiz.co.jp/saizhtml/bookisbn.php?i=4-8013-0283-9
◎KADOKAWAは、主催する新人文学賞「横溝正史ミステリ大賞」と「日本ホラー小説大賞」を統合し、「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」とすることにした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004144.000007006.html
旧来型の文学賞は整理統合されていくのだろうな。様々な顕彰制度を維持できるだけの「余力」が出版社から削がれつつある。
◎トーハンは、ベネッセコーポレーションとの共同でアウトレット販売企画「たまひよ 冬のおうちあそびセット」を全国約400書店で展開している。
http://www.tohan.jp/topics/20180129_1139.html
◎トーハンの「ほんをうえるプロジェクト」は、気象への関心の高まりをとらえ、新感覚天気クイズ「TEN-DOKU」(テンドク)の単行本化をベレ出版に提案し、2月26日に発売されることになった。
http://www.tohan.jp/news/20180201_1145.html
◎マガジンハウスが刊行した吉野源三郎「君たちはどう生きるか」のマンガ版と小説新装版が合計で210万部に到達した。半年間という速さでマンガ版が170万部、小説新装版が40万部だ。
https://www.atpress.ne.jp/news/148643
◎JR徳山駅前の「周南市立徳山駅前図書館」は所謂「ツタヤ図書館」。蔦屋書店とスターバックスコーヒーを併設する。
「フロアは3層構成で、総延べ床面積は5256平方メートル。図書館区画の資料点数は6万1250点。2階にキッズライブラリー、3階には社会人のビジネス利用や学生の持ち込み学習利用が可能なスペースを用意。総席数は550席で、そのうち約130席で電源コンセントの利用が可能。館内は1回につき120分間無料で利用できるWi-Fiを完備する」
https://shunan.keizai.biz/headline/285/
◎TVアニメ「進撃の巨人」は、これまでMBSやTOKYO MXなどの民放局やBS11などの民放の衛星放送局での放送をメインとしてきたが、Season 3はNHK総合で放映されることになった!
https://ddnavi.com/news/432561/a/
◎橘玲の「80's エイティーズ ある80年代の物語」(太田出版)を紹介したばかりだが、80年代 がブームになるのかもしれない。スティーブン・スピルバーグ の新作「レディ・プレイヤー1」には80年代が詰まっている。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/02/news073.html
ビックリマン、キン消し、ファミコンに熱狂した子供たちも今やアラフォー世代。
https://cakes.mu/posts/16788
大西巨人の「神聖喜劇」(光文社)が1980年に完結し、80年代が幕を開ける。「群像」(講談社)に埴谷雄高 の「死霊 六章」が発表されたのが1981年。七章が1984年。八章が1986年に発表されている。また浅田彰の「構造と力」(勁草書房)がベストセラーとなったのが1983年である。中沢新一の「チベットのモーツァルト」(せりか書房)も1983年の刊行である。
◎マガジンハウスが運営するウェブサイト「ananweb」が月間2,460万PVに到達した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000030125.html
◎お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が、自らの日常をもとに描いた実話マンガ「大家さんと僕」(新潮社)が累計発行部数20万部超えの大ヒット となった。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201802010000768.html
http://www.shinchosha.co.jp/book/351211/
こんなマンガだ。
https://note.mu/ooyasantoboku/n/n2b2007701eb7
矢部の父親は絵本作家のやべみつのり だそうだ。
◎月額500円の会員制有料動画配信サービス「テレビ東京ビジネスオンデマンド」の会員数が6万人を突破 した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000735.000002734.html
◎日本テレビ報道局は2日、昨年12月22日より配信されているAmazonオリジナルドラマ「チェイス」について、配信元のアマゾンジャパンと制作会社のジョーカーフィルムズに文章で抗議した。
「本ドラマは、当報道局が放送したNNNドキュメント『足利事件・暴かれた冤罪』(2009年7月放送)、同「検察・・・もう一つの疑惑」(2010年11月放送)を含む「北関東連続女児殺害・行方不明事件」の一連のキャンペーン報道(以下、「本件報道」という)を直ちに想起させる内容であるにもかかわらず、本ドラマ制作にあたり両社および本ドラマ関係者から、当報道局には一切の相談・通知も
ありませんでした。
本件報道のドラマ化につきましては、これまでに社の内外から数多くの企画提案がありましたが、事件の被害者であるご遺族の感情などに配慮し、当報道局は慎重を期してまいりました。
しかしながら本ドラマは、当報道局はもとより被害者遺族への連絡・取材なども一切無く、事件被害者らの描写について多くの点で本件報道と類似点のある内容で制作・配信されたもので、当報道局としては倫理的にも著作権法的な見地からも到底看過できません。
以上の理由から当報道局は、両社に対し文書にて強く抗議の意を申し入れました」
http://www.ntv.co.jp/document/info/archive/post-43.html
◎2月1日付日経に掲載された ゴディバの全面広告が話題になっている。コピーが良いのよ。「日本は、義理チョコをやめよう」と。異議なし、異議なし、異議な〜し!
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/01/news169.html
雑誌でも、特に週刊誌などは、「ソーシャル広告」を開拓すべきだと思う。
◎元木昌彦の見立て。
「1月27日に、週刊文春の新谷学編集長が同誌のデジタルのイベントで、お笑い芸人のカンニング竹山と対談したが、あれだけ顔を晒すのを嫌がっていた彼が顔を出していたのが気になった。週刊文春は松井社長直属になったこともあって、編集長が交代するのではないか 」
https://www.j-cast.com/tv/2018/02/02320328.html?p=all
新谷編集長の次の編集長は大変だろうな。尻込みするなというほうが無理だろう。
◎「ところざわサクラタウン」の開発を進めているKADОKAWAは1月31日に現地で地鎮祭を行った。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/02/06_.html
◎「袋とじグラビア」 のヘアヌードが話題となった「週ニャン大衆」が重版出来!
https://taishu.jp/detail/31619/
ウチにも八朔と柚子がいる。
◎大日本印刷は、グループの丸善CHIホールディングスと連携して、書店のPOSなどのデータ分析にAIを活用し、需要を予測することで、読者のニーズにフレキシブルに対応する書籍の製造〜物流〜販売を組み合わせた体制を新たに構築 した。
http://www.dnp.co.jp/news/10143042_2482.html
アマゾンや大型書店チェーンが「取次外し」を真剣に考え始めている。
◎東奥日報 の「天地人」が弘前出身の加藤謙 一を紹介している。
「講談社『少年倶楽部』の編集長で、戦後に家族とともに『漫画少年』を創刊した。ここから手塚治虫や藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら名だたる才能を世に送り出す」
http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/20180203032892.asp
加藤は1947年10月には独力で学童社を設立し 、「漫画少年」を創刊する。金策に追われていた加藤は講談社に1952年9月顧問として復帰する。
◎明光義塾を背景にして主婦の友社が刊行した「開始5分の『振り返り』から子どもの学力はぐ〜んと伸びる! 」が発売即重版となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000788.000002372.html
◎TOKYO FMの「JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE」に主婦の友社の前田起也取締役がゲスト出演し、編集を担当した「夢を実現するパラレルキャリア beyond2020の働き方改革」 について次のように語った。
「パラレルキャリアとは、ドラッガーが作った言葉で、本業以外の仕事や別のキャリアのこと。副業ではなく本業と関係があり、フィードバックできるキャリアのことを指します。それを築くことで、2020年以降をどう過ごし、明るい未来へつなげられるか。この本はその参考になると思うので、若い人たちにぜひ読んでほしいですね 」
http://www.tokyoheadline.com/386725/
◎首相動静に「ホテル内のレストラン『OASIS GARDEN』で後藤高志西武ホールディングス社長、高井昌史紀伊國屋書店社長らと会食 」とあるが、みな「成蹊」OBである。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020200256&g=pol
◎バーニングプロダクションから独立 した小泉今日子が自ら代表取締役をつとめる明後日に発表したこの文章は芸能史に残るに違いない。
「最初に写真誌に記事が掲載された時、私はご家族に迷惑を掛けないように守って欲しいという旨をスタッフに伝えました。その結果、事は思わぬ方向に動いてしまったまま数年の時を過ごしてしまいました。インターネットや雑誌などには既に離婚されているという誤った情報が流布されており、そのためにご家族の存在自体が伏せられたような形で報じられ続けてしまいました。この一連の報道に対して豊原氏からの発言の機会を奪ってしまったのも私の行動に一因があったのかもしれません。このようなことになりご家族にはお詫びの言葉もございません。そして今まで自らが発言しなかったことには後悔の念しかありません 」
http://asatte.tokyo/%e5%b0%8f%e6%b3%89%e4%bb%8a%e6%97%a5%e5%ad%90%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e3%81%94%e5%a0%b1%e5%91%8a/
◎「ハフポスト日本版」の月間ユニークユーザー数(UU)が2170万を達成。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000014894.html
岩永直子による「『志があれば負けはない』 久しぶりに再会した恩師が教えてくれたこと」を「ハフポスト日本版」が掲載している。岩永は元読売新聞記者。「恩師」とは清武英利 。
「最近まで読売新聞の中にいた私が見聞きした限りでは、渡辺氏に対する社員の態度には『言ってもどうせ変わらないさ』という諦めがある。高齢になっても経営権を手放さないことを陰で揶揄する人もいるが、表では自分が不利な立場になるのを恐れて何も言えない。私も何も言えない一人だった。
企業犯罪の取材で、地位が上がるにつれ、さらに上層部の方針にものが言えなくなることを、清武さんは『背信の階段』と呼んだ。それを読売社内でも感じていたという」
岩永が読売新聞を辞めた理由についても、触れている。
「・・・私は読売新聞の医療サイト『ヨミドクター』の編集長として、HPVワクチンの特集を行い、社内外から批判を受けた。連日、上司から呼び出され、大事な記事が削除された。
私は、今度は最後まで上司や会社に抵抗した。自分が取材で正しいと信じることを曲げてしまったら、二度と医療記者として書くことはできないと思ったから。私は正しい医療情報を読者に届けたくて新聞記者になったのだから。
この時、私は清武さんの言葉の意味が本当にわかった気がした。
その後、私は地方異動を言い渡され、医療専門部署から外されることになり、19年間勤めた会社を辞めることを決めた。『志があれば負けはない』。この言葉を心の中で何度唱えただろう。気持ちは晴れ晴れとしていたのを覚えている」
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/kiyotake-1?utm_term=.sqq3QpV1v#.qaYQBxndw
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160823-OYTET50012/
◎「小悪魔ageha」のソーシャルな取り組みがテレビでも取り上げられた。
「貸衣装会社『はれのひ』が営業を停止し、新成人が振り袖を着ることができないトラブルが相次いだ問題で、3日、被害者を救済する撮影イベントが行われました。このイベントは、主に『はれのひ』の問題の被害者を対象に、若い女性向けのファッション誌を発行する会社が開催したもので、応募の中から選ばれた30人に無償で振り袖が貸し出され、普段雑誌の撮影で使用される写真スタジオで撮影が行われました」(TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3282985.htm
こういう時に何もしないのが大手出版社の女性ファッション誌なんだよね。一冊丸ごと『はれのひ』被害者を特集するなんていう豪胆さがソーシャルメティアの時代、雑誌には必要なのではないだろうか。
◎三橋貴明のツイート。
「ご報告。1月5日の件につきまして、昨日、検察から結論が出まして、不起訴となりましたのでご報告いたします。不起訴になったとはいえ、今後、二度とあの種の夫婦喧嘩を起さないよう、夫婦カウンセリングは続けています 」
https://twitter.com/TK_Mitsuhashi/status/958828070613352449
ブログも。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12349122687.html
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3)【深夜の誌人語録】
小さな約束を守れない人間に大事は成し遂げられない。