【文徒】2019年(平成31)1月23日(第7巻12号・通巻1430号)

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1)【記事】Tカードは「1984」的世界に欠かせないツールだった!
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】Tカードは「1984」的世界に欠かせないツールだった!

「Tカード」を展開するCCCことカルチュア・コンビニエンス・クラブは、裁判所の令状なしに会員情報(氏名、生年月日、住所など)、ポイント履歴(付与日時、ポイント数、企業名)、レンタル日、店舗・レンタル商品名、防犯カメラの画像といった個人情報を警察や検察などの捜査機関に提供していることが発覚した。「Tカードの会員数は日本の人口の半数を超える約6700万人」(産経ニュース)に及ぶそうだ。
https://www.sankei.com/economy/news/190120/ecn1901200006-n1.html
朝日新聞デジタルは1月21日付で「Tカード情報、令状なく当局に提供 今後は規約に明記へ」を掲載している。
「CCCによると、従来は裁判所の捜査令状があった場合だけ個人情報を提供していたが、2012年からは『捜査関係事項照会書』があった場合にも捜査機関に協力してきたという。捜査関係事項照会書は刑事訴訟法に基づく手続きで、捜査機関が企業などの情報を求めるときに出すが、企業側が拒んでも罰則はない」
https://www.asahi.com/articles/ASM1P5JJ7M1PULFA01F.html
日刊ゲンダイDIGITAL」の「『Tカード』個人情報など警察に無断提供 商品購入履歴まで」は次のように書いている。
「Tカード情報から捜査対象者がほぼ毎日、同じ時間帯に特定のコンビニに来店していると判明し、捜査員が待ち伏せして身柄を拘束した事例もあったという。
警察は『Tカードから得た情報を本人に告げてはならず、察知されるような言動も慎む』といった内部通達を出し、ひた隠しにしていた。
『T会員規約』には警察への情報提供は明記されておらず、プライバシー保護の観点から大問題だ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245894
早速、CCCは個人情報保護方針を改訂した旨を「お知らせ」として発表した。
「このたびは、Tカードの情報に関する一部報道により、みなさまに多大なるご心配をおかけし申し訳ございません。
弊社グループは、1983年からTSUTAYA事業、2003年からTカード事業を行っておりますが、顧客価値向上に向け、従来よりお客さまから個人情報をお預かりするとともに、データベースの適切な管理を実施してまいりました。
その個人情報の取り扱いに関し弊社は、捜査令状があった場合にのみ、必要最小限の個人情報を提供するという協力姿勢をとってまいりました。
一方、弊社の保有する個人情報は年々拡大し、社会的情報インフラとしての価値も高まってきたことから、捜査機関からの要請に基づき、2012年から、『捜査関係事項照会書』があった場合にも、個人情報保護法を順守したうえで、一層の社会への貢献を目指し捜査機関に協力してまいりました。
T会員のみなさまに個人情報の取り扱いについて、より明確にお伝えするために、個人情報保護方針を2019年1月21日に改訂いたしました。今後につきましては、T会員規約にも明記するようにいたします。
みなさまの個人情報の取り扱いにつきましては、今後さらに細心の注意を払ってまいります」
https://www.ccc.co.jp/news/2018/20180121_005470.html
CCCにとって個人情報を捜査機関に提供することは社会貢献なのか。言論にかかわる企業としては、あまりに雑な発想ではないだろうか。LINEは捜査機関からの情報開示請求について半年ごとにレポートを作成している。
https://linecorp.com/ja/security/transparency/2018h1
CCCに批判的なツイートが少なからず投稿されている。
「個人が企業に提供した個人情報を警察が令状なしで勝手に調べられるなら、あらゆる個人情報は警察の恣意的な捜査で丸裸にされてしまうのです。こんなことは「社会貢献」では絶対にないのです」
https://twitter.com/nauchan0626/status/1087514223230443520
「この話のポイントは、個人情報保護法というより、憲法における内心の自由に関わる話だと思うよ。これ、事実上官憲による思想調査みたいなこと行われてるワケでしょ?レンタル履歴、本の購買履歴、Tカードは図書館カードにも紐付けされている以上、本の貸し出し履歴も探られてる可能性あるわけでね」
https://twitter.com/gaitifuji/status/1087331461244411905
「この件、やべえと思うのは、Tカードが使える図書館があること。現在の報道では図書館の貸出履歴が捜査当局へ提供されたとは書かれてない (し、そんなことしてたら図書館の自由に鑑みて大問題だ) けど、警戒レベルが上がったことは間違いない。以下の図書館の利用者は要注意」
https://twitter.com/sweetpotato14/status/1086979804098789377
社会学者の岸政彦も呟く。
「CCCが公立の図書館運営してんのめっちゃ怖いな…」
https://twitter.com/sociologbook/status/1087346110807461888
実は私は、そう思っていた。私は「Tカード」も、「楽天カードも、「Pontaカード」「dカード」も作成していない。楽天のカードを一枚所有しているのみである。多岐にわたる個人情報を知られたくなかったのである。私の個人情報を最もストックしているのは購入履歴を残しているアマゾンということになろうか。「小惑星探査機『はやぶさ2』の挑戦」(日経BP社)の著者である科学ジャーナリスト松浦晋也が次のようにツイートしている。
「図書館問題以来、TSUTAYAは自分の敵だと思っているので、Tカードは使っていない。カード類はすべて1%程度の僅かなポイントでプライバシー情報を安く売り渡しているのだと自覚する必要がある。売って良いプライバシーと売ってはならないプライバシーを自分で区別する必要がある」
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1087145910566510592
小川一のツイートによれば京都大学の曽我部真裕教授は毎日新聞次のように語っている。
個人情報保護法は法令に基づく場合の第三者提供を認めている。捜査事項照会は刑事訴訟法に基づくものであるため違法とは言えない。しかし履歴はプライバシー侵害のリスクが大きく令状を求める運用が望ましい。適正性・透明性の確保が求められる」
https://twitter.com/pinpinkiri/status/1087462753927720960
「非常識な建築業界 『どや建築』という病」(光社新書)で知られる建築エコノミストの森山高至は、ジョージ・オーウェルの「1984を思い起こしている。
「TカードはHUAWEI携帯以上に、1984的世界に没入していたということ。ビッグブラザーに、会員情報を全部提出していた。それがばれても、オセアニアの治安維持に貢献、ビッグブラザー万歳!って言ってたということ。青地に黄色のT字デザインはイングソックだったということ」
https://twitter.com/mori_arch_econo/status/1087351291309744129
警察批判で知られるジャーナリストの寺澤有のツイート。
「今さらながら『Tカード』のことがいわれていますが、そんなものは氷山の一角。2000年の警察法改正のときに『警察を取り締まる警察』を創設していれば、現在の惨事は防げました。鳥越俊太郎さんも問題ですが、記者クラブと警察との癒着が問題の本質。何も知らずに新聞、テレビを見るなということ」
https://twitter.com/Yu_TERASAWA/status/1087416166241300482

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2)【本日の一行情報】

◎「現代ビジネス」が化人類学者・砂川秀樹の「信じたくなかった…ゲイ雑誌『バディ』が今年、休刊することの意味」を掲載している。砂川は「バディ」と「G-men」について次のように書いている。
「この2誌がそれまでのゲイ雑誌と大きく異なる点として、すでにゲイ向けのビジネスを展開していたゲイ資本が出資し、新しい出版社を形成したこと、編集者も含めて、『一般ゲイ』が顔を出すようになったこと、それによりゲイであることを積極的に肯定する誌面展開をおこなったことが挙げられる」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59384
「現代ビジネス」の編集者・佐藤慶一がツイートしている。
「『新宿二丁目化人類学』著者の砂川秀樹さんに、25年の歴史に幕を下ろす雑誌『BAdi(バディ)』についてご執筆いただきました。雑誌自体の歴史、コミュニティ性をまとうことなど『そもそも雑誌とは何か』という話でもあります」
https://twitter.com/k_sato_oo/status/1087148473688834049
砂川は、こう書いている。
「それは、ビジネス的ではあるとはいえ、何かをつくるために集まれるという関係性でもあり、また、『自分たちの』『誰もが楽しめる』といった思いの共有でもある」
「そうした誌面により、多くのゲイが、勇気を出してゲイバーなどの場所に行かなくとも、『自分と同じ』ゲイがいることを、章を通してだけでなく姿形をもった存在として知ることができるようになった。
そして、それは、その後ろにさらにたくさん存在するであろうゲイの存在を、以前にも増してはっきりと想像させることになったはずである」

大日本印刷(DNP)は、ソニー系のインターネット広告会社のソネット・メディア・ネットワークス(SMN)が提供する広告配信プラットフォーム(DSP)である「Logicad」(ロジカド)の広告枠買付・運用に関するパートナー契約を2018年12月に締結した。この契約によりDNPDNPグループの丸善ジュンク堂書店、ハイブリッド型総合書店hontoの本の通販ストアが保有する書籍分類、書誌データなどを活用したDNP独自のDSPの提供を、1月21日より開始した。
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1190755_1587.html

電通サイバー・コミュニケーションズCCI)は、OOH(屋外/交通)広告における新たな取り組みとして、グーグルが提供するGoogle Marketing Platformを活用し、都内の屋外・主要駅のデジタルサイネージ合計274面の自動的な広告売買・配信の実証実験を開始した
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000031644.html

◎「PIA DMP」「PIA DSP」を提供するぴあデジタルコミュニケーションズは、国内最大級のライブ・エンタテインメント/レジャーのプライベート DMP「PIA DMP」を活用した広告配信プラットフォーム「PIA DSP」で活用するセグメントデータを新規拡充・強化し、より精度の高い広告配信をすることを可能にした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000030520.html

主婦の友社は「日本橋BOOKCON 2019」に出展する。
https://corporate.shufunotomo.co.jp/info/12428/

◎「マンガ大賞2019」のノミネート作品が決まった。
「1122」渡辺ペコ 講談社
「違国日記」ヤマシタトモコ 祥伝社
「彼方のアストラ」篠原健太 集英社
金剛寺さんは面倒臭い」とよ田みのる 小学館
ゴールデンゴールド堀尾省太 講談社
「サザンと彗星の少女」赤瀬由里子 リイド社
ダンジョン飯九井諒子 KADOKAWA
「凪のお暇」コナリミサト 秋田書店
ハクメイとミコチ樫木祐人 KADOKAWA
「ブルーピリオド」 山口つばさ 講談社
「北北西に曇と往け」入江亜季 KADOKAWA
「ミステリと言う勿れ」 田村由美 小学館
「メタモルフォーゼの縁側」鶴谷香央理 KADOKAWA
http://www.mangataisho.com/news/2019/01/2019-1.html
https://natalie.mu/comic/news/316777
全13作品のうちKADOKAWAを版元とする作品が最多のランクインを果たした。4作品もノミネートされている。

◎電子コミックサービス「LINEマンガ」に、韓国のNAVER WEBTOON Corporationの無料ウェブマンガサービス「XOY」(ジョイ)がサービス統合された。「XOY」は韓国マンガを日本語縦読みできるのが特徴。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2575

◎「ダイヤモンド・オンライン」が1月21日付で「格差拡大!新旧メディア企業120人の『年収序列』完全版を大公開」を発表した。
「『週刊ダイヤモンド』の聞き取り調査などによると、20代の平均年収は、新メディアが573万円(18人の平均額)だったのに対し、旧メディアは692万円(同31人)とその差は100万円を超えた」
「関係者がそう言うように、残業代の上乗せによって民放キー局や三大出版社の一部で1000万円を超えたことなどが、20代の新旧格差の要因となった」
「30代の平均年収は20代より新旧の格差が大きく、新メディアが705万円(同17人)だったのに対して、旧メディアは993万円(同37人)と平均でも1000万円の大台に迫る金額となった」
https://diamond.jp/articles/-/189891

◎「ザテレビジョン」によれば、1月20日の放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で松本人志は前回の放送で口にしたセクハラ発言について次のように述べたそうだ。
「なんでカットせえへんねんっていうね、この番組は基本的に僕の言うことをカットせずに使っていきたいという、暗黙の了解なんですよ。俺がカットしいって言えばたぶんカットされるんですよ。
何でそこでカットしてくれって言わなかったか? 理由は簡単、鬼のようにスベってたからなんですよ。恥ずかしくて逆に言えないですよね」
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4692391
1月22日付東京新聞は「こちら特報部」で「NGT事件でセクハラ発言 松本さん釈明したが…」を掲載し、記事を「放送レポート」の岩崎貞明編集長の次のようなコメントで終わらせている。
「松本さんのケースで言えば、放送前にスタッフが勇気を出して『その発言は大丈夫ですか』と指摘し、松本さんと議論すべきではなかったか」
毎日新聞北海道報道部記者の日下部元美がこうツイートしている。
「えええ...問題の意味を全くわかってなくて唖然...消火器もって云々とかなんでそんなに上から目線で話せるんだ...加害したという認識がほんとないんだな怖い」
https://twitter.com/MoKusakabe/status/1086957015358816256
フジテレビにも加害したという認識がないから、こうした映像を垂れ流すのである。
松本は1月20日の「ワイドナショー」では東京オリンピック問題にも触れて発言している。デイリースポーツが1月20日付で「松本人志 贈賄疑惑事実なら東京五輪『やめないとダメなんじゃないのか』」を掲載している。
「松本は『まさかオリンピックなくなるってことはないんですよね?』と東京五輪の開催を案じる一方で、贈賄疑惑が事実だった場合の開催について『それはそれでホンマはちょっとおかしいですけどね。そうだったらホンマはオリンピックやめないとダメなんじゃないのかとも思いますけど』と、厳しい意見を口にしていた」
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/01/20/0011994734.shtml
千葉雅也のツイートも紹介しておこう。
「僕の認識では、松本人志って、吉田戦車が準備した地平に出現したんですよ。忘れられてるけど」
https://twitter.com/masayachiba/status/1087358059117080577

◎「週刊SPA!」の元編集長であるツルシカズヒコが「iRONNA」に「『週刊SPA!』はなぜ劣化したのか? 元編集長が古巣を徹底批判」を書いている。
「『週刊SPA!』の問題の記事には、大学の実名が記されている。女子大学生たちが、この記事に抗議の声を上げたというニュースに接して、私はSNS(会員制交流サイト)でこう発言した。『週刊SPA!の編集人と発行人をぶん殴ってやりたい衝動にかられた』と。同誌編集部OBとして怒りが収まらなかった。かつて『週刊SPA!』に名コラムを連載していた映画史家・比較学者の四方田犬彦氏も「ツルシさん、ぼくもショックでした」と書き込んでくれた」
https://ironna.jp/article/11713?p=1
産経ニュースによれば「週刊SPA!」は1月22日発売の1月29日号で「改めて謝罪し、性にまつわる特集に関するチェック態勢に不備があったとする記事を掲載する」そうだ。
「編集部は29日号の冒頭で改めて謝罪。署名を呼び掛けた大学生らが来訪し、犬飼孝司編集長らと会談したことを伝えた。記事によると、大学生らから「女性をモノ扱いしていないか」との疑問が寄せられ、性交渉には互いの意思を確認する『性的同意』が大切と啓発する活動の重要性を指摘されたという。今後の編集方針として、性にまつわる特集については性的同意の観点から常にチェックする態勢を整えるとしている」
https://www.sankei.com/life/news/190121/lif1901210044-n1.html

◎「YOMIRI ONLINE」の1月21日付「セブンとローソン、成人向け雑誌の販売終了へ」は、こう書いている。
コンビニエンスストア大手のセブン―イレブン・ジャパンとローソンは21日、成人向け雑誌の販売を8月末までに全店舗で取りやめると明らかにした。家族連れや女性の来店客への配慮に加え、同種の雑誌の販売が落ち込んでいることも踏まえて判断したという」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190121-OYT1T50123.html

◎「春オンライン」が南海放送の田中和彦社長をインタビューしている。田中はラジオのアウンサー出身の社長なのだが、このインタビューを読む限り、その発想の柔軟さに驚かされた。南海放送製作した映画「ソローキンの見た桜」の原作も田中が書いたそうだ
ローカル局の稼ぎはある程度、想定の範囲内のものなんです。視聴率もキー局に比べれば、それに影響される広告収入の幅はそれほど大きくはない。ですから、その範囲を超えた身の丈に合わない稼ぎ方をすべきだとは思わないんです。むしろ、その余力をローカル局の使命に注ぐべきだと考えます。その使命は『消防署』に似たものでしょうかね」
「消防署って稼ぐことが目的ではなく、多くの人の命を預かっています。それは安心感や、いざとなったら頼りになる存在感を与えてくれる」
「…僕、最近思っているんだけど、ラジオが備えている独特の自由度って、もっと注目されていいと思っているんですよ。変な自由度というかな、笑って許される範囲が広い気がしているんです」
「炎上するということは、そのメディアに自由度がないということ。ネットって自由の象徴のように言われたりしますけど、実はその反対なんじゃないかなって思います。だからラジオの番組にせよ、ドラマにせよもっと実験的な試みをしてみたり、もっと自由に作っていいんだよと言いたいです」
「僕、そろそろラジオという看板を下ろしてもいいのかなって気がしているんです。むしろ時代はネットの勢いから逃れられないのだから、ネットをメインにサービスを拡充して、ラジオはそれを補完する役割としたほうがスッキリすると思います。それを自他ともに認めるラジオっ子の僕がやったら、誰も怒らないだろうなって」
http://bunshun.jp/articles/-/10448
http://bunshun.jp/articles/-/10449

朝日新聞デジタルの1月21日付「女子高校生にわいせつ行為の疑い 福井テレビ社員を逮捕」。
福井県警は21日、福井県鯖江神明町3丁目、福井テレビ制作部副部長の畑祐一郎容疑者(42)を県青少年愛護条例違反の疑いで逮捕し、発表した」
https://www.asahi.com/articles/ASM1P4286M1PPGJB008.html

◎「日刊ゲンダイDIGITAL」の1月21日付「上田慎一郎督が語る 10年前の小説から『カメ止め』まで」によれば、上田が24歳の時に書いた小説「ドーナツの穴の向こう側」が新装版として星海社から刊行された。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/245571

◎「伊丹十三選集」(全3巻 岩波書店)の刊行を記念して、1月25日(金)19時から、東京・神保町の神保町ブックセンターで今野勉松家仁之によるトークイベントが開催される。今野はテレビ番組「伊丹十三の古代への旅」にかかわり、松家はこの選集の編者だ。
https://book.asahi.com/article/12085402

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3)【深夜の誌人語録】

笑えば救われる。