【文徒】2020年(令和2)1月8日(第8巻3号・通巻1660号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】竹書房が米IT企業「クラウドフレア」を提訴
2)【記事】幻戯書房 代表取締役 田尻勉の「出版流通の健全化に向けて その後」
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.1.8 Shuppanjin

1)【記事】竹書房が米IT企業「クラウドフレア」を提訴

共同通信は1月6日付で「配信中継サービス巡り米IT提訴」を発表している。
《漫画をインターネット上に無断公開する海賊版サイトに配信中継サービスを提供し、著作権侵害に加担しているとして、出版社「竹書房」(東京)と漫画家の男性が米IT企業「クラウドフレア」に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが6日、分かった。》
https://this.kiji.is/586854335451546721?c=39546741839462401
竹書房の竹村響がこうツイートしている。
《49年間会社やっていて訴えられたことは数あれど訴えるのは初めてみたいです。なんなんだこの会社。》
https://twitter.com/pinkkacho/status/1214340215684231169
竹書房はプレスリリース「著作権侵害サイトが利用するサーバー提供会社に対する民事訴訟提起のお知らせ」を発表した。
《訴えの内容としては、Cloudflare, Inc. が弊社が刊行する著作物を含め、多数の著作物を違法にアップロードし無料で閲覧可能にしている違法サイトにサーバーを提供していることから、違法にアップロードされた著作物を同社のサーバー上から削除するよう直接求めましたが、対応されることがなかったために、裁判所を通じて著作権侵害ページの削除と、損害賠償の支払いを求めるものです。
当該違法サイトについては弊社発行物の著作権侵害を多数行っておりますが、今回はその中からwebコミックガンマ連載作品バンブーコミックス「どるから」の著作者のひとりであるハナムラ先生と共同しての訴訟とさせて頂きました。》
竹書房が「弁護士ドットコム」と組んでいることにも注目したい。
《加えて弊社は主に検索結果からの著作権侵害案件などについての削除申請を弁護士ドットコム様と共同して行っておりますが、本件でも証拠保全などにつきまして多大なご協力を頂き進めた事案であり、今後も著作権侵害に対し連携して対応していくことも重ねてお伝えさせて頂きます。》
https://www.value-press.com/pressrelease/233880
「ねとらぼ」が1月7日付で「竹書房海賊版サイト問題で米クラウドフレアを提訴 サーバ提供会社への損害賠償請求は初」を公開している。
竹書房は1月7日、米Cloudflare,Inc.に対し、著作権侵害ページの削除および損害賠償を求める民事訴訟を提起したと発表しました。海賊版サイト問題でサーバ提供会社への損害賠償請求は今回が初めてで、訴状は2019年12月20日付で東京地方裁判所に受理されたとのこと。Cloudflareは過去「漫画村」にもサーバを提供していたことで知られ、訴えが認められれば今後、海賊版サイトへの対策が大きく前進する可能性があります。》
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2001/07/news105.html
「ねとらぼ」はツイッターで「これは応援したい!」と呟いている
https://twitter.com/itm_nlab/status/1214425632769114112
ITmedia NEWS」は1月7日付で「竹書房、米Cloudflareを提訴 海賊版サイト巡り、損害賠償とデータ削除求める」を公開している
《CloudflareなどのCDN事業者は、配信元のサーバデータをキャッシュデータとして一時的に複製・保存し、配信元へのアクセス集中を緩和している。多くの海賊版サイトはこの仕組みを利用し、コンテンツを配信している。》
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2001/07/news100.html
弁護士の中島博之がツイートしている。
《公言してから1年半かかりましたが(海賊版サイトの基盤を無くす構想自体は数年前からありました)、もう一度戦います。海賊版サイトへのサービス提供会社を減らし、サイトの運営を困難にすることが主目的です。》
https://twitter.com/yukimahiro77/status/1214430764936204289
中島は2018年5月14日に次のような連続ツイートを公開している。
漫画村のサーバー提供会社であるクラウドレア社著作権侵害を理由に訴訟を提起しており裁判所の知財専門部にて審理予定です。海外の被告への送達のため、裁判期日が入るのはまだ先ですが、悪質な著作権侵害事件を風化させず類似サイトが現れた場合の対策のためにも情報発信する次第です。》
NHKの番組では、既にクラウドレア社に取材を行い、発信者情報に関して報道がされていること、警察が漫画村への捜査に着手したとの報道がなされていることを考え、情報発信した場合でも本訴訟に影響が出る可能性は低いと考え、依頼者である漫画家さんの了承のもと本tweetはされております。》
《【訴訟の目的】 漫画村のサーバーを提供するクラウドレア社への訴訟の目的は以下になります。
(1)漫画村が違法であることを司法に判断してもらうこと
(2)漫画村のような著作権侵害サイトに手を貸すサーバー会社も責任を負う可能性があること
(3)漫画村の運営者を明らかにすること》
《(2)についてその1
漫画村のような膨大なアクセス数があるサイトを支えるためには、大規模なサーバーが必要となります。クラウドレア社漫画村快適に閲覧できるよう、地理的に近いサーバーから閲覧者にデータ送信を行なうCDNサービスを提供しておりました。》
《(2)についてその2
日本から漫画村へアクセスした際、同社の東京センター・大阪センターからデータが配信されていたと思われます。一方、クラウドレア社が所在するアメリカでは、デジタルミレニアム著作権法により、著作権は手厚く保護されております。》
《(2)についてその3
Religious Tech VS Netcom裁判では、プロバイダーは一定の主観的要件が備われば、著作権の寄与侵害責任を負うとされています。サーバー会社であるクラウドレア社も同様に、自社のサーバー上で著作権侵害為が行われていること知りそれを放置した場合、責任を負う可能性があります。》
《(2)についてその4
同じく日本の裁判例においても、責任を負う可能性があります(後日追記します)。
このように、漫画村のような違法サイトに手を貸すと、サーバー提供会社も責任追及される可能性があるとなれば、健全な会社は協力をしなくなると思われますので、違法サイト根絶が進むと考えます。》
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944165564338176
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944166877155328
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944168018006016
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944172019335169
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944173101502464
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944174225510400
https://twitter.com/yukimahiro77/status/995944175521579008

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2)【記事】幻戯書房 代表取締役 田尻勉の「出版流通の健全化に向けて その後」

幻戯書房NEWS」に代表取締役の田尻勉が「出版流通の健全化に向けて その後」をエントリしている。田尻は日書連会長の「出版社や取次会社だけでなく、国やカード会社にも応分の負担を求める必要がある」という発言に違和感を覚えたという。
《キャッシュレス手数料は、小売店の販売経費であるのだから、経費分を出版社や取次に求めるのは筋が違うと思います。書店の経営が厳しいことは理解できますが、それは、仕入正味をさげてほしいという要望であるべきではないでしょうか。販売経費まで出版社や取次にもとめるのは、読者に本を届ける書店の主体性を放棄して、出版社や取次の代理店になると宣言しているのではないかと思えてしまいました。》
まさに剛速球とも言うべき原則論であり、正論だ。田尻の正論は取次にも、そしてまた岩波書店に代表されるような高正味の出版社にも向けられている。
《出版物自体が大量販売をあまり望めなくなってきています。だからこそ、取次は「マーケットイン」を訴えていますが、それでは、出版物の多様性が損なわれてしまい、出版物の売上がますます縮小してしまうのではないかという思いを抱きつつ、多品種少量販売のための、新たな出版流通を、読者の皆様のために、書店、取次、出版社がそれぞれ主体性を持って、既得利益にとらわれることなく、模索していかなければならないと思ってます。そのために小社は、まずは正味を下げることにしました。》
https://genkishobo.exblog.jp/27924031/
それにしても幻戯書房につづく出版社が次々に現れれば良いのだが、出版社にとっても正味下げは死活問題に直結するだけに決断が難しいのかもしれない。大手の版元が例えばコミックスの正味だけでも正味を下げられないものか…。少なくとも差別正味をなくすことはできないものか。そんことをすれば岩波書店が潰れる?戦後民主主義に胡坐をかく出版社に戦後民主主義を託してしまって良いのだろうか。否、である。
O2O Book Biz代表の落合早苗がツイートしている。
《この1、2年、取次が「マーケットイン」を頻繁に掲げるようになっているのは、ひとつには出版社側の粗製濫造や書店の依存体質への戒めを込めているように、個人的には感じている。が、それが出版の多様性を支えてきたのもまた真なりで、プロダクトアウトの思想も捨ててはいけないとも思っている。》
《業界自体は厳しいのは疑いようもなく、個社で見ると廃業するところはあるにせよ、出版社や書店はそれ自体がなくなることはない。でも取次は、それ自体がなくなることは十分にありうる。書籍取次事業に限っていえば、行量平準化の動きなどを見ていると、突然死しかねない危機的状況だよね。》
《それにしても幻戯書房さんのような版元さんには頭が下がる。》
https://twitter.com/ochiai_o2o/status/1213779142413406209
https://twitter.com/ochiai_o2o/status/1213786731050225664
https://twitter.com/ochiai_o2o/status/1213787282013966336
私は「マーケットイン」を全面的に否定するつもりはない。商業出版に「マーケットイン」のアプローチは欠かせまい。しかし、それだけでは駄目なのだ。「マーケットイン」に相反するような「プロダクトアウト」の出版もまた「マーケットイン」同様に大切にしなければならないはずだ。
そもそも「マーケットイン」が必要なのは「プロダクトアウト」による多様性を守るためであろう。そこを逆立ちさせてはなるまい。

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3)【本日の一行情報】

◎「ハフポスト日本版」は1月7日付で「元TBS記者の山口敬之さんが控訴。伊藤詩織さんとの裁判で」を発表している。
《元TBS記者の山口敬之さんが1月6日、ジャーナリストの伊藤詩織さんに「合意がないまま性行為をした」として慰謝料330万円の支払いを命じた東京地裁の判決を不服として、東京高裁に控訴した。》
https://www.huffingtonpost.jp/entry/news_jp_5e12eb15c5b6b5a713bd3153
赤木智弘は昨年末12月28日に「論座」に「山口敬之氏はなぜメソメソ泣いて会見しないのか」を寄稿している。
《さて、不思議なのだが「本当の被害者であれば、あんなことをしない」というならば、なぜ、女性に「性的被害をでっち上げられた被害者」であると主張しているはずの山口氏は、メソメソ泣いて会見をしていないのだろうか?
信頼して一緒に酒を飲んで、更に倒れたところを介抱してあげて、更には愛し合ったにもかかわらず、後からさもレイプ犯であるかのように主張されたとしたら、僕なら裏切られたことが悲しくて、毎日枕を濡らして過ごすことになるだろう。
ところが、山口氏は涙の跡一つもなく会見に挑んでいる。山口氏の主張が本当なら、被害者である山口氏自身があのような、良く言えば堂々とした、悪く言えばふてぶてしい態度でいられるはずがないのである。》
https://webronza.asahi.com/national/articles/2019122600008.html
赤木はトーン・ポリシングを指摘している。

◎「CNET Japan」が1月7日に公開した「アマゾンの『Fire TV』、アクティブユーザー数が4000万人を突破」は次のように書いている。全世界で4000万人である。
Amazonは米国時間1月6日、メディアストリーミング機器「Fire TV」シリーズのアクティブユーザー数が4000万人を突破したと発表した。2019年9月に発表した3700万人からさらに増加しており、Rokuに対する優位は続いているようだ。》
https://japan.cnet.com/article/35147650/
ツイッターのTLで、こういう投稿を見つけた。
《ハイセンスの32型TVを購入して1ヶ月、fire TV stickも手に入れたからAmazon Music Unlimitedで婆の青春時代の曲を聴き放題にしてスクリーンセーバーをprime photoで設定してイケメン眺めてる。ハイセンス、6畳間での利用には何の問題もない。12年前のTVに比べたら音も画質も段違い。》
https://twitter.com/ytitsick/status/1213972684087812096
ケーブルテレビ離れが加速しそうである。

◎「春オンライン」は1月6日付で「入水自殺・三宅雪子 『助けて! 追われてるんです』ある晩、春記者にかかってきた電話」を発表している。「週刊春」記者の和田泰明は次のように書いている。
《その頃から「被害者妄想」の傾向が出てきたように感じる。
「ストーカーに遭っているんです。これ、いずれ大事件になるから春さんは取材すべきですよ」
あげくに夜、泣きそうな声で「助けて! 追われてるんです」と電話をしてきたことがあった。「警察に言った方がいいですよ」と応じると、「そうですか……」と悲しそうに切るのだった。》
https://bunshun.jp/articles/-/24273
「NEWSポストセブン」は1月7日付で「三宅雪子氏 交流あったジャーナリストが明かす『暗中模索』」を発表している。「死の直前まで交流のあったジャーナリストの福場ひとみ」は次のように書いている。
《彼女から発せられる言葉は力強かった。弱い立場の人に救いの手を差し伸べたいという政治に対する熱意を失っていなかった。フジテレビ同期である有賀さつきさんが亡くなった際も、残されたお子さんのことをとても心配していた。
しかし、一方で、彼女が抱えている弱さも垣間見えた。彼女はインターネットで元支持者から誹謗中傷を受けていることを気に病んでいた。「そんなことを気に留めていると精神的にもたないですよ」と言って聞き流していたが、当事者になると簡単には無視できないものなのだろう。彼女はネットストーカー問題の企画も多数提案してくれたが、それもなかなか企画には繋げられなかった。メディア関係者を直接紹介することもしたけれど、元国会議員としての発信は色がつくと敬遠され断られることもあった。》
https://www.news-postseven.com/archives/20200107_1522557.html
1月7日午後12時41分現在、「現代ビジネス」には三宅雪子殺に関する記事はエントリされていない。「現代ビジネス」に欠けているのはインターネットの速度だ。月刊誌の「現代」をインターネットで配信しているようなノリなのである。

朝日新聞デジタルによれば「震災ビッグデータ」などを手がけたNHK放送総局大型企画開発センターのチーフプロデューサー阿部博史容疑者が昨年6月17日に逮捕されたのは、2月23日午前1時半ごろ、東京都練馬区の路上で帰宅中の40代女性に対し、いきなり肩をつかんで押し倒し、わいせつな行為をしたという疑いによってであった。
https://www.asahi.com/articles/ASM6K61G7M6KUTIL037.html
1月6日付朝日新聞デジタルは次のように書いている。
《路上で女性にわいせつ行為をしたとして昨年6月に警視庁に強制わいせつの疑いで逮捕されたNHKのチーフプロデューサーの男性(41)について、東京地検は6日、不起訴にした。理由は明らかにしていない。》
https://www.asahi.com/articles/ASN165R8HN16UTIL03Q.html

◎「週刊金曜日」は1月6日付で「日韓メディア労組の連帯復活 きっかけは『週刊ポスト嫌韓報道」を公開している。ここで言う日韓メディア労組とは、韓国の全国言論労働組合と日本マスコミ化情報労組会議のことである。
《きっかけは『週刊ポスト』の特集「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」など差別表現が相次いだのを受け、新聞労連が9月6日に出した「『嫌韓』あおり報道はやめよう」声明だ。これを知った言論労組が交流再開を打診。9月28日、両組織は急遽共同声明「事実に基づいた報道で、国境を越えて平和と人権が尊重される社会を目指そう」を出し、日韓関係が悪化する中「平和や人権が踏みにじられた過去の過ちを繰り返すことがないよう、ナショナリズムを助長する報道には加担しない」と宣言。11月8日には言論労組の8人が来日した。日韓メディアは再び連帯し、東アジアの民主主義を守る貴重な一歩も踏み出した。》
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/01/06/antena-620/

小学館集英社とFringe81は、出版社のマンガアプリに広告を配信できるManga Ad Platform(MAP)を共同運営しているが、MAPが厳選したマンガ作品のマンガコマを使って広告を配信できる広告メニュー「アテレコ広告」を1月6日から提供を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000012781.html

◎日販による 2019~2020 年の年末年始の売上動向調査によれば期間内の売上前年比は、3 年ぶりの前年超えで 106.0%となった。といっても雑誌は95.9%、書籍は98.9%、開発品 は99.1%と前年割れしている。コミックだけが141.6%と大健闘し、全体の数字を押し上げた。コミックが大健闘したのは、ONE PIECE 95」と「鬼滅の刃」全18巻効果である。
https://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/report_2019-2020.pdf
トーハンの2019年~2020年の書店店頭売上動向では期間内の売上前年比は 105.5%。雑誌が 97.5%、書籍が101.2%、マルチメディアが101.8%、コミックが142.2%。トーハンは雑誌以外は前年をクリアしている。
https://www.tohan.jp/news/upload_pdf/20200107%E3%80%80POS%E3%80%80TOHAN.pdf

東京新聞が1月6日付で「クールジャパン機構、株主企業に出資 6社196億円還流」を掲載している。
《政府と民間が資金を出して運営する官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」が出資した事業のうち、少なくとも七件が機構の株主企業六社に関連していたことが本紙の取材で分かった。公的資金が株主企業に還流された形で、機構の中立性が揺らぐ可能性がある。機構の投資先を決める内部組織に投資先企業の役員がいたことも判明。識者は、公的投資の名目で私企業の利益を図る「利益相反」の疑いを指摘する。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202001/CK2020010602000129.html

◎メディアジーンが運営する「Business Insider Japan」の新編集長に伊藤有が就任した。統括編集長の浜田敬子は、有料版「BI PRIME」を担当する。伊藤は「週刊アスキー」編集長代理という経験の持ち主だ。
https://www.mediagene.co.jp/2020/01/12858.html

東京新聞は1月6日付で「介護職 ほっこり絵日記 24歳特養職員、つぶやき本に」を掲載している。
介護施設で働く若手職員が出くわす職場のエピソードを描いた絵日記が「老人ホームに恋してる。」(祥伝社として書籍化された。人手不足が深刻で、重労働な割に賃金が低いと言われる介護職。高齢者との何げない会話や夜勤での苦労話など悲喜こもごもを絵を交えてツイッターに投稿していたところ、介護に携わる人の共感を呼び、出版に至った。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020010602000211.html

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4)【深夜の誌人語録】

一歩下がって観察し、一歩前に出て実践することが肝要である。