【文徒】2020年(令和2)3月2日(第8巻38号・通巻1695号)未掲載分

5)【本日の一行情報】

◎私のスケジュール表において最初に中止になったのは2月19日に開催が予定されていた「小学館謝恩の会」であった。翌日の芥川賞・直木賞の授賞式は開催された。会場はともに帝国ホテル。
2月26日、安倍晋三首相は大規模なスポーツや化イベントなど、約2週間、中止か延期、または規模を縮小するよう要請したが、それ以前に小学館から「小学館漫画賞授賞式中止のお知らせ」が郵送されて来た。小学館漫画賞の授賞式は3月3日に開催される予定であった。日本出版者協議会の総会は3月4日に開催され、その後、懇親会となる予定だったが、懇親会は中止されることになった。私のスケジュールにも影響がいろいろと出始めている。新型コロナウイルスの衝撃は出版業界にも押し寄せているということだ。
3月2日に予定されていた織田作之助賞の贈呈式も延期が決まった
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00000064-mai-soci
藝春秋の中部嘉人社長が実行委員長を務め、3月3日に東京會舘で開催を予定していた「和田誠さんを囲む会」が中止を決めた。
https://bunshun.jp/articles/-/36340
紀伊國屋書店は3月9日(月)に予定していた「紀伊國屋書店ベストセラー大賞」「キノベス!2020」「紀伊國屋じんぶん大賞2020」贈賞式を、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止することを決めた。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202002267338

◎スポーツ報知の2月26日付「玉川徹氏、電通が社員の新型コロナウイルス感染で5000人の在宅勤務を決めた方針に『電通とテレビ局は関係が深い。テレビ局に感染者が出たらどうなるんだ?』」はテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」での玉川の次のような発言を紹介している。
《「感染者が出ればその人は休みますし、その周りの人も休まないといけない。こうやって櫛の歯が抜けていくように感染者が広がればスタッフも抜けていく。そうすると放送の質を落としながらでもどうやって放送するんだと。だからVTR取材もなくなって最後の最後にはスタジオにいる人だけ、有識者スカイプでつないでみたいな、スタジオだけがずっと続いていく。地震の後みたいな状態ですね、簡単に言えば。そういうことも考える必要が出てきた」》
https://hochi.news/articles/20200226-OHT1T50067.html

毎日新聞は2月28日付で「麻生財務相 臨時休校中の学童保育負担『つまんないこと』 新型肺炎対策」を掲載している。
《記者は「出費について政府が臨時の支出をすることも具体的に考えているか」などと質問。麻生氏は「(休校などの)要請をして費用がかかる場合は、政府が払うのは当然のことなんじゃないですか」と回答した。麻生氏は次の質問を待つ間、記者に「つまんないこと聞くねえ」とつぶやいた。記者は「国民の関心事ですよ」と返したが、麻生氏は「上から(上司から)言われて聞いているの? 可哀そうにねえ」と述べた。》
https://mainichi.jp/articles/20200228/k00/00m/010/121000c
朝日新聞記者の三浦英之がこの記事をツイッターで褒めている。
《この毎日新聞の記事は感度が良い。昨今の国家的な有事にあって、これほどまでに現場感のない財務大臣を私は知らない。》
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1233233656073744385
武田砂鉄も呟く。
《まだこの人を許すのか?》
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1233232402522103808
能川元一も呟く。
《いいですかみなさん、これは「失言」じゃないんですよ。ただ本心を吐露しただけです。》
https://twitter.com/nogawam/status/1233228279890370560
清水潔も。
《本心ポロリでしょ。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1233230742869536768
「違和感のススメ」の松尾貴史は次のように麻生発言を切って捨てた。
《子供の頃から、誰が生活のために何かをするとどう大変かなど、想像したり思いやったりという情操を育てる機会を一切持たなかった可哀想な御老人は、またもやその歪な人格を露呈させた。》
https://twitter.com/Kitsch_Matsuo/status/1233233572502392835
東京新聞は2月29日付で「新型コロナ 休校対応の質問に 麻生氏『つまんないこと』」を掲載している。
麻生太郎財務相は28日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止のための臨時休校要請に関する対応を質問した記者に対して「つまんないこと聞くねえ」と発言した。政府の要請を受け、子どもの預け先を巡って困惑する共働きの家庭も多く、波紋を広げそうだ。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020022902000145.html
東京新労働組合がこの記事を批判している。
《休校対応、麻生氏「つまんないこと」。/記事は「波紋を広げそうだ」と逃げず/「安倍政権の認識の軽さを露呈した」/とか/「国民生活を見下した大臣の資質が/問われる」とか/きっちり書くべきだ。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1233629877770702848

◎「ネットショップ担当者フォーラム」は2月27日付で「ハース婦人画報社がメディアEC強化、編集者が選んだ商品を公式ECで販売」を公開している。
《出版事業のハースト婦人画報社は2月20日、フィットネス情報などを発信するデジタルメディア「Women’s Health(ウィメンズヘルス)」の関連事業としてネット通販を開始した。
運営しているECサイト「ELLE SHOP(エル・ショップ)」の中に「ウィメンズヘルスセレクトショップ」を開設。編集者が選んだヨガウエアや雑貨などを販売している。》
https://netshop.impress.co.jp/node/7309

◎「服従、沈黙、傍観、無関心が一番いけない」(元木昌彦)のである。
https://president.jp/articles/-/33227

◎ドイツの経済ジャーナリストであるウルリケ・ヘルマンの「スミス・マルクスケインズ」がみすず書房から刊行された。編集者たる者このくらいの教養は踏まえておきたい。
https://www.msz.co.jp/book/detail/08867.html

スポーツニッポンは2月27日付で「手塚治虫×AIの新作漫画『モーニング』掲載 編集長『アトムと天馬博士の関係だ』」を掲載している。
半導体大手「キオクシア」(旧東芝メモリ)と手塚プロダクション、慶応大学理工学部の栗原聡教授らによるプロジェクトで、27日発売の漫画誌「モーニング」に掲載される。》
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/02/27/kiji/20200226s00041000477000c.html
AI美空ひばりにも、AI手塚治虫にも反対である。創造力から革命権を奪うのがAIだからだ。創造力をAIに委ねるのは革命を恐れ、忌避するからにほかなるまい。どんな商業主義であっても、ここは一線を越えてはならないところではないだろうか。

◎日経は2月27日付で「Facebook、新型コロナ関連広告の制限強化 誤情報防ぐ」を掲載している。
《米フェイスブック新型コロナウイルスに関連した広告の規制を強めたことが26日、明らかになった。欧米メディアが報じた。治療や予防を保証する製品の広告などを禁じる。同社は新型コロナに関する誤った情報を含むコンテンツを削除する方針を1月に示しているが、感染拡大を受けて対策を強化する。》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56104040X20C20A2000000/

◎「この落語家を聴け!」 (集英社庫)の著書もある落語評論家の広瀬和生はヘビーメタル音楽誌「BURRN!」(シンコーミュージックエンタテイメント)の編集長だ。朝日新聞デジタルが2月27日付で「ライブより高座 長髪のヘビメタ雑誌編集長は落語評論家」を掲載している。
https://www.asahi.com/articles/ASN2V436BN2TUCFI008.html

◎「PRESIDENT Online」は2月27日付で飯田一史の「『23年ぶりに出版市場復調』でも雑誌の休刊が止まらない 中小出版社の『生き残り』は絶望的」を公開している。
《結局、今の時代に適した出版社のタイプは4つに集約される。
(1)紙、デジタル(電子書籍、ウェブ、アプリ)、2次展開(海外版権や物販、ライブビジネスなど)を複合的に組み合わせてビジネスにできる大手
(2)中堅・老舗であれば、雑誌中心からウェブ中心へのシフトに成功した会社
(3)児童書など、元気のいい特定の市場の客層を押さえている版
(4)コスト的に身軽で、ニッチだが確実にいる読者をつかめば成立する小規模出版社
この4つにあてはまらない会社が生き残っていくのは、至難の業ではないか。》
https://president.jp/articles/-/33170

中日新聞石川版は2月27日付で「地域と刻んだ100年感謝 津幡・スガイ書店 創業節目」を掲載している。
津幡町のスガイ書店が今月、創業百年を迎えた。「まちの本屋さん」として住民に親しまれるとともに、教科書や教材を取り扱い河北郡市の小中学校に納めてきた。三代目の社長となる酒井和子さん(84)は元日以外、毎日店に出て「ようこそ、ようこそ」と本好きの人たちを出迎えてきた。》
https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20200227/CK2020022702000047.html

◎「nippon.com」(日本財団)は2月25日付で「書店員の『聖地』は本を求める人々が深呼吸するビオトープ鳥取定有堂書店』」を公開している。
《定有とは「概念的としてではなく実際に存在する」というヘーゲル哲学の言葉だという。》
鳥取出身のある編集者はこう解説した。
鳥取市に住んでいれば定有堂を知らない人はいません。でもふつうの人は郊外の大きな書店に行くんです。定有堂書店は本好きが行くちょっと特別な本屋さんだと思います」》
《奈良さんは取次から自動的に送られてくる「パターン配本」もうまく利用している。ただし、配本の中身を「理工書を少なめに、書を多く」など、自店の読者層に合うよう微調整する。並行して新刊データを毎日チェックし、週刊誌やマガジンハウス系のカルチャー誌の書評に目を通して注をかける。》
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c07104/
店主は奈良敏行。好きな本はランボオの「地獄の季節」だという。私と同じだ。奈良は、ホームページで、こう書いている。
《思考の脈の拘束性は好きでない。推論するひらめきを重視するアブダクションの方が好きだ。これとこれとは似ていると思いはじめると、脈の分別をゆるく崩壊させて、現象を自分なりに説明する方向へと扉を開く。本屋の棚はこのように作られる。見えない世界を見えるように語るエモーションだろうか。》
http://teiyu.na.coocan.jp/nara_action/nara_text_043.html

◎考えさせられる。板橋区の印刷所が「お願いします。無料で紙をもらってください。」と呼びかけている。
《印刷をしてあまった紙などを捨てずにとっておいたら、50年以上経つうちに10トン以上もの量になってしまいました。》
https://ko-sinsyuppan.com/2020zaikoshi.html?fbclid=IwAR3GQbsd90Nuygv_pPUasBRQI7KEGwE4oFwlY1Qle2SQfT7S9VoiX5ieQb8

電通は2月28日付で「業務の安全かつ円滑な遂行に向けた取り組みについて」を発表した。
《1. 全従業員のリモートワークの強化施策
電通本社ビルに勤務する全従業員へのリモートワークの適用
●情報セキュリティを満たした上で、リモートワークを行える環境の継続的な整備
●リモートワークをサポートする体制の強化
●在宅勤務の日数制限の撤廃
2. 会社運営上必須かつ電通本社ビル内でなければ遂行が不可能な業務の特定
●その実施に必要な執務スペースの確保
●社外の方に対応する場合の執務ゾーン以外のスペースの確保
●配達物等への対応窓口の設定
電通本社ビルのエントランスにサーモグラフィを設置(体温確認の上、入館許可)
3.従業員のプライバシーに十分配慮することを前提とした感染者発生の場合のトレーサビリティ強化
●所轄保健所が実施する「濃厚接触者の特定」に協力
●当社による自主的な「濃厚接触者の周辺者把握」
●感染者・濃厚接触者およびその周辺者の行動履歴の把握 
●行動履歴情報の把握による、感染者および濃厚接触者の周辺者でない従業員の明確化と安全な業務推進・事業継続
4.従業員の体調管理のさらなる徹底
●取引先への訪問等における「安全に業務を行うためのレギュレーション」の徹底
(1)マスクの常時着用義務、丁寧な手洗いの義務化
(2)各部署の労務管理担当者による「全従業員の毎日の検温と健康状態のチェック」
(3)新型コロナウイルスに対する取引先のレギュレーションの確認と順守
(両レギュレーションを実践する従業員のみ、取引先同意のうえで訪問を許可)
5.執務フロアを単位とする危機対応
●感染者発生時は、執務フロア単位で閉鎖・執務不可指定
●当該フロア全域の消毒の実施》
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020012-0228.pdf
日経は2月28日付で「電通、在宅勤務の日数制限撤廃 新型コロナ受け」を掲載している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56196440Y0A220C2X30000/

電通デジタルは、LINEが提供する各種法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz Partner Program」において、「Sales Partner」の全3部門で認定された。
具体的には、「Sales Partner」の2部門でランクが付与され、「コミュニケーション部門」では「Silver」、「広告部門」では「Silver」、「販促・OMO部門」では一律の「Special Award」に認定された。また、「Planning Partner」の認定も受けた。
https://www.dentsudigital.co.jp/release/DD2020007_0227.pdf

毎日新聞は2月28日付で「カミュの小説『ペスト』在庫切れ相次ぐ 伝染病の脅威、後手に回る行政 現状と重ねてか」を掲載している。
新型コロナウイルスの感染拡大で深刻なマスク不足が生じているのと同じように、ある名著の在庫切れが全国の書店で相次いでいる。フランスのノーベル学賞作家、アルベール・カミュ(1913~60年)が47年に発表した小説「ペスト」。閉鎖された環境下で伝染病の脅威と闘う登場人物の姿や、後手に回る行政の対応を描いた場面に、日本の現状を重ねる人が多いのかもしれない。》
https://mainichi.jp/articles/20200227/k00/00m/040/366000c
開高健の「パニック」や小松左京の「復活の日」も読んでおきたいし、できればマンゾーニの「いいなづけ」にも辿り着きたいところだ。
https://bonsenpai.com/coronavirus-in-italia0228
http://www.kawade.co.jp/np/search_result.html?writer_id=02728
小説家の星野智幸がツイートしている。
《ほんと、友達が冗談めかして言ってたけど、こういうときこそ、本でも読んでゆっくりしようぜ!
買い占めるなら、本にしようよ。
それが学なら、最高だ!》
https://twitter.com/hoshinot/status/1233394248633831424
しかし、これも現実だ。青山ブックセンター本店がツイートしている。
《2月15日以降、めちゃくちゃ売上が下がっていることはお知らせします。泣
店頭はスカスカなので、元気な方はぜひ。》
https://twitter.com/Aoyama_book/status/1233028189225508864

◎「2019年度白泉社電子書籍大賞」はミユキ蜜蜂 「なまいきざかり。」に決定した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000046848.html

◎「第35回梓会出版化賞」を受賞したジャパンマシニスト社は町田市能ヶ谷に事業所を置く版元だ。「タウンニュース」が「鶴川の出版社 梓会出版化賞を受賞」を掲載している。
《1958年に先代が機械工学系の専門書からスタートした同社。現在は子育て・教育関連本「ちいさい・おおきい・よわい・つよい(ち・お)」(1993年創刊)と「おそい・はやい・ひくい・たかい(お・は)」(98年創刊)という定期刊行物が柱となっている。通巻書名には、子育てや健康観についての常識を見直す意味が込められ、いずれも100号以上続く。》
https://www.townnews.co.jp/0304/2020/02/27/519169.html
筋が一本通った出版社であることはホームページを見ればわかる。
https://japama.jp/

主婦の友社は「たくさんのドア」の9刷重版を決定、2018年に復刊してから約2年で累計4.7万部となった。ゆっくり、じっくりと売れる本は児童書ジャンルに多い。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001139.000002372.html

◎「まいどなニュース」は2月27日付で「新型コロナ『感染しなさそう』と、八丈島に観光客殺到→『報道はデマ』観光協会は怒り心頭」を発表している。川上隆宏は神戸新聞だ。
《今回の報道について観光協会に聞くと、「そのような話が広まり、大変迷惑している。一部の施設だけ取り上げて、針小棒大のように報道されている」と指摘。観光客が増えていたのは特定の小規模な観光施設のみといい、「倒産しかけているホテルもあり、生きるか死ぬか、人の命がかかっているような状況なのに、冗談でもこのような報道はしてほしくない」と訴える。》
https://maidonanews.jp/article/13169596
2月13日に発表された、こういうプレスリリースがデマの起点となったはずだ。
八丈島を中心に不動産賃貸業を展開する株式会社ルシオール(東京都大田区)は、運営する八丈島の民泊貸別荘「八丈島180」にて、コロナウイルスの影響により「人混みから離れたい」という理由から宿泊希望者が増加し、例年の3倍となっております。
昨年は2月半ばから4月末までわずか10日ほどだったのが今年の予約宿泊日数は30日を超え、また1組あたりの滞在予約日数が一週間を越えるロングステイが多いのが特徴です。》
https://www.atpress.ne.jp/news/205522

集英社の少女まんが誌「りぼん」は、8月3日に創刊65周年を迎えるが、これを記念して、「りぼん」創刊65周年プロジェクト「りぼんのりぼん」が始動する。第1弾として「りぼん」65周年記念POP-UPストア「りぼんのおみせ in Tokyo」が神宮前のbase yard tokyo(ベースヤードトーキョー)で開催される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000054653.html

◎2017年2月に発売された白石麻衣の写真集「パスポート」(講談社)が、通算30度目の重版で1万部を増刷し、累計発行部数が47万部を突破した。
https://www.oricon.co.jp/news/2156256/full/

朝日新聞出版は「『nanoblockでつくる日本の世界遺産』第40号 発売延期のお知らせ」を発表した。
《『nanoblockでつくる日本の世界遺産』をご愛読いただきありがとうございます。
さて、弊誌第40号は、本来ならば3月17日発売予定となっておりましたが、中国を中心に発生しております新型コロナウイルス染拡大の影響で、発売を延期せざるを得ない状況となりました。
第40号以降の発売日の詳細につきましては、当サイト、及び取り扱い書店を通して、お知らせさせていただきます。
なお、応募者全員プレゼント第2弾の応募締め切り日、発送目安につきましては、日程を延長の上、第40号以降の誌面において告知いたします。
読者の皆様には、ご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんが、何卒、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
引き続き、『nanoblockでつくる日本の世界遺産』を宜しくお願い申し上げます。》
https://publications.asahi.com/news/1319.shtml

◎時代劇研究家の春日太一ツイッターで恋人宣言をした!
《こういうプライベートのことをわざわざ宣言するのはいかがものかとも思いつつ。
ただ、実はリア充なのに非リア充ぶったりするのも嫌ですし、モテないポジションで来たのもあるので、やはりちゃんと言うべきかなとも。
……ついに彼女、できました。》
https://twitter.com/tkasuga1977/status/1233770939235483650

東京新聞は3月1日付の書評面で野口久光油井正一植草甚一、清水俊彦、相倉久人平岡正明のジャズ論を集めた「昭和ジャズ論集成」(平凡社)を取り上げている。評者は、伊達正保。最高の人選じゃないか!
《この時代の熱いジャズ論を知る時、現在にも熱いジャズがあることを知るだろう。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2020030102000141.html
現在の熱いジャズを知りたかったら伊達正保に学べ、だ。

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6)【深夜の誌人語録】

教えるに際して欠かせないのは学ぶという姿勢である。