【文徒】2020年(令和2)7月27日(第8巻136号・通巻1793号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】GoTo トラベルはGoToトラブルの幕を開けるのか?
2)【記事】「ノストラダムスの大予言」の五島勉が亡くなった…
3)【記事】NHK記者はつらいよ!
4)【記事】東京五輪開催の世論形成に利用された池江璃花子が可哀そうだ!
5)【記事】新聞社説が論じる「東京五輪」の行方
6)【本日の一行情報】
7)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.7.27 Shuppanjin

1)【記事】GoTo トラベルはGoToトラブルの幕を開けるのか?

【7月21日】
毎日新聞は7月21日付で「『業者苦しめる』日替わりGoTo 『分かりにくい』見切り発車に不満噴出」(道永竜命、村尾哲、斎川瞳、和田武士)を掲載している。
《「政府は言っていることがコロコロ変わる」。21日午後、東京都内で開かれたGo Toトラベルの説明会には約130人の旅行業者らが集まった。この事業には全国の約5万の宿泊施設、約1万社の旅行業者の参加を想定しているが、事務局は17日に立ち上がったばかり。突然の「見切り発車」に関係者からは戸惑いや不満の声が上がった。》
https://mainichi.jp/articles/20200721/k00/00m/010/286000c
毎日新聞は同日付で「GoToキャンセル料、10万円給付、検察庁法…方針転換相次ぐ政権に批判」(野間口陽、宮原健太)を掲載している。
《「Go Toトラベル」事業を巡るキャンセル料の扱いは、わずか4日で政府方針が撤回される結果となった。安倍政権ではこのところ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国民への一律10万円給付や、検察幹部の定年を延長できる検察庁法改正案の成立断念など、世論の反発を受けた方針転換が相次いでいる。》
https://mainichi.jp/articles/20200721/k00/00m/010/260000c
産経新聞は7月21日付で「GoTo東京都除外でキャンセル続出 千葉の宿泊施設悲鳴『廃業も』」を掲載している。
《政府の観光支援事業「Go To トラベル」が22日から始まる。開始直前に東京都発着の旅行が対象外となったことで、千葉県の旅館では都内の観光客からのキャンセルが続出。同じ首都圏という近さから例年、夏の観光シーズンには都内から多くの旅行者が県内の観光施設を訪れるだけに、関係者の間にはショックが広がっている。》
https://www.sankei.com/life/news/200721/lif2007210056-n1.html
外務省出身の孫崎享のツイート。
《コロナ感染者 東京ー237、大阪ー72、愛知53、埼玉47、こんな状況でGOTOキャンペーンを実施しなければならないのか。世論は延期を求めていた。安倍政権は判断能力もなく、世論に耳を傾けることも出来ない。ひどい政権の実態がさらけ出されている。
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/1285517882395209728
B層支配の日本低国なのか…。白井聡は呟いている。
国交省「GOTOナントカ」、厚労省「令和ベビー」、科省「スーパーグローバルユニバーシティー」、首相「世界の真ん中で咲き誇るニッポン!」。この国はどうも悪賢い奴らが「B層」を支配してるっていうよりも、国家中枢そのものが「B層」でできてるんじゃないだろうか。》
https://twitter.com/shirai_satoshi/status/1285573656534368256
「異邦人」のツイート。
《正直「GoTo」に関しては、これ以上に酷くなる余地はないと思っていましたが完全に甘かったです。感染拡大真っ只中に「前倒し」した癖に、肝心の割引対象になる事業者の登録は「今日から」と「今日」判明したようです。明日からのキャンペーンなのに、もう空いた口が塞がりません。勘弁して欲しいです。》
https://twitter.com/Narodovlastiye/status/1285448107841343488
小池の権威も失墜している。日刊ゲンダイDIGITALは7月21日付で「“小池キャスター”気取りの都動画 出演再開もアクセス低調」を掲載している。
《「東京都の小池です」――。こんなフレーズで始まる都の新型コロナウイルス関連の公式動画。都知事選期間中、いったん休止していた小池百合子知事の出演が、今月9日から再開したのだが、アクセス数がすこぶる低調だ。4月ごろは再生回数が10万回を超えていたのに、再開後は1万回前後。16日に公開された最新の動画はまだ8500回程度にとどまっている(20日夜時点)。》
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/276289

【7月22日】
秋田魁新報は7月22日付で社説「GoTo事業開始 政府の迷走、責任は重大」を掲載している。
《政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まった。事業を前倒しすることを明らかにした10日以降、政府は方針転換を繰り返して迷走。事業の対象から除外した東京都発着の旅行に関し、きのうになってキャンセル料を補償すると表明した。業者や利用者を混乱させた責任は重大だ。
しかも補償内容などの詳細は未定のままである。若者や高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行を控えるよう要請しながら、判断は業者任せだ。あまりにも場当たり的と言える。》
https://www.sakigake.jp/news/article/20200722AK0015/
京都新聞は7月22日付で社説「GoTo開始 政府の不手際目に余る」を掲載している。
《今回分を含む「Go To キャンペーン」は4月末に成立した第1次補正予算に計上された。そもそも感染収束後の経済支援策として閣議決定されたものだ。
8月上旬から始める予定だったが、7月下旬の4連休を控え観光分が前倒しされ、感染再拡大のタイミングと重なった。
経済活動の再開に前のめりになり、状況を楽観視したことが今の混乱を招いたと言える。》
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/313313
福井新聞は7月22日付で「GoToトラベル対象?宿側も不明 国が詳細示さず『登録される保証ない』」を掲載している。
《政府の観光支援事業「Go To トラベル」が7月22日に始まる。国は旅行業者や宿泊業者に詳細を周知しておらず、福井県内の関係者には「手続きが複雑で情報不足」「見切り発車」との戸惑いが広がる。国は事業への参加業者を登録制にするとしているが、その申請方法も示していない。利用者にとっても対象となる宿が分からないままスタートする。》
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1128640
米山隆一が引用ツイートしている。
《「GO TO トラベル」は今日始まっているのに、対象となる宿泊施設等々の条件が未だに分らないという体たらくです。私が知事で県の担当課がこんな事をしたら(県職員は絶対やらないでしょうが)即刻更迭して大真面目に「公務員初心者研修」とかを1週間受けてもらうレベルです。》
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1285757543613001728
毎日新聞は7月22日付で「4連休、都民は外出自粛?OK? 都『不要不急控えて』、菅氏『感染防止策とれば』」(秋山信一)を掲載している。
菅義偉官房長官は22日の記者会見で、東京都の小池百合子知事が23日からの4連休に不要不急の外出を控えるよう都民に呼びかける方針を示したことに対して、感染防止策をとった上での外出は容認すべきだとの見解を示した。4連休の外出を巡って、政府と都から異なるメッセージが発せられ、都民に困惑が広がるのは必至だ。》
https://mainichi.jp/articles/20200722/k00/00m/010/113000c
清水潔毎日新聞の記事を引用ツイートしている。
《都民も国民なのだが、どうしろと?
小池知事
不要不急の外出を控えるべき。
官房長官
感染防止策で外出は容認すべき。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1285865788348313601
中日新聞は7月22日付で「混乱のGoTo、首相説明なく 記者会見も国会出席もなし」(妹尾聡太、大野暢子)を掲載している。
《政府の観光支援事業「Go To トラベル」の方針変更や新型コロナウイルス感染症への対策を巡り安倍晋三首相が説明を十分に尽くさない状況が続いている。政策転換の大きな節目があっても首相記者会見は一カ月以上開かれない通常国会が六月十七日に閉幕した後、野党の閉会中審査への出席要求にも応じていない。野党だけでなく与党からも、首相に積極的な発信を求める声が出ている。》
https://www.chunichi.co.jp/article/92651?rct=politics
この記事を東京新聞労働組合が引用ツイートしている。
《GoTo=国民の命を危険にさらす経済振興策。/迷走、混乱の愚策。/首相説明なく、国会も会見も逃げ続ける。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1285669256340832256
中国新聞は7月22日付で社説「『Go To』スタート 不安拭えぬ見切り発車」を掲載している。
《政府の目玉事業のはずだが、二転三転し、多くの疑問が投げ掛けられている。にもかかわらず安倍晋三首相は、時間を取って記者の質問に答える会見を1カ月以上開いていない。かえって新型コロナの感染再拡大を招くと不安視もされる事業だけに国民への説明が求められる。》
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=664414&comment_sub_id=0&category_id=142
今日の「異邦人」のツイートも冴えている。
《旅行業の救済という大義名分で見切り発車した「GoTo」が、現政権の目を覆いたくなるような不始末のせいで、肝心の旅行業に従事する労働者を苦しめる単なる嫌がらせと化しているのは、もう呆れる他ない。救済どころか旅行業労働者を過労死のリスクに晒している。》
https://twitter.com/Narodovlastiye/status/1285726256290562051
またしても「異邦人」だ。
《コロナ禍は世界規模の問題になっていますが、税金を投入して市民生活を全力で妨害している政府が存在しているのは、恐らく日本ぐらいでしょうね。寧ろコロナと現政権を天秤にかけたら、後者の方が重いリスクになるのではないでしょうか。》
https://twitter.com/Narodovlastiye/status/1285724082600804358
これも「異邦人」である。
《「GoToキャンペーン」前倒し実施が強行された今日この日に、東京のみならず全国の公式統計による新規感染者数が724人以上となり過去最多。政府と現実が別の時空に存在しているのかと思いたくなるほどの酷い乖離に辟易する。憲法を無視し、法令を無視し、市民さえも無視した政権を8年近く放置したツケ。
https://twitter.com/Narodovlastiye/status/1285906486183383040
毎日新聞は7月22日付で「全国で新たに795人感染 4月11日を101人超えて過去最多更新」を掲載している。
新型コロナウイルスの感染者は22日、全国で新たに795人が確認され、毎日新聞のまとめでこれまでに1日当たり最も多かった694人(4月11日)を101人上回った。大阪府で121人となって過去最多を更新するなど都市部を中心に増加が目立っている。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者は計2万7928人に。死者は愛知県で1人確認され、計1003人となった。
国が進める旅行需要喚起策「Go Toトラベル」事業が始まった22日に過去最多の感染が確認される事態となった。》
https://mainichi.jp/articles/20200722/k00/00m/040/320000c
朝日新聞の鮫島浩がツイートしている。
《内閣は旅行を奨励し、都知事は外出自粛を要請する。この国のガバナンスは完全崩壊している。都内に通う人に旅行代を補助し、都内に住む人は除外する。根拠なき都民差別だ。論理も道理も法理も倫理もない。行政の言うことはもはや信用できない。4連休、一人一人が自分の頭で考え、行動するほかない。》
https://twitter.com/SamejimaH/status/1285923168473899008
朝日新聞デジタルは7月22日付で「菅氏『GoToの大阪除外考えず』 団体旅行は自粛強調」(安倍龍太郎)を掲載している。
菅義偉官房長官は22日午後の記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者数が1日あたり過去最多となる120人前後となった大阪府について、政府の観光支援策「Go To トラベル」から除外しない方針を表明した。》
https://www.asahi.com/articles/ASN7Q5W4JN7QULFA02V.html
小説家の津原泰水が次のようにツイートしている。
《既に世界中が長い苦難を覚悟し腹を括っていた3月の終わりまで、誤魔化し誤魔化し予定通りにオリンピックをやろうとしていた連中が、今さら国民、都民に向かって出掛けろの出掛けるなの、無駄なんだよ。お前らが史上類を見ない嘘つきの馬鹿だって事、もう子供だって知ってるんだから。》
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1285736609619619840
共同通信は7月22日付で「日本医師会会長『4連休我慢を』感染拡大のヤマ場と懸念」を配信している。
日本医師会(日医)の中川俊男会長は22日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が増える中、23日からの4連休を巡り「緊急事態宣言解除後、初の連休となる。我慢の4連休にしていただきたい」と呼び掛けた。》
https://this.kiji.is/658575788348130401?c=39550187727945729
東京新聞労働組合がこの記事を引用ツイートしている。
《意訳すれば/「大変なことになるぞ!/GoTo やってる場合じゃない!」/でしょう。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1285867120866160640
山口二郎も共同の記事を引用ツイートしている。
《医師会がここまで言うのなら、GoToキャンペーンはすぐにやめた方がよい。過ちをあらたむるにはばかることなかれ。引き返すことこそ勇気が必要だ。あらゆる警句を動員しよう。》
https://twitter.com/260yamaguchi/status/1285852077554413568
毎日新聞は7月22日付で「政府は『爆発的ではない』というけれど…イベント『5000人』緩和延期、感染拡大を重視」(金秀蓮、近藤諭、小川祐希)を掲載している。専門家会議が廃止され、分科会が設立されたことの「意味」を考えるのであれば、それは「科学」が「政治」に完膚なきまでに呑み込まれてしまい、「科学」は「政治」に露骨なまでに従属してしまったということなのである。
《「全国的に感染は拡大している。ただ、増加のスピードは緊急事態宣言が出た4月ほど速くなく、漸増状況だ」。政府の感染症対策分科会のメンバーは、全国の感染状況についてこう分析した。》
《今回イベントの人数制限緩和を延期した理由について、分科会は「爆発的拡大に至っていないが、徐々に拡大している。これらの感染状況を踏まえて(緩和は)慎重に考えるべきだ」とした。》
https://mainichi.jp/articles/20200722/k00/00m/010/306000c
https://mainichi.jp/articles/20200722/k00/00m/010/316000c
田中康夫が本質を喝破している。
《これが自治医科大OB「医系技官」尾身茂の痛いオツム
医療体制が逼迫したら第2波
未だ病床が逼迫してないので第2波ではない!
旅行は感染起こさず論
危機を煽るのでなく沈着冷静に起こり得る危機を想定した指針を為政者に提言してこそ「専門家」なのに行き当たりばったり》
https://twitter.com/loveyassy/status/1286062633905303552
「安倍政治」にルビを振るとしたら間違いななく「行き当たりばったり」であろう。田坂広志のツイート。
《コロナ分科会座長の尾身氏の発言。「自粛8割削減すれば感染が下がることは間違いない。ただし、今は社会経済と感染防止の両立という大命題がある」。この言葉は。感染抑止策を論ずるべき医療専門家の言葉ではなく、政府を代弁する立場の言葉。こうした立場の混乱は極めて危うい。》
https://twitter.com/hiroshitasaka/status/1286092708860162048

【7月23日】
「バブル世代の負け組おばさん」を自称する「soundmarble」が「GoToトラベル」について鋭い指摘をツイッターでしている。
《「いまGoToやってくれないと潰れる」という旅館は、泊まり客が「なんだか熱があって、お料理の味がしないんです…」と言い出したら、その結果、結局潰れると思うよ。直接給付金とか特別融資とかでしのいだほうが無難と思うよ。》
https://twitter.com/soundmarble_/status/1285975160898478080
「numa」がリプライする。
《言ってる事は正しいと思うけどこんな風に言い切るのは抵抗あるなあ。いつまで続くかわからんし。そもそも充分な給付金出るとは思えんし。》
https://twitter.com/jgvhdh/status/1286227027830349826
「soundmarble」が応答する。
《「いつまで続くかわからん」のは「PCR検査と隔離」が全然足りてないせいですから、目先のGoToでの儲けを目論むより、旅館組合とかから「検査と隔離を増やせ」と要求する方が、長い目で見れば賢いと思いますよ。》
https://twitter.com/soundmarble_/status/1286244169204154369
シトロエンピカソに乗っているという「ダブルシェブロン」も「soundmarble」にリプライしている。
《地方の旅館業関係者です。/おっしゃる通りです。/先週おなか痛いとおっしゃるお客様がいて/大騒ぎになりました。/幸いにも感染症ではなかったようです。/自衛と押し付けられても休館するわけにもいかず/GoToによってストレスと作業が倍増しました。/失礼しました。》
https://twitter.com/ChevlonDouble/status/1286268111184773122
「soundmarble」が「ダブルシェブロン」にリプライする。
《旅館経営の実際について知らない者が、理屈だけでつぶやいたら思いの外RTされてしまって、どうだったかなと思いましたが、旅館業の方もご同意くださるんだな、と思いました。旅館が安心して経営できるように、全国的にもっと大規模なPCR検査と隔離をしてほしいと思います。》
https://twitter.com/soundmarble_/status/1286290346440155137
「ダブルシェブロン」が応じる。
《おっしゃる通りだと思います。/早く感染を収束させてほしいと思います。/昨日に続き今日も手伝いに行ってきます。/一刻も早く安心してお楽しみいただけるよう/願っております。》
https://twitter.com/ChevlonDouble/status/1286447800415223808
「soundmarble」次々にリプライが飛んでくる。
《その通りですね。/GoToでお客さんを寄せても/ひとりでも感染者が出たら/その段階でその旅館、ホテルは/閉鎖を余儀なくされるし/終わりだよね。/近所の焼肉屋、/感染者が食事した場所として特定され/店が消毒しただけで、今でも閑古鳥が鳴いている》
https://twitter.com/802Makiko/status/1286290365679468544
これもそうだ。
《これはその通りだと思う。/感染者が確認されたら即閉鎖。/全館除染作業のためのコストは当然ながら旅館持ち。/従業員も他の客も濃厚接触者と推定される事態となれば、対象者は少なくとも2週間は自宅待機。/旅館は名前を晒されてしまえば、全国レベルではすぐ忘れられてもその地域ではそうはならない。》
https://twitter.com/nekojirou_ja/status/1286282425941680128
立川談四楼のツイート。
《GoToはシャレでも何でもなく「感染拡大キャンペーン」であり、これは与野党の別なく共通認識だ。経済を回すべく与党が賭けに出たわけだが、それ故に国民の玉木代表は「責任は政権に大きくのしかかる」と言い、立憲の安住国対委員長は「感染が地方で増えたら内閣総辞職に値する」とまで言うのだ。さて。》
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1286147570050375685
山崎雅弘のツイート。
《私は人一倍旅行が好きな人間だが、今の日本国内の感染状況では、旅行に行こうという気にならないし行くべきでもない。感染が怖いのと共に、自分が無自覚無症状の感染者である可能性も無視できない。こんな状況で国内旅行を兆単位の税金で奨励する政府は無責任きわまりない。命を何だと思っているのか。》
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1286248935607033856

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2)【記事】「ノストラダムスの大予言」の五島勉が亡くなった…

ノストラダムスの大予言―迫りくる1999年7の月、人類滅亡の日」(祥伝社)のベストセラー作家・五島勉が亡くなった。享年90歳。
https://www.asahi.com/articles/ASN7P7FD3N7PUTFL00Q.html
数多くの追悼ツイートが投稿されている。紹介していこう。まずは経済学者の田中秀臣から。
《「人類滅亡」のはずが、現在まで人類は21歳も長生きしたんだから、いま生きてる僕らは恵まれてるのです。命の素晴らしさを教えてもらったと思い直してます。ご冥福をお祈りします》
https://twitter.com/hidetomitanaka/status/1285808740629770240
「ぼくたちの80年代 美少女マンガ創世記」(徳間書店)のおおこしたかのぶ。
五島勉もお亡くなりになったか。さびしいのう。
当時、あまた出版された終末予想本から「天変地異により前世紀の恐竜が突然蘇り・・・」
こんな最期なら喜んで受け入れたい》
https://twitter.com/octopus_catcher/status/1285542222557937664
映画監督の遊山直奇。
五島勉氏が悪いとは思わんけど、「あんなの嘘っぱちだ」とか言う大人は、当時まったくいなかった。あの頃は米ソ冷戦の最中で、不景気も蔓延してたし、みんなが苦しく、混迷からの破壊的な解放と来たる暗い未来への不安しかなかった。「ノストラダムスの大予言」そのままになると、みんな信じたんだな。》
https://twitter.com/youyama/status/1285529115693445120
編集者の阪上大葉。
《『ノストラダムスの大予言』の五島勉さん、生前に新聞のインタビューで
「人間の行動次第で核戦争などの破滅は回避できる。その努力が大事。でも取材でそう話してもその部分はカットされる」
って苦悩を語ってたんだよなあ。実は真っ当なメッセージを発信していたことはもっと知られていいと思う。》
https://twitter.com/hanjouteiooba/status/1285569888807841792
日中国交正常化の政治史」(名古屋大学出版会)で知られている成蹊大学教授の井上正也。
五島勉の『ノストラダムスの大予言』。小中学生の頃、この手の終末論を真に受けていて20歳で人生が終わると思っていた。ところが99年が迫ると、五島御大を筆頭に世界は滅ばないとか終末論者が予防線をはり初めた。安堵したというよりも、大人は汚ないということを学んだ(笑)。》
https://twitter.com/INOUE_Masaya/status/1285671728786608129
筋肉少女帯大槻ケンヂ
五島勉さん訃報。小学校から帰ると母が「ケンちゃん1999年にみんな死ぬのよ!」と言ったのを今もまざまざ思い出せます。当時はツッコミ化みたいなものがまだ無く、書物に書いている事は全て事実、みたいな読書信仰があった。僕らのメメントモリの父、良くも悪くも。合掌。》
《とにかく僕らは五島勉さん本の影響で「1999年7月に人類は滅亡する」死ぬ大前提、で少年時代を生きてきた。これ全然誇張抜きですよ。だから、滅亡しなかった人類、として、おまけの人生、を生きているボンヤリ感が今もあります。今後ノストラダムスの詩の中に「コロナ」を探す人多数出るだろなぁ。》
https://twitter.com/OfficialOken/status/1285530804131475458
https://twitter.com/OfficialOken/status/1285541184824201217
フリーランスライターの林智裕。
五島勉のばら撒いたデマによる終末思想こそがオウム真理教事件や、日本の「脱成長」みたいなものを影響を与え、失われた30年やロスジェネの苦境の一因にすらなったと思っている。
私の子供時代、「ノストラダムス」の呪いの影響は計り知れなかった。
ご冥福をお祈り…なんて気持ちには全くならない。》
https://twitter.com/NonbeeKerorin/status/1285545338133078016
娯楽映画研究家の佐藤利明
五島勉さんの「ノストラダムスの大予言」。僕らの世代なら、小学生がはじめて手にした「新書」ということになる。怖いもの見たさでむさぼり読んで戦慄したが、一番怖かったのは食生態学者・西丸震哉さんの名前の「震」だったなぁ(失礼!)。地震が怖かった小学四年生・・・》
https://twitter.com/toshiakis/status/1285830595034021898
竹熊健太郎のツイート。
《1950年代に「週刊新潮」などの出版社系週刊誌が続々と創刊されたとき、大手新聞社のような取材力がなかったため、「トップ屋」と呼ばれるゲリラ的なフリー記者が活躍したのですが、五島勉は「元祖トップ屋」の一人です。芸能記事から政治家スキャンダルまで、何でも書いたのです。》
《「ノストラダムスの大予言」著者・五島勉には株や投資評論家の顔があり、倉田秀之介のペーネームで「コイン利殖入門」などの著作もある。本当に何でも書ける人だったんだな。》
五島勉先生はノストラダムスが当たるまでは都内のパンパンの生態をルポしたり創価学会ヨイショ本を書いてましたね。》
https://twitter.com/kentaro666/status/1285607632934522880
https://twitter.com/kentaro666/status/1285765277066465281
https://twitter.com/kentaro666/status/1285513985991700481

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3)【記事】NHK記者はつらいよ!

清水潔も「週刊春」に舌を巻く。
《やはりこれも春が口火を切るのか。今や週刊春は日本のジャーナリズムの最後の砦だ。買って応援するしかないだろう。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1285479889651392512
青木俊がリツイートし、藝春秋と新聞社、テレビ局を比較している。
春が優秀なのはわかるけど、藝春秋全社でも社員は400人前後。週刊春編集部に何人いるのか。一方、東京キー局の報道局には何百人もの人員、新聞社にいたっては何千人もの記者。それでも週刊春の独走状態。なんだかねえ…。やはり、見ている所が違うのだろうとしか言いようがない。》
https://twitter.com/AokiTonko/status/1285570940785405952
読売新聞大阪本社NHKを経てコンサルとなった島契嗣がこんなツイートをしている。
春を読んでいたら目を疑う記述が…。某大臣を追及する趣旨の記事で、なんとNHK政治部記者が議員秘書よろしく春記者に電話してきて火消し処理…これ問題やで。しかもそのまんま書かれてるし、まぬけやなぁ。
NHK二階派を担当しているXと申します」》
https://twitter.com/SHIMAKeishi/status/1285240166475370497
「週刊春」記者の和田泰明が島契嗣をリツイートしている。和田は「週刊ポスト」の出身だ。
《同僚の記事。
番記者制度はもうやめるべき》
https://twitter.com/yasuakiwada/status/1285777102336225280
清水潔も島契嗣をリツイートしている。
《雑誌記者をしていた頃に、この記事と似たような体験はした。政治部記者に多いのだが、まるで自分が政治家秘書のように振る舞ったり、当局の広報担当のようなことを言い出し代理弁明を始めるのだ。勘違いも甚だしいが、後で依頼者には「私からガツンと言ってやりました」と。貸しでも作る気なのか?》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1285749428599439360
青木俊が清水をリツイートして、こう書いている。
《安倍さんのオヤジ、安倍晋太郎氏が総裁選に出て破れた時、信じられないものを見た。NHKの〝安倍番〟の記者が泣いているのだ。悔しくて泣いているのだ。その光景に唖然とした。もう記者でもなんでもない。そんなのがいっぱいるのがいまのマスコミ。》
https://twitter.com/AokiTonko/status/1286134084507336704
藝春秋digital」の村井弦も驚いている。
《雑誌の記事を書く側としてはこれ以上ない美味しすぎる出来事…。しかし、番記者が後から出てきて直撃された政治家の言い訳をするなんて、聞いたことないなあ。》
https://twitter.com/MuraiGen1988/status/1285746846241976325
こんなツイートも投稿されていた。
春の某大臣を追及する趣旨の記事で、なんとNHK政治部記者が政治家の使い走りのように、春記者に電話して火消し処理をしていたとの事。放送法で「公正中立」を義務付けられているはずのNHKが特定の政治家の火消し? NHKに抗議をしてキチンと説明しもらおうじゃないか。》
https://twitter.com/okakamura/status/1286070795429482500
静岡市長の田辺信宏NHK記者ならば手懐けられると思っていたのかもしれない。しかし、この記者は普通の記者であったようだ。朝日新聞デジタルは7月22日付で「静岡市長、NHK記者に会見で謝罪 面会時の発言めぐり」(中村純)を掲載している。
《このNHK記者は今月7日の会見で市長の発言を取り上げていた。面会時、市長は記者の取材姿勢を問題視したうえで「僕はNHK幹部と友だちだ。組織の中でやりたいことができなくなるリスクがあるよ」などと発言したと訴え、パワハラに当たるとも指摘した。
https://www.asahi.com/articles/ASN7Q2D14N7PUTPB007.html

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