◎朝日新聞デジタルは9月10日付で「バブル期は1940ページ 世界一分厚かった住宅情報誌」を掲載している。
《1976年1月、そんな女性の声が、ある情報誌の創刊号で紹介された。この雑誌こそ、日本リクルートセンター(現・リクルート)が発行し、後にマイホーム選びのバイブルとなる『住宅情報』だった。》
《創刊号は124ページ、紹介物件は129件。広告売上高は約500万円。》
《90年の新年合併号は1940ページになり、世界一厚い週刊誌として、ギネス世界記録に認定された。》
《『住宅情報』のブランドは2009年に「SUUMO」に統一。情報誌は今、新築マンションや注文住宅の情報を提供するが、ターゲットは中高所得層だ。賃貸を含む住宅の住み替えを検討する全ての人に向け、多様な物件情報を提供する役割はウェブサイトに移行している。》
https://digital.asahi.com/articles/ASN986TKMN98UZVL002.html
◎KADOKAWAのゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、任天堂が2017年3月3日に発売したゲーム機「Nintendo Switch」の国内推定累計販売台数を1507万3025台と発表した。ニンテンドースイッチ向けソフトでは、「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売)が562.8万本を売り上げ、累計販売本数トップとなっている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007455.000007006.html
資生堂のグローバルプレステージブランド「SHISEIDO」は、Nintendo Switch用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」を舞台に、世界中のファンとともに創り上げる参加型企画「みんなで撮影!スペシャルムービープロジェクト”Camellia”」を始動する。
https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/2967_h7n90_jp.pdf
◎電通は、テレビ視聴データやサイト来訪データなど、さまざまなマーケティングデータを活用したテレビスポット広告枠の購入手法「Effective Spot Planning」(エフェクティブ・スポットプランニング)を開発し、サービス提供を開始した。広告主のマーケティングターゲットを可視化し、ターゲットの視聴時間帯を特定。広告効果の獲得効率を事前に確認して広告枠の購入を行うことで、より効果的なテレビスポット枠の活用が可能となる。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020083-0910.pdf
◎電通、音楽座ミュージカル、日本マンパワーの三社は業務提携し、アンコンシャス・バイアスをテーマにした、舞台でのロールプレイによる体験型企業研修プログラム「アンバス・ダイアログ」を開発した。アンコンシャス・バイアスとは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」のことだそうだ。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020084-0911.pdf
◎博報堂は、M-Forceとマーケティング領域における協業を開始した。博報堂はこの協業により、同社クライアント企業のマーケティング活動支援において、M-Force独自のフレームワーク「9segs」を活用することが可能になる。
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2020/09/20200910.pdf
◎博報堂は、動画クラフト力とメディアプラニング力、PRナレッジを掛け合わせ、短尺デジタル動画制作に特化したエキスパートチーム「ULTRA SHORT」(ウルトラショート)の活動を開始した。
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2020/09/20200911.pdf
◎北海道新聞で北海道警裏金事件をスクープした際の取材班デスクであった高田昌幸は現在、東京都市大学メディア情報学部教授の任にあるが、「論座」に「官邸記者クラブで20年前に起きた『指南書事件』が問いかけるもの」を9月11日付で寄稿している。
《西日本新聞が報道すれば、筑紫氏はその日の夜の『ニュース23』で「指南書」を取り上げる手はずになっている。テレビ朝日の『ニュースステーション』も話に乗ってくれ、番組で報道することになった。準備は全て整った。
「でも、そう簡単じゃないですよね。社内でストップがかかった。『こんな内輪の話を新聞社が出すのはまかりならん』って。こっちも若いから大げんかですよ。『なんば言っとるですか』とバトルですわ」
東京駐在の若い記者たちと、福岡本社に陣取る幹部たち。1000キロも離れた社内論議は数日間続いた。そんな熱い風景はいま、どの新聞社からもほとんど消えてしまったが。
「結局、編集局幹部の判断で『コラムならいい』となった。自分らの官邸キャップも『どんな形でもいいから、この問題の第一報は西日本が書く。それが大事じゃないか』と言ってくれた。だから第一報は1面でもなんでもなく、小さなコラムでした」
6月2日朝刊に「直言 曲言」というコラムで指南書問題を書いた西日本新聞の記者らは、記事が掲載された夜、社宅がある千葉県松戸市の駅前で同僚らと酒をあおった。店のテレビに映っていたのは『ニュース23』で筑紫氏が受け持つコーナー「多事争論」。約束通り、そこで指南書は取り上げられた。『ニュースステーション』でも放送された。
それを知った西日本新聞の社長は翌日、もっとちゃんとした記事を出せと号令をかけ、お蔵入りになろうとしていた3本セットの記事は紙面を飾ったのである。》
https://webronza.asahi.com/national/articles/2020090900008.html?page=1
北海道警裏金事件の取材は高田デスクのもと、キャップ佐藤一、サブキャップ中原洋之輔、松本成一、林真樹、峯村秀樹、米林千晴、田中徹、青木美希、内山岳志、古田佳之、大出行秀という面々でなされた。現在は朝日新聞に籍を置く青木美希が引用ツイートを投稿している。
《警察の裏金問題を追い続けたのは北海道新聞だけでした。道新裏金問題取材班だった私は、全国紙とNHKのキャップ級に「どうしてやらないんですか」と聞きましたが「人手が足りない」と及び腰でした。
権力の監視が本来の仕事です。なぜ。
取材班デスク、高田さんの原稿です。》
https://twitter.com/aokiaoki1111/status/1304652283196497921
◎「TBSニュース」は9月11日付で「GoTo、10月東京追加は感染状況見極め判断」を発表している。
《「GoToトラベル」キャンペーンに来月1日から東京を追加することについて、政府の分科会の専門家からは慎重論が相次ぎ、政府は、今月下旬にかけての感染状況を見極めながら判断することになりました。
「10月1日からスタートすることを予定しつつ、今後、9月下旬にかけての感染状況をよく見極めながら、最終的に判断していきたい」(西村康稔 経済再生相)》
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4076129.html
元毎日新聞社会部記者・横山裕道がツイートしている。
《気骨示した分科会
コロナ感染で政府の言いなりになることが多かった分科会が今回違った。GoToトラベルへの東京追加に慎重論が相次ぎ、西村大臣も譲歩せざるを得なかった。分科会の尾身茂会長は「かなり強く政府には申し上げた」と言う。来月1日からの実施は見送るべきだろう。》
《12日の新聞朝刊を見て驚いた。朝日はGoToトラベルの対象に10月1日から東京を加えるとする政府の方針を「分科会はおおむね了承した」と伝え、毎日は東京を追加することを「政府は正式に決定」と書いた。分科会が珍しく「抵抗」し、西村大臣が譲歩したことはどこにも出てこない。こんな報道でいいのか。》
https://twitter.com/zxghiro/status/1304506630889906177
https://twitter.com/zxghiro/status/1304574765038931970
◎朝日新聞デジタルは9月11日付で「阪急電車への一礼、やめます 宝塚音楽学校が不文律廃止」(五十嵐聖士郎)を掲載している。
《先輩が利用する阪急電車への一礼、先輩の前での決まった表情、先輩への過度な提出物――。タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)が、生徒間に受け継がれてきた不文律をなくした。上級生が下級生を一対一で指導する「伝統」もあったが、下級生に負担が生じていたとして廃止に踏み切った。》
https://digital.asahi.com/articles/ASN9C62HGN7QPIHB00N.html
◎朝日新聞デジタルは9月13日付で「『スパイの妻』の黒沢清監督に監督賞 ベネチア映画祭」(小峰健二)を掲載している。
《第77回ベネチア国際映画祭は最終日の12日夜(日本時間13日未明)、イタリア・ベネチアのリド島で授賞式があり、コンペティション部門に参加した「スパイの妻」の黒沢清監督(65)が銀獅子賞(監督賞)に選ばれた。日本映画で同賞を受けるのは、2003年に「座頭市」で参加した北野武監督以来17年ぶり。》
https://digital.asahi.com/articles/ASN9D7DP4N9BUCVL01J.html?iref=pc_ss_date
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4)【人事】世界文化ホールディングス 2020年10月1日付
大塚 茂
新:特別顧門
旧:専務執行役員
世界文化ホールディングス(株式会社Begin)
大野 陽
新:Begin編集部部長兼時計Begin編集長
旧:スペシャル編集部長兼時計Begin編集長
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5)【深夜の誌人語録】
強くなくても耐えられれば良い。