【文徒】2020年(令和2)9月14日(第8巻170号・通巻1827号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】浅妻博之による堂々たる人種差別記事を載せる毎日新
2)【記事】つるの剛士ツイッターで差別「炎上」事件の顛末
3)【本日の一行情報】
4)【人事】世界化ホールディングス 2020年10月1日付
5)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】浅妻博之による堂々たる人種差別記事を載せる毎日新

毎日新聞は9月11日付で「大坂なおみの人種差別抗議に国内外で温度差 スポンサーの微妙な事情」(浅妻博之)を掲載している。
《「上まで勝ち上がっている時にやらなくてもね。できればテニスのプレーでもっと目立ってほしいんですけど……」。そう話すのは大坂を支援する日本企業の関係者だ。「黒人代表としてリーダーシップをとって、人間的にも素晴らしい行為だとは思うが、それで企業のブランド価値が上がるかといえば別問題。
特に影響があるわけではないが、手放しでは喜べない」と複雑な心境を打ち明けた。また別のスポンサー企業関係者からは「人種差別の問題と本業のテニスを一緒にするのは違うのでは」との声も聞こえてきた。》
https://mainichi.jp/articles/20200910/k00/00m/050/300000c
非営利の独立メディアOurPlanetTV代表・白石草が、この記事に反応している。
《人権意識の低い日本スポンサーとはどこなのか。》
https://twitter.com/hamemen/status/1304413590842089472
浅妻博之なる毎日新聞の東京本社運動部に所属する記者は、「大坂を支援する日本企業の関係者」と書いて、スポンサー企業を匿名にして報じているが、これはジャーナリズムのあり方として間違いなのではないだろうか。人権問題と企業のブランド価値を同列に扱うような暴論を匿名で発言すること自体が人種差別に加担しているのである。匿名にして記事を書いた浅妻博之も同罪である。こんなツイートも投稿されている。
《無料部分の前半しか読めていないのだけど、こういうセンシティブな問題について匿名の関係者の声を拾って記事をつくるのはどうなのか?それぞれのスポンサーに公式に取材すべきでは?》
https://twitter.com/yamashitayu/status/1304410955741233154
それにしても、こういう記事を書いていて浅妻博之なる記者は恥ずかしくはないのだろうか。毎日新聞は、この酷い記事を英でも公開してしまっている! 恥を輸出する神経が私には理解不能である。
https://mainichi.jp/english/articles/20200911/p2a/00m/0na/023000c
こんなツイートも投稿されている。
《毎日の朝妻記者には、「自分が書いた記事が原因で企業の国際的な信用が毀損される」ことの恐ろしさをぜひとも味わってもらいたいものである。 その責任を、いち運動部記者が負えるものなのかどうかも含めて真剣に自省する必要があると思う。》
https://twitter.com/Watchin_Big_Bro/status/1304962062087380993
「1989 If You Love Somebody Set Them free ベルリンの壁が崩壊してジプシーの歌が聴こえてきた」のカメラマン・石田昌隆も次のように指摘している。
《新聞なんだから、発言者の名前と所属と年齢を書くべき。これでは黙っていた方が良いとする記事になってしまう。匿名でネトウヨみたいなこと言ってるスポンサーは誰だよ。》
https://twitter.com/masataka_ishida/status/1304365795158286338
朝日新聞デジタルにしても、毎日新聞にしてもそうだが、全米オープンの記事は大坂なおみ以外の選手は国名を入れて紹介しているにもかかわらず、大坂だけには日清食品と記載されている。例えば毎日新聞は9月13日付の記事「大坂なおみが2年ぶり2回目のV 4大大会3勝目 全米テニス」を次のように書いている。ちなみに、この記事を書いているのも浅妻博之である。
《テニスの4大大会、全米オープンは12日(日本時間13日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝が行われ、第4シードで世界ランキング9位の大坂なおみ(22)=日清食品=が、全豪オープンで2度の優勝経験がある同27位のビクトリア・アザレンカ(31)=ベラルーシ=を1―6、6―3、6―3で降し、2年ぶり2回目の優勝を果たした。》
https://mainichi.jp/articles/20200913/k00/00m/050/022000c
朝日新聞デジタルの9月13日付「大坂なおみ全米オープン2度目の優勝 アザレンカ破る」にしても同じ書き方だ。
《テニスの4大大会、全米オープン第13日は12日(日本時間13日)、ニューヨークで女子シングルス決勝があり、世界ランキング9位で第4シードの大坂なおみ日清食品)が、4大大会2度優勝で同27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1―6、6―3、6―3で逆転勝ちし、初制覇した2018年以来2度目の優勝を果たした。》
https://digital.asahi.com/articles/ASN9D7GB7N9CUTQP027.html
ビクトリア・アザレンカはベラルーシで、大坂なおみ日清食品のである。日清食品は日本という国名を排除してまで企業名を入れさせるといった恥の欠片も持ち合わせていない「売国」パブリシティを仕掛けているのか。例えば、次のような記事を見てみよう。朝日新聞デジタルが9月9日付で掲載した「コロナ後で初、11月に世界戦 ボクシング、京口戦を大阪で」は、こう書いている。
《プロボクシングのワタナベジムは8日、11月3日にインテックス大阪(大阪市)で世界ボクシング協会WBAライトフライ級タイトルマッチを開催すると発表した。同ジム所属のスーパー王者京口紘人(26)が、同級11位タノンサック・シムシー(20=タイ)と対戦する。新型コロナウイルスの感染拡大後、国内では初の男子世界戦になる。》
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14615612.html
挑戦者には国名を入れているが、王者には人名のみである。これが普通なのではないか。いずれにしても、日清食品は「大坂を支援する日本企業」の代表格だ。朝妻が書いた「大坂を支援する日本企業の関係者」とは、日清食品なのだろうか。あるいは、ANAYONEX、WOWOWシチズン、日産、資生堂森永製菓といったところが「大坂を支援する日本企業」である。
http://tennisfan.xyz/naomiosaka-sponsor/
「ふたつの日本『移民国家』の建前と現実」の望月優大は、「大坂を支援する日本企業の関係者」の発言を問題にしている。
《「特に影響がない」のに「手放しでは喜べない」自分の問題に気づいてないのかな。
「黒人代表としてリーダーシップをとって、人間的にも素晴らしい行為だとは思うが、それで企業のブランド価値が上がるかといえば別問題。特に影響があるわけではないが、手放しでは喜べない」》
《あらゆる「スポンサー」は自分の利益だけを考えてもこういう意識のままだと損しかしないと早急に学び直したほうがいい。社会やその変化を知らずに「自分の感覚とズレてるからなんかやだ」に囚われてると多くのものを失いますよ。
「人種差別の問題と本業のテニスを一緒にするのは違うのでは」》
《広報やマーケの部門の中でこういう感覚や知識を浸透させたり、そうした変化を引っ張っていく人が必要だという認識が日本企業にはどれだけあるのかな。特に部門内でパワーを持ってる年長者ほど古い意識に囚われてるリスクが高いということを正しく認識できないと簡単に致命的な判断ミスに陥ると思う。》
https://twitter.com/hirokim21/status/1304446558763540481
https://twitter.com/hirokim21/status/1304450297880670208
https://twitter.com/hirokim21/status/1304452077779742720
慶應義塾大学先端生命科学研究所特任助教ジョゼフィーヌガリポンは望月に次のようにリプライしている。
《人種差別に反対のスタンスを協調として「ボイコット」という行為は、海外ではそれをしなかった場合は、「人種差別に反対をしていない」と解釈されてしまうことがありますが、日本ではそもそもボイコットという行為はあまり一般的ではないという感じでしょうか?》
https://twitter.com/jgalipon/status/1304448534574292998
大坂なおみは「TIME」で次のように語っている。
《I think athletes are scared of losing sponsors whenever they speak out. For me, that was really true, because most of my sponsors are Japanese. They probably have no idea what I’m talking about, and they might have been upset. But there comes a time where you feel like you gotta speak on what’s right and what’s important.》
https://time.com/5880993/naomi-osaka-mikey-williams-black-athletes/
大坂は分かっているのである。自分を支援する日本企業が大坂の主張を理解しないであろうことを! 小説家の平野啓一郎がツイートしている。
《日本のスポンサー企業関係者のコメントを読んで、気が滅入る。テニスだけやっとけ、と。なぜ彼女を人間として尊敬している人たちの方を見ないのか。》
https://twitter.com/hiranok/status/1304531885628952576
こんな投稿もあった。
大坂なおみが今どれだけ歴史的に偉大なことをしているのかが多くの日本人には全く理解できていない。しかも理解できていない人ほど普段日本人選手が勝つと持ち上げ、日本は凄いと言ってる人達なのだ。こんな歴史に残る凄い選手が出てきたのに。》
https://twitter.com/nasitaro/status/1304267109761941504
小説家の山川健一がリプライしている。
大坂なおみ選手はまだ22歳です。学生のように若い彼女が世界最高のステージで、「この試合に勝てば、差別の犠牲になった1人の名前を伝えることができる」と言う重荷を背負って戦っている。頭が下がります。素晴らしい。リスペクトしかありません。》
https://twitter.com/Yamakawakenichi/status/1304450734490939394
要するにニッポンはマーケティング後進国なのである。「ベストセラーで読み解く現代アメリカ」(亜紀書房)の渡辺由佳里はNIKEを見習えば良いとツイートしている。
《こういう時になおみさんをポジティブにPRすることができない日本企業が情けないです。マーケティングとPRを本当に理解していたらこんな発言は出てこないはず。NIKEを見習えばいいのに。》
アメリカでテニスをやっている子どもたちが大坂なおみさんを「かっこよいお手本」として尊敬していることを、日本人としてとっても誇りに思う。そういうところをPRするどころか、メディアにネガティブな陰口を言うスポンサー企業に、数え切れないほどの意味で呆れ果てている》
https://twitter.com/YukariWatanabe/status/1304553957096906752
https://twitter.com/YukariWatanabe/status/1304556205327736833
東京新聞労働組合のツイート。
《殺された黒人犠牲者の名前入りマスクで/差別に抗議する大坂なおみ選手の姿に
感銘を受ける。/ニュースで、彼女の姿を見たあとに/殺された朝鮮人犠牲者への追悼に背を向け/事実の否定、歴史の捏造を後押しする/日本の首都の知事を見たときの/腹立たしさ、恥ずかしさ。
《「アスリートである前に、1人の黒人女性です」。/多くの人が事実を知るきっかけになれば…と/マスクで差別に抗議する大坂なおみ選手。/自国の差別と虐殺の事実に目を閉ざす都知事のもとで/平和の祭典、オリンピック&パラリンピックなど/恥ずかしくて開催できるわけがありません。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1304418220837748737
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1304434105572974594
全国紙同様に東京新聞の記述もまた「ブレイディ(米国)」「大坂なおみ(日清食品)」であることにも腹立たしさと恥ずかしさを抱いてもらいたいものである。
BBC NEWS JAPAN」は、9月10日付で「大坂なおみ選手がマスクでアピールする、米黒人犠牲者たち」を発表している。
《3月13日、ケンタッキー州ルイスヴィルの医療技術者ブリオナ・テイラーさん(26)の自宅アパートに、警官隊が玄関ドアを叩き壊して突入。警官隊は混乱状況の中で発砲し、武器を持っていなかったテイラーさんが死亡した。》
《イライジャ・マクレインさん(23)は昨年8月24日、コロラド州デンヴァー郊外のオーロラで、警察に拘束された際に死亡した
武器を持たずに歩いていたマクレインさんは、警官3人に止まるよう言われた。手配中の「不審人物」に外見が似ていたとされる。》
ジョージア州ブルンズウィックのアフマド・アーベリーさん(25)は2月23日、ジョギング中に白人男性2人に射殺された。》
フロリダ州サンフォードで2012年にトレイヴォン・マーティンさん(17)が殺され、射殺した男性が無罪になったことが、「Black Lives Matter」抗議行動の誕生につながった。》
《今年、「Black Lives Matter」の抗議行動を再燃させたのが、ジョージ・フロイドさん(46)の死だった。》
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54097581
毎日新聞は9月11日付で「米国社会のリアル 大坂なおみ選手の『抗議』に日系社会が共鳴する理由」(樋口博子・ロス在住コラムニスト)を掲載している。
《私が暮らすロサンゼルス(カリフォルニア州)の日系人社会にもBLM運動は広がっています。一般的に高学歴・高収入で、社会的地位を築いているとされる日系人の間で、なぜなのでしょうか。
一言で「日系」といっても、戦前に移民してきたグループの子孫から、戦後移民、駐在員家族などさまざまです。この中で戦前移民の子孫は、BLM運動を「自分たちの運動」と位置付ける傾向があります。》
《7月、日本企業が多く集まるロサンゼルス郊外トーランスの公園で、アジア系へのヘイトクライムに対する平和的な抗議集会が開催され、100人を超える人々が偏見や差別のない社会を訴えました。》
《この集会には差別的な暴言被害にあった日本人親子も参加しました。被害にあったとき、車の中で弟と父親への暴言を聞いていた11歳の男の子が「僕は言葉を理解できたので、それから1週間、怖くて夜は眠れませんでした」と告白し、多くの地元住民を奮い立たせました。
ロサンゼルスで生きる日本人親子と、黒人と日本人にルーツを持ち、世界の舞台で活躍する大坂さん。それぞれが自身の経験を通じて考え、行動していく姿勢は、差別のない社会の構築に向けた「民主主義の実践」であり、声を上げることの大切さを教えてくれます。》
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20200909/biz/00m/020/018000c
朝日新聞ニューヨーク支局長・鵜飼哲のツイート。大坂なおみは、どこまでもクールだ。
《人種差別に抗議し、警官の過剰な暴力などで亡くなった黒人犠牲者の名前を書いたマスクを試合ごとに着用した大坂なおみ選手。インタビューで「どんなメッセージを送りたかったのか」と聞かれ、「あなたはどんなメッセージを受け取りましたか」と反問した上で、対話のきっかけを作りたかったと回答。》https://twitter.com/s_ukai/status/1304909919393665025
毎日新聞は9月13日付で「頂点に立った大坂なおみを突き動かした使命感 コートで訴え続けた人種差別撤廃」を掲載している。
全米オープンを勝ち進む中で、「入場時に被害者の名前入りのマスクを着けることが、私の力を引き出してくれる」と語った。その思いは黒人犠牲者の遺族にも届き、感謝のビデオメッセージを受け取ったという。
2年前の全米で4大大会初制覇を成し遂げた自分を「赤ちゃんのようだった」と評した大坂。確かに以前は精神的なもろさを抱え、プレーにムラがある印象だったが、今は違う。海外メディアからの質問に、こう答えた。「自分は(人種差別撤廃の)意識を広めるための器のような気がする。何をしても彼らの痛みを和らげることはできないけど、必要とされるのであれば力になりたい」。決して悲劇を繰り返さない。社会を変えたい。そう願う遺族の思いを体現した優勝だった。》
https://mainichi.jp/articles/20200913/k00/00m/050/016000c
おい、おい!この記事を書いているのも浅妻博之なのかよ!

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2)【記事】つるの剛士ツイッターで差別「炎上」事件の顛末

つるの剛士は自分のツイートが差別を助長する役割を担ってしまったことに気がついていないようだ。こうツイートしている。
《僕は生きていて、そもそも差別という概念はないですし、意識をすることもない。差別反対と言いながらこの単語を使うと自分のなかの大切な何かが分け隔てられてしまう怖さすらあります。ツイートすることすら憚れるような下劣な言葉がTLに散見されることはもっと怖いです。今すぐ削除してください。》
《僕は今後も差別なんてしませんので、どんな人であろうと悪いことには悪いとハッキリと言います。差別を助長しているのは紛れもなく犯人本人であり、被害者が泣き寝入りしてしまう世の中こそ差別だと思うからです。改めまして、今回僕のツイートで気分を害した方々、本当にごめんなさい。今度こそお終い》
https://twitter.com/takeshi_tsuruno/status/1304558038704033792
https://twitter.com/takeshi_tsuruno/status/1304558041300312064
津田大介つるの剛士を引用ツイートしながら自説を展開している
《「差別を助長しているのは紛れもなく犯人本人」というフレーズは、今の米国で問題とされている「黒人は白人より犯罪率が高いから白人警官は自分の命と街の治安を守るため厳しく取り締まっているのだ(だから怪しい動きをする黒人が警官に殺されるのもやむを得ない)」という“理屈”と非常に近いです。》
《問題はなぜ黒人が白人よりも高い犯罪率なのかというところにあります。それは奴隷制に由来する長い間米国社会に組み込まれた「構造」であってその構造に対して白人たちも「おかしい」と声を上げて始めているのです。黒人の犯罪率が高いからといってそれは無実の黒人が殺されていい理由にはなりません。》
《つるのさんに付けられたリプライを慎重に見ていけば誰もパクチー盗まれたこと、盗まれた被害を報告することを非難しているわけではないことがわかります。一つの被害実例を「近くの外国人労働者」という属性に結びつけて語ったことの悪影響が非難されているわけですね。》
《多くの人が実例上げていますが、関東大震災のときに日本は「朝鮮人」という「属性」に結びついた偏見を助長するデマを流して市井の日本人が朝鮮人を虐殺するという事案がありました。属性に結びつけて非難するような言説には慎重であるべき、という皆さんの指摘をぜひご理解いただきたく思います。》
《先ほど述べた、米国の構造的差別はNetflixの「13th」というドキュメンタリーで詳しく知ることができるので、こちらをぜひご覧ください。僕も知らないことだらけでとても勉強になりました。》
https://twitter.com/tsuda/status/1304665607254675457

https://twitter.com/tsuda/status/1304665615559307264
「僕は生きていて、そもそも差別という概念はないですし、意識をすることもない」と主張する、つるの剛士に対して、私も驚きを禁じ得ないが、武田砂鉄も驚いている。
《こんな認識なのか……でもこんな認識を無邪気に肯定し合うからこそ、差別が放置される。》
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1304686592162852870
タレントも、浅妻博之の件でわかるように、新聞記者も、こんな認識なのである。これはフードライター・白央篤司のツイートである
《「差別なんかしません・してません」という人はね、自分が差別をしてるかもしれない、気づかずに差別的な視点、感覚があるのかもしれないということに不注意である、ということなの。簡単にいうと鈍感なんだけど、そこ分かっててやってるのかもね。
https://twitter.com/hakuo416/status/1304891980254572544
ライターの西森路代の提案には一理ある。
《あと「差別がない」とか言ってる人は、もうとことんその辺の思ってることを全部ぶちまけることで、人々にそのおかしさを気づかせてくれるところまでいくといいんじゃないかな。》
https://twitter.com/mijiyooon/status/1304681705672851457
もっとも「戦う広告」(小学館)の若林宣はこう呟いている。
つるの剛士は、わかってやっているな。》
https://twitter.com/t_wak/status/1304647508476309512
これは有本香のツイート。
つるの剛士さん、つくづく頭の良い方だと思います。》
https://twitter.com/arimoto_kaori/status/1303911104268001282
「ブッチニュース」の連載「ロマン優光のさよなら、くまさん」は9月11日付で「つるの剛士炎上」を公開している。
《…こういうことって、差別等の社会的問題やリテラシーの問題について普段から考えている人ならわかりやすいけど、普段そういうものに興味がない人たちにとってはよくわかんないと思うんですよ。そういう点ではつるの氏みたいな感じが一般的なんですよ。
露骨に差別的な悪意を撒き散らしている奴を叩くのは派手だし楽だけど、そういう普通の人の無関心を変えていかなければならないわけで。SNS上で展開していくなら、わかりやすい丁寧で優しい感じで説明していかないと見向きもされないと思うんですよ。強い言葉を使って個人への糾弾みたいな形でやってしまうと、高圧的な態度と見られて広く反感を買う可能性の方が高いんです。実際、この騒動ってそういう風な感じになってますよね。》
https://bucchinews.com/subcul/6699.html
最後に町田彩夏のツイートを紹介しよう。
《「僕は差別なんてしません」と言い切れてしまう人間の薄っぺらさに気付ける人に私はなりたい。》
https://twitter.com/Ayaka_m_y/status/1304656893705478145
東スポWebは9月12日付で「父思いの新人・王貞治が大部屋のボスに毅然として申し出た心を打たれるセリフ」(越智正典)を掲載している。
《巨人はロードに出て、4月30日夜、5月1日からの中日戦の名古屋に入った。王はテレビ塔の近くの宿に着くと、大部屋を仕切っている「野次将軍」十時啓視(岩国高、30年入団)に「先輩、お話があります」。王は正座した。
「言ってみろ」
「打てないのは自分が悪いんです。ぶたれても蹴飛ばされても構いません。ですが『月給ドロボー』というのだけはやめて下さい。わたしの父は中国から日本に来て正直に働いて来ました。『ドロボー』といわれると父が悲しみます」
「王、オレたちが悪かった。オーイ、みんな、王がガンガン打てるように協力しようぜ」》
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/2161272/

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3)【本日の一行情報】

産経新聞くらいは「大坂なおみ(日本)」と書いていると思いきや、産経も「ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)」と書きながら「大坂なおみ日清食品)」と書いている。産経新聞の愛国もこんな程度なのである。
《テニスの四大大会、全米オープン第13日は12日、ニューヨークの ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス決勝で、世界9位の大坂なおみ日清食品)が、元世界女王で27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1―6、6―3、6―3で逆転で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。》
https://www.sankei.com/sports/news/200913/spo2009130007-n1.html

◎日刊スポーツは9月10日付で「NHK広島の差別的投稿、会長批判も削除されず」を掲載している。共同通信の配信記事だ。
NHK広島放送局が原爆被害を伝えるため始めたツイッターで「朝鮮人の奴(やつ)ら」などと投稿したことが在日コリアン差別をあおっていると批判を受けた問題で、NHK前田晃伸会長は10日の定例会見で「公共メディアとしてはあってはならないこと」と述べた。》
https://www.nikkansports.com/general/news/202009100001100.html
ただし、現在も更新はつづき、当該ツイートも削除されていない。影書房が次のようにツイートしている。
NHK広島は「投稿を削除する考えはない」と言い切ってるのか。信じがたい
で「問い合わせがあれば…説明を尽くす」と言いながら都合の悪い質問には答えない。
安倍政権と全く同じ。
こんな無責任・不公正が蔓延する社会に未来も希望もないだろ。》
https://twitter.com/kageshobo/status/1304311380586110976


米本浩二のツイート。
渡辺京二さんの講演やインタビューを集めた本がこの秋に出るらしい。『アルテリ』の二万字インタビューも入っている。》
https://twitter.com/yonepenpen/status/1304381365333323776
九州の弦書房から「幻のえにし 渡辺京二発言集」が刊行される。
https://genshobo.com/archives/9889
これも米本のツイート。
渡辺京二さんはお元気だし、90歳のメモリアルイヤーなので、トークショーかなにか「渡辺京二まつり」を企画したいのだが、コロナ禍のために、思うようにいかない。》
https://twitter.com/yonepenpen/status/1304393446552031233

◎映画監督・原一男のツイート。
《やっと今日、待望の初日です。「れいわ一揆」を一日2回、上映して頂いてます。4時間の作品ですのでトークが短くなるのはやむを得ません。製作ノートを買って頂いた人にサインしながら、今日で3回目観ました、と仰る。何人もの人たちがです。私は有り難くて、思わず涙が出そうになりました。》
https://twitter.com/kazu19451/status/1304343628983070721
朝日新聞デジタルは9月11日付で「『民主主義の再出発』あの高揚はいま ドキュメンタリー映画『れいわ一揆』、原一男監督」を掲載している。
《いま、この映画は観客にどう見られるのだろう。「内省的にならざるをえないでしょうね」と原監督は言う。「1年前の高揚が何だったのかを考え直す契機にしてほしい。『ゆきゆきて、神軍奥崎謙三は『すべては神の演出である』と言っていた。この時期の公開になったのも、神の演出なのかなと思っています」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14619270.html

◎花瑛塾広報局のツイート。
関東大震災では朝鮮出身者(中国人、社会主義者沖縄県民、非差別部落出身者なども)が多数虐殺されたが、戦前の右翼の一部は虐殺を逃れ助けを求めてきた朝鮮出身者を匿い守った。だが現代では愛国を名乗る人々が虐殺の史実を否定している。私たちは誰であろうと弱い立場の人を守る正統派でありたい。》
https://twitter.com/kaeizyuku_PR/status/1303960087396925440

◎ギタリスト・SUGIZOのツイート。
《19年目の9.11。あの日から来年で20年なんて本当に信じられない。。。全ての犠牲になった方々へ心から哀悼の意を表します。新型コロナの猛威、カルフォルニアの山火事、多くの災害、終わらない紛争、分断。世界は苦境の真っ只中だけど、いつか地球に真の平穏の日が訪れること願わずにいられません。SGZ》
https://twitter.com/SUGIZOofficial/status/1304327595639468032

◎東大卒の弁護士レスラー・竜剛馬のツイート。
《某結婚情報誌Zを女子レスラーが凶器に使った際には某R社から抗議があったのに対して模範六法を弁護士レスラーが凶器に使った際には三省堂さんから献本があったという件については語り継がなければ。
オトナとして正しいのはR社の方かもしれないけど(笑)
新明解国語辞典を出してる会社は一味違う!》
https://twitter.com/ryu_goma/status/1304057465105858561

毎日新聞は9月10日付で「『キンコン』梶原さんのツイッター不正アクセス容疑 16歳少年を書類送検」を掲載している。
書類送検容疑は2019年10月30日、自分のスマートフォンから梶原さんのツイッターアカウントに不正に接続したとしている。「梶原さんの大ファンなので、どんな人とやりとりしているか見たかった」と容疑を認めている。IDやパスワードについては、「知人に教わった」と説明しているという。》
https://mainichi.jp/articles/20200910/k00/00m/040/134000c

毎日新聞は9月10日付で「匿名の刃~SNS暴力考 俳優・土屋シオンさんが突き止めた誹謗中傷の意外な加害者 直接向き合い見つけたこと」(宇多川はるか)を掲載している。土屋シオンは悪質な書き込みや嫌がらせのような中傷リプライによって炎上したが、「スルーせず、向き合いたい」と約10人の身元を特定したところ、ほとんどが10代だったそうだ。
《ネット上と現実世界を切り分けてとらえている点も気になった。
「ネットの問題をリアルの世界に持ち込まないでください」「母親とか学校とかにツイート見られる方が地獄」。彼らは迷惑そうに反論した。土屋さんは「殴り合いのけんかをすれば、殴られた人の顔も見える。でも、ネット上では殴っている感覚がなかったのだと思います」と話す。
そんな学生に、土屋さんは言った。「自分の書き込みを好きな子に見せられる? 見せられないよね。見せられないのは、良くないことをしているってことだよね」。学生からは「そうですね」という言葉が返ってきた。》
https://mainichi.jp/articles/20200910/k00/00m/040/003000c
SNS暴力~なぜ人は匿名の刃をふるうのか」(毎日新聞出版が9月19日に発売される。毎日新聞統合デジタル取材センターデスクの鵜塚健が呟いている。
《「今思うと、変な正義感からでした」。女子プロレスラー、木村花さんを中傷した女性は取材にこう答えました。中傷被害者、加害者、関係識者…を毎日新聞統合取材センターの記者が徹底取材しました。手に取っていただくとともに、お知り合いに拡散していただければ。》
https://twitter.com/kkuzuka/status/1303996562599624704

◎「ダイヤモンドオンライン」は9月10日付でノンフィクションライター・窪田順生の「つるの剛士さんも炎上、なぜ野菜・家畜泥棒で『外国人』が疑われるのか」を発表している。
《もうお分かりだろう。確かに、農作物や家畜を盗む不届きな外国人も世の中には存在しているが、同じことをやっている日本人もかなりたくさん存在している。しかし、なぜか野菜・家畜泥棒と聞くと、「外国人が怪しいんじゃない?」と真っ先に疑われる。客観的なデータからではなく、あくまでイメージで「容疑者」にされてしまうのだ。
このあたりの不思議な現象は、「強盗」に置き換えるとわかりやすい。コンビニや住居に押し入るという「侵入強盗」は、「不良外国人が増えて治安が悪くなった」という主張の根拠となるエピソードとしてよく使われるが、実はデータを見ると、外国人による強盗は言うほど発生していない。》
https://diamond.jp/articles/-/248209

◎「ABEMA」の「みんなのアニメチャンネル」は「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の公開を記念して、シリーズ全27作品を無料配信している。
https://animeanime.jp/article/2020/09/09/56188.html

産経新聞は9月10日付で「ヒット作続々 〝本家〟に迫る「少年ジャンプ+」の成長力とは」(本間英士)を掲載している。
《続々と人気作が出る理由について、細野編集長はリリース時から「オリジナル漫画」を配信し続けてきたことを強調する。
「乱立する漫画アプリの中でも、オリジナル漫画が大事だとアプリ運営者も気づき始めています。そういう意味でも、(漫画アプリが登場した)初期からオリジナルにこだわってきた姿勢を評価いただいているのかもしれません。『ジャンプ+は面白い漫画が読める場所』という認識も読者の間で広がっているのではないか、と」
まもなくリリースから6周年。立ち上げ時から関わる細野編集長は「手応えを感じていますが、まだ足りない」と考える。年末に予定するリニューアルで、「ヒットの確率を上げられるように改修する予定」だという。》
https://www.sankei.com/premium/news/200910/prm2009100003-n1.html

新潟市は地方にいながら出版社の編集部にマンガ原稿を見てもらう機会として、首都圏の出版社と新潟会場をオンラインでつなぎ、添削会を開催する。
○第1弾:令和2年10月24日(土曜)参加編集部
一迅社
KADOKAWA あすか編集部
講談社 月刊少年マガジン編集部
小学館 Sho-Comi編集部
白泉社 メロディ編集部
フレックスコミックス COMICメテオ編集部
○第2弾:令和3年2月6日(土曜)参加編集部
秋田書店 月刊少年チャンピオン編集部
講談社 アフタヌーン編集部
講談社 デザート編集部
少年画報社 ヤングキング編集部
スクウェア・エニックス ビッグガンガン編集部
○第3弾:令和3年2月7日(日曜)参加編集部
KADOKAWA フラッパー編集部
講談社 なかよし編集部
集英社 ジャンプスクエア編集部
・シュークリーム FEEL YOUNG編集部
小学館 マンガワン編集部
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000021357.html

藝春秋スポーツ総合誌「Number」は、創刊40年で初めて将棋を特集した1010号「藤井聡太と将棋の天才」を3度目の増刷(計4刷、3万部)。これまでの2刷3万部(3日)、3刷5万部(4日)と合わせ、同号の発行部数は、合計23万部となった。発売前、同号の予定刷部数は、11万5000部だったが、発売前の反響を受け、急遽12万部発行とした。今回の増刷によって、当初予定の2倍の発行部数に到達したことになった。
同誌が23万部以上を発行するのは、サッカーW杯ドイツ大会直後に発売した660号「オシムの全貌」(2006年8月24日発売、25万部)以来、14年ぶり。660号の後に22万部を発行したのは、2009年にWBC連覇を達成した野球日本代表特集号、2010年のサッカーW杯プレビュー号、2011年のアジア杯を制したサッカー代表特集号、2014年のサッカーW杯プレビュー号などがあるが、今号はこれらを上回る発行部数となった。4刷は、2015年のラグビーW杯臨時増刊以来、史上2度目の試み。
編集長・宇賀康之がコメントを発表している。
《読まれたら刷り返す、倍増刷です。増刷決定後も続々と届く『将棋特集、どこも売り切れてて残念。早く読みたい』との声に少しでも応えるべく、さらなる増刷を決めました。読者の皆様には、感謝しかありません。今後もより一層喜んでいただける続編をつくって、恩返しをしたいと、編集部員一同、決意を新たにしております》
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000043732.html

博報堂・大広・読売広告社の8月度単体売上高。前年同月比で博報堂は-23.2%、大広は-23.1%、読売広告社は-39.4%。雑誌を見てみると、前年同月比で博報堂は-52.7%、大広は-73.1%、読売広告社は-21.7%。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/1881640/00.pdf
雑誌は広告媒体として新たな消費を創造する契機を提供できても、既存の消費を加速させたり、拡大させたりすることは不得手である。そうであればコロナ禍に刊行を休むという選択肢はビジネスとしては間違いではなかったのか。いずれにしても、雑誌社は女性ファッション誌の統廃合を進めなければ、女性誌は全滅してしまうのではないだろうか。女性ファッション誌が生き残るには媒体数が多すぎると私は認識している。

◎日本パッケージデザイン大賞は「サントリー緑茶 伊右衛門600ml ペット ラベルレス」に決まった。
https://www.jpda.or.jp/award/2661.html

博報堂DYホールディングスは、様々な領域で活躍する多ジャンルのアーティストが一同に集い、ここでしか聴けない音声を専用アプリからどこでも楽しむことができる、1アーティストごとに月額300円(税込)支払うことで、各アーティストからの音声を受け取ることができる音声配信アプリサービス「Artistspoken」(アーティストスポークン)を9月9日よりスタートした。サービス開始に際し、9月9日~10月11日の間、全参画アーティストの音声配信が無料で聴き放題となるキャンペーンを実施している。
https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/news/corporate/assets/uploads/200909_AS_1.pdf
https://artistspoken.com/lp/

◎光社とサンリオは、今年マイメロディが45周年、クロミが15周年を迎えたことを記念し、光社の女性ファッション誌「bis」(ビス)とのコラボ商品を10月7日(水)にライセンシー各社より発売する。商品は一部サンリオショップ、サンリオオンラインショップ、光社通販サイト「kokode.jpなどにて発売する。さらにThe Skips(ザ スキップス)とのコラボ商品をThe Skipsオンラインショップにて10月上旬に販売予定だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000536.000021468.html

主婦の友社は、9月9日に「2021年版 大人の動物占いPREMIUM」を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001369.000002372.html

集英社のデジタルコミック無料試し読みキャンペーン・秋のデジタル漫画祭「秋マン!!2020」が自社ストアや協力ストアでスタートした。今回のキャンペーンは、少年/青年/少女・女性作品の各ジャンルから、325作品・560巻以上の無料試し読みを、9月11日~11月12日まで週替わりで実施する。
https://www.oricon.co.jp/news/2171668/full/

小学館は、浮世絵の魅力を伝えるウイークリーブック「週刊 ニッポンの浮世絵100」を9月17日に創刊する。創刊号は、葛北斎や、東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」を特集する
https://mainichi.jp/articles/20200910/k00/00m/040/146000c

◎「NEWSポストセブン」は9月10日付で「NHK岩田記者ほか“安倍親衛隊”はセカンドキャリアも安泰か」を発表している。週刊ポスト」9月18・25日号に掲載された記事である。
《第2次安倍政権の“親衛隊”とされたメディア人が、NHK政治部記者兼解説委員を務める岩田明子氏、産経新聞論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比氏、テレビコメンテーターの田崎史郎氏の3人だ。》
https://www.news-postseven.com/archives/20200910_1593516.html?DETAIL

◎日刊スポーツは9月11日付で「嵐は無観客でもラスト紅白出場へ 企画などフル回転」を掲載している。
NHK前田晃伸会長(75)の定例会見が10日、東京・渋谷の同局で行われ、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」を無観客で開催すると発表した。放送時間は午後7時30分から午後11時45分まで。無観客での開催は、史上初めて。》
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202009100000659.html

日本経済新聞は9月10日付で「アマゾン、1400社に20億円返金 公取委行政処分見送り」を掲載している。
《アマゾンジャパン(東京・目黒)が通販サイトでの値引き分の一部を納入元の業者に求めるなどした問題で、公正取引委員会は10日、同社が申請した「確約手続き」に基づく改善計画を認めたと発表した。アマゾンジャパンは約1400社に計約20億円を返金し、公取委行政処分を見送る。》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63673890Q0A910C2I00000/

朝日新聞デジタルは9月10日付で「バブル期は1940ページ 世界一分厚かった住宅情報誌」を掲載している。
《1976年1月、そんな女性の声が、ある情報誌の創刊号で紹介された。この雑誌こそ、日本リクルートセンター(現・リクルート)が発行し、後にマイホーム選びのバイブルとなる『住宅情報』だった。》
《創刊号は124ページ、紹介物件は129件。広告売上高は約500万円。》
《90年の新年合併号は1940ページになり、世界一厚い週刊誌として、ギネス世界記録に認定された。》
《『住宅情報』のブランドは2009年に「SUUMO」に統一。情報誌は今、新築マンションや注住宅の情報を提供するが、ター